JP2007058372A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品選択ボタンを用いて商品の顧客訴求効果を格段に向上させる。
【解決手段】 販売機本体502の前面に配され商品を選択するための複数の商品選択ボタン514を備え、各商品選択ボタン514はそれぞれ商品を表示する表示部をなすとともにマトリクス状に配され、商品選択ボタン514を個別に発光させる発光部と、販売機本体502の所定動作時に、マトリクス状に配された各商品選択ボタン514のうち、所定動作に応じて設定される設定領域内の商品選択ボタン514が発光するよう発光部を制御する制御部と、を具備した。
【選択図】 図7

Description

本発明は、販売機本体の前面に商品を選択するための複数の商品選択ボタンが配される自動販売機に関する。
たばこ、飲料等の自動販売機では、販売機本体内に複数の商品収納コラムを備え、複数のブランドの商品を販売するものが一般的である。また、同一のブランドであって同一の標章が付された複数種類の銘柄の商品が販売されることがある。たばこを例にあげると、タール及びニコチンの値、ブレンド等が異なる商品を、同一ブランド、別銘柄として販売することが多い。また、同一ブランドで上質感を持たせた商品を、別銘柄として販売することもある。上質感を持たせた商品は通常は販売価格が他の銘柄よりも高めに設定され、他の銘柄に対するアップセル対象の銘柄となる。販売者にとっては、同一ブランド間で顧客がアップセル対象の商品へと転移すると売上が向上することとなる。
アップセル対象の商品をはじめとした商品のプロモーション活動については、販売機本体のフロントフェイスを用いて行うと効果的である。ここで、販売機本体の前面には、各銘柄のダミー商品を展示するための展示部と、各ダミー商品に対応する商品選択ボタンと、が配される(例えば、特許文献1参照)。通常、展示部は利用者の目の高さ(アイライン)付近を中心に配され、販売機本体に収納されている銘柄のダミー商品が全て展示される。ダミー商品は一列または複数列で横方向に並べられるものが一般的で、全てのダミー商品の下側には商品選択ボタンが配置される。そして、利用者により金銭が投入されて商品が販売可能な場合に、各商品選択ボタンの所定部分が発光するものが一般的である。各商品選択ボタンの裏側には、LED等の発光体が配されており、所定の販売条件が成立すると点灯する。
フロントフェイスを用いてマーケティング活動をする自動販売機として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の自動販売機では、アイライン付近に特定のダミー商品を展示する特定商品展示部が形成され、この下側に特定商品展示部のダミー商品を選択するための特定商品選択ボタンが配されている。そして、特定商品展示部及び特定商品選択ボタンを包囲する表示部が設けられ、これにより特定商品が通常商品に比して目立つようになっている。
特開2002−74481号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動販売機では、特定の商品の販売促進に有効であるものの、他の商品については顧客訴求効果が向上しない。ここで、販売動作とは別個に、商品選択ボタンの裏側に配された発光体を、通行人の目を惹く目的で発光させる自動販売機も知られている。これによれば、特許文献1に記載のもののような表示部を設けることなく各商品選択ボタンを用いてマーケティング活動等を行うことができる。
しかし、各発光体は販売動作時に商品が販売可能であることを示すものであるから、商品ダミーの展示部よりも光量が格段に小さく、各発光体を点灯させたとしても展示部の方が目立ってしまい、通行人の目を惹くには不十分である。また、商品ダミーに対応して各商品選択ボタンが点在していることから、各商品選択ボタンを密集させるレイアウトをとることができない。従って、たとえ各商品選択ボタンで連係して発光させたとしてもそれほど目立たず、販売機本体のフロントフェイスについてゾーンニングの訴求効果が得られない。
このように、現状の自動販売機において、商品選択ボタンは、利用者の商品選択のツールとして機能するのみであり、ボタンそれ自体による顧客訴求効果は低いと言わざるを得ない。これにより、商品選択ボタンを用いて効率のよいマーケティング活動を行うことができないという問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、商品選択ボタンを用いて商品の顧客訴求効果を格段に向上させることのできる自動販売機を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、自動販売機において、
販売機本体の前面に配され、商品を選択するための複数の商品選択ボタンを備え、
前記各商品選択ボタンは、それぞれ商品を表示する表示部をなすとともにマトリクス状に配され、
前記商品選択ボタンを個別に発光させる発光部と、
前記販売機本体の所定動作時に、マトリクス状に配された前記各商品選択ボタンのうち、前記所定動作に応じて設定される設定領域内の前記商品選択ボタンが発光するよう前記発光部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、各商品選択ボタンそれ自体が表示部をなすことから、ダミー商品等を展示するためのスペースを販売機本体の前面に確保する必要はない。また、各商品選択ボタンがマトリクス状に配されることから、従来の自動販売機にはない新たな外観を呈することとなる。すなわち、フロントフェイスが独特の外観を呈し、従来は点であった各商品選択ボタンを面で見せることができる。
そして、販売機本体の所定動作時に、設定領域内の商品選択ボタンが発光することから、領域(ゾーン)を用いたマーケティング活動を行うことができる。すなわち、販売機本体の前面の所定箇所が集中的に発光しているので、商品選択ボタンを単独で発光させるよりも、利用者、通行人等の注意をひきやすく、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
従って、従来は単に商品選択のツールとされていた各商品選択ボタンを用いて、フロントフェイスを利用したプロモーション活動等を行って、顧客訴求効果を格段に向上させることができる。
また、上記自動販売機において、
前記販売機本体には複数銘柄の商品が収納され、
前記各商品選択ボタンの前記表示部はいずれかの銘柄の商品を表示し、
前記制御部は、同一銘柄を表示する複数の前記商品選択ボタンを統一した発光状態とする構成とすることができる。
この自動販売機によれば、同一銘柄の各商品選択ボタンが統一して発光することから、当該銘柄について顧客への訴求効果が大きくなる。
また、上記自動販売機において、
前記販売機本体には複数銘柄の商品が収納され、
前記各商品選択ボタンの前記表示部はいずれかの銘柄の商品を表示し、
前記各商品選択ボタンは、表示する商品の銘柄ごとに偏在して同一銘柄領域を形成し、
前記制御部は、前記同一銘柄領域を前記設定領域として同一銘柄の前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、同一銘柄の各商品選択ボタンが偏在した状態でまとまって発光することから、当該銘柄について顧客への訴求効果が大きくなる。
また、上記自動販売機において、
前記販売機本体の前面に配され、商品に付された情報記憶部から当該商品の銘柄情報を読み取って前記制御部へ送出する読取部を備え、
前記所定動作は、前記読取部における商品の銘柄情報の読取動作を含み、
前記制御部は、前記読取部にて読み取られた読取商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として、前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、読取部で商品の銘柄情報が読み取られると、読取商品に対応する各商品選択ボタンが発光するので、利用者等は的確に同一銘柄の商品を認識することができる。これにより、利用者等は現在使用している、或いは、過去に購入した商品を読取部にかざすことにより、同一銘柄の商品を再度購入することができる。すなわち、例えば、同一または類似の標章が付された複数銘柄の商品が混在する場合に、これらの銘柄の各商品選択ボタンを瞬時に識別することができ、実用に際して極めて便利である。
また、上記自動販売機において、
前記制御部は、前記読取部から前記銘柄情報が送出されると、前記読取商品に対応する前記同一銘柄領域の前記各商品選択ボタンを発光させるとともに、前記読取商品と別銘柄の非読取商品のうち少なくとも1つの商品に対応する前記同一銘柄領域の前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、利用者等は、読取部で読み取られた銘柄の商品の他に、別銘柄の商品を認識することができる。
また、上記自動販売機において、
前記制御部は、前記読取商品に対応する前記各商品選択ボタンの発光状態と、前記非読取商品に対応する前記各商品選択ボタンの発光状態と、が異なるよう前記発光部を制御する構成とすることができる。
この自動販売機によれば、利用者等は、読取部で読み取られた銘柄の商品と別銘柄の商品とを、区別して認識することができる。ここで、発光状態を異なるようにするには、例えば、読取商品と非読取商品の一方の各商品選択ボタンを点灯させて他方の各商品選択ボタンを点滅させたり、一方の各商品選択ボタンについては全部分を発光させて他方の各商品選択ボタンについては一部分を発光させるようにしたり、一方の各商品選択ボタンと他方の各商品選択ボタンで発光色が異なるようにすることがあげられる。
また、上記自動販売機において、
前記非読取商品は、前記読取商品のアップセル対象の銘柄の商品である構成とすることができる。
この自動販売機によれば、利用者等にとっては、アップセル対象の銘柄を自然に認識することができ、銘柄の変更の検討対象とすることができる。
また、販売者からすると、所定銘柄についてアップセル対象の銘柄商品が存在する場合に、所定銘柄の利用者に対してアップセル対象の銘柄への転移を促すことができる。すなわち、所定銘柄を購入している顧客に対し、顧客の個人情報等を用いることなく、アップセル銘柄のプロモーションを行うことができ、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
また、上記自動販売機において、
前記非読取商品は、販売促進に対応する銘柄の商品である構成とすることができる。
この自動販売機によれば、利用者等にとっては、販売促進に対応する銘柄、すなわちマイナーチェンジ等した商品や新商品などの銘柄を自然に認識することができ、銘柄の変更の検討対象とすることができる。
また、販売者からすると、利用者等に販売促進に対応する銘柄への転移を促して、販売促進のプロモーション活動を自動的に行うことができ、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
また、上記自動販売機において、
前記所定動作は、利用者の商品選択の誘導動作を含み、
前記制御部は、前記商品選択の誘導動作の際に、利用者が選択可能な銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、利用者に商品を選択させる際に、同一銘柄領域が全体として発光するので、利用者は的確に商品を選択することができる。また、例えば、投入された金額に応じて、低額の銘柄から順次に同一銘柄領域が発光していく場合等は、発光面積が除々に拡大していくので、利用者は発光状態を目で楽しむことができる。
また、上記自動販売機において、
前記所定動作は、商品の広告動作を含み、
前記制御部は、前記広告動作の際に、広告中の銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、通行人等へ広告中の銘柄を効果的にアピールすることができる。
また、上記自動販売機において、
前記商品を収納する複数の商品収納コラムを備え、
前記所定動作は、作業員による前記商品収納コラムへの商品装填の誘導動作を含み、
前記制御部は、前記商品装填の誘導動作の際に、装填作業中の商品収納コラムに対応づけられた銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、作業員は商品装填時に商品収納コラムに対応づけられた銘柄の商品を認識することができ、これにより、商品の誤装填が的確に防止される。
また、上記自動販売機において、
前記表示部は、前記商品選択ボタンに対して着脱自在な前記商品のダミーフィルムを含む構成とすることができる。
この自動販売機によれば、ダミーフィルムを用いることにより商品選択ボタンを薄く形成することができるし、例えば、ダミーフィルムを透過性のものとし、LED等の発光体をダミーフィルムの裏側に配することにより、簡素な構成で各商品選択ボタンを発光させることができる。また、ダミーフィルムが商品選択ボタンに対して着脱自在であることから、販売商品の変更や、同一銘柄領域のレイアウト変更等に即座に対応することができ、実用に際して極めて有利である。
また、上記自動販売機において、
前記各商品選択ボタンは、正面視で四辺が上下または左右へ延びる四角形状に形成され、上下左右でマトリクス状に並べられる構成とすることができる。
この自動販売機によれば、各商品選択ボタンを上下及び左右に揃えて配することにより、販売機本体の前面のスペースを効率良く利用するとともに、各商品選択ボタンを比較的狭い領域に効率よく密集させることができる。
このように、本発明の自動販売機によれば、ダミー商品等を展示するためのスペースを販売機本体の前面に確保する必要はないことから、利用者に対してすっきりした印象を与えることができ、効率良く販売機本体の前面を利用することができる。また、商品選択ボタンの発光時に利用者、通行人等の注意をひきやすく、商品の顧客訴求効果を格段に向上させることができる。
図1から図10は本発明の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の正面図である。
図1に示すように、この自動販売機100は、略箱状の販売機本体502を備え、販売機本体502の前部は前扉をなしている。販売機本体502の内部には複数の商品収納コラムが配され、販売機本体502の前面には商品が排出される商品取出口504が形成されている。また、販売機本体502の前面には、紙幣投入口506、硬貨投入口508、返却レバー510及び硬貨返却口512とともに商品を選択するための複数の商品選択ボタン514が配される。
図1に示すように、各商品選択ボタン514は、正面視で四辺が上下または左右へ延びる略四角形状に形成され、上下左右に並んでマトリクス状に配される。本実施形態においては、各商品選択ボタン514は縦長に形成されている。各商品選択ボタン514は、販売機本体502の上側に配され、下側中央の4行3列を欠いた8行11列に並べられている。販売機本体502における商品選択ボタン514が欠かれた下側中央の部分には情報認識部516が配される。情報認識部516の下側には紙幣投入口506、硬貨投入口508及び返却レバー510が一体的に設けられている。
図2は商品選択ボタン514の正面図である。
図2に示すように、各商品選択ボタン514は、それぞれ一の商品を表示する表示部をなす。具体的には、本実施形態においては、この表示部は、商品選択ボタン514に対して着脱自在な商品のダミーフィルム518を含んでいる。各商品選択ボタン514は、前後に厚みを持った透明なプラスチック材からなり、内部に挿入されたダミーフィルム518が外部から視認されるようになっている。また、各商品選択ボタン514の下端側には、商品の売り切れを報知する売り切れ報知部520が形成される。
図2に示すように、各商品選択ボタン514の裏側には、ダミーフィルム518を発光させるためのLED522と、報知部520を発光させるためのLED524とが配される。本実施形態においては、ダミーフィルム518用のLED522は白色に発光し、報知部520用のLED524は赤色に発光する。
ダミーフィルム518は、略四角形状に形成され、商品選択ボタン514に嵌め込まれる。本実施形態においては、販売する商品は「たばこ」であり、各ダミーフィルム518の上側にはたばこの箱300とほぼ同じデザインが施され、下側には当該たばこの銘柄名、タール値及び価格が表示されている。各ダミーフィルム518は、たばこの箱と同様に着色されており、裏側のLED522が白色に発光すると、表側からは各ダミーフィルム518に施された色で発光しているよう認識される。
また、図2に示すように、報知部520は、「売切」の文字とその左側の丸い形状が透明に表示され、これらを除いては着色が施されている。これにより、LED524が赤色に発光すると、「売切」の文字とその左側の丸い形状が赤色で発光しているよう認識される。尚、図2では、「売切」の文字とその左側の丸い形状を白抜きで図示しているが、この白抜きの部分が透明となっている。
ここで、販売機本体502には複数銘柄の商品(たばこ)が収納されており、各商品選択ボタン514の表示部はいずれかの銘柄の商品を表示する。図3は、各商品選択ボタン514の銘柄分布を示す説明図である。図3に示すように、各商品選択ボタン514は、表示する商品の銘柄ごとに偏在して同一銘柄領域NPを形成している。本実施形態においては、17種類の銘柄のたばこが販売されており17の同一銘柄領域NPが形成される。
尚、17の銘柄は、9つのブランドのグループに分類される。ここでは、9つのブランドを仮に「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」、「G」、「H」及び「I」としておく。「A」のブランドは6銘柄からなり、これらの銘柄を仮に「A1」、「A2」、「A3」、「A4」、「A5」及び「A6」としておく。図3に示すように、ブランド「A」に対応する各銘柄「A1」〜「A6」の同一銘柄領域NPは正面左上に密集して、同一ブランド領域BPを形成している。以下、正面左上の角部に位置する商品選択ボタン514を「一行目一列目」の商品選択ボタン514とし、下側に向かって行を数えるとともに、右側に向かって列を数えることにより、各商品選択ボタン514の位置を表現することとする。
銘柄「A1」は一行目一列目及び二列目の2つの商品選択ボタン514に表示され、「A2」は一行目三列目〜六列目の4つの商品選択ボタン514に表示され、「A3」は二行目一列目〜六列目の6つの商品選択ボタン514に表示され、「A4」は三行目一列目〜六列目及び四行目一列目〜六列目の12の商品選択ボタン514に表示され、「A5」は五行目一列目及び二列目と六行目一列目及び二列目の4つの商品選択ボタン514に表示され、「A6」は五行目三列目及び四列目と六行目三列目及び四列目の4つの商品選択ボタン514に表示される。これら計32の商品選択ボタン514により、「A」の同一ブランド領域BPが形成されている。
また、「B」のブランドは2銘柄からなり、これらの銘柄を仮に「B1」及び「B2」としておく。図3に示すように、ブランド「B」に対応する各銘柄「B1」及び「B2」の同一銘柄領域NPは、正面右側上端に同一ブランド領域BPを形成している。銘柄「B1」は一行目七列目〜九列目の3つの商品選択ボタン514に表示され、「B2」は一行目十列目及び十一列目の2つの商品選択ボタン514に表示される。これら計5つの商品選択ボタン514により、「B」の同一ブランド領域BPが形成されている。
また、「C」のブランドは2銘柄からなり、これらの銘柄を仮に「C1」及び「C2」としておく。図3に示すように、ブランド「C」に対応する各銘柄「C1」及び「C2」の同一銘柄領域NPは、ブランド「B」の同一ブランド領域BPの下側に同一ブランド領域BPを形成している。銘柄「C1」は二行目七列目〜十一列目の5つの商品選択ボタン514に表示され、「C2」は三行目七列目〜十一列目及び四行目七列目〜十一列目の10の商品選択ボタン514に表示される。これら計15の商品選択ボタン514により、「C」の同一ブランド領域BPが形成されている。
また、「D」のブランドは2銘柄からなり、これらの銘柄を仮に「D1」及び「D2」としておく。図3に示すように、ブランド「D」に対応する各銘柄「D1」及び「D2」の同一銘柄領域NPは、ブランド「C」の同一ブランド領域BPの下側に同一ブランド領域BPを形成している。銘柄「D1」は五行目八列目〜十一列目の4つの商品選択ボタン514に表示され、「D2」は六行目八列目〜十一列目の4つの商品選択ボタン514に表示される。これら計8の商品選択ボタン514により、「D」の同一ブランド領域BPが形成されている。
また、「A」、「B」、「C」及び「D」を除くブランドについては、一のブランドについて一の銘柄が販売される。ここでは、各ブランド「E」、「F」、「G」、「H」及び「I」に対応する銘柄を、仮に「E1」、「F1」、「G1」、「H1」及び「I1」としておく。
図3に示すように、「E1」、「F1」及び「G1」の同一銘柄領域NPは正面左下に形成され、銘柄「E1」は七行目一列目及び二列目の2つの商品選択ボタン514に表示され、「F1」は八行目一列目及び二列目の2つの商品選択ボタン514に表示され、「G1」は七行目三列目及び四列目並びに八行目三列目及び四列目の4つの商品選択ボタン514に表示される。
また、図3に示すように、「H1」及び「I1」の同一銘柄領域NPは正面右下に形成され、銘柄「H1」は七行目八列目〜十一列目の4つの商品選択ボタン514に表示され、「I1」は八行目八列目〜十一列目の4つの商品選択ボタン514に表示される。
図1に示すように、情報認識部516は、たばこの購入者が所有しているICカード200に付された情報記憶部から成人情報等を読取可能なカード情報用読取部526と、たばこの箱300に付された情報記憶部からたばこの銘柄情報等を読み取って後述する制御部114へ送出するたばこ情報用読取部528とからなる。ICカード200に付された情報記憶部には、カード所有者の生年月日等の属性情報と、カードにたまっている電子マネーの金額情報と、が記憶されている。また、たばこの箱300に付された情報記憶部は、いわゆる「バーコード」であり、ブランド及び銘柄の情報が記憶されている。
図4は、図1に示した自動販売機の内部構成を示す機能ブロック図である。
図4に示した各構成要素は、ハードウェアコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースを中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図4には、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
自動販売機100は、図1に示した構成に加えて、商品選択受付部102、ICカード受付部104、現金受付部106、レバー回転受付部108、銘柄情報受付部110、入力検出部112、制御部114、カード情報抽出部116、認証処理部118、精算処理部120、カード記録部122、払出部124、銘柄情報抽出部126、入力記憶部128、処理手順記憶部130、媒体接続部132、発光部140、テーブル記憶部142、払出指示部160及び現金返却部166を有する。以下、図1をも参照して説明する。
図4に示すように、商品選択受付部102は、利用者が押下した商品選択ボタン514から電気信号を受け取り、商品の選択を受け付ける。ICカード受付部104は、カード情報用読取部526にICカード200が提示されたことを検知する。現金受付部106は、紙幣投入口506または硬貨投入口508から現金が投入されると、現金が投入されたことを検知し、投入された金額に関する情報を受け付ける。レバー回転受付部108は、硬貨投入口508の返金レバー510が回転されると、返金レバー510から電気信号を受け取る。銘柄情報受付部110は、たばこ情報用読取部528にたばこの箱300がバーコードを読み取られるようにかざされたことを検知する。
図4に示すように、入力検出部112は、商品選択受付部102、ICカード受付部104、現金受付部106、レバー回転受付部108、銘柄情報受付部110及び媒体接続部132から信号を受け付け、利用者からの入力を検出する。入力記憶部128は、入力検出部112が検出した利用者の入力を記憶する。入力記憶部128は、「入力」として、自動販売機100に対して利用者が行う入力を保持する。ここでは、利用者の入力として、「商品選択ボタン押下」、「ICカード提示」、「たばこ提示」、「現金投入」、および「返金レバー回転」が挙げられる。入力検出部112は、利用者の入力を検出すると、該当する入力にフラグをたてる。
入力検出部112は、利用者の入力を検出すると、入力記憶部128を参照してその入力の前に他の入力が行われているか否かを検出する。入力検出部112は、入力記憶部128を参照して、どの入力にもフラグがたっていない場合、そのときに検出した入力が最初の入力であることを検出する。
処理手順記憶部130は、販売機本体502の処理手順を記憶する。処理手順記憶部130は、商品選択受付部102が商品の選択を受け付け、商品の選択の後にICカード受付部104がICカード200の提示を受け付ける手順を記憶している。処理手順記憶部130は、この他にも、入力検出部112が最初の動作として検出する動作に応じた処理手順をそれぞれ記憶する。たとえば、本実施形態において、処理手順記憶部130は、最初の動作として、たばこの箱が提示された場合に、所定の商品選択ボタン514を発光するよう処理する手順を記憶している。
カード情報抽出部116は、ICカード受付部104を介して、カード情報用読取部526に提示されたICカード200に格納された属性情報および金額情報をそれぞれ抽出する。
認証処理部118は、カード情報抽出部116がICカード200から利用者の属性情報を抽出したときに、その属性情報に基づき、利用者が成人か否かを判断して成人認証を行う。
精算処理部120は、利用者が投入した現金またはICカード200に格納された金額情報が商品を購入することができる金額であるかどうかを判断する。また、精算処理部120は、利用者が投入した現金またはICカード200に格納された金額情報から商品の代金を引き去る精算を行う。精算処理部120は、利用者がICカード200への金額情報のチャージを行った場合の精算も行う。
カード記録部122は、精算処理部120がICカード200に格納された金額情報から精算を行った場合、また利用者がICカード200に金額情報のチャージを行った場合に、ICカード200の金額情報を精算後の金額情報に書き換える。
払出指示部160は、処理手順記憶部130を参照し、商品選択、成人認証、および代金精算のすべてが行われた後に商品の払い出しを指示する。払出部124は、払出指示部160の指示に基づき、利用者が選択した商品をカラムから商品取出口504に払い出す。
制御部114は、処理手順記憶部130に記憶された処理手順に従って販売機本体502の処理が行われるように自動販売機100の各構成要素を制御する。制御部114は、販売機本体502の所定動作時に、マトリクス状に配された各商品選択ボタン514のうち、所定動作に応じて設定される設定領域内の商品選択ボタン514が発光するよう発光部140を制御する。また、制御部114は、同一銘柄を表示する複数の商品選択ボタン514を統一した発光状態とする。
また、この自動販売機100は、媒体接続部132を備え、例えばSDカード、スティックメモリ等の外部記憶媒体400と接続可能となっている。制御部114は外部記憶媒体400から、販売に対応するブランド及び銘柄の情報、各ブランドの銘柄内でのアップセルに関する情報、広告を行う銘柄の情報、各ブランド及び各銘柄に対応する各商品選択ボタン514の同一ブランド領域BP及び同一銘柄領域NPの設定情報、各銘柄に対応する商品選択ボタン514の発光状態に関する情報、各銘柄に対応する商品収納コラムの設定情報等を受け取る。これらの情報は、具体的には、各銘柄と各商品選択ボタン514及び各商品収納コラムを対応づけた銘柄テーブル(図5参照)を含み、これはテーブル記憶部142に記憶される。本実施形態においては、外部記憶媒体400が媒体接続部132に接続されると、自動的にテーブル記憶部142の銘柄テーブルが書き換えられるようになっている。
ここで、銘柄テーブルについて、図5を参照して簡単に説明する。
図5に示すように、このテーブルには、所定のたばこの銘柄コードについて、商品選択ボタン514及び商品収納コラムの番号が対応付けられている。銘柄コードは、たばこの箱300のバーコードに所定桁数の番号の情報として記憶されている。そして、1つの銘柄に1または複数の商品選択ボタン514が割り当てられるとともに、1または複数の商品収納コラムが割り当てられる。すなわち、商品選択ボタン514と商品収納コラムの対応づけは任意に設定される。
また、図5に示すように、各銘柄にアップセル対象の銘柄が存在する場合には、対象銘柄の銘柄コードが対応づけられる。さらに、各銘柄には広告対象であるか否かの情報が対応づけられ、本実施形態においては広告対象であることが、図5の「広告」の欄に示すように○で表示されている。
さらにまた、各銘柄には、販売等における各商品選択ボタン514の所定の発光パターンが対応づけられている。本実施形態においては、図5に示すように、各銘柄の発光パターンが「通常」、「アップセル」及び「広告」に分けて対応づけられている。図5の各欄に示す「01」は点灯パターンであり、「02」は点滅パターンであり、「05」は所定時間おきに点滅するパターンである。この発光パターンを書き換えることにより、各商品選択ボタン514の発光のさせ方を適宜変更することができるようになっている。
また、制御部114が設定領域内の各商品選択ボタン514を発光させる所定動作として、本実施形態においては、「銘柄情報の読取動作」、「利用者の商品選択の誘導動作」、「商品の広告動作」及び「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」がある。これらの動作について順に説明する。
まず、「銘柄情報の読取動作」について説明する。制御部114は、たばこ情報用読取部528で商品の銘柄情報が読み取られると、この読取商品に対応する同一銘柄領域NPを設定領域として各商品選択ボタン514を発光させる。また、読取商品のアップセル対象の銘柄が販売されている場合、非読取商品であるアップセル対象の銘柄に対応する同一銘柄領域NPの各商品選択ボタン514も発光させる。制御部114は、読取商品に対応する各商品選択ボタン514の発光状態と、非読取商品に対応する各商品選択ボタン514の発光状態と、が異なるように発光部140を制御する。
この「銘柄情報の読取動作」における制御部の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、利用者等によりたばこの箱300のバーコード部分がたばこ情報用読取部528にかざされたか否かを判別する(ステップS102)。バーコード部分がたばこ情報用読取部528にかざされたと判別された場合、テーブル記憶部142の銘柄テーブルを参照して、読み取った銘柄情報と同一の銘柄を表示する商品選択ボタン514が存在するか否かを判別する(ステップS104)。ステップS104で銘柄を表示する商品選択ボタン514が存在する場合は、銘柄テーブルにおける発光パターンの「通常」フィールドを参照して当該商品選択ボタン514を点灯する(ステップS106)。尚、ステップS102でバーコード部分がかざされていないと判別された場合、及び、ステップS104で読み取った銘柄情報を表示する商品選択ボタン514が存在しない場合は、ステップS102へ進んで待機状態となる。
ステップS106の後、銘柄テーブルにおけるアップセルフィールドを参照して、読み取った銘柄のアップセル対象となる銘柄を表示する商品選択ボタン514が存在するか否かを判別する(ステップS108)。ステップS108にてアップセル対象となる銘柄が存在すると判別された場合は、銘柄テーブルにおける発光パターンの「アップセル」フィールドを参照して、アップセル対象の銘柄の商品選択ボタン514を点滅させる(ステップS110)。ここで、発光パターンの「アップセル」フィールドに点滅以外の発光パターンが対応づけられている場合は、対応づけられた発光パターンに従って商品選択ボタン514を発光させる。ステップS110の後、ステップS106で商品選択ボタン514を点灯させてから所定時間が経過したか否かを判別し(ステップS112)、所定時間が経過していない場合はステップS112へ進んで所定時間が経過するまで各商品選択ボタン514の発光状態を維持する。ここで、ステップS108でアップセル対象となる銘柄を表示する商品選択ボタン514が存在しないと判別された場合もステップS112へ進む。ステップS112にて所定時間が経過したと判別された場合は、全商品選択ボタン514を消灯状態とした後(ステップS114)、ステップS102へ戻る。
この「銘柄情報の読取動作」における発光状態について具体的に説明する。
例えば、ブランド「A」について、銘柄「A1」及び「A2」が、銘柄「A3」及び「A4」のアップセル対象であったとする。そして、通行人や購買予定者が、たばこ情報用読取部528に銘柄「A4」のたばこの箱300をかざすと、図7に示すように、「A4」の各商品選択ボタン514を発光させるとともに「A1」及び「A2」の各商品選択ボタン514を発光させる。図7は、バーコードがかざされた銘柄の商品選択ボタンと、この銘柄のアップセル対象の商品選択ボタンとが発光している状態を示す説明図である。ここで、「A4」の各商品選択ボタン514については各LED522を点灯させ、「A1」及び「A2」の各商品選択ボタン514については各LED522を点滅させて発光状態が異なっている。そして、各商品選択ボタン514が発光してから所定時間が経過すると、発光していた商品選択ボタン514が消灯して元の待機状態となる。
次に、「利用者の商品選択の誘導動作」について説明する。制御部114は、購入者が成人であることを条件として、各銘柄について販売価格を上回る金額が、紙幣投入口506または硬貨投入口508に投入されるかICカード200の電子マネーにたまっている場合に、利用者が選択可能な銘柄の商品に対応する同一銘柄領域NPを設定領域として各商品選択ボタン514を発光させる。そして、利用者が発光した各商品選択ボタン514のいずれかを選択すると、これに対応する商品が商品取出口504へ商品が排出される。
この「利用者の商品選択の誘導動作」における制御部の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。フラグXは成人認証されたかに関し、フラグYは金額が販売価格を上回っているかに関するものである。
まず、初期状態として、フラグX及びフラグYを0とする(ステップS202)。この後、カード情報用読取部526にてICカード200の情報が読み取られたか否かを判別する(ステップS204)。ステップS204でICカード200の情報が読み取られた場合、ネットワーク上のサーバと交信するなどして、ICカード200の属性情報からカード所有者が成人であるか否かを判別する(ステップS206)。ステップS206にてカード所有者が成人であると判別された場合はフラグXを1とし(ステップS208)、ステップS206にてカード所有者が成人でないと判別された場合はフラグXを0とする(ステップS210)。ステップS208及びステップS210の後、販売機本体502に投入された金額、または、ICカード200にたまっている電子マネーが、所定銘柄の販売価格を上回っているか否かを判別する(ステップS212)。ここで、ステップS204にてICカード200の情報が読み取られていないと判別されると、フラグXを変更することなく、そのままステップS212へ進む。
ステップS212にて投入金額または電子マネーが販売価格を上回っていると判別された場合はフラグYを1とし(ステップS214)、ステップS212にて販売価格を上回っていないと判別された場合はフラグYを0とする(ステップS216)。ステップS214及びステップS216の後、フラグX及びフラグYがともに1となっているか否かを判別する(ステップS218)。ステップS218で、フラグX及びフラグYの少なくとも一方が0であると判別された場合は、S204へ戻る。すなわち、フラグX及びフラグYの両方が1となるまでは、ステップ204〜ステップS218の動作を繰り返すこととなる。
ステップS218で、各フラグが1であると判別された場合は、銘柄テーブルにおける発光パターンの「通常」フィールドを参照して販売可能な銘柄の商品選択ボタン514を点灯する(ステップS220)。このとき、さらに硬貨及び紙幣が販売機本体502へ投入されるなどして、販売可能な銘柄が増えた場合には、当該銘柄の商品選択ボタン514についても追加的に点灯させる。この後、点灯した商品選択ボタン514のいずれかが押下されたか否かを判別する(ステップS222)。点灯している商品選択ボタン514のいずれもが押下されない場合は、ステップS220へ進んで待機状態となる。ステップS220で点灯した商品選択ボタン514のいずれかが押下されると、当該商品選択ボタン514の銘柄の商品収納コラムに対応する払出部124を作動させて商品を1つ払い出し(ステップS224)、精算処理を行う(ステップS226)。
続いて、「商品の広告動作」について説明する。制御部114は、販売等の動作を行っておらず、各部からの入力等があってから所定時間が経過すると、通行人等に向けて特定の銘柄の広告を行う。具体的には、制御部114は、広告中の銘柄の商品に対応する同一銘柄領域NPを設定領域として各商品選択ボタン514を発光させる。この発光状態は、任意に設定可能であり、自動販売機100の設置場所や、広告の時間帯、ターゲットとする顧客層等により適宜変更される。
この「商品の広告動作」における制御部の動作について、図9のフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、入力検出部112にて所定時間だけ入力がないか否かを判別し(ステップS302)、所定時間内に利用者等から何らかの入力があったと判別した場合にはステップS302へ進んで待機状態となる。ステップS302にて、所定時間内に何ら入力がないと判別されると、銘柄テーブルにおける広告フィールドを参照して広告に対応する銘柄の情報を取得し、銘柄テーブルにおける発光パターンの「広告」フィールドを参照して広告に対応する各商品選択ボタン514を発光させる(ステップS304)。このとき、広告に対応する銘柄が複数存在する場合には、これらを同時に発光させてもよいし、所定時間おきに交互に発光させてもよい。さらには、前回広告された銘柄を記憶しておいて、ステップS302にて商品の広告動作へ移行するたびに広告銘柄を変更するようにしてもよい。ステップS304の後、入力検出部112で入力があるか否かを判別し(ステップS306)、入力がある場合は広告に対応する銘柄の各商品選択ボタン514を消灯し(ステップS308)、広告処理を終了する。ここで、ステップS306で入力がない場合はステップS304へ戻り、引き続き広告銘柄の各商品選択ボタン514を発光させる。
最後に、「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」について説明する。前扉を販売機本体502の内部が露出するよう回動すると、商品収納コラムの商品投入口が出現して、商品の装填が可能な状態となる。この状態で、作業員が外部記憶媒体400を新たな情報が記憶されたものに交換することにより、商品装填の誘導動作が開始される。装填作業は、各商品収納コラム内に残存している商品を一旦排出した後、新たな設定に対応するように各商品収納コラムに商品を装填する事により行われる。
この「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」における制御部の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、商品を装填する所定銘柄の各商品選択ボタン514を点灯させる(ステップS402)。これにより、作業員のダミーフィルム518の入替作業を案内し、続いて、この入替作業が終了したか否かを判別する(ステップS404)。入替作業が終了したか否かの判別は、例えば、各商品選択ボタン514にダミーフィルム518を検出する検出部を設けてダミーフィルム518の脱着を検知するようにしてもよいし、入替作業が終了したことを作業員が所定の入力部から入力するようにしてもよい。ステップS404にて入替作業が終了していないと判別された場合には、ステップS402へ進んで各商品選択ボタン514の点灯を維持する。
ステップS404にて入替作業が終了したと判別すると、続いて、点灯している同一銘柄領域NPの各商品選択ボタン514のいずれかが作業員により押下されたか否かを判別する(ステップS406)。ステップS406にていずれかの商品選択ボタン514が押下されたと判別されると、この銘柄に対応付けられている商品収納コラムの払出部124を作動させる(ステップS408)。ここで、ステップS406にて点灯している商品選択ボタン514のいずれもが押下されていないと判別されると、ステップS406へ戻って商品選択ボタン514の押下を受け付ける待機状態となる。ステップS408の後、作動させた払出部124の商品収納コラム内の商品が全て排出されたか否かを判別し(ステップS410)、商品が全て排出されていないと判別されるとステップS408へ進んで払出部124を引き続き作動させる。
ステップS410にて、商品が全て排出されたと判別されると、作業員により装填作業中の商品のバーコード部分がたばこ情報用読取部528にかざされたか否かを判別する(ステップS412)。このとき、たばこ情報用読取部528で読み取られた銘柄情報が商品収納コラムに収納すべき銘柄と一致した場合、商品の装填が許可されて作業員により商品が装填される(ステップS414)。そして、銘柄テーブルのボタンフィールド及び発光パターンの「通常」フィールドを参照し、装填作業中の商品収納コラムに対応づけられた銘柄の商品に対応する同一銘柄領域NPを設定領域として各商品選択ボタン514を発光させ続ける(ステップS416)。ここで、本実施形態においては、装填作業時にも銘柄テーブルの「通常」フィールドを参照しているが、例えば、装填作業時に参照する「装填」フィールドを銘柄テーブルに加えてもよい。
尚、ステップS412にて、たばこ情報用読取部528にかざされた商品が装填に対応する商品と異なる場合や、商品自体がかざされていない場合は、ステップS412へ戻って待機状態となる。ステップS416の後、商品収納コラムへの商品の装填が完了したら、1つの銘柄の商品装填動作を終了する。ステップS402〜S416の動作を、装填銘柄ごとに繰り返すことにより、販売に対応する全銘柄の商品装填が完了する。
このように、本実施形態の自動販売機100によれば、各商品選択ボタン514それ自体が表示部をなすことから、ダミー商品等を展示するためのスペースを販売機本体502の前面に確保する必要はない。また、各商品選択ボタン514がマトリクス状に配されることから、従来の自動販売機にはない新たな外観を呈することとなる。すなわち、フロントフェイスが独特の外観を呈し、従来は点であった各商品選択ボタン514を面で見せることができる。
そして、販売機本体502の所定動作時に、設定領域内の商品選択ボタン514が発光することから、領域(ゾーン)を用いたマーケティング活動を行うことができる。すなわち、販売機本体502の前面の所定箇所が集中的に発光しているので、商品選択ボタン514を単独で発光させるよりも、利用者、通行人等の注意をひきやすく、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
従って、従来は単に商品選択のツールとされていた各商品選択ボタン514を用いて、フロントフェイスを利用したプロモーション活動等を行って、顧客訴求効果を格段に向上させることができる。
また、同一銘柄の各商品選択ボタン514が偏在した状態でまとまって発光することから、当該銘柄について顧客への訴求効果が大きくなる。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、たばこ情報用読取部528で商品の銘柄情報が読み取られると、読取商品に対応する各商品選択ボタン514が発光するので、利用者等は的確に同一銘柄の商品を認識することができる。これにより、利用者等は現在喫煙している、或いは、過去に購入したたばこの箱300をたばこ情報用読取部528にかざすことにより、同一銘柄の商品を再度購入することができる。すなわち、本実施形態のように同一ブランドで複数銘柄の商品が混在する場合に、これらの銘柄の各商品選択ボタン514を瞬時に識別することができ、実用に際して極めて便利である。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、利用者等は、たばこ情報用読取部528で読み取られた銘柄の商品の他に、別銘柄の商品を認識することができる。本実施形態においては、別銘柄の商品がアップセル対象であることから、利用者等にとっては、アップセル対象の銘柄を自然に認識することができ、銘柄の変更の検討対象とすることができる。
また、販売者からすると、所定銘柄についてアップセル対象の銘柄商品が存在する場合に、所定銘柄の利用者に対してアップセル対象の銘柄への転移を促すことができる。すなわち、所定銘柄を購入している顧客に対し、顧客の個人情報等を用いることなく、アップセル銘柄のプロモーションを行うことができ、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、読取商品に対応する各商品選択ボタン514の発光状態と、非読取商品に対応する各商品選択ボタン514の発光状態と、が異なるよう発光部140を制御するようにしたので、利用者等は、たばこ情報用読取部528で読み取られた銘柄の商品と別銘柄の商品とを、区別して認識することができる。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、「利用者の商品選択の誘導動作」において、利用者に商品を選択させる際に、同一銘柄領域NPが全体として発光するので、利用者は的確に商品を選択することができる。また、投入された金額に応じて、低額の銘柄から順次に同一銘柄領域が発光していくときに、販売機本体502の前面の発光面積が除々に拡大していくので、利用者は発光状態を目で楽しむことができる。
また、「商品の広告動作」により、通行人等へ広告中の銘柄を効果的にアピールすることができる。特に夜間などは、販売機本体502の前面の発光により注意を惹きやすい。
また、「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」により、作業員は商品装填時に商品収納コラムに対応づけられた銘柄の商品を認識することができ、これにより、商品の誤装填が的確に防止される。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、ダミーフィルム518を用いることにより商品選択ボタン514を薄く形成することができる。また、ダミーフィルム518を透過性のものとし、各LED522をダミーフィルムの裏側に配したので、簡素な構成で各商品選択ボタン514を発光させることができる。また、ダミーフィルム518が商品選択ボタン514に対して着脱自在であることから、販売商品の変更や、同一銘柄領域NPのレイアウト変更等に即座に対応することができ、実用に際して極めて有利である。
また、本実施形態の自動販売機100によれば、各商品選択ボタン514を、正面視で四辺が上下または左右へ延びる四角形状に形成し、上下左右でマトリクス状に並べられる構成としたので、各商品選択ボタン514を上下及び左右に揃えて配されることとなる。これにより、販売機本体502の前面のスペースを効率良く利用するとともに、各商品選択ボタン514を比較的狭い領域に効率よく密集させることができる。
尚、前記実施形態では、たばこの自動販売機100を例示したが、例えば飲料の自動販売機のような他の商品を販売する自動販売機であっても本発明を適用可能であることは言うまでもない。
また、前記実施形態においては、販売機本体502には複数銘柄の商品が収納されているものを示したが、販売機本体502に一の銘柄の商品が収納される自動販売機100であってもよいことは勿論である。また、前記実施形態においては、各商品選択ボタン514が表示する商品の銘柄ごとに偏在して同一銘柄領域NPを形成するものを示したが、各商品選択ボタン514が必ずしも銘柄ごとに偏在している必要はない。要は、複数の商品選択ボタンがマトリクス状に配され、所定動作に応じて設定領域内の商品選択ボタンが発光するものであればよい。
また、前記実施形態においては、商品に付された情報記憶部としてバーコードを用いたものを示したが、情報記憶部は印刷されたものでなくとも磁気的、光学的に記録されたものであってもよい。また、たばこ情報用の読取部528がバーコードから銘柄情報を読み取るものを示したが、例えば、たばこの箱300の画像から銘柄を特定するようにしてもよい。さらには、たばこ情報用の読取部528が備えられていないものであってもよい。すなわち、「銘柄情報の読取動作」以外の「利用者の商品選択の誘導動作」、「商品の広告動作」及び「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」のいずれかの動作により各商品選択ボタン514が発光するものであればよい。
また、前述の「所定の動作」は、「銘柄情報の読取動作」、「利用者の商品選択の誘導動作」、「商品の広告動作」及び「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」に限定されるものでなく、例えば、装飾的或いは意匠的な効果を狙って販売銘柄等とは無関係に所定領域を発光させる動作であってもよい。すなわち、「所定の動作」は任意に設定することができる。
また、前記実施形態においては、たばこ情報用読取部528の読取商品と別銘柄の非読取商品としてアップセル対象の銘柄の商品を発光させるものを示したが、例えば、他ブランドの銘柄の商品を発光させたり、販売促進に対応する銘柄の商品を発光させるようにしてもよい。さらには、ライター、マッチ等のようなクロスセル対象の商品を販売している場合にはクロスセル対象の商品の商品選択ボタン514を発光させるようにしてもよい。
ここで、販売促進に対応する銘柄の商品を発光させる構成とすると、利用者等にとっては、販売促進に対応する銘柄、すなわちマイナーチェンジ等した商品や新商品などの銘柄を自然に認識することができ、銘柄の変更の検討対象とすることができる。また、販売者からすると、利用者等に販売促進に対応する銘柄への転移を促して、販売促進のプロモーション活動を自動的に行うことができ、効率のよいマーケティング活動が可能となる。
また、前記実施形態においては、作業員が外部記憶媒体400を媒体接続部132に接続することにより、銘柄テーブルがテーブル記憶部142に記憶されるものを示したが、赤外線等を用いたりインターネット等のネットワークから銘柄テーブルを伝送するようにしてもよい。
また、前記実施形態においては、各商品選択ボタン514の表示部が商品選択ボタン514に対して着脱自在な商品のダミーフィルム518を含むものを示したが、例えば、各商品選択ボタン514の表示部を液晶により構成して表示を変更可能としてもよい。尚、ライフサイクルの比較的長い商品を販売する場合や、表示の変更機能を省略してコストダウンを優先させる場合は、各商品選択ボタン514の表示を変更できない構成としてもよい。
また、前記実施形態においては、ダミーフィルム518用のLED522は白色に発光し、報知部520用のLED524は赤色に発光するものを示したが、各LED522,524の発光色は任意に選定できる。また、発光体はLED522,524に限定されるものでなく、例えば、蛍光灯、ハロゲンランプ、ブラックライトのような他の発光体であってもよいことは勿論である。
また、前記実施形態においては、アイライン付近に主力銘柄の各商品選択ボタン514を配したものを示したが、例えば図11や図12に示すようにアイライン付近に広告部530を配したものであってもよい。図11及び図12は変形例を示す自動販売機の正面図である。
図11は、マトリクス状に配された各商品選択ボタン514を、アイラインに沿って形成された広告部530が上下に分断するものを示す。図11においては、広告部530は上下に一定の幅で形成されている。
また、図12も、マトリクス状に配された各商品選択ボタン514を、アイラインに沿って形成された広告部530が上下に分断するものを示している。図12においては、広告部530の左右中央が上方へ延びて、各商品選択ボタン514を左右にも分断している。
さらに、他の変形例を図13及び図14に示す。図13及び図14は変形例を示す自動販売機の正面図である。
図13及び図14に図示するように、情報認識部516、紙幣投入口506、硬貨投入口508等の位置は任意である。例えば、図13に示すようにこれらを全て正面右側に配置してもよいし、例えば、図14に示すように情報認識部516を左右中央とし、紙幣投入口506を正面左側、硬貨投入口508を正面右側にそれぞれ配置してもよい。
また、前記実施形態においては、各商品選択ボタン514が正面視で四辺が上下または左右へ延びる四角形状に形成され上下左右でマトリクス状に並べられるものを示したが、例えば、各商品選択ボタン514が正面視で円形状に形成されていたり、各商品選択ボタン514が販売機本体502の前面における一対の対角線方向へマトリクス状に並べられているものであってもよい。
また、前記実施形態においては、各商品選択ボタン514が銘柄ごとに偏在し、同一銘柄領域NPを基準として各商品選択ボタン514を発光させるようにしたものを示したが、各商品選択ボタン514が銘柄ごとに偏在しておらずとも、同一銘柄を表示する複数の商品選択ボタン514が統一して発光すれば、顧客訴求効果を得ることができる。さらに、例えば図15に示すように各商品選択ボタン514により文字を形どって発光させるようにしても顧客訴求効果が得られるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す自動販売機の正面図である。 商品選択ボタンの正面図である。 各商品選択ボタンの銘柄分布を示す説明図である。 自動販売機の内部構成を示す機能ブロック図である。 銘柄テーブルを示す説明図である。 「銘柄情報の読取動作」における制御部の動作を示すフローチャートである。 バーコードがかざされた銘柄の商品選択ボタンと、この銘柄のアップセル対象の商品選択ボタンとが発光している状態を示す説明図である。 「利用者の商品選択の誘導動作」における制御部の動作を示すフローチャートである。 「商品の広告動作」における制御部の動作を示すフローチャートである。 「作業員による商品収納コラムへの商品装填の誘導動作」における制御部の動作を示すフローチャートである。 変形例を示す自動販売機の正面図である。 変形例を示す自動販売機の正面図である。 変形例を示す自動販売機の正面図である。 変形例を示す自動販売機の正面図である。 変形例を示す自動販売機の正面図である。
符号の説明
100 自動販売機
102 商品選択受付部
104 カード受付部
106 現金受付部
108 レバー回転受付部
110 銘柄情報受付部
112 入力検出部
114 制御部
116 カード情報抽出部
118 認証処理部
120 精算処理部
122 カード記録部
124 払出部
126 銘柄情報抽出部
128 入力記憶部
130 処理手順記憶部
132 媒体接続部
140 発光部
142 テーブル記憶部
160 払出指示部
166 現金返却部
200 ICカード
300 たばこの箱
400 外部記憶媒体
502 販売機本体
504 商品取出口
506 紙幣投入口
508 硬貨投入口
510 返却レバー
512 硬貨返却口
514 商品選択ボタン
516 情報認識部
518 ダミーフィルム
520 報知部
522 LED
524 LED
526 カード情報用読取部
528 たばこ情報用読取部
530 広告部
BP 同一ブランド領域
NP 同一銘柄領域

Claims (13)

  1. 販売機本体の前面に配され、商品を選択するための複数の商品選択ボタンを備え、
    前記各商品選択ボタンは、それぞれ商品を表示する表示部をなすとともにマトリクス状に配され、
    前記商品選択ボタンを個別に発光させる発光部と、
    前記販売機本体の所定動作時に、マトリクス状に配された前記各商品選択ボタンのうち、前記所定動作に応じて設定される設定領域内の前記商品選択ボタンが発光するよう前記発光部を制御する制御部と、を具備したことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記販売機本体には複数銘柄の商品が収納され、
    前記各商品選択ボタンの前記表示部はいずれかの銘柄の商品を表示し、
    前記制御部は、同一銘柄を表示する複数の前記商品選択ボタンを統一した発光状態とすることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記販売機本体には複数銘柄の商品が収納され、
    前記各商品選択ボタンの前記表示部はいずれかの銘柄の商品を表示し、
    前記各商品選択ボタンは、表示する商品の銘柄ごとに偏在して同一銘柄領域を形成し、
    前記制御部は、前記同一銘柄領域を前記設定領域として同一銘柄の前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記販売機本体の前面に配され、商品に付された情報記憶部から当該商品の銘柄情報を読み取って前記制御部へ送出する読取部を備え、
    前記所定動作は、前記読取部における商品の銘柄情報の読取動作を含み、
    前記制御部は、前記読取部にて読み取られた読取商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として、前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 前記制御部は、前記読取部から前記銘柄情報が送出されると、前記読取商品に対応する前記同一銘柄領域の前記各商品選択ボタンを発光させるとともに、前記読取商品と別銘柄の非読取商品のうち少なくとも1つの商品に対応する前記同一銘柄領域の前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
  6. 前記制御部は、前記読取商品に対応する前記各商品選択ボタンの発光状態と、前記非読取商品に対応する前記各商品選択ボタンの発光状態と、が異なるよう前記発光部を制御することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機。
  7. 前記非読取商品は、前記読取商品のアップセル対象の銘柄の商品であることを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機。
  8. 前記非読取商品は、販売促進に対応する銘柄の商品であることを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機。
  9. 前記所定動作は、利用者の商品選択の誘導動作を含み、
    前記制御部は、前記商品選択の誘導動作の際に、利用者が選択可能な銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載の自動販売機。
  10. 前記所定動作は、商品の広告動作を含み、
    前記制御部は、前記広告動作の際に、広告中の銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項3から9のいずれか一項に記載の自動販売機。
  11. 前記商品を収納する複数の商品収納コラムを備え、
    前記所定動作は、作業員による前記商品収納コラムへの商品装填の誘導動作を含み、
    前記制御部は、前記商品装填の誘導動作の際に、装填作業中の商品収納コラムに対応づけられた銘柄の商品に対応する前記同一銘柄領域を前記設定領域として前記各商品選択ボタンを発光させることを特徴とする請求項3から10のいずれか一項に記載の自動販売機。
  12. 前記表示部は、前記商品選択ボタンに対して着脱自在な前記商品のダミーフィルムを含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の自動販売機。
  13. 前記各商品選択ボタンは、正面視で四辺が上下または左右へ延びる四角形状に形成され、上下左右でマトリクス状に並べられることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の自動販売機。
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