JP2007058806A - 製造条件計算方法、品質調整方法、鉄鋼製造方法、製造条件計算装置、品質調整システム、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 製造条件計算装置1は、過去の製品に係る製造条件を示すp種類の条件データをr種類(r≦p)の主成分得点に変換し、過去の製品の品質を示す品質データと主成分得点との関係を回帰分析して、品質データと主成分得点との関係を示す回帰式を求め、回帰式中の主成分得点を元の条件データへ戻すことにより、現実に得られる製造条件と製品の品質との関係を明らかにする。更に製造条件計算装置1は、実際に製品を製造する際の設備上の各種の制約内で、目標とする鉄鋼製品の品質を実現するために最適な製造条件を一義的に決定する。
【選択図】 図2
Description
棒鋼又は線材等の鉄鋼の製造プロセスでは、成分を調整した溶鋼から連続鋳造又は造塊によって鋳片を製造し、製造した鋳片を加熱炉で適宜加熱した上で分塊圧延によって鋼片を製造し、磁粉探傷又は超音波探傷等の方法で鋼片の欠陥の有無を検査し、検査に合格した鋼片を適宜圧延して棒鋼又は線材等の鉄鋼製品とする。本実施の形態においては、連続鋳造から加熱炉での加熱を経て分塊圧延までの工程で製造される鋼片の品質を調整する例を用いて本発明の製造条件計算方法、品質調整方法及び鉄鋼製造方法を説明する。
次に、連続鋳造、加熱及び分塊圧延の各工程を経て製造される鉄鋼について、本発明を用いて実際に適切な製造条件を計算した実施例を示す。条件データ及び品質データとして、過去に製造した740回分の40種類の条件データと1種類の品質データを用いた。即ち、N=740、p=40及びq=1である。品質データの内容は、合格品について1、不合格品について0とした2値データである。この条件データ及び品質データを用いて、本発明の製造条件計算方法を実行した。
実施の形態1においては、目標とする品質を実現するための適切な製造条件を示すp種類の条件データを求め、p種類の製造条件を一度に制御して鉄鋼製品の品質を調整する形態を示した。しかし、実施の形態1の実施例に示したような40種類もの製造条件を一度に変更して品質を調整することは実際には非常に困難であり、品質を調整するために一度に変更することが可能である製造条件の種類は数種類に限られるのが現実である。そこで、実施の形態2においては、本発明をより現実的な問題に適用できるように、変更することが可能である製造条件の数が限定されている状況で、目標とする品質に可及的に近づくように製品の品質を調整する本発明の形態を示す。
次に、本発明の実施の形態2を用いて実際に適切な製造条件を計算した実施例を示す。本実施例においても、実施の形態1の実施例で用いた条件データ及び品質データを用いた。また変更が可能な製造条件は、p種類の条件データの内、1番目及び5番目の条件データx1 及びx5 が示す製造条件とする。また目標値ベクトルYAIM の成分y1 の値は、目標とする良品率を77%として、それに対応する値であるy1 =0.1115とし、ゲインGの値はG=1とした。
11 CPU(演算部)
12 RAM(記憶部)
14 記憶装置
15 入出力部
100 コンピュータプログラム
31、33、34 制御装置
35 検査装置
Claims (10)
- 目標とする製品の品質を実現するために、製品を製造する際の適切な製造条件を計算する製造条件計算方法において、
製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データ、及び該条件データが示す製造条件の下で製造された製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、N回(Nは自然数)製造した製品の夫々について記憶するステップと、
N回の製品の夫々に係るp種類の条件データの主成分分析により、r種類(rは自然数;r≦p)の主成分得点をN回の製品の夫々について求めるステップと、
前記主成分分析により、p種類の条件データの線形結合でr種類の主成分得点の夫々を表現するための線形結合係数を求めるステップと、
N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点及びq種類の品質データの対応関係を回帰分析することにより、r種類の主成分得点に対応するr個の変数の線形結合でq種類の品質データの推測値を表現する回帰式の回帰係数を求めるステップと、
前記回帰式におけるr個の主成分得点の変数の夫々をp種類の条件データに対応するp個の変数の線形結合で置き換えた、p個の条件データの変数の線形結合でq個の品質データの推測値の夫々を表現する関係式を、前記線形結合係数及び前記回帰係数を用いて求めるステップと、
前記関係式中の品質データの推測値に品質データの目標値を代入して、前記品質データの目標値を得ることが可能な適切な製造条件を示す条件データの組み合わせを求めるステップと
を含むことを特徴とする製造条件計算方法。 - 目標とする製品の品質を実現するために、記憶部及び演算部を備えるコンピュータを用いて、製品を製造する際の適切な製造条件を計算する製造条件計算方法において、
N回(Nは自然数)の製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データを、各種類の条件データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化した上で、N×pの行列Xとして記憶部で記憶するステップと、
前記条件データが示す製造条件の下で製造されたN回の製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、各種類の品質データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化した上で、N×qの行列Yとして記憶部で記憶するステップと、
行列Xを用いてN回の製品の夫々に係るp種類の条件データの主成分分析を行って、主成分数r(rは自然数;r≦p)、及びN回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点を演算部で求めるステップと、
前記主成分分析の結果により、N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点からなるN×rの行列Tを行列Xから求めるための関係式T=XBを満たすp×rの行列Bを演算部で求めるステップと、
N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点及びq種類の品質データの対応関係を回帰分析することにより、r種類の主成分得点に対応するr個の変数からなるr×1のベクトルtを用いてq種類の品質データの推測値からなるq×1のベクトルyを表現する回帰式y=Ctを満たす回帰係数からなるq×rの行列Cを演算部で求めるステップと、
A=CBT であるq×pの行列A及びp種類の条件データに対応するp個の変数からなるp×1のベクトルxを用いてベクトルyを表現する関係式y=Axを演算部で求めるステップと、
標準化された品質データの目標値からなるq×1の目標値ベクトルYAIM をベクトルyに代入することにより得られる関係式YAIM =Axを満たすベクトルxを演算部で求めて、適切な製造条件を示す条件データを成分とするベクトルxを計算するステップと
を含むことを特徴とする製造条件計算方法。 - 製品を製造する設備上の制限に基づいたp種類の条件データの上限及び下限からなる上限ベクトルxu 及び下限ベクトルxL を記憶部で記憶するステップを更に含み、
前記最適条件計算ステップでは、関係式YAIM =Axを満たすベクトルxの内、xL ≦x≦xu の範囲内で前記評価関数を最小にするベクトルxを演算部で求めるようにすること
を特徴とする請求項3に記載の製造条件計算方法。 - 目標値ベクトルYAIM を初期値とした仮想目標値ベクトルyMod を演算部で生成するステップと、
前記最適条件計算ステップで求めたベクトルxに含まれる成分の内、変更を制限すべき成分の値を基準条件ベクトルxbaseの対応する成分の値に置き換えた制限ベクトルxlim を演算部で生成するステップと、
関係式y=Axのベクトルxに制限ベクトルxlim を代入することにより、予測値ベクトルylim を演算部で求める予測値計算ステップと、
目標値ベクトルYAIM から予測値ベクトルylim を差し引いた誤差ベクトルdyを演算部で求める誤差計算ステップと、
誤差ベクトルdyが予め定められた許容範囲内であるか否かを判定する判定ステップと、
誤差ベクトルdyが前記許容範囲外である場合は、0<G≦1であるゲインGを用いて、(yMod +G*dy)を演算部で新たな仮想目標値ベクトルyMod とする仮想目標値更新ステップと、
目標値ベクトルYAIM を新たな仮想目標値ベクトルyMod で置き換えた上で前記最適条件計算ステップの計算を演算部で実行する再計算ステップと、
該再計算ステップで求めたベクトルxに含まれる成分の内、変更を制限すべき成分の値を基準条件ベクトルxbaseの対応する成分の値に置き換えた新たな制限ベクトルxlim を演算部で生成する制限ベクトル更新ステップと、
前記判定ステップで誤差ベクトルdyの大きさが予め定められた許容範囲内となるまで、前記予測値計算ステップ、前記誤差計算ステップ、前記判定ステップ、前記仮想目標値更新ステップ、前記再計算ステップ、及び前記制限ベクトル更新ステップを繰り返すステップと、
前記判定ステップで誤差ベクトルdyの大きさが予め定められた許容範囲内である場合は、制限ベクトルxlim を、適切な製造条件を示す条件データを成分とするベクトルxとして演算部で決定するステップと
を更に含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の製造条件計算方法。 - 製品を製造する際の製造条件を制御することによって製品の品質を調整する品質調整方法において、
製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データ、及び該条件データが示す製造条件の下で製造された製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、N回(Nは自然数)製造した製品の夫々について取得するステップと、
取得した条件データ及び品質データを用い、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の製造条件計算方法によって、品質データの目標値を得ることが可能な条件データを計算するステップと、
計算した条件データが示す製造条件に合うように製品を製造する際の製造条件を制御するステップと
を含むことを特徴とする品質調整方法。 - 製造条件を制御することによって鉄鋼製品の品質を調整しながら鉄鋼製品を製造する鉄鋼製造方法において、
鉄鋼製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データ、及び該条件データが示す製造条件の下で製造された鉄鋼製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、N回(Nは自然数)製造した製品の夫々について取得するステップと、
取得した条件データ及び品質データを用い、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の製造条件計算方法によって、品質データの目標値を得ることが可能な条件データを計算するステップと、
計算した条件データが示す製造条件に合うように製造条件を制御しながら鉄鋼製品を製造するステップと
を含むことを特徴とする鉄鋼製造方法。 - 目標とする製品の品質を実現するために、製品を製造する際の適切な製造条件を計算する製造条件計算装置において、
N回(Nは自然数)の製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データを、各種類の条件データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化した上で、N×pの行列Xとして記憶する手段と、
前記条件データが示す製造条件の下で製造されたN回の製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、各種類の品質データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化した上で、N×qの行列Yとして記憶する手段と、
行列Xを用いてN回の製品の夫々に係るp種類の条件データの主成分分析を行って、r≦p(rは自然数)である主成分数r、及びN回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点を求める手段と、
前記主成分分析の結果により、N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点からなるN×rの行列Tを行列Xから求めるための関係式T=XBを満たすp×rの行列Bを求める手段と、
N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点及びq種類の品質データの対応関係を回帰分析することにより、r種類の主成分得点に対応するr個の変数からなるr×1のベクトルtを用いてq種類の品質データの推測値からなるq×1のベクトルyを表現する回帰式y=Ctを満たす回帰係数からなるq×rの行列Cを求める手段と、
A=CBT であるq×pの行列A及びp種類の条件データに対応するp個の変数からなるp×1のベクトルxを用いてベクトルyを表現する関係式y=Axを求める手段と、
製品を製造する設備上の制限に基づいたp種類の条件データの上限及び下限からなる上限ベクトルxu 及び下限ベクトルxL 、各製造条件に対応する各対角成分が各製造条件に対する適宜の重みを表すp×pの対角行列である重み行列H、各製造条件の変更に要する操業コストを示す成分からなるp×1のベクトルw、並びに標準化されたp種類の条件データの基準値からなる基準条件ベクトルxbaseを記憶する手段と、
標準化された品質データの目標値からなるq×1の目標値ベクトルYAIM をベクトルyに代入することにより得られる関係式YAIM =Axを満たすベクトルxの内、xL ≦x≦xu の範囲内で下記の評価関数J(x)を最小にするベクトルxを求めて、適切な製造条件を示す条件データを成分とするベクトルxを計算する手段と
- 製品を製造する際の製造条件を制御することによって製品の品質を調整する品質調整システムにおいて、
請求項8に記載の製造条件計算装置と、
製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データ、及び該条件データが示す製造条件の下で製造された製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを取得する手段と、
該手段が取得した前記条件データ及び前記品質データを前記製造条件計算装置へ入力する手段と、
前記製造条件計算装置が計算した、品質データの目標値を得ることが可能な条件データを出力する手段と、
該手段が出力した前記条件データが示す製造条件に合うように製品を製造する際の製造条件を制御する手段と
を有することを特徴とする品質調整システム。 - N回(Nは自然数)の製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データを各種類の条件データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化したN×pの行列X、並びに前記条件データが示す製造条件の下で製造されたN回の製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを各種類の品質データのN回の平均及び分散が夫々所定値になるように標準化したN×qの行列Yを記憶するコンピュータに、目標とする製品の品質を実現するための適切な製品の製造条件を計算させるコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、行列Xを用いてN回の製品の夫々に係るp種類の条件データの主成分分析を行って、主成分数r(rは自然数;r≦p)、及びN回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点を求めさせる手順と、
コンピュータに、前記主成分分析の結果により、N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点からなるN×rの行列Tを行列Xから求めるための関係式T=XBを満たすp×rの行列Bを求めさせる手順と、
コンピュータに、N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点及びq種類の品質データの対応関係を回帰分析することにより、r種類の主成分得点に対応するr個の変数からなるr×1のベクトルtを用いてq種類の品質データの推測値からなるq×1のベクトルyを表現する回帰式y=Ctを満たす回帰係数からなるq×rの行列Cを求めさせる手順と、
コンピュータに、A=CBT であるq×pの行列A及びp種類の条件データに対応するp個の変数からなるp×1のベクトルxを用いてベクトルyを表現する関係式y=Axを求めさせる手順と、
コンピュータに、製品を製造する設備上の制限に基づいたp種類の条件データの上限及び下限からなる上限ベクトルxu 及び下限ベクトルxL 、各製造条件に対応する各対角成分が各製造条件に対する適宜の重みを表すp×pの対角行列である重み行列H、各製造条件の変更に要する操業コストを示す成分からなるp×1のベクトルw、並びに標準化されたp種類の条件データの基準値からなる基準条件ベクトルxbaseを用いて、標準化された品質データの目標値からなるq×1の目標値ベクトルYAIM をベクトルyに代入することにより得られる関係式YAIM =Axを満たすベクトルxの内、xL ≦x≦xu の範囲内で下記の評価関数J(x)を最小にする、適切な製造条件を示す条件データを成分とするベクトルxを計算させる手順と
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