JP2007062409A - 自動車の車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイドシルの縦断面形状を小さくでき、かつ側面衝突時の衝突荷重を十分に吸収することができる自動車の車体構造を提供する。
【解決手段】 角形閉断面形状のサイドシル2の内部にレインフォースメント3が設けられ、サイドシル2は、その上部壁6Bにレインフォースメント3の上端部3Aが、下部壁7Bにレインフォースメント3の下端部3Bがそれぞれ固定されたトラス構造をなし、レインフォースメント3は、上端部3Aを車幅方向内側に、下端部3Bを車幅方向外側にそれぞれ向けて全体が傾斜して配置され、サイドシル2の車体外側の面6Aに平坦面の接合面を有するセンタピラー8が接合し、センタピラー8の平坦面と外側サイドシル上部壁6Bとに接合された補強部品12を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車の車体構造に係り、特に、車体フロアパネル両側端部に設けられたサイドシルと、このサイドシルに結合されたピラーとについての構造に関する。
一般に、車体フロアパネルの両側端部には、角形閉断面形状のサイドシルが設けられている。また、このようなサイドシルには、車両前後方向の略中央位置にセンタピラーが立設されている。
ところで、従来ではセンタピラーをトラス構造をなしたアルミ鋳造品で構成し、車両側面に大きな衝撃荷重が加わった際に、この衝撃荷重をセンタピラーのトラス構造で受け止めることにより、センタピラーが車室内へ大きく変形するのを防ぐようにしたピラー構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記特許文献1においては、サイドシルに補強が施されていないので、車両側面に大きな衝撃荷重が加わった際に、サイドシルが車室内へ大きく変形してしまう恐れがあった。
そこで、サイドシルの内部に斜めに板状リブを設け、車両側面に大きな衝撃荷重が加わった際でも、サイドシルが車室内へ大きく変形するのを防ぐようにしたサイドシル構造が提案されている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開平11−180338号公報 特開2005−14716号公報 実公平2−48301号公報
しかしながら、上記特許文献2や特許文献3では、サイドシルの縦断面形状(車幅方向における縦断面形状)が大きく、特に高さがあるので、車体フロアパネル上のカーペットとサイドシル上端との間に大きな段差が生じてしまい、乗降の際に人は脚を大きく上げ下げしなければならず、女性やお年寄りにとっては乗降が大変である。
また、特許文献2や特許文献3では、サイドシルの上部にピラーが設けられているだけで、側面衝突時の衝撃荷重を十分に吸収する点についてはまったく考慮されていない。
本発明の課題は、サイドシルの縦断面形状を小さくでき、かつ側面衝突時の衝突荷重を十分に吸収することができる自動車の車体構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、角形閉断面形状のサイドシルの内部に板状補強部材が設けられ、前記サイドシルは、その上部壁に前記板状補強部材の上端部が、下部壁に前記板状補強部材の下端部がそれぞれ固定されたトラス構造をなし、前記板状補強部材は、上端部を車幅方向内側に、下端部を車幅方向外側にそれぞれ向けて全体が傾斜して配置され、前記サイドシルの車体外側の面に平坦面の接合面を有するピラーが接合し、前記ピラーの平坦面と前記外側サイドシル上部壁とに接合された補強部品を設けたことを特徴としている。
上記構成によれば、サイドシルが、板状補強部材、サイドシルの上部壁及び下部壁を含めたトラス構造をなしているので、サイドシルの縦断面形状(車幅方向における縦断面形状)を小さくしても、衝撃荷重に対するサイドシルの変形を小さく抑えることが可能である。
また、ピラーの平坦面と外側サイドシル上部壁とに接合された補強部品が設けられているので、ピラーの強度を保持しつつ、側面衝突時の衝突荷重を十分に吸収することが可能となる。
本発明によれば、車両内側上部から外側下部に板状補強部材を設けたトラス構造とした場合に、サイドシルの縦断面形状を小さくでき、さらには側面衝突時の衝撃荷重を十分に吸収することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1〜図3は本発明の実施例1を示しており、図1はサイドシルとセンタピラーとの結合部分の縦断面図、図2は結合される前のサイドシルとセンタピラーを車体外側斜め上方から見た斜視図、図3は結合される前のサイドシルとセンタピラーを車体内側斜め上方から見た斜視図である。
図1〜図3に示すように、車体フロアパネル1の側端部には角形閉断面形状のサイドシル2が取り付けられている。サイドシル2の内部には、上部を車幅方向内側に、下部を車幅方向外側にそれぞれ向けて、全体が傾斜して配置された板状のレインフォースメント(板状補強部材)3が設けられている。
サイドシル2は、レインフォースメント3によって、外側サイドシル4と内側サイドシル5に分けられており、外側サイドシル4は外側サイドシル部材6とレインフォースメント3によって、また内側サイドシル5は内側サイドシル部材7とレインフォースメント3によってそれぞれ構成されている。ここでは、外側サイドシル4及び内側サイドシル5は共に略直角三角形に形成されている。
外側サイドシル4の一部を構成する外側サイドシル部材6は、上下方向に配置された側部壁6Aと、側部壁6Aの上部に繋がっていて車幅方向内側へ向けて略直角に折り曲げられた上部壁6Bとを有する。
内側サイドシル5の一部を構成する内側サイドシル部材7は、上下方向に配置された側部壁7Aと、側部壁7Aの下部に繋がっていて車幅方向外側へ向けて略直角に折り曲げられた下部壁7Bとを有する。
外側サイドシル部材6において、上部壁6Bの先端は上方に向けて略直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が上部フランジ6Cを形成している。また、側部壁6Aの下部は車幅方向内側に向けて斜め下方に一旦曲げられた後、その先端部分が下方に向けて折り曲げられて下部フランジ6Dを形成している。
内側サイドシル部材7において、側部壁7Aの上部は車幅方向外側に向けて斜め上方に一旦曲げられた後、その先端部分は上方に向けて折り曲げられて上部フランジ7Cを形成している。また、下部壁7Bの先端は下方に向けて略直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が下部フランジ7Dを形成している。
そして、レインフォースメント3は、その上端部3Aが外側サイドシル部材6の上部フランジ6Cと内側サイドシル部材7の上部フランジ7Cとによって挟持され、また、下端部3Bが外側サイドシル部材6の下部フランジ6Dと内側サイドシル部材7の下部フランジ7Dとによって挟持されている。これにより、レインフォースメント3はサイドシル2内部に固定されている。
車体フロアパネル1は、その側端部が斜め上方に折り曲げられた後、その先端部分が上方に向けて折り曲げられてフランジ1Aを形成している。このフランジ1Aは内側サイドシル部材7の側部壁7Aの外面に取り付けられている。これにより、車体フロアパネル1の側端部はサイドシル2に強固に固定されている。
サイドシル2には、外側サイドシル部材6にセンタピラー8が取り付けられている。センタピラー8は、横断面形状がハット型の外板(図2及び図3参照)9と、外板9のフランジ部9Aに密着し外板9に対向配置された内板10とを有している。内板10の外表面は平坦面に形成されている。
外板9下部の外壁は、下方へ行くにつれて車室側へ近づく円弧面に形成され、その円弧面の下部先端は下方に折り曲げられて接合フランジ9Bを形成している。この接合フランジ9Bはフランジ部9Aに繋がっている。
また、内板10の下部は上下方向の長さが外板9よりも短く、フランジ9Bの所まで達していない。つまり、内板10が外板9のフランジ部9Aに密着した状態では、内板10の下方に開口部11が形成されている。
外板9下部先端のフランジ9Bが外側サイドシル部材6の下部フランジ6Dに、内板10の下部が外側サイドシル部材6の側部壁6A外表面にそれぞれ接合されて、これにより、センタピラー8がサイドシル2に取り付けられている。このとき、内板10下方の開口部11は、外側サイドシル部材6の側部壁6Aの所に位置している。
サイドシル2の上方には補強部品12が設けられている。補強部品12は、車幅方向に沿って外側を上に内側を下にして全体が斜めに配置された背面板13と、背面板13の両側に設けられた略三角形状のリブ14,15とを有している。
背面板13の上部は上方に折り曲げられ、この折り曲げられた部分は接合フランジ13Aを形成している。また、背面板13の下部は下方に折り曲げられ、この折り曲げられた部分は接合フランジ13Bを形成している。リブ14の側部及び下部には接合フランジ14A,14Bがそれぞれ形成され、またリブ15の側部及び下部には接合フランジ15A,15Bがそれぞれ形成されている。
そして、背面板13の接合フランジ13Bが外側サイドシル部材6の上部フランジ6Cに、リブ14の接合フランジ14B及びリブ15の接合フランジ15Bが外側サイドシル部材6の上部壁6B上面にそれぞれ接合されている。これにより、補強部品12はサイドシル2上に固定されている。
また、補強部品12が固定されたサイドシル2にセンターピラー8を取り付けたとき、背面板13の接合フランジ13A、リブ14の接合フランジ14A及びリブ15の接合フランジ15Aが、センタピラー8の内板10にそれぞれ接合される。この場合、接合フランジ14A,15Aは、内板10のうち、裏面に外板9のフランジ部9Aが密着された箇所に接合されている。これによって、サイドシル2とセンタピラー8とを強固に結合することができる。
なお、本実施例では、図1に示すように、接合フランジ13Aが接合された付近におけるセンタピラー8の横断面長さ(車幅方向での横断面長さ)aは、サイドシル2の最小断面長さbよりも大きく設定されている。また、センタピラー8の外板9と補強部品12の背面板13との距離Lは、サイドシル2の最小断面長さbよりも小さくならないように設定されている。
図4は、フロントドアの下部付近における上記サイドシル2の配置構成を示した縦断面図である。
車体フロアパネル1には、上に凸状に形成されたクロスメンバ1Bが部分的に設けられている。このクロスメンバ1Bの上には平板(図示省略)が固定され、その平板の上にはカーペット16が敷かれている。また、外側サイドシル部材6の上部壁6B上にはサイドシルカバー部材17が設けられている。
サイドシル2の上方には、ドアインナパネル18及びドアアウタパネル19を有するフロントドア20が設けられている。なお、符号21,22は、フロントドア20を閉めたときにフロントドア20の内面周囲に当接するウエザーストリップである。
次に、本実施例の作用について説明する。
サイドシル2が、レインフォースメント3、外側サイドシル部材6及び内側サイドシル部材7からなるトラス構造をなしているので、サイドシル2の縦断面形状(車幅方向における縦断面形状)を小さくしても、サイドシル2の強度を高めることが可能となる。その結果、サイドシル2の衝撃荷重に対する変形量を極力小さく抑えることができる。
また、外側サイドシル部材6の側部壁6A外表面にセンタピラー8が接合されているので、サイドシル2をセンタピラー8の強固に結合することができる。
本実施例によるサイドシル2が従来のものに比べてどの位小さくなったかの比較を行った。その結果を図5に示す。図5において、実線は本実施例による構成を、二点鎖線は従来技術による構成をそれぞれ示している。
図5から分かるように、本実施例の構造においては、サイドシルカバー部材17の上面の位置を、従来のサイドシルカバー部材17’の上面よりも低くすることができ、また、サイドシル2側面のウエザーストリップ22の位置を、サイドシル2とセンターピラー8との結合剛性を保ちつつ、従来のサイドシルの外壁6’よりも車体側に寄せることができた。本実施例では、サイドシルの剛性を低下させることなく、サイドシルの縦断面(車幅方向における縦断面)の面積を、従来のサイドシルに比べて1/3に低減することができた。
このため、本実施例によれば、車体フロアパネル1上のカーペット16とサイドシルカバー部材17の上面との間に大きな段差が生じることはなく、乗降の際に人が脚を大きく上げ下げする必要もなくなって、女性やお年寄りにとっては乗降が大変楽になる。
また、車体外側への突出量も少なくなって、乗降時に人の脹脛がサイドシル外側にぶつかることもなく、ズボンやストッキングを汚してしまうといった事態も生じない。
また、本実施例では、センタピラー8の外板9下部先端のフランジ9Bを外側サイドシル部材6の下部フランジ6Dに接合させたので、車両側面に衝撃荷重が加わったとき、その衝撃荷重の一部をセンタピラー8からサイドシル2に効率良く伝達して、衝撃荷重の分散化を行い、センタピラー8やサイドシル2が局部的に大きく変形するのを回避することができる。
さらに、本実施例では、補強部品12の接合フランジ14A,15Aを、センタピラー8の内板10のうち、裏面に外板9のフランジ部9Aが密着された箇所に接合したので、接合箇所における剛性を高くすることができる。その結果、センタピラー8に加わった衝撃荷重の一部を補強部品12を介してサイドシル2に効率良く伝達して、衝撃荷重の分散化を行って、この場合も、センタピラー8やサイドシル2が局部的に大きく変形するのを回避している。
図6は本発明の実施例2を示しており、サイドシルとセンタピラーとの結合部分の断面図である。本実施例では、レインフォースメント30は、実施例1のレインフォースメント3に比べて傾きが逆になっており、上部を車幅方向外側に、下部を車幅方向内側にそれぞれ向けて、全体が傾斜して配置されている。
すなわち、本実施例においては、外側サイドシル40の一部を構成する外側サイドシル部材60は、上下方向に配置された側部壁60Aと、側部壁60Aの下部に繋がっていて車幅方向内側へ向けて略直角に折り曲げられた下部壁60Bとを有する。
内側サイドシル50の一部を構成する内側サイドシル部材70は、上下方向に配置された側部壁70Aと、側部壁70Aの上部に繋がっていて車幅方向外側へ向けて略直角に折り曲げられた上部壁70Bとを有する。
外側サイドシル部材60において、側部壁60Aの上部は車幅方向内側に向けて斜め上方に一旦曲げられた後、その先端部分が上方に向けて折り曲げられた上部フランジ60Cを形成している。また、下部壁60Bの先端は下方に向けて略直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が下部フランジ60Dを形成している。
内側サイドシル部材70において、上部壁70Bの先端は上方に向けて略直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が上部フランジ70Cを形成している。また、側部壁70Aの下部は車幅方向外側に向けて斜め下方に一旦曲げられた後、その先端部分が下方に向けて折り曲げられて下部フランジ70Dを形成している。
そして、レインフォースメント30は、その上端部30Aが外側サイドシル部材60の上部フランジ60Cと内側サイドシル部材70の上部フランジ70Cとによって挟持され、また、下端部30Bが外側サイドシル部材60の下部フランジ60Dと内側サイドシル部材70の下部フランジ70Dとによって挟持されている。これにより、レインフォースメント30はサイドシル2内部に固定されている。
本実施例では、車体フロアパネル1の側端のフランジ1Aが、内側サイドシル部材70の側部壁70Aの外面に固定され、また、センタピラー8の外板90下部先端の接合フランジ90Bが、外側サイドシル部材60の側部壁60A外表面に固定されている。
また、本実施例では、センタピラー8の内板10と内側サイドシル上部壁70Bとに接合された補強部品120が設けられている。補強部品120は背面板130を有し、この背面板130の上部にある接合フランジ130Aがセンタピラー8の内板10に、背面板130の下部にある接合フランジ130Bが内側サイドシル部材70の上部壁70Bにそれぞれ接合されている。また補強部品120には、図には示してないが、実施例1の補強部品12と同様、背面板130の両側にリブが設けられ、これらリブの下端部が内側サイドシル部材70の上部壁70Bにそれぞれ接合されている。
本実施例によれば、サイドシル2が、実施例1の場合と同様、トラス構造をなしているので、サイドシル2の縦断面形状(車幅方向における縦断面形状)を小さくしても、サイドシル2の強度を高めることが可能となる。その結果、サイドシル2の衝撃荷重に対する変形量を極力小さく抑えることができる。
また、外側サイドシル部材60の側部壁60A外表面にセンタピラー8が接合されているので、サイドシル2にセンタピラー8を強固に結合することができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
実施例1におけるサイドシルとセンタピラーとの結合部分の縦断面図である。 結合される前のサイドシルとセンタピラーを車体外側斜め上方から見た斜視図である。 結合される前のサイドシルとセンタピラーを車体内側斜め上方から見た斜視図である。 フロントドアの下部付近におけるサイドシルの配置構成を示した縦断面図である。 本発明と従来技術とを比較した結果を示す図である。 実施例2におけるサイドシルとセンタピラーとの結合部分の縦断面図である。
符号の説明
1 車体フロアパネル
2 サイドシル
3 レインフォースメント(板状補強部材)
3A 上端部
3B 下端部
6 外側サイドシル部材
6A 側部壁
6B 上部壁
7 内側サイドシル部材
7A 側部壁
7B 下部壁
8 センタピラー
9 外板
10 内板
11 開口部
12 補強部品
13 背面板
14,15 側板
30 レインフォースメント(板状補強部材)
60 外側サイドシル部材
60A 側部壁
60B 下部壁
70 内側サイドシル部材
70A 側部壁
70B 上部壁
120 補強部品

Claims (9)

  1. 角形閉断面形状のサイドシルの内部に板状補強部材が設けられ、
    前記サイドシルは、その上部壁に前記板状補強部材の上端部が、下部壁に前記板状補強部材の下端部がそれぞれ固定されたトラス構造をなし、
    前記板状補強部材は、上端部を車幅方向内側に、下端部を車幅方向外側にそれぞれ向けて全体が傾斜して配置され、
    前記サイドシルの車体外側の面に平坦面の接合面を有するピラーが接合し、
    前記ピラーの平坦面と前記外側サイドシル上部壁とに接合された補強部品を設けたことを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 前記サイドシルは、車幅方向外側の外側サイドシル部材と、車幅方向内側の内側サイドシル部材とを含み、前記板状補強部材の上端部は、前記外側サイドシル部材上端部の上部フランジと、前記内側サイドシル部材上端部の上部フランジとによって挟持され、前記板状補強部材の下端部は、前記外側サイドシル部材下端部の下部フランジと、前記内側サイドシル部材下端部の下部フランジとによって挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体構造。
  3. 前記外側サイドシル部材と前記板状補強部材で画成される部分、及び前記内側サイドシル部材と前記板状補強部材で画成される部分は共に略三角形をなしていることを特徴とする請求項2に記載の自動車の車体構造。
  4. 前記ピラーは、横断面ハット型の外板と、該外板のフランジ部に密着された平坦状の内板とを有し、前記外板下部の外壁は、下方へ行くにつれて車室側へ近づく円弧面に形成され、その円弧面の下部先端が前記外側サイドシル部材下端部の下部フランジに結合されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動車の車体構造。
  5. 前記補強部品は、前記ピラーの平坦面と前記外側サイドシル部材上端の上部フランジとに結合された傾斜面を有し、
    該傾斜面と前記ピラーの平坦面との結合点よりも上方位置では、前記ピラーの車幅方向における幅は、前記サイドシルの車幅方向における幅よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の自動車の車体構造。
  6. 前記補強部品の傾斜面と前記ピラーの円弧状面との最短距離は、前記サイドシルの車幅方向における幅よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の自動車の車体構造。
  7. 前記補強部品には前記傾斜面の両側に略三角形状のリブが設けられ、該リブは、前記ピラーの内板のうち、裏面に前記外板のフランジ部が密着された箇所に接合されていることを特徴とする請求項5に記載の自動車の車体構造。
  8. 角形閉断面形状のサイドシルの内部に板状補強部材が設けられ、
    前記サイドシルは、その上部壁に前記板状補強部材の上端部が、下部壁に前記板状補強部材の下端部がそれぞれ固定されたトラス構造をなし、
    前記板状補強部材は、上端部を車幅方向外側に、下端部を車幅方向内側にそれぞれ向けて全体が傾斜して配置され、
    前記サイドシルの車体外側の面に平坦面の接合面を有するピラーが接合し、
    前記ピラーの平坦面と前記外側サイドシル上部壁とに接合された補強部品を設けたことを特徴とする自動車の車体構造。
  9. 前記ピラーは、横断面ハット型の外板と、該外板のフランジ部に密着された平坦状の内板とを有し、前記外板下部の外壁は、下方へ行くにつれて車室側へ近づく円弧面に形成され、その円弧面の下部先端が前記外側サイドシル部材の側部壁に結合されていることを特徴とする請求項8に記載の自動車の車体構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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