JP2007055750A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザにより選択された種類の用紙に連続的に画像を記録させているときにその用紙がなくなってもユーザの意に反した種類の用紙に画像が記録されることがなく、画像記録時の利便性に優れた画像記録装置を提供する。
【解決手段】 複合機のMPUは、各用紙カセットに対応させて用紙の種類をユーザに登録させるとともに、用紙の種類に優先順位をユーザに設定させる。そして、MPUは、設定された用紙の優先順位に基づき、優先順位の高い用紙がなくなったときに、次の優先順位の用紙に画像を記録させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 複合機のMPUは、各用紙カセットに対応させて用紙の種類をユーザに登録させるとともに、用紙の種類に優先順位をユーザに設定させる。そして、MPUは、設定された用紙の優先順位に基づき、優先順位の高い用紙がなくなったときに、次の優先順位の用紙に画像を記録させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ファックス受信原稿、コピー原稿、あるいは、ネットワークを介して受信した原稿を画像記録する画像記録装置に関するものである。
従来、この種の画像記録装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この装置においては、複数の各給紙トレイに対応して普通紙、厚紙、OHP用紙等の紙種情報をユーザに予め入力させる。そして、1つの給紙トレイの用紙に画像を記録するときに、この情報に基づいてその用紙に対する転写電流や定着温度の調節が行われる。
また、特許文献2の画像形成装置においては、複数の給紙トレイに対応して用紙の紙種及び紙名称をユーザに予め設定させる。そして、使用中の給紙トレイに用紙がなくなったときに、設定に基づいて同じ紙種及び紙名称の別の給紙トレイが選択され、その給紙トレイから用紙が自動供給される。
特開2001−100468号公報
特開2005−60013号公報
ところで、通常、画像記録装置には、原稿サイズ及び設定倍率により決定される複数種の画像サイズに対応するために、各給紙トレイにそれぞれ異なる種類の用紙が入れられることが多い。例えば、A4,B4,A3といった異なるサイズの用紙が各給紙トレイに入れられる。また、近年は、紙資源の有効利用のために、再生紙や、片面に一旦画像が記録された裏紙も用紙として用いられることが多い。例えば、A4サイズの新生紙に原稿画像を連続して記録しているときにA4サイズの新生紙がなくなっても、他の給紙トレイには異なる紙種の用紙しかないことが多い。このような場合、画像記録装置に一般的に備えられている自動給紙トレイ切替機能を使うと、原稿サイズ及び設定倍率のみに基づいて、同じサイズで異なる紙種の用紙に画像が記録されてしまう。このため、1セットの原稿のコピーに、新生紙のものと裏紙のものとが混在したり、両面コピー時に裏紙の両面に画像を記録したりする不都合が起きていた。上記特許文献1,2の装置は、このような問題に対処できるものではなく、利便性に欠けていた。
この発明の目的は、ユーザにより選択された種類の用紙に連続的に画像を記録させているときにその用紙がなくなってもユーザの意に反した種類の用紙に画像が記録されることがなく、画像記録時の利便性に優れた画像記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、原稿サイズ及び設定倍率に基づき、この原稿サイズ及び設定倍率に対応するサイズの用紙を複数の用紙カセットにそれぞれ収容された用紙から選択し、選択した用紙に画像記録するとともに、同用紙カセットの用紙がなくなったときには、画像記録する用紙の用紙カセットを順次切り替える画像記録装置において、各用紙カセットに対応させて用紙の種類を登録するための登録手段と、用紙の種類に基づき、画像記録する用紙に優先順位を設定するための優先順位設定手段と、設定された用紙の優先順位に基づき、画像記録する用紙の用紙カセットを順次切り替える用紙切替手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、画像を記録させるために用いられる用紙の種類に対しユーザにより予め優先順位を設定させ、優先順位の高い用紙がなくなったときに、設定された優先順位の順に、画像を記録する用紙を自動的に切り替えていく。このため、最優先の種類の用紙がなくなったときに、ユーザの意に反した種類の用紙に画像が記録されることはない。従って、画像記録時の利便性が向上する。
以下、この発明に係る画像記録装置を、コピー機能、スキャナー機能及びファクシミリ機能を備えた複合機に具体化した一実施形態を、図1〜図5に従って説明する。
図2に示すように、複合機10は、MPU(Micro Processing Unit)13、ROM(Read Only Memory)14、ワークメモリ15、読取部16、記録部17、操作部18、表示部19、画像メモリ20、コーデック21(CODEC;Coder-Decoder )、モデム22(MODEM;Modulator-Demodulator)、ネットワーク制御装置(NCU;Network Control Unit)23及びLANインターフェース24等から構成され、これら各部13〜24はバス25を介してそれぞれ接続されている。この実施形態では、MPU13、操作部18及び表示部19が登録手段及び優先順位設定手段を構成し、また、MPU13が用紙切替手段である。
図2に示すように、複合機10は、MPU(Micro Processing Unit)13、ROM(Read Only Memory)14、ワークメモリ15、読取部16、記録部17、操作部18、表示部19、画像メモリ20、コーデック21(CODEC;Coder-Decoder )、モデム22(MODEM;Modulator-Demodulator)、ネットワーク制御装置(NCU;Network Control Unit)23及びLANインターフェース24等から構成され、これら各部13〜24はバス25を介してそれぞれ接続されている。この実施形態では、MPU13、操作部18及び表示部19が登録手段及び優先順位設定手段を構成し、また、MPU13が用紙切替手段である。
また、複合機10は、画像が記録される用紙を供給するための用紙カセットを例えば5つ備え、各用紙カセットには、その用紙カセットに収容される用紙のサイズを検知するための用紙サイズセンサ26がそれぞれ設けられている。また、各用紙カセットには、その用紙カセットにおける用紙の有無を検知するための用紙検知センサ27がそれぞれ設けられている。また、複合機10には、コピー時において原稿の原稿サイズを検知する原稿サイズセンサ28が設けられている。各用紙サイズセンサ26、各用紙検知センサ27及び原稿サイズセンサ28は、それぞれバス25を介してMPU13に接続されている。
MPU13は、ROM14に記憶されているプログラムや各種情報に基づき、複合機10の各部を制御する。ワークメモリ15はフラッシュメモリ等からなり、複合機10に関する各種情報を一時的に記憶する。
原稿自動読取装置、フラットベッドスキャナ等から構成される読取部16は、原稿を読み取って白黒二値のイメージデータを出力する。電子写真方式のプリンタよりなる記録部17は、ファックス受信したスキャンデータや、コピーモードにおいて読取部16にて読み取った原稿のスキャンデータを記録用紙上に記録する。
ユーザにより操作される操作部18には、コピーモード、スキャナモード及びファックスモードを切り替えるモードキー(図示せず)、コピー動作、スキャナ動作又はファックス送信動作を開始させるためのスタートボタン(図示せず)、及び、電話番号等の数字を入力するためのテンキー(図示せず)が設けられている。また、操作部18には、ファックスモードにおける送信先の短縮番号を設定するための短縮キー、各モード毎に各種設定を行うための機能キーを表示するタッチパネルディスプレィが設けられている。このタッチパネルディスプレィからなる表示部19は、複合機10の動作状態等の各種表示を行う。
画像メモリ20には、ファックス受信された画像データ、あるいは、コピーモード又はスキャナモードにおいて読取部16が原稿から読み取った画像データが一時的に記憶される。
コーデック21は、ファックス送受信等のためにイメージデータの圧縮符号化及び復号を行う。モデム22は、ファックス伝送制御手順に基づいて送信データの変調及び受信データの復調を行う。ネットワーク制御装置23は、公衆電話回線との接続を制御するとともに、相手先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。LANインターフェース24は、TCP/IPの通信プロトコル等に基づき、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local Area Network )を介して接続された図示しない複数のユーザ端末との間の通信制御を行う。
各用紙サイズセンサ26は、その用紙カセットに収容される用紙の用紙サイズを検知する。各用紙検知センサ27は、その用紙カセットにおける用紙の有無を検知する。原稿サイズセンサ28は、原稿自動読取装置又はフラットベッドスキャナにより画像が読み取られる原稿の原稿サイズを検知する。
次に、前記MPU13が、ファックス動作、コピー動作又はスキャナ動作の前に行う処理動作について説明する。
MPU13は、各用紙カセットの用紙サイズセンサ26の検知結果から、ユーザによって各用紙カセットに入れられた用紙のサイズ(例えばA4,B4)を把握し、この用紙サイズを各用紙カセットに対応させてワークメモリ15に記憶させる。
MPU13は、各用紙カセットの用紙サイズセンサ26の検知結果から、ユーザによって各用紙カセットに入れられた用紙のサイズ(例えばA4,B4)を把握し、この用紙サイズを各用紙カセットに対応させてワークメモリ15に記憶させる。
また、MPU13は、操作部18へのユーザによる操作により、各用紙カセットに収容する用紙の種類を各用紙カセットに対応させて登録する。すなわち、MPU13は、タッチパネルディスプレィに所定の機能キーを順次表示させ、この機能キーをユーザに順次選択操作させることにより、各用紙カセットに収容する用紙の種類をユーザに登録させる。そして、MPU13は、図5に示すように、各用紙カセット名と、その用紙カセットに収容された用紙のサイズと、この用紙の種類とを対応させた状態でタッチパネルディスプレィ19aに表示する。すなわち、この表示は、用紙カセット1にはA4サイズの新生紙が収容され、用紙カセット2にはA4サイズの再生紙が収容され、また、用紙カセット3にはB4サイズの新生紙が収容されていることを示す。さらに、用紙カセット4にはAサイズの裏紙が収容され、用紙カセット5にはA4サイズの厚紙が収容されていることを示す。このため、ユーザは、各用紙カセットに収容されている用紙の種類を、タッチパネルディスプレィ19aにより確認することができる。そして、ユーザは、例えばコピー時において所望の種類の用紙を容易に選択して画像を記録することができる。MPU13が登録させる用紙の種類は、予め用意されているものであって、新生紙、再生紙、片面に印刷済みの紙である裏紙、厚紙、色紙、及び、画像サイズよりも大きなサイズの新生紙のうちのいずれかである。ここで、MPU13は、新生紙、再生紙、裏紙、厚紙又は色紙が選択されたときには、原稿サイズ及び設定倍率に対応した画像サイズの用紙が選択されたものして把握する。
また、MPU13は、ファックス受信時、コピー時、又は、ユーザ端末からの原稿受信時においてその原稿の画像を記録する用紙の用紙カセットを、操作部18へのユーザによる操作によって設定する。すなわち、MPU13は、タッチパネルディスプレィ19aに所定の機能キーを順次表示させ、この機能キーをユーザに順次選択操作させることにより、画像を記録する用紙の用紙カセットを自動で切り替える用紙自動切替モードをユーザに選択させるか、あるいは、全ての用紙カセットのうちからいずれかの用紙の用紙カセットをユーザに指定させる。
用紙自動切替モードが選択されたときには、MPU13は、タッチパネルディスプレィ19aに順次表示する機能キーをユーザに順次選択操作させることにより、画像の記録に用いる用紙の種類に対して優先順位を設定させる。すなわち、例えば、1番目に画像の記録に用いる用紙の種類として新生紙を、1番目の用紙がなくなったときに用いる2番目の用紙として再生紙を、2番目の用紙がなくなったときに用いる3番目の用紙として厚紙をそれぞれ設定させる。また、3番目の用紙がなくなったときに用いる4番目の用紙として原稿よりも大サイズの新生紙を、4番目の用紙がなくなったときに用いる5番目の用紙として裏紙をそれぞれ設定させる。なお、MPU13は、用紙自動切替モードにおいて用いる用紙の種類における優先順位の設定を、ファックス受信時、コピー時、及び、ユーザ端末からの原稿受信時に対応させてそれぞれ独立して行うようになっている。
次に、MPU13が、ROM14に記憶されているプログラムに基づき、前記用紙自動切替モードにおいて実行する用紙自動切替処理について説明する。この用紙自動切替処理は、ファックス受信時、コピー時、又は、ユーザ端末からの原稿受信時において実行される。用紙自動切替処理は、原稿の画像を記録する用紙を、予め設定されている用紙の優先順位に基づいて順に切り替えていくものである。なお、以下に示す用紙自動切替処理は、用紙の優先順位として、1番目に新生紙、2番目に再生紙、3番目に厚紙の新生紙、4番目に大サイズの新生紙、5番目に裏紙が設定されている場合の例である。また、原稿サイズ及び設定倍率に対応する用紙サイズはA4であり、各用紙のサイズは図5に示す通りであるとする。
図1〜図3に示すように、この用紙自動切替処理においては、まず、ステップ(以下、Sと略記する)100において、ファックス受信時、コピー時あるいはユーザ端末からの原稿受信時における原稿のサイズが取得される。ここで、原稿サイズは、ファックス受信時には送信情報から取得され、コピー時には用紙サイズセンサ26の検知結果から取得され、また、ユーザ端末からの原稿受信時には送信情報から取得される。また、設定倍率が、操作部18へのユーザの操作から取得される。そして、この原稿サイズ及び設定倍率から、原稿の画像を記録する用紙のサイズがA4サイズであると判断される。
次に、S101において、各用紙カセットに対応して登録された用紙の種類と、各用紙カセットの用紙のサイズとから、全ての用紙カセット1〜5のうちにA4サイズの新生紙が収容された用紙カセットが存在するか否かが判断される。ここでは、A4サイズの新生紙が収容された用紙カセットとして用紙カセット1が存在すると判断される。このS101においてYESのときには、次のS102において、その用紙カセットの用紙検知センサ27の検知結果から、その用紙カセット1に用紙があるか否かが判断される。S102においてYESのときには、次のS103において、その用紙に画像が記録される。次に、S104において、全ての原稿の画像の記録が終了したか否かが判断される。そして、S104においてYESのときには、この処理が終了される。また、S104においてNOのときには、S102からの処理が繰り返し実行される。
一方、S101においてNOのときには、A4サイズであって新生紙の用紙カセットが存在しないと判断される。また、S102においてNOのときには、A4サイズであって新生紙の用紙カセットはあるが、その用紙カセットの用紙がなくなっていると判断される。この場合、次のS105において、A4サイズであって新生紙の用紙の代わりに、原稿の画像を記録できる用紙が設定されているか否かが判断される。ここでは、この用紙として、優先順位が2番目の再生紙が設定されていると判断される。S105でYESのときには、次のS106において、各用紙カセットに対応して登録された用紙の種類と、各用紙のサイズとに基づき、全ての用紙カセット1〜5のうちにA4サイズの再生紙が収容された用紙カセットがあるか否かが判断される。ここでは、A4サイズの再生紙が収容された用紙カセットとして用紙カセット2があると判断される。このS106においてYESのときには、次のS107において、その再生紙の用紙カセット2の用紙検知センサ27の検知結果から、その用紙カセット2に用紙があるか否かが判断される。S107においてYESのときには、次のS108において、その用紙に原稿の画像が記録される。次に、S109において、全ての原稿の画像の記録が終了したか否かが判断される。そして、S109においてYESのときには、この処理が終了される。
一方、S105においてNOのときには、A4サイズであって再生紙の用紙に画像を記録する設定がされていないと判断される。また、S106においてNOのときには、設定はされているがA4サイズであって再生紙の用紙カセットが存在しないと判断される。さらに、S107においてNOのときには、A4サイズであって再生紙の用紙カセットはあるが、その用紙カセットの用紙がなくなっていると判断される。この場合、次のS110において、A4サイズであって再生紙の用紙の代わりに、原稿の画像を記録できる用紙が設定されているか否かが判断される。ここでは、この用紙として、優先順位が3番目の厚紙が設定されていると判断される。S110でYESのときには、次のS111において、各用紙カセット1〜5に対応して登録された用紙の種類と、各用紙のサイズとに基づき、全ての用紙カセット1〜5のうちにA4サイズの厚紙が収容された用紙カセットがあるか否かが判断される。ここでは、A4サイズの厚紙が収容された用紙カセットとして、用紙カセット4があると判断される。このS111においてYESのときには、次のS112において、その厚紙の用紙カセット4の用紙検知センサ27の検知結果から、その用紙カセット4に用紙があるか否かが判断される。S112においてYESのときには、次のS113において、その用紙に原稿の画像が記録される。次に、S114において、全ての原稿の画像の記録が終了したか否かが判断される。そして、S114においてYESのときには、この処理が終了される。
一方、S110においてNOのときには、A4サイズであって厚紙の用紙に画像を記録する設定がされていないと判断される。また、S111においてNOのときには、設定はされているがA4サイズであって厚紙の用紙カセットが存在しないと判断される。さらに、S112においてNOのときには、その用紙カセットは存在するが用紙がなくなっていると判断される。この場合、次のS115において、A4サイズであって厚紙の用紙の代わりに、原稿の画像を記録できる用紙が設定されているか否かが判断される。ここでは、この用紙として、優先順位が3番目の大きな用紙サイズの新生紙が設定されていると判断される。S115でYESのときには、次のS116において、各用紙カセット1〜5に対応して登録された用紙の種類と、各用紙カセットの用紙の用紙サイズとに基づき、全ての用紙カセット1〜5のうちにA4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙が収容された用紙カセットがあるか否かが判断される。ここでは、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙が収容された用紙カセットとして、B4サイズの新生紙が収容された用紙カセット3があると判断される。このS116においてYESのときには、次のS117において、その用紙カセット3の用紙検知センサ27の検知結果から、その用紙カセット4に用紙があるか否かが判断される。S117においてYESのときには、次のS118において、その用紙に原稿の画像が記録される。次に、S119において、全ての原稿の画像の記録が終了したか否かが判断される。そして、S119においてYESのときには、この処理が終了される。
一方、S115においてNOのときには、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙に画像を記録する設定がされていないと判断される。また、S116においてNOのときには、設定はされているが、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙の用紙カセットが存在しないと判断される。さらに、S117においてNOのときには、用紙カセットは存在するが用紙がなくなっていると判断される。この場合、次のS120において、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙の代わりに、原稿の画像を記録する用紙が設定されているか否かが判断される。ここでは、この用紙として、優先順位が5番目の裏紙が設定されていると判断される。S120でYESのときには、次のS121において、各用紙カセット1〜5に対応して登録された用紙の種類と、各用紙カセットの用紙の用紙サイズとに基づき、全ての用紙カセット1〜5のうちにA4サイズの裏紙が収容された用紙カセットがあるか否かが判断される。ここでは、A4サイズの裏紙が収容された用紙カセットとして、用紙カセット5があると判断される。このS121においてYESのときには、次のS122において、その裏紙の用紙カセット5の用紙検知センサ27の検知結果から、その用紙カセット5に用紙があるか否かが判断される。S122においてYESのときには、次のS123において、その用紙に原稿の画像が記録される。次に、S124において、全ての原稿の画像の記録が終了したか否かが判断される。そして、S124においてYESのときには、この処理が終了される。
一方、S120においてNOのときには、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙に画像を記録する設定がされていないと判断される。また、S121においてNOのときには、設定はされているが、A4サイズよりも大きな用紙サイズの新生紙の用紙カセットが存在しないと判断される。さらに、S122においてNOのときには、用紙カセットは存在するが、用紙がなくなっていると判断される。この場合、次にS125において、原稿の画像を記録可能な用紙がなくなったことを示す表示が表示部19において行われる。
以上のようにこの実施形態の複合機10においては、用紙の種類に対しユーザにより予め優先順位を設定させ、優先順位の高い用紙がなくなったときに、設定された優先順位の順に、画像を記録する用紙を自動的に切り替えていく。従って、従来とは異なり、最優先の用紙がなくなったときに、原稿サイズ及び設定倍率のみに基づいてユーザの意に反した種類の用紙に画像が記録されることはない。例えば、優先順位をつける用紙中に裏紙を含めないようにすることにより、記録された用紙中に新生紙と裏紙とが混在しないようにしたり、両面プリント時に裏紙を用いたりしないようにすることができる。従って、画像記録時の利便性が向上する。
なお、この発明を、ファックス専用機、コピー専用機、又は、ネットワークを介して接続されたユーザ端末から送信される原稿画像を記録する印刷専用機に具体化してもよい。
10…画像記録装置としての複合機、13…登録手段、優先順位設定手段及び用紙切替手段を構成するMPU、18…登録手段及び優先順位設定手段を構成する操作部、19…同じく表示部。
Claims (1)
- 原稿サイズ及び設定倍率に基づき、この原稿サイズ及び設定倍率に対応するサイズの用紙を複数の用紙カセットにそれぞれ収容された用紙から選択し、選択した用紙に画像記録するとともに、同用紙カセットの用紙がなくなったときには、画像記録する用紙の用紙カセットを順次切り替える画像記録装置において、
各用紙カセットに対応させて用紙の種類を登録するための登録手段と、用紙の種類に基づき、画像記録する用紙に優先順位を設定するための優先順位設定手段と、設定された用紙の優先順位に基づき、画像記録する用紙の用紙カセットを順次切り替える用紙切替手段を備えたことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005243207A JP2007055750A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005243207A JP2007055750A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007055750A true JP2007055750A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37919561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005243207A Pending JP2007055750A (ja) | 2005-08-24 | 2005-08-24 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007055750A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014106308A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-08-24 JP JP2005243207A patent/JP2007055750A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014106308A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
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