JP4910472B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関し、特にファイルの送信を行なうことができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。
近年、ネットワークによる機器の接続が充実化し、装置同士が協調して動作を行なうシステムなどが知られている。このようなシステムにおいてユーザは、使用する装置を意識せずに、いろいろなソースを装置間を跨って自由に制御したり、使用することができる。
画像形成装置(MFP(Multi Function Peripheral)、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ、デジタルカメラなど)においても同様な技術の流れがあり、普段使用している装置以外の装置であっても、ユーザは何不自由なく使用することが可能になってきている。
このような技術に関連して、下記特許文献1は、履歴情報を分析し操作状況を調査することで、セキュリティ管理や、業務の効率化を図る技術を開示している。
特開2004−5231号公報
ある装置に蓄積されている文書を、他の装置で印刷することを想定する。この場合において、文書が蓄積されている装置から他の装置に、文書ファイルとともに、推奨の印刷モード等の情報を送ることが考えられる。情報を受信した他の装置は、受信した推奨の印刷モードに従って文書ファイルを印刷する。また、印刷後に印刷ジョブの履歴を、履歴サーバに蓄積することが考えられる。
図7は、あるMFPに蓄積されている文書を、他のMFPで印刷するシステムの構成を示す図である。
図を参照してシステムは、複数のMFP200a,200nと、サーバなどである履歴の集約元100とがネットワークで接続された構成を有している。
ここでは、MFP200aを「送信側MFP」と呼び、MFP200nを「受信側MFP」と呼んでいる。
(1)に示されるように、MFP200nでユーザからMFP200a内に蓄積された所望のデータを印刷する旨のジョブを受付けると、(2)に示されるようにMFP200nは、MFP200aに画像データ(ファイル)を要求する。
(3)に示されるように、MFP200aは、要求を受けたMFP200nに所望のデータを送信する。また、この時MFP200aは、推奨される印刷モードも送信する。推奨される印刷モードは、所望のデータの作成者が予め設定しておくものである。
(4)に示されるように、MFP200nは、推奨の印刷モードに基づいて受信したデータを印刷する。但し、MFP200nのユーザ(MFP200a内の所望のデータを印刷する旨の要求を入力したユーザ)がそのユーザの好みなどにより、推奨の印刷モードを変更して、新たな印刷モードを設定した場合には、推奨の印刷モードは無効となる。
(5)に示されるように、MFP200nは、ジョブ実行の履歴を履歴の集約元100に送信する。(6)に示されるように、履歴の集約元ではジョブ履歴を蓄積する。
しかしながら、図7のようなシステムを考えたとき、下記の課題が考えられる。
(ア) ファイルと一緒に送られてくる推奨の印刷モードは、受信側が期待する印刷モードと一致しない場合がありえる。この場合、受信側の装置のユーザはモード変更を行なわなければならず、煩わしいという問題がある。また、出力ジョブのモード(印刷/送信などのジョブのモード)を推奨する場合に関しても、同様である。
(イ) 読取条件やフォーマットによっては、ユーザは受信した文書ファイルを変更できない場合が考えられる。
(ウ) 仮に、印刷モード、読取条件、フォーマット等を、受信側の期待と一致させることができたとしても、文書作成者の意図により、特定の印刷モード、読取条件、フォーマットしか許したくない場合が考えられる。
しかしながら、従来のシステムでは上記(ア)〜(ウ)の状況に有効に対処することができないという問題があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ファイルを送信する場合にユーザの使い勝手を向上させることができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明のある局面に従うと、画像形成装置は、ファイルを送信する送信手段と、送信手段でファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得手段と、取得手段により取得した処理モードの履歴に基づいて、送信手段において送信されるファイルについて、任意の判断基準により、送信先においてファイルを処理するために当該送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定手段とを備え、送信手段は、決定手段で決定された推奨モードを、ファイルと共に送信先に送信する。
好ましくは決定手段は、推奨モードとして、当該ユーザの処理の履歴において、最も多く設定されたモードを決定する。
好ましくは決定手段は、出力ジョブのモード、印刷モード、読取モード、およびファイルのフォーマットの少なくとも1つを決定する。
好ましくは決定手段で決定された推奨モードは、送信先で変更可能である。
好ましくは決定手段で決定された推奨モードの少なくとも一部は、送信先で変更不可能とされる。
好ましくは取得手段は、履歴を蓄積するサーバから、送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する。
好ましくは送信先として、他の画像形成装置またはユーザを設定可能である。
この発明の他の局面に従うと、画像形成システムは、上記いずれかに記載の画像形成装置と、画像形成装置と通信を行なうファイル送信先の画像形成装置とを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御方法は、ファイルを送信する送信ステップと、送信ステップでファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得ステップと、取得ステップで取得された処理モードの履歴に基づいて、送信ステップにおいて送信されるファイルについて、任意の判断基準により、送信先においてファイルを処理するために当該送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定ステップとを備え、送信ステップでは、決定ステップで決定されたモードを、ファイルと共に送信先に送信する。
この発明のさらに他の局面に従うと画像形成装置の制御プログラムは、ファイルを送信する送信ステップと、送信ステップでファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得ステップと、取得ステップで取得された処理モードの履歴に基づいて、送信ステップにおいて送信されるファイルについて、任意の判断基準により、送信先においてファイルを処理するために当該送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定ステップとをコンピュータに実行させ、送信ステップでは、決定ステップで決定された推奨モードを、ファイルと共に送信先に送信する。
上記発明に従うと、ファイルを送信する場合にユーザの使い勝手を向上させることができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することが可能となる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるファイル送受信システムを示す図である。
図を参照してファイル送受信システムは、LANにより接続された複数のPC(Personal Computer)300a〜300nと、複数のMFP200a〜200nと、履歴蓄積サーバ100とから構成されている。
LANは、有線であっても無線であってもよい。また、各機器間の通信手法はLANに限定されない。
履歴の集約元(送信先MFP、送信元MFP、または履歴蓄積サーバ)は、履歴を集約して管理する。送信元から送信先へ文書ファイルを送信する際に、履歴情報が取得される。履歴情報に基づいて、送信先に応じた推奨モードが設定される。
推奨モードとは、送信先で設定することが推奨されるモード(両面/片面などの印刷モード、印刷/送信などのジョブモードなど)、または、送信元で設定することが推奨されるモード(読取解像度などの読取条件、送信するファイルフォーマット/解像度などのファイル条件など)である。
また、推奨モードの設定においては、ファイル作成者の意図による制限を加えることができる。
このような構成により、印刷モードや、出力ジョブモード、読取条件、フォーマット、送信側の装置が出力するデータなどが、受信側の履歴に従った、受信側ユーザの期待するものとなる。これにより、ネットワークで接続された画像形成装置の利便性の向上を図ることができる。また、推奨モードの設定において、ファイル作成者の意図による制限を加えることで、利便性の向上を図った環境においても作成者の意図を維持できるという効果がある。
図2は、図1のMFP1台の構成を示すブロック図である。
図を参照してMFPは、CPU、ROM、RAMなどを含み、装置全体の制御を行なう制御ユニット201と、LANなどとの接続を行なうインタフェース203と、ユーザに対して情報を表示するとともに、ユーザからの入力を受付ける操作パネル205と、各種画像処理を行なう画像処理部207と、文書ファイルなどのデータやモード設定の履歴などを記録する記憶装置209と、原稿から画像を読取るスキャナなどから構成される画像読取部211と、用紙に画像を形成するプリンタエンジンなどから構成される印刷部213とを備える。
図3は、図1の履歴蓄積サーバまたはPCのハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、履歴蓄積サーバまたはPCは、装置全体の制御を行なうCPU601と、ディスプレイ605と、ネットワークに接続したり外部と通信を行なうためのLAN(ローカルエリアネットワーク)カード607(またはモデムカード)と、キーボードやマウスなどにより構成される入力装置609と、フレキシブルディスクドライブ611と、CD−ROMドライブ613と、ハードディスクドライブ615と、RAM617と、ROM619とを備えている。
フレキシブルディスクドライブ611により、フレキシブルディスクFに記録されたプログラムや画像などのデータを読取ることが可能であり、CD−ROMドライブ613により、CD−ROM613aに記録されたプログラムや画像などのデータを読取ることが可能である。
本実施の形態においてはMFP200a〜200n内にファイルを蓄積するものとし、蓄積されたファイルを他のMFPから取出すことができるものとしている。
ファイルのプリントを行なう際、ユーザはPC300a〜300nからMFP200a〜200nに画像データを送信するようにしてもよいし、MFP200a〜200n自身のスキャナから画像データを取得し、MFPで画像形成を行なうようにしてもよい。
ファイル(画像データなど)は、MFP200a〜200nの記憶装置209に蓄積される。また、蓄積時のデータは、複数種類のフォーマットであることが想定される(たとえば、PDFファイル、PCLファイル、2値、多値、複数種類の解像度など)。
蓄積されるファイルと共に、記憶装置209には、ファイルの推奨される出力モード(印刷、送信、FAX)や、印刷モード(片面、両面)などの情報がセットで保持される。
図4は、MFP200nでMFP200aに蓄積されているデータを印刷するときの処理を示す図である。
ここでは、MFP200aを「送信側MFP」と呼び、MFP200nを「受信側MFP」と呼んでいる。
(1)に示されるように、MFP200nでユーザからMFP200a内のファイル(ここでは画像データであるものとする。)を印刷する旨のジョブを受付けると、(2)に示されるようにMFP200nは、MFP200aに画像データを要求する。
履歴の集約元(ここでは履歴蓄積サーバ100であるものとするが、MFP200a〜200n、PC300a〜300nの何れであってもよい。)は、過去に受信側MFPで設定された印刷モードをユーザ毎に集約する。
(3)に示されるように、MFP200nから画像データの要求を受けたMFP200aは、履歴の集約元100に履歴情報を要求する。(4)において履歴の集約元100は、MFP200nのユーザに関する履歴情報から、推奨される印刷モードを決定する。(5)に示されるように、履歴の集約元100からMFP200aへ、推奨される印刷モードが送信される。
(6)に示されるように、MFP200aは、履歴の集約元100で決定された推奨の印刷モードで、画像ファイルに予めセットされていた推奨の印刷モード(データの作成者が予め設定しておいた印刷モード)を置換える。
(7)に示されるように、MFP200aは、要求を受けたMFP200nに所望のデータを送信する。また、この時MFP200aは、推奨される印刷モードも送信する。推奨される印刷モードは、上述したとおり過去の履歴から決定されたものである。
(8)に示されるように、MFP200nは、推奨の印刷モードに基づいて受信したデータを印刷する。但し、MFP200nのユーザ(MFP200a内の所望のデータを印刷する旨の要求を入力したユーザ)がそのユーザの好みなどにより、推奨の印刷モードを変更して、新たな印刷モードを設定した場合には、推奨の印刷モードは無効となる。なお、モードの少なくとも一部は、ユーザによって変更不可能としてもよい。
(9)に示されるように、MFP200nは、ジョブ実行の履歴を履歴の集約元100に送信する。(10)に示されるように、履歴の集約元ではジョブ履歴を蓄積する。
このようにして、過去の履歴から決定した推奨の印刷モードを受信側MFPに送信することで、ユーザの期待する印刷モードと、画像データと一緒に送られてくる推奨の印刷モードとが一致する可能性が高くなる。これにより、ユーザは印刷モードの再設定をしなくても所望する印刷物を得る可能性を高めることができる。
図5は、ファイル送受信システムの動作を示すフローチャートである。
図において、ステップS101、S103、S115およびS117は、受信側MFPの処理を、ステップS105およびS113は、送信側MFPの処理を、ステップS107、S109、S111、S119、およびS121は、履歴の集約元の処理を示す。
ステップS101において、ユーザは、受信側MFPの操作パネルを介してユーザ認証を行なう。ステップS103において、受信側MFPは、送信すべきファイルを保存した送信側MFPに、ユーザ名と必要なデータ要求とを送信する。
ステップS105において、送信側MFPは履歴の集約元に、認証ユーザに対する履歴を要求する。
ステップS107において、履歴の集約元は、該当する履歴があるかを判定する。あれば、ステップS109において、ファイル作成者が設定した制約条件があるかを判定する。制約条件がなければ、ステップS111においてユーザの過去の履歴の中で最も多く設定されたモードを推奨のモードと決定する。
ステップS113において、推奨のモードが履歴の集約元から送信側MFPに送信される。これを受けて、送信側MFPは推奨のモードに基づいて送信ファイルの送信設定を行ない、推奨のモードと共に画像データを受信側MFPに送信する。
ステップS115において、受信側MFPは画像データを推奨のモードに従って印刷する。なお、印刷の前に推奨モードをユーザに表示し、必要であればそれを変更させることとしてもよい。
ステップS117において、実際の印刷で設定されたモードが履歴情報として履歴の集約元に送信される。
なお、ステップS107でユーザ履歴がない場合には、ステップS121でファイルとセットになっているモードを推奨モードとする。また、ステップS109で制約条件があれば、ステップS119においてファイル作成者が許可しているモードの範囲内で、最も履歴が多いモードを推奨モードとする。
上記処理においては、ステップS109において、データ作成者の意図を反映させる処理を行なっている。すなわち、履歴の集約元は、集められた情報を元に各ユーザ毎に対する設定モード(推奨の印刷モードなど)を決定するが、あらかじめファイル作成者が設定した制限事項も考慮に入れて推奨の設定モードが決定される。これにより、データ作成者が意図しない形態でデータの出力が行なわれることを防ぐことができる。
以上のように、上述の第1の実施の形態によると、送信側から送られてくる文書データのモード設定が、受信側ユーザの期待するものに一致する可能性が高くなるため、受信側ユーザの不要な処理を削減させることできるという効果がある。また、ファイル作成者の意図を反映させた制限を加えることができるという効果がある。
[第2の実施の形態]
図6は、第2の実施の形態におけるMFP200nでMFP200aにより得られたデータを受信するときの処理を示す図である。
ここでは、MFP200aを「送信側MFP」と呼び、MFP200nを「受信側MFP」と呼んでいる。
(1)に示されるように、MFP200aでユーザからMFP200aで得られたファイル(ここではスキャンにより読取られた画像データであるものとする。)を送信する旨のジョブを受付ける。またこのとき、そのファイルの送信先MFP(ジョブ宛先であるMFP200n)を示す情報を入力する。
履歴の集約元(ここでは履歴蓄積サーバ100であるものとするが、MFP200a〜200n、PC300a〜300nの何れであってもよい。)は、過去に送信側MFPで設定されたモードをユーザ毎に集約する。
(2)に示されるように、ジョブを受付けたMFP200aは、履歴の集約先100に履歴情報を要求する。(3)において履歴の集約元100は、MFP200aのユーザに関する履歴情報から、推奨されるモード(印刷モード、画像の読取モード、送信モードなど)を決定する。(4)に示されるように、履歴の集約元100からMFP200aへ、推奨されるモードが送信される。
(5)に示されるように、MFP200aは、履歴の集約元100で決定された推奨の読取モードで、画像を読取る。但し、MFP200aのユーザがそのユーザの好みなどにより、推奨のモードを変更して、新たなモードを設定した場合には、推奨のモードは無効となる。(6)に示されるように、読取った画像は推奨モードとともに、ジョブとして受信側MFPに送信される。
(7)に示されるように、MFP200nは、推奨のモードに基づいて画像データを処理する。
(8)に示されるように、MFP200nは、ジョブ実行の履歴を履歴の集約元100に送信する。(9)に示されるように、履歴の集約元ではジョブ履歴を蓄積する。
このようにして、過去の履歴から決定した推奨のモードを送信側MFPに送信することで、ユーザの期待するモードと、推奨のモードとが一致する可能性が高くなる。これにより、ユーザはモードの再設定をしなくても所望する処理を実行できる可能性を高めることができる。
[変形例1]
なお上記実施の形態では、ファイルを送信するときに、履歴の集約元で推奨のモードを決定し、それを送信しているが、定期的に履歴の集約元から推奨のモードを送信側MFPに送信することで、送信側MFPで推奨のモードを管理するようにしてもよい。または、受信側MFPで推奨のモードを管理するようにしてもよい。
[変形例2]
また、上記実施の形態ではユーザに関する履歴情報から推奨されるモードを決定することとしたが、受信側MFPに関する履歴情報、ユーザに関する履歴情報、および印刷するファイルに関する履歴情報の少なくとも1つから、推奨される印刷モードを決定するようにしてもよい。すなわちたとえば、受信側MFPで最も多く設定されたモードや、印刷するファイルに最も多く設定されたモードを推奨モードとしてもよい。また、受信側MFPで過去に設定されたモード、認証されたユーザによって過去に設定されたモード、および印刷するファイルで過去に設定されたモードの少なくとも2つから、演算を行なって推奨モードを決定するようにしてもよい。
[その他]
なお、推奨の印刷モードとしては、両面印刷/片面印刷、カラー印刷/白黒印刷、プリント枚数、Nin1処理、仕上げ処理などを設定することができる。
また、推奨の読取モードとしては、原稿の読取条件、解像度などを設定することができる。また推奨の送信モードとしては、出力ジョブモード、送信するファイルのフォーマットなどを設定することができる。
本発明はMFP、ファクシミリ装置、複写機、PCなどの文書送信装置を含む画像形成装置に対して実施することができる。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の第1の実施の形態におけるファイル送受信システムを示す図である。 図1のMFP1台の構成を示すブロック図である。 図1の履歴蓄積サーバまたはPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 MFP200nでMFP200aに蓄積されているデータを印刷するときの処理を示す図である。 ファイル送受信システムの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるMFP200nでMFP200aにより得られたデータを受信するときの処理を示す図である。 あるMFPに蓄積されている文書を、他のMFPで印刷するシステムの構成を示す図である。
符号の説明
100 履歴蓄積サーバ(履歴の集約元)、200a〜200n MFP、300a〜300n PC、201 制御ユニット、203 インタフェース、205 操作パネル、207 画像処理部、209 記憶装置、211 画像読取部、213 印刷部。

Claims (10)

  1. ファイルを送信する送信手段と、
    前記送信手段でファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記処理モードの履歴に基づいて、前記送信手段において送信されるファイルについて、任意の判断基準により、前記送信先において前記ファイルを処理するために前記送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定手段とを備え、
    前記送信手段は、前記決定手段で決定された推奨モードを、前記ファイルと共に前記送信先に送信する、画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記推奨モードとして、前記処理モードの履歴において、最も多く設定されたモードを決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段は、出力ジョブのモード、印刷モード、読取モード、およびファイルのフォーマットの少なくとも1つを決定する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記決定手段で決定された推奨モードは、前記送信先で変更可能である、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記決定手段で決定された推奨モードの少なくとも一部は、前記送信先で変更不可能とされる、請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、履歴を蓄積するサーバから、送信先における、前記過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記送信先として、他の画像形成装置またはユーザを設定可能である、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置と通信を行なうファイル送信先の画像形成装置とを備えた、画像形成システム。
  9. ファイルを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップでファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記処理モードの履歴に基づいて、前記送信ステップにおいて送信されるファイルについて、任意の判断基準により、前記送信先において前記ファイルを処理するために前記送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定ステップとを備え、
    前記送信ステップでは、前記決定ステップで決定された推奨モードを、前記ファイルと共に前記送信先に送信する、画像形成装置の制御方法。
  10. ファイルを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップでファイルの送信を行なう送信先における過去に処理されたファイルに対する処理モードの履歴を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記処理モードの履歴に基づいて、前記送信ステップにおいて送信されるファイルについて、任意の判断基準により、前記送信先において前記ファイルを処理するために前記送信先において設定する可能性高いと推定される処理モードを推奨モードとして決定する決定ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記送信ステップでは、前記決定ステップで決定された推奨モードを、前記ファイルと共に前記送信先に送信する、画像形成装置の制御プログラム。
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