JP2007058072A - 光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 更なる装置の小型化できる光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置を提供する。
【解決手段】 光走査装置は、入射される光束を1次方向に走査させる垂直走査系と、その1次方向に走査された光束を、その1次方向と交差する2次方向に走査させる水平走査系とを備えた。光走査装置は、垂直走査系におけるガルバノミラーと水平走査系におけるガルバノミラーとの間に設けられ、垂直走査系におけるガルバノミラーによって1次方向に走査させた光束を、水平走査系におけるガルバノミラーに導く集光ミラーを少なくとも含む中継光学系を備えた。
【選択図】 図3
【解決手段】 光走査装置は、入射される光束を1次方向に走査させる垂直走査系と、その1次方向に走査された光束を、その1次方向と交差する2次方向に走査させる水平走査系とを備えた。光走査装置は、垂直走査系におけるガルバノミラーと水平走査系におけるガルバノミラーとの間に設けられ、垂直走査系におけるガルバノミラーによって1次方向に走査させた光束を、水平走査系におけるガルバノミラーに導く集光ミラーを少なくとも含む中継光学系を備えた。
【選択図】 図3
Description
本発明は、光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置に関するものであり、特に、光束を1次方向に走査させる1次走査手段と、当該1次方向に走査された光束を、当該1次方向と交差する2次方向に走査させる2次走査手段とを備えた光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置に関する。
従来、画像を表示するための画像表示装置には、光束を走査させるための光走査装置などが含まれている。また、このような光走査装置には、光束を反射させる反射ミラーを揺動させる制御など、各種の制御を行うことによって、その光束を走査させ、画像を表示させる。
特に、光走査装置は、水平方向に光束を走査させるための水平走査手段や、垂直方向に光束を走査させるための垂直走査手段などを備えている。このような構成においては、例えば、光束が、水平走査手段に入射され、水平走査手段によって水平方向に走査される。そして、水平方向に走査された光束は、垂直走査手段に向かって入射され、その垂直走査手段によって垂直方向に走査される。このように垂直方向に走査された光束は、眼の網膜に投影され、画像が表示されることとなる。
また、このような光走査装置は、例えば、特許文献1に示すように、水平走査手段によって水平方向に走査された光束が拡散されるため、その拡散する光束を平行光束とする凸面レンズや、その平行光束を集光させる凸面レンズなどを用いたリレー光学系が、水平走査手段と垂直走査手段との間に配設されており、水平走査手段によって走査された光束を垂直走査手段に導くこととなる。
特開2003−295108号公報
しかしながら、上述したような光走査装置では、水平走査手段と垂直走査手段とによって1次方向及び2次方向に光束が走査されるが、水平走査手段と垂直走査手段との間に設けられたリレー光学系などを省スペース化することによって、更なる装置の小型化が望まれている。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、更なる装置の小型化できる光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
すなわち、請求項1記載の本発明では、入射される光束を1次方向に走査させる1次走査手段と、当該1次方向に走査された光束を、当該1次方向と交差する2次方向に走査させる2次走査手段とを備えた光走査装置において、前記1次走査手段と前記2次走査手段との間に設けられ、前記1次走査手段によって1次方向に走査させた光束を前記2次走査手段に導く集光ミラーを少なくとも含む中継光学系を備えたことを特徴とする光走査装置。
また、請求項2記載の本発明では、前記入射される光束を、前記1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差する方向から入射させることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
また、請求項3記載の本発明では、前記1次走査手段によって走査される光束の走査中心線が、前記1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差するように前記中継光学系が配置されたことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
また、請求項4記載の本発明では、前記1次走査手段によって1次方向に走査される1次走査角度は、前記2次走査手段によって2次方向に走査される2次走査角度よりも小さいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
また、請求項5記載の本発明では、前記1次走査手段と前記集光ミラーとの間にハーフミラーが設けられたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光走査装置。
また、請求項6記載の本発明では、前記集光ミラーは、凹面ミラーであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光走査装置。
また、請求項7記載の本発明では、前記1次走査手段及び前記2次走査手段は、前記凹面ミラーから当該凹面ミラーの曲率半径と同等の光路距離となる位置に設けられたことを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
また、請求項8記載の本発明では、請求項1から7のいずれかに記載の光走査装置を備え、画像に関する画像信号に応じて変調された光束を、前記光走査装置によって前記1次方向及び前記2次方法に走査することで画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
また、請求項9記載の本発明では、請求項1から7のいずれかに記載の光走査装置を備え、画像に関する画像信号に応じて変調された光束を、前記光走査装置によって前記1次方向及び前記2次方法に走査することで、眼の網膜に画像を投影し、画像を表示することを特徴とする網膜走査型画像表示装置。
請求項1、6、8又は9記載の発明によれば、光束を1次方向に走査させる1次走査手段とその光束を2次方向に走査させる2次走査手段との間に設けられ、1次走査手段によって1次方向に走査させた光束を2次走査手段に導く集光ミラーを少なくとも含む中継光学系を備えた。従って、集光ミラーを含まずに、例えば、拡散する光束を平行な光束とする第1の凸面レンズや、その平行な光束を集光させる第2の凸面レンズなどを用いた従来の構成と比べて、これらのような凸面レンズなどを用いる必要もないため、装置の小型化が可能である。また、色収差などを考慮する必要もなく設計可能である。
また、請求項2記載の発明によれば、前記入射される光束を、1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差する方向から入射させる。従って、例えば、1次走査手段に入射させる光学系や、1次走査手段と2次走査手段との間の中継光学系、2次走査手段、2次走査手段から眼の網膜まで光束を導く光学系など、各種の光学系や走査手段を設ける場合に、それらが1次走査面と干渉することなく、光束の光路を確保するためのスペースを設けやすく、より一層、装置の小型化が可能である。
また、請求項3記載の発明によれば、1次走査手段によって走査される光束の走査中心線が、その1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差するように中継光学系が配置された。従って、例えば、走査中心線と1次走査面とが交差することによって、1次走査手段に入射させる光学系や、1次走査手段と2次走査手段との間の中継光学系、2次走査手段など、各種の光学系や走査手段を設ける場合に、光束の光路を確保するためのスペースを設けやすく、より一層、装置の小型化が可能である。
また、請求項4記載の発明によれば、1次方向に走査される1次走査角度は、2次走査手段によって2次方向に走査される2次走査角度よりも小さい。従って、1次方向に走査する光束の走査幅を、2次方向に走査する光束の走査幅より小さくすることができるため、走査される光束の光路を考慮すると、1次走査手段に向かう光束を導く光学系、1次走査手段、1次走査手段から2次走査手段に向かう光束を導く光学系などが設けられるスペースを小さくすることができ、より一層、装置の小型化が可能である。
また、請求項5記載の発明によれば、1次走査手段と集光ミラーとの間にハーフミラーが設けられた。従って、1次走査手段と集光ミラーとの間にハーフミラーを用いることによって、光路を折りたたむことができるため省スペース化を効率よく実現することができ、より一層、装置の小型化が可能である。
また、請求項7記載の発明によれば、1次走査手段及び2次走査手段は、凹面ミラーからその曲率半径と同等の光路距離となる位置に設けられた。従って、1次走査手段と2次走査手段とが容易に共役として調整することができ、安定して光束を走査することができるとともに、装置の小型化が可能である。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
[画像表示装置の構成]
以下、本発明に係る画像表示装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。まず、本発明に係る画像表示装置の一例である網膜走査型ディスプレイ1の構成について図1を用いて説明する。
以下、本発明に係る画像表示装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。まず、本発明に係る画像表示装置の一例である網膜走査型ディスプレイ1の構成について図1を用いて説明する。
図1に示すように、網膜走査型ディスプレイ1には、外部から供給される映像信号を処理するための光源ユニット部2が設けられている。光源ユニット部2には、外部からの映像信号が入力され、それに基づいて映像を合成するための要素となる各信号を発生する映像信号供給回路3が設けられ、この映像信号供給回路3から映像信号4、垂直同期信号5、及び、水平同期信号6が出力される。また、光源ユニット部2には、映像信号供給回路3から映像信号4として伝達される赤(R),緑(G),青(B)の各映像信号をもとにそれぞれ強度変調されたレーザ光を出射するように、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11を、それぞれ駆動するためのRレーザドライバ10,Gレーザドライバ9,Bレーザドライバ8が設けられている。さらに、各レーザより出射されたレーザ光を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系14と、それぞれコリメートされたレーザ光を合波するダイクロイックミラー15と、合波されたレーザ光を光ファイバ17に導く結合光学系16とが設けられている。尚、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11として、レーザダイオード等の半導体レーザや固体レーザを利用してもよい。尚、本実施形態における光源ユニット部2は、少なくとも1つの光源と、当該光源から出射される光束を画像信号に応じて強度変調する変調手段の一例に相当する。
また、網膜走査型ディスプレイ1には、光源ユニット部2から伝搬されたレーザ光を垂直走査系19に導く第1リレー光学系18と、コリメートされたレーザ光を、ガルバノミラー19aを利用して垂直方向に走査する垂直走査系19と、垂直走査系19によって走査されたレーザ光を水平走査系21に導く第2リレー光学系20と、垂直走査系19に走査され、第2リレー光学系20を介して入射されたレーザ光を、ガルバノミラー21aを利用して水平方向に走査する水平走査系21と、水平走査系21に走査されたレーザ光を観察者の瞳孔24に入射するように第3リレー光学系22とが設けられている。第2リレー光学系20は、垂直走査系19のガルバノミラー19aと、水平走査系21のガルバノミラー21aとが共役となるように、また、第3リレー光学系22は、ガルバノミラー21aと、観察者の瞳孔24とが共役となるように、各々設けられている。
尚、具体的な一例としては、垂直走査系19は、表示すべき画像の1走査線ごとに、レーザビームを垂直方向に垂直走査する垂直走査(1次走査の一例)を行う光学系である。また、垂直走査系19は、レーザビームを垂直方向に走査するガルバノミラー19aと、そのガルバノミラー19aの駆動制御を行う垂直走査制御回路19cとを備えている。
これに対し、水平走査系21は、表示すべき画像の1フレームごとに、レーザビームを最初の走査線から最後の走査線に向かって水平に走査する水平走査(2次走査の一例)を行う光学系である。また、水平走査系21は、水平走査するガルバノミラー21aと、そのガルバノミラー21aの駆動制御を行う水平走査制御回路21cとを備えている。
垂直走査系19は、水平走査系21より高速にすなわち高周波数でレーザビームを走査するように設計されている。また、垂直走査系19は、ビーム光(光束)を垂直走査角度で走査させ、水平走査系21は、ビーム光を水平走査角度で走査させるが、本実施形態においては、垂直走査角度が、水平走査角度よりも小さく設定されている。これは、図2(a)に示すように、画像の表示範囲152が、水平方向Xよりも垂直方向Yのほうが短いため、ビーム光の走査軌跡sも、水平方向Xよりも垂直方向Yのほうが短くなり、垂直方向への垂直走査角度が、水平方向への水平走査角度よりも小さくなる。このため、先に走査角度を大きくしなければならない水平方向に走査させた後に、走査角度が小さくて済む垂直方向に走査させ、図2(b)に示すようにビーム光を走査させる構成と比べて、図2(a)に示すように、先に走査角度が小さくて済む垂直方向に走査させた後に、走査角度を大きくしなければならない水平方向に走査させたほうが、省スペース化を図ることができる。
尚、本実施形態においては、ビーム光を高速で走査させる走査系(高速走査系)として、走査角度が小さい垂直走査系19を、ビーム光を低速で走査させる走査系(低速走査系)として、走査角度が大きい水平走査系21を採用したが、例えばNTSC(National Television Standards Committee)などの通常の映像信号は水平走査が高速走査に該当するため、図示はしないが、映像信号供給回路3で水平走査が低速走査に、垂直走査が高速走査になるように映像信号をデジタルデータ化しデータ変換している。もちろん、映像信号供給回路3に入力される映像信号が、垂直走査系19が高速走査であるような信号形式であると想定すれば、上述した変換処理は特に必要とせず実施可能である。
尚、本実施形態においては、ビーム光を高速で走査させる走査系(高速走査系)として、走査角度が小さい垂直走査系19を、ビーム光を低速で走査させる走査系(低速走査系)として、走査角度が大きい水平走査系21を採用したが、これに限らず、例えば、ビーム光を高速で走査させる走査系(高速走査系)として、走査角度が大きい水平走査系21を、ビーム光を低速で走査させる走査系(低速走査系)として、走査角度が小さい垂直走査系19を採用してもよい。
つまり、垂直方向(1次方向の一例)に走査される垂直走査角度(1次走査角度の一例)は、水平方向(2次方向の一例)に走査される水平走査角度(2次走査角度の一例)よりも小さく設定されているので、垂直方向に走査するビーム光の走査幅を、水平方向に走査するビーム光の走査幅より小さくすることができるため、走査されるビーム光の光路を考慮すると、垂直走査系19に向かうビーム光を導く第1リレー光学系18、垂直走査系19、垂直走査系19から水平走査系21に向かうビーム光を導く第2リレー光学系20などが設けられるスペースを小さくすることができ、より一層、装置の小型化が可能である。
また、垂直走査系19,水平走査系21は、図1に示すように、各々映像信号供給回路3に接続され、映像信号供給回路3より出力される垂直同期信号5,水平同期信号6にそれぞれ同期してレーザ光を走査するように構成されている。
尚、本実施形態における垂直走査系19及び水平走査系21などは、入射した光束を、1次方向及びその1次方向に略垂直な2次方向に走査させることによって、フレームを形成する光走査装置の一例である。
尚、本実施形態における垂直走査系19は、入射されるビーム光を垂直方向に走査させる1次走査手段の一例に相当し、本実施形態における水平走査系21は、その垂直方向に走査されたビーム光を、水平方向に走査させる2次走査手段の一例に相当する。また、本実施形態における第2リレー光学系20は、中継光学系(中継光学手段)の一例に相当する。
次に、本発明の一実施形態の網膜走査型ディスプレイ1が、外部からの映像信号を受けてから、観察者の網膜上に映像を投影するまでの過程について図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態の網膜走査型ディスプレイ1では、光源ユニット部2に設けられた映像信号供給回路3が外部からの映像信号の供給を受けると、映像信号供給回路3は、赤,緑,青の各色のレーザ光を出力させるためのR映像信号,G映像信号,B映像信号からなる映像信号4と、垂直同期信号5と、水平同期信号6とを出力する。Rレーザドライバ10,Gレーザドライバ9,Bレーザドライバ8は各々入力されたR映像信号,G映像信号,B映像信号に基づいてRレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11に対してそれぞれの駆動信号を出力する。この駆動信号に基づいて、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11はそれぞれ強度変調されたレーザ光を発生し、各々をコリメート光学系14に出力する。また、映像信号供給回路3は、後述するガルバノミラー19aの駆動状態を示すBD信号(図示せず)に応じて、レーザ光を発生し、各々をコリメート光学系14に出力するタイミングを制御する。つまり、このような網膜走査型ディスプレイ1(映像信号供給回路3)は、ガルバノミラー19aなどに光束を出射させるタイミングを制御することとなる。点光源から発生されるレーザ光は、このコリメート光学系14によってそれぞれが平行光にコリメートされ、さらに、ダイクロイックミラー15に入射されて1つの光束となるよう合成された後、結合光学系16によって光ファイバ17に入射されるよう導かれる。
光ファイバ17によって伝搬されたレーザ光は、光ファイバ17から第1リレー光学系18によって導かれて垂直走査系19に出射される。この出射されたレーザ光は、垂直走査系19のガルバノミラー19aの偏向面19bに入射される。ガルバノミラー19aの偏向面19bに入射したレーザ光は垂直方向に走査されて第2リレー光学系20を介し、水平走査系21のガルバノミラー21aの偏向面21bに入射する。第2リレー光学系20ではガルバノミラー19aの偏向面19bとガルバノミラー21aの偏向面21bとが共役の関係となるように調整され、また、ガルバノミラー19aの面倒れが補正されている。ガルバノミラー21aは、ガルバノミラー19aと同様に水平同期信号6に同期して、その偏向面21bが入射光を水平方向に反射するように往復振動をしており、このガルバノミラー21aによってレーザ光は水平方向に走査される。垂直走査系19及び水平走査系21によって水平方向及び垂直方向に2次元に走査されたレーザ光は、ガルバノミラー21aの偏向面21bと、観察者の瞳孔24とが共役の関係となるように設けられた第3リレー光学系22により観察者の瞳孔24へ入射され、網膜上に投影される。観察者はこのように2次元走査されて網膜上に投影されたレーザ光による画像を認識することができる。尚、垂直走査系19のガルバノミラー19aと、水平走査系21のガルバノミラー21aとは、名称を同じように説明したが、光を走査するように其の反射面が揺動(回転)させられるものであれば、共振タイプ、非共振タイプ等、圧電駆動、電磁駆動、静電駆動等いずれの駆動方式によるものであってもよいことは言うまでもない。
[各種の光学系の構成]
上述したように、光ファイバ17から出射されたビーム光を、2次元に走査しながら観察者の瞳孔24へ導く各種の光学系の構成について図3から図5を用いて説明する。
上述したように、光ファイバ17から出射されたビーム光を、2次元に走査しながら観察者の瞳孔24へ導く各種の光学系の構成について図3から図5を用いて説明する。
各種の光学系には、図3から図5に示すように、第1全反射ミラー102、ガルバノミラー19a、ハーフミラー104、凹面ミラー106、第2全反射ミラー108、ガルバノミラー21aなどが少なくとも含まれている。これら第1全反射ミラー102、ガルバノミラー19a、ハーフミラー104、凹面ミラー106、第2全反射ミラー108、ガルバノミラー21aは、反射面が水平方向に向かう状態で、垂直方向に向かって立設されている。
第1全反射ミラー102は、光ファイバ17から出射されたビーム光を、全反射させることによって、ガルバノミラー19aの偏光面19bに導くとともに、ガルバノミラー19aの偏光面19bで反射され、垂直方向に走査されたビーム光を、全反射させることによって、ハーフミラー104に導く機能を有する。尚、この第1全反射ミラー102は、上述した第1リレー光学系18、第2リレー光学系20に含まれている。
ガルバノミラー19aは、水平方向に延びる符号A1を軸として、符号B1に示す方向に回動駆動することによって、第1全反射ミラー102によって反射されたビーム光を、偏光面19bで反射させることによって、垂直方向に走査して、第1全反射ミラー102に導く。
ハーフミラー104は、第1全反射ミラー102によって反射されたビーム光を、透過することによって、凹面ミラー106に導くとともに、凹面ミラー106によって反射されたビーム光を反射することによって、第2全反射ミラー108に導く機能を有する。尚、このハーフミラー104は、上述した第2リレー光学系20に含まれている。
凹面ミラー106は、拡散しているビーム光を集光させる集光ミラーであり、第1全反射ミラー102によって反射され、ハーフミラー104を透過したビーム光を、全反射させ、集光させてハーフミラー104に導く機能を有する。尚、この凹面ミラー106は、上述した第2リレー光学系20に含まれている。
第2全反射ミラー108は、凹面ミラー106で集光され、ハーフミラー104で反射されたビーム光を、全反射させることによって、ガルバノミラー21aの偏光面21bに導く機能を有する。尚、この第2全反射ミラー108は、上述した第2リレー光学系20に含まれている。
ガルバノミラー21aは、垂直方向に延びる符号A2を軸として、符号B2に示す方向に回動駆動することによって、第2全反射ミラー108によって反射されたビーム光を、偏光面21bで反射させることによって、水平方向に走査して、第3リレー光学系22(図1参照)に導くこととなる。
このような各種の光学系において、光ファイバ17から出射されたビーム光は、集光され、第1全反射ミラー102に入射される。この第1全反射ミラー102に入射されたビーム光は、全反射されて、集光しながら、垂直走査系19のガルバノミラー19aに入射される。垂直走査系19のガルバノミラー19aに入射されたビーム光は、垂直方向に走査されながら、第1全反射ミラー102に入射される。このビーム光は、ガルバノミラー19aから第1全反射ミラー102に入射されるまでに、集光された後に、結像し、拡散されることとなる。そして、第1全反射ミラー102に入射されたビーム光は、全反射されて、拡散しながらハーフミラー104に入射される。尚、このガルバノミラー19aから入射されるビーム光と、上述した光ファイバ17から出射されたビーム光とでは、第1全反射ミラー102でも異なる箇所で反射されることとなる。そして、第1全反射ミラー102からハーフミラー104に入射されたビーム光は、所定の割合でハーフミラー104において透過され、拡散しながら凹面ミラー106に入射される。凹面ミラー106に入射されたビーム光は、入射される前まで拡散されていたが、反射させることによって、集光しながらハーフミラー104に入射される。凹面ミラー106からハーフミラー104に入射されたビーム光は、定の割合でハーフミラー104において反射され、集光しながら第2全反射ミラー108に入射される。第2全反射ミラー108に入射されたビーム光は、全反射されて、集光しながら水平走査系21のガルバノミラー21aに入射される。水平走査系21のガルバノミラー21aに入射されたビーム光は、水平方向に走査され、集光しならが第3リレー光学系22(図1参照)に入射されることとなる。このように、垂直光学系19のガルバノミラー19aと、水平光学系21のガルバノミラー21aとの間で、拡散したビーム光が、凹面ミラー106で集光されることとなる。
つまり、第2リレー光学系20は、垂直走査系19と水平走査系21との間の光路に設けられ、垂直走査系19によって1次方向に走査させた光束を水平走査系21に導く凹面ミラー106を少なくとも含んでいる。従って、詳しく後述するが、凹面ミラーを含まずに、例えば、拡散する光束を平行な光束とする第1の凸面レンズや、その平行な光束を集光させる第2の凸面レンズなどを用いた従来の構成と比べて、これらのような凸面レンズなどを用いる必要もないため、装置の小型化が可能である。また、色収差などを考慮する必要もなく設計可能である。
また、垂直走査系19におけるガルバノミラー19aと後述する凹面ミラー106との間にハーフミラー104が設けられている。従って、1次走査手段と集光ミラーとの間にハーフミラーを用いることによって、光路を折りたたむことができるため省スペース化を効率よく実現することができ、より一層、装置の小型化が可能である。
特に、垂直走査系19のガルバノミラー19aは、第1全反射ミラー102との間において、図6(a)に示すように、符号C1、C2、C3に示すように、ビーム光を垂直方向に走査し、図6(b)に示すように、垂直走査系19によって走査されるビーム光を含む符号Dに示す面が、垂直走査面となる。また、具体的には、図6(c)に示すように、垂直走査系19のガルバノミラー19aから第1全反射ミラー102に向かう垂直方向の面が、垂直走査系19によって走査されるビーム光を含む垂直走査面Dとなり、垂直走査面中の略中心線を走査中心線Fとする。尚、本実施形態における垂直走査面とは、垂直走査されてから水平走査されるまでの光束を含む走査面であり、垂直走査系19のガルバノミラー19aから水平走査系21のガルバノミラー21aまでの光路の走査面である。
また、垂直走査系19のガルバノミラー19aに対して入射するビーム光の入射方向は、図6(c)に示すように、符号Eで示す方向である。つまり、垂直走査面Dに対して交差する方向からビーム光を入射させることとなる。従って、例えば、1次走査手段に入射させる光学系や、1次走査手段と2次走査手段との間の中継光学系、2次走査手段、2次走査手段から眼の網膜まで光束を導く光学系など、各種の光学系や走査手段を設ける場合に、それらが1次走査面と干渉することなく、光束の光路を確保するためのスペースを設けやすく、より一層、装置の小型化が可能である。
また、第1全反射ミラー102、ハーフミラー104、凹面ミラー106、第2全反射ミラー108などを含む第2リレー光学系20は、図6(b)及び図6(c)に示すように、走査中心線Fが垂直走査面Dに対して交差するように設けられている。従って、例えば、走査中心線と1次走査面とが交差することによって、集光されていた光束が拡散され、その拡散された光束が集光ミラーによって集光され、1次走査手段に入射させる光学系や、1次走査手段と2次走査手段との間の中継光学系など、各種の光学系や走査手段を設ける場合に、光束の光路を確保するためのスペースを設けやすく、より一層、装置の小型化が可能である。
また、発明の理解を容易とするためにも、上述した実施形態とは異なる第2の実施形態について図7を用いて以下に説明する。尚、図7(a)は、本実施形態における各種の光学系の構成を示し、図7(b)は、従来における各種の光学系の構成を示す。また、図7(c)は、凹面ミラー106の曲率半径を示し、図7(d)は、垂直走査系19から凹面ミラー106への光路を示し、図7(e)は、凹面ミラー106から水平走査系21への光路を示す。
本実施形態においては、図7(a)に示すように、凸面レンズ122、反射ミラー124、ハーフミラー126、垂直走査系19のガルバノミラー19a、ハーフミラー128、凹面ミラー106、ハーフミラー130、水平走査系21のガルバノミラー21a、ハーフミラー132、凹面ミラー134を含んだ構成であり、入射してきたビーム光が瞳孔24に走査されて導かれる構成である。
垂直走査系19のガルバノミラー19aには、上述したような光ファイバ17から出射されたビーム光が、凸面レンズ122、反射ミラー124、ハーフミラー126を介して入射される。垂直走査系19のガルバノミラー19aは、入射されたビーム光を垂直方向に走査して、ハーフミラー126に導く。
このように走査されたビーム光は、拡散しながら、ハーフミラー126で反射され、ハーフミラー128を透過して、凹面ミラー106に入射する。凹面ミラー106に入射されたビーム光は、反射されて、集光しならが、ハーフミラー128に導かれ、ハーフミラー128によって反射されたビーム光は、集光しながら、ハーフミラー130を透過し、水平走査系21のガルバノミラー21aに入射する。
水平走査系21のガルバノミラー21aは、入射されたビーム光を水平方向に走査して、ハーフミラー130に導く。ハーフミラー130で反射されたビーム光は、拡散しながら、ハーフミラー132を透過して、凹面ミラー134に入射する。凹面ミラー134に入射されたビーム光は、反射されて、集光しならが、ハーフミラー132に導かれ、ハーフミラー132によって反射されたビーム光は、集光しながら、瞳孔24に入射する。
従来においては、図7(b)に示すように、凸面レンズ122、反射ミラー124、ハーフミラー126、垂直走査系19のガルバノミラー19a、凸面レンズ202、凸面レンズ204、反射ミラー142、ハーフミラー144、水平走査系21のガルバノミラー21a、ハーフミラー132、凹面ミラー134を含んだ構成であり、入射してきたビーム光が瞳孔24に走査されて導かれる構成であった。
このような従来の構成においては、垂直走査系19のガルバノミラー19aによって垂直方向に走査されたビーム光は、拡散しながら、ハーフミラー126で反射され、凸面レンズ202で平行なビーム光とした後に、凸面レンズ204でビーム光を集光した。
このように、本実施形態においては、垂直走査系19のガルバノミラー19aと、水平走査系21のガルバノミラー21aとの間の光路に、凹面ミラー106を含むリレー光学系を配設することによって、凹面ミラー106を含まずに、例えば、拡散するビーム光を平行なビーム光とする凸面レンズ202や、その平行なビーム光を集光させる凸面レンズ204などを用いた従来の構成と比べて、これらのような凸面レンズ202,204などを用いる必要もないため、装置の小型化が可能である。また、色収差などを考慮する必要もなく設計可能である。
また、このような凹面ミラー106の曲率半径は、図7(c)に示すように、符号R1となる。また、垂直走査系19のガルバノミラー19aから凹面ミラー106への光路は、図7(d)に示すように、符号R2となる。また、凹面ミラー106から垂直走査系21のガルバノミラー21aへの光路は、図7(e)に示すように、符号R3となる。
この場合において、R1=R2=R3が成立する距離に、垂直走査系19のガルバノミラー19a、垂直走査系21のガルバノミラー21aが配設されている。このように、垂直走査系19におけるガルバノミラー19aや、水平走査系21におけるガルバノミラー21aは、凹面ミラー106からその曲率半径と同等の光路距離となる位置に設けられている。従って、1次走査手段と2次走査手段とが容易に共役として調整することができ、安定して光束を走査することができるとともに、装置の小型化が可能である。
尚、上述した実施形態においては、垂直走査系19及び水平走査系21は、凹面ミラー106からその凹面ミラー106の曲率半径と同等の光路距離となる位置に設けられたが、これに限らない。
更にまた、上述した実施形態においては、図7(a)に示すように、凹面ミラーなどの集光ミラーを、垂直走査系19と水平走査系21との間、水平走査系21と瞳孔24との間にそれぞれ設けられたが、これに限らず、例えば、水平走査系21と瞳孔24との間に集光ミラーを設けなくても、少なくとも、垂直走査系19と水平走査系21との間に集光ミラーを設ければよい。
更にまた、上述した実施形態においては、中継光学系の一例として、上述したような第2リレー光学系20を採用したが、これに限らず、例えば、図8に示すように、第2全反射ミラー108を備えない構成など、上述した実施形態以外の構成であってもよい。また、例えば、垂直走査系19と凹面ミラー106との間にハーフミラー104が設けられたが、これに限らず、例えば、垂直走査系19と凹面ミラー106との間にハーフミラー104が設けられなくてもよい。また、例えば、凹面ミラー106と水平走査系21との間など、他の位置にハーフミラー104が設けられていてもよい。
更にまた、上述した実施形態においては、垂直走査系19によって垂直方向に走査されるビーム光を含む垂直走査面に対して交差する同一平面上に、第1全反射ミラー102、ハーフミラー104、凹面ミラー106、第2全反射ミラー108などの中継光学系が設けられたが、これに限らず、例えば、これらのような中継光学系のうちの一部又は全部が、垂直走査系によって垂直方向に走査されるビーム光を含む垂直走査面に対して交差する同一平面上に設けられなくてもよい。また、本実施形態においては、1次走査面に対して交差する方向から光束を入射させたが、これに限らず、例えば、1次走査面に対して交差する方向から光束を入射させなくてもよい。
更にまた、上述した実施形態においては、垂直走査系19によって垂直方向に走査される垂直走査角度は、水平走査形21によって水平方向に走査される水平走査角度よりも小さく設定されていたが、これに限らず、例えば、垂直走査角度が、水平走査角度よりも大きく又は同じように設定されていてもよい。
更にまた、上述した実施形態においては、ビーム光を先に垂直方向に垂直走査系19によって走査され、その後に、ビーム光を先に水平方向に水平走査系21によって走査される構成であったが、これに限らず、例えば、ビーム光を先に水平方向に水平走査系によって走査され、その後に、ビーム光を先に垂直方向に垂直走査系21によって走査される構成であってもよい。
更にまた、上述した実施形態においては、入射されるビーム光を垂直方向と水平方向とに走査させるように構成したが、これに限らず、例えば、入射されるビーム光を、1次方向に走査させるとともに、その1次方向と交差する2次方向に走査させるように構成してもよい。また、本実施形態においては、凹面ミラーを集光ミラーの一例に採用したが、これに限らない。
更にまた、上述した実施形態においては、上述したような光走査装置を備え、画像信号に応じて変調された光束を、その光走査装置によって1次方向及び2次方法に走査することで、眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する網膜走査型ディスプレイ1(網膜走査型画像表示装置の一例)について説明したが、これに限らず、例えば、眼の網膜に画像を直接的に投影しなくても、上述したような光走査装置を備え、画像信号に応じて変調された光束を、その光走査装置によって1次方向及び2次方法に走査することで画像をスクリーンなどに投影表示するディスプレイ(画像表示装置の一例)に本発明を採用してもよい。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。例えば、本発明を適用した光走査装置は、レーザプリンタ内でレーザビームを走査する光走査装置にも応用できることはいうまでもない。
1 網膜走査型ディスプレイ
18 第1リレー光学系
19 垂直走査系
20 第2リレー光学系
21 水平走査系
22 第3リレー光学系
24 瞳孔
102 第1全反射ミラー
104 ハーフミラー
106 凹面ミラー
108 第2全反射ミラー
18 第1リレー光学系
19 垂直走査系
20 第2リレー光学系
21 水平走査系
22 第3リレー光学系
24 瞳孔
102 第1全反射ミラー
104 ハーフミラー
106 凹面ミラー
108 第2全反射ミラー
Claims (9)
- 入射される光束を1次方向に走査させる1次走査手段と、当該1次方向に走査された光束を、当該1次方向と交差する2次方向に走査させる2次走査手段とを備えた光走査装置において、
前記1次走査手段と前記2次走査手段との間に設けられ、前記1次走査手段によって1次方向に走査させた光束を前記2次走査手段に導く集光ミラーを少なくとも含む中継光学系を備えたことを特徴とする光走査装置。 - 前記入射される光束を、前記1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差する方向から入射させることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記1次走査手段によって走査される光束の走査中心線が、前記1次走査手段によって走査される光束を含む1次走査面に対して交差するように前記中継光学系が配置されたことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
- 前記1次走査手段によって1次方向に走査される1次走査角度は、前記2次走査手段によって2次方向に走査される2次走査角度よりも小さいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
- 前記1次走査手段と前記集光ミラーとの間にハーフミラーが設けられたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光走査装置。
- 前記集光ミラーは、凹面ミラーであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光走査装置。
- 前記1次走査手段及び前記2次走査手段は、前記凹面ミラーから当該凹面ミラーの曲率半径と同等の光路距離となる位置に設けられたことを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載の光走査装置を備え、画像に関する画像信号に応じて変調された光束を、前記光走査装置によって前記1次方向及び前記2次方法に走査することで画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載の光走査装置を備え、画像に関する画像信号に応じて変調された光束を、前記光走査装置によって前記1次方向及び前記2次方法に走査することで、眼の網膜に画像を投影し、画像を表示することを特徴とする網膜走査型画像表示装置。
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