JP2007055642A - 山芋輸送保管用容器とそれを用いた山芋輸送保管用の包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 産地から消費地まで、山芋を減量させることなくまた収穫直後の自然な外観を保ったままで、輸送し、また長日数保管することを可能とする。
【解決手段】 内部底面に保水用の凹溝2aを有する非透水性の容器本体2内に山芋20を複数段に配置する。その際に、容器本体2と山芋20の間、各段の山芋20の間、山芋20と蓋2との間に、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12を配置する。好ましくは、容器本体2と山芋20の間と山芋20と蓋2との間の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12は2層構成12a,12bとし、外側のシート12bに所要量の水を加水しておく。2層構成12a,12bに代えて、プロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10を用い、そこに加水処理を行ってもよい。容器本体2の内部底面に形成した保水用の凹溝2aにも必要に応じて給水する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、輸送や保管の途中で収容した山芋に変色や減量を生じさせないようにした、山芋輸送保管用容器とそれを用いた山芋輸送保管用の包装体に関する。
山芋は傷が付きやすく、また、収穫直後の山芋は多くの水分を含んでいて輸送や保管中も活発に呼吸と発汗作用を行う。そのために、収穫直後の含水量と表面の色艶を保持した状態で、すなわち減量と変色を伴うことなく、生産地から消費地まで輸送しかつ保管することは容易でない。従来、段ボール製の容器内におが屑や籾殻と共に複数本の山芋を互いに接しないようにして収容し、輸送と保管に供している。おが屑や籾殻は適度の緩衝性と適度の吸湿性があり、ある程度満足した山芋輸送保管用の包装体が得られる。
しかし、良質のおが屑や籾殻の入手がしがたいこと、あるいはその廃棄処理が容易でないことなどの理由から、おが屑や籾殻に代えて、不織布や合成樹脂材料を緩衝材として山芋の輸送に用いることが提案され、実施されている。特許文献1には、合成樹脂の硬質発泡体からなる容器本体内に、吸水性シート(例えば、乾式の不織布)を間に挟むようにして複数本の山芋(長芋)を包装した包装用容器が記載されている。また、特許文献2には、長芋の多数本を容器に入れて包装するにあたり、吸水性発泡樹脂の細片からなる緩衝材を山芋と山芋の間に介在させるようにした山芋の包装方法が記載されている。
また、山芋用の包装資材ではないが、特許文献3には、多数のプロファイルを表面に有するポリウレタン発泡体によって印刷回路基板を囲い込むようにした包装資材が記載されている。
実開昭55−30272号公報 特開昭64−23966号公報 特開平9−2454号公報
吸水性シートや吸水性発泡樹脂の細片あるいはポリウレタン発泡体などは、緩衝性があり、またある程度の吸水性も備えているので、輸送や保管中に山芋に傷が付くのを防止することができ、発汗による水分も吸収して、変色が生じるのもある程度抑制することができる。しかし、完全なものとはいえず、なお改善すべき余地がある。
本発明者らは多くの実験を行うことにより、吸水性シートを用いる場合には、吸水性シートと長芋との接触により、発汗による水分だけでなく、長芋内部の水分が積極的にシートに移行してしまい、長芋が大きく減量し、かつ変色が生じやすいことを経験した。また、吸水性発泡樹脂の細片も同様であって、保管中に長芋が大きく減量すると共に、細片間に水分がたまってしまうことから、長芋が変色しやすかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、樹脂材料からなる緩衝材を用いて山芋を輸送しかつ保管する際に、その途中で収容した山芋が変色したり大きく減量したりするのを、従来のものよりも抑制することを可能とした、山芋輸送保管用容器とそれを用いた山芋輸送保管用の包装体を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく多くの実験を行うことにより、非透水性の容器に山芋を2段以上に積み重ねて包装する際に、容器と山芋との間および段積みした山芋の間に、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートを配置することにより、長日数にわたり、収容した山芋が減量しまた変色するのをほぼ完全に抑制することができるという、予期しなかった事実を知見した。また、容器の内部底面に保水用の凹所を形成しておき、その中に直接または保水性素材と共に水を入れておくことにより、夏場においても、さらに長日数にわたって良好な状態で山芋を保管できることを知見した。
本発明は上記の知見に基づいており、本発明による山芋輸送保管用容器は、基本的に、内部底面に保水用の凹所を有する非透水性の容器本体と、非透水性の蓋と、容器本体内に収容できる大きさの3枚以上の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートとからなることを特徴とする。また、本発明による山芋輸送保管用の包装体は、基本的に、内部底面に保水用の凹所を有する非透水性の容器本体内に山芋が複数段に配置され、前記保水用凹所内には必要に応じて水が単独でまたは保水性素材と共に入れられており、山芋の各段の間と最下段の山芋の下および最上段の山芋の上には連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートが配置され、容器本体には非透水性の蓋がされていることを特徴とする。
本発明において、山芋とは、すりおろした時に粘性を有する芋を指しており、具体的には、ヤマノイモ科に属する長芋、大薯、自然薯、銀杏芋、大和芋、仏掌芋、とろろ芋、つくね芋、むかご等があげられる。
後の実施例に示すように、本発明による山芋輸送保管用容器を用いて包装した山芋は、長日数(7日間〜14日間)の保管後でも、緩衝材として不織布あるいは吸水性シートなどを用いた場合と比較して、水分の散逸による山芋の減量も少なく、また外観の変色も改善され、良質のおが屑を緩衝材として用いた場合と同等の効果が得られることが確認できた。その理由は明確ではないが、連続気泡を有する軟質ポリウレタン発泡シートは、十分なクッション性、緩衝性を備えると共に、吸水能力はわずかで山芋自身の水分移行が抑えられて減量を抑制でき、さらに、山芋の発汗作用時の水分は連続気泡を通して確実に排出することができて蒸れによる変色を防止できること、および、保水用凹所内に入れられている水が容器内に蒸散すること、によると推測される。
本発明による山芋輸送保管用容器において、3枚以上の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートのうちの少なくとも2枚は少なくとも一方の面にプロファイル加工を施した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートであることが望ましい。その効果については後記する。上記プロファイル加工は、シートの表面に凹凸を付与するための従来知られた加工をすべて含んでおり、特に制限はない。形成される凹凸の大きさや密度にも特に制限はなく、包装する山芋の大きさや形状に応じて適宜選択すればよいが、例えば山芋が長芋の場合、高さ10mm程度の凸部を2500個/m程度の密度で形成することが望ましい。
必須の構成ではないが、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートが抗菌性の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートであることは好ましい。それにより、吸水した水が腐食するのを防止することができ、収容した山芋の変色は確実に抑制できる。抗菌処理は、無機系抗菌剤を樹脂に練り込んでおくというような従来知られた手法により行えばよい。
連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの連続気泡率は、80%〜96.6%の範囲が好ましい。80%より少ない場合には、山芋の変色が大きくなり、99.6%を超えると、クッション性、緩衝性が低下して山芋に割れが発生し、共に好ましくない。より好ましくは90%〜99.5%の範囲であり、特に好ましくは95%〜99.2%の範囲である。
本発明による山芋輸送保管用の包装体において、好ましくは、最下段の山芋の下に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの下、およびまたは最上段の山芋の上に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの上には、加水処理された連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートがさらに配置される。加水処理とは、スプレーなどによって所定量の水分をシートに含浸させる処理をいう。
この構成の山芋輸送保管用の包装体では、容器本体の内部底面に形成した保水用凹所内に加水して水に加え、前記加水処理された連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート中の水が、包装体内の空間を高湿度に維持するのに効果的に役立ち、収容した山芋の過度の発汗と蒸散を抑制して、減水による減量を一層確実に阻止することができる。また、前記保水用凹所内および山芋に直接接しない側の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートに加水処理を施すので、水が山芋に直接的に接することはなく、山芋に変色を起こさせることはない。この形態の包装体は、温度の高い夏場での山芋の輸送保管に、特に有効となる。
本発明による山芋輸送保管用の包装体において、最下段の山芋の下および最上段の山芋の上に配置される連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの双方または一方として、少なくとも山芋に接する側の面にプロファイル加工が施されている連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートを配置することが好ましい。山芋と接する面にプロファイル加工を施すことにより、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートが山芋と接する面積を小さくすることができ、接触圧などによる山芋の変色を効果的に抑制することができる。使用するすべての連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートをプロファイル加工を施した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートとしてもよいが、幾分、コストが高騰する。
より好ましくは、前記保水用凹所内に加えて、前記包装体の上下に配置するプロファイル加工が施されている連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートにも加水処理が施される。前記したように、加水処理を施すことにより山芋の減量をより確実に抑制できると共に、含浸した水が山芋に直接接する面積を少なくすることができ、水と接触することによる山芋の変色も阻止することができる。
本発明による山芋輸送保管用の包装体において、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート全体に加水する水量は、収容した山芋総重量の2%〜7%(例えば、包装する山芋の総重量が10kgの場合、200g〜700g)であること好ましい。実験によれば、2%よりも少ないと減量阻止効果が顕著に現れず、7%を超えると山芋と水が直接接する機会が多くなり、山芋に変色を生じさせる場合が起こる。
本発明において、容器本体および蓋の素材は、非透水性であることを条件に任意であり、段ボール容器の内面にポリエチレンのような非透水性の合成樹脂シートやフィルムを配置したようなものでもよい。しかし、適度の機械的な強度と所要の緩衝性を備えることから、独立気泡合成樹脂発泡体であることは、特に好ましい。
さらに、本発明による山芋輸送保管用の包装体において、緩衝性のある裁断片等を収容した山芋の周囲に配置するようにしてもよい。
本発明により、産地から消費地まで、山芋を減量させることなくまた収穫直後の自然な外観(色調)を保ったままで、輸送し保管することが可能となり、山芋の物流および販路拡大に大きく貢献する。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施の形態に基づき説明する。図1は本発明による山芋輸送保管用容器を用いた包装体の一例を示す図であり、図2は本発明による山芋輸送保管用容器を用いた包装体の他の例を示す図である。
図1に示す山芋輸送保管用の包装体1において、容器本体2と蓋3は共に独立気泡合成樹脂発泡体からなり、好ましくはポリスチレン系樹脂の型内発泡成形品である。容器本体2の内部底面には保水用の凹所が形成されている。図示のものでは凹所は3本の凹溝2aとして示されるが、所要の量の水を収容できれば、凹所の形状や数は任意であり、図示のものに限らない。
容器本体2に山芋20(例えば長芋)を包装するに際しては、図1aに示すように、必要な場合には凹溝2a内に水を直接あるいは不織布のような適宜の吸水性材料と共に入れた後、容器本体2の底面に、一方の面にプロファイル加工が施された連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10を、凹凸面を上面側として敷き詰める。シート10の全体の厚さは10mm〜20mm程度であり、凸部11の高さは5mm〜15mm程度である。敷き詰めた連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10の上に、収穫した山芋20の複数本を互いに接することなく、また容器本体2の内壁面にも接しないようにして配置する。
配置した山芋20の上に、上記連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10とほぼ同じ大きさである表裏面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12を敷き詰め、その上に、2段目の山芋20を同様に配置する。その上に、前記したプロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10と同じシート10を凹凸面を下面側として敷き詰めた後、上から蓋3をする。それにより、山芋輸送保管用の包装体1となる。なお、プロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10および表裏面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12には、好ましくは抗菌処理が施される。
図1bは山芋収容後の包装体1の断面を示す。図示のように、この例では、2段に配置した各山芋20は、山芋同士が互いに接することなく間に空間を保持した状態で位置しており、また、容器本体2の底面側および蓋3の上面側では、プロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10の凹凸面に接している。それにより、シート10と山芋20との接触面積を少なくすることができ、接触圧により変色が生じるのを防止している。図示しないが、平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12に代えて、両面にプロファイル加工を施した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートを用いることもできる。その場合には、接触圧により変色が生じるのをさらに防止できる。
いずれにしても、上記の包装体1では、緩衝材として、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートを用いており、そのために、前記したように、山芋20の発汗による水分は容易にシート10,12側に吸収される一方において、山芋20本体の水分がシート10、12側に移動するのはきわめて少ないので、この包装体1を産地から消費地に輸送しまた複数日そのまま保管しても、山芋20に過度な減量や変色が生じない。
夏場においては、環境温度が高くなるために、山芋20から水分が過度に蒸散することが考えられる。その場合には、前記のように、保水用凹溝2a内に適量の水を直接あるいは適宜の吸水性材料と共に入れ、容器本体2の底面にプロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10を敷いた後、該シート10に適量の水を散水する加水処理を行う。その後、山芋20、平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12、山芋20をこの順で配置し、一番上にプロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10を配置した後、そのシート10に対しても適量の水を含浸させる加水処理を行う。そして、蓋3をして輸送に付す。保水用凹溝2a内の水および加水(含浸)した水は、容器内の空間に気化して空間を高湿度環境に維持するので、山芋20からの蒸散は抑制され、山芋20の過度の減量を防止することができる。
図2に示す例では、プロファイル加工を施した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10に代えて、表裏面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12a、12bを2枚積層して用いている。この場合、例えば夏場のように環境温度の高いときの輸送と保管時には、保水用凹溝2a内に適量の水を直接あるいは適宜の吸水性材料と共に入れ、容器本体2の底面に1枚目の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12bを敷いた後、そのシート12bに、プロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10のときと同様に、加水処理を行う。その後、2枚目の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aを敷き、山芋20、平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12、山芋20をこの順で配置する。その上に、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aを敷き、さらにその上に、2枚目の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12bを敷く。そして、そのシート12bに対して、同様にして加水処理を行い、蓋3をして包装体1とする。
この形態でも、保水用凹溝2a内の水および加水した水によって包装体1内の空間は高湿度環境に維持され、また、山芋20に接する側の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aには加水が行われないので山芋20が直接加水した水分に接することはない。そのために、図1に示した形態の包装体と同様に、山芋20が過度に減量することもなく、変色することもない。
山芋20を2段に配置したのは一つの例であって、後記する実施例に示すように、3段以上であってもよい。また、比較的寒冷地での輸送と保管にあっては、保水用凹溝内への加水および連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートへの加水処理を行うことなく包装体としてもよい。その場合、最下段の山芋20の下および最上段の山芋20の上に配置する連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートは、1枚の表裏面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12のみであってもよい。
[実施例]
以下、図4と図5を参照して、実施例と比較例により本発明を説明する。
容器本体と蓋からなり、全体の外寸が790×305×250mm、肉厚30mmであり、内部底面に深さ15mm、幅30mmである3本の保水用凹溝2aを有する発泡ポリスチレン製の容器1aを用意した。収容する山芋としての長芋の総重量の4%に当たる水と吸水性材料(不織布)を保水用凹溝2a内に入れた後、730×310×5(厚さ)mmの表面が平坦な連続気泡率98.7%の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート(商品名「#340」、セキスイウレタン加工株式会社製)12を4枚用い、図4aに断面を示すようにして、容器内に収穫直後の長芋20を3段に収容した。
長芋を収容した包装体を、室内環境温度25℃、湿度40%の恒湿恒温層(株式会社二葉科学、TYPE GLMP183)内に7日間保管して、経日毎の長芋の減量(%)((収容直前の重量−経日後の重量)/収容直前の重量×100)を測定した(計量器 A&D Company Limited EK−60000G)。その結果を図3のグラフに示した。また、7日間保管後に長芋を取り出し、長芋の外観を目視により観察した。その結果を表1に示した。なお、外観は、色調が収容直前とほとんど変化の無かったものを、変色無し:○、とし、やや黒ずんだように色調が変化したものを、やや変色:△、大きく黒ずんだ色調となったものを、激しく変色:×、として表1に示した。表1には、7日後の減量(%)も同時に示した。
発泡シートの連続気泡率は、次のようにして測定した。
ASTM D2856−87記載の測定方法に準じて測定した。すなわち6面共成形面等の表皮を有しない切断面で構成された試験体(25mmの立方体)を、試料より5個切出し、ノギスを用いて見掛け体積を測定し、次に空気比較式比重計1000型(東京サイエンス株式会社製)を用いて1−1/2−1気圧法により体積を測定した。
連続気泡率(%)=(見掛け体積−空気比較式比重計での測定体積)/見掛け体積×100、
ただし、上記測定方法において連続気泡率が95%以上であった場合は、次式で連続気泡率を算出した。
連続気泡率(%)=(見掛け体積−(試料の質量/樹脂密度))/見掛け体積×100
実施例1と同じ容器1aに、同じように保水用凹溝2a内に水を入れ、実施例1と同じ表面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aを4枚用いて、長芋20を3段に収容した。ただし、最下段の長芋の下に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aの下と、最上段の長芋の上に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12aの上には、図4bに示すように、収容した長芋の総重量の4%に当たる水を総量で加水した、同じ大きさ、同じ連続気泡率の加水連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12bをそれぞれ配置して2層構成とした。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
実施例1と同じ容器1aに同じように保水用凹溝2a内に水を入れ、長芋20を3段に収容した。ただし、図4cに示すように、長芋の各段の間には2枚の実施例1と同じ表面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12を配置したが、最下段の長芋と容器の間には、730×310×15(全体厚み)mmであり、一方の面に凸部高さが10mmであるプロファイル加工が施された連続気泡率98.7%の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート(商品名「#340(プロファイル加工)」、セキスイウレタン加工株式会社製)10を凹凸面が長芋20側として配置し、水を加水した。また、最上段の長芋と蓋との間にも、同じプロファイル加工した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート10を凹凸面が長芋側として配置し、同様に水を加水した。加水した水の総量は、収容した長芋の総重量の4%とした。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
実施例1と同様にして長芋を収容した上記包装体を作った。ただし、凹溝2a内に水を入れなかった。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
[比較例1]
図5aに示すように、実施例1と同じ容器1aに同じように水を入れ、実施例1と同じようにして3段に長芋20を配置した。ただし、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12に代えて、730×310×3(厚さ)mmの不織布(商品名「B−C−18」、フクロン株式会社製)31を4枚用いた。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例1と同じ容器1aに同じように水を入れ、実施例1と同じようにして3段に長芋20を配置した。ただし、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12に代えて、図5bに示すように、730×310×3(厚さ)mmの吸水性シート32を4枚用いた。用いた吸水性シート32は不織布に吸水性ポリマーを混入したものである(商品名「セキロン」、株式会社セキホー製)。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
[比較例3]
実施例1と同じ容器1aに同じように水を入れ、実施例1と同じようにして3段に長芋20を配置した。ただし、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12に代えて、図5cに示すように、730×310×2(厚さ)mmの独立発泡シート33を4枚用いた。用いた独立発泡シート33は、連続気泡率が25%のポリエチレン発泡シートである(商品名「ライトロン」、積水化成品工業株式会社製)。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
[比較例4]
外寸が730×245×190mm、肉厚5mmの段ボール容器1bを用意した。図5dに示すように、容器内面をポリエチレン製の袋34で覆い、袋内におが屑35を5kgを用いて3段に長芋20を収容して、包装体とした。
長芋を収容した上記包装体を、実施例1と同様にして保管し、保管後の長芋の外観と減量%を同様にして評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2007055642
[評価]
表1に示すように、実施例1〜4の包装体での長芋は、保管7日後であっても外観にほとんど変色が見られず、おが屑を用いて包装した場合(比較例4)と同等の効果を上げている。また、実施例2と3の包装品での減量(%)は0.5%と小さく、これはおが屑を用いて包装した場合(比較例4)と同等である。これは、容器本体2の凹溝2a内に水を入れたことに加えて、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12にも加水処理を施したためと思われる。一方、実施例1では減量(%)が1.1%と高くなっているが、容器本体2の凹溝2a内に水を入れただけで、連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート12には加水処理を行わなかったことと、保管温度が25℃と比較的高温環境であったことが原因と考えられる。しかし、外観に変化が無いことから、冬場などでの包装体としては、有効であることがわかる。実施例4では減量(%)が2.1%となっているが、これは、容器本体2の保水用凹溝2aに水を入れなかったためと思われる。
一方、比較例1と2では長芋の変色を起こっており、かつ減量(%)も大きい。比較例3では減量(%)はそれほどでもないが、外観での変色が激しくなっている。これは、シートに独立気泡のシートを用いたことによると考えられる。
上記から、本発明による山芋輸送保管用容器とそれを用いた用た山芋包装体は、実用上、きわめて大きな有用性を備えていることが示される。
本発明による山芋輸送保管用容器を用いた包装体の一例を示す図であり、図1aは全体を分解して示す図、図1bはその断面図。 本発明による山芋輸送保管用容器を用いた包装体の他の例を分解して示す図。 実施例と比較例における経日毎の長芋の減量(%)を示すグラフ。 実施例1の包装体の断面(図4a)と、実施例2の包装体の断面(図4b)と、実施例3の包装体の断面(図4c)とを示す図。 比較例1の包装体の断面(図5a)と、比較例2の包装体の断面(図5b)と、比較例3の包装体の断面(図5c)と、比較例4の包装体の断面(図5d)とを示す図。
符号の説明
1…山芋輸送保管用の包装体、2…容器本体、2a…容器本体の底面に形成した保水用の凹所、3…蓋、20…長芋(山芋の一例)、10…プロファイル加工が施された連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート、11…凸部、12…表裏面が平坦な連続気泡軟質ポリウレタン発泡シート

Claims (12)

  1. 内部底面に保水用の凹所を有する非透水性の容器本体と、非透水性の蓋と、容器本体内に収容できる大きさの3枚以上の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートとからなることを特徴とする山芋輸送保管用容器。
  2. 3枚以上の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートのうちの少なくとも2枚は少なくとも一方の面にプロファイル加工を施した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートであることを特徴とする請求項1に記載の山芋輸送保管用容器。
  3. 連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートは抗菌性の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の山芋輸送保管用容器。
  4. 連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの連続気泡率が80%〜99.6%の範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の山芋輸送保管用容器。
  5. 容器本体と蓋は独立気泡合成樹脂発泡体からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の山芋輸送保管用容器。
  6. 内部底面に保水用の凹所を有する非透水性の容器本体内に山芋が複数段に配置され、前記保水用凹所内には必要に応じて水が単独でまたは保水性素材と共に入れられており、山芋の各段の間と最下段の山芋の下および最上段の山芋の上には連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートが配置され、容器本体には非透水性の蓋がされていることを特徴とする山芋輸送保管用の包装体。
  7. 最下段の山芋の下に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの下、およびまたは最上段の山芋の上に配置した連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの上には、加水処理が施された連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートがさらに配置されていることを特徴とする請求項6に記載の山芋輸送保管用の包装体。
  8. 最下段の山芋の下および最上段の山芋の上に配置される連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの双方または一方の少なくとも山芋に接する側の面にはプロファイル加工が施されていることを特徴とする請求項6に記載の山芋輸送保管用の包装体。
  9. プロファイル加工が施されている連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートには加水処理が施されていることを特徴とする請求項8に記載の山芋輸送保管用の包装体。
  10. 連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートの連続気泡率が80%〜99.6%の範囲であることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の山芋輸送保管用の包装体。
  11. 請求項7または8に記載の山芋輸送保管用の包装体において、当初の連続気泡軟質ポリウレタン発泡シートへの加水量が収容した山芋総重量の2%〜7%であることを特徴とする山芋輸送保管用の包装体。
  12. 容器本体と蓋は独立気泡合成樹脂発泡体からなることを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の山芋輸送保管用の包装体。
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