JP2007060021A - 画像形成装置及び画像編集処理プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 送信目的に応じてスキャン画像データの部分的な削除又は解像度調整を行う。
【解決手段】 この画像形成装置１は、スキャン画像データを編集処理する処理部３と、処理部３からの出力データを画像に変換して表示する表示部４と、ユーザの入力操作により、処理部３に対して所定の処理を指示する入力操作部５と、処理部３による編集画像データを送信データとして送信する送信部６とを有し、処理部３は、スキャン画像データを表示部４に出力する出力手段１４と、表示部４のスキャン画像をテキストデータとイメージデータとに分割する分割手段１５と、入力操作部５からの指示により、テキストデータ及びイメージデータのいずれかを選択して、選択画像データを表示部に出力する選択手段１６と、選択画像データに対して、入力操作部５からの指示により、削除処理及び解像度変更処理を行う削減手段１７とを備えた構成としてある。
【選択図】 図１

Description

本発明は、スキャナ部によって読み取られた画像データを編集して、例えば、ファクシミリ等により送信する画像形成装置及び画像編集処理プログラムに関する。

従来、通信機能を有する画像形成装置では、スキャナ部によって読み取られた画像データをそのまま送信データとしてファクシミリ等により送信している。しかし、送信データにテキストデータとイメージデータとが混在していると、テキストデータのみを送信すれば要件が足りる場合においても、比較的データ容量の大きいイメージデータも一緒に送信されてしまうため、送信コストが高くついてしまう。

一方、スキャナ部によって読み取られた画像データをテキストデータとイメージデータとに分割する技術が開示されている（例えば、特許文献１〜特許文献３参照。）。従って、テキストデータのみを送信したい場合は、分割されたイメージデータを削除して送信することにより、送信コストを削減することが可能となる。
特開平８−２５１３８９号公報 特開平１１−３０６１０５号公報 特開２０００−１１３０９８号公報

ところで、スキャナ部によって読み取られた画像データのうちで、特にイメージデータについては、解像度を多少低くして送信しても、送信先で画像の大略が把握できれば足りる場合がある。このような場合は、テキストデータとイメージデータとを一緒に送信しても、イメージデータのデータ容量が小さいため、比較的送信コストを低く抑えることができる。

しかしながら、上記従来の技術においては、いずれの場合も、スキャナ部で読み取られた画像データの解像度が高いか低いかにかかわらず、そのまま送信されてしまうことになるため、画像データの解像度が高い場合には、送信コストが高騰するという問題がある。

本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、送信目的に応じてスキャナ部によって読み取られた画像データの部分的な削除又は解像度の調整を行うことができ、これにより、送信データひいては送信コストを削減することができる画像形成装置及び画像編集処理プログラムを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、請求項１に係る発明は、通信機能を有する画像形成装置であって、原稿を光学的に読み取る原稿読み取り機能を有するスキャナ部と、該スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを編集処理する画像編集処理部と、該画像編集処理部から出力されたデータを画像に変換して表示する表示部と、ユーザの入力操作により、前記画像編集処理部に対して所定の処理を指示する入力操作部と、前記画像編集処理部によって編集処理された画像データを送信データとして送信する送信部とを有し、前記画像編集処理部は、前記スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを前記表示部に出力するスキャン画像出力手段と、前記表示部に表示されたスキャン画像をテキストデータとイメージデータとに分割処理するデータ分割手段と、前記入力操作部からの指示により、前記テキストデータ及び前記イメージデータのいずれかを選択して、選択した画像データを前記表示部に出力する画像選択手段と、該画像選択手段によって選択された画像データに対して、前記入力操作部からの指示により、削除処理及び解像度変更処理のいずれかの処理を行う画像データ削減手段とを備えた構成としてある。

上記構成によれば、ユーザによる入力操作部の操作により、表示部に表示されたスキャン画像の中から削除或いは解像度変更を行いたいテキストやイメージを選択して、選択されたデータの削除処理或いは解像度変更処理を行うことができる。
これにより、送信目的に応じてスキャナ部によって読み取られた画像データの部分的な削除又は解像度を調整して送信データを作成することができ、送信データひいては送信コストを削減することができる。

請求項２に係る発明は、請求項１において、前記画像編集処理部は、前記スキャン画像のデータ容量、前記画像データ削減手段によるデータ削減処理後の画像の全データ容量、及び前記画像データ削減手段の処理による画像データの削減率を算出して、少なくとも前記削減率を前記表示部に出力するデータ削減率演算手段を備えた構成としてある。
上記構成によれば、スキャン画像データ容量に対して送信データ容量がどのくらい削減されたのかを目視にて容易に確認することができる。

請求項３に係る発明は、請求項１又は２において、前記画像編集処理部は、前記画像データ削減手段によって処理された後の全画像データを送信プレビューデータとして前記表示部に出力する送信プレビューデータ出力手段を備えた構成としてある。
上記構成によれば、送信プレビュー画像を目視にて確認してから送信データを送信することができる。

請求項４に係る発明は、請求項１〜３のいずれか一項において、前記入力操作部をタッチパネル式として、前記表示部に一体に配置した構成としてある。
上記構成によれば、表示部の画像を見ながら入力操作部をタッチして画像編集処理部に対して所定の処理を指示することができるので、ユーザによる入力操作を簡単にすることができる。

請求項５に係る発明は、スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データの編集処理を通信機能を有する画像形成装置に実行させる画像編集処理プログラムであって、前記スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを表示部に出力するスキャン画像出力処理と、前記表示部に表示されたスキャン画像をテキストデータとイメージデータとに分割処理するデータ分割処理と、ユーザによって入力操作される入力操作部からの指示により、前記テキストデータ及び前記イメージデータのいずれかを選択して、選択した画像データを前記表示部に出力する画像選択処理と、該画像選択処理によって選択された画像データに対して、前記入力操作部からの指示により、削除処理及び解像度変更処理のいずれかの処理を行う画像データ削減処理とを前記画像形成装置に実行させる構成としてある。

本発明によれば、送信目的に応じてスキャナ部によって読み取られた画像データの部分的な削除又は解像度を調整して送信データを作成することができるので、送信データひいては送信コストを削減することができるという効果が得られる。

以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態の一例である画像形成装置を説明するためのブロック図、図２は画像編集処理部の構成を示すブロック図、図３は表示部及び入力操作部を示す図、図４は画像編集処理部の動作の一例を説明するためのフローチャート図である。

本発明の実施の形態の一例である画像形成装置１は、図１に示すように、原稿を光学的に読み取る原稿読み取り機能を有するスキャナ部２と、該スキャナ部２によって読み取られたスキャン画像データを編集処理する画像編集処理部３と、該画像編集処理部３から出力されたデータを画像に変換して表示する表示部４と、ユーザの入力操作により、画像編集処理部３に対して所定の処理を指示する入力操作部５と、画像編集処理部３によって編集処理された画像データを送信データとして送信するファクシミリ送信部６とを備えている。

まず、説明の便宜上、表示部４及び入力操作部５から説明すると、表示部４は、液晶表示パネル等により形成されており、該表示部４の表示領域には、図３に示すように、スキャン画像表示部７、送信プレビュー画像表示部８、オブジェクト編集用表示部９及び送信データ削減率表示部１０が配置されている。

入力操作部５は、タッチパネル式とされて、表示部４のオブジェクト編集用表示部９の周囲に一体に配置されており、削除ボタン１１、解像度変更ボタン１２及び画像選択ボタン１３を備えている。これらのボタンをユーザが押圧（入力）操作することにより、画像編集処理部３に対して削除処理、解像度変更処理及び画像選択処理を指示するようになっている。

次に、画像編集処理部３について説明すると、画像編集処理部３は、図２に示すように、スキャン画像出力手段１４、データ分割手段１５、画像選択手段１６、画像データ削減手段１７、データ削減率演算手段１８、送信プレビューデータ出力手段１９及び編集画像データ出力手段２３を備えている。これらの手段の各処理は、画像形成装置１の記憶手段（ＲＯＭやハードディスク等）に記憶された画像編集処理プログラムがＲＡＭにロードされて、ＣＰＵにより実行される。

スキャン画像出力手段１４は、スキャナ部２によって読み取られたスキャン画像データを表示部４の画像制御部に出力して、スキャン画像を表示部４のスキャン画像表示部７（図３参照）に表示させる。
データ分割手段１５は、スキャン画像表示部７に表示されたスキャン画像を、例えばＯＣＲ分析等によりテキストデータ（画像）２０とイメージデータ（画像）２１，２２（図３参照）とに分割処理する。

画像選択手段１６は、ユーザが入力操作部５の画像選択ボタン１３を押圧して該入力操作部５から画像の選択指示が出力されると、画像選択ボタン１３を押圧するごとに、テキストデータ２０及びイメージデータ２１，２２を順番に選択して、選択した画像データを表示部４の画像制御部に出力する。これにより、選択画像が表示部４のオブジェクト編集用表示部９に表示される。なお、この実施の形態では、データ分割手段１５によって、スキャン画像表示部７に表示されたスキャン画像をテキストデータ２０とイメージデータ２１，２２とに分割した際に、データ分割手段１５がイメージデータ２２を表示部４の画像制御部に出力して、イメージ画像２２をオブジェクト編集用表示部９に表示するようにしている。従って、この状態で、ユーザが入力操作部５の画像選択ボタン１３を押圧するごとに、オブジェクト編集用表示部９の表示画像が、例えば、イメージ画像２１、テキスト画像２０の順に切り替わって表示される。

画像データ削除手段１７は、ユーザが入力操作部５の削除ボタン１１を押圧して該入力操作部５から画像の削除指示が出力されると、オブジェクト編集用表示部９に表示された
画像のデータ削除処理を実行する。また、ユーザが入力操作部５の解像度変更ボタン１２を押圧して該入力操作部５から画像の解像度変更指示が出力されると、オブジェクト編集用表示部９に表示された画像の解像度を変更するように該画像のデータ処理を実行する。

データ削減率演算手段１８は、スキャナ部２によって読み取られたスキャン画像のデータ容量、画像データ削減手段１７によるデータ削減処理後の画像の全データ容量（送信データ容量）、及びスキャン画像データに対する画像データ削減手段１７の処理による画像データの削減率を算出して、該算出結果を表示部４の画像制御部に出力する。これにより、表示部４の送信データ削減率表示部１０に、図３に示すように、スキャン画像のデータ容量、送信データの容量及び削減率（％）が表示される。

送信プレビューデータ出力手段１９は、画像データ削減手段１７によってデータが削減された後の全画像データを送信プレビューデータとして表示部４の画像制御部に出力し、これにより、表示部４の送信プレビュー画像表示部８に送信プレビュー画像が表示される。
そして、ユーザは、送信プレビュー画像を見て、送信画像を確認すると、ファクシミリ送信ボタン（図示せず）を押圧し、これにより、編集画像データ出力手段２３から編集画像データがファクシミリ送信部６に出力され、送信データが送信先に送信される。

次に、図４を参照して、上記のように構成された画像編集処理部６の動作の一例を説明する。ここで、ステップＳ１及びステップＳ２はスキャン画像出力手段１４、ステップＳ３及びステップＳ４はデータ分割手段１５、ステップＳ５，ステップＳ６，ステップＳ１３は画像選択手段１６、ステップＳ７〜ステップＳ１０は画像データ削減手段１７、ステップＳ１１は送信プレビューデータ出力手段１９、ステップＳ１２はデータ削減率演算手段１９、ステップＳ１４及びステップＳ１５は編集画像データ出力手段２３にそれぞれ対応する。

まず、ステップＳ１では、スキャン画像データが入力されると、ステップＳ２に移行して、スキャン画像データを表示部４の画像制御部に出力して、スキャン画像を表示部４のスキャン画像表示部７（図３参照）に表示する。
次に、ステップＳ３では、スキャン画像表示部７に表示されたスキャン画像を、例えばＯＣＲ分析等によりテキストデータ２０とイメージデータ２１，２２（図３参照）とに分割処理し、ステップＳ４でイメージデータ２２を表示部４の画像制御部に出力して、イメージ画像２２をオブジェクト編集用表示部９に表示する。

次に、ステップＳ５で、入力操作部５から画像の選択指示が出力されずに、ステップＳ７又はステップＳ９で、入力操作部５から表示部４のスキャン画像表示部７に表示されたイメージ画像２２の削除指示又は解像度変更指示があると、ステップＳ８でイメージデータ２２の削除処理又はステップＳ１０でイメージデータ２２の解像度変更処理を実行してステップＳ１１に移行する。
一方、ステップＳ５で、入力操作部５から画像の選択指示が出力されると、ステップＳ６に移行して、例えば、イメージデータ２１を選択して表示部４の画像制御部に出力する。これにより、イメージ画像２１を表示部４のオブジェクト編集用表示部９に表示し、上記同様に、ステップＳ７，Ｓ８又はステップＳ９，Ｓ１０の処理を実行して、ステップＳ１１に移行する。

ステップＳ１１では、全画像データを送信プレビューデータとして表示部４の画像制御部に出力し、表示部４の送信プレビュー画像表示部８に送信プレビュー画像を表示する。
ステップＳ１２では、スキャン画像のデータ容量、ステップＳ７，Ｓ８又はステップＳ９，Ｓ１０によるデータ削減処理後の画像の全データ容量（送信データ容量）、及びスキャン画像データに対するデータ削減率を算出して、該算出結果を表示部４の画像制御部に出力し、表示部４の送信データ削減率表示部１０に、スキャン画像のデータ容量、送信データの容量及び削減率（％）を表示する。

次に、ステップＳ１３で、入力操作部５から画像の選択指示が出力されると、ステップＳ６〜ステップＳ１２の処理を繰り返す。また、ステップＳ１３で、入力操作部５から画像の選択指示が出力されずに、ステップＳ１４で、ユーザのファクシミリ送信ボタン（図示せず）の押圧による送信指示が出されると、ステップＳ１５で、編集画像データをファクシミリ送信部６に出力する。これにより、ファクシミリ送信部６から送信データが送信先に送信される。

上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、ユーザによる入力操作部５の操作により、表示部４に表示されたスキャン画像の中から削除或いは解像度変更を行いたいテキスト画像２０やイメージ画像２１，２２を選択して、選択された画像のデータ削除処理或いは解像度変更処理を行うことができる。
これにより、送信目的に応じてスキャナ部２によって読み取られた画像データの部分的な削除又は解像度を調整して送信データを作成することができ、送信データひいては送信コストを削減することができる。
また、表示部４の送信データ削減率表示部１０にスキャン画像データに対するデータ削減率を表示するようにしているので、スキャン画像データ容量に対して送信データ容量がどのくらい削減されたのかを目視にて容易に確認することができる。

更に、表示部４の送信プレビュー画像表示部８に送信プレビュー画像を表示するようにしているので、送信プレビュー画像を目視にて確認してから送信データを送信することができる。
更に、入力操作部５の削除ボタン１１、解像度変更ボタン１２及び画像選択ボタン１３にタッチパネル式を採用して、表示部４のオブジェクト編集用表示部９の周囲に一体に配置しているので、ユーザはオブジェクト編集用表示部９の画像を見ながら各ボタンにタッチして画像編集処理部３に対して所定の処理を指示することができ、これにより、ユーザによる入力操作を簡単にすることができる。

次に、画像編集処理プログラムについて説明する。
上記の実施形態におけるコンピュータ（画像形成装置など）の画像編集処理機能は、記憶手段（例えば、ＲＯＭやＨＤＤなど）に記憶された画像編集処理プログラムにより実現される。
画像編集処理プログラムは、コンピュータの制御手段（ＣＰＵなど）に読み込まれることにより、コンピュータの構成各部に指令を送り、画像編集処理、たとえば、上述したスキャン画像出力処理、データ分割処理、画像選択処理、画像データ削減処理、データ削減率演算処理、送信プレビューデータ出力処理、編集画像データ出力処理などを行わせる。
これら画像編集処理は、ソフトウェアである画像編集処理プログラムとハードウエア資源であるコンピュータ（画像形成装置など）の各構成部とが協働することにより実現される。

なお、本発明の画像編集処理を実現するための画像編集処理プログラムは、コンピュータのＲＯＭやハードディスクなどに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体を内蔵し、画像形成装置等に外部接続されるメモリ増設装置を例示することができる。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置（ドライブ装置）に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、フレキシブルディスク，メモリカード，光磁気ディスク等を例示することができる。

そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのＲＡＭ等にロードされて、ＣＰＵにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の画像編集処理機能が実現される。
さらに、コンピュータで本発明の画像編集処理プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された画像編集処理プログラムを、通信回線を利用して自己のコンピュータの有するＲＡＭや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた画像編集処理プログラムも、ＣＰＵにより実行され、本実施形態の画像編集処理機能を実現する。

なお、本発明のスキャナ部、画像編集処理部、表示部、入力操作部、送信部、スキャン画像出力手段、データ分割手段、画像選択手段、画像データ削減手段、データ削減率演算手段、送信プレビューデータ出力手段等の構成は、上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。

本発明の実施の形態の一例である画像形成装置を説明するためのブロック図である。 画像編集処理部の構成を示すブロック図である。 表示部及び入力操作部を示す図である。 画像編集処理部の動作の一例を説明するためのフローチャート図である。

符号の説明

１ 画像形成装置
２ スキャナ部
３ 画像編集処理部
４ 表示部
５ 入力操作部
６ ファクシミリ送信部
７ スキャン画像表示部
８ 送信プレビュー画像表示部
９ オブジェクト編集用表示部
１０ 送信データ削減率表示部
１１ 削除ボタン
１２ 解像度変更ボタン
１３ 画像選択ボタン
１４ スキャン画像出力手段
１５ データ分割手段
１６ 画像選択手段
１７ 画像データ削減手段
１８ データ削減率演算手段
１９ 送信プレビューデータ出力手段

Claims (5)

1. 通信機能を有する画像形成装置であって、
   原稿を光学的に読み取る原稿読み取り機能を有するスキャナ部と、
   該スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを編集処理する画像編集処理部と、
   該画像編集処理部から出力されたデータを画像に変換して表示する表示部と、
   ユーザの入力操作により、前記画像編集処理部に対して所定の処理を指示する入力操作部と、
   前記画像編集処理部によって編集処理された画像データを送信データとして送信する送信部とを有し、
   前記画像編集処理部は、前記スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを前記表示部に出力するスキャン画像出力手段と、
   前記表示部に表示されたスキャン画像をテキストデータとイメージデータとに分割処理するデータ分割手段と、
   前記入力操作部からの指示により、前記テキストデータ及び前記イメージデータのいずれかを選択して、選択した画像データを前記表示部に出力する画像選択手段と、
   該画像選択手段によって選択された画像データに対して、前記入力操作部からの指示により、削除処理及び解像度変更処理のいずれかの処理を行う画像データ削減手段とを備えた
   ことを特徴とする画像形成装置。
2. 前記画像編集処理部は、
   前記スキャン画像のデータ容量、前記画像データ削減手段によるデータ削減処理後の画像の全データ容量、及び前記画像データ削減手段の処理による画像データの削減率を算出して、少なくとも前記削減率を前記表示部に出力するデータ削減率演算手段を備えた
   ことを特徴とする請求項１に記載した画像形成装置。
3. 前記画像編集処理部は、
   前記画像データ削減手段によって処理された後の全画像データを送信プレビューデータとして前記表示部に出力する送信プレビューデータ出力手段を備えた
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載した画像形成装置。
4. 前記入力操作部をタッチパネル式として、前記表示部に一体に配置した
   ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載した画像形成装置。
5. スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データの編集処理を通信機能を有する画像形成装置に実行させる画像編集処理プログラムであって、
   前記スキャナ部によって読み取られたスキャン画像データを表示部に出力するスキャン画像出力処理と、
   前記表示部に表示されたスキャン画像をテキストデータとイメージデータとに分割処理するデータ分割処理と、
   ユーザによって入力操作される入力操作部からの指示により、前記テキストデータ及び前記イメージデータのいずれかを選択して、選択した画像データを前記表示部に出力する画像選択処理と、
   該画像選択処理によって選択された画像データに対して、前記入力操作部からの指示により、削除処理及び解像度変更処理のいずれかの処理を行う画像データ削減処理と
   を前記画像形成装置に実行させる
   ことを特徴とする画像編集処理プログラム。