JP2007058122A - 電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶装置等の電気光学装置用実装ケースにおいて、高い放熱機能を有すると共に取り付け部の周辺の強度を高める。
【解決手段】 電気光学装置用実装ケースは、複数の画素が配置された画素領域を有する電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、画素領域に対応する開口部を規定すると共に電気光学装置をその周縁部側から包囲するフレームを構成するフレーム部を備える。更に、電気光学装置がフレーム内に収容された状態で当該実装ケースを被実装体に取り付けるための実装手段を構成し、フレーム部よりも強度の高い材料からなる実装部を備え、フレーム部は、実装部よりも熱伝導率の高い材料からなる。
【選択図】 図6
【解決手段】 電気光学装置用実装ケースは、複数の画素が配置された画素領域を有する電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、画素領域に対応する開口部を規定すると共に電気光学装置をその周縁部側から包囲するフレームを構成するフレーム部を備える。更に、電気光学装置がフレーム内に収容された状態で当該実装ケースを被実装体に取り付けるための実装手段を構成し、フレーム部よりも強度の高い材料からなる実装部を備え、フレーム部は、実装部よりも熱伝導率の高い材料からなる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えば液晶プロジェクタのライトバルブとして用いられる液晶パネル等の電気光学装置を実装するための実装ケース、また該実装ケースに当該電気光学装置が実装或いは収容されてなる実装ケース入り電気光学装置、及びこのような実装ケース入り電気光学装置を備えてなる液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置は、液晶プロジェクタ等の電子機器におけるライトバルブとして用いられる際には、機器の筐体等にいわば裸の状態で設置されるのではなく、適当な実装ケースに実装ないし収容された状態で設置される。このような実装ケースは、電気光学装置を覆うように配置されるフレームを備えている。該フレームに電気光学装置は、例えば接着剤によって接着固定される。また、フレームには取り付け穴が設けられている。そして、実装ケースに電気光学装置が収容されている状態で、位置決めした後、取り付け穴を用いて、該実装ケースを電子機器内に例えばネジで固定して取り付ける。
ここで、電気光学装置の駆動時、該電気光学装置から発生された熱は、概ねフレームを介して放熱される。そこで、特許文献1に開示されているように、フレームにおける放熱機能を向上させるため、該フレームは例えば比較的熱伝導性に優れた樹脂等を用いて構成されている。
しかしながら、上述したような実装ケースによれば、熱伝導性に優れた材料は、一般に強度が弱く、例えばフレームに設けられた取り付け穴を用いた取り付けの際、ネジ締めによる力によって取り付け穴の周辺に亀裂が生じてしまったり、或いは割れてしまったりするという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、高い放熱機能を有すると共に取り付け部の周辺の強度の高い電気光学装置用実装ケース、該実装ケースに当該電気光学装置が実装或いは収容されてなる実装ケース入り電気光学装置、及びこのような実装ケース入り電気光学装置を備えてなる液晶プロジェクタ等の電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置用実装ケースは、上記課題を解決するために、複数の画素が配置された画素領域を有する電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、前記画素領域に対応する開口部を規定すると共に前記電気光学装置をその周縁部側から包囲するフレームを構成するフレーム部と、前記電気光学装置が前記フレーム内に収容された状態で当該実装ケースを被実装体に取り付けるための実装手段を構成し、前記フレーム部よりも強度の高い材料からなる実装部とを備え、前記フレーム部は、前記実装部よりも熱伝導率の高い材料からなる。
本発明の電気光学装置用実装ケース(以下、適宜「実装ケース」と略称する)によれば、例えば画像領域に光源から入射される光に応じて表示光を、透過又は反射によって出射する電気光学装置が実装される。或いは、画素領域から、例えば自発光によって表示光を出射する電気光学装置が実装される。このような電気光学装置としては、例えば投射型表示装置におけるライトバルブとして実装される液晶装置或いは液晶パネルが挙げられる。或いは、自発光型の有機ELパネルが挙げられる。
本発明の実装ケースにおいて、電気光学装置は、その周縁部側からフレームによって包囲された状態で、該フレームに例えば接着剤によって接着されることによって固定されて、該フレーム内に収容される。よって、電気光学装置は、フレーム部によって、その周縁部側から包囲される状態となる。尚、このように実装ケース内に収容された状態で、電気光学装置における、画素領域の周辺に位置する周辺領域は、少なくともフレームによって部分的に覆われるようにするのが好ましい。このようにすれば、フレームに、当該周辺領域における光抜けを少なくとも部分的に防止したり或いは周辺領域から画素領域内に迷光が少なくとも部分的に進入するのを防止する遮光機能を持たせることが可能となる。更に、接着剤としては、少なくとも空気よりも熱伝導性に優れており、好ましくは実装部よりも熱伝導性に優れた接着剤であることが好ましい。
本発明の実装ケースでは、実装手段として例えば実装用の穴部によって規定される例えば取り付け穴を有する実装部が、例えばフレーム部の周辺に隣接して或いはフレーム部と一体的に設けられる。そして、実装手段を用いて、本発明の実装ケースに電気光学装置が収容されている状態で、本発明の実装ケースを例えば投射型表示装置等の被実装体内に、位置決めして取り付けることによって実装する。
本発明では特に、実装部は、フレーム部よりも強度の高い材料からなる。即ち、実装部は、フレーム部とは異なる材料からなる。好ましくは、本発明の実装ケースは2種類の材料から形成される、即ち所謂「二色成形」がなされることで、一体成形される。ここで本発明に係る「強度」とは、例えば曲げ強度、せん断強度、圧縮強度等の機械的強度を意味する。また、本発明に係る「強度の高い材料」とは、先に例示した各種の機械的強度のうち少なくとも一つ或いは好ましくは全ての強度がフレーム部を形成する材料よりも高い材料を意味する。よって、実装部に実装手段として設けられた取り付け穴を用いて例えばネジ止めする際に実装部にネジ締めによる応力が加わることに起因して、例えば取り付け穴周辺に亀裂が入ってしまう或いは割れてしまう等のように、実装する際に実装部が破壊されてしまうことを低減或いは防止することができる。
一方、本発明の実装ケースに電気光学装置が実装された状態で、例えば電気光学装置の動作時において、該電気光学装置に比較的強力な投射光が入射されると、該電気光学装置の温度が上昇する。或いは、例えば、自発光動作に伴って、該電気光学装置の温度が上昇する。電気光学装置から生じる熱は、フレームにおいて、電気光学装置がフレーム部に接触している個所から、フレーム部に伝導される。更にこれに加えて又は代えて、係る熱は、電気光学装置及びフレーム部間に介在する、好ましくは熱伝導性に優れた接着剤を介して、伝導される。このようにフレーム部に伝導された熱は、該フレーム部から本発明の実装ケース外に放出される。
本発明では特に、フレーム部は、実装部よりも熱伝導率の高い材料からなる。例えば、実装部は、熱伝導率が0.2〜0.8W/(m・K)のPPS(Poly Phenylene sulfide)系樹脂からなり、フレーム部は、熱伝導率が5〜40W/(m・K)程度の高熱伝導性のPPS系樹脂からなる。尚、PPS系樹脂は、熱伝導率が高いもの程、強度が低い。よって、フレーム部に伝導された熱を、該フレーム部から本発明の実装ケース外に確実に放出できる。即ち、フレーム部のヒートシンクとしての機能を高めることができる。従って、電気光学装置から発生する熱に起因する電気光学装置の不具合の発生を防止して、高品質な画像表示を行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明の実装ケースによれば、電気光学装置から発生する熱を確実に実装ケース外に放出できると共に実装する際に実装部に加わる応力によって実装部が破壊されてしまうことを防止することができる。即ち、本発明の実装ケースによれば、電気光学装置の放熱性を向上させつつ、電気光学装置を例えば投射型表示装置等の電子機器内に安定して実装することができる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの一態様では、前記フレーム部及び前記実装部は、一体成形される。
この態様によれば、フレーム部及び実装部は、一体成形される。即ち、フレーム部及び実装部は、例えば1つの射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)に、異なる2種類の材料を射出することにより一体的に成形される。言い換えれば、二色成形される。よって、フレーム部及び実装部を成形するために2種類の射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)を必要とするインサート成形によって実装ケースを製造する場合やフレーム部及び実装部を別個に成形した後に互いに接着剤等で貼り合わせる場合と比較して、少ない工程数或いは低コストで実装ケースを製造することができる。しかも、一体成形することで、フレーム部及び実装部間の結合に係る強度を顕著に高められる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記実装部は、前記実装手段として実装用の穴部を有する。
この態様によれば、実装用の穴部は、ネジ止め用の取り付け穴として用いられる。よって、電気光学装置を例えば投射型表示装置等の電子機器内に安定して実装することができる。従って、例えば光学的な基準位置となる取り付け位置に対する、画素領域の位置ズレの発生を防止できる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記フレーム部及び前記実装部は、同系統の樹脂からなる。
この態様によれば、フレーム部及び実装部は、同系統の樹脂からなる。ここで、本発明に係る「同系統の樹脂」とは広義には、互いに隣接した場合の界面の親和性或いはなじみ易さが一体成形可能な程度に高い2種類の樹脂を意味し、狭義には、例えばPPS樹脂等の同じ種類の樹脂に、相異なる添加剤が添加された2つの異なる樹脂を意味する。よって、フレーム部及び実装部間の境界での強度を高めることができる。
更に、フレーム部及び実装部はいずれも樹脂からなるので、例えばアルミニウム、マグネシウム等の金属から形成される場合に比較して、電気光学装置から発生する熱による実装ケースの膨張や伸縮が生じにくい。よって、光学的な基準位置に対する画素領域の位置ズレの発生を防止できる。更に、膨張や伸縮に基づくフレーム部と電気光学装置との間の応力の発生を緩和できる。即ち、膨張や伸縮で電気光学装置に応力が発生して、例えば画素領域が歪むのを効率的に防止できる。
本発明の電気光学装置用実装ケースの他の態様では、前記フレーム内に収容された前記電気光学装置の前記周縁部を前記フレーム部とは前記電気光学装置に対して反対側から覆うカバー部材と、前記カバー部材のフックが引っ掛けられる、前記フレーム部よりも強度の高い材料からなる爪部とを更に備える。
この態様によれば、爪部は、フレーム部よりも強度の高い材料からなるので、爪部に例えばアルミニウム、マグネシウム等の金属からなるフックが引っ掛けられる際、爪部に応力が加わることに起因して、例えば爪部に亀裂が入ってしまう或いは爪部が割れてしまう等のように、フックを引っ掛ける際に爪部が破壊されてしまうことを低減或いは防止することができる。尚、爪部についての「強度の高い材料」とは、上述した実装部についてのそれと同じ意味であり、爪部及び実装部は、同一機会に同一材料から形成することが可能である。但し、これらを、別機会や別材料から形成することも可能である。
上述した爪部を備えた態様では、前記フレーム部及び前記爪部は、一体成形されてもよい。
この場合には、フレーム部及び爪部は、一体成形される。即ち、フレーム部及び爪部は、例えば1つの射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)に、異なる2種類の材料を射出することにより一体的に成形される。よって、フレーム部及び爪部を成形するために2種類の射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)を必要とするインサート成形によって実装ケースを製造する場合やフレーム部及び爪部を別個に成形した後に互いに接着剤等で貼り合わせる場合と比較して、少ない工程数或いは低コストで実装ケースを製造することができる。
上述した爪部を備えた態様では、前記爪部は、前記フレーム部と同系統の樹脂からなるように構成してもよい。
この場合には、フレーム部及び爪部は、同系統の樹脂からなる。よって、フレーム部及び爪部間の境界での強度を高めることができる。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置用実装ケースを備えており、該電気光学装置用実装ケースに収容される。
本発明の電気光学装置によれば、上述した電気光学装置用実装ケースを備えるので、電気光学装置の放熱性を向上させつつ、電気光学装置を例えば投射型表示装置等の電子機器内に安定して実装することができる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置を具備する。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品質の画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電気光学装置として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)等を実現し、更にはこれら電気泳動装置、電子放出装置を用いた装置としてDLP(Digital Light Processing)等を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る実装ケース、電気光学装置及び電子機器について、図1から図8を参照して説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る実装ケース、電気光学装置及び電子機器について、図1から図8を参照して説明する。
(電子機器)
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る電子機器の構成について説明する。ここでは、電子機器の一例である投射型液晶装置を例にとり、その光学ユニットに組み込まれている光学系を中心に説明する。ここに図1は、投射型液晶表示装置の図式的断面図である。本実施形態の投射型表示装置は、実装ケース入りの電気光学装置の一例たる液晶ライトバルブが3枚用いられてなる複板式カラープロジェクタとして構築されている。
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る電子機器の構成について説明する。ここでは、電子機器の一例である投射型液晶装置を例にとり、その光学ユニットに組み込まれている光学系を中心に説明する。ここに図1は、投射型液晶表示装置の図式的断面図である。本実施形態の投射型表示装置は、実装ケース入りの電気光学装置の一例たる液晶ライトバルブが3枚用いられてなる複板式カラープロジェクタとして構築されている。
図1において、本実施形態における複板式カラープロジェクタの一例たる、液晶プロジェクタ1100は、駆動回路がTFTアレイ基板上に搭載された電気光学装置を含む液晶ライトバルブを3個用意し、夫々RGB用のライトバルブ100R、100G及び100Bとして用いたプロジェクタとして構成されている。液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロイックミラー1108によって、RGBの3原色に対応する光成分R、G及びBに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R、100G及び100Bに夫々導かれる。この際特にB光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、ライトバルブ100R、100G及び100Bにより夫々変調された3原色に対応する光成分は、ダイクロイックプリズム1112により再度合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーンにカラー画像として投射される。
本実施形態のライトバルブ100R、100G及び100Bとしては、例えば、後述の如きTFTをスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置が使用される。また、当該ライトバルブ100R、100G及び100Bは、後に詳述するように実装ケース入り電気光学装置として構成されている。
(電気光学装置)
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係る電気光学装置の全体構成について説明する。ここでは、電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。本実施形態に係る電気光学装置は、上述した液晶プロジェクタ1100における液晶ライトバルブ100R、100G、100Bとして使用されるものである。ここに図2は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図であり、図3は、図2のH−H´断面図である。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係る電気光学装置の全体構成について説明する。ここでは、電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。本実施形態に係る電気光学装置は、上述した液晶プロジェクタ1100における液晶ライトバルブ100R、100G、100Bとして使用されるものである。ここに図2は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図であり、図3は、図2のH−H´断面図である。
図2及び図3において、本実施形態に係る電気光学装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、複数の画素が配置された画素領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。また、シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。即ち、本実施形態の電気光学装置は、プロジェクタのライトバルブ用として小型で拡大表示を行うのに適している。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画素領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。
画素領域10aの周辺に広がる周辺領域(本発明に係る「周縁部」に該当する)のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。この一辺に沿ったシール領域よりも内側に、サンプリング回路7が額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。
また、TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
TFTアレイ基板10上には、外部回接続端子102と、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104、上下導通端子106等とを電気的に接続するための引回配線90が形成されている。
図3において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、図示しない配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に図示しない配向膜が形成されている。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、図2及び図3に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
次に、図4を参照して、以上の如く構成された電気光学装置における回路構成及び動作について説明する。ここに図4は、電気光学装置の画素領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。
図4において、本実施形態に係る電気光学装置の画素領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素には夫々、画素電極9aと当該画素電極9aに印加される電圧をスイッチング制御するためのTFT30とが形成されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
また、TFT30のゲートにゲート電極3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線11a及びゲート電極3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
画素電極9aを介して電気光学物質の一例としての液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板20に形成された対向電極21との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として電気光学装置からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極21との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を付加する。この蓄積容量70は、走査線11aに並んで設けられ、固定電位側容量電極を含むとともに定電位に固定された容量電極300を含んでいる。
(実装ケース入り電気光学装置)
次に、図5から図8を参照して、本実施形態に係る実装ケース入り電気光学装置について説明する。ここに図5は、実装ケースを液晶装置とともに示す分解斜視図である。図6は、実装ケース入り電気光学装置の平面図である。図7は、図6の矢印Xの方向から見た電気光学装置の側面図である。図8は、PPS系樹脂及び金属における熱伝導率と放熱性の関係を示すグラフである。
次に、図5から図8を参照して、本実施形態に係る実装ケース入り電気光学装置について説明する。ここに図5は、実装ケースを液晶装置とともに示す分解斜視図である。図6は、実装ケース入り電気光学装置の平面図である。図7は、図6の矢印Xの方向から見た電気光学装置の側面図である。図8は、PPS系樹脂及び金属における熱伝導率と放熱性の関係を示すグラフである。
図5から図7に示すように、液晶ライトバルブ100は、以上のように構成された電気光学装置の一例としての液晶装置500が、実装ケース601に収容されてなる。
図5において、液晶装置500は、図2及び図3を参照して上述した形態をしており、外部回路接続端子102には、フレキシブルプリント配線板(以下、FPCと略称する)501が接続されている。また、TFTアレイ基板10及び対向基板20の各々における液晶層50を挟んで対向する面とは反対側の面には、夫々、防塵用基板400が設けられている。更に、液晶装置500の外表面には、反射防止板等の光学部材が付設されている。但し、偏光板や位相差板等は、液晶装置500の外表面に付設されてもよいが、液晶プロジェクタ1100の光学系が備えていてもよい。
図5に示すように、実装ケース601は、液晶装置500を収容するフレーム610と、フレーム610に被さるカバー部材620とからなる。カバー部材620は、両側縁のフック627をフレーム610の側面に形成された爪部617に引っ掛けることによって、フレーム610と組み合せられている。
液晶装置500は、フレーム610に対向基板20側が面する向きに収容され、TFTアレイ基板10側の外表面をカバー部材620で覆われている。即ち、本実施形態における液晶ライトバルブ100は、フレーム610の側から光が入射し、液晶装置500を透過して、カバー部材620の側から出射するということを前提としている(図1において、ダイクロイックプリズム1112には、フレーム610ではなくカバー部材620が対向していることになる)。液晶装置500は、その周縁部側からフレーム610によって包囲された状態で、該フレーム610に接着剤によって接着されることによって固定されて、該フレーム610内に収容される。よって、液晶装置500は、フレーム610によって、その周縁部側から包囲される状態となる。尚、このように実装ケース601内に収容された状態で、液晶装置500における、画素領域10aの周辺に位置する周辺領域は、フレーム610によって覆われている。このため、フレーム610は、当該周辺領域における光抜けを防止したり或いは周辺領域から画素領域10a内に迷光が進入するのを防止する遮光機能を有している。更に、接着剤としては、空気よりも熱伝導性に優れた接着剤が用いられている。尚、接着剤は、後述する実装部よりも熱伝導性に優れた接着剤であることが好ましい。
カバー部材620は、開口部として窓部625が設けられた額縁状の本体と、本体の両脇に、フック627とを備えている。窓部625は、液晶装置500の画素領域10a(図2参照)から射出される光を取り出すために、画素領域10aと対向するように開口されている。
図6に示すように、フレーム610は、本体部613、実装部614及び爪部617から構成されている。ここで、本体部613は、本発明に係る「フレーム部」の一例である。
図6において、本体部613は、液晶装置500の形状に合わせ、言わば内側をくり抜かれたように成形された、本発明に係る「開口部」の一例としての窓部616を備えている。窓部616は、収容された液晶装置500の画素領域10a(図2参照)に光を透過させるために、画素領域10aと対向するように開口されている。このため、図1に示した液晶プロジェクタ1100内のランプユニット1102から発せられた光は、窓部616を通過して液晶装置500に入射可能となる。
図6において、実装部614は、フレーム610の4隅に設けられており(図6中、右上がり斜線部を参照)、実装部614の各々には、本発明に係る「実装用の穴部」の一例としての取り付け穴615が設けられている。取り付け穴615は、当該実装ケース入り液晶装置500を、図1に示した如き液晶プロジェクタ1100内に取り付けする際に利用される。即ち、図7に示すように、実装ケース入り液晶装置500は、取り付け穴615を貫通するネジ700を用いて液晶プロジェクタ1100にネジ止めすることにより、液晶プロジェクタ1100内に取り付けられる。よって、液晶装置500を液晶プロジェクタ1100内に安定して実装することができる。従って、例えば光学的な基準位置となる取り付け位置に対する、画素領域10aの位置ズレの発生を防止できる。更に、図6に示すように、本実施形態では、実装部614、言い換えれば、取り付け穴615は、フレーム610の4隅に設けられることによって、4点固定が実現されている。尚、液晶プロジェクタ1100内に当該実装ケース入り液晶装置を固定するためには、少なくとも3つの取り付け穴が設けられるのが好ましい。
図6において、本実施形態では特に、実装部614は、本体部613よりも強度の高い材料からなる。即ち、実装部614は、本体部613とは異なる2種類の材料から形成されている。即ち、二色成形がなされることで、一体成形されている。よって、実装部614は、本体部613よりも例えば曲げ強度、せん断強度、圧縮強度等の機械的強度が高い。よって、実装部614に設けられた取り付け穴615を用いてネジ止めする際に実装部614にネジ締めによる応力が加わることに起因して、取り付け穴615の周辺に亀裂が入ってしまったり或いは割れてしまったりする等のように、液晶プロジェクタ1100内に取り付ける際に実装部614が破壊されてしまうことを低減或いは防止することができる。逆に言えば、ここでは、上述の機械的強度としては、実装部614をプロジェクタの光学系に実装する際に、実装用のネジにより締められることで圧縮されても破壊されないように、少なくとも圧縮強度は、ネジ締めの際に受ける圧縮力に対して十分に高くしておく。尚、実装部614は、例えばPPS系の樹脂に例えばグラスファイバやカーボン繊維等の繊維を添加したものを用いることで、強度を高めることができる。一方、本体部613は、例えばPPS系の樹脂に例えばカーボン粉末等の熱伝導性を高める物質を添加したものを用いることができる。
尚、実装部614が、本体部613よりも上述した各種の機械的強度のうち少なくとも一つが高い材料から形成されていれば、実装部614が破壊されてしまうことを相応に低減することができるが、全ての強度を本体部613よりも高くすることにより、実装部614が破壊されてしまうことを一層顕著に低減或いは防止することができる。
一方、実装ケース601に収容された液晶装置500が、液晶プロジェクタ1100に実装された状態で、液晶装置500の動作時において、液晶装置500に比較的強力な投射光が入射されると、液晶装置500の温度が上昇する。液晶装置500から生じる熱は、空気中にも多少は放熱されるが、その大部分は、実装ケース601において、液晶装置500が本体部613に接触している個所から、本体部613に伝導される。更に、このような熱は、液晶装置500及び本体部613間に介在する接着剤を介して、伝導される。このように本体部613に伝導された熱は、該本体部613から実装ケース601の外に放出される。
図6において、本実施形態では特に、本体部613は、実装部614よりも熱伝導率の高い材料からなる。即ち、実装部614は、熱伝導率が0.3〜0.8W/(m・K)のPPS系樹脂からなり、本体部613は、熱伝導率が5〜40W/(m・K)程度、より好ましくは10〜30W/(m・K)程度の高熱伝導性のPPS系樹脂からなる。尚、PPS系樹脂は、熱伝導率が高いもの程、強度が低い。ここで、図8に示すように、高熱伝導性のPPS系樹脂は、通常のPPS系樹脂と比較して放熱性に優れている。よって、本体部613に伝導された熱を、本体部613から実装ケース601の外に確実に放出できる。即ち、本体部613のヒートシンクとしての機能を高めることができる。従って、液晶装置500から発生する熱に起因する液晶装置500の不具合の発生を防止して、高品質な画像表示を行うことが可能となる。
尚、図8に示すように、高熱伝導性のPPS系樹脂は、アルミニウム(Al)やマグネシウム(Mg)と比較して、熱伝導率は低いが、放熱性については実践上問題となる差異は殆ど無い。更に、高伝導性のPPS系樹脂は、アルミニウム(Al)やマグネシウム(Mg)と比較して、線膨張係数が小さいため、温度変化による変位量が小さい。よって、高熱伝導性のPPS系樹脂で形成された本体部613の膨張或いは伸縮によって、液晶装置へ物理的影響を及ぼすことは殆ど無い。
更に図6において、本実施形態では特に、本体部613及び実装部614は、一体成形されている。即ち、本体部613及び実装部614は、1つの射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)に異なる2種類の材料を射出する二色成形により一体的に成形されている。よって、本体部613及び実装部614を成形するために2種類の射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)を必要とするインサート成形によって実装ケース601を製造する場合や本体部613及び実装部614を別個に成形した後に互いに接着剤等で貼り合わせる場合と比較して、少ない工程数或いは低コストで実装ケースを製造することができる。しかも、一体成形することで、本体部613及び実装部614間の結合に係る強度は顕著に高められる。
加えて図6において、本実施形態では特に、本体部613及び実装部614は、いずれもPPS系の樹脂、即ち同系統の樹脂から形成されている。即ち、実装部614は、PPS系の樹脂に例えばグラスファイバやカーボン繊維等の繊維を添加したものから形成されており、一方、本体部613は、PPS系の樹脂に例えばカーボン粉末等の熱伝導性を高める物質を添加したものから形成されている。よって、本体部613及び実装部614が互いに隣接する界面の親和性或いはなじみ易さは、一体成形可能な程度に高い。従って、本体部613及び実装部614間の境界での強度を高めることができる。
更に、本体部613及び実装部614はいずれも樹脂からなるので、例えばアルミニウム、マグネシウム等の金属から形成される場合に比較して、液晶装置500から発生する熱による実装ケース601の膨張や伸縮が生じにくい。よって、光学的な基準位置に対する画素領域10aの位置ズレの発生を防止できる。加えて、膨張や伸縮に基づく本体部613と液晶装置500との間の応力の発生を緩和できる。即ち、膨張や伸縮で液晶装置500に応力が発生して、例えば画素領域10aが歪むのを効率的に防止できる。
以上説明したように、本実施形態の実装ケース601によれば、液晶装置500から発生する熱を確実に実装ケース601の外に放出できると共に実装する際に実装部614に加わる応力によって実装部614が破壊されてしまうことを防止することができる。即ち、本実施形態の実装ケース601によれば、液晶装置500の放熱性を向上させつつ、液晶装置500を液晶プロジェクタ1100内に安定して実装することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る電気光学装置について、図5及び図9を参照して説明する。ここに図9は、第2実施形態における図6と同趣旨の平面図である。尚、図9において、図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る電気光学装置について、図5及び図9を参照して説明する。ここに図9は、第2実施形態における図6と同趣旨の平面図である。尚、図9において、図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図9において、本実施形態では特に、実装部614に加えて、爪部617も本体部613よりも強度の高い材料から形成されている(図9中、右上がり斜線部を参照)。よって、爪部617に例えばアルミニウム、マグネシウム等の金属からなるフック627(図5を参照)が引っ掛けられる際、爪部617に応力が加わることに起因して、例えば爪部617に亀裂が入ってしまったり或いは爪部617が割れてしまったり等のように、フック627を引っ掛ける際に爪部617が破壊されてしまうことを低減或いは防止することができる。更に、本実施形態では、爪部617は、上述した実装部614と同じ材料から形成されている。よって、爪部617及び実装部614は、同一機会に同一材料から形成することが可能である。但し、これらを、別機会や別材料から形成してもよい。
更に、本実施形態では特に、本体部613及び爪部617は、一体成形されている。即ち、本体部613及び爪部614は、1つの射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)に、異なる2種類の材料を射出する二色成形により一体的に成形されている。よって、本体部613及び爪部617を成形するために2種類の射出成形金型(或いは樹脂又はプラスチック)を必要とするインサート成形によって実装ケース601を製造する場合や本体部613及び爪部617を別個に成形した後に互いに接着剤等で貼り合わせる場合と比較して、少ない工程数或いは低コストで実装ケース601を製造することができる。
加えて、本実施形態では特に、本体部613及び爪部617は、同系統の樹脂から形成されている。よって、本体部613及び爪部617間の境界での強度を高めることができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置用実装ケース、該実装ケースに当該電気光学装置が実装或いは収容されてなる実装ケース入り電気光学装置、及びこのような実装ケース入り電気光学装置を備えてなる電子機器もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
9a…画素電極、10…TFTアレイ基板、10a…画素領域、500…液晶装置、601…実装ケース、610…フレーム、620…カバー部材、613…本体部、614…実装部、615…取り付け穴、1100…液晶プロジェクタ
Claims (9)
- 複数の画素が配置された画素領域を有する電気光学装置を収容するための電気光学装置用実装ケースであって、
前記画素領域に対応する開口部を規定すると共に前記電気光学装置をその周縁部側から包囲するフレームを構成するフレーム部と、
前記電気光学装置が前記フレーム内に収容された状態で当該実装ケースを被実装体に取り付けるための実装手段を構成し、前記フレーム部よりも強度の高い材料からなる実装部と
を備え、
前記フレーム部は、前記実装部よりも熱伝導率の高い材料からなる
ことを特徴とする電気光学装置用実装ケース。 - 前記フレーム部及び前記実装部は、一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置用実装ケース。
- 前記実装部は、前記実装手段として実装用の穴部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置用実装ケース。
- 前記フレーム部及び前記実装部は、同系統の樹脂からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。
- 前記フレーム内に収容された前記電気光学装置の前記周縁部を前記フレーム部とは前記電気光学装置に対して反対側から覆うカバー部材と、
前記カバー部材のフックが引っ掛けられる、前記フレーム部よりも強度の高い材料からなる爪部と
を更に備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケース。 - 前記フレーム部及び前記爪部は、一体成形されることを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置用実装ケース。
- 前記爪部は、前記フレーム部と同系統の樹脂からなることを特徴とする請求項5又は6に記載の電気光学装置用実装ケース。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の電気光学装置用実装ケースを備えており、該電気光学装置用実装ケースに収容されたことを特徴とする電気光学装置。
- 請求項8に記載の電気光学装置を具備することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246603A JP2007058122A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005246603A JP2007058122A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007058122A true JP2007058122A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37921656
Family Applications (1)
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JP2005246603A Pending JP2007058122A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気光学装置用実装ケース、電気光学装置及び電子機器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007058122A (ja) |
-
2005
- 2005-08-26 JP JP2005246603A patent/JP2007058122A/ja active Pending
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