JP2009223671A - 印刷システムおよび印刷装置 - Google Patents

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孝 栗原
Yuhan Kin
雄范 金
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Abstract

【課題】
システム内の所望の印刷装置から印刷が行われたて期待通りの印刷結果が得られなかった場合にでも、クライアントPCから印刷指示をやり直すことなく他の印刷装置から再印刷をすることができる印刷システムおよび印刷装置を提供する。
【解決手段】
クライアントPC100で生成された印刷ジョブは、通信回線8を介して、印刷システム1内の複数の印刷装置(A〜C)に送られる。
印刷ジョブが送られた印刷装置(例えば、印刷装置A(150−1))では、印刷ジョブに設定された印刷設定が印刷装置A(150−1)で実行できない場合にはその印刷設定を変更して印刷し、また、他の印刷装置B、Cでもそれぞれの印刷装置で印刷可能な印刷設定による印刷ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷システムおよび印刷装置に関する。
従来より、クライアントPCと複数の印刷装置とが通信回線により通信可能とされる印刷システムが存在する。
この場合、どの印刷装置で印刷するかは、クライアントPCで印刷指示が行われる際に決められるのが一般的であるが、一方、クライアントPCの印刷指示の段階では印刷される印刷装置は決定されず、ユーザが印刷を所望する印刷装置の前に出向いて印刷指示を行うことで印刷される印刷装置が決定され、その印刷装置から印刷される技術が存在する。
特許文献1には、印刷クライアントアプリケーションから印刷先印刷装置を指定することなく印刷要求をプリントサーバに送信し、ユーザが所望の印刷装置のUI操作により印刷装置が決定され、指定された印刷装置がプリントサーバに格納されている印刷ジョブを取得することで、ユーザ所望の印刷装置での印刷が実行される印刷システムが提案されている。
また、特許文献2には、あらかじめグループ化された全ての印刷装置にデータを送り、どの印刷装置からでもデータを引き出せるようにした画像形成システムが提案されている。
特開2005−202723号公報 特開2003−131842号公報
この発明は、システム内の所望の印刷装置から印刷が行われて期待通りの印刷結果が得られなかった場合にでも、クライアントPCから印刷指示をやり直すことなく他の印刷装置から再印刷をすることができる印刷システムおよび印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の発明の印刷システムは、印刷指示装置と、前記印刷指示装置にネットワークを介して接続される複数の印刷装置とを具備し、前記印刷指示装置は、印刷データに前記複数の印刷装置の接続情報を付加して印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、前記印刷ジョブ生成手段で生成した前記印刷ジョブを前記複数の印刷装置に送信する送信手段とを具備し、前記印刷装置は、前記送信手段により送信された印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷設定が自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、前記印刷ジョブの印刷設定を自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行可能と判断された場合は、前記蓄積装置に蓄積された印刷ジョブを用いて、前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行する印刷実行手段とを具備するように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記印刷装置は、前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷ジョブの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段を具備し、前記印刷実行手段は、前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行するように構成される。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記印刷装置は、前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷ジョブに付加された接続情報に基づき他の印刷装置の装置情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記他の印刷装置の装置情報を表示する表示手段とを具備するように構成される。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記印刷ジョブは、当該印刷ジョブに対するユーザ認証情報が付加され、前記印刷装置は、前記印刷ジョブの印刷に際して、前記印刷ジョブに付加されたユーザ認証情報に基づき当該印刷ジョブのユーザ認証を行うユーザ認証手段を具備するように構成される。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記印刷装置は、前記印刷実行手段による前記印刷ジョブの印刷の終了後、印刷ジョブ終了通知を前記ネットワークに対してブロードキャスト通知する通知手段と、前記通知手段によりブロードキャスト通知された前記印刷ジョブ終了通知に基づき前記蓄積手段に蓄積した該当印刷ジョブを削除する印刷ジョブ削除手段とを具備するように構成される。
また、請求項6の発明の印刷システムは、印刷指示装置と、前記印刷指示装置にネットワークを介して接続される複数の印刷装置とを具備し、前記印刷指示装置は、前記複数の印刷装置の中の過去の印刷実績から学習した学習データに基づき最適な印刷装置を選択して該選択した印刷装置に印刷データを送信するとともに、他の印刷装置に前記印刷データのリンク情報を送信する送信手段と、前記印刷データの印刷を行う印刷装置を指示する指示手段とを具備し、前記印刷装置は、前記印刷データの印刷設定が前記自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、前記印刷データの印刷設定を前記自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行可能と判断された場合には、前記印刷データを用いて、前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行する印刷実行手段とを具備するように構成される。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記印刷実行手段は、前記自印刷装置が前記指示手段により印刷が指示された印刷装置であり、かつ前記印刷指示装置から前記リンク情報が送信された前記他の印刷装置である場合、前記印刷データを送信した印刷装置から前記リンク情報に基づき前記印刷データを取得して印刷を実行するように構成される。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の発明において、前記印刷装置は、前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷データの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段を具備し、前記印刷実行手段は、前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行するように構成される。
また、請求項9の発明は、請求項6または7の発明において、前記送信手段は、前記送信手段により前記印刷データを送信した印刷装置が該印刷データの受信ができない場合、前記学習データに基づき次に最適な印刷装置を選択して該選択した印刷装置に印刷データを送信するとともに、他の印刷装置に前記印刷データのリンク情報を送信するように構成される。
また、請求項10の発明は、請求項6の発明において、前記印刷指示装置は、前記学習データを記憶して管理する管理手段を具備し、前記送信手段は、前記管理手段に記憶した学習データに基づき前記印刷装置を選択するように構成される。
また、請求項11の発明は、印刷指示装置とネットワークを介して接続される印刷装置であって、前記ネットワーク上の複数の印刷装置の接続情報およびユーザ認証情報が付加された印刷ジョブを前記印刷指示装置から受信する受信手段と、前記受信手段で受信した印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブに対してユーザ認証を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段でユーザ認証された印刷ジョブの印刷設定が自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記印刷ジョブに付加された接続情報に基づき他の印刷装置の装置情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した他の印刷装置の装置情報を表示するとともに、前記印刷ジョブの印刷設定を自装置で印刷可能な印刷設定に変換して印刷するか否かの確認画面を表示する表示手段と、前記印刷ジョブの印刷設定を自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行可能と判断された場合は、前記蓄積装置に蓄積された印刷ジョブを用いて、前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行する印刷実行手段と、前記印刷実行手段による前記印刷ジョブの印刷の終了後、前記蓄積手段に蓄積した該当印刷ジョブを削除するための印刷ジョブ終了通知を前記ネットワークに対してブロードキャスト通知する通知手段とを具備するように構成される。
また、請求項12の発明は、請求項6または7の発明において、前記印刷装置は、前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷データの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段を具備し、前記印刷実行手段は、前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行するように構成される。
請求項1の発明によれば、印刷ジョブの印刷設定により自印刷装置で印刷できない場合にでも、印刷設定を変換して自印刷装置で印刷することができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、印刷設定が変換された印刷ジョブの印刷が、確認された後に行われるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、他の印刷装置の装置情報が表示されるという効果を奏する。 請求項4の発明によれば、ユーザ認証されて印刷が行われるという効果を奏する。
請求項5の発明によれば、印刷ジョブ終了通知を受信すると印刷ジョブが削除されるという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、印刷データの印刷設定により自印刷装置で印刷できない場合にでも、印刷設定を変換して自印刷装置で印刷することができるという効果を奏する。
請求項7の発明によれば、リンク情報が送信された印刷装置において、印刷データの印刷設定により自印刷装置で印刷できない場合にでも、印刷設定を変換して自印刷装置で印刷することができるという効果を奏する。
請求項8の発明によれば、印刷設定が変換された印刷データの印刷が、確認された後に行われるという効果を奏する。
請求項9の発明によれば、印刷装置が印刷データを受信できなかった場合、印刷装置が選択されて印刷データとリンク情報とが送信されるという効果を奏する。
請求項10の発明によれば、学習データに基づいて印刷データが送信される印刷装置が選択されるという効果を奏する。
請求項11の発明によれば、印刷ジョブの印刷設定により自印刷装置で印刷できない場合にでも、印刷設定を変換して自印刷装置で印刷することができるという効果を奏する。 請求項12の発明によれば、印刷設定が変換された印刷ジョブの印刷が、確認された後に行われるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、印刷システム1について、図1を参照して説明する。
図1は、印刷システム1の構成の概略を示した模式図である。
図1に示すように、印刷システム1は、クライアントPC(100)と印刷装置A(150−1)、印刷装置B(150−2)、印刷装置C(150−3)とが通信回線8により通信可能に接続される。
印刷装置A(150−1)、印刷装置B(150−2)、印刷装置C(150−3)は、共通の構成を備える印刷装置(総称して示す場合は印刷装置150と呼ぶ)であるが、各種印刷設定(カラー印刷、モノクロ印刷、A3印刷など)への対応能力は異なる。
例えば、印刷装置A(150−1)ではA4サイズでカラー印刷が可能であり、印刷装置B(150−2)ではA3サイズの白黒印刷が可能であり、印刷装置C(150−3)ではA3サイズのカラー印刷が可能である。
尚、印刷装置150は、印刷機能に加えてスキャナ、ファクシミリなどの機能を備えた複合機であっても良く、また、印刷システム1内における台数は3台でなくとも複数台であれば良い。
このように構成される印刷システム1では、クライアントPC(100)で生成された印刷ジョブが印刷システム1内のすべての印刷装置である印刷装置A(150−1)、印刷装置B(150−2)、印刷装置C(150−3)に対して送信される。
送信された印刷ジョブの印刷を望むユーザは、所望の印刷装置150に出向いて、印刷を行う。
ただし、それぞれの印刷装置での印刷設定の対応能力は異なっているので、ユーザが出向いた印刷装置150で、他の印刷装置150での印刷設定の対応能力が表示され、他の印刷装置150での印刷を望むユーザは他の印刷装置150で印刷することができる。
また、ユーザが印刷装置150での印刷結果に満足しなかった場合には、ユーザは、印刷出力された印刷ジョブを他の印刷装置150より再度印刷出力することができる。
次に、印刷システム1におけるクライアントPC(100)の構成について図2を参照して説明を行う。
図2は、クライアントPC(100)の一部の構成を示したブロック図である。
図2に示すように、クライアントPC(100)は、アプリケーション101、プリンタドライバ102、OS(Operating System)(103)、印刷設定手段104、画像処理部105、印刷ジョブ生成部106、接続印刷装置情報管理部107、スプーラ108、ユーザ認証データ生成部109、ネットワーク通信部110とを備える。
アプリケーション101は、文書データを生成する文書アプリケーションである。 例えばマイクロソフト社のワードが挙げられる。
プリンタドライバ102は、印刷装置150に送信される印刷ジョブを、アプリケーション101で生成された文書に基づいて生成する。
OS(103)は、クライアントPC(100)全体を管理するソフトウェアであり、プリンタドライバ102で生成された印刷ジョブを印刷装置150に送信するなどの処理を行う。
また、プリンタドライバ102は、印刷設定部104、画像処理部105、印刷ジョブ生成部106、接続印刷装置情報管理部107を備える。
印刷設定部104は、印刷データに付加される各種印刷設定であり、印刷装置150での印刷における各種印刷設定を管理して、ユーザにより指示された印刷設定を設定する。 印刷設定とは、例えば、用紙サイズやNアップ印刷や両面印刷などである。
画像処理部105は、印刷設定部104で設定された内容に基づきアプリケーション101で生成された画像の処理を行う。
印刷ジョブ生成部106は、画像処理部105で処理された文書データを、印刷設定部104で設定された印刷設定に基づいてPDL言語の印刷データに変換し、その印刷データに、接続印刷装置情報管理部で管理される接続印刷装置情報を付加し、ユーザ認証データ生成部110で生成されたユーザ認証データを付加し、更に印刷ジョブを識別する一意なジョブ識別子を付加して印刷ジョブを生成する。
接続印刷装置情報管理部107は、通信回線8上に接続されている印刷装置150を検索し、印刷ジョブの送信先として印刷装置150への接続情報を保持する。
また、OS(103)は、スプーラ108、ユーザ認証データ生成部109、ネットワーク通信部110を備える。
スプーラ108は、印刷ジョブ生成部106で生成された印刷ジョブを順次印刷装置150へ送信するためのバッファである。
ユーザ認証データ生成部109は、印刷ジョブ生成部106で印刷データに付加するユーザ認証データを生成する。
ネットワーク通信部110は、通信回線8を介して、通信回線8に接続される印刷装置150と情報の授受を行う。
このように構成されるクライアントPC(100)では、アプリケーション101で生成された文書に印刷指示がなされると、ジョブ識別子と所望の印刷設定とユーザ認証データと接続印刷装置情報とが含まれた印刷ジョブが生成されて、通信回線8に接続される全ての印刷装置150に対して、生成された印刷ジョブが送信される。
次に、印刷装置150の構成について図3を参照して説明を行う。
図3は、印刷装置150の一部の構成を示したブロック図である。
図3に示すように、印刷装置150は、コントローラ151、プリンタエンジン152、ネットワーク通信部153、印刷ジョブバッファ154、ジョブ自動変換部155、画像展開部156、UI操作部157、表示部158、ユーザ認証部159、ユーザ確認入力部160、印刷終了通知部162を有する。
コントローラ151は、通信回線8を介して受信した印刷ジョブからラスターデータを展開して、そのラスターデータをプリンタエンジンに渡す。
プリンタエンジン152は、コントローラ151から受け取ったラスターデータの印刷を実行する。
また、コントローラ151は、ネットワーク通信部153、印刷ジョブバッファ154、ジョブ自動変換部155、画像展開部156、UI操作部157、表示部158、ユーザ認証部159、ユーザ確認入力部160を有する。
ネットワーク通信部153は、通信回線8を介してクライアントコンピュータ100や他の印刷装置150と情報の授受を行う。 ネットワーク通信部153が授受する情報は、クライアントコンピュータ100から受信する印刷ジョブや、自装置が印刷することができる印刷設定等の印刷装置の構成情報が記述されたプリンタ情報や、ジョブキャンセル要求などである。 尚、プリンタ情報には、印刷装置150の構成情報だけでなく、印刷装置の配置場所などのその印刷装置150に関する他の情報も記述される。
印刷ジョブバッファ154は、ネットワーク通信部153が受信した印刷ジョブを保持する。
ジョブ自動変換部155は、印刷ジョブバッファ154に保持される印刷ジョブを、自装置が有する構成に応じた印刷ジョブに自動変換するなどの処理を行う。
画像展開部156は、印刷ジョブに含まれる印刷データをラスターデータに展開する。
UI操作部157は、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザへの情報を表示する。
また、UI操作部157は、一部が液晶タッチパネルで構成され、ユーザに情報を表示して、ユーザより指示等を受け付ける処理を行う。 そして、UI操作部157は、表示部158、ユーザ認証部159、ユーザ確認入力部160を有する。
表示部158は、印刷ジョブの印刷を所望するユーザに、当該印刷ジョブを印刷することができる自装置を含めた印刷装置150の情報などを表示する。
ユーザ認証部159は、印刷ジョブバッファ154に保持される印刷ジョブの印刷を所望するユーザのユーザ認証を行う。
ユーザ認証部159で行われるユーザ認証は、UI操作部157でのユーザID、パスワードの入力によるものや、ユーザ認証データが記録されている磁気カードやICカードなどをカードリーダに読み取らせるやり方などがあり、いずれのやり方でもよい。
ユーザ確認入力部160は、ユーザから自装置で印刷を実行するか否かの確認を受け付ける処理や、自装置のプリンタエンジン152で印刷した結果についてユーザから満足したか否かの確認を受け付ける処理などを行う。
そして、プリンタ情報管理部161は、各種印刷設定に対応できる自装置の構成情報や自装置の配置場所等が記述されたプリンタ情報を記憶する。
また、プリンタエンジン152は、印刷終了通知部162を備える。
印刷終了通知部162は、プリンタエンジン152で印刷ジョブの印刷が終了したことを検知して、コントローラ151に終了した情報を送る。
このように構成される印刷装置150では、クライアントPC(100)から送られた印刷ジョブを受信すると、自装置と他の印刷装置150で対応できる印刷内容を、印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて判断して、表示部158に表示する。
そして、ユーザは、印刷ジョブを印刷させる所望の印刷装置150を選択し(通信回線に接続された印刷装置A(150−1)、印刷装置B(150−2)、印刷装置C(150−3)から1つの印刷装置150を選択する)、選択した印刷装置150で印刷を実行させる。 印刷結果に満足しないユーザは、他の印刷装置150で同じ印刷ジョブの印刷を、クライアントPC(100)から印刷ジョブの再送を行うことなく実行できる。
次に、クライアントPC(100)の接続印刷装置情報管理部107で管理される接続印刷装置情報について図4を参照して説明を行う。
図4は、接続印刷装置情報管理部107で管理される接続印刷装置情報を示した模式図。
図4に示すように、接続印刷装置情報は、印刷システム1で管理される印刷装置150のIP(Internet Protocol)アドレスが記載されている。
クライアントPC(100)からは、生成された印刷ジョブが、この接続印刷装置情報に記載される印刷装置の全てに送信される。
次に、印刷ジョブ生成部106で生成される印刷ジョブについて、図5を参照して説明を行う。
図5は、印刷ジョブ生成部106で生成される印刷ジョブの構造を示す模式図である。
図5に示すように、印刷ジョブ生成部106で生成される印刷ジョブは、印刷ジョブの識別子であるジョブ識別子、クライアントPC(100)から印刷指示を行ったユーザを認証するユーザ認証データ、印刷ジョブが送信される印刷装置150の接続印刷装置情報、アプリケーション101で生成された印刷される文書の印刷データを含んでいる。
次に、印刷ジョブを送信するクライアントPC(100)で行われる処理について、図6を参照して説明を行う。
図6は、クライアントPC(100)で印刷が指示された後に行われる処理を示すフローチャートである。
ユーザからアプリケーション101で生成された文書に印刷指示がなされると、アプリケーション101から文書データが画像処理部105に送られる。
そして、画像処理部105では、送られた文書データを設定されている印刷設定に基づいて画像処理される(ステップ601)。
文書データに対しては、アプリケーション101から画像処理部105に送られる文書データにデフォルトの印刷設定が行われているが、印刷設定部104で受け付けられた印刷設定がある場合には、印刷設定部104で受け付けられた印刷設定が設定される印刷設定となる。
そして、画像処理部105で処理された文書データは印刷ジョブ生成部106に送られる。
一方、接続印刷装置情報管理部107では、通信回線8上に接続されている印刷装置を検出して、印刷ジョブの送信先として接続印刷装置情報を生成し保持する。
通信回線8上の印刷装置を検出するには、例えば、UDP(User Datagram Protocol)のブロードキャストおよびSNMP(Simple Network Management Protocol)を用い、印刷装置からの応答の有無および応答内容によって、印刷ジョブを送信可能なネットワーク機器かどうかを判断する。
そして、印刷ジョブ生成部106は、接続印刷装置情報管理部107から、接続印刷装置情報を取得する(ステップ602)。
印刷ジョブ生成部106は、画像処理部105から渡された文書データを、文書データに設定される印刷設定に基づき、PDL(Page Description Language)言語の印刷データに変換する。
そして、印刷ジョブ生成部106は、PDL言語に変換された印刷データに、接続印刷装置情報を付加する(ステップ603)。
印刷ジョブ生成部106は、OS(103)のユーザ認証データ生成部109よりユーザ認証情報を取得し(ステップ604)、PDL言語に変換された印刷データに付加する(ステップ605)。
また、印刷ジョブ生成部106は、印刷ジョブが識別されるジョブ識別子を生成し(ステップ606)、PDL言語に変換された印刷データに付加する(ステップ607)。
このようにして印刷ジョブ生成部106で印刷ジョブが生成される。 生成された印刷ジョブは、図5に示すように、ジョブ識別子、ユーザ認証データ、接続印刷装置情報、印刷データを含んでいる。
そして、印刷ジョブ生成部106は、送信先の印刷装置の数だけ印刷ジョブを複製して、スプーラ108へと送る。
スプーラ108へと送られた印刷ジョブは、送信先の印刷装置に応じて、スプーラ108に格納される(ステップ609)。
そして、スプーラ108に格納された印刷ジョブは、通信回線8を介して順次印刷装置A(150−1)、印刷装置B(150−2)、印刷装置C(150−3)へと送られる(ステップ610)。
このようにして、クライアントPC(100)から、接続印刷装置情報に示される印刷装置の全てに印刷ジョブが送信される。
次に、印刷装置150が印刷ジョブを受信する際の、印刷ジョブバッファ154周辺の処理について図7を参照して説明する。
図7は、印刷ジョブバッファ154周辺の処理について示したフローチャートである。
図7に示すように、画像形成装置150では、通信回線8よりジョブ受信要求があると(ステップ701でYES)、ネットワーク通信部153が印刷ジョブを受信して、受信した印刷ジョブが印刷ジョブバッファ154に蓄積される(ステップ702)。
そして、クライアントPC(100)から印刷指示を行ったユーザは、印刷を所望する印刷装置150に出向いて、その印刷装置150でユーザ認証を行う。
それで、印刷装置150では、ユーザからのユーザ認証を受け付けると(ステップ703でYES)、印刷ジョブバッファ154に、ステップ703でユーザ認証されたユーザの印刷ジョブがあるか否が判断される(ステップ704)。
ステップ704で認証されたユーザの印刷ジョブがあった場合には(ステップ704でYES)、該当される印刷ジョブがジョブ自動変換部155に送られる(ステップ705)。
また、印刷装置150では、ユーザが印刷結果に満足した場合には、ジョブ終了通知が他の印刷装置150に対して送られる。
それで、印刷装置150のネットワーク通信部153が、通信回線8からジョブ終了通知を受信すると(ステップ706でYES)、印刷ジョブバッファ154にジョブ終了通知に該当する印刷ジョブが蓄積されているか否かが確認される(ステップ707)。
印刷ジョブバッファ154に該当する印刷ジョブが蓄えられている場合には(ステップ707でYES)、該当する印刷ジョブが印刷ジョブバッファ154から削除される(ステップ708)。
次に、印刷システム1で、ユーザが印刷指示を実行して、印刷を所望する印刷装置150を選択する様子を図8を参照して説明する。
図8は、印刷システム1で、ユーザが印刷指示を実行して、印刷を所望する印刷装置150を選択する様子を示した模式図である。
図8に示すように、ユーザAは、クライアントPC(100)より印刷指示を実行する。
そして、クライアントPC(100)より送信される印刷ジョブには、ジョブ識別子とユーザ認証情報と接続印刷装置情報とPDL言語の印刷データとが含まれている。
この印刷ジョブは、通信回線8で接続される印刷システム1の全ての印刷装置150に送信される。
クライアントPC(100)より送信された印刷ジョブを受信した印刷装置150は、受信した印刷ジョブを印刷ジョブバッファ154に蓄積する。
そこで、図8の参照番号801で示すように、印刷装置C(150−3)で印刷を所望するユーザAは、印刷装置C(150−3)に出向いて、印刷装置C(150−3)のユーザ認証部159よりユーザ認証を行う。
すると、ユーザAのユーザ認証データが含まれる印刷ジョブが印刷ジョブバッファ154に蓄積されているので、その印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部155に送られ、ジョブ自動変換部155でその印刷データが自装置である印刷装置C(150−3)で設定されている印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かが判断される。 設定されている印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かというのは、例えば、モノクロ印刷しかできなくてカラー印刷ができない印刷装置では、カラー印刷が実現できないという判断を行う。
印刷装置C(150−3)で、印刷データに設定されている印刷設定をそのまま実現して印刷できる場合には、ジョブ自動変換部155から、印刷データが画像展開部156に送られ、ラスターデータに変換された印刷データが印刷データがプリンタエンジン152に送られて印刷される。
また、ユーザAが、図8に示すように印刷装置B(150−2)で印刷を所望して、印刷装置B(150−2)に出向いた場合にも、印刷装置B(150−2)のユーザ認証部159よりユーザ認証が行われる。
この場合も印刷装置C(150−3)の場合と同じように、印刷ジョブバッファ154に蓄積されるユーザAの認証データが含まれる印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部155に送られて、ジョブ自動変換部155でその印刷データが自装置である印刷装置B(150−2)で印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かが判断される。
印刷装置B(150−2)の場合には、印刷装置B(150−2)が有する構成が白黒印刷であり(プリンタ情報管理部161に記憶されている)、印刷データに設定されている印刷設定はA3のカラー印刷なので、その印刷設定を実現する印刷はできないと判断される。
そして、印刷装置B(150−2)のジョブ自動変換部155で、自装置(印刷装置B(150−2))で印刷データを印刷するための、印刷設定の一部変更案が算出される。
すなわち、印刷データに設定されている印刷設定を印刷装置B(150−2)で印刷できる印刷設定に変更する案である。
また、ジョブ自動変換部155は、印刷ジョブに含まれる接続印刷装置情報をもとに、ネットワーク通信部153を用いて他の印刷装置150と接続し、他の印刷装置150のプリンタ情報を取得する。
そして、ジョブ自動変換部155は、他の印刷装置150では、印刷ジョブバッファ154より送られた印刷データの印刷が、印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かを、他の印刷装置150のプリンタ情報に基づいて判断する。
このように、ジョブ自動変換部155で、印刷データに設定された印刷設定を自装置と他の印刷装置150でそのまま実現して印刷できるか否かの判断が行われ、その判断結果が表示部158よりユーザに表示される。
図8の参照番号802に示すように、印刷装置B(150−2)表示部158には、当印刷装置により印刷した場合の変換される印刷設定の内容が「カラー→白黒」と表示され、また、印刷装置A(150−1)により印刷した場合の変換される印刷設定の内容が「A3→A4に変換して印刷」と表示され、また、印刷装置C(150−3)により印刷した場合には変換無しで印刷可能である旨が表示される。
また、ユーザAが図8に示すように印刷装置A(150−1)で印刷を所望して、印刷装置A(150−1)に出向いた場合にも、印刷装置A(150−1)のユーザ認証部159よりユーザ認証が行われる。
この場合も印刷装置C(150−3)、印刷装置B(150−2)の場合と同じように、印刷ジョブバッファ154に蓄積されるユーザAの認証データが含まれる印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部155に送られて、ジョブ自動変換部155でその印刷データが自装置である印刷装置A(150−1)で印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かが判断される。
印刷設定をそのまま実現して印刷できる場合には印刷を行うが、印刷設定をそのまま実現して印刷できない場合には自装置である印刷装置A(150−1)で印刷するための変換される印刷設定を算出する。
また、ジョブ自動変換部155は、印刷ジョブに含まれる接続印刷装置情報をもとに、ネットワーク通信部153を用いて他の印刷装置150と接続し、他の印刷装置150のプリンタ情報を取得し、他の印刷装置150で印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かを判断する。
自装置150の場合と同様に、他の印刷装置150でも、印刷設定をそのまま実現して印刷できない場合には、その印刷装置150で印刷されるための変換される印刷設定が算出される。
そして、自装置である印刷装置A(150−1)で、印刷設定をそのまま実現して印刷できない場合には、表示部158に、自装置で印刷した場合の変換される印刷設定の内容と、印刷システム1内の他の印刷装置150で印刷した場合の変換される印刷設定の内容が表示される(参照番号803)。
このように、クライアントPC(100)から印刷ジョブが印刷システム1内のすべての印刷装置150に送られると、ユーザAは印刷を所望する印刷装置150へ出向いて、その印刷装置150でユーザ認証を行う。
ユーザAによりユーザ認証が行われた印刷装置150では、印刷データの印刷設定をそのまま自装置で印刷できる場合には印刷出力を行い、また、印刷データの印刷設定をそのまま自装置で印刷できない場合には自装置と他の印刷装置150とで印刷するために変換される印刷設定が表示部158に表示される。
そして、ユーザAは、印刷を所望する印刷装置を選択する。
次に、ユーザからユーザ認証をされた印刷装置150で行われる処理を図9のフローチャートを参照して説明を行う。
図9は、印刷装置150でユーザからユーザ認証された後に行われる処理を示したフローチャートである。
印刷装置150は、ユーザからユーザ認証を受けると、ユーザ認証を受けたユーザと同じユーザ認証情報が含まれる印刷ジョブが、印刷ジョブバッファ154に蓄積されているかを確認する。
そして、ユーザ認証を受けたユーザのユーザ認証情報が含まれる印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部155に送られ、ジョブ自動変換部155でその印刷データに設定された印刷設定をそのまま実現して(変換せずに)自装置で印刷可能かどうかを、プリンタ情報管理部161に記憶されるプリンタ情報に基づいて判断する(ステップ901)。
ステップ901の結果、自装置で印刷可能であると判断された場合には(ステップ901でYES)、印刷データがジョブ自動変換部155より画像展開部156に送られ、画像展開部156で変換されたラスターデータがプリンタエンジン152で印刷される。
また、ステップ901で判断された結果、自装置で印刷できないと判断された場合には(ステップ901でNO)、ユーザ認証を受けたユーザのユーザ認証情報が含まれる印刷ジョブ内にある接続印刷装置情報に基づいて、ネットワーク通信部153が他の印刷装置150に接続し、他の印刷装置150のプリンタ情報を取得する(ステップ902)。
他の印刷装置150のプリンタ情報が取得されると、ジョブ自動変換部155は、自装置で印刷する場合の変換される印刷設定の内容と、他の印刷装置150で印刷する場合の変換される印刷設定の内容とを、自装置のプリンタ情報と他の印刷装置150のプリンタ情報とに基づいて算出する(ステップ903)。
そして、ステップ903で算出された内容が表示部158に表示され、ユーザに示される(ステップ904)。 尚、ステップ904では、ステップ903で算出された内容に加えて、他の印刷装置150が配置される場所などの他の印刷装置150に関する情報も表示されてよい。
ユーザは、表示部158に表示された内容を確認して、ユーザ認証を行った印刷装置150で印刷を実行させるか、それとも、他の印刷装置150で印刷させるかを選択する。
ユーザがユーザ認証を行った印刷装置150で印刷を実行させるように選択して、その内容がユーザ情報入力部160より入力されると(ステップ905でYES)、ジョブ自動変換部155で、印刷データに設定されていた印刷設定が自装置で印刷できるように変換されて画像展開部156に送られる。
画像展開部156に送られた印刷データは、プリンタエンジン152で印刷される(ステップ907)。
また、ステップ905で、ユーザが、ユーザ認証を行った印刷装置150で印刷を実行しないことを選択して、その内容がユーザ情報入力部より入力されると(ステップ905でNO)、印刷処理は終了される。 尚、ステップ905でNOの場合には、ジョブ自動変換部155にある印刷データは削除され、且つ印刷ジョブバッファ154にある該当印刷データに関する印刷ジョブが削除されてもよい。
次に、印刷装置150で印刷が行われた後に行われる処理について図10のフローチャートを参照して説明を行う。
図10は、印刷装置150で印刷が行われた後に行われる処理について示したフローチャートである。
図9を参照して説明したような処理によって、印刷装置150での印刷が終了すると、印刷終了通知部162より印刷終了通知がUI操作部157に送られる。
UI操作部157は、印刷終了通知を受け取ると(ステップ1001でYES)、表示部158よりユーザに、印刷が終了したことと、行われた印刷に満足したか否かを問うことが表示される(ステップ1002)。
表示部158より表示される内容は、例えば、次のようなものである。
「ユーザAの印刷ジョブXの印刷が終了しました。カラー文書を白黒に変換して印刷しました。もし期待しない印刷結果だった場合には、他の印刷装置で印刷しなおすこともできます。印刷しなおしますか?」
印刷結果に満足しなかったユーザは、ユーザ確認入力部160より、他の印刷装置から印刷しなおす選択肢を選んで入力する(ステップ1003でNO)。
ユーザ確認入力部160より、ユーザが印刷結果に満足しなかった場合には(ステップ1003でNO)、印刷装置150では、印刷前に表示した他の印刷装置150で印刷した場合の変換される印刷設定(図9のステップ904で表示された内容)が再度、表示部158に表示される(ステップ1006)。 ステップ1006では、変換される印刷設定だけでなく、他の印刷装置150が配置される場所などの他の印刷装置150に関する情報も表示されてよい。
また、ステップ1003で、ユーザが印刷結果に満足して、ユーザ確認入力部160より、ユーザが印刷結果に満足した場合には(ステップ1003でYES)、印刷終了通知部162は、印刷終了通知を、ネットワーク通信部153より他の印刷装置150に対してブロードキャスト送信する(ステップ1004)。 送信される印刷終了通知には、終了した印刷ジョブのジョブ識別子が含まれる。
印刷終了通知を受信した他の印刷装置150は、図7のステップ706に示すように、印刷終了通知に含まれているジョブ識別子に基づいて、印刷ジョブバッファ154に同じジョブ識別子の印刷ジョブが蓄積されているか否かを確認する(図7のステップ706からステップ707)。
そして、印刷ジョブバッファ154に該当する印刷ジョブが蓄積されている場合には(ステップ707YES)、その印刷ジョブが印刷ジョブバッファ154から削除される(ステップ708)。
次に、第2実施例では、全ての印刷装置150に印刷ジョブが送信される印刷システム1とは異なり、クライアントPC(200)が有する学習データベース203によって印刷ジョブの送信先が決定される印刷システム2について説明を行う。
まず、印刷システム2について図11を参照して説明を行う。
図11は、印刷システム2の構成の概略を示した模式図である。
図11に示すように、印刷システム2は、クライアントPC(200)と印刷装置A(250−1)、印刷装置B(250−2)、印刷装置C(250−3)とが通信回線8により通信可能に接続される。
印刷装置A(250−1)、印刷装置B(250−2)、印刷装置C(250−3)は、共通の構成を備える印刷装置(総称して呼ぶ場合は印刷装置250と呼ぶ)であるが、各種印刷設定(カラー印刷、モノクロ印刷、A3印刷など)への対応能力は異なる。
尚、印刷装置250は、印刷する機能に加えてスキャナ機能、ファクシミリ機能などの機能を備えた複合機であっても良く、また、印刷システム2内における台数は3台でなくとも2台以上の台数であれば良い。
このように構成される印刷システム2内では、クライアントPC200が印刷ジョブの送信先を決定する学習データベース203を有している。 そして、図11に示すように、学習データベース203で決定された印刷ジョブの送信先である印刷装置250(例えば図11に示す印刷装置A(250−1))にはユーザ認証データを含んだ印刷ジョブが送られ、それ以外の印刷装置250(例えば、図11に示す印刷装置B(250−2)、印刷装置C(250−3))には印刷ジョブの送信先である印刷装置250(例えば、図11に示す印刷装置A(250−1))へ接続できるリンク情報が送られる。
次に、印刷システム2におけるクライアントPC(200)の構成について図12を参照して説明を行う。
図12は、クライアントPC(200)の一部の構成を示したブロック図である。
図12に示すように、クライアントPC(200)は、アプリケーション101、プリンタドライバ201、OS(202)とを有する。
また、プリンタドライバ201は、印刷設定部104、画像処理部105、接続印刷装置情報管理部107、学習データベース203、印刷ジョブ生成部204、リンク情報生成部205を有する。
また、OS(202)は、スプーラ207、ユーザ認証データ生成部110、ネットワーク通信部206を有する。
尚、実施例2において、実施例1で説明した符号と同じ符号を付しているものは同じ構成と同じ機能を有しているものなので、説明は省略する。
プリンタドライバ201が有する、学習データベース203は、印刷システム4の過去の印刷実績を蓄積するデータベースであり、印刷ジョブの送信先の印刷装置を、蓄積する印刷実績から学習した学習データ(例えば使用頻度)に基づいて決定する。 送信先の印刷装置の決定は、例えば、蓄積する印刷実績から印刷装置の使用頻度が最も高い印刷装置が選択されるようなアルゴリズムによって学習されると、学習データとして使用頻度が高い印刷装置が選ばれる。 そして、その学習データに基づいて、使用頻度の最も高い印刷装置が送信先の印刷装置として決定される。
印刷ジョブ生成部204は、学習データベース203で決定された印刷装置250に送信する印刷ジョブを生成する。
リンク情報生成部205は、学習データベース203で決定された印刷装置250以外の印刷装置250に送信するリンク情報を生成する。 このリンク情報は、学習データベース203で決定された印刷装置250へリンクするための情報である。
スプーラ207は、印刷ジョブ生成部204で生成された印刷ジョブとリンク情報生成部205で生成されたリンク情報とを順次印刷装置250へ送信するためのバッファである。
ネットワーク通信部206は、通信回線8を介して印刷装置250と情報の授受を行い、また、印刷が終了した印刷装置250から送られる印刷実績を学習データベース203に送る処理などを行う。
このように構成されるクライアントPC(200)では、学習データベース203によって、印刷ジョブの送信先である印刷装置250が決定され、決定された印刷装置250に対してだけ印刷ジョブが送信される。 そして、印刷システム2内にある、印刷ジョブの送信先と決定されなかった印刷装置250に対してはリンク情報が送られる。
次に、印刷装置250の構成について図13を参照して説明を行う。
図13は、印刷装置250の一部の構成を示したブロック図である。
図13に示すように、コントローラ251とプリンタエンジン257とを備える。
コントローラ251は、ネットワーク通信部252、印刷ジョブバッファ253、ジョブ自動変換部254、画像展開部156、プリンタ情報管理部161、UI操作部255を備える。
ネットワーク通信部252は、通信回線8を介して、クライアントPC(200)や他の印刷装置250と情報の授受を行う。 また、ネットワーク通信部252は、クライアントPC(200)からリンク情報を受信する。
印刷ジョブバッファ253は、クライアントPC(200)から送信された印刷ジョブやリンク情報を蓄積する。
ジョブ自動変換部254は、自装置や他の印刷装置250で印刷データを印刷するための変換される印刷設定を算出する処理や、印刷データの印刷設定を変換する処理などを行う。
UI操作部255は、一部が液晶のタッチパネルで構成され、ユーザに情報を提供し、ユーザから指示を受け付ける。 また、UI操作部255は、表示部158、ユーザ認証部159、ジョブ識別子受付部256、ユーザ確認入力部160を備える。
ジョブ識別子受付部256は、リンク情報が送られた印刷装置250において、リンク情報に記載されるジョブ識別子の印刷ジョブの印刷が所望される場合に、ユーザからジョブ識別子を受け付ける処理を行う。
プリンタエンジン257は、印刷終了通知部162と印刷実績生成部258を備える。
印刷実績生成部258は、自装置250で印刷が終了したときに、自装置250で印刷されたことを示す印刷実績を生成する。
次に、クライアントPC(200)から送信される印刷ジョブとリンク情報について図14を参照して説明を行う。
図14はクライアントPC(200)から印刷装置250に送信される印刷ジョブとリンク情報の構造を示す模式図であり、図14(a)は印刷ジョブの構造を示す模式図であり、図14(b)はリンク情報の構造を示す模式図である。
クライアントPC(200)から送信される印刷ジョブは、図14(a)に示すように、ジョブ識別子とユーザ認証データと接続印刷装置情報と印刷設定がなされた印刷データが含まれている。
また、クライアントPC(200)から送信されるリンク情報は、図14(b)に示すように、ジョブ識別子と、印刷ジョブが送信された印刷装置250に接続するための当該印刷装置250のIPアドレスが記されるリンクデータとが含まれている。
次に、クライアントPC(200)で印刷指示がなされたときに印刷ジョブが生成される処理について図15を参照して説明を行う。
図15は、クライアントPC(200)で行われる、印刷ジョブが生成される処理について示したフローチャートである。
クライアントPC(200)では、アプリケーション101で生成された文書データについての印刷指示を受け付けると、アプリケーション101から文書データが画像処理部105に送られる。 画像処理部105では、設定された印刷設定に基づき文書データが画像処理される(ステップ1501)。
学習データベース203は、印刷ジョブの送信先の印刷装置250を学習データベース203に蓄積されるデータに基づいて決定する(ステップ1502)。
そして、印刷ジョブ生成部204は、ユーザ認証データ生成部110が生成した、アプリケーション101に印刷指示を行ったユーザのユーザ認証データを受け取る(ステップ1503)。
さらに、印刷ジョブ生成部204は、画像処理部105より受信した文書データを、文書データに設定される印刷設定に基づき、PDL言語の印刷データに変換する。
印刷ジョブ生成部204は、変換したPDL言語の印刷データにユーザ認証データを付加する(ステップ1504)。
印刷ジョブ生成部204は、印刷ジョブの識別子である一意なジョブ識別子を生成する(ステップ1505)。 ユーザは生成されたジョブ識別子を確認する。
そして、生成されたジョブ識別子は、PDL言語の印刷データに付加される(ステップ1506)。
また、リンク情報生成部205は、印刷ジョブの送信先以外の印刷装置250に送信するリンク情報を、学習データベース203から送られる印刷ジョブの送信先と接続印刷装置情報管理部107から送られる接続印刷装置情報に基づいて生成する(ステップ1507)。 リンク情報には、ステップ1506で付加されたジョブ識別子と同じ番号のジョブ識別子が含まれ、また、印刷ジョブの送信先に接続するリンクデータが含まれる。
印刷ジョブ生成部204は、PDL言語の印刷データに、ジョブ識別子とユーザ認証データと、接続印刷装置情報とが付加された印刷ジョブを生成する。 生成された印刷ジョブは、学習データベース203で決定された送信先の印刷装置250にだけに送信される印刷ジョブである。
このようにして生成された印刷ジョブは、学習データベース203で決定された送信先の印刷装置250にネットワーク通信部206より送られる。 また、このようにして生成されたリンク情報は、学習データベース203で決定された印刷ジョブの送信先以外の全ての印刷装置250に、ネットワーク通信部206より送られる。
次に、印刷ジョブを受信した印刷装置250で行われる処理について図16を参照して説明する。
図16は、印刷ジョブを受信した印刷装置250で行われる処理について示したフローチャートである。
印刷ジョブが送られた印刷装置250では、印刷ジョブをネットワーク受信部252で受信し、その印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253に送る。
印刷ジョブバッファ253は、送られた印刷ジョブを蓄積する。
印刷ジョブが送信された印刷装置250で印刷を所望するユーザは、その印刷装置250のユーザ認証部159よりユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われた印刷装置250では、行われたユーザ認証と同じユーザ認証情報が含まれている印刷ジョブが印刷ジョブバッファ253に蓄積されているか否かを確認し、そのような印刷ジョブが蓄積されている場合には、該当する印刷ジョブの印刷データをジョブ自動変換部254に送る。
ジョブ自動変換部254では、送られた印刷データに設定されている印刷設定をそのまま実現して自装置250で印刷できるか否かが、プリンタ情報管理部161に管理する自装置のプリンタ情報に基づいて判断される(ステップ1601)。
ステップ1601で印刷設定をそのまま実現して自装置250で印刷できないと判断された場合には(ステップ1601でNO)、印刷ジョブに含まれる接続印刷装置情報に記載される他の印刷装置250のプリンタ情報を取得する(ステップ1602)。
そして、ステップ1602で取得した他の印刷装置250のプリンタ情報とプリンタ情報管理部161に蓄積される自装置250のプリンタ情報に基づいて、自装置で印刷する場合の変換される印刷設定の内容と、他の印刷装置250で印刷する場合の変換される印刷設定の内容とが、図9のステップ903で説明したように、算出される(ステップ1603)。
そして、ステップ1603で算出された内容が、表示部158に表示される(ステップ1604)。
ユーザは表示部158に表示された内容を視認して、自装置250で印刷を行わせるか、それとも、他の印刷装置250で印刷を行わせるかを選択する(自装置250とはこの場合、ステップ1601の前にユーザ認証が行れた印刷装置250である。)。
ユーザは選択した内容をユーザ確認入力部160より入力する。
ユーザ確認入力部160より、自装置250で印刷しないことが受け付けられると(ステップ1605でNO)、自装置250での印刷処理は終了される。 尚、ステップ1605でNOの場合には、ジョブ自動変換部254にある印刷データは削除され、且つ印刷ジョブバッファ253にある該当印刷データに関する印刷ジョブが削除されてもよい。
また、ステップ1605で、自装置250で印刷されることがユーザ確認入力部160より受け付けられると(ステップ1605でYES)、ジョブ自動変換部254で、自装置250による印刷が可能なように、印刷データに設定されている印刷設定が変換される(ステップ1606)。
そして、印刷設定が変換された印刷データは、画像展開部156に送られて、ラスターデータに展開される。 ラスターデータはプリンタエンジン152で印刷される(ステップ1607)。
印刷が終了すると、印刷実績生成部258で印刷実績が生成され(ステップ1608)、自装置250で印刷されたことを示す印刷実績が、クライアントPC(200)に送られる(ステップ1609)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(200)では、図15のステップ1511、1512に示すように、受信した内容に基づいて、印刷実績の送信元の印刷装置250で印刷されたことが反映されるように学習データベース203が更新される。
次に、印刷システム2の、リンク情報が送られた印刷装置250で行われる処理について図17を参照して説明する。
以下では、印刷装置A(250−1)に印刷ジョブが送られて、印刷装置B(250−2)にリンク情報が送られたことを例として説明を行う。
図17は、リンク情報が送られた印刷装置B(250−2)で印刷が行われる場合の処理を示したフローチャートである。
リンク情報が送られた印刷装置B(250−2)での印刷を所望するユーザは、その印刷装置B(250−2)のジョブ識別子受付部256より印刷を所望する印刷ジョブのジョブ識別子を入力する。
ユーザに所望される印刷ジョブのジョブ識別子がジョブ識別子受付部256で受け付けられると(ステップ1701)、受け付けたジョブ識別子を含んだ印刷ジョブが印刷ジョブバッファ253に蓄積されているか確認される。
印刷装置B(250−2)の印刷ジョブバッファ253に蓄積されるリンク情報には、印刷ジョブが送信された印刷装置A(250−1)へ接続するリンクデータが記述されているので、印刷装置B(250−2)のネットワーク通信部252は、印刷装置A(250−1)へ接続し、受け付けたジョブ識別子を送信して、ユーザ認証データを要求する(ステップ1702)。
印刷ジョブが送信されている印刷装置A(250−1)では、ユーザ認証データの要求を受け付けると(ステップ1703)、印刷システム2内の他の印刷装置250(印刷装置A(250−1)以外の印刷装置250)のプリンタ情報を、通信回線8を介して他の印刷装置250より取得する(ステップ1704)。
そして、印刷装置A(250−1)では、印刷装置B(250−2)より受信したジョブ識別子と同じジョブ識別子が含まれた印刷ジョブの印刷データが、ジョブ自動変換部254に送られる。
ジョブ自動変換部254では、送られた印刷データに設定される印刷設定をそのまま実現して印刷できるか否かを、自装置250(印刷装置A(250−1))と他の印刷装置250とについて調べる。 そして、ジョブ自動変換部254で、送られた印刷データが自装置250で印刷される場合と他の印刷装置250で印刷される場合の、変換される印刷設定が算出される(ステップ1705)。
そして、ステップ1705で算出された内容と、印刷装置B(250−2)より受信したジョブ識別子と、同じジョブ識別子を含んだ印刷ジョブに含まれるユーザ認証データとが印刷装置B(250−2)に送信される(ステップ1706)。
印刷装置B(250−2)は、印刷装置A(250−1)から送られた、印刷装置A(250−1)と他の印刷装置250(印刷装置B(250−2)も含まれる)とで印刷された場合の変換される印刷設定とユーザ認証データとを受信する。
そして、印刷装置B(250−2)で、ジョブ識別子を入力したユーザが、ユーザ認証部159よりユーザ認証を行う。
印刷装置B(250−2)でユーザ認証が行われると(ステップ1707)、印刷システム2内の印刷装置250で印刷した場合の、変換される印刷設定の内容が、印刷装置B(250−2)の表示部158よりユーザに表示される。
ユーザは、表示部158に表示される内容を視認して、どの印刷装置250で印刷するかを決定する。
ユーザが視認した表示部158を有する印刷装置B(250−2)で印刷を所望する場合には、ユーザは、ユーザ確認入力部160より、印刷装置B(250−2)で印刷する内容を入力する。
印刷装置B(250−2)で印刷されることがユーザ確認入力部160で受け付けられると(ステップ1708でYES)、ネットワーク通信部252より、ステップ1701で受け付けたジョブ識別子の印刷ジョブが、印刷装置A(250−1)に要求される(ステップ1709)。
要求を受けた印刷装置A(250−1)は(ステップ1710)、要求された印刷ジョブを印刷装置B(250−2)に送る(ステップ1711)。
印刷ジョブが送られた印刷装置A(250−1)は、印刷ジョブを受信すると(ステップ1712)、受信した印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253に蓄積して、その印刷ジョブに含まれる印刷データをジョブ自動変換部254に送る。
ジョブ自動変換部254に送られた印刷データは、印刷装置B(250−2)で印刷できるように、設定されている印刷設定が変換される(ステップ1713)。
そして、印刷設定が変換された印刷データが画像展開部156に送られて、画像展開部156で展開されたラスターデータがプリンタエンジン257で印刷される(ステップ1714)。
印刷が終了されると、印刷実績生成部258で印刷実績が生成されて(ステップ1715)、クライアントPC(200)に送信される(ステップ1716)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(200)では、図15のステップ1511、1512に示すように、受信した内容に基づいて、印刷装置B(250−2)で印刷されたことが反映されるように学習データベース203が更新される。
また、印刷実績を送信した印刷装置B(250−2)では、表示部158に印刷結果をユーザに尋ねる画面が表示される。 例えば、「ユーザAの印刷ジョブXの印刷が終了しました。カラー文書を白黒に変換して印刷しました。もし期待しない印刷結果だった場合には、他の印刷装置で印刷しなおすこともできます。印刷しなおしますか?」のような内容である。
それで、ユーザが印刷結果に満足しなかった場合には、ユーザはユーザ確認入力部160より、他の印刷装置から印刷しなおす選択肢を選んで入力する。
ユーザが印刷装置B(250−2)での印刷結果に満足しなかった場合には、ステップ1707の後に行われる印刷システム2内の印刷装置250で印刷した場合の変換される印刷設定の内容が、印刷が行われた印刷装置B(250−2)の表示部158に表示される。
また、ユーザが印刷装置B(250−2)での印刷結果に満足した場合には、印刷終了通知部162が、印刷終了通知を、ネットワーク通信部252より、他の印刷装置250にブロードキャスト送信する。 送信される印刷終了通知には、終了した印刷ジョブのジョブ識別子が含まれる。
印刷終了通知を受信した印刷装置250は、印刷終了通知に含まれているジョブ識別子に基づいて、該当するジョブ識別子が含まれている印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253から削除する。
尚、印刷実績を送信した印刷装置B(250−2)でユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理がなされるが、同様の処理は、図16を参照して説明した印刷ジョブを受信した印刷装置250で印刷が終了して印刷実績が送信された後に行われても良い。
尚、ユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理は、印刷実績が生成される前に行われてもよい。 つまり、印刷されてユーザが印刷結果に満足した後にだけ、印刷実績が生成されて学習データベース203の更新が行われる、ように構成されてもよい。
尚、クライアントPC(200)より送信した印刷ジョブ(図15のステップ1508)が何らかの理由により、送信先の印刷装置250で受信されなかった場合には、クライアントPC(200)で、学習データベース203に基づき次に最適な印刷装置250が選択されて印刷ジョブが送信されても良い。 その際、選択された次に最適な印刷装置250以外の印刷装置250には、選択された次に最適な印刷装置250に接続するリンク情報が送信される。
次に、第3実施例では印刷システム3について説明を行う。
まず、印刷システム3の構成について図18を参照して説明を行う。
図18は、印刷システム3の構成の概略を示した模式図である。
図18に示すように、印刷システム3は、クライアントPC(200)と印刷装置A(350−1)、印刷装置B(350−2)、印刷装置C(350−3)とが通信回線8を介して通信可能に接続される。
尚、第3実施例において、第1、2実施例で説明した符号と同じ符号を付しているものは同じ構成と同じ機能を有しているものなので、説明は省略する。
印刷装置A(350−1)、印刷装置B(350−2)、印刷装置(350−3)は、共通の構成を備える印刷装置であるが、各種印刷設定(カラー印刷、モノクロ印刷、A3印刷など)への対応能力は異なる。 そして、印刷装置A(350−1)、印刷装置B(350−2)、印刷装置C(350−3)を総称して呼ぶときには、印刷装置350と呼ぶ。
尚、印刷装置350は、印刷する機能に加えてスキャナ機能、ファクシミリ機能などの機能を備えた複合機であっても良く、また、印刷システム3内における台数は3台でなくとも2台以上の台数でよい。
このように構成される印刷システム3内では、クライアントPC(200)内に、印刷システム3で行われた印刷装置350に関するデータを蓄えて印刷ジョブの送信先を決定する学習データベース203が備えられ、また、印刷装置350内に学習データベース352が備えられる。
印刷システム3では、第2実施例で説明したクライアントPC(200)と同じクライアントPC(200)が使用される。
次に、印刷システム3内の印刷装置350の構成について図19を参照して説明を行う。
図19は、印刷システム3内の印刷装置350の一部の構成を示したブロック図である。
図19に示すように、印刷装置350は、コントローラ351、プリンタエンジン257を有する。
コンロトーラ351は、ネットワーク通信部252、印刷ジョブバッファ253、ジョブ自動変換部254、画像展開部156、プリンタ情報管理部161、UI操作部255、学習データベース352を有する。
学習データベース352は、自装置350で印刷した後に印刷実績生成部258で生成される印刷実績を蓄積するデータベースである。
また、UI操作部255は、表示部158、ユーザ認証部159、ジョブ識別子受付部256、ユーザ確認入力部160を有する。
プリンタエンジン257は、印刷実績生成部258、印刷終了通知部162を有する。 次に、クライアントPC(200)で印刷指示が行われた後の処理について図20を参照して説明を行う。
図20は、印刷システム3におけるクライアントPC(200)で、印刷指示が行われた後における処理を示したフローチャートである。
クライアントPC(200)で印刷指示が行われると、クライアントPC(200)の学習データベース203は、印刷システム3内の印刷装置350の学習データベース352にアクセスして、学習データベース352の内容を読み込み、更新作業を行う(ステップ2001)。
その後に、アプリケーション101で生成された文書データが画像処理部105に送られて、印刷ジョブとリンク情報とが印刷装置350に送られる処理は、第2実施例で図15を参照して説明したステップ1501乃至ステップ1508の処理(参照番号1550)において、印刷装置250を印刷装置350、印刷システム2を印刷システム3と読み替えた処理と同じなので、説明は省略する。
このように、印刷システム3のクライアントPC(200)では、印刷指示が行われると、学習データベース203が印刷システム3内の印刷装置350の学習データベース352にアクセスして内容を読み込み、学習データベース203の更新作業が行われる。
そのようにして更新された学習データベース203のデータに基づいて、印刷ジョブの送信先が決定され、生成された印刷ジョブが送信先に送られ、また、リンク情報が印刷ジョブの送信先以外の印刷装置に対して送信される。
次に、印刷ジョブが送信された印刷装置350で行われる処理について図21を参照して説明を行う。
図21は、印刷ジョブが送信された印刷装置350で行われる処理について示したフローチャートである。
印刷ジョブが送られた印刷装置350では、印刷ジョブをネットワーク受信部252で受信し、その印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253に送る。
印刷ジョブバッファ253は、送られた印刷ジョブを蓄積する。
印刷ジョブが送信された印刷装置350で印刷を所望するユーザは、その印刷装置350のユーザ認証部159よりユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われた印刷装置350では、行われたユーザ認証と同じユーザ認証情報が含まれている印刷ジョブが印刷ジョブバッファ253に蓄積されているか否かを確認して、そのような印刷ジョブが蓄積されている場合には、該当する印刷ジョブの印刷データをジョブ自動変換部254に送る。
印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部254に送られた後の一部の処理は、第2実施例で図16を参照して説明したステップ1601乃至1606の処理(参照番号1650)において、印刷装置250を印刷装置350、印刷システム2を印刷システム3と読み替えた処理を同じなので、途中の説明は省略する。
印刷装置350で印刷が終了して(ステップ1607)、印刷実績が印刷実績生成部258で生成されると(ステップ1608)、生成された印刷実績に基づいて印刷装置350内の学習データベース352の内容が更新され(印刷実績には、印刷された日時、印刷装置、印刷されたジョブ識別子などが記録される)(ステップ2102)、また、生成された印刷実績がクライアントコンピュータ200に対して送信される(ステップ2102)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(200)では、図20のステップ2011、2012に示すように、受信した内容に基づいて、印刷実績の送信元の印刷装置350で印刷されたことが反映されるように学習データベース203が更新される。
次に、リンク情報が送られた印刷装置350で行われる処理について図22を参照して説明を行う。
図22は、リンク情報が送られた印刷装置B(350−2)で行われる処理について示したフローチャートである。
以下では、印刷装置A(350−1)に印刷ジョブが送られて、印刷装置B(350−2)にリンク情報が送られたこと例として説明を行う。
リンク情報が送られた印刷装置350B(350−2)での印刷を所望するユーザは、その印刷装置B(350−2)のジョブ識別子受付部256より印刷を所望する印刷ジョブのジョブ識別子を入力する。
ユーザに所望される印刷ジョブのジョブ識別子がジョブ識別子受付部256で受け付けられてから後に処理される一部の処理は、第2実施例で図17を参照して説明したステップ1701乃至1713の処理(参照番号1750)において印刷装置250を印刷装置350、印刷システム2を印刷システム3と読み替えた処理と同じなので、説明は省略する。
プリンタエンジン257で印刷がされると(ステップ1714)、印刷実績生成部258で印刷実績が生成されて(ステップ1715)、そして、印刷装置Bの学習データベース352が、生成された印刷実績に基づいて更新される(ステップ2201)。
また、生成された印刷実績は、クライアントPC(200)に送信される(ステップ1716)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(200)では、図20のステップ2011、2012に示すように、受信した内容に基づいて、印刷装置B(350−2)で印刷されたことが反映されるように学習データベース203が更新される。
また、印刷実績を送信した印刷装置B(350−2)では、表示部158に印刷結果をユーザに尋ねる画面が表示される。 例えば「ユーザAの印刷ジョブXの印刷が終了しました。カラー文書を白黒に変換して印刷しました。もし期待しない印刷結果だった場合には、他の印刷装置で印刷しなおすこともできます。印刷しなおしますか?」のような内容である。
それで、ユーザが印刷結果に満足しなかった場合には、ユーザはユーザ確認入力部160より、他の印刷装置から印刷しなおす選択肢を選んで入力する。
ユーザが印刷装置B(350−1)での印刷結果に満足しなかった場合には、ステップ1707の後に行われる印刷システム3内の印刷装置350で印刷した場合の変換される印刷設定の内容が表示部158に表示される。
また、ユーザが印刷装置B(350−2)での印刷結果に満足した場合には、印刷終了通知部162が、印刷終了通知を、ネットワーク通信部153より他の印刷装置350にブロードキャスト送信する。 送信される印刷終了通知には、終了した印刷ジョブのジョブ識別子が含まれる。
印刷終了通知を受信した印刷装置350は、印刷終了通知に含まれているジョブ識別子に基づいて、該当するジョブ識別子が含まれている印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253から削除する。
尚、印刷実績を送信した印刷装置B(350−2)でユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理がなされるが、同様の処理は、図21を参照して説明した印刷ジョブを受信した印刷装置350で印刷が終了して印刷実績が送信された後に行われても良い。
尚、ユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理は、印刷実績が生成される前に行われても良い。 つまり、印刷された結果、ユーザが印刷結果に満足した後にだけ印刷実績が生成されて学習データベース203、学習データベース352の更新がおこなわれるようにしてよい。
次に、印刷システム4について説明する。
まず、印刷システム4の構成について図23を参照して説明する。
図23は、印刷システム4の構成の概略を示した模式図である。
図23に示すように、印刷システム4は、クライアントPC(400)と印刷装置A(250−1)、印刷装置B(250−2)、印刷装置C(250−3)とが通信回線8を介して通信可能に接続される。
尚、第4実施例において、第1、2、3実施例で説明した符号と同じ符号を付しているものは同じ構成と同じ機能を有しているものなので、説明は省略する。
次に、クライアントPCの構成について図24を参照して説明を行う。
図24は、クライアントPC(400)の一部の構成を示したブロック図である。
クライアントPC(400)は、アプリケーション101、プリンタドライバ401、OS(204)を有する。
プリンタドライバ401は、画像処理部105、接続印刷装置情報管理部107、印刷ジョブ生成部402、印刷設定部403、学習データベース404を有する。
印刷ジョブ生成部402は、学習データベース404で決定された印刷装置250に対して送信する印刷ジョブを生成する。
印刷設定部403は、学習データベース404によって決定された印刷設定を文書データに設定する印刷設定とする。
学習データベース404は、印刷システム4の過去の印刷実績を蓄積するデータベースであり、また、印刷設定保存部405を有する。
印刷設定保存部405は、印刷システム4で印刷された過去の印刷実績の印刷設定を保存する。
また、学習データベース404は、クライアントPC(400)から送信する印刷ジョブの送信先を、蓄積する印刷実績に基づいて決定する。
このように構成されるクライアントPC(400)では、アプリケーション101より印刷指示がされると、学習データベース404の印刷設定保存部405に保存される印刷設定に基づいて印刷データに付加される印刷設定が決定される。 また、印刷ジョブの送信先が学習データベース404に蓄積されるデータに基づいて決定される。
次に、クライアントPC(400)で印刷指示が行われた後に行われる処理について図25を参照して説明する。
クライアントPC(400)で、アプリケーション101より文書データの印刷指示がなされると、アプリケーション101から文書データが画像処理部105に送られる。
そして、学習データベース404で、文書データに設定される印刷設定が、印刷設定保存部405に蓄積されるデータに基づいて決定される(ステップ2401)。 印刷設定の決定は、例えば、もっとも使用頻度の高い印刷設定が選択されるなどであるが、各種アルゴリズムを備えて蓄積されるデータから決定されるようにしてもよい。
画像処理部105では、学習データベース404で決定された印刷設定に基づき、文書データが画像処理される(ステップ2402)。
学習データベース404は、印刷ジョブの送信先の印刷装置250を学習データベース404に蓄積されるデータに基づいて決定する(ステップ2403)。
そして、印刷ジョブ生成部204は、ユーザ認証データ生成部110が生成した、アプリケーション101に印刷指示を行ったユーザのユーザ認証データを受け取る(ステップ2404)。
さらに、印刷ジョブ生成部204は、画像処理部105より受信した文書データを、文書データに設定される印刷設定に基づき、PDL言語の印刷データに変換する。
印刷ジョブ生成部204は、変換したPDL言語の印刷データにユーザ認証データを付加する(ステップ2405)。
あとの処理は、第2実施例において、図15を参照して説明したステップ1505乃至1508で行われる処理と同じなので、説明は省略する。
このように、学習データベース404で決定された印刷設定が設定された印刷ジョブが、同じく学習データベース404で決定された印刷装置250に送信される。 また、リンク情報は、印刷ジョブが送信される印刷装置250以外の全ての印刷装置250に送られる。
次に、印刷ジョブを受信した印刷装置250で行われる処理について図26を参照して説明を行う。
図26は、画像システム4において、印刷ジョブを受信した印刷装置250で行われる処理について示したフローチャートである。
印刷ジョブが送られた印刷装置250では、印刷ジョブをネットワーク受信部252で受信し、その印刷ジョブは印刷ジョブバッファ253に送られる。
印刷ジョブバッファ253は、送られた印刷ジョブを蓄積する。
印刷ジョブが送信された印刷装置250で印刷を所望するユーザは、その印刷装置250のユーザ認証部159よりユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われた印刷装置250では、行われたユーザ認証と同じユーザ認証情報が含まれている印刷ジョブが印刷ジョブバッファ253に蓄積されているか否かを確認し、そのような印刷ジョブが蓄積されている場合には、該当する印刷ジョブの印刷データをジョブ自動変換部254に送る。
このあと、プリンタエンジン152で印刷が行われるまでの処理は、第2実施例で図16を参照して説明したステップ1601乃至ステップ1607と同じなので説明は省略する。
印刷が終了すると、印刷実績生成部258で、行われた印刷の印刷設定を含んだ印刷実績が生成され(ステップ2501)、自装置250で印刷されたことと適用された印刷設定を示す印刷実績が、クライアントPC(400)に送られる(ステップ2502)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(400)では、図25のステップ2421、2422に示すように、受信した内容に基づいて、印刷実績の送信元の印刷装置250で記述される印刷設定が適用された印刷がなされたことが反映されて、学習データベース404が更新される。 その際、印刷設定保存部405も更新される。
次に、印刷システム4の、リンク情報が送られた印刷装置250で行われる処理について図27を参照して説明する。
図27は、リンク情報が送られた印刷装置B(250−2)で印刷が行われる場合の処理を示したフローチャートである。
以下では、印刷装置A(250−1)に印刷ジョブが送られて、印刷装置B(250−2)にリンク情報が送られたことを例として説明を行う。
リンク情報が送られた印刷装置B(250−2)での印刷を所望するユーザは、その印刷装置B(250−2)のジョブ識別子受付部256より印刷を所望する印刷ジョブのジョブ識別子を入力する。
この後の処理は、第2実施例において図17を参照して説明したステップ1701乃至ステップ1713の処理(参照番号1750)と同じなので、説明は省略する。
そして、印刷設定が変換された印刷データが画像展開部156に送られて、画像展開部156で展開されたラスターデータがプリンタエンジン257で印刷される(ステップ1714)。
印刷が終了されると、印刷装置B(250−2)で印刷が変換された印刷設定による印刷が行われたことを示す印刷実績が、印刷実績生成部258で生成され(ステップ2601)、クライアントPC(400)に送信される(ステップ2602)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(400)では、図25のステップ2421、2422に示すように、受信した内容に基づいて、印刷設定保存部404を含んだ学習データベース405が更新される。
また、印刷実績を送信した印刷装置B(250−2)では、表示部158に印刷結果をユーザに尋ねる画面が表示される。 例えば、「ユーザAの印刷ジョブXの印刷が終了しました。カラー文書を白黒に変換して印刷しました。もし期待しない印刷結果だった場合には、他の印刷装置で印刷しなおすこともできます。印刷しなおしますか?」のような内容である。
それで、ユーザが印刷結果に満足しなかった場合には、ユーザはユーザ確認入力部160より、他の印刷装置から印刷しなおす選択肢を選んで入力する。
ユーザが印刷装置B(250−2)での印刷結果に満足しなかった場合には、ステップ1707の後に行われる印刷システム2内の印刷装置250で印刷した場合の変換される印刷設定の内容が、印刷が行われた印刷装置B(250−2)の表示部158に表示される。
また、ユーザが印刷装置B(250−2)での印刷結果に満足した場合には、印刷終了通知部162が、印刷終了通知を、ネットワーク通信部252より、他の印刷装置250にブロードキャスト送信する。 送信される印刷終了通知には、終了した印刷ジョブのジョブ識別子が含まれる。
印刷終了通知を受信した印刷装置250は、印刷終了通知に含まれているジョブ識別子に基づいて、該当するジョブ識別子が含まれている印刷ジョブを印刷ジョブバッファ253から削除する。
尚、印刷実績を送信した印刷装置B(250−2)でユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理がなされるが、同様の処理は、図26を参照して説明した印刷ジョブを受信した印刷装置250で印刷が終了して印刷実績が送信された後に行われても良い。
尚、ユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理は、印刷実績が生成される前に行われてもよい。 つまり、印刷されてユーザが印刷結果に満足した後にだけ、印刷実績が生成されて学習データベース404の更新が行われる、ように構成されてもよい。
次に、印刷システム5について図28を参照して説明する。
図28は、印刷システム5の構成の概略を示した模式図である。
図28に示すように、印刷システム5は、クライアントPC(200)と印刷装置A(350−1)、印刷装置B(350−2)、印刷装置(350−3)とが通信回線8を介して通信可能に接続される。
尚、第5実施例において、第1、2、3、4実施例で説明した符号と同じ符号を付しているものは同じ構成と同じ機能を有しているものなので、説明は省略する。
クライアントPC(200)は学習データベース203を有しており、印刷装置350は学習データベース352を有しているが、それら学習データベースは、まだ、学習の初期段階で、データ量が少ないため、送信先の印刷装置350を決定することができない状態である。
次に、印刷システム5のクライアントPC(200)で印刷指示を受けた後に行われる処理について図29を参照して説明を行う。
図29は、クライアントPC(200)で印刷指示を受けた後に行われる処理について示したフローチャートである。
クライアントPC(200)において、アプリケーション101より文書データの印刷指示を受け付けると(ステップ2901)、アプリケーション101で生成された文書データが画像処理部105に送られる。 画像処理部105では、設定された印刷設定に基づき文書データが画像処理される。
印刷ジョブ生成部204は、ユーザ認証データ生成部110が生成した、アプリケーション101に印刷指示を行ったユーザのユーザ認証データを受け取る(ステップ2902)。
さらに、印刷ジョブ生成部204は、画像処理部105より受信した文書データを、文書データに設定される印刷設定に基づき、PDL言語の印刷データに変換する。
印刷ジョブ生成部204は、変換したPDL言語の印刷データにユーザ認証データを付加する(ステップ2903)。
印刷ジョブ生成部204は、印刷ジョブの識別子である一意なジョブ識別子を生成する(ステップ2904)。 ユーザは生成されたジョブ識別子を確認する。
そして、生成されたジョブ識別子は、PDL言語の印刷データに付加される(ステップ2905)。
印刷ジョブ生成部204は、接続印刷装置情報管理部107より、接続印刷装置情報を取得する。
そして、印刷ジョブ生成部204は、PDL言語の印刷データに、ジョブ識別子とユーザ認証データと接続印刷装置情報が付加された印刷ジョブを生成する。
また、リンク情報生成部205は、印刷システム5においては、クライアントPC(200)へ接続するリンク情報を生成する。
このリンク情報には、クライアントPC(200)のIPアドレスが記されるリンクデータと、ステップ2904で生成されたジョブ識別子が含まれる。
そして、生成されたリンク情報が印刷システム5内の全ての印刷装置350に対して送信される。
印刷指示を行ったユーザは、印刷を所望する印刷装置350に出向いて、その印刷装置350のジョブ識別子受付部256よりジョブ識別子を入力する。
ジョブ識別子の入力を受け付けた印刷装置350では、受け付けたジョブ識別子と同じ識別子をもつリンク情報が、印刷ジョブバッファ253より探され、受け付けたジョブ識別子をもつリンク情報に基づいて、クライアントPC(200)へ印刷ジョブ要求が送信される。
クライアントPC(200)では、ユーザがジョブ識別子を入力した印刷装置350から印刷ジョブ要求を受信する(ステップ2907でYES)。
クライアントPC(200)は、印刷ジョブ要求を送信した印刷装置350へ、生成した印刷ジョブを送信する(ステップ2908)。
次に、ユーザが印刷を所望してジョブ識別子を入力した印刷装置350で行われる処理について図30を参照して説明する。
図30は、印刷システム5内の印刷装置350で行われる処理について示したフローチャートである。
ユーザがクライアントPC(200)で印刷指示を行うと、印刷システム5内の全ての印刷装置350へ、クライアントPC(200)へ接続するリンク情報が送られる。
そして、印刷装置350は、リンク情報を受信する(ステップ3001)。
ユーザは印刷を所望する印刷装置350のジョブ識別子受付部256より、印刷指示を行った文書データのジョブ識別子を入力する。
印刷装置350は、ジョブ識別子を受け付けると(ステップ3002でYES)、印刷ジョブバッファ253に蓄積される、受け付けたジョブ識別子と同じジョブ識別子を有するリンク情報に基づいて、クライアントPC(200)へ印刷ジョブ要求を送信する(ステップ3003)。 この印刷ジョブ要求には、受け付けたジョブ識別子が含まれる。
クライアントPC(200)は、印刷ジョブ要求を受信すると、印刷ジョブ要求を送信した印刷装置350に、印刷ジョブ要求に含まれるジョブ識別子と同じジョブ識別子を有する印刷ジョブを送信する。
印刷装置350は、印刷ジョブを受信する(ステップ3004)。
そして、印刷装置350では、ユーザがユーザ認証部159よりユーザ認証を行う(ステップ3005)。
印刷装置350では、受信した印刷ジョブの印刷データがジョブ自動変換部254に送られる。
その後にジョブ自動変換部254に送られた印刷データの印刷が行われるまでの処理は、第2実施例のステップ1601乃至1606までの処理(参照番号1650)において、印刷装置250を印刷装置350と読み替えた処理と同じなので、説明は省略する。
印刷設定が変換された印刷データは、画像展開部156に送られて、ラスターデータに展開され、展開されたラスターデータがプリンタエンジン152で印刷される(ステップ1606)。
印刷が終了すると、印刷実績生成部258で印刷実績が生成される(ステップ1608)。
印刷装置350の学習データベース352は、生成された印刷実績に基づいて、自らのデータベースの内容を更新する(ステップ3006)。
そして、生成された印刷実績は、クライアントPC(200)に送信される(ステップ3007)。
印刷実績が送信されたクライアントPC(200)では、図29のステップ2911、2912に示すように、受信した内容に基づいて、学習データベース203が更新される。
また、印刷実績を送信した印刷装置350では、表示部158に印刷結果をユーザに尋ねる画面が表示される。 例えば、「ユーザAの印刷ジョブXの印刷が終了しました。カラー文書を白黒に変換して印刷しました。もし期待しない印刷結果だった場合には、他の印刷装置で印刷しなおすこともできます。印刷しなおしますか?」のような内容である。
それで、ユーザが印刷結果に満足しなかった場合には、ユーザはユーザ確認入力部160より、他の印刷装置から印刷しなおす選択肢を選んで入力する。
ユーザが印刷装置350での印刷結果に満足しなかった場合には、ステップ1604の後に行われる印刷システム5内の印刷装置350で印刷した場合の変換される印刷設定の内容が、印刷が行われた印刷装置350の表示部158に表示される。
また、ユーザが印刷装置350での印刷結果に満足した場合には、印刷終了通知部162が、印刷終了通知を、ネットワーク通信部252より、他の印刷装置350にブロードキャスト送信する。 送信される印刷終了通知には、終了した印刷ジョブのジョブ識別子が含まれる。
印刷終了通知を受信した印刷装置350は、印刷終了通知に含まれているジョブ識別子に基づいて、該当するジョブ識別子が含まれているリンク情報を印刷ジョブバッファ253から削除する。
尚、ユーザに印刷結果の満足を尋ねる処理は、印刷実績が生成される前に行われてもよい。 つまり、印刷されてユーザが印刷結果に満足した後にだけ、印刷実績が生成されて学習データベース352の更新が行われ、印刷実績がクライアントPC(200)に送信されるように構成されてもよい。
この発明は、印刷システムおよび印刷装置において利用可能である。
印刷システム1の構成の概略を示した模式図。 クライアントPC(100)の一部の構成を示したブロック図。 印刷装置150の一部の構成を示したブロック図。 接続印刷装置情報を示した模式図。 印刷ジョブの構造を示す模式図。 クライアントPC(100)で行われる処理を示したフローチャート。 印刷ジョブバッファ154周辺で行われる処理を示したフローチャート。 ユーザが印刷を所望する印刷装置の表示部158で表示される内容を示す模式図。 印刷装置150で行われる処理を示したフローチャート。 印刷装置150で印刷後に行われる処理を示したフローチャート。 印刷システム2の構成の概略を示した模式図。 クライアントPC(200)の一部の構成を示したブロック図。 印刷装置250の一部の構成を示したブロック図。 印刷ジョブとリンク情報の構造を示す模式図。 クライアントPC(200)で行われる処理を示したフローチャート。 印刷装置250で行われる処理を示したフローチャート。 印刷装置250の処理を示したフローチャート。 印刷システム3の構成の概略を示した模式図。 印刷装置350の一部の構成を示したブロック図。 クライアントPC(200)で行われる処理を示したフローチャート。 印刷ジョブが送信された印刷装置350で行われる処理を示したフローチャート。 リンク情報が送信された印刷装置350で行われる処理を示したフローチャート。 印刷システム4の構成の概略を示した模式図。 クライアントPC(400)の一部の構成を示したブロック図。 クライアントPC(400)で行われる処理を示したフローチャート。 印刷ジョブが送られた印刷装置250で行われる処理を示したフローチャート。 リンク情報が送られた印刷装置250で行われる処理を示したフローチャート。 印刷システム5の構成の概略を示した模式図。 クライアントPC(200)で行われる処理を示したフローチャート。 印刷装置350で行われる処理を示したフローチャート。
符号の説明
1、2、3、4、5 印刷システム
8 通信回線
100、200、400 クライアントPC
150 印刷装置
150−1 印刷装置A
150−2 印刷装置B
150−3 印刷装置C
250 印刷装置
250−1 印刷装置A
250−2 印刷装置B
250−3 印刷装置C
350 印刷装置
350−1 印刷装置A
350−2 印刷装置B
350−3 印刷装置C
101 アプリケーション
102 プリンタドライバ
103 OS
104 印刷設定部
105 画像処理部
106 印刷ジョブ生成部
107 接続印刷装置情報管理部
108 スプーラ
109 ユーザ認証データ生成部
110 ネットワーク通信部
151 コントローラ
152 プリンタエンジン
153 ネットワーク通信部
154 印刷ジョブバッファ
155 ジョブ自動変換部
156 画像展開部
157 UI操作部
158 表示部
159 ユーザ認証部
160 ユーザ確認入力部
161 プリンタ情報管理部
201 プリンタドライバ
202 OS
203 学習データベース
204 印刷ジョブ生成部
205 リンク情報生成部
206 ネットワーク通信部
207 スプーラ
251 コントローラ
252 ネットワーク通信部
253 印刷ジョブバッファ
254 ジョブ自動変換部
255 UI操作部
256 ジョブ識別子受付部
257 印刷実績生成部
351 コントローラ
352 学習データベース
401 プリンタドライバ
402 印刷ジョブ生成部
403 印刷設定部
404 学習データベース
405 印刷設定保存部

Claims (12)

  1. 印刷指示装置と、
    前記印刷指示装置にネットワークを介して接続される複数の印刷装置と
    を具備し、
    前記印刷指示装置は、
    印刷データに前記複数の印刷装置の接続情報を付加して印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、
    前記印刷ジョブ生成手段で生成した前記印刷ジョブを前記複数の印刷装置に送信する送信手段と
    を具備し、
    前記印刷装置は、
    前記送信手段により送信された印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷設定が自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、
    前記印刷ジョブの印刷設定を自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、
    前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行可能と判断された場合は、前記蓄積装置に蓄積された印刷ジョブを用いて、前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行する印刷実行手段と
    を具備する印刷システム。
  2. 前記印刷装置は、
    前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷ジョブの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段
    を具備し、
    前記印刷実行手段は、
    前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行する請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記印刷装置は、
    前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷ジョブに付加された接続情報に基づき他の印刷装置の装置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記他の印刷装置の装置情報を表示する表示手段と
    を具備する請求項1記載の印刷システム。
  4. 前記印刷ジョブは、
    当該印刷ジョブに対するユーザ認証情報が付加され、
    前記印刷装置は、
    前記印刷ジョブの印刷に際して、前記印刷ジョブに付加されたユーザ認証情報に基づき当該印刷ジョブのユーザ認証を行うユーザ認証手段
    を具備する請求項1記載の印刷システム。
  5. 前記印刷装置は、
    前記印刷実行手段による前記印刷ジョブの印刷の終了後、印刷ジョブ終了通知を前記ネットワークに対してブロードキャスト通知する通知手段と、
    前記通知手段によりブロードキャスト通知された前記印刷ジョブ終了通知に基づき前記蓄積手段に蓄積した該当印刷ジョブを削除する印刷ジョブ削除手段と
    を具備する請求項1記載の印刷システム。
  6. 印刷指示装置と、
    前記印刷指示装置にネットワークを介して接続される複数の印刷装置と
    を具備し、
    前記印刷指示装置は、
    前記複数の印刷装置の中の過去の印刷実績から学習した学習データに基づき最適な印刷装置を選択して該選択した印刷装置に印刷データを送信するとともに、他の印刷装置に前記印刷データのリンク情報を送信する送信手段と、
    前記印刷データの印刷を行う印刷装置を指示する指示手段と
    を具備し、
    前記印刷装置は、
    前記印刷データの印刷設定が前記自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、
    前記印刷データの印刷設定を前記自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、
    前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行可能と判断された場合には、前記印刷データを用いて、前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行する印刷実行手段と
    を具備する印刷システム。
  7. 前記印刷実行手段は、
    前記自印刷装置が前記指示手段により印刷が指示された印刷装置であり、かつ前記印刷指示装置から前記リンク情報が送信された前記他の印刷装置である場合、前記印刷データを送信した印刷装置から前記リンク情報に基づき前記印刷データを取得して印刷を実行する請求項6記載の印刷システム。
  8. 前記印刷装置は、
    前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷データの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段
    を具備し、
    前記印刷実行手段は、
    前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行する請求項6または7記載の印刷システム。
  9. 前記送信手段は、
    前記送信手段により前記印刷データを送信した印刷装置が該印刷データの受信ができない場合、前記学習データに基づき次に最適な印刷装置を選択して該選択した印刷装置に印刷データを送信するとともに、他の印刷装置に前記印刷データのリンク情報を送信する請求項6または7記載の印刷システム。
  10. 前記印刷指示装置は、
    前記学習データを記憶して管理する管理手段
    を具備し、
    前記送信手段は、
    前記管理手段に記憶した学習データに基づき前記印刷装置を選択する請求項6記載の印刷システム。
  11. 印刷指示装置とネットワークを介して接続される印刷装置であって、
    前記ネットワーク上の複数の印刷装置の接続情報およびユーザ認証情報が付加された印刷ジョブを前記印刷指示装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブに対してユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段でユーザ認証された印刷ジョブの印刷設定が自印刷装置で実行可能か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記印刷ジョブに付加された接続情報に基づき他の印刷装置の装置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した他の印刷装置の装置情報を表示するとともに、前記印刷ジョブの印刷設定を自装置で印刷可能な印刷設定に変換して印刷するか否かの確認画面を表示する表示手段と、
    前記印刷ジョブの印刷設定を自印刷装置で印刷可能な印刷設定に変換する変換手段と、
    前記判断手段により前記印刷ジョブの印刷設定が実行可能と判断された場合は、前記蓄積装置に蓄積された印刷ジョブを用いて、前記印刷ジョブの印刷設定が実行不可と判断された場合は、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷ジョブを用いて印刷を実行する印刷実行手段と、
    前記印刷実行手段による前記印刷ジョブの印刷の終了後、前記蓄積手段に蓄積した該当印刷ジョブを削除するための印刷ジョブ終了通知を前記ネットワークに対してブロードキャスト通知する通知手段と
    を具備する印刷装置。
  12. 前記印刷装置は、
    前記判断手段により前記印刷データの印刷設定が実行不可と判断された場合、前記印刷データの印刷設定を前記変換手段で変換して印刷するか否かを確認する確認手段
    を具備し、
    前記印刷実行手段は、
    前記確認手段により前記印刷が確認された場合、前記変換手段で前記印刷設定が変換された印刷データを用いて印刷を実行する請求項6または7記載の印刷システム。
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