JP2009059045A - 製品品質の制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な製品品質の制御方法、及び、当該制御方法を実施することが可能な製品品質の制御装置を提供する。
【解決手段】製品の品質を制御する方法であって、製造条件に応じた製品の品質を、線形回帰式で定義する第1工程と、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する第2工程と、第1工程で定義した線形回帰式、及び、第2工程で特定された数式を用いて、前記製品の品質を予測する第3工程と、を備える、製品品質の制御方法とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄鋼条鋼製品等に代表される製品の品質を制御する方法、及び、当該製品品質の制御に用いられる製品品質の制御装置に関する。
製品の表面疵や内部欠陥の欠点数、及び、製品の不良品数は、離散確率変数で表される計数値である。欠点数はポアソン分布に、不良品個数は二項分布に各々従うものとしてモデル化することができる。従来は、ポアソン分布に従う欠点数の管理にはc管理図やu管理図等により、また、二項分布に従う不良品個数標はnp管理図やp管理図等で管理され、管理限界線を越えた場合や、グラフの時間的傾向から管理限界線を越えそうな場合には、製造条件の異常を調査するという方法がとられていた(JIS Z 9020:1999)。
これらの管理図による製品品質管理によれば、品質が悪くなる傾向にあることは検出できるが、どの製造条件が悪いのか、どの方向に修正すれば改善するのかは不明である。そのため、品質悪化の原因となる製造条件を特定して品質改善を図るべく、製造条件データから製品品質指標を予測する方法や、予測結果に基づき製造条件を制御する方法が、これまでに提案されている。
例えば、特許文献1では、上工程の製造実績と材質推定値とその推定誤差から、要求仕様を満足する製品を製造することが可能な下工程操業条件指示値を出力する製品品質制御装置が開示されている。また、品質予測に適用可能な、一般化線形モデルとよばれる方法が、非特許文献1に開示されている。
特開2003−268428号公報 P. McCullagh and J. A. Nelder, Generalized Linear Models.:Chapman and Hall,(1989)
特許文献1に開示されている技術では、制御対象の製品材質を、機械試験特性値等の物理的連続値と仮定している。その仮定ゆえに、推定対象の操業条件に類似した過去の操業条件実績値に対応する材質実績値の平均を用いて、推定対象の操業条件での材質を推定できる。ところが、製品の欠点数や不良品率などの品質指標は、離散分布する計数値に基づいており、その確率分布はポアソン分布や二項分布に代表される離散確率分布で近似され、連続値の確率分布である正規分布とは異なる。すなわち、特許文献1に開示されている技術のように、推定ばらつき算出のために実績値の標準偏差を計算しても、推定対象操業条件でのばらつきを正しく推定できない。このため、特許文献1に開示されている技術を用いて製品品質の制御を行うと品質の推定精度が低く、特に下流工程において要求される品質範囲を逸脱する恐れがあるという問題があった。また、特許文献1に開示されている技術では、過去の操業条件や材質実績値を蓄積しておき、予測対象操業条件に類似した操業条件を検索する必要がある。そのため、特許文献1に開示されている技術を実現するためには、計算機装置だけではなく、大規模かつ高性能なオンラインデータベース検索システムが必要となり、多大なコストが必要になるという問題があった。また、非特許文献1には、製品品質の制御に適用する方法については開示されておらず、非特許文献1に開示されている方法を製品品質の制御に適用することには、通常は目的変数の製品品質一項目に対する説明変数は数倍から数十倍の項目数があるため、品質制御のために説明変数の最適な値を決定することが困難であるという技術的阻害要因があった。
そこで、本発明は、高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な製品品質の制御方法、及び、当該制御方法を実施することが可能な製品品質の制御装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするため、添付図面の参照符号を括弧書きにて付記することがあるが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
第1の本発明は、製品の品質を制御する方法であって、製造条件に応じた製品の品質を、線形回帰式で定義する第1工程と、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する第2工程と、第1工程で定義した線形回帰式、及び、第2工程で特定された数式を用いて、製品製造工程中の任意の時点で製品の品質を予測する第3工程と、を備えることを特徴とする、製品品質の制御方法により、上記課題を解決する。
第1の本発明及び以下に示す本発明(以下において、単に「本発明」という。)において、「製品の品質」は、品質不良の発生確率が小さいものであれば特に限定されるものではなく、その具体例としては、鋼材の表面疵や内部欠陥等に代表される欠点数や、製品の不良品数等を挙げることができる。さらに、「製造条件」の具体例としては、製造装置の設定値、鋼材に代表される製品又は中間製品の物理量(温度、形状、組成等)、及び、製品を製造する各工程の時間等を挙げることができる。
上記第1の本発明において、製品の全数の製造が終了する前に、第3工程によって品質が予測され、第3工程で予測された品質が予め定めた目標範囲に属しない場合には、該品質が目標範囲に属することとなるように、後続製造工程の製造条件を変更する第4工程が備えられることが好ましい。
また、第4工程が備えられる上記第1の本発明において、第4工程で変更される製造条件は、第1工程で定義された線形回帰式を目的関数とし、第4工程で変更される直前の製造条件を制約条件とする、最適化問題を解くことにより特定されることが好ましい。
本発明において、最適化問題を解く際に用いられる方法は特に限定されるものではない。当該方法の具体例としては、最尤法等を挙げることができる。
また、上記第1の本発明(変形例も含む。以下同じ。)において、第1工程で定義される線形回帰式の係数を、品質の測定結果、及び/又は、製造条件の実績データに基づいて算出する算出工程が、第1工程の前工程として備えられることが好ましい。
また、上記第1の本発明において、制御される製品の品質が欠点数である場合には、確率モデルとしてポアソン分布が用いられることが好ましい。
また、上記第1の本発明において、制御される製品の品質が不良品数又は不良品率である場合には、確率モデルとして二項分布が用いられることが好ましい。
また、上記第1の本発明において、製品が鋼材であることが好ましい。
本発明において、鋼材製品の具体例としては、鉄鋼条鋼製品等を挙げることができる。
第2の本発明は、製品の品質を制御するために用いられる制御装置(10)であって、製造条件に応じた製品の品質を線形回帰式で定義する回帰式定義部(1)と、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する数式化部(2)と、回帰式定義部(1)で定義された線形回帰式、及び、数式化部(2)で特定された数式を用いて、製品製造工程中の任意の時点で製品の品質を予測する品質予測部(3)と、を備えることを特徴とする、製品品質の制御装置(10)により、上記課題を解決する。
上記第2の本発明において、製品の全数の製造が終了する前に、品質予測部(3)によって品質が予測され、品質予測部(3)で予測された品質が予め定めた目標範囲に属しない場合には、該品質が目標範囲に属することとなるように後続製造工程の製造条件を変更する製造条件変更部(4)が、さらに備えられることが好ましい。
ここに、「後続製造工程」とは、製品の製造ラインに第1製造工程及び第2製造工程が備えられる場合において、第1製造工程後に予測された結果に基づいて第2製造工程の製造条件が変更される場合には、当該第2製造工程を意味する。
また、製造条件変更部(4)が備えられる上記第2の本発明において、製造条件変更部(4)で特定される製造条件は、回帰式定義部(1)で定義された線形回帰式を目的関数とし、製造条件変更部(4)で変更される直前の製造条件を制約条件とする、最適化問題を解くことにより特定されることが好ましい。
また、上記第2の本発明(変形例も含む。以下同じ。)において、さらに、回帰式定義部(1)で定義される線形回帰式の係数を、品質の測定結果、及び/又は、製造条件の実績データに基づいて算出する算出部(5)が備えられることが好ましい。
また、上記第2の本発明において、制御される製品の品質が欠点数である場合には、確率モデルとしてポアソン分布が用いられることが好ましい。
また、上記第2の本発明において、制御される製品の品質が不良品数又は不良品率である場合には、確率モデルとして二項分布が用いられることが好ましい。
また、上記第2の本発明において、製品が鋼材であることが好ましい。
第1の本発明によれば、離散確率分布に基づく確率モデルで特定された数式を用いて、製品の品質が予測されるので、製品の欠点数や不良品数等に代表される製品品質を高精度に予測することが可能になる。したがって、第1の本発明によれば、高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な、製品品質の制御方法を提供することができる。さらに、第1の本発明において、予測された製品品質に基づいて後続製造工程の製造条件を変更する第4工程が備えられることにより、上流工程で製品の品質が悪化するような不具合が生じても、後続製造工程の製造条件を変更することにより、最終的な製品品質の悪化を防止することが可能な、製品品質の制御方法を提供することができる。
第2の本発明によれば、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて製品の品質を数式化する数式化部が備えられるので、製品の欠点数や不良品数等に代表される製品品質を高精度に予測することが可能になる。したがって、第2の本発明によれば、高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な、製品品質の制御装置を提供することができる。さらに、第2の本発明において、予測された製品品質に基づいて後続製造工程の製造条件を変更する製造条件変更部が備えられることにより、上流工程で製品の品質が悪化するような不具合が生じても、後続製造工程の製造条件を変更することにより、最終的な製品品質の悪化を防止することが可能な、製品品質の制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
1.製品品質の制御方法
工業製品製造過程における製品製造条件は、製造工程における製品又は中間製品に関する物理量(温度、形状、組成等)の測定結果、製造装置に関する物理量(温度、圧力等)の測定結果、これらの物理量の制御目標値、運転条件設定値、及び、製造装置間において測定・設定される値等によって構成される群から選択される一又は複数の製造条件によって構成される。個々の製品製造条件の項目をxで表し、製造条件全体を組み合わせたベクトルをx=[x … x]とする。また、欠点数や不良品数等に代表される品質に関する測定データをyで表す。本発明では、品質に関する測定データyを目的変数とし製造条件xを説明変数とする回帰モデルによって、品質モデルを構成する。本発明では、品質モデルを構成するにあたり、目的変数の確率モデルとして二項分布やポアソン分布等の離散確率分布を仮定し、製造条件xに対する品質yの期待値を単調増加関数で変換し、線形回帰式でモデル化する一般化線形モデルと呼ばれる方法を用いる。本発明における品質モデルの構成では、線形回帰式の係数を最尤法で推定する。
1.1.第1実施形態
図1は、第1実施形態にかかる本発明の製品品質の制御方法(以下、「第1実施形態にかかる制御方法」という。)に備えられる工程を示すフローチャートである。図1に示すように、第1実施形態にかかる制御方法は、データ集計工程(工程S11)と、第1工程(工程S12)と、第2工程(工程S13)と、第3工程(工程S14)と、を備える。
<工程S11>
工程S11では、個々の製品と製造条件及び品質の実現値とを対応付けた製造条件データ又は品質データが作成されるとともに、製造条件データ又は品質データの集合が作成される。製造条件データは、製品番号をn=1、2、…、Nとしてxと表す。製造条件データの集合は、1又は複数の製造条件データを要素とする集合であり、ベクトルxを転置して行方向に並べた行列X=[x … x]で表す。着目する計数値で表される製品品質をyとし、製品品質データをyと表す。製品品質データの集合は、1又は複数の製品品質データを要素とする集合であり、yを転置して行方向に並べたベクトルY=[y12 … y]で表す。
<工程S12>
工程S12は、製造条件に応じた製品の品質を線形回帰式で定義する工程である。回帰計数ベクトルをc=[c … c]とするとき、線形回帰式は下記式1により表すことができる。
Figure 2009059045
<工程S13>
工程S13は、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する工程である。制御される製品の品質が、条鋼製品の表面疵や内部欠陥の欠点数である場合、単位当たりの欠点数平均をλとすると、対象量Wにおける欠点数yは、平均λWのポアソン分布に従う確率変数であり、その確率は下記式2により表すことができる。
Figure 2009059045

欠点数は、単位当たりの個数で比較されるものなので、単位当たり欠点数平均λを製造条件の線形回帰式で表す品質モデルは下記式3により表すことができ、製造条件に対する対象量Wにおける欠点数の確率分布は下記式4で表すことができる。
Figure 2009059045
Figure 2009059045
最尤法による回帰パラメータcの推定は、対数尤度Lを、製品品質データ集合及び製造条件データ集合を用いて下記式5で定義し、これを最大化する回帰パラメータcを求めることにより行う。
Figure 2009059045
また、対象量データはW=[W … W]と表す。上記式3〜式5より、対数尤度Lは下記式6で表すことができる。
Figure 2009059045
式6で表される対数尤度Lを最大にする回帰パラメータcは、下記式7で表される必要条件を満たす解を、ニュートン法等により求め、その解の中から対数尤度Lを最大にするものを選択する方法や、遂次二次計画法のような非線形最適化法により求めることができる。
Figure 2009059045
これに対し、制御される製品の品質が、不良品数の場合、対象製品個数Mに対する不良個数yは、一回試行した場合に発生する確率がρの事象をM回試行する場合における、発生回数に関する二項分布に従う確率変数であり、その確率分布は、一つの製品が不良品になる確率をρとして、下記式8により表すことができる。
Figure 2009059045

式8において、
Figure 2009059045

は、相異なるM個の中からy個を抽出する組合せの数である。
不良品の発生確率は、製造条件の線形回帰式で表した下記式9により表すことができる。また、製造条件に対する対象個数Mに対する不良品数の確率分布は、下記式10により表すことができる。
Figure 2009059045
Figure 2009059045
制御される製品の品質が不良品数の場合、最尤法による回帰パラメータcの推定は、対数尤度Lを、製品品質データ集合及び製造条件データ集合を用いて下記式11で定義し、これを最大化する回帰パラメータcを求めることにより行う。
Figure 2009059045

式11において、M=[M … M]である。
上記式4、式9、及び、式10より、対数尤度Lは下記式12で表すことができる。
Figure 2009059045
式12で表される対数尤度Lを最大にする回帰パラメータcは、制御される製品の品質が欠点数である場合と同様の方法により、求めることができる。
<工程S14>
工程S14は、上記工程S12で定義した線形回帰式、及び、上記工程S13で特定した数式を用いて、製品の品質を予測する工程である。製品の品質を、製造工程の途中に定められた特定の時点で予測する場合には、後続製造工程(下流工程)のうち変更可能な製造条件の予測段階における予定値を並べたベクトルを
Figure 2009059045

、上流工程の製造条件実績値又は下流工程の製造条件のうち変更できない製造条件の予定値を並べたベクトルをxとし、線形回帰式に与える製造条件を
Figure 2009059045

で表し、線形回帰式の計算結果
Figure 2009059045

に基づき、製造工程上の品質予測時点における製品品質を予測することができる。
このように、第1実施形態にかかる制御方法では、離散確率分布に基づく確率モデルで特定された数式を用いて、欠点数や不良品数等の品質を予測する。欠点数や不良品数等に代表される、発生確率の小さい対象の確率分布は、正規分布から大きく異なり、ポアソン分布や二項分布等の離散確率分布によって高精度に近似することができるので、第1実施形態にかかる制御方法によれば、製品の品質を高精度に予測することができ、当該予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能になる。
1.2.第2実施形態
図2は、第2実施形態にかかる本発明の製品品質の制御方法(以下、「第2実施形態にかかる制御方法」という。)に備えられる工程を示すフローチャートである。図2に示すように、第2実施形態にかかる制御方法は、データ集計工程(工程S21)と、第1工程(工程S22)と、第2工程(工程S23)と、第3工程(工程S24)と、を備え、さらに、第4工程(工程S25)を備える。
<工程S21>
工程S21では、個々の製品と製造条件及び品質の実現値とを対応付けた製造条件データ又は品質データが作成されるとともに、製造条件データ又は品質データの集合が作成される。工程S21は上記工程S11と同様の工程であるため、説明は省略する。
<工程S22>
工程S22は、製造条件に応じた製品の品質を線形回帰式で定義する工程である。工程S22は上記工程S12と同様の工程であるため、説明は省略する。
<工程S23>
工程S23は、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する工程である。工程S23は上記工程S13と同様の工程であるため、説明は省略する。
<工程S24>
工程S24は、上記工程S22で定義した線形回帰式、及び、上記工程S23で特定した数式を用いて、製品の品質を予測する工程である。工程S24は上記工程S14と同様の工程であるため、説明は省略する。
<工程S25>
工程S25は、上記工程S24で予測された品質が予め定めた目標範囲に属するか否かを判断する工程である。そして、予測した品質が目標範囲に属する確率が基準以上に高い場合には、後続製造工程(下流工程)の製造条件はもとの条件をそのまま使用し、予測した品質が目標範囲に属する確率が基準未満の場合には、該品質が目標範囲に属することとなるように、後続製造工程(下流工程)の製造条件を変更する。製品品質が予め定めた目標範囲内に入る確率は、欠点数や不良品数についての上記線形回帰式の値を用いて確率分布を計算することにより、算出できる。例えば、制御される品質が欠点数である場合、対象量Wにおける欠点数予測値
Figure 2009059045

と、当該欠点予測値が上限値yを上回る確率
Figure 2009059045

は、それぞれ、下記式13及び式14によって表すことができる。
Figure 2009059045
Figure 2009059045
また、制御される品質が欠点品数である場合、対象製造個数Mにおける不良品数の予測値
Figure 2009059045

と、当該予測値が不良品数の上限値yを上回る確率
Figure 2009059045

は、それぞれ、下記式15及び式16によって表すことができる。
Figure 2009059045
Figure 2009059045

ただし、
Figure 2009059045

である。
工程S24では、具体的には、欠点数や不良品数が基準値を上回る確率
Figure 2009059045

が予め定めた基準値p以下ならば、後続製造工程の製造条件は品質予測に用いたもとの値をそのまま適用し、確率
Figure 2009059045

が基準値p以上の場合は、後続製造工程の製造条件
Figure 2009059045

を品質予測時点の値から
Figure 2009059045

となるように変更する工程とすることができる。
後続製造工程における、変更後の製造条件の値の決定方法について説明する。
(1)上記確率が
Figure 2009059045

となるときの線形回帰式の値S(x,c)=Sを求める。この方程式は非線型方程式なので、ニュートン法などの数値計算法により求めることができる。
(2)線形回帰式が
Figure 2009059045

ならば、
Figure 2009059045

である。この条件を満たす後続製造工程の製造条件の決定は、下記の線形計画問題の実行可能解の一つ
Figure 2009059045

を求めることに帰着できる。
「後続製造工程の製造条件決定問題」
・変数:x
・目的関数:S(x,c) → 最小化
ただし、
Figure 2009059045

である。
・制約条件:
Figure 2009059045
Figure 2009059045
Figure 2009059045
Figure 2009059045
ただし、上記式18における
Figure 2009059045

は、後続製造工程における製造条件の上限値を並べたベクトルであり、上記式19における
Figure 2009059045

は、後続製造工程における製造条件の下限値を並べたベクトルである。また、上記式18〜式20は、製造スケジュール等の制約条件及び製造条件相互間の関係を表した式である。
この線形計画問題に実行可能解が存在しない場合には、確率
Figure 2009059045

となる後続製造工程の製造条件がないことになるので、この場合には、後続製造工程に対し、品質が悪化する可能性が高いことに対して注意を促す属性情報等を付す(製品品質に要注意コード等を付す)ことができる。
なお、上記線形回帰式の判定において、
Figure 2009059045

であっても、上記線形計画問題の最適解を算出することにより、最適な後続製造工程の製造条件を決定することができる。
2.製品品質の制御装置
2.1.第1実施形態
図3は、第1実施形態にかかる本発明の製品品質の制御装置(以下、「第1実施形態にかかる制御装置」という。)の形態例を示す概念図である。図3に示すように、第1実施形態にかかる制御装置10は、回帰式定義部1と、数式化部2と、品質予測部3と、算出部5と、結果表示部6と、を備えている。
算出部5には、作業者によって入力された製造条件データや品質データに関する情報が送られ、当該情報に基づいて、上記工程S11や工程S21の作業が行われる。さらに、算出部5では、線形回帰式の係数が計算される。算出部5で算出された数値等に関する情報は、回帰式定義部1へと送られ、当該回帰式定義部1において、上記工程S12や工程S22の作業、すなわち、線形回帰式が定義される。一方、数式化部2は、算出部5で算出された品質等に関するデータ等、及び、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて、制御される製品品質を数式化する。すなわち、数式化部2において、上記工程S13や工程S23の作業が行われる。このようにして、回帰式定義部1で線形回帰式が定義されるとともに、数式化部2で数式が特定されたら、これらに関する情報が品質予測部3へと送られ、当該品質予測部3において、製品の品質が予測される。すなわち、品質予測部3は、上記工程S14や上記工程S24の作業を行う工程である。なお、結果表示部6は、品質予測部3で算出した品質の予測値等を表示する部分である。
このように、制御装置10によれば、上記第1実施形態にかかる制御方法を実施することができるので、本発明によれば、高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な、製品品質の制御装置10を提供することができる。なお、制御装置10における回帰式定義部1、数式化部2、品質予測部3、及び、算出部5は、実際には、パーソナルコンピュータやプロセスコンピュータの中央処理装置(CPU)等に、その機能を担わせることができる。
2.2.第2実施形態
図4は、第2実施形態にかかる本発明の製品品質の制御装置(以下、「第2実施形態にかかる制御装置」という。)の形態例を示す概念図である。図4において、図3と同様の構成を採るものには、図3で使用した符号と同符号を付し、その説明を適宜省略する。以下、図3及び図4を参照しつつ、第2実施形態にかかる制御装置について説明する。
図4に示すように、第2実施形態にかかる制御装置20は、回帰式定義部1と、数式化部2と、品質予測部3と、算出部5と、製造条件変更部4と、結果表示部6と、を備えている。
製造条件変更部4は、上記工程S25の作業を行う部位であり、品質予測部3で予測された品質が、予め定めた目標範囲内であるか否かを判断し、予測された品質が目標範囲外である場合には、後続製造工程の製造条件を変更すべく、例えば、上記線形計画問題を解くことにより、変更後の製造条件を特定する。なお、制御装置20における結果表示部6には、予測した品質に関する結果や、欠点数や不良品数が基準を上回る確率のほか、上記線形計画問題で得られた後続製造工程の製造条件に関する指示値や、実行可能解がない場合の要注意コード付与に関する情報等が表示される。
このように、制御装置20によれば、上記第2実施形態にかかる制御方法を実施することができるので、本発明によれば、上流工程で製品の品質が悪化するような不具合が生じても、後続製造工程の製造条件を変更することにより、最終的な製品品質の悪化を防止することが可能な、製品品質の制御装置20を提供することができる。なお、制御装置20における回帰式定義部1、数式化部2、品質予測部3、製造条件変更部4、及び、算出部5は、実際には、パーソナルコンピュータやプロセスコンピュータの中央処理装置(CPU)等に、その機能を担わせることができる。
実施例の結果を参照しつつ、本発明についてさらに説明する。
本実施例で取り上げる鉄鋼条鋼製品の製造プロセス例を図5に示す。二次精錬後に連続鋳造機で鋳造されたブルーム鋳片を加熱炉で加熱・分塊し、その後、分塊圧延工程及び条鋼圧延工程等を経て、棒鋼・線材等の鉄鋼条鋼製品が製造される。本実施例では、連続鋳造機での鋳造終了後に分塊圧延及び条鋼圧延を施した後、条鋼圧延よりも上流側の製造条件が原因で発生する製品表面疵による不良率を予測した。本実施例では、製造条件のうち変更可能なものが、分塊加熱炉までの運搬時間と加熱炉における在炉時間であると仮定し、さらに、分塊圧延スケジュールを守るため、この二つの変数の和に上限値及び下限値が存在すると仮定した。
本実施例における制御装置では、品質指標として製品表面疵不良品率を選択し、製造条件として、溶鋼成分、連続鋳造における製造条件、及び、分塊圧延における製造条件等、合計14項目を選択した。また、算出部では、各製造条件を項目ごとに平均0、分散1となるように規準化し、過去の製造実績データを用いて、線形回帰式の係数を算出した。表1に、算出した線形回帰式の係数を示す。また、図6に、過去の製造実績データを用いた線形回帰式の係数計算における、線形回帰式の値と不良品率の推定値との関係を示す。図6は、最尤法で、表1の回帰式の係数を決定した結果、製造条件の線形回帰値Sと不良品発生率ρとの関係をプロットした図であり、実績データに対する本回帰式の推定精度を表している。
Figure 2009059045

表1において、cp1、cp2、…、cp12は、上流側工程の製造条件を意味する。
また、本実施例における不良率の基準は、「不良率が5%以下」であり,品質予測の時点では「不良率が5%以下になる確率が基準値p=0.999以上」である。本実施例に供した製造ロットの製造予定個数は2000個で、さらに、連続鋳造終了時点における製造条件は、分塊加熱炉までの運搬時間(以下「運搬時間」という。)が125分、加熱炉における在炉時間(以下、「在炉時間」という。)が130分だった。
線形回帰式S(x,c)は、表1に示す係数、及び、選択した14の製造条件を上記式1へ適用することにより定義する。運搬時間及び在炉時間は、規準化した値で、それぞれ−0.0415、−0.0853であった。ここで、本実施例に供した製造ロットは2000個製造されるので、疵による不良品が100個以下である確率が0.999以上である必要がある。この製造ロットの連続鋳造終了時点における上流工程各製造条件の規準化した値は表2のとおりだった。前記後続工程の製造条件予定値とともに上記式1へ代入することにより製造条件予定値を用いて予測した製品品質の線形回帰式の値は、S(x,c)=−2.828となった。
Figure 2009059045

表2において、xp1、xp2、…、xp12は、上流工程における製造条件である。
=100として、上記式16の
Figure 2009059045

に製造条件実績値と予定値を代入して
Figure 2009059045

の値を求めると、
Figure 2009059045

となった。したがって、本実施例の不良率基準を満たす確率が基準以下であり、このまま操業すると不良率が5%以上になる可能性が高い。
一方、
Figure 2009059045

となる線形回帰式の値S(x,c)=Sを、上記式16の左辺を0.001としたSに関する方程式を解いて求めると、S=−3.28であった。
運搬時間をxc1、在炉時間をxc2とし、正規化した値で後続製造工程の製造条件決定問題を表すと、以下のようになる。
・変数:x=[xc1c2]
・目的関数:cc1c1+cc2c2 → 最小化
・制約条件:
Figure 2009059045
Figure 2009059045
Figure 2009059045
Figure 2009059045
式21は、運搬時間の制約条件を表した式である。下限値−3.98は運搬機器速度等物理的制約から特定される値であり、実際の時間に換算すると47分となる。これに対し、上限値3.25は過去の操業上の経験から設定した値であり、実際の時間に換算すると190分となる。
また、式22は、在炉時間の制約条件を表した式である。下限値−4.26は加熱炉の搬送速度及び過去の操業上の経験から特定される値であり、実際の時間に換算すると34分となる。これに対し、上限値3.39は過去の操業上の経験から設定した値であり、実際の時間に換算すると210分となる。
また、式23は、圧延スケジュールに合わせるための運搬時間と在炉時間の合計時間に関する制約条件を表した式である。実際の時間における下限制約条件は250分、及び、上限制約条件は350分だが、上記式23における下限値−7.7839は実際の時間における下限値250分と、運搬時間及び在炉時間各々の平均値の合計値との差であり、上限値92.2161は実際の時間における上限値350分と、運搬時間及び在炉時間各々の平均値の合計値との差である。一方、xc1の係数19.7405は運搬時間の規準化変数への変換スケールであり、xc2の係数23.0149は在炉時間の規準化変数への変換スケールである。
また、上記式24は、目的関数の値の上限値に関する制約条件を表した式である。不良品が100個以下となる確率が0.001になる場合の線形回帰式の値はS=−3.28なので、この条件は、下記式25のように表すことができる。
Figure 2009059045
表2の予測時点における上流工程での製造条件xp1、xp2、…、xp12の実績値から求めた線形回帰式は下記式26のように表すことができる。
Figure 2009059045

式26で表される条件は、上記式24及び上記式25の両辺の差をとることで得られる。式24におけるcc1及びcc2は、表1における値を用いる。
上記線形計画問題を解くと、目的関数の最小値は−0.5247となり、最適解は、xc1=0.7183、xc2=3.390となった。したがって、線形回帰式の最小値は、
S(x,c)=−2.842−0.5247=−3.3667となる。この値を上記式15へと代入すると、製品2000個中の推定不良品数は約66.7個、上記式16から、不良品数<100個となる確率は0.99996となり、基準値を上回った。また、上記xc1及びxc2の最適解を現実の値に変換すると、運搬時間=140分、在炉時間=210分となる。
本実施例にかかる製造ロットでは、この製造条件を目標としたが、運搬時間171分、在炉時間174分の条件で1986個の製品を製造した。その結果、不良品数は9個となり、本発明の効果を確認できた。
第1実施形態にかかる制御方法に備えられる工程を示すフローチャートである。 第2実施形態にかかる制御方法に備えられる工程を示すフローチャートである。 第1実施形態にかかる制御装置の形態例を示す概念図である。 第2実施形態にかかる制御装置の形態例を示す概念図である。 鉄鋼条鋼製品の製造プロセス例を示す図である。 最尤法で、表1の回帰式の係数を決定した結果、製造条件の線形回帰値Sと不良品発生率ρとの関係をプロットした図である。
符号の説明
1…回帰式定義部
2…数式化部
3…品質予測部
4…製造条件変更部
5…算出部
6…結果表示部
10、20…製品品質の制御装置

Claims (14)

  1. 製品の品質を制御する方法であって、
    製造条件に応じた前記製品の品質を、線形回帰式で定義する、第1工程と、
    制御される前記製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する、第2工程と、
    前記第1工程で定義した前記線形回帰式、及び、前記第2工程で特定された数式を用いて、製品製造工程中の任意の時点で前記製品の品質を予測する、第3工程と、
    を備えることを特徴とする、製品品質の制御方法。
  2. 前記製品の全数の製造が終了する前に、前記第3工程によって前記品質が予測され、
    前記第3工程で予測された前記品質が予め定めた目標範囲に属しない場合には、該品質が前記目標範囲に属することとなるように、後続製造工程の前記製造条件を変更する第4工程が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の製品品質の制御方法。
  3. 前記第4工程で変更される前記製造条件は、前記第1工程で定義された前記線形回帰式を目的関数とし、前記第4工程で変更される直前の前記製造条件を制約条件とする、最適化問題を解くことにより特定されることを特徴とする、請求項2に記載の製品品質の制御方法。
  4. 前記第1工程で定義される前記線形回帰式の係数を、前記品質の測定結果、及び/又は、前記製造条件の実績データに基づいて算出する算出工程が、前記第1工程の前工程として備えられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製品品質の制御方法。
  5. 制御される前記製品の品質が欠点数である場合には、前記確率モデルとしてポアソン分布が用いられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製品品質の制御方法。
  6. 制御される前記製品の品質が不良品数又は不良品率である場合には、前記確率モデルとして二項分布が用いられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製品品質の制御方法。
  7. 前記製品が鋼材であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の製品品質の制御方法。
  8. 製品の品質を制御するために用いられる制御装置であって、
    製造条件に応じた前記製品の品質を線形回帰式で定義する、回帰式定義部と、
    制御される前記製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する、数式化部と、
    前記回帰式定義部で定義された前記線形回帰式、及び、前記数式化部で特定された数式を用いて、製品製造工程中の任意の時点で前記製品の品質を予測する、品質予測部と、
    を備えることを特徴とする、製品品質の制御装置。
  9. 前記製品の全数の製造が終了する前に、前記品質予測部によって前記品質が予測され、
    前記品質予測部で予測された前記品質が予め定めた目標範囲に属しない場合には、該品質が前記目標範囲に属することとなるように後続製造工程の前記製造条件を変更する、製造条件変更部が、さらに備えられることを特徴とする、請求項8に記載の製品品質の制御装置。
  10. 前記製造条件変更部で特定される前記製造条件は、前記回帰式定義部で定義された前記線形回帰式を目的関数とし、前記製造条件変更部で変更される直前の前記製造条件を制約条件とする、最適化問題を解くことにより特定されることを特徴とする、請求項9に記載の製品品質の制御装置。
  11. さらに、前記回帰式定義部で定義される前記線形回帰式の係数を、前記品質の測定結果、及び/又は、前記製造条件の実績データに基づいて算出する算出部が備えられることを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1項に記載の製品品質の制御装置。
  12. 制御される前記製品の品質が欠点数である場合には、前記確率モデルとしてポアソン分布が用いられることを特徴とする、請求項8〜11のいずれか1項に記載の製品品質の制御装置。
  13. 制御される前記製品の品質が不良品数又は不良品率である場合には、前記確率モデルとして二項分布が用いられることを特徴とする、請求項8〜11のいずれか1項に記載の製品品質の制御装置。
  14. 前記製品が鋼材であることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載の製品品質の制御装置。
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