JP2007058746A - 印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバ - Google Patents

印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバ Download PDF

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隆 冨塚
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Abstract

【課題】
カラー印刷の運用を考慮した出力制限を行うことにより、効率的にカラー印刷の出力制限を行えるようにした印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバを提供する。
【解決手段】
クライアント端末10からの印刷ジョブには、プリンタドライバ起動元(当該文書作成元)のアプリケーション名、プリンタドライバ動作元の端末(クライアント端末10)のマシン名、当該文書のドキュメント名、当該文書内のカラー比率の、全部若しくはその一部の情報(以下、この情報のことを付加情報という)が設定される。プリントサーバ20ではこの付加情報と、出力制限判断データとを比較し出力制限を行うか否かを判断する。この結果、出力制限を行うと判断したならば、印刷の中止(ジョブの削除)、出力先プリンタの変更等を行ってカラー印刷を禁止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバに係わり、詳しくは、カラー印刷の運用を考慮した出力制限を行うことにより、効率的にカラー印刷の出力制限を行えるようにした印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバに関する。
従来、プリンタ、ファックス、コピー機、複合機等の印刷装置においては、消耗品の使用量を減らすことにより、ランニングコストを抑制する技術が種々提案されている。例えば、カラーに対応した印刷装置である場合には、無駄なカラー印刷を抑制して、カラートナー等の消耗品の使用量を減少させる技術が知られている。
この種の技術に関するものとして、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されたものが知られている。
この特許文献1および特許文献2には、ユーザ等(あるいは機能別、ユーザ部門別、利用機器別)毎にカラー印刷の出力制限枚数等(制限情報)を設定しておき、制限を越えた場合には、印刷を止める、あるいはモノクロに変換し印刷を継続するといった技術について言及されている。
特開2003−288197号 特開2002−103753号
しかしながら、上記特許文献1や上記特許文献2の発明によると、カラー印刷枚数の使用量だけで印刷の中止等の出力制限を行うため、
1)アプリケーションによってカラー印刷を許可させたくない場合、これを制限することができない。
2)マシン単位によってカラー印刷を許可させたくない場合、これを制限することができない。
3)印刷ドキュメント名称に規則性があり、特定の規則性を有するドキュメントのカラー印刷を許可させたくない場合、これを制限することができない。
4)ドキュメント中のカラー部分が少量の場合(カラー印刷のメリットが少ないと考えられるドキュメント)や、写真など大量のカラー部分を占める印刷を許可したくない場合、これを制限することができない。
等といった問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、カラー印刷の運用を考慮した出力制限を行うことにより、効率的にカラー印刷の出力制限を行えるようにした印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムにおいて、前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記判断手段は、前記プリンタドライバからの該プリンタドライバ起動元のアプリケーション名、該プリンタドライバ動作元のマシン名、印刷対象文書のドキュメント名、印刷対象文書のカラー比率の、全部若しくはその一部の情報に基づき前記出力制限を行うか否かを判断することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記出力制御手段は、前記判断手段により出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブを削除することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記出力制御手段は、前記判断手段により出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブをモノクロで印刷出力させることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記出力制限手段による出力制限を行うに際して、ユーザに出力制限を行う旨の通知を行うことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムの出力制限方法において、前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断手段で判断し、前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、出力制御手段により前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記出力制御手段により前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置において、前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、印刷装置で実行される印刷ジョブを生成するプリンタドライバにおいて、カラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、プリンタドライバで生成された印刷ジョブを蓄積し印刷装置に対して送信するプリントサーバにおいて、前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムにおいて、前記印刷装置における前記プリンタドライバからの印刷ジョブの実行に際して、該印刷ジョブの出力制限を行うか否かを判断するサーバを設け、前記サーバは、前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によるカラー印刷の出力制限を行うか否かの判断結果を、前記プリンタドライバへ応答する応答手段とを具備し、前記プリンタドライバは、前記応答手段からの判断結果に基づき前記出力制限を行わない場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記応答手段からの判断結果に基づき前記出力制限を行う場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断し、出力制限を行わないと判断した場合には、印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し一方、出力制限を行うと判断した場合には、印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止するように構成したため、従来の使用量(カラーの印刷枚数等)のみに依存した出力制限に比べ、効率的にカラー印刷の出力制限を行うことができる。これにより、消耗品の使用量が減少し、ランニングコストを抑制させることができる。
以下、この発明に係わる印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる印刷システムの全体構成の一例を示す図である。
この印刷システムは、クライアント端末10と、プリントサーバ20と、プリンタ30とを具備して構成され、それぞれの装置はLAN(Local Area Network)等のネットワーク40を介して接続される。
ここで、クライアント端末10は、ユーザが扱うパーソナルコンピュータであり、このネットワーク40上には複数台のクライアント端末10が接続される。クライアント端末10から印刷を行う場合には、必ずプリントサーバ20を介してプリンタ30で印刷出力することとなる。
プリントサーバ20は、クライアント端末10から印刷ジョブを受信し蓄積するとともに、自装置が管理する複数台のプリンタ30のいずれかに当該ジョブを転送し、印刷出力させる。
プリントサーバ20は内部に、カラー印刷を許可するか否かの判断基準となる出力制限判断データを保持しており、印刷ジョブを受信すると、当該ジョブに設定されたジョブに係わる情報(後述する付加情報)と、出力制限判断データとを比較し出力制限を行うか否かを判断する。この結果、出力制限を行うと判断したならば、印刷の中止(ジョブの削除)、出力先プリンタの変更(モノクロプリンタへ出力先を変更)等を行って出力制限を行う。
このため基本的には、プリントサーバ20においては、クライアント端末10から指定されたプリンタ30へ印刷ジョブを転送するが、場合によっては、印刷ジョブの削除や、指定されたプリンタとは異なるプリンタへ印刷ジョブを転送する場合が生じる。そのため、このような場合には、当該ジョブ送信元のクライアント端末10へその旨を伝えるメッセージを送信する。
なお、このプリントサーバ20における出力制限方法としては、上述した印刷の中止(ジョブの削除)、出力先プリンタの変更(モノクロプリンタへ出力先を変更)の他、カラー/モノクロモードの変更(モノクロにて出力を指示)等を想定しているが、本実施例においては、主に印刷を中止(ジョブの削除)し、カラー印刷を禁止する場合について説明する。
プリンタ30は、プリントサーバ20から送られてくる印刷ジョブを受信して、当該ジョブに基づき印刷出力する印刷装置である。また、このネットワーク40上に接続されるプリンタ30は、モノクロプリンタと、カラープリンタとが混在しており、プリントサーバ20では、プリンタ30各々が、モノクロプリンタであるかカラープリンタであるかの情報を把握している。
さて、クライアント端末10からの印刷指示に際して、ユーザは、ローカルあるいは文書管理サーバ(不図示)等から所望の文書を選択するとともに、プリンタドライバ上で当該文書の出力先プリンタや、カラー/モノクロ等の印刷パラメータの設定を行い、印刷を指示する。この指示により当該文書が所定のページ記述言語に変換された印刷ジョブが生成され、プリントサーバ20へ送信される。
このとき、クライアント端末10にて生成された印刷ジョブには、プリンタドライバ起動元(当該文書作成元)のアプリケーション名、プリンタドライバ動作元の端末(クライアント端末10)のマシン名、当該文書のドキュメント名、当該文書内のカラー比率の、全部若しくはその一部の情報(以下、この情報のことを付加情報という)が設定される。
プリントサーバ20は、クライアント端末10から受信した印刷ジョブ内のページ記述言語を解析し、付加情報を取得する。そして、この付加情報と、出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かを判断する。判断の結果、出力制限を行うならば、印刷の中止(ジョブの削除)、出力先プリンタの変更等を行ってカラー印刷を禁止する。また上記判断の結果、出力制限を行わないならば、クライアント端末10上で指定されたプリンタ30へ当該ジョブを転送し、当該ジョブに対する印刷処理を実行させる。
次に、図2を用いて、図1に示した印刷システムの内部構成について説明する。
まず、クライアント端末10の内部構成について説明する。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
クライアント端末10は、各種処理機能部として、印刷対象文書の作成ならびに編集等を行うアプリケーション11と、印刷対象文書をページ記述言語形式のデータに変換し印刷ジョブを生成するプリンタドライバ12と、クライアント端末10とネットワーク40とのインターフェースを構成する通信部13とを具備して構成される。
印刷に際して、アプリケーション11は、印刷データを作成して、それをプリンタドライバ12へ渡す。プリンタドライバ12は、アプリケーション11から受け取った印刷データをプリンタ30が解釈可能なページ記述言語に変換して印刷ジョブを生成し、通信部13に渡す。通信部13は、プリンタドライバ12から受け取った印刷ジョブをネットワーク40を介してプリントサーバ20へ送信する。
ここで、プリンタドライバ12の機能的な構成の一部について説明する。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
プリンタドライバ12は、各種処理機能部として、印刷ジョブ生成部51と、付加情報設定部52とを具備して構成される。
印刷ジョブ生成部51は、アプリケーション11から受け取った印刷データをプリンタ30が解釈可能なページ記述言語に変換する機能を有する。
付加情報設定部52は、印刷ジョブ生成部51で生成された印刷ジョブに対し、付加情報を設定する機能を有し、カラー比率算出部52aと、ドキュメント名取得部52bと、マシン名取得部52cと、アプリケーション名取得部52dとを具備して構成される。
カラー比率算出部52aは、文書内のカラーとモノクロの各ピクセル数(あるいは面積)からカラー比率を算出する機能を有し、ドキュメント名取得部52bは、印刷対象文書のドキュメント名を取得する機能を有し、マシン名取得部52cは、プリンタドライバが起動しているマシン名を取得する機能を有し、アプリケーション名取得部52dは、プリンタドライバ12起動元のアプリケーション名を取得する機能を有する。
付加情報設定部52は、この算出ならびに取得した付加情報を印刷ジョブに設定する。このようにして印刷ジョブに設定された付加情報は、例えば、図3に示す構成となり、この印刷ジョブが通信部13を介してプリントサーバ20へ送信されることとなる。
次に、プリントサーバ20の内部構成について説明する。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
プリントサーバ20は、各種処理機能部として、出力制限判断部21と、付加情報判断部22と、印刷ジョブ解析部23と、出力制限判断データ保持部24と、出力制御部25と、通信部26とを具備して構成される。
通信部26は、プリントサーバ20とネットワーク40とのインターフェースを構成する機能を有し、主に、クライアント端末10からの印刷ジョブの受信や、プリンタ30へ印刷ジョブを送信する役割を果たす。
印刷ジョブ解析部23は、通信部26を介してクライアント端末10から送られてくる印刷ジョブを受信するとともに、当該ジョブ内のページ記述言語の解析を行う。
付加情報判断部22は、印刷ジョブ解析部23による印刷ジョブの解析結果を受けて、当該ジョブに付加情報が設定されているか否かの判断を行う。判断の結果、当該ジョブに付加情報が設定されていない場合には、当該ジョブを、後述するジョブ削除部25bにより削除することとなる。なお、本実施例においては、この付加情報判断部22において、印刷ジョブに付加情報が設定されていないと判断された場合には、当該ジョブを削除する場合を説明するが、削除せずにそのまま出力するようにしてもよい。これは、プリントサーバ20の動作設定を変更することで調整することができる。
出力制限判断部21は、印刷ジョブに設定された付加情報と、出力制限判断データ保持部24に保持された出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かの判断を行う。ここで、出力制限判断データ保持部24に保持される出力制限判断データの一例を図4に示す。
図4には、アプリケーション名、マシン名、ドキュメント名、カラー比率に対応した出力制限判断データの一例が示される。なお、同図には、カラー印刷の出力制限を行う条件のみを、出力制限判断データに保持する場合の一例が示される。
まず、出力制限判断データ(アプリケーション名)には、カラー印刷の出力制限を行うアプリケーションとして「DocuWorks」、「Word」が設定されており、印刷ジョブに設定された付加情報(アプリケーション名)に、「DocuWorks」、あるいは「Word」が設定されているならば、出力制限が行われ当該ジョブの削除あるいは、出力先プリンタの変更等を行うことになる。
このようにアプリケーション毎にカラー印刷の出力制限を行えるため、例えば、文字主体のアプリケーションに対してはカラー印刷を禁止し、写真等の画像データを多く扱うアプリケーションに対しては、カラー印刷を許可するといった設定が行える。
また、出力制限判断データ(マシン名)には、カラー印刷の出力制限を行うマシン名として「host001〜003」、「mobile01〜21」が設定されており、印刷ジョブに設定された付加情報(マシン名)に、「host001〜003」、あるいは「mobile01〜21」が設定されているならば、出力制限が行われ当該ジョブの削除あるいは、出力先プリンタの変更等を行うことになる。
このようにマシン毎にカラー印刷の出力制限を行えるため、例えば、業務マシン単位でカラー印刷の禁止、許可を設定することができる。
また、出力制限判断データ(ドキュメント名)には、カラー印刷の出力制限を行うドキュメント名として「見積書」、「帳票」が設定されている。この場合、この文言と部分一致、あるいは全文一致するドキュメント名のカラー印刷の出力制限を行うことになる。例えば、ドキュメント名が「見積書0204改」であるならば、当該ドキュメント名の前方が「見積書」と部分一致するため、この文書は、カラー印刷の出力制限対象となる。
このようにドキュメント名毎にカラー印刷の出力制限を行えるため、例えば、文字主体で構成される見積書や、帳票とかといった文書に対してカラー印刷を禁止することができる。また、この図4に示す一例では、出力制限判断データにカラー印刷の出力制限を行う条件のみを設定した場合が示されるが、これとは逆に、カラー印刷を許可する条件を設定するように構成してもよい。その場合、例えば、ユーザがカラー印刷を所望する場合には、所定の文言(例えば、「カラー」)をドキュメント名に含めた場合にのみカラー印刷を許可するといった運用も行える。
また、出力制限判断データ(カラー比率)には、カラー比率51%以上の場合に、カラー印刷の出力制限を行う設定がされており、印刷対象となる文書内のカラー比率が51%以上を占める文書は、カラー印刷の出力制限対象となる。
上述したように本発明においては、アプリケーション名、マシン名、ドキュメント名、カラー比率により、カラー印刷の出力制限を行うため、カラー印刷の運用に考慮した出力制限を行うことができる。
なお、このアプリケーション名、マシン名、ドキュメント名、カラー比率に加えて、ユーザ毎の使用量(カラーの印刷枚数等)も考慮して、カラー印刷の出力制限を判断するようにしてもよい。
図2に戻り、出力制御部25は、通信部26およびネットワーク40を介してプリンタ30へ印刷ジョブを送信する機能を有する。また、出力制限判断部21による判断結果(出力制限あり、出力制限なし)に基づきカラー印刷の出力制限を行う。出力制御部25は内部に、出力先決定部25aと、ジョブ削除部25bと、メッセージ通知部25cとを具備して構成される。
出力先決定部25aは、印刷ジョブの転送先プリンタを決定する。基本的には、印刷ジョブ送信元のクライアント端末10から指定されたプリンタ30を出力先プリンタに決定するが、出力先プリンタを変更することでカラー印刷の出力制限を行う場合には、モノクロプリンタを出力先に決定する。すなわち、出力先決定部25aでは、ネットワーク40上のプリンタ30がモノクロプリンタであるかカラープリンタであるかのプリンタ情報を保持し、この情報に基づき印刷ジョブの転送先を決定する。
ジョブ削除部25bは、出力制限判断部21により出力制限ありと判断された印刷ジョブを削除する。
メッセージ通知部25cは、出力制限のために印刷ジョブの出力先プリンタを変更した旨、あるいは出力制限のために印刷ジョブを削除した旨を、当該ジョブ送信元のクライアント端末10へ通知する役割を果たす。この通知を受けたクライアント端末10では、ディスプレイ等の表示部(不図示)にその旨をポップアップ等で表示する。これにより、印刷物が出力されない等の理由によりユーザが困惑することも起こらない。
なお、カラー/モノクロモードを変更(モノクロにて出力を指示)することで、カラー印刷の出力制限を行う場合には、出力制御部25において、モノクロを指定し、通信部26およびネットワーク40を介してプリンタ30へ印刷ジョブを転送することとなる。
ここで、図5を用いて、本発明に係わる印刷システムの動作について説明する。
クライアント端末10からの印刷指示に際して、ユーザは、ローカルあるいは文書管理サーバ(不図示)等から所望の文書を選択するとともに、プリンタドライバ12上で当該文書の出力先プリンタや、カラー/モノクロ等の印刷パラメータの設定を行い、印刷を指示する(ステップS101)。
このようにしてユーザにより印刷が指示されると、プリンタドライバ12の印刷ジョブ生成部51では、当該文書作成元のアプリケーションから受け取った印刷データをプリンタ30が解釈可能なページ記述言語に変換して印刷ジョブを生成する(ステップS102)。
印刷ジョブが生成されると、以降、ステップS103からステップS107の処理にて当該ジョブに付加情報が設定される。この付加情報設定処理は、付加情報設定部52により行われる。
この付加情報設定処理が開始されると、まず、アプリケーション名取得部52dでプリンタドライバ12起動元のアプリケーション名を取得し(ステップS103)、マシン名取得部52cでクライアント端末10のマシン名を取得し(ステップS104)、ドキュメント名取得部52bで当該文書のドキュメント名を取得する(ステップS105)。
また、カラー比率算出部52aは、当該文書内のカラー比率を算出する(ステップS106)。このようにして取得ならびに算出された情報が、付加情報として印刷ジョブに設定され(ステップS107)、通信部13およびネットワーク40を介してプリントサーバ20へ送信される(ステップS108)。
一方、プリントサーバ20では、通信部26を介してクライアント端末10からの印刷ジョブを受信すると(ステップS109)、印刷ジョブ解析部23において当該ジョブ内のページ記述言語の解析を行う(ステップS110)。
そして、この解析結果を受けた付加情報判断部22は、当該ジョブに付加情報が設定されているか否かを判断する(ステップS111)。ここで、付加情報が設定されていないと判断された場合には(ステップS111でNO)、ジョブ削除部25bにおいて当該ジョブを削除し、印刷を中止するとともに(ステップS115)、メッセージ通知部25cから当該ジョブ送信元のクライアント端末10へ、その旨を伝えるメッセージを送信し(ステップS116)、プリントサーバ20側の処理を終了する。
また、このメッセージを受信したクライアント端末10では、印刷が中止された旨を表示部(不図示)に表示するとともに(ステップS117)、クライアント端末10側の処理を終了する。
一方、ステップS111で付加情報が設定されていると判断された場合には(ステップS111でYES)、この付加情報に基づき出力制限を行うか否かを出力制限判断部21にて判断する(ステップS112)。すなわち、印刷ジョブに付加された付加情報と、出力制限判断データ保持部24に保持された出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かの判断を行う。
ここで、出力制限判断部21において、出力制限ありと判断された場合には(ステップS113でYES)、ジョブ削除部25bにて当該ジョブを削除して印刷を中止するとともに(ステップS115)、上述したステップS116およびステップS117の処理を行う。
一方、出力制限判断部21により、出力制限なしと判断された場合には(ステップS113でNO)、この結果を受けて出力制御部25は、クライアント端末10上で指定されたプリンタ30へ当該ジョブを転送する(ステップS114)。そして、この処理は終了する。
以上説明したように本発明においては、プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報(アプリケーション名、マシン名、ドキュメント名、カラー比率)に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断し、出力制限を行わないと判断した場合には、プリンタ20における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し一方、出力制限を行うと判断した場合には、プリンタ20における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止するように構成したため、従来の使用量(カラーの印刷枚数等)のみに依存した出力制限に比べ、効率的にカラー印刷の出力制限を行うことができる。これにより、消耗品の使用量が減少し、ランニングコストを抑制させることができる。
次に、実施例2について説明する。なお、実施例2においては、プリントサーバ20は本発明の必須の構成要素ではないため、プリントサーバを介さずに、クライアント端末10からプリンタ30へ直接印刷ジョブを送信する場合を説明するが、上記実施例1同様に、プリントサーバを介して印刷を行うように構成してもよい。
図6は、実施例2に係わる印刷システムの全体構成の一例を示す図である。なお、上記実施例1を説明した図1と同一の符号が付してあるものは、略同様に動作するので、その説明は省略し、ここでは、実施例1との相違点についてのみ説明する
この印刷システムは、クライアント端末10と、出力制限判断サーバ60と、プリンタ30とを具備して構成され、それぞれの装置はLAN(Local Area Network)等のネットワーク40を介して接続される。
ここで、クライアント端末10は、ユーザが扱うパーソナルコンピュータであり、このネットワーク40上には複数台のクライアント端末10が接続され。先に述べた通り、クライアント端末10から印刷を行う場合には、プリンタ30へ直接印刷ジョブを送信することとなる。
出力制限判断サーバ60は内部に、カラー印刷を許可するか否かの判断基準となる出力制限判断データを保持しており、クライアント端末10からの問合せに応じて、出力制限を行うか否かを判断し、その結果を応答する役割を果たす。
さて、クライアント端末10からの印刷指示に際して、ユーザは、ローカルあるいは文書管理サーバ(不図示)等から所望の文書を選択するとともに、プリンタドライバ上で当該文書の出力先プリンタや、カラー/モノクロ等の印刷パラメータの設定を行い、印刷を指示する。この指示により当該文書が所定のページ記述言語に変換された印刷ジョブが生成されるが、ここで、この印刷ジョブがプリンタ30へ送信されるのに先立って、クライアント端末10では、出力制限判断サーバ60に対し、カラー印刷の出力制限を行うか否かの問合せを行う。
このとき、出力制限判断サーバ60へは、プリンタドライバ起動元(当該文書作成元)のアプリケーション名、プリンタドライバ動作元の端末(クライアント端末10)のマシン名、当該文書のドキュメント名、当該文書内のカラー比率の、全部若しくはその一部の情報(以下、この情報のことを問合せ情報という)が送信される。なお、この問合せ情報は、実施例1を説明した付加情報と同様の内容を有する。
出力制限判断サーバ60は、クライアント端末10から受信した問合せ情報と、出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かを判断する。判断の結果、出力制限を行うならば、出力制限ありを問い合わせ結果として返送し一方、出力制限を行わないならば、出力制限なしを問合せ結果として返送する。
この問合せ結果を受信したクライアント端末10では、出力制限ありならば、印刷の中止(ジョブの削除)、出力先プリンタの変更等を行ってカラー印刷の出力制限を行う。また出力制限なしならば、クライアント端末10上で指定されたプリンタ30へ当該ジョブを送信し、当該ジョブに対する印刷処理を実行させる。
次に、図7を用いて、図6に示した印刷システムの内部構成について説明する。
まず、クライアント端末10の内部構成について説明する。なお、上記実施例1を説明した図2と同一の符号が付してあるものは、略同様に動作する。
クライアント端末10は、各種処理機能部として、アプリケーション11と、プリンタドライバ12と、通信部13とを具備して構成される。このプリンタドライバ12の機能的な構成の一部について説明する。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
プリンタドライバ12は、各種処理機能部として、印刷ジョブ生成部51と、出力制限問合せ部53と、出力制御部54とを具備して構成される。
出力制限問合せ部53は、出力制限判断サーバ60に対し、出力制限を行うか否かの問い合せを行う機能を有し、カラー比率算出部53aと、ドキュメント名取得部53bと、マシン名取得部53cと、アプリケーション名取得部53dとを具備して構成される。
カラー比率算出部53aは、文書内のカラーとモノクロの各ピクセル数(あるいは面積)からカラー比率を算出する機能を有し、ドキュメント名取得部53bは、印刷対象文書のドキュメント名を取得する機能を有し、マシン名取得部53cは、プリンタドライバが起動しているマシン名を取得する機能を有し、アプリケーション名取得部53dは、プリンタドライバ12起動元のアプリケーション名を取得する機能を有する。出力制限問合せ部53は、この算出ならびに取得した問合せ情報を出力制限判断サーバ60に送信する。
出力制御部54は、通信部13およびネットワーク40を介してプリンタ30へ印刷ジョブを送信する機能を有する。また、出力問合せ部53による問い合わせ結果(出力制限あり、出力制限なし)に基づきカラー印刷の出力制限を行う。出力制御部54は内部に、出力先決定部54aと、ジョブ削除部54bと、メッセージ通知部54cとを具備して構成される。
出力先決定部54aは、印刷ジョブの送信先プリンタを決定する。基本的には、印刷ジョブ送信元のクライアント端末10から指定されたプリンタ30を出力先プリンタに決定するが、出力先プリンタを変更することでカラー印刷の出力制限を行う場合には、モノクロプリンタを出力先に決定する。すなわち、出力先決定部54aでは、ネットワーク40上のプリンタ30がモノクロプリンタであるかカラープリンタであるかのプリンタ情報を保持し、この情報に基づき印刷ジョブの転送先を決定する。
ジョブ削除部54bは、出力問合せ部53による出力制限判断サーバ60に対する問合せ結果により、出力制限ありが返送されてきた場合に、対応する印刷ジョブを削除する。
メッセージ表示処理部54cは、出力制限のために印刷ジョブの出力先プリンタを変更した旨、あるいは出力制限のために印刷ジョブを削除した旨を、ディスプレイ等の表示部(不図示)にポップアップ等で表示する。これにより、印刷物が出力されない等の理由によりユーザが困惑することも起こらない。
なお、カラー/モノクロモードを変更(モノクロにて出力を指示)することで、カラー印刷の出力制限を行う場合には、出力制御部54において、モノクロを指定し、通信部13およびネットワーク40を介してプリンタ30へ印刷ジョブを送信することとなる。
次に、出力制限判断サーバ60の内部構成について説明する。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明する。
出力制限判断サーバ60は、各種処理機能部として、出力制限判断データ保持部61と、出力制限判断部62と、問合せ応答部63と、通信部64とを具備して構成される。
通信部64は、出力制限判断サーバ60とネットワーク40とのインターフェースを構成する機能を有し、主に、クライアント端末10からの問合せ情報の受信と、それに対する応答を送信する役割を果たす。
出力制限判断部62は、クライアント端末10からの問合せ情報と、出力制限判断データ保持部63に保持された出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かの判断を行う。なお、出力制限判断データは、上記実施例1を説明した図4で説明したものと同様である。
問合せ応答部63は、通信部64を介して受信したクライアント端末10からの問合せに対する問合せ結果(出力制限あり、出力制限なし)を返送する。この問合せ結果には、出力制限判断部62による判断結果が設定される。
ここで、図8を用いて、実施例2に係わる印刷システムの動作について説明する。
クライアント端末10からの印刷指示に際して、ユーザは、ローカルあるいは文書管理サーバ(不図示)等から所望の文書を選択するとともに、プリンタドライバ12上で当該文書の出力先プリンタや、カラー/モノクロ等の印刷パラメータの設定を行い、印刷を指示する(ステップS201)。
このようにしてユーザにより印刷が指示されると、プリンタドライバ12の印刷ジョブ生成部51では、当該文書作成元のアプリケーションから受け取った印刷データをプリンタ30が解釈可能なページ記述言語に変換して印刷ジョブを生成する(ステップS202)。
印刷ジョブが生成されると、以降、ステップS203からステップS207の処理にて問合せ情報の取得と算出が行われ、出力制限判断サーバ60へ出力制限を行うか否かの問合せを行う。この問合せ処理は、出力制限問合せ部53により行われる。
この問合せ処理が開始されると、まず、アプリケーション名取得部53dでプリンタドライバ12起動元のアプリケーション名を取得し(ステップS203)、マシン名取得部53cでクライアント端末10のマシン名を取得し(ステップS204)、ドキュメント名取得部52bで当該文書のドキュメント名を取得する(ステップS205)。
また、カラー比率算出部53aは、当該文書内のカラー比率を算出する(ステップS206)。このようにして取得ならびに算出された情報が、問合せ情報として、通信部13およびネットワーク40を介して出力制限判断サーバ60へ送信される(ステップS207)。
一方、出力制限判断サーバ60では、通信部64を介してクライアント端末10からの問合せ情報を受信すると(ステップS208)、その問合せ情報に基づき出力制限を行うか否かを出力制限判断部62にて判断する(ステップS209)。すなわち、受信した問合せ情報と、出力制限判断データ保持部61に保持された出力制限判断データとを比較し、出力制限を行うか否かの判断を行う。
ここで、出力制限判断部62において、出力制限ありと判断された場合には(ステップS210でYES)、問合せ応答部63は、応答電文に「出力制限あり」を設定するとともに(ステップS211)、通信部64を介してクライアント端末10に問合せ結果を返送するが一方(ステップS213)、出力制限なしと判断された場合には(ステップS210でNO)、問合せ応答部63は、応答電文に「出力制限なし」を設定するとともに(ステップS212)、通信部64を介してクライアント端末10に問合せ結果を返送する(ステップS213)。そして、出力制限判断サーバ60側の処理を終了する。
この問合せ結果を受信したクライアント端末10では、受信した応答内容を確認する(ステップS214)。ここで、出力制限がある旨の問合せ結果を受信したならば(ステップS215でYES)、ジョブ削除部54bにおいて当該ジョブを削除し、印刷を中止する(ステップS217)。また、これを受けたメッセージ表示処理部54cは、印刷が中止された旨を表示部(不図示)に表示し(ステップS218)、クライアント端末10側の処理を終了する。
一方、出力制限がない旨の問合せ結果を受信したならば(ステップS215でNO)、この結果を受けて出力制御部54は、クライアント端末10上で指定されたプリンタ30へ当該ジョブを送信する(ステップS216)。そして、この処理は終了する。
以上説明したように実施例2においては、出力制限判断サーバ60を設け、この出力制限判断サーバ60にカラー印刷の出力制限を行うか否かを問合せ、その結果を受けてカラー印刷の出力制限を行うように構成したため、上記実施例1同様に、従来の使用量(カラーの印刷枚数等)のみに依存した出力制限に比べ、効率的にカラー印刷の出力制限を行うことができる。
また、プリントサーバを介さずにクライアント端末10から直接プリンタ30へ印刷指示を行うことができる。
なお、上記実施例2では、出力制限判断サーバ60を設け、この出力制限判断サーバ60においてカラー印刷の出力制限を行うか否かの判断を行う場合を説明したが、この出力制限判断サーバ60の機能をプリンタドライバ12に組み込んでもよい。
また、上記実施例1および上記実施例2で説明した出力制限処理を、プリンタ30に適用し、プリンタ30において出力制限を行うように構成してもよい。
また、上記実施例1および上記実施例2においては、印刷装置がプリンタである場合を説明したが、プリンタに限られず、印刷機能を有するファックス、コピー機、複合機等であってもよい。
また、上記実施例1および上記実施例2において説明したクライアント端末10、プリントサーバ20、出力制限判断サーバ60それぞれに実現される機能を、コンピュータにインストールされたプログラムにより実行するように構成してもかまわない。
この他、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明の印刷システムおよびその出力制限方法および印刷装置およびプリンタドライバおよびプリントサーバは、プリンタドライバからの印刷ジョブに基づく印刷を行う印刷システム全般に適用可能であり、特に、消耗品の使用量を減らすことにより、ランニングコストを抑制することができる。
本発明に係わる印刷システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示した印刷システムの内部構成の一例を示す図である。 印刷ジョブに設定された付加情報の一例を示す図である。 出力制限判断データの一例を示す図である。 本発明に係わる印刷システムの動作を示すフローチャートである。 実施例2に係わる印刷システムの全体構成の一例を示す図である。 図6に示した印刷システムの内部構成の一例を示す図である。 実施例2に係わる印刷システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 クライアント端末
11 アプリケーション
12 プリンタドライバ
13 通信部
20 プリントサーバ
21 出力制限判断部
22 付加情報判断部
23 印刷ジョブ解析部
24 出力制限判断データ保持部
25 出力制御部
25a 出力先決定部
25b ジョブ削除部
25c メッセージ通知部
26 通信部
30 プリンタ
51 印刷ジョブ生成部
52 付加情報設定部
52a カラー比率算出部
52b ドキュメント名取得部
52c マシン名取得部
52d アプリケーション名取得部
53 出力制限問合せ部
53a カラー比率算出部
53b ドキュメント名取得部
53c マシン名取得部
53d アプリケーション名取得部
54 出力制御部
54a 出力先決定部
54b ジョブ削除部
54c メッセージ表示処理部
60 出力制限判断サーバ
61 出力制限判断データ保持部
62 出力制限判断部
63 問合せ応答部
64 通信部

Claims (10)

  1. プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムにおいて、
    前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段と
    を具備することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記判断手段は、
    前記プリンタドライバからの該プリンタドライバ起動元のアプリケーション名、該プリンタドライバ動作元のマシン名、印刷対象文書のドキュメント名、印刷対象文書のカラー比率の、全部若しくはその一部の情報に基づき前記出力制限を行うか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記出力制御手段は、
    前記判断手段により出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブを削除する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  4. 前記出力制御手段は、
    前記判断手段により出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブをモノクロで印刷出力させる
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  5. 前記出力制限手段による出力制限を行うに際して、ユーザに出力制限を行う旨の通知を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の印刷システム。
  6. プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムの出力制限方法において、
    前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断手段で判断し、
    前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、出力制御手段により前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記出力制御手段により前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する
    ことを特徴とする印刷システムの出力制限方法。
  7. プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置において、
    前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段と
    を具備することを特徴とする印刷装置。
  8. 印刷装置で実行される印刷ジョブを生成するプリンタドライバにおいて、
    カラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段と
    を具備することを特徴とするプリンタドライバ。
  9. プリンタドライバで生成された印刷ジョブを蓄積し印刷装置に対して送信するプリントサーバにおいて、
    前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記出力制限を行わないと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記判断手段により前記出力制限を行うと判断された場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する出力制御手段と
    を具備することを特徴とするプリントサーバ。
  10. プリンタドライバからの印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷装置を有する印刷システムにおいて、
    前記印刷装置における前記プリンタドライバからの印刷ジョブの実行に際して、該印刷ジョブの出力制限を行うか否かを判断するサーバを設け、
    前記サーバは、
    前記プリンタドライバからのカラー印刷を指定した印刷ジョブに係わる情報に基づきカラー印刷の出力制限を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によるカラー印刷の出力制限を行うか否かの判断結果を、前記プリンタドライバへ応答する応答手段と
    を具備し、
    前記プリンタドライバは、
    前記応答手段からの判断結果に基づき前記出力制限を行わない場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を許可し、前記応答手段からの判断結果に基づき前記出力制限を行う場合には、前記印刷装置における当該印刷ジョブのカラー印刷を禁止する
    ことを特徴とする印刷システム。
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