JP3194811U - 青果物用トレーおよびこれを備えた青果物包装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納凹部に収納された隣接する青果物同士の接触を回避するとともに、収納凹部に簡単に青果物を収納し、これを保持することができる青果物用トレーを提供する。【解決手段】青果物を収納するための複数の収納凹部12が形成された青果物用トレーである。収納凹部12には、青果物を収納するための収納壁部13が形成されている。青果物用トレーのうち少なくとも収納壁部13には、複数の貫通孔16,16,…が形成されている。各収納凹部12を形成する収納壁部13のうち収納凹部12の底部を形成する底壁部14の貫通孔16の孔数である底孔数は3個以上であり、収納壁部13の貫通孔16の孔数に対して、17%から60%の範囲にある。【選択図】図4
Description
本考案は、トマト、リンゴ、梨、桃、等の各種青果物の収穫、選別、出荷、輸送等に用いる青果物用トレーおよびこれを備えた青果物包装材に係り、特には青果物搬送用として好適な青果物用トレーおよびこれを備えた青果物包装材に関するものである。
従来から、トマト等の各種の青果物の収穫、選別、出荷、輸送用においては、青果物の取り扱いを容易にするとともに、青果物同士の接触や他物との接触による損傷を防止し保護する目的で、合成樹脂発泡シートやパルプモールド等の適度の弾力性を有する素材を用いて、青果物を個装状態に収納保持できる複数の収納凹部を形成したトレーが使用されている。
このような青果物用トレーの一例として、リンゴ、梨或いは、桃等の青果物を収納するための複数の収納凹部が形成された青果物用トレーが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この青果物用トレーには、孔径1.0mm〜5.0mmの範囲で多数の通気用細孔を貫通状に穿設せしめられている。この青果物用トレーによれば、通気用細孔を設けることにより、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保することができる。
また、別の青果物用トレーの一例として、青果物を収納する複数の収納凹部が形成された青果物用トレーであって、収納凹部の底部を形成する底壁部に複数の穿孔部を設けた青果物用トレーが形成されている(たとえば、特許文献2参照)。この青果物用トレーによれば、底壁部に穿孔部を複数設けることにより、収納凹部内の水分を穿孔部から排水することができる。
しかしながら、特許文献1で提案されている青果物用トレーは、複数の通気用細孔により、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保しているが、収納凹部に青果物からの結露水などの水分が溜った場合、この水分をトレー外部に排水することは難しい。
これに対して、特許文献2で提案されている青果物用トレーは、収納凹部の底部を形成する底壁部に穿孔部を複数設けているので、収納凹部の水分をトレー外部に排水することができる。しかしながら、収納凹部を形成する側壁部には穿孔部等の貫通孔が形成されていないため、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保することが難しく、湿気ムレが生じるおそれがあった。
本考案は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保することにより青果物の湿気ムレを防止するとともに、収納凹部に溜る結露水等の水分をトレー外部に良好に排水することができる青果物用トレーを提供することにある。
前記課題を解決すべく、考案者は鋭意検討を重ねた結果、青果物を収納する収納凹部を形成する収納壁部に貫通孔を設ける場合、収納凹部の通気性と排水性を両立させるためには、側壁部と底壁部とに設けられた貫通孔数の割合が重要であるとの新たな知見を得た。
本考案は、考案者の新たな知見に基づくものであり、本考案に係る青果物用トレーは、青果物を収納するための複数の収納凹部が形成された青果物用トレーであって、前記各収納凹部は収納壁部により形成されており、前記青果物用トレーのうち少なくとも前記収納壁部には、複数の貫通孔が形成されており、前記各収納凹部を形成する収納壁部のうち前記収納凹部の底部を形成する底壁部の貫通孔の孔数である底孔数は、少なくとも3個以上であり、前記収納壁部の貫通孔の孔数に対して、17%から60%の範囲にある。
本考案によれば、青果物を収納する収納凹部を形成する少なくとも収納壁部には、複数の貫通孔が形成されており、底壁部の貫通孔の孔数(底孔数)を、少なくとも3個以上とし、収納壁部の孔数に対して上述した範囲とすることにより、収納凹部に溜る青果物からの結露水等の水分をトレー外部に良好に排水することができる。また、収納凹部の一部を形成する側壁部にも貫通孔が形成されることになるので、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保することにより、青果物の湿気ムレを防止することができる。
ここで、底壁部の底孔数が、収納壁部の孔数に対して17%未満である場合、上述したトレー外部への水分の排水性を十分に確保することができない。一方、底壁部の底孔数が、収納壁部の孔数に対して60%を超えた場合、側壁部に形成される貫通孔の孔数が少ないため、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保し難く、青果物に湿気ムレが生じてしまう。
より好ましい態様としては、前記底壁部を前記収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の底面積は、前記収納壁部を前記平面に投影した投影領域の面積に対して45%から75%の範囲にある。
この態様によれば、底壁部を投影した底面積を、収納壁部を投影した面積に対して上述した範囲とすることにより、収納壁部の強度を確保しつつ、収納凹部に溜る結露水等の水分をより一層、トレー外部に良好に排水することができる。
ここで、底壁部を投影した底面積が、収納壁部を投影した面積に対して45%未満である場合、底壁部の裏側表面が外部に接触する面積が小さいため、底壁部の貫通孔から抜け難いことがある。特に、収納箱を用いた場合には、青果物を収納時に、底壁部が収納箱に接触する面積が小さいため、収納箱による吸水性の効果を十分に期待することができないことがある。
一方、底壁部を投影した底面積が、収納壁部を投影した面積に対して75%を超えた場合、底壁部が大き過ぎるため、構造上、側壁部が薄くなり剛性不足になることがある。
さらに好ましい態様としては、前記底壁部の周縁部およびその近傍に、前記貫通孔が形成されている。この態様によれば、底壁部の周縁部およびその近傍に貫通孔が形成されるので、収納凹部の一部を形成する側壁部を伝って底壁部に流れる水分を迅速に排出することができる。
さらに本考案に係る青果物包装材は、前記いずれかの青果物用トレーと、前記青果物用トレーの底壁部に接触した状態で、前記青果物用トレーを収納する紙製の収納箱と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、結露水の水分は収納壁部の底壁部に流れ溜まり易く、底壁部の貫通孔から収納箱に排水される。このとき、収納壁部の底壁部が紙製の収納箱に接触しているため、底壁部の貫通孔付近に表面張力で留まっている水分も紙製の収納箱に積極的に吸水される。これにより、収納凹部に溜った水分を効率的に排水することができる。
本考案に係る青果物用トレーによれば、収納凹部に収納された青果物の通気性を確保することにより青果物の湿気ムレを防止するとともに、収納凹部に溜る結露水等の水分をトレー外部に良好に排水することができる。
以下に、本考案の実施の形態を、図1〜5を参照しながら説明する。
本実施形態に係る青果物用トレー1は、トマト、リンゴ、梨、桃などの青果物を複数収納するためのトレーである。青果物用トレー1の構成素材としては、たとえば合成樹脂(熱可塑性樹脂)発泡シートが用いられ、合成樹脂発泡シートとしては、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂その他の適度の弾力性を有しかつ保形強度のある各種の合成樹脂発泡シート、あるいはこれらの合成樹脂発泡シートの片面もしくは両面に非発泡樹脂をラミネートした合成樹脂発泡シートが用いられる。これらの中に界面活性剤、抗菌剤、着色剤等の添加剤を加えても良い。
本実施形態に係る青果物用トレー1は、トマト、リンゴ、梨、桃などの青果物を複数収納するためのトレーである。青果物用トレー1の構成素材としては、たとえば合成樹脂(熱可塑性樹脂)発泡シートが用いられ、合成樹脂発泡シートとしては、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂その他の適度の弾力性を有しかつ保形強度のある各種の合成樹脂発泡シート、あるいはこれらの合成樹脂発泡シートの片面もしくは両面に非発泡樹脂をラミネートした合成樹脂発泡シートが用いられる。これらの中に界面活性剤、抗菌剤、着色剤等の添加剤を加えても良い。
中でも、ポリスチレン系樹脂の発泡シートの場合、剛性と柔軟性のバランスがよく緩衝性に優れ、かつ強度があって保形、復元性、成形性にも優れるため、繰り返し使用するのに適している。さらに、ポリスチレン系樹脂の発泡シートは、ポリオレフィン系樹脂の発泡シートに比べ比較的強靭でないので孔加工がしやすく部分的に後述する貫通孔が開かない等も問題も発生しにくい。
合成樹脂発泡シートにより成形されたトレーの厚みは、使用素材によっても異なるが、ポリスチレン系樹脂発泡シートの場合、トレーの厚みは1.0mmから3.0mmの範囲にあり、未発泡の状態から発泡倍率が10倍から20倍の範囲に発泡しているものが好ましい。トレーの厚みが前記より小さくなると、充分な支持強度が得られなくなり、またトレーの厚みが前記より大きくなると、発泡シートからの成形が困難になる上に嵩高になる。また、発泡倍率が、前記範囲より小さいと、青果物に対して充分な緩衝性が得られず、発泡倍率が範囲より大きいと、トレーの強度が低下し、輸送中に剛性不足で青果物が損傷するおそれがある。青果物用トレー1は、適度の弾力性及び保形性を有する上述した熱可塑性の合成樹脂発泡シートから真空成形、圧空成形等の熱成形加工の手段により一体に成形されてなる。
本実施形態では、後述する複数の貫通孔16,16,…に相当する貫通孔を予め孔加工した合成樹脂発泡シートを熱成形するが、たとえば、孔加工されていない剛性樹脂発泡シートをトレーの形状に熱成形した後、後述する収納壁部のみに複数の貫通孔16,16,…を成形してもよい。
図1から図3に示すように、青果物用トレー1には、トレー外周縁部11と、トレー外周縁部11の内方において所定の間隔で配列された複数の収納凹部12,12,…とが形成されている。各収納凹部12は、収納壁部13により形成されている。複数の収納凹部12,12…のうち、いくつかの収納凹部12には、隣接する収納凹部12と連結する連結溝18が形成されている。
ここで、本実施形態では、成形前の剛性樹脂発泡シートに孔を設けたので、熱成形された青果物用トレー1の収納壁部13を含むトレー全体には、複数の貫通孔16,16,…が形成されている。ここで、各貫通孔16の間隔は、5mmから20mmのピッチの範囲にあり、その孔径は0.3mmから3mmの範囲にあることが好ましい。
本実施形態では、図3に示すように、収納壁部13は、収納凹部12の底部を形成する底壁部14と、底壁部14の周縁部14aから連続して収納凹部12の開口部12aまで立ち上がった側壁部15とを備えている。
本実施形態では、底壁部14に形成される複数の貫通孔16,16,…の孔数である底孔数は、少なくとも3個以上であり、収納壁部13の貫通孔16,16,…の孔数に対して、17%から60%の範囲にある。
このように底壁部14の貫通孔16,16,…の底孔数を、収納壁部13の孔数に対して上述した範囲とすることにより、収納凹部12に溜る青果物Tからの結露水等の水分をトレー外部に良好に排水することができる。また、収納凹部12の一部を形成する側壁部15にも貫通孔16が形成されることになるので、収納凹部12に収納された青果物Tの通気性を確保することにより、青果物Tの湿気ムレを防止することができる。
ここで、底壁部14の底孔数が、3個未満の場合には、考案者の経験から貫通孔16の個数が十分でないため、収納凹部12から水分を排出することができない。底壁部14の底孔数は、70個以下であることが好ましい。底壁部14の底孔数が、70個を超えた場合には、考案者らの経験からトレーの剛性が低下するおそれがあり、シート厚みを厚くする等の強度アップを行うことがある。
さらに、底壁部14の底孔数が、収納壁部13の孔数に対して17%未満である場合、上述したトレー外部への水分の排水性を十分に確保することができない。一方、底壁部14の底孔数が、収納壁部13の孔数に対して60%を超えた場合、収納凹部12に収納された青果物Tの通気性を確保し難く、青果物Tに湿気ムレが生じてしまう。
ここで、本考案でいう「底壁部」とは、収納凹部12にトマトなどの青果物Tを収納した状態で、青果物Tによる自重による変形も含めて、トレー裏面側の底壁部14が平面状の収納箱20の底部22に接触する部分をいう。たとえば、上述したトレーの厚みの範囲を前提とした場合、図4(a)に示すように、収納凹部12の底面から高さdが7mm以内の範囲までが底壁部14に含まれる。
さらに上述した底壁部14の底孔数と、収納壁部13の孔数との関係を満たした上で、本実施形態では、図4(b)に示すように、底壁部14を収納凹部12の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域(具体的には周縁部14aで囲まれた領域)の底面積SBが、収納壁部13を前記平面に投影した投影領域(具体的には収納凹部12の開口部12aで囲まれた領域)の収納壁部13の面積STに対して45%から75%の範囲にある(底面積SB/収納壁部の面積STが45%〜75%の範囲にある)。
ここで、図4(c)に示すように、収納凹部12に連結溝18が形成されている場合、底面積SBは、底壁部14の周縁部14aを繋いだ仮想円の円周で囲まれた領域の面積であり、収納壁部の面積STは、収納凹部12の開口部12aを繋いだ仮想円の円周で囲まれた領域の面積である。
底壁部14を投影した底面積SBが、収納壁部13を投影した面積STに対して上述した範囲とすることにより、収納壁部13の強度を確保しつつ、収納凹部12に溜る結露水等の水分をより一層、トレー外部に良好に排水することができる。
ここで、底壁部14を投影した底面積SBが、収納壁部13を投影した面積STに対して45%未満である場合、底壁部14の裏側表面が外部に接触する面積が小さいため、底壁部14の貫通孔16から抜け難いことがある。また、後述する紙製の収納箱20を用いた場合、青果物Tを収納時に、底壁部14が収納箱20の底部22に接触する面積が小さいため、収納箱20による吸水性の効果を十分に期待することができないことがある。
一方、底壁部14を投影した底面積SBが、収納壁部13を投影した面積STに対して75%を超えた場合、底壁部14が大き過ぎるため、側壁部15が薄くなり剛性不足になることがある。
さらに、底壁部14の貫通孔16からの排水性を高めるためには、底壁部14の貫通孔16は、単位面積当たり0.4個/cm2から3個/cm2の範囲にあることが好ましい。ここで、底壁部14の貫通孔16が、単位面積当たり0.4個/cm2未満である場合には、貫通孔16に水分が到達するのに時間がかかり、この場合も迅速に水分をトレー外部に排水することができないことがある。一方、底壁部14の貫通孔16が、単位面積当たり3個/cm2を超えた場合には、底壁部14の強度が低下するおそれがある。
また、本実施形態では、底壁部14の周縁部14aおよびその近傍に、貫通孔16が形成されている。底壁部14の周縁部14aおよびその近傍に貫通孔16が形成されるので、収納凹部12の一部を形成する側壁部15を伝って底壁部14に流れる水分を迅速に排出することができる。
このような、青果物用トレー1および紙製の収納箱20を用いて、トマトなどの青果物Tを包装することができる。図5および6に示す青果物包装材10は、青果物用トレー1と、青果物用トレー1の底壁部14に接触した状態で、青果物用トレー1を収納する収納箱20と、を備える。収納箱20は、ダンボールなどの紙製の吸水性を有した材料からなる。
収納箱20は、青果物用トレー1の底壁部14と接触し、青果物Tが収納された青果物用トレー1を支持する底部22と、底部22の周りから立設し、青果物用トレー1を囲うように形成された側壁21と、収納箱20の上部において、対向する一対の側壁21,21の上縁部に連結された一対の連結部24,24とを備えている。
青果物Tを包装する際には、まず、青果物用トレー1の底壁部14が収納箱20の底部22に接触(当接)するように、収納箱20内に青果物用トレー1を配置する。次に、青果物Tの蔕部分Taを下方に向けて、青果物Tを収納箱20内に青果物用トレー1の収納凹部12に収納する。
このように青果物Tを青果物包装材10で包装することにより、青果物Tが収納された青果物用トレー1の収納凹部12に溜った結露水等の水分は、収納壁部13の底壁部14に流れ溜まり易く、底壁部14の貫通孔16から収納箱20に排水される。収納壁部13の底壁部14が紙製の収納箱20の底部22に接触しているため、底壁部14の貫通孔16付近に表面張力で留まっている水分も紙製の収納箱20の底部22に積極的に吸水される。これにより、収納凹部12に溜った水分を効率的に底壁部14の貫通孔16から排水することができる。
本考案の実施例を以下に示す。
〔実施例1〕
発泡倍率14倍、シート厚み1.3mm、孔径φ0.7mm、孔間隔10mmの貫通孔が形成された、ポリスチレン系発泡シートを熱成形して、表1に示すように、開口部の直径(開口径)74mm、底壁部の直径(底径)56mm、深さ25mmとなる収納凹部が複数形成された青果物用トレー(以下、トレーという)を成形した。
〔実施例1〕
発泡倍率14倍、シート厚み1.3mm、孔径φ0.7mm、孔間隔10mmの貫通孔が形成された、ポリスチレン系発泡シートを熱成形して、表1に示すように、開口部の直径(開口径)74mm、底壁部の直径(底径)56mm、深さ25mmとなる収納凹部が複数形成された青果物用トレー(以下、トレーという)を成形した。
底壁部の直径は、図4(a)に示すように、収納凹部の底面から高さdが7mm以内の範囲までを底壁部とした直径である。成形後のトレーに形成された貫通孔の孔径φは約1.0mm程度であった。
さらに、実施例1のトレーの収納凹部では、表1に示すように、底孔数23個、底孔数比率40%、面積率57%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.93cm2、側孔数比率60%であった。ここで、(1)底孔数、(2)底孔数比率、(3)面積率、(4)底壁部の単位面積当たりの孔数、(5)側孔数比率を以下に定義した。
(1)底孔数は、各収納凹部の底壁部に形成された貫通孔の個数の平均値である。
(2)底孔数比率は、各収納凹部の収納壁部に形成された貫通孔の個数の平均値を収納壁部の孔数としたときに、収納壁部の孔数に対する底孔数の割合(底孔数/収納壁部の孔数)である。
(3)面積率は、以下のようにして算出した値である。収納壁部を収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の面積(収納壁部の面積)を、収納凹部の開口部の面積として開口径から算出した。底壁部を収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の面積(底面積)を、底壁部の面積として底径から算出する。算出した収納壁部の面積と底面積とから、収納壁部の面積に対する底面積の割合(底面積/収納壁部の面積)を面積率とした。
(4)底壁部の単位面積当たりの孔数は、底壁部の貫通孔の孔数を底面積で除算した値である。
(5)側孔数比率は、各収納凹部の側壁部に形成された貫通孔の個数の平均値を側孔数としたときに、収納壁部の孔数に対する側孔数の割合(側孔数/収納壁部の孔数)である。
(1)底孔数は、各収納凹部の底壁部に形成された貫通孔の個数の平均値である。
(2)底孔数比率は、各収納凹部の収納壁部に形成された貫通孔の個数の平均値を収納壁部の孔数としたときに、収納壁部の孔数に対する底孔数の割合(底孔数/収納壁部の孔数)である。
(3)面積率は、以下のようにして算出した値である。収納壁部を収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の面積(収納壁部の面積)を、収納凹部の開口部の面積として開口径から算出した。底壁部を収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の面積(底面積)を、底壁部の面積として底径から算出する。算出した収納壁部の面積と底面積とから、収納壁部の面積に対する底面積の割合(底面積/収納壁部の面積)を面積率とした。
(4)底壁部の単位面積当たりの孔数は、底壁部の貫通孔の孔数を底面積で除算した値である。
(5)側孔数比率は、各収納凹部の側壁部に形成された貫通孔の個数の平均値を側孔数としたときに、収納壁部の孔数に対する側孔数の割合(側孔数/収納壁部の孔数)である。
〔実施例2〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径97mm、底径77mm、深さ29mmとなる収納凹部を成形し、底孔数40個、底孔数比率37%、面積率63%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.86cm2、側孔数比率63%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径97mm、底径77mm、深さ29mmとなる収納凹部を成形し、底孔数40個、底孔数比率37%、面積率63%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.86cm2、側孔数比率63%とした点である。
〔実施例3〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径63mm、底径44mm、深さ28mmとなる収納凹部を成形し、底孔数10個、底孔数比率21%、面積率49%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.66cm2、側孔数比率79%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径63mm、底径44mm、深さ28mmとなる収納凹部を成形し、底孔数10個、底孔数比率21%、面積率49%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.66cm2、側孔数比率79%とした点である。
〔実施例4〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径97mm、底径77mm、深さ29mmとなる収納凹部を成形し、底孔数11個、底孔数比率20%、面積率63%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.24cm2、側孔数比率80%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径97mm、底径77mm、深さ29mmとなる収納凹部を成形し、底孔数11個、底孔数比率20%、面積率63%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.24cm2、側孔数比率80%とした点である。
〔実施例5〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径63mm、底径38mm、深さ28mmとなる収納凹部を成形し、底孔数9個、底孔数比率19%、面積率36%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.79cm2、側孔数比率81%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径63mm、底径38mm、深さ28mmとなる収納凹部を成形し、底孔数9個、底孔数比率19%、面積率36%、底壁部の単位面積当たりの孔数0.79cm2、側孔数比率81%とした点である。
〔実施例6〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径38mm、底径24mm、深さ20mmとなる収納凹部を成形し、底孔数5個、底孔数比率17%、面積率40%、底壁部の単位面積当たりの孔数1.11cm2、側孔数比率83%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径38mm、底径24mm、深さ20mmとなる収納凹部を成形し、底孔数5個、底孔数比率17%、面積率40%、底壁部の単位面積当たりの孔数1.11cm2、側孔数比率83%とした点である。
〔比較例1〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径74mm、底径66mm、深さ25mmとなる収納凹部を成形し、底孔数37個、底孔数比率62%、面積率80%、底壁部の単位面積当たりの貫通孔の孔数1.08cm2、側孔数比率38%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径74mm、底径66mm、深さ25mmとなる収納凹部を成形し、底孔数37個、底孔数比率62%、面積率80%、底壁部の単位面積当たりの貫通孔の孔数1.08cm2、側孔数比率38%とした点である。
〔比較例2〕
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径74mm、底径32mm、深さ25mmとなる収納凹部を成形し、底孔数9個、底孔数比率15%、面積率19%、底壁部の単位面積当たりの貫通孔の孔数1.12cm2、側孔数比率85%とした点である。
実施例1と同じように、貫通孔が形成されたポリスチレン系発泡シートを用いてトレーを熱成形により作製した。実施例1と相違する点は、表1に示すように、開口径74mm、底径32mm、深さ25mmとなる収納凹部を成形し、底孔数9個、底孔数比率15%、面積率19%、底壁部の単位面積当たりの貫通孔の孔数1.12cm2、側孔数比率85%とした点である。
<排水性評価>
実施例1〜6および比較例1,2のトレーを、図5および6に示すような紙製の収納箱(外装用ダンボール箱)内に詰め、各トレーの収納凹部に水を2cc垂らした後、この収納凹部の大きさにあったトマトを置き、この状態を1時間〜2時間保持した。その後、トマトを取り出して、収納凹部の底壁部の水溜りの状況を目視で観察した。
実施例1〜6および比較例1,2のトレーを、図5および6に示すような紙製の収納箱(外装用ダンボール箱)内に詰め、各トレーの収納凹部に水を2cc垂らした後、この収納凹部の大きさにあったトマトを置き、この状態を1時間〜2時間保持した。その後、トマトを取り出して、収納凹部の底壁部の水溜りの状況を目視で観察した。
ここで、排水性評価において、各トレーの収納凹部に水を2cc垂らしたのは、外装用ダンボール箱内のトレーにトマトを詰めた後、これを保冷し、その後高温多湿の雰囲気下に放置した時、ひとつの収納凹部内(トマト表面を含む)に、結露水が約2cc発生したことによる。この結果を表1に示す。なお、表1に示す◎、○、×は、以下の内容を示している。
◎:1時間後、トレーの底壁部に水はなく排水され、収納箱に吸水されていた。
○:2時間後、トレーの底壁部に水はなく排水され、収納箱に吸水されていた。
×:2時間後、トレーの底壁部に水が残っており排水されていなかった。
◎:1時間後、トレーの底壁部に水はなく排水され、収納箱に吸水されていた。
○:2時間後、トレーの底壁部に水はなく排水され、収納箱に吸水されていた。
×:2時間後、トレーの底壁部に水が残っており排水されていなかった。
<通気性評価>
トレーの収納凹部に内の通気性を確保するためには側壁部に均一に所定の割合で貫通孔が形成されていることが好ましい。底壁部に多数の貫通孔が形成されていても、底壁部が収納箱に当接し、底壁部の貫通孔が塞がれるため、側壁部に多数の貫通孔が形成されている方が、通気性が良いトレーといえる。
トレーの収納凹部に内の通気性を確保するためには側壁部に均一に所定の割合で貫通孔が形成されていることが好ましい。底壁部に多数の貫通孔が形成されていても、底壁部が収納箱に当接し、底壁部の貫通孔が塞がれるため、側壁部に多数の貫通孔が形成されている方が、通気性が良いトレーといえる。
そこで、考案者らの経験から、実施例1〜6および比較例1,2のトレーに対して、側孔数比率が40%以上のトレーを通気性が良いトレーとし、表1に○を記し、側孔数比率が40%未満のトレーを通気性が悪いトレーとし、表1に×を記した。
<緩衝性・剛性評価>
収納箱(外装用ダンボール箱)に詰めた状態で、実施例1〜6および比較例1,2のトレーの収納凹部にトマトを収納し、この状態から各トレーの緩衝性および剛性の評価を行った。この結果を表1に示す。表1に示す○、×は以下の内容を示している。
○:トマトをトレーに収納したが隣り合うトマト同士の接触もなくトレー緩衝性、剛性共に問題なかった。
×:トマトをトレーに収納して軽くトレーを揺らすと強度が弱く隣り合うトマト同士が接触することがあった。
収納箱(外装用ダンボール箱)に詰めた状態で、実施例1〜6および比較例1,2のトレーの収納凹部にトマトを収納し、この状態から各トレーの緩衝性および剛性の評価を行った。この結果を表1に示す。表1に示す○、×は以下の内容を示している。
○:トマトをトレーに収納したが隣り合うトマト同士の接触もなくトレー緩衝性、剛性共に問題なかった。
×:トマトをトレーに収納して軽くトレーを揺らすと強度が弱く隣り合うトマト同士が接触することがあった。
なお、表1では、排水性評価、通気性評価、緩衝性・剛性評価のいずれか1項目に×がある場合には、総合評価を×とし、いずれの項目にも×がなく、かつ、排水性評価の項目に◎がある場合には、総合評価を◎とし、それ以外の場合は、総合評価を○とした。
(結果1:底孔数比率について)
表1に示すように、実施例1〜6に係るトレーでは、排水性評価、通気性評価、および緩衝性・剛性評価いずれの項目も、良好であった。また、実施例1〜6に係るトレーでは、収納凹部の底壁部が収納箱の底部に接触していると、トレーの裏面側の底壁部の貫通孔付近において、表面張力で留まっている水も、紙製の収納箱の底部に積極的に吸水されたことがわかった。
表1に示すように、実施例1〜6に係るトレーでは、排水性評価、通気性評価、および緩衝性・剛性評価いずれの項目も、良好であった。また、実施例1〜6に係るトレーでは、収納凹部の底壁部が収納箱の底部に接触していると、トレーの裏面側の底壁部の貫通孔付近において、表面張力で留まっている水も、紙製の収納箱の底部に積極的に吸水されたことがわかった。
比較例1に係るトレーでは、排水性評価は良好であったが、側壁部が比較的垂直になっているので厚みが薄くなってその強度低下し、トレーの緩衝性・剛性に問題があった。さらに、比較例1に係るトレーの側孔数比率は38%(40%未満)であるので、通気性が良いトレーとは言い難い。また、比較例2に係るトレーの底孔数比率は15%であり、底孔数比率が低いため、排水性評価では2時間後には一部の収納凹部に水が残っており、排水性評価は良好ではなかった。
以上のことから、実施例1〜6に係るトレーの底孔数比率の結果から、底孔数比率が17%以上である場合(実施例6参照)には、トレーの収納凹部の排水性を確保することができると考えられる。一方、トレーの通気性の観点から、収納凹部の底孔数比率が60%以下であれば、側孔数比率が40%以上となるため、収納凹部の通気性を確保することができると考えられる。さらに、実施例1〜6に係るトレーでは、底孔数は5個以上確保されているので、底孔数が3個以上の条件を満たすため、底孔数が足りないことによる排水性の低下はないと考えられる。
(結果2:面積率と底壁部の単位面積当たりの孔数について)
さらに、実施例1〜3に係るトレーの排水性評価では1時間後には各収納凹部の水はすべて排水され、収納箱の底部に吸水されていた。実施例4〜6に係るトレーの排水性評価では、1時間後には一部の収納凹部に水が残っていたが、2時間後には各収納凹部の水はすべて排水され、収納箱の底部に吸水されていた。また、表1には示していないが、実施例4に係るトレーは、実施例5および6に係るトレーよりも若干排水性が高かった。
さらに、実施例1〜3に係るトレーの排水性評価では1時間後には各収納凹部の水はすべて排水され、収納箱の底部に吸水されていた。実施例4〜6に係るトレーの排水性評価では、1時間後には一部の収納凹部に水が残っていたが、2時間後には各収納凹部の水はすべて排水され、収納箱の底部に吸水されていた。また、表1には示していないが、実施例4に係るトレーは、実施例5および6に係るトレーよりも若干排水性が高かった。
実施例1〜4に係るトレーでは、所定の面積率の範囲(上述した実施形態で示した底面積SB/収納壁部の面積STが45%以上の範囲)を満たしており、実施例5および6に係るトレーの面積率よりも大きい。これにより、実施例1〜4に係るトレーでは、実施例5および6に係るトレーよりも、底壁部が収納箱の底部に接触する面積が大きくなったことで、トレーの収納凹部に溜った水分の排水性が高くなったと考えられる。
実施例1〜4に係るトレーでは、所定の面積率の範囲(上述した実施形態で示した底面積SB/収納壁部の面積STが75%以下の範囲)を満たしており、比較例1に係るトレーの面積率よりも小さい。これにより、結果1で示したように、実施例1〜4に係るトレーでは、比較例1に係るトレーとは異なり、側壁部の肉厚を確保することができ、安定した強度を確保することができたと考えられる。
さらに、実施例1〜3に係るトレーでは、底壁部の単位面積当たりの孔数が、上述した実施形態で示した0.4個/cm2から3個/cm2の範囲を満たすので、実施例4〜6に係るトレーよりも排水性が高かったと考えられる。
以上、本考案の実施形態について詳述したが、本考案は、前記の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
本実施形態では、安価に製造できる観点から、青果物用トレーの全面に貫通孔を形成したが、青果物用トレーの収納凹部にのみ、上述した範囲で貫通孔を形成してもよい。
本考案の青果物用トレーは、トマト、リンゴ、梨、桃等の各種青果物の収穫、選別、出荷、輸送等に用いる青果物用トレー、特には青果物収穫用として好適に利用できる。
1…青果物用トレー、10…青果物包装材、11…トレー外周縁部、12…収納凹部、13…収納壁部、14…底壁部、14a…周縁部、15…側壁部、15a…開口部、16…貫通孔、20…収納箱、T…青果物
Claims (4)
- 青果物を収納するための複数の収納凹部が形成された青果物用トレーであって、
前記各収納凹部は収納壁部により形成されており、
前記青果物用トレーのうち少なくとも前記収納壁部には、複数の貫通孔が形成されており、
前記各収納凹部を形成する収納壁部のうち前記収納凹部の底部を形成する底壁部の貫通孔の孔数である底孔数は、少なくとも3個以上であり、前記収納壁部の貫通孔の孔数に対して、17%から60%の範囲にあることを特徴とする青果物用トレー。 - 前記底壁部を前記収納凹部の深さ方向に直交する平面に投影した投影領域の底面積は、前記収納壁部を前記平面に投影した投影領域の面積に対して45%から75%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の青果物用トレー。
- 前記底壁部の周縁部およびその近傍に、前記貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の青果物用トレー。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の青果物用トレーと、
前記青果物用トレーの底壁部に接触した状態で、前記青果物用トレーを収納する紙製の収納箱と、を備えた青果物包装材。
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