JP2007060126A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の画像形成装置がサーバを介することなく互いに再利用可能なジョブ・ファイルを共有して、機器仕様の違いを反映したジョブ・ファイルの実行及び再利用が可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】 第1の画像形成装置は、ジョブ・ファイルを生成して保持する。第2の画像形成装置は、第2の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを転送させて受信して保持するとともに、第2の画像形成装置では処理できないジョブの属性設定を判別して処理可能な設定値に変更して、変更した値をユーザに承認させてジョブ処理する。あるいはユーザに処理可能な設定値から選択させて決定させてジョブ処理する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置が予め生成して保持する文書について、前記文書を再処理可能なジョブ・ファイルとしてジョブ処理を実行する画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
従来、画像形成装置が処理する文書をジョブ・ファイルとして保持及び実行及び再利用するための技術としては、単に該画像形成装置内の記憶装置に実行可能なジョブ・ファイルを保持して実行すると共に実行後も保持して再利用可能とするものがあった。また、ネットワークによってサーバと複数の画像形成装置が接続され、サーバがジョブ・ファイルの一括して保持して管理を行い、必要に応じてサーバから画像形成装置がジョブ・ファイルを取得して実行するものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−342328(図1)
しかしながら、上述した従来の技術では、次のような課題があった。単一の画像形成装置内の記憶装置によってジョブ・ファイルを保持する場合には、ジョブ・ファイルの再利用はその画像形成装置内に限られて他の画像形成装置で実行することはできず、ジョブ・ファイルの再利用による利便性が少なかった。また、サーバがジョブ・ファイルを保持して管理を行う場合には、ネットワークで接続された複数の画像形成装置がジョブ・ファイルを再利用して実行できるものの、ジョブ・ファイルを保持して管理するサーバが必要であり、ユーザの負担となっていた。さらに、サーバの有無に関わらず複数の画像形成装置が互いにジョブ・ファイルを再利用して実行する場合には、ユーザの意図しない出力結果とならないように、それぞれの画像形成装置によって異なる機器仕様に応じたジョブ実行を行うことが望ましい。
本発明は以上のような課題を鑑みてなされたものであり、複数の画像形成装置がサーバを介することなく互いにジョブ・ファイルを共有して、機器仕様の違いを反映したジョブ・ファイルの実行及び再利用が可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の発明においては、
ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段とを有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第2の発明においては、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第3の発明においては、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第4の発明においては、ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段と、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させる手段と、を有し、前記第2の画像形成装置は、
前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得する属性取得手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第5の発明によれば、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第6の発明においては、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る第7の発明においては、ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、前記予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信し、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し、前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定し、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることを特徴とする。
本発明に係る第8の発明においては、ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを保持して出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させて、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信して前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得し、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定し、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることを特徴とする。
本発明に係る第1の発明によれば、ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段とを有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することが可能になる。
本発明に係る第2の発明によれば、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することが可能になる。
本発明に係る第3の発明によれば、前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することが可能になる。
本発明に係る第4の発明によれば、ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段と、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させる手段と、を有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得する属性取得手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することが可能になる。
前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することが可能になる。
前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することが可能になる。
ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、前記予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信し、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定し、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることが可能になる。
ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを保持して出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させて、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信して、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得し、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定して、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることが可能になる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置システムの構成の一例を示す。図1において、PC103及び104は画像形成装置システムにおいてネットワーク110に接続されて動作する情報処理装置であり、情報処理装置はドライバソフトウェアを動作させて、プリントジョブなどをMFP101あるいは102に送信する。MFP101及び102は画像形成装置システムにおいて、PC103あるいは104からのプリントジョブなどを受信して処理する画像形成装置を示す。MFP101及び102は画像形成装置システムにおける一例であり、本発明においては、画像形成装置はネットワークに接続可能で外部からのジョブを受信して処理可能な画像形成装置であれば、103及び104のようなプリンタであってもよいし、プリントジョブ以外のスキャナジョブやコピージョブなどを処理可能なMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)であってもよい。
図2は、図1におけるMFP101及びMFP102のハードウェア構成の一例を示す。図2において、CPU201とRAM202とLCD203とKeyBoard204とROM205とプリンタエンジン206とDISK207とネットワークI/F208とスキャナエンジン209とがシステムバス210を介して相互に接続されている。画像形成装置を制御するプログラムは、ROM205あるいはDISK207に記憶されており、必要に応じてRAM202に読み出されてCPU201によって実行される。また、ROM205やDISK207には制御プログラム以外にも画像形成装置自体や画像形成装置で処理されるジョブの機能及び状態を示す属性情報や出力の対象となるジョブ・データや外部から受信して蓄積されたジョブ・データなどを記憶している。さらに、CPU201がネットワークI/F208を介してネットワークで接続された外部との通信を行う。ネットワークI/F208はイーサネット(登録商標)インターフェースだけではなく、USBやIEEE1394あるいはブルートゥースなどの無線通信ネットワークI/Fであってもよい。さらに、CPU201がLCD203及びKeyBoard204を介してユーザにメッセージを表示して、ユーザからの入力を受け付ける。
本実施例では、特に断らない限り、図2に示した画像形成装置において、CPU201がシステムバス210を介してKeyBoard204からのユーザ入力を受け取り、且つ、RAM202とLCD203とROM205とプリンタエンジン206とDISK207とネットワークI/F208とスキャナエンジンとを制御し実施する。以上のような構成を持つ画像形成装置はネットワーク210を介したPC103及び104からの指示、あるいはKeyBoard204からのユーザの操作によってコピージョブあるいはスキャンジョブあるいはプリントジョブを実行することが可能である。また、それぞれのジョブは再利用可能なジョブ・ファイルとしてRAM202あるいはROM205あるいはDISK207に保持することが可能であり、保持したジョブ・ファイルは外部からの指示によって再度実行することができる。
図3は、本発明に係わる画像形成装置及び画像形成方法を適用して構成した画像形成装置システムを概念的に説明する構成図である。図3に示す画像形成装置システムにおいては、プリントジョブなどを生成してMFP303に送信するPC301と、コピージョブなどをMFP303のユーザーインターフェイスを介して実行指示するユーザ302と、PC301あるいはUser302から受け取ったジョブ実行指示によってジョブを実行し、実行したジョブを再利用可能なジョブ・ファイルとして保存するMFP303と、MFP303にジョブ・ファイルを転送させて受け取ったジョブ・ファイルを実行するMFP304と、MFP304のユーザーインターフェイスを介してMFP303が保存するジョブ・ファイルの実行をMFP304に指示するUser305とによって構成される。
図3においてMFP303が実行するジョブは、ジョブの属性として、再利用可能なジョブ・ファイルとして保存する処理を行うことを設定可能である。MFP303は、該属性を設定されたジョブの実行時には生成したジョブをジョブ・ファイルとして保存する。この際、ジョブ・ファイルの保存はプリントなどの出力を伴って同時にジョブを保存する実施形態でもよいし、出力を伴わずにジョブ・ファイルの保存のみを行う実施形態であってもよい。また、スキャンジョブに伴うジョブ・ファイル生成においてはスキャン結果をプリント出力可能なジョブ・ファイルとして保存してもよい。
図3においてMFP303とMFP304は、ネットワークを介して相互にジョブ・ファイルの情報やジョブ・ファイル自体をやり取りする。本実施例ではMFP304は、MFP303が保持するジョブ・ファイルの一覧を取得したり、特定のフィルタ条件を指定して条件に合致するジョブ・ファイルの一覧を取得したり、特定のジョブ・ファイルを指定してジョブ・ファイルの属性を取得したり、ジョブ・ファイル自体の転送を依頼してジョブ・ファイルの取得を行ったりする。また、MFP303は、前述したようなMFP304から情報取得依頼やデータ取得依頼に対してジョブ・ファイルの一覧あるいはジョブ・ファイルなどをMFP304に送信する。また、MFP304は、ネットワークを介して接続された画像形成装置であればMFP303に限らず同様の情報取得及びジョブ・ファイル取得を行うことが可能である。
MFP304は、User305からの指示に従ってジョブ・ファイルの検索やジョブ・ファイルの実行を行う。ここでジョブ・ファイルの検索は、MFP304が保持するジョブ・ファイルも含めネットワークを介して接続されてやり取り可能な一つ以上の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを対象に実行される。User305は、任意の画像形成装置に保存されたジョブ・ファイルをMFP304に実行させたい場合に、MFP304に所望のジョブ・ファイルを検索させ、実行を指示するだけでどこに該ジョブ・ファイルが保存されているかを意識することなく、MFP304にジョブ・ファイルを実行させて出力を得ることができる。
ここで図3に示した画像形成装置システムの動作を以下に示す。
1)PC301は、MFP303に、ネットワークを介してジョブ・ファイルの保存を伴うジョブを送信して実行を指示する。あるいは、User302が、ユーザーインターフェイスを介してMFP303にジョブ・ファイルの保存を伴うジョブ実行を指示する。
2)MFP303は、前述のPC301あるいはUser302から実行指示されたジョブ・ファイルの保存を伴うジョブを実行し、その結果、ジョブを再利用可能なジョブ・ファイルとして保持する。
3)User305は、予めMFP303で保存されたジョブ・ファイルを探すためにジョブ・ファイルの検索をMFP304に指示する。ここでUser305は、ジョブ・ファイルの保存先がMFP303であることを知っていても知らなくても必要な検索条件を指定して検索させることで、所望のジョブ・ファイルを含むジョブ・ファイルのリストを得ることができる。また、ジョブ・ファイルを生成させたUser302とUser305は同一のユーザであってもよいし、異なるユーザであってもよい。
また、ジョブ・ファイルの生成指示を行ったユーザとジョブ・ファイルの実行を指示するユーザとが異なるユーザである場合には、ジョブ・ファイル実行時にユーザ認証及び権限チェックが実施されることが望ましい。
4)MFP304は、User305からの指示に基づきジョブ・ファイルの検索及びジョブ・ファイルの属性取得及びジョブ・ファイルの取得を行う。
5)さらにUser305からの指示に基づき前記取得したジョブ・ファイルを実行する。
ここで、MFP303とMFP304とは異なる画像形成装置であるため、MFP303で保存されたジョブ・ファイルの属性情報が、そのままMFP304で適用できない可能性がある。例えば、ジョブ・ファイルの属性情報にカラーの設定がされていたとしてもMFP304では、モノクロ出力しかできなかったり、ステイプルの設定がされていてもMFP304ではステイプルをサポートしていなかったりする可能性がある。これらの場合における処理の詳細については後述する。
図4は、図3におけるUser305の指示に従ってMFP304が実行するジョブ・ファイル検索の設定を行う画面の一例であり、MFP304のユーザーインターフェイスによって示される。
図4において、保存済み文書の検索401は、User305が保存済み文書を出力したい場合に、まず実行させるジョブ・ファイル検索のパラメータを指定する画面であり、ユーザが所望する実行するジョブ・ファイルを探してリストアップするためにユーザに指定させる。検索条件402は、ジョブ・ファイルの検索条件とするパラメータを指定させる欄である。図4は、検索条件はユーザ名が「ICHIRO」、文書名が「プレゼン資料」、作成日が「2004/12」と設定されている。OKボタンが押下されると、MFP304はネットワークを介して接続された画像形成装置に対して該当のジョブ・ファイルの検索指示をマルチキャストで送信する。該検索指示を受信したMFP303は、図3で示す処理を行い指定の検索条件に合致するジョブ・ファイルのリストをMFP304へと返信する。また、ネットワークを介して接続されたその他の画像形成装置でもMFP303と同様に処理がなされて、指定の検索条件に合致するジョブ・ファイルのリストをMFP304へと返信する。MFP304は、どの画像形成装置で保持するジョブ・ファイルであるかに係わらず、所望の検索条件に合致するジョブ・ファイルのリストを得ることができる。
図6は、図4で示すジョブ・ファイルの検索の結果を表示して、ユーザにジョブ実行するジョブ・ファイルを選択させる画面の一例であり、MFP304のユーザーインターフェイスによって表示される。
図6において、検索条件602は図4で示すジョブ・ファイル検索指示によって指定されたジョブ・ファイルの検索条件を表示する。また、検索結果のリスト603は、前述の検索の結果見つかった該当するジョブ・ファイルのリストを表示する。図6では表示は文書名と保存先デバイスとを行っているが、それ以外の情報を表示してもよい。603のリストからユーザに出力したいジョブ・ファイルを選択させて、OKボタンを押下させる。MFP304は、OKボタンが押下されたら指定されたジョブ・ファイルを実行するための処理を行い、Cancelが押下された場合には、ジョブ・ファイルを実行することなく処理を終了させる。OKボタンが押下された場合には、MFP304は、選択されているジョブ・ファイルを保存先の画像形成装置から取得するためにジョブ・ファイル転送指示を保存先のMFP303に送信する。
図7は、本実施例におけるMFP303あるいはMFP304が生成して保持する再利用可能なジョブ・ファイルの構成を示す構成図である。
図7で示すようにジョブ・ファイルは大きく分けてジョブ・ファイルの属性701とジョブ・データ702から構成される。ジョブ・ファイルの属性701はジョブに関する情報やジョブ実行時の設定を有しており、詳細は後述する。ジョブ・データは、ジョブ・ファイル実行時に出力されるデータを示し、例えば画像データやPDL(Page Description Language)データに該当するものである。
次にジョブ・ファイルの属性701の詳細について説明する。ファイルID711はジョブ・ファイルを識別するための識別子である。ファイル識別子は本実施例における画像形成装置システム内で識別可能な値であれば文字列でもファイルハンドルなどであっても良い。MFP303及びMFP304はファイルID711によってジョブ・ファイルを識別する。
ファイル名712は、ジョブ・ファイルのファイル名を示す。ファイル名はどのようなものであってもよいがユーザがジョブ・ファイルを識別する主な情報となる。ジョブ・ファイル生成時に図3のUser302が指定して設定される。User305は、ファイル名によって所望のジョブ・ファイルであるかどうかをある程度判断できる。
作成日713は、ジョブ・ファイルの作成日を示す。図3のMFP303が該ジョブ・ファイルを生成した日時を自動的に設定する。作成日は、ファイル名同様ユーザがジョブ・ファイルを識別する情報となりうるが、主にジョブ・ファイルの検索条件として利用される。
ユーザ名714は、ジョブ・ファイルを作成したユーザ名を示す。図3のMFP303が、該ジョブ・ファイルを生成した際のジョブ実行依頼者のユーザ名を設定する。ユーザ名は、ファイル名及び作成日同様ジョブ・ファイルを識別する情報となりうる。主にジョブ・ファイルの検索条件として利用される。
フィニッシング設定715は、ジョブ・ファイルに設定されたフィニッシングを示す。フィニッシング設定によりステイプル処理やパンチ穴あけ処理、ソート処理、折りなどの後処理が指定される。ジョブ・ファイル実行時には対応するフィニッシング処理がなされる。
色設定716は、ジョブ・ファイルに設定された色設定を示す。色設定によりフルカラーや単色カラー、モノクロ、モノクロ多値(グレースケール)などの色処理が指定される。ジョブ・ファイル実行時には対応する色処理がなされる。
解像度717は、ジョブ・ファイルに設定された解像度設定を示す。解像度設定によりジョブ・ファイル実行時の解像度がDPI(Dots Per Inch)単位で指定される。ジョブ・ファイル実行時には設定された解像度によって処理がなされる。
図7に示すようなジョブ・ファイルは、ジョブ・ファイルの属性としてジョブ・ファイルを識別するための情報とジョブ・ファイル実行する際の設定情報とが保持される。MFP303及びMFP304は、必要に応じてジョブ・ファイル検索時に読み出したり、ジョブ・ファイル実行時に対応する処理を行ったりすることで図3に示すような画像形成装置システムの動作を構成可能とする。ここで、ジョブ・ファイルの属性として保持可能な情報は、本実施例で示す限りではなくそのほかの該ジョブ・ファイルに関する情報やジョブ・ファイル実行時の設定情報が含まれていてもよい。
図8は、図3のMFP303及びMFP304が、ジョブを受信して実行する処理の流れを示す。
図8において、ステップ801は、属性設定の解析を行う。図3のPC301あるいはUser302によって実行指示されたジョブに関して、ジョブ実行時の設定情報である属性を解析する処理を示す。ジョブ実行指示において、属性は、図7の711〜717で示すような属性識別子と属性値の組で示される。属性の解析では、属性識別子によって属性を識別して該当する属性の値を読み出して、実行するジョブ生成のために一旦記憶して保持する。
ステップ802は、ステップ801で解析した属性に従い、実行ジョブを生成する処理を示す。実行ジョブは、図7の711〜717で示すものと同等の属性を持っているので、対応する属性を持つ実行ジョブを生成することができる。
ステップ803は、ステップ802で生成した実行ジョブを実行する処理を示す。ステップ803では、ステップ802で設定した属性に従ってジョブを処理してジョブの出力を得る。
本実施例において、ジョブの実行は、外部から受信したジョブであってもジョブ・ファイルから生成したジョブであっても属性によってジョブの設定情報が示されることは変わらず、図8で示す処理と同じように処理される。
図11は、図3のMFP303からMFP304がジョブ・ファイルを受信して実行する場合に、MFP303が保持するジョブ・ファイルをそのまま実行できないことをUser305に通知する画面の一例である。また、そのまま実行できないジョブ・ファイルに対して、属性設定の変更方法をユーザに選択させることも行う。図11において、1102で示すメッセージは、ジョブ・ファイルの生成を行った生成機器であるMFP303と、ジョブ・ファイルの実行を指示して実行させようとしているMFP304と、が異なる仕様の機器であるために一部のジョブ属性の設定を変更する必要があることを示している。また、1103で示すユーザ選択可能なチェックボックスは、変更する必要がある属性設定に関して、設定変更はMFP304の処理に任せるか、設定変更必要な属性について変更内容をユーザが指定して行うかどうかをユーザに選択させるためのものである。
MFP304の処理に任せることを選択させた場合には、MFP304がMFP303から転送されて受信したジョブ・ファイルの属性のうち、設定変更必要なものに関しては、MFP304が保持するデフォルトの値に丸める処理を行い図13に示すような設定変更確認を経て、ジョブ実行する。
変更内容をユーザが指定して行うことを選択させた場合には、MFP304は、図12で示すような設定確認画面によって、変更が必要な属性のそれぞれに関して変更後の属性値をユーザに選択させて決定させた後、ジョブ実行する。
図12は、図11で示す画面で変更内容をユーザが指定して行うことを選択させた場合に、表示して選択させるジョブの設定変更画面の一例を示す。
図12において、黒塗りに白文字の選択肢は、MFP304で処理できないため、設定変更が必要な属性値を示す。また、白塗りに黒文字の選択肢は、該属性についてMFP304で処理可能な値を示す。1202では、色設定が、カラーと設定されているがカラーはMFP304では処理できないため変更が必要なことを示しており、また、変更して設定することが可能な値は、モノクロとグレースケールであることを示している。1203では、解像度が、300DPIと設定されているが300DPIはMFP304では処理できないため変更が必要なことを示しており、また、変更して設定することが可能な値は、600DPIと200DPIであることを示している。1204では、フィニッシング設定が、ステイプルと設定されているがステイプルはMFP304では処理できないため変更が必要なことを示しており、また、変更して設定することが可能な値は、フィニッシング設定しない(フィニッシングなし)とソートであることを示している。
MFP304は、ユーザに1202、1203、1204に関してそれぞれ設定可能な値を選択させてOKボタンを押下させる。OKボタンが押下されると、実行ジョブの該属性に選択されたジョブの設定が反映されて、ジョブ処理が開始される。
図13は、図11で示す画面で設定変更はMFP304の処理に任せることを選択させた場合に表示して確認させるジョブの設定変更確認画面の一例を示す。
図13において、1302で示す色設定、解像度、フィニッシング設定は、それぞれMFP304のデフォルトの値に丸めた結果を示している。図11において、設定変更はMFP304の処理に任せることが選択されているので、1302で示す値は変更することはできず、ユーザに確認させて問題がなければOKボタンを押下させる。また、Cancelボタンが押下された場合には、MFP304は、該ジョブ・ファイルの実行を中止する。
図12あるいは13に示す画面によって、異なる画像形成装置からジョブ・ファイルを転送させて実行する際に設定変更が必要なジョブの属性設定に関して、ユーザに変更内容を選択させる、あるいは変更内容を承認させた上でジョブ実行することができる。
図5は、図3のMFP303が、MFP304からのジョブ・ファイル転送指示を受信してジョブ・ファイルを転送する処理の流れを示す。ジョブ・ファイル転送指示は、図6で示す画面において実行するジョブ・ファイルが選択され、決定されたときに、MFP304からMFP303へと送信される。
図5において、ステップ1401では、ネットワークを介してMFP304からのジョブ・ファイル転送指示を受信する。ステップ1402では、ステップ1402で受信したジョブ・ファイル転送指示を読み出して、どこに、どのジョブ・ファイルを転送するのかを解釈する。ステップ1403では、指定されたジョブ・ファイルを転送するための返信パケットを生成する。ここで、返信パケットは、どのようなプロトコルで送信されてもよいがステップ1401で受信したファイル転送指示で指定された転送先のMFP304に転送可能なプロトコルであるものとする。ステップ1401からステップ1403に示す処理によってMFP303は、MFP304へ指定されたジョブ・ファイルを転送する。
図9は、図3のMFP304が、MFP303へジョブ・ファイル転送指示を送信して、転送されたジョブ・ファイルを受信する処理の流れを示す。
図9において、ステップ1501は、ジョブ・ファイル転送指示の送信を示す。本実施例では、ジョブ・ファイル転送指示は、図6で示す画面において実行するジョブ・ファイルが選択され、決定されたときに、MFP304からMFP303へと送信される。ここで、ジョブ・ファイル転送指示は、どのようなプロトコルで送信されてもよいが少なくとも転送するジョブ・ファイルの識別子と、転送先のMFP304のネットワークアドレスを有するものとする。
ステップ1502では、図5のステップ1403によって送信された返信パケットによって、ジョブ・ファイルを受信する。また、ステップ1503では、ステップ1502で受信したジョブ・ファイルを記憶して保持する。図9に示すような処理によって、MFP304は所望のジョブ・ファイルをMFP303に転送させて受信して保持することができる。
図10は、MFP304が、MFP303から受信したジョブ・ファイルの属性を読み出して処理可能かどうかを判定する処理の流れを示す。
図10において、ステップ1701では、該受信して保持したジョブ・ファイルの属性を読み出して取得する。
ステップ1702では、ステップ1701で取得したジョブ・ファイルの属性一つ一つそれぞれに対して設定値がMFP304に処理可能な値であるか、すなわちサポート範囲内であるかどうかをチェックする。ステップ1703では、ステップ1702でのチェックの結果、設定値がサポート範囲であるかどうかの判定を行う。サポート範囲外であればステップ1704へと進み、サポート範囲外でなければ処理を終了する。
ステップ1704では、ステップ1703においてサポート範囲外と判定された属性の設定値についてMFP304が有するデフォルトの値に書き換えを行う。書き換えを行う場合には、図13で示すような属性変更確認画面を表示して、ユーザの承認を得る。ステップ1704で行う処理は、図12で示すような属性変更内容をユーザに選択させる処理であってもよく、図11で示すような画面によって、どちらの処理を行うかをユーザに予め選択させておく。
ステップ1705では、図13で示す属性変更確認画面でOKボタンが押下されたかどうかを判定する。OKであれば、ステップ1706へと進み、Cancelであれば処理を終了する。
ステップ1706では、ステップ1704で表示して確認したMFP304が有するデフォルトの値によって実行しようとしているジョブ・ファイルの属性を書き換えて、設定値に反映する。該ジョブ・ファイルを実行する際には、設定された変更後の属性が反映されて、処理される。
図10で示すような処理によってジョブ・ファイルの属性の設定値がサポート範囲かどうかの判定と判定結果に従った設定変更の処理を行うことができる。ここで、判定処理及び設定変更処理は、ジョブ・ファイルの転送前に行ってもよいし、ジョブ・ファイルの転送後に行ってもよい。ジョブ・ファイルの転送前に行う場合には、ステップ1706で行うジョブ・ファイルの属性変更は、MFP304内でキャッシュして保持され、ジョブ・ファイルの転送が行われて、保存するときに実際のジョブ・ファイルに反映されるものとする。また、ジョブ・ファイルの転送前に判定処理が行われる実施形態においては、図11あるいは図12に示すような画面においてユーザがCancelボタンを押下した場合は、該ジョブ・ファイルの処理及び転送自体を中止する実施形態も可能である。
本発明の1実施例におけるシステム構成を示す構成図である。 本発明の1実施例における画像形成装置のコントローラ・ハードウェア構成を示す構成図である。 本発明の1実施例におけるシステム構成と動作の概要をしめす構成図である。 本発明の1実施例における文書検索の指示を行うための画面の一例を示す図である。 本発明の1実施例における第1の画像形成装置がジョブ・ファイル転送指示を受信して処理する流れを示すフローチャートである。 本発明の1実施例における文書検索の結果に得られた文書リストの表示画面の一例を示す図である。 本発明の1実施例における画像形成装置が生成して処理するジョブ・ファイルの構成図である。 本発明の1実施例における画像形成装置がジョブを処理する流れを示すフローチャートである。 本発明の1実施例における第2の画像形成装置がジョブ・ファイル転送指示を送信して処理する流れを示すフローチャートである。 本発明の1実施例における第2の画像形成装置がジョブ・ファイルの属性を判定して処理する流れを示すフローチャートである。 本発明の1実施例における第2の画像形成装置がジョブの属性設定方法をユーザに選択させる画面の一例を示す図である。 本発明の1実施例における第2の画像形成装置がユーザにジョブの属性設定変更を指定させる画面の一例を示す図である。 本発明の1実施例における第2の画像形成装置がユーザにジョブの属性設定変更内容を承認させる画面の一例を示す図である。
符号の説明
301、103、104 PC(パーソナルコンピュータ)
302 ユーザ
303、304、101、102 MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)
110 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
203 LCD
205 ROM
206 DISK

Claims (8)

  1. ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段とを有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置システム。
  2. 前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置システム。
  3. 前記第2の画像形成装置が有する表示手段は、前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置システム。
  4. ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成装置システムにおいて、前記ジョブ・ファイルは、ジョブ処理時の設定値を示すジョブ属性を有し、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持するジョブ・ファイル保持手段と、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送するジョブ・ファイル転送手段と、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信するジョブ・ファイル転送指示受信手段と、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させる手段と、を有し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信する転送指示送信手段と、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持するジョブ・ファイル受信手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得する属性取得手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定する判定手段と、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させる表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置システム。
  5. 前記第2の画像形成装置が有する表示手段は
    前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに変更させる属性値変更手段をさらに有し、
    前記第2の画像形成装置は前記属性値変更手段によって変更された属性値を反映して前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段と
    を有することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置システム。
  6. 前記第2の画像形成装置が有する表示手段は
    前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって前記第2の画像形成装置で処理できないと判定された属性値を表示してユーザに承認させる承認手段をさらに有し、前記第2の画像形成装置は前記承認手段によって承認された処理できない属性値を処理可能な値に丸めて前記受信して保持するジョブ・ファイルを処理するジョブ・ファイル処理手段とを有することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置システム。
  7. ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、前記予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信し、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し前記受信して保持するジョブ・ファイルのジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定し、前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることと特徴とする画像形成方法。
  8. ネットワークを介して接続された第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とが予め生成されたジョブ・ファイルを保持して出力する画像形成方法において、前記第1の画像形成装置は、予め生成されたジョブ処理可能なジョブ・ファイルを保持して、前記保持するジョブ・ファイルを第2の画像形成装置に転送し、前記ジョブ・ファイル転送手段によって前記保持するジョブ・ファイルを前記第2の画像形成装置へ転送するための転送指示を受信し、前記ジョブ・ファイルが有するジョブ属性を外部から取得させて、前記第2の画像形成装置は、前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルを指定して前記第2の画像形成装置へと転送するための転送指示を送信して、前記転送指示によって前記第1の画像形成装置から第2の画像形成装置に転送されるジョブ・ファイルを受信して保持し、前記転送指示の送信に先立ち前記第1の画像形成装置が保持するジョブ・ファイルが有するジョブ属性を取得し、前記転送指示の送信に先立ち前記取得手段によって取得するジョブ属性を解釈して前記第2の画像形成装置で処理できない属性値を判定して、前記転送指示の送信に先立ち前記判定手段によって判定した結果を表示してユーザに確認させることを特徴とする画像形成方法。
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