JP2007056698A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は内燃機関の制御装置に関し、アクセル操作に対するトルクの応答性を車両の運転状態に応じて可変にする。
【解決手段】 アクセル急操作の検出時には、アクセル開度θAに応じてスロットル開度の仮目標値θ’を算出する。また、仮想吸気系モデルにおけるスロットル開度とサージタンク内圧力の圧力変化との関係を用いて、実際のサージタンク内圧力Poutと筒内吸入空気量mvを前提として仮目標値θ’に応じた目標圧力変化ΔPout’を算出する。仮想吸気系モデルにおける仮想サージタンク容積係数nは、アクセル開度θA等の車両の運転状態に応じて設定する。そして、実際のサージタンク容積のもとで前記目標圧力変化ΔPout’を実現するように、サージタンク内圧力Pout及び筒内吸入空気量mvに応じて目標スロットル開度θを設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の制御技術に関し、特に、アクセル操作に対する内燃機関のトルク特性を改善するためのスロットルの制御技術に関する。
スロットルの下流にサージタンクを有する内燃機関の場合、アクセル操作に対するトルクの応答性はサージタンクの容積によって決まる。具体的には、サージタンク容積が大きいほど、スロットル流量の変化に対するサージタンク内部の圧力変化は少なくなるため、トルクの変化も小さくなる。つまり、アクセル操作に対するトルク応答は緩慢なものになる。逆に、サージタンク容積が小さいほど、サージタンク内部の圧力変化は大きくなるため、トルク応答は急なものになる。
したがって、アクセル操作に対するトルクの応答性をアクセル操作量や操作速度、車速、変速機の変速比等、車両の運転状態に応じて可変にしたい場合には、車両の運転状態に応じてサージタンクの容積を変化させればよい。しかし、サージタンク容積を可変にすると、装置の複雑化によってコスト増を招いてしまう。このため、サージタンク容積は一定のまま、アクセル操作に対するトルクの応答性を変化させることが可能な技術が求められている。
特許文献1には、アクセル操作量を1次遅れフィルタによって処理したものをスロットル開度とし、1次遅れフィルタの時定数を変速機の変速状態やアクセル操作速度に応じて可変とした技術が記載されている。この技術によれば、時定数を小さく設定することで、アクセル操作量に対するスロットル開度の変化を敏感にしてトルクの応答性を高めることができ、逆に時定数を大きく設定することで、応答遅れを大きくしてトルクショックを低減できるとされている。
特開平1−111543号公報 特開平9−310637号公報
しかしながら、アクセル操作量を1次遅れフィルタによって処理したものをスロットル開度とすると、アクセル操作量がステップ状に変化したにもかかわらず、スロットル開度はステップ状には変化せずに徐々に変化することになる。内燃機関のトルクはサージタンク内の圧力が変化することによって変化するが、スロットル流量が変化しなければ、サージタンク内圧力は変化しない。このため、特許文献1に記載の技術では、アクセル操作にトルクが応答しない実質的な無反応時間ができてしまい、必ずしもサージタンク容積を可変とした場合のような理想のトルク応答が得られるとはいえない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、アクセル操作に対するトルクの応答性を車両の運転状態に応じて可変にした内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、
内燃機関の制御装置であって、
アクセル操作量を測定するアクセル操作量測定手段と、
アクセル操作量に応じたスロットル開度の目標値を算出する目標開度算出手段と、
アクセルの急操作を検出する急操作検出手段と、
車両の運転状態を取得する運転状態取得手段と、
アクセル急操作の検出時には、車両の運転状態に応じて前記目標値を補正した補正目標値を初期値とし、前記補正目標値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させるスロットル制御手段と、
を備えることを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、
前記スロットル制御手段は、
実際のサージタンク内圧力を測定或いは推定する手段と、
サージタンクから筒内に吸入される空気量を測定或いは推定する手段と、
仮想のサージタンク容積を有する仮想の吸気系モデルを含み、前記仮想吸気系モデルにおけるスロットル開度とサージタンク内圧力の圧力変化との関係を用いて、測定或いは推定された実際のサージタンク内圧力及び筒内吸入空気量を前提として前記目標値に応じた目標圧力変化を算出する手段と、
車両の運転状態に応じて前記仮想サージタンク容積を設定する手段とを備え、
アクセル急操作の検出時には、実際のサージタンク容積のもとで前記目標圧力変化を実現するように、測定或いは推定されたサージタンク内圧力及び筒内吸入空気量に応じてスロットル開度を制御することで、前記仮想サージタンク容積に応じて決まる初期値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させることを特徴としている。
第3の発明は、第2の発明において、
前記スロットル制御手段は、スロットルの上流圧を測定或いは推定する手段をさらに備え、測定或いは推定されたスロットル上流圧にも応じてスロットル開度を制御することを特徴としている。
第4の発明は、第1の発明において、
前記スロットル制御手段は、車両の運転状態に応じて設定される補正係数を前記目標値に乗算したものを前記補正目標値として算出することを特徴としている。
第5の発明は、第4の発明において、
前記スロットル制御手段は、前記目標値と前記補正目標値との差分を一次遅れフィルタにより処理することにより前記補正目標値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させ、前記一次遅れフィルタの時定数は車両の運転状態に応じて設定することを特徴としている。
第1の発明によれば、アクセル急操作の検出時、スロットル開度はアクセル操作量から決まる目標値に設定されるのではなく、先ず、車両の運転状態に応じて補正された補正目標値に設定され、補正目標値から目標値へ徐々に変化させられる。これにより、筒内に吸入される空気量は車両の運転状態に応じた変化を示すようになり、アクセル操作に対するトルクの応答性を車両の運転状態に応じたものにすることができる。例えば、補正目標値を本来の目標値よりも小さい値に設定すれば、アクセル操作に対するトルク応答を緩慢にすることができる。逆に、補正目標値を本来の目標値よりも大きい値に設定すれば、アクセル操作に対するトルク応答を急にすることができる。
スロットルの下流にサージタンクを有する内燃機関の場合、アクセル操作に対するトルクの応答性は、サージタンク内圧力がどのように変化するかによって決まる。第2の発明によれば、仮想吸気系モデルで得られるサージタンク内圧力の圧力変化を目標圧力変化としてスロットル開度が制御されるので、仮想吸気系モデルを有する内燃機関と同等の応答性を実現することができる。仮想吸気系モデルを有する内燃機関のアクセル操作に対するトルクの応答性は、仮想サージタンク容積で決まり、仮想サージタンク容積を大きく設定すれば、アクセル操作に対するトルク応答を緩慢にすることができる。この場合、スロットル開度の初期値(補正目標値)は、本来の目標値よりも小さい値に設定されることになる。逆に、仮想サージタンク容積を小さく設定すれば、アクセル操作に対するトルク応答を急にすることができる。この場合、スロットル開度の初期値(補正目標値)は、本来の目標値よりも大きい値に設定されることになる。
第3の発明によれば、スロットル開度を制御するためのパラメータとしてスロットル上流圧も考慮に入れることで、スロットル上流圧が変化する場合、例えば、過給機付きの内燃機関であっても、車両の運転状態に応じたトルク特性を実現するためのスロットル制御を正確に行うことが可能になる。
また、第4の発明によれば、補正係数を1よりも小さい値に設定することで、アクセル操作に対するトルク応答を緩慢にすることができる。逆に、補正係数を1よりも大きい値に設定すれば、アクセル操作に対するトルク応答を急にすることができる。この補正係数を車両の運転状態に応じて設定することにより、車両の運転状態に応じたトルク特性を実現することができる。
第5の発明によれば、一次遅れフィルタの時定数を大きく設定することで、スロットル開度の変化を緩慢にすることができ、一次遅れフィルタの時定数を小さく設定することで、スロットル開度の変化を急にすることができる。この時定数を車両の運転状態に応じて設定することにより、車両の運転状態により合致したトルク特性を実現することができる。
実施の形態.
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態1としての制御装置が適用された内燃機関(以下、エンジンという)の概略構成図である。図1に示すように、本エンジンは、エンジン本体2に接続される吸気通路4と排気通路8を備えている。吸気通路4の途中にはサージタンク6が形成され、サージタンク6からエンジン本体2の各気筒へ空気が分配されるようになっている。吸気通路4におけるサージタンク6の上流には、電子制御式のスロットル12が配置されている。
本エンジンは、その運転を制御するためのECU(Electronic Control Unit)20を備えている。ECU20の出力側にはスロットル12等の種々の機器が接続され、ECU20の入力側には種々のセンサ類が接続されている。本エンジンでは、サージタンク6にスロットル下流圧センサ34が設けられている。スロットル下流圧センサ34は、スロットル12の下流側における圧力(サージタンク内圧力)POUTに応じた信号を出力する。また、吸気通路4におけるスロットル12の上流には、スロットル12の上流側における圧力PINに応じた信号を出力するスロットル上流圧センサ32が設けられている。さらに、アクセルの開度(アクセル操作量)θAに応じた信号を出力するアクセル開度センサ30も備えられている。なお、ECU20には、これらの機器やセンサ以外にも複数の機器やセンサが接続されているが、ここではその説明は省略する。ECU20は、各センサの出力に基づき、所定の制御プログラムにしたがって各機器を駆動するようになっている。
制御装置としてのECU20の機能の一つとして、アクセルの開度θAに応じてスロットル12の開度を制御するスロットル制御がある。本実施形態では、アクセル操作に対するトルクの応答性をアクセル開度θAに応じて可変とするよう、スロットル開度の制御が行われる。
本実施形態にかかるスロットル制御では、仮想のサージタンク容積を有する仮想の吸気系モデルを用い、この仮想の吸気系モデルで得られるサージタンク内圧力の変化を目標圧力変化としてスロットル12を制御するようにしている。アクセル操作に対するトルクの応答性は、サージタンク内圧力がどのように変化するかによって決まり、サージタンク内圧力の変化はサージタンク容積に依存する。したがって、仮想サージタンク容積をアクセル開度θAに応じて設定すれば、仮想吸気系モデルにおけるサージタンク内圧力はアクセル開度θAに応じた変化を示すようになり、それを目標圧力変化としてスロットル12を制御することで、アクセル開度θAに応じたトルク応答を実現することができる。
スロットル制御を行う場合のECU20の動作は、図2のブロック図を用いて説明することができる。図2に示すように、スロットル制御時のECU20は、仮目標スロットル開度を算出する第1の演算部22、仮想吸気系モデルの仮想サージタンク容積係数を設定する第2の演算部24、筒内吸入空気量を算出する第3の演算部29、仮想吸気系モデルを用いてサージタンク6内の目標圧力変化を算出する第4の演算部26、そして、目標スロットル開度を算出する第5の演算部28として動作する。
アクセル開度センサ30の信号からアクセルの急操作が検出された場合、ECU20は、先ず、第1の演算部22として動作する。ECU20は、定常状態でのアクセル開度θAとスロットル開度θ’との関係を規定したマップを有している。このマップは、従来のスロットル制御において、アクセル開度から目標スロットル開度を決定するために用いられていた。つまり、従来のスロットル制御では、アクセル開度θAに応じたスロットル開度θ’がマップから読み出され、それがそのまま目標スロットル開度として設定されていた。これに対し、本エンジンによるスロットル制御では、ECU20は、このマップを参照して急操作後のアクセル開度θAに応じたスロットル開度θ’を求め、これをそのまま目標スロットル開度とするのではなく、仮目標スロットル開度として設定する。
また、ECU20は、第1の演算部22として動作すると同時に第2の演算部24としても動作する。ECU20は、アクセル開度θAと仮想サージタンク容積係数nとの関係を規定したマップを有している。この仮想サージタンク容積係数nは、仮想吸気系モデルにおけるサージタンクの容積と実際のサージタンク6の容積との比である。n>1であれば、仮想サージタンク容積は実際のサージタンク容積よりも大きく、n<1であれば、仮想サージタンク容積は実際のサージタンク容積よりも小さい。n=1であれば、仮想サージタンク容積は実際のサージタンク容積に等しい。本実施形態では、図2中に示すように、アクセル開度θAが比較的小さい間は、n>1に設定され、アクセル開度θAが比較的大きくなったら、n=1に設定されている。ECU20は、このマップを参照して急操作後のアクセル開度θAに応じた仮想サージタンク容積係数nを設定する。
ECU20は、第1の演算部22及び第2の演算部24として動作した後、第3の演算部29、第4の演算部26及び第5の演算部28として動作する。ECU20の第3の演算部29としての動作では、エンジン回転数、筒内圧、バルブタイミング等に基づき、サージタンク6からエンジン本体2に吸入される空気量(筒内吸入空気量)mv(g/sec)が算出される。算出された筒内吸入空気量mvは、第4の演算部26及び第5の演算部28での演算に用いられる。
ECU20が第4の演算部26として動作する場合、ECU20は、前述の仮想吸気系モデルを用いてサージタンク6内の目標圧力変化を算出する。仮想吸気系モデルにおけるサージタンク内圧力の変化ΔPOUT’は、筒内吸入空気量mv、スロットル流量mt’、仮想サージタンク容積係数nを用いて下式(1)によって表すことができる。筒内吸入空気量mvには、第3の演算部29で算出された空気量を代入し、仮想サージタンク容積係数nには、第2の演算部24で設定された値を代入する。なお、Vmはサージタンク6の容積、Tはサージタンク6内の空気温度を示している。
Figure 2007056698
上記式(1)で用いられる仮想吸気系モデルのスロットル流量mt’は、スロットル開度θ’、スロットル下流圧POUT、スロットル上流圧PINをノズルの式として知られている下式(2)に代入することで算出することができる。なお、スロットル開度θ’には、第1の演算部22で設定された仮目標スロットル開度θ’を代入する。また、スロットル下流圧POUTには、実際にスロットル下流圧センサ34の信号から測定された圧力を代入し、スロットル上流圧PINには、実際にスロットル上流圧センサ32の信号から測定された圧力を代入する。
Figure 2007056698
上記の式(2)において、Bは流量係数を含むスロットル開度の関数であり、変数xに対して図3に示すような対応関係を示す。また、Φは以下の式(3)で表される関数であり、変数xに対して図4に示すような対応関係を示す。下式(3)におけるkは空気の比熱比である。
Figure 2007056698
アクセル操作に対するトルクの応答性は、サージタンク内圧力がどのように変化するかによって決まる。したがって、本エンジンにおいて仮想吸気系モデルを有するエンジンと同等の応答性を実現するためには、実際のサージタンク6内の圧力が仮想吸気系モデルにおけるサージタンク内圧力変化と同じ変化を示すようにスロットル12を制御すればよい。つまり、仮想吸気系モデルにおけるサージタンク内圧力変化を目標圧力変化としてスロットル12を制御すればよい。ECU20は、式(1)で表されるサージタンク内圧力変化ΔPOUT’を目標圧力変化として設定する。
次に、ECU20は第5の演算部28として動作する。本エンジンにおけるサージタンク6内の圧力変化ΔPOUTは、筒内吸入空気量mvとスロットル流量mtを用いて下式(4)によって表すことができる。筒内吸入空気量mvには、第3の演算部29で算出された空気量を代入する。
Figure 2007056698
上記式(4)で用いられるスロットル流量mtは、スロットル12の開度に依存する。本エンジンにおいて設定されるスロットル開度をθとすると、スロットル流量mtは、スロットル開度θと、各センサ34,32の信号から測定されるスロットル下流圧POUT及びスロットル上流圧PINを用いて下式(5)によって表すことができる。
Figure 2007056698
本エンジンにおいて仮想吸気系モデルを有するエンジンと同等の応答性を実現するためには、サージタンク内圧力変化ΔPOUTを目標圧力変化ΔPOUT’に一致させる必要がある。つまり、以下の式(6)を成立させる必要がある。
Figure 2007056698
上記の式(6)を成立させるには、本エンジンにおけるスロットル流量mtを、仮想吸気系モデルのスロットル流量mt’との関係で以下の式(7)が成立するように制御すればよい。
Figure 2007056698
上記の式(7)を成立させるスロットル開度θは、以下の式(8)によって求めることができる。式(8)におけるB-1は、Bの逆関数を示している。ECU20は、式(8)によって算出されるスロットル開度θを目標スロットル開度として設定する。
Figure 2007056698
以上のようにして算出される目標スロットル開度θに従い、ECU20によるスロットル12の制御が行われる。ECU20によるスロットル制御の結果を図5に示す。図5は、加速時のアクセル開度(A)の変化に対する、スロットル開度(B)、トルク(C)、サージタンク内圧力(D)の各変化を、本エンジンによるスロットル制御と、従来のスロットル制御とで比較した図である。なお、図中、太い実線は本エンジンによる緩加速時のスロットル制御の結果を示し、細い破線は従来の緩加速時のスロットル制御の結果を示している。また、図中の太い点線は本エンジンによる急加速時のスロットル制御の結果を示している。
本エンジンによるスロットル制御では、上述のように、仮想のサージタンク容積を有する仮想の吸気系モデルを用い、この仮想の吸気系モデルで得られるサージタンク内圧力の変化を目標圧力変化としてスロットル12が制御される。これによれば、アクセルが踏み込まれた時の目標スロットル開度θの初期値は、アクセル開度θAに応じて設定されたスロットル開度(仮目標スロットル開度)θ’そのものではなく、仮想吸気系モデルを用いて仮目標スロットル開度θ’を補正したものとなる。目標スロットル開度θの初期値は仮想吸気系モデルにおける仮想サージタンク容積係数nに応じて決まり、仮想サージタンク容積係数nに応じて決まる初期値(補正目標値)から、最終的な目標値(仮目標スロットル開度θ’)まで、スロットル開度は徐々に変更されていく。
仮想サージタンク容積係数nが1よりも大きく設定される場合、つまり、踏み込み時のアクセル開度が比較的小さい緩加速時には、図5中に実太線で示すように、アクセルが踏み込まれたとき、スロットル12は従来のスロットル制御によるスロットル開度(図中に細破線で示す)よりも小さく開かれる。そして、徐々に、従来のスロットル制御によるスロットル開度まで大きく開かれていく。これは、サージタンク容積の大きいエンジンにおけるサージタンク内圧力の圧力変化を目標圧力変化として、スロットル開度が制御されるからである。
アクセル踏み込み時の初期スロットル開度が小さく設定されることで、本エンジンによれば、アクセル踏み込み直後のスロットル流量の増大を抑えることができ、サージタンク容積の大きいエンジンのように、サージタンク内圧力の上昇は緩やかなものになる。その結果、アクセル操作に対するトルク応答は緩慢なものになり、トルクショックを低減することができる。その後、スロットル12は、小さく設定された初期スロットル開度から、アクセル開度に応じた本来のスロットル開度(仮目標スロットル開度θ’)に向けて徐々に開かれていくので、最終的にはアクセル開度に応じたトルク、つまり、ドライバの要求するトルクを得ることができる。
一方、本エンジンによる急加速時のスロットル制御では、アクセルの踏み込み時から、スロットル12は従来のエンジンによるスロットル開度と同開度まで開かれる。これは、急加速時、つまり、踏み込み時のアクセル開度が比較的大きい場合には、仮想サージタンク容積係数nが1に設定されることで、式(8)により定まる目標スロットル開度θはアクセル開度θAに応じて設定された仮目標スロットル開度θ’に等しくなるからである。この場合は、アクセルの踏み込み直後からアクセル開度に応じた本来のスロットル開度までスロットル12が開かれることで、サージタンク内圧力は速やかに上昇していく。その結果、トルクはアクセル操作に対して従来のエンジンと同様の応答を示し、ドライバの加速要求に応えることが可能になる。
なお、上記実施の形態では、仮想サージタンク容積係数nの最小値を1に制限にしているが、1よりも小さい値に設定してもよい。例えば、第2の演算部24で使用するマップにおいて、アクセル開度θAが比較的小さい場合はn>1に設定し、アクセル開度θAが中央値付近の場合はn=1に設定し、アクセル開度θAが比較的大きい場合はn<1に設定してもよい。
仮想サージタンク容積係数nを1よりも小さく設定した場合には、図6に示すように、アクセルが踏み込まれたとき、スロットル12は最初大きく開かれ、アクセル開度に応じた本来のスロットル開度(仮目標スロットル開度θ’)に向けて徐々に閉じられていく。これは、サージタンク容積の小さいエンジンにおけるサージタンク内圧力の圧力変化を目標圧力変化として、スロットル開度が制御されるからである。この場合は、アクセル踏み込み時の初期スロットル開度が大きく設定されることで、アクセル踏み込み直後のスロットル流量を増大させることができ、サージタンク容積の小さいエンジンのように、サージタンク内圧力は速やかに上昇する。これにより、アクセル操作に対するトルクの応答性を向上させることができる。
上記実施の形態では、第1の発明の「目標開度算出手段」、「急操作検出手段」、「運転状態取得手段」及び「スロットル制御手段」は、何れも、ECU20の機能の1つとして実現されている。
実施の形態2.
次に、図7及び図8を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本発明の実施の形態としての制御装置は、実施の形態1にかかる内燃機関の構成において、図2に示すブロック図に代えて、図7に示すブロック図に示すようにECU20を動作させることで実現することができる。
図7のブロック図は、本実施形態においてECU20がスロットル制御を行う場合の動作を示したものである。図7に示すように、本実施形態では、スロットル制御時のECU20は、仮目標スロットル開度を算出する第1の演算部42、補正係数を設定する第2の演算部44、1次遅れフィルタのフィルタ係数を設定する第3の演算部46、そして、目標スロットル開度を算出する第4の演算部48として動作する。
アクセル開度センサ30の信号からアクセルの急操作が検出された場合、ECU20は、先ず、第1の演算部42として動作する。第1の演算部42として動作は、実施の形態1にかかる第1の演算部22としての動作と同じである。すなわち、ECU20は、図中に示すマップを参照して急操作後のアクセル開度θAに応じたスロットル開度θ’を求め、これを仮目標スロットル開度として設定する。
また、ECU20は、第1の演算部42として動作すると同時に、第2の演算部44及び第3の演算部46としても動作する。ECU20の第2の演算部44としての動作では、マップ(図示略)を参照して急操作後のアクセル開度θAに応じた補正係数kが設定される。ECU20の第3の演算部46としての動作では、別のマップ(図示略)を参照して急操作後のアクセル開度θAに応じたフィルタ係数jが設定される。設定された補正係数k及びフィルタ係数jは、次に説明するECU20の第4の演算部48としての動作において使用される。
ECU20は、第1の演算部42、第2の演算部44及び第3の演算部46として動作した後、第4の演算部48として動作する。ECU20が第4の演算部48として動作する場合、ECU20は、先ず、下式(9)に示すように、第1の演算部42で設定された仮目標スロットル開度θ’に補正係数kを乗算することで、初期スロットル開度θkを算出する。この初期スロットル開度θkは、アクセルが踏み込まれた時の目標スロットル開度の初期値である。本実施形態では、アクセル開度θAが比較的小さい間はk<1に設定され、アクセル開度θAが比較的大きくなったらk=1に設定されるものとする。或いは、アクセル開度θAが比較的小さい間はk<1に設定され、アクセル開度θAが中央値付近ではk=1に設定され、アクセル開度θAが比較的大きくなったらk>1に設定されるようにしてもよい。
Figure 2007056698
ECU20は、次に、下式(10)に示すように、仮目標スロットル開度θ’と初期スロットル開度θkとの差分(1-k)θ’を1次遅れフィルタによって処理することで、スロットル開度変化量θfを算出する。式(10)において、θf’はスロットル開度変化量θfの前回値である。フィルタ係数jは、1次遅れフィルタの時定数の逆数に対応しており、急操作後のアクセル開度θAに応じて、0よりも大きく1よりも小さい値に設定されている。式(10)で算出されるスロットル開度変化量θfは、アクセル踏み込み時以降の目標スロットル開度の変化量を示している。
Figure 2007056698
そして、ECU20は、下式(11)に示すように、初期スロットル開度θkにスロットル開度変化量θfを加算したものを、目標スロットル開度θとして算出する。
Figure 2007056698
以上のようにして算出される目標スロットル開度θに従い、ECU20によるスロットル12の制御が行われる。ECU20によるスロットル制御の結果を図8に示す。図8は、加速時のアクセル開度(A)の変化に対する、スロットル開度(B)、トルク(C)、サージタンク内圧力(D)の各変化を、本エンジンによるスロットル制御と、従来のスロットル制御とで比較した図である。なお、図中、太い実線は本エンジンによる緩加速時のスロットル制御の結果を示し、細い破線は従来の緩加速時のスロットル制御の結果を示している。
前述の実施の形態1にかかるスロットル制御では、仮想吸気系モデルで得られるサージタンク内圧力の変化を目標圧力変化としてスロットル12を制御することで、結果的に、目標スロットル開度の初期値が仮想サージタンク容積係数nに応じて補正されるようになっている。これに対し、本エンジンによるスロットル制御では、上述のように、アクセル開度θAから決まる目標値(仮目標スロットル開度θ’)に補正係数kを掛けることで、目標値を直接補正し、補正した目標値を初期スロットル開度θkとして設定している。これによれば、補正係数kの設定によって、アクセル操作に対するトルクの初期応答を可変にすることができる。
補正係数kが1よりも小さく設定される場合、つまり、踏み込み時のアクセル開度が比較的小さい緩加速時には、図8中に実太線で示すように、アクセルが踏み込まれたとき、スロットル12は従来のスロットル制御によるスロットル開度(図中に細破線で示す)よりも小さく開かれる。これにより、アクセル踏み込み直後のサージタンク内圧力の立ち上がりを抑えてトルクショックを低減することができる。また、アクセル踏み込み直後からサージタンク内圧力に変化が生じることで、アクセル操作にトルクが応答しない実質的な無反応時間が生じることは防止される。
また、前述の実施の形態1にかかるスロットル制御では、仮想吸気系モデルで得られるサージタンク内圧力の変化を目標圧力変化としてスロットル12を制御することで、結果的に、スロットル開度はアクセル開度θAから決まる目標値(仮目標スロットル開度θ’)に向けて徐々に変化していく。これに対し、本エンジンによるスロットル制御では、上述のように、仮目標スロットル開度θ’と初期スロットル開度θkとの差分(1-k)θ’を1次遅れフィルタによって処理することで、初期スロットル開度θkから仮目標スロットル開度θ’に向けてスロットル開度を徐々に変化させるようになっている。これによれば、フィルタ係数jの設定によって、初期応答後のトルク変化を可変にすることができる。
本実施形態では、アクセル開度θAに応じてフィルタ係数jを設定することで、アクセル開度θAに応じたトルク変化を実現している。フィルタ係数jを小さい値に設定するほど(ただし、j>0)、初期スロットル開度θkから仮目標スロットル開度θ’へのスロットル開度の変化は遅くなり、フィルタ係数jを大きい値に設定するほど(ただし、j<1)、スロットル開度の変化は速くなる。フィルタ係数jを適切な値に設定することで、図8に示すように、サージタンク内圧力を緩やかに上昇させることができる。その結果、初期応答後のトルク変化を緩慢なものにしてトルクショックを低減することができる。
上記実施の形態では、第1の発明の「目標開度算出手段」、「急操作検出手段」、「運転状態取得手段」及び「スロットル制御手段」は、何れも、ECU20の機能の1つとして実現されている。
その他.
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、次のように変形して実施してもよい。
実施の形態1では、アクセル開度θAに応じて仮想サージタンク容積係数nを設定しているが、アクセル開度以外の車両の運転状態、例えば、アクセル操作速度(アクセル開度の変化速度)、変速機の変速比、或いは車速等に応じて仮想サージタンク容積係数nを設定してもよい。同様に、実施の形態2では、アクセル開度θAに応じて補正係数k及びフィルタ係数jを設定しているが、アクセル操作速度、変速機の変速比、或いは車速等に応じて補正係数kやフィルタ係数jを設定してもよい。
上記の各実施の形態にかかるスロットル制御は、図1に示すような自然吸気エンジンのみならず過給機付きエンジンにも適用できる。また、実施の形態1では、スロットル12の上流側における圧力PINをスロットル上流圧センサ32の信号から測定しているが、自然吸気エンジンの場合には、スロットル上流圧センサ32は省略してスロットル上流圧PINを大気圧で近似してもよい。
また、実施の形態1で、エンジン回転数等から筒内吸入空気量mvを推定しているが、サージタンク6と各気筒とを接続する吸気管毎にエアフローメータを設け、各エアフローメータの信号から筒内吸入空気量mvを測定するようにしてもよい。また、エンジン本体2から排気通路8に排出される排気ガス量を測定し、排気ガス量から筒内吸入空気量mvを推定してもよい。
実施の形態2にかかるスロットル制御は、スロットルの下流にサージタンクを有しない構造のエンジンにも適用することができる。例えば、各気筒の吸気ポートの近傍に気筒毎にスロットルを備えるエンジンにも適用可能である。また、吸気バルブのリフト量を変更可能な可変動弁機構を有し、吸気バルブのリフト量によって吸入空気量を制御可能なエンジンにも適用可能である。この場合は、可変動弁機構がスロットルとなり、リフト量がスロットル開度に相当する。
本発明の実施の形態1としての制御装置が適用された内燃機関の概略構成図である。 本発明の実施の形態1におけるECUのスロットル制御時の動作を説明するためのブロック図である。 関数Bと変数xとの対応関係を示す図である。 関数Φと変数xとの対応関係を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる方法で目標スロットル開度を算出した場合の効果を説明するための図である。 仮想サージタンク容積係数nの設定と、アクセル急操作後のスロットル開度の変化との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるECUのスロットル制御時の動作を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる方法で目標スロットル開度を算出した場合の効果を説明するための図である。
符号の説明
2 エンジン本体
4 吸気通路
6 サージタンク
8 排気通路
12 電子制御式スロットル
20 ECU
22 第1の演算部
24 第2の演算部
26 第4の演算部
28 第5の演算部
29 第3の演算部
30 アクセル開度センサ
32 スロットル上流圧センサ
34 スロットル下流圧センサ
42 第1の演算部
44 第2の演算部
46 第3の演算部
48 第4の演算部

Claims (5)

  1. アクセル操作量を測定するアクセル操作量測定手段と、
    アクセル操作量に応じたスロットル開度の目標値を算出する目標開度算出手段と、
    アクセルの急操作を検出する急操作検出手段と、
    車両の運転状態を取得する運転状態取得手段と、
    アクセル急操作の検出時には、車両の運転状態に応じて前記目標値を補正した補正目標値を初期値とし、前記補正目標値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させるスロットル制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記スロットル制御手段は、
    実際のサージタンク内圧力を測定或いは推定する手段と、
    サージタンクから筒内に吸入される空気量を測定或いは推定する手段と、
    仮想のサージタンク容積を有する仮想の吸気系モデルを含み、前記仮想吸気系モデルにおけるスロットル開度とサージタンク内圧力の圧力変化との関係を用いて、測定或いは推定された実際のサージタンク内圧力及び筒内吸入空気量を前提として前記目標値に応じた目標圧力変化を算出する手段と、
    車両の運転状態に応じて前記仮想サージタンク容積を設定する手段とを備え、
    アクセル急操作の検出時には、実際のサージタンク容積のもとで前記目標圧力変化を実現するように、測定或いは推定されたサージタンク内圧力及び筒内吸入空気量に応じてスロットル開度を制御することで、前記仮想サージタンク容積に応じて決まる初期値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記スロットル制御手段は、スロットルの上流圧を測定或いは推定する手段をさらに備え、測定或いは推定されたスロットル上流圧にも応じてスロットル開度を制御することを特徴とする請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記スロットル制御手段は、車両の運転状態に応じて設定される補正係数を前記目標値に乗算したものを前記補正目標値として算出することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記スロットル制御手段は、前記目標値と前記補正目標値との差分を一次遅れフィルタにより処理することにより前記補正目標値から前記目標値へスロットル開度を徐々に変化させ、前記一次遅れフィルタの時定数は車両の運転状態に応じて設定することを特徴とする請求項4記載の内燃機関の制御装置。
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