JP6393980B2 - 車両下部構造 - Google Patents

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本発明は、車両の床面に形成されたフロアトンネルを備えた車両下部構造に関するものである。
車両下部構造は、例えばフロアパネルとダッシュパネルとを備える。フロアパネルは、車両の床面を形成しフロアトンネルを有する。フロアトンネルは、車両の床面の車両中央で車両前後方向に延び、車室内側に突出している。ダッシュパネルは、車室とエンジンルームとを仕切る縦壁を形成する。
車両では、衝突時に前方から荷重を受けると、エンジンルーム内に配置されたエンジンマウントなどの部品が車両後方に向かって移動する場合がある。このような場合、車両下部構造では、ダッシュパネルからなる縦壁に部品が衝突し、縦壁および床面が変形する可能性がある。このため、フロアパネルに形成されたフロアトンネルを補強した車両下部構造が求められている。
特許文献1には、一対の第1補強部材および一対の第2補強部材をフロアトンネルに配置した車両下部構造が記載されている。第1補強部材は、フロアトンネルの前側上部の内側に車両前後方向に沿ってそれぞれ配置されている。第2補強部材は、フロアトンネルの車幅方向の両側近傍に車両前後方向に沿ってそれぞれ配置されている。
特許文献1では、フロアトンネルの前部にかかる車両前後方向の荷重を、第1補強部材および第2補強部材とフロアトンネルの側壁とで受ける。このため、フロアトンネルが座屈変形する前に、フロアトンネルの側壁がせん断変形することで、車体の変形荷重を大幅に向上できるとしている。
特許文献2には、フロアトンネルの前部下面側に補強部材を配置した車両下部構造が記載されている。この補強部材は、前端部がダッシュパネルよりも車両前方に張り出していて、前端部の垂直面がエンジンルーム内のパワートレインに対向している。また、補強部材のうち、垂直面よりも車両後側に位置する後側部分は、フロアパネルとともに閉断面部を形成している。
特許文献2では、車両前突時、パワートレインが補強部材の前端部の垂直面に当接し、垂直面が車両後方に向けて押圧すると、補強部材の後側部分とフロアパネルとで形成された閉断面部が変形することで、衝突エネルギーを吸収できる、としている。
特開平8−119151号公報 特開平9−118265号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に記載の技術は、衝突時に、エンジンルーム内に配置された部品が車両後方に移動し、フロアトンネルに衝突することを前提としている。そのため、特許文献1および特許文献2では、フロアトンネルを補強部材で補強することで、変形荷重を向上させ、あるいは衝突エネルギーを吸収しているに過ぎない。
つまり、特許文献1および特許文献2には、車両衝突時に、エンジンルーム内に配置された部品が、フロアトンネルやダッシュパネルなどに衝突することを回避する点について何ら対策が講じられていない。
本発明は、このような課題に鑑み、衝突時にエンジンルーム内の部品がダッシュパネルなどに衝突することを回避し、仮に衝突した場合であってもパネルの変形を抑制できる車両下部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両下部構造の代表的な構成は、車両の床面を形成するフロアパネルと、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルとを備えた車両下部構造において、フロアパネルは、車幅方向に並んで配置されダッシュパネルに接続された平板状の一対のフロアパンと、フロアパン間の車両中央で車両前後方向に延び車室内側に突出しているフロアトンネルであって、ダッシュパネルで形成されるアーチ状の孔に接続されるフロアトンネルとを含み、ダッシュパネルには、フロアトンネルが接続されるアーチ状の孔の縁にて車両後方に突出している接続部が形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルには、車両後方に突出した接続部が形成されている。このため、車両衝突時に、エンジンルームに配置されるエンジンマウントなどの部品が車両後方に向かって移動した際、ダッシュパネルに衝突することを回避し易い。仮に部品がダッシュパネルに衝突した場合であっても、接続部は、アーチ状の孔の縁に沿って形成されフロアトンネルの上面および両側面と接続されるため剛性が高く、変形し難い。
上記の車両下部構造は、フロアトンネルの前端の上部に重なる第1リンフォースをさらに備え、第1リンフォースは、接続部の内側にて接続部に接続されているとよい。これにより、フロアトンネルの前端の上部が第1リンフォースで覆われ、さらに、接続部の内側に第1リンフォースが位置している。このため、接続部は、第1リンフォースにより剛性が高められている。よって、エンジンマウントなどの部品がダッシュパネルに衝突した場合であっても、接続部が変形し難くなる。
上記のフロアトンネルの前端には接続部に重なる第1フランジが形成されていて、上記の車両下部構造は、ダッシュパネルからフロアパンまでにわたってこれらの底面に配置されフロアトンネルの第1フランジおよび接続部と重なる第2リンフォースをさらに備え、第2リンフォースは、接続部の車幅方向外側でダッシュパネルからフロアパンまでにわたる車両下側に突出した凸部を有するとよい。
このように、第2リンフォースは、ダッシュパネルからフロアパンまでにわたって配置された状態で、フロアトンネルの第1フランジおよび接続部と重なり、さらにダッシュパネルからフロアパンまでにわたる凸部を有している。よって、ダッシュパネルからフロアパンにわたる範囲が第2リンフォースによって補強される。このため、衝撃荷重を受けた際、この範囲が変形し難くなる。
上記のフロアトンネルの側面下端にはフロアパンに重なる第2フランジが形成されていて、上記の車両下部構造は、フロアトンネルの両側面と、第2フランジと、フロアパンとを跨いで車両前後方向に延びる一対の第3リンフォースをさらに備えるとよい。これにより、車両前方からダッシュパネルを経て伝達された衝撃荷重が第3リンフォースの前端で分散されて、フロアパンが変形し難くなる。
上記の第2リンフォースと第3リンフォースとが車幅方向から見て重なるように配置されるとよい。これにより、フロアパンが変形し難くなる。
上記の接続部の車両後方への突出量が車両上方へゆくほど大きいとよい。これにより、エンジンルームのスペースをより大きくできる。よって、車両衝突時に、エンジンマウントなどが車両後方に向かって移動した際、接続部に衝突することを回避し易くできる。
本発明によれば、衝突時にエンジンルーム内の部品がダッシュパネルなどに衝突することを回避し、仮に衝突した場合であってもパネルの変形を抑制できる車両下部構造を提供することができる。
本実施形態における車両下部構造を示す図である。 図1の車両下部構造の一部を拡大して示す図である。 図2の車両下部構造のA−A断面図である。 図1の車両下部構造の底面の一部を示す図である。 図4の車両下部構造の斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態における車両下部構造を示す図である。なお各図に示す矢印X、Yは車両前側、車両右側をそれぞれ示している。車両下部構造100は、例えばフロアパネル102と、ダッシュパネル本体104と、フロアパネル102とダッシュパネル本体104とを繋ぐ一対のダッシュパネルロアエクステンション(以下、エクステンションパネル106、108)とを備える。ダッシュパネル本体104とエクステンションパネル106、108とを合わせてダッシュパネルと称する。
フロアパネル102は、車両の床面110を形成するパネルであって、図1に示すように一対のフロアパン112、114とフロアトンネル116とを含む。一対のフロアパン112、114は、車幅方向に並んで配置され、一対のエクステンションパネル106、108に接続された平板状の部材である。フロアトンネル116は、フロアパン112、114間の車両中央で車両前後方向に延びていて、車室118の内側に突出している。ダッシュパネル本体104は、車室118とエンジンルーム120とを仕切るパネルである。
一対のエクステンションパネル106、108は、車幅方向に並んで配置された屈曲したパネルであって、傾斜部分122、124と水平部分126、128とを含む。傾斜部分122、124は、一対のエクステンションパネル106、108の前端106a、108aを含み、前端106a、108aがダッシュパネル本体104に接合されていて、ダッシュパネル本体104とともに縦壁を形成する。水平部分126、128は、一対のエクステンションパネル106、108の後端106b、108bを含み、後端106b、108bが一対のフロアパン112、114に接合されていて、フロアパン112、114とともに床面110を形成する。
フロアトンネル116は、上面132と、上面132の車幅方向の両端から屈曲し床面110まで延びる側面134、136とを含む。フロアトンネル116の前端138の上部、すなわち上面132および側面134、136の一部には、メインフロアトンネルフロントリンフォース(第1リンフォース140)が重なっている。また、フロアトンネル116には、第1リンフォース140よりも車両後側で、フロアトンネル116の上面132および側面134、136の一部と重なるメインフロアトンネルリアリンフォース142が配置されている。
フロアトンネル116の前端138は、接続部144に接続されている。接続部144は、ダッシュパネル本体104とエクステンションパネル106、108の傾斜部分122、124とからなる縦壁に形成され、車両後方に突出している。第1リンフォース140は、フロアトンネル116の前端138の上部と重なって、接続部144に稜線146を形成する。この稜線146は、図示のように、接続部144よりも内側に位置している。
フロアトンネル116は、第1フランジ148と第2フランジ150a、150bとを有する。第1フランジ148は、フロアトンネル116の前端138から接続部144に重なるように張り出している。第2フランジ150a、150bは、側面134、136の下端からフロアパン112、114に重なるように張り出している。
車両下部構造100は、エクステンションパネル106およびフロアパン112の底面152に配置された、図中点線で示すダッシュパネルロアアウタエクステンション(第2リンフォース154)を備える。なお第2リンフォース154の前端は、ダッシュパネル本体104に重なっていてもよい。車両下部構造100はまた、一対のメインフロアトンネルロアリンフォース(第3リンフォース156、158)を備える。第2リンフォース154は、フロアトンネル116と、車両前後方向に延びているメインフロアフロントリンフォース160との間に位置している。
図2は、図1の車両下部構造100の一部を拡大して示す図である。図2では、図1の第1リンフォース140、メインフロアトンネルリアリンフォース142、第2リンフォース154および第3リンフォース156、158の図示を省略している。図3は、図2の車両下部構造100のA−A断面図である。
図3に示すように、ダッシュパネル本体104とエクステンションパネル106、108の傾斜部分122、124とからなる縦壁には、アーチ状の孔162が形成されている。接続部144は、このアーチ状の孔162の縁164にて車両後方に突出している。フロアトンネル116の前端138は、アーチ状の孔162の縁164に沿って形成された接続部144と第1フランジ148とが重なった状態で、接続部144に接続されている。図3中には、底面152に配置された第2リンフォース154および一対の第3リンフォース156、158の断面形状も示されている。
図3中にはエンジンマウント166が示されていて、これは、ダッシュパネル本体104とエクステンションパネル106、108の傾斜部分122、124とからなる縦壁よりも車両前側に位置し、エンジンルーム120内に配置されている。エンジンマウント166は、車幅方向に延びるサスペンションフレーム168に取付けられていて、図示のように、車両後方に突出した接続部144と車両前後方向から見て重なった位置にある。
接続部144は、図2に示すように、車両後方への突出量Bが車両上方へゆくほど大きくなっている。ここで、車両後方への突出量Bは増していけばよいのであって、接続部144の絶対的な位置が必ずしも車両後方にずれる必要はない。フロアトンネル116の側面134、136は、図2および図3に示すように、上部に位置する垂直面170a、170bと、下部に位置し車両下方へゆくほど車幅方向外側に広がる傾斜面172a、172bとを含み、剛性が高くなっている。
図4は、図1の車両下部構造100の底面152の一部を示す図である。図5は、図4の車両下部構造100の斜視図である。第2リンフォース154は、エクステンションパネル106からフロアパン112までにわたってこれらの底面152に配置されている。第2リンフォース154は、エクステンションパネル106に重なる基部174と、基部174から車両後側に延長されフロアパン112に配置された延長部176とを有する。
基部174は、車幅方向中央側に位置する端部178を有する。この端部178は、図示のように、フロアトンネル116の第1フランジ148および接続部144と重なっている。また、第2リンフォース154は、接続部144の車幅方向外側で基部174から延長部176までにわたる車両下側に突出した凸部180を有する。
一対の第3リンフォース156、158は、フロアトンネル116の側面134、136と、第2フランジ150a、150bと、フロアパン112、114とを跨いで第2フランジ150a、150bと閉断面形状を形成して、車両前後方向に延びている。第3リンフォース156、158の前端156a、158aは、図4に示すようにフロアパン112、114の前端112a、114a付近に位置している。
ここで、本実施形態の車両下部構造100が、車両の衝突に伴って車両前側から衝撃荷重を受けた際の挙動について説明する。まず、車両の衝突時には、エンジンルーム120に配置されるエンジンマウント166が車両後方に向かって移動する。エンジンマウント166の移動に伴い、エンジンマウント166は、ダッシュパネル本体104とエクステンションパネル106、108の傾斜部分122、124とからなる縦壁に接近する。
これに対して、上記の縦壁のうち、車両前後方向から見てエンジンマウント166と重なる位置には、車両後方に突出した接続部144が形成されている。このため、エンジンマウント166と接続部144との間には、十分なスペースが確保されている。よって、エンジンマウント166が車両後方に向かって移動しても、エンジンマウント166と接続部144との衝突が回避され易くなる。
仮にエンジンマウント166が接続部144に衝突した場合であっても、接続部144は、アーチ状の孔162の縁164に沿って形成され、さらにフロアトンネル116の前端138と接続されている。このため、接続部144は、剛性が高く、変形し難い。
第1リンフォース140は、フロアトンネル116の前端138の上部を覆っていて、さらに接続部144の内側に位置している。このため、接続部144は、第1リンフォース140により剛性が高められていて、エンジンマウント166が衝突しても変形し難くなる。
第2リンフォース154は、エクステンションパネル106からフロアパン112までにわたって配置された状態で、フロアトンネル116の第1フランジ148および接続部144と重なっている。第2リンフォース154は、エクステンションパネル106からフロアパン112までにわたる凸部180を有している。よって、エクステンションパネル106からフロアパン112にわたって第2リンフォース154と重なる範囲が第2リンフォース154によって補強される。このため、衝撃荷重を受けた際、この範囲が変形し難くなる。
ここで第2リンフォース154を配置しない場合を検討する。かかる場合には、衝突時、フロアパン112が図2に示すラインCに沿って変形する。その結果、例えばフロアパン112とエクステンションパネル106とのスポット溶接や、エクステンションパネル106とダッシュパネル本体104とのスポット溶接が破断して、変形量を抑えられず衝突性能を満たすことができない。
そこで、本実施形態では、第2リンフォース154を配置し、さらに第2リンフォース154と第3リンフォース156とを区間Dで車幅方向から見て重なるように配置している。
第3リンフォース156、158は、フロアトンネル116の側面134、136、第2フランジ150a、150bおよびフロアパン112、114を跨いでいて、さらに前端156a、158aがフロアパン112、114の前端112a、114a付近に位置している。よって、車両前方からダッシュパネル本体104、エクステンションパネル106、108を経て伝達された衝撃荷重が第3リンフォース156、158の前端156a、158aで分散されて、フロアパン112、114が変形し難くなる。
また、接続部144の車両後方への突出量Bが車両上方へゆくほど大きいため、エンジンルーム120のスペースをより大きくできる。よって、衝突時に、エンジンマウント166が車両後方に向かって移動した際、接続部144に衝突することを回避し易くできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の床面に形成されたフロアトンネルを備えた車両下部構造に利用することができる。
100…車両下部構造、102…フロアパネル、104…ダッシュパネル本体、106、108…エクステンションパネル、110…床面、112、114…フロアパン、116…フロアトンネル、118…車室、120…エンジンルーム、122、124…傾斜部分、126、128…水平部分、132…上面、134、136…側面、138…前端、140…第1リンフォース、144…接続部、148…第1フランジ、150a、150b…第2フランジ、152…底面、154…第2リンフォース、156、158…第3リンフォース、162…孔、164…縁、166…エンジンマウント、170a、170b…垂直面、172a、172b…傾斜面、174…基部、176…延長部、178…端部、180…凸部

Claims (6)

  1. 車両の床面を形成するフロアパネルと、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルとを備えた車両下部構造において、
    前記フロアパネルは、
    車幅方向に並んで配置され前記ダッシュパネルに接続された平板状の一対のフロアパンと、
    前記フロアパン間の車両中央で車両前後方向に延び車室内側に突出しているフロアトンネルとを含み、
    前記ダッシュパネルは、
    車両後方に向かうにしたがって下方に傾斜し前記フロアパネルに達する傾斜面と、
    前記傾斜面から車両後方に膨出している接続部
    前記接続部の天面に形成されているアーチ状の孔とを含み、
    前記フロアトンネルは、前記アーチ状の孔の縁に沿って前記天面に接続され、
    前記接続部は、車幅方向から見て車両下方にゆくほど先細る帯状になっていることを特徴とする車両下部構造。
  2. 前記フロアトンネルの前端には、前記接続部に重なる第1フランジが形成されていて、
    当該車両下部構造は、前記フロアトンネルの前端の上部に上側から重なる第1リンフォースをさらに備え、
    第1フランジおよび第1リンフォースは、前記接続部の内側にて該接続部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 当該車両下部構造は、前記ダッシュパネルから前記フロアパンまでにわたってこれらの底面に配置され前記フロアトンネルの第1フランジおよび前記接続部と重なる第2リンフォースをさらに備え、
    第2リンフォースは、前記接続部の車幅方向外側で前記ダッシュパネルから前記フロアパンまでにわたる車両下側に突出した凸部を有することを特徴とする請求項2に記載の車両下部構造。
  4. 前記フロアトンネルの側面下端には前記フロアパンに重なる第2フランジが形成されていて、
    当該車両下部構造は、前記フロアトンネルの両側面と、第2フランジと、前記フロアパンとを跨いで車両前後方向に延びる一対の第3リンフォースをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の車両下部構造。
  5. 第2リンフォースと第3リンフォースとが車幅方向から見て重なるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両下部構造。
  6. 前記接続部の車両後方への膨出量が車両上方へゆくほど大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両下部構造。
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