JP2011143929A - 果物用包装装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】果物を載置収納するトレーと、該トレーを収納して施蓋する透明パック11とを備えるとともに、透明パックが、容器本体部13と、カバー部15と、容器本体部13とカバー部15を折り曲げ可能に連結しているヒンジ部16とを一体に有し、かつ、容器側開口部とカバー部側開口部の全体が容器本体部13及びカバー部15に張設された伸縮性フィルムシート17で覆われて成る果物用包装装置であって、果物を載置収納したトレーが伸縮性フィルムシート17上から容器本体部13内に装填されるとともに、カバー部15側に張設された伸縮フィルムシート17をトレーと共に装填された果物上に圧接してカバー部15を容器本体部13に施蓋し、容器本体部側の伸縮性フィルム17と前記カバー部側の伸縮性フィルム17とにより果物とトレーの動きを抑止する果物用包装装置。
【選択図】図4
Description
の上を薄いセロハンフィルム(図示せず)で覆っている(例えば、特許文献1,2参照)
。
本体部と、カバー部側開口部を有して箱状に形成されたカバー部と、前記容器本体部と前記カバー部を折り曲げ可能に連結しているヒンジ部とを一体に有し、かつ、前記容器側開口部と前記カバー部側開口部の全体が前記容器本体部及び前記カバー部に張設された伸縮性フィルムシートで覆われて成る果物用包装装置であって、前記果物を載置収納した前記トレーが前記伸縮性フィルムシート上から前記容器本体部内に装填されるとともに、前記カバー部側に張設された伸縮フィルムシートを該トレーと共に装填された果物上に圧接して前記カバー部を前記容器本体部に施蓋し、前記容器本体部側の伸縮性フィルムと前記カバー部側の伸縮性フィルムとにより前記果物と前記トレーの動きを抑止する果物用包装装置を提供する。
1の使用により該イチゴとトレー5の動き抑止すると同時に外部からの振動も吸収できるようにしたものである。その具体的な構造を、以下、順に説明する。
はイチゴ3,3…の外面形状に倣う略カップ状に湾曲形成されている。なお、本実施例では、収納凹部7,7…は3行4列とする合計12個配設されている。また、トレー5は、イチゴ3,3…の種類若しくはサイズに応じて、最適なものに容易に取り替えることができる。
る。該透明パック11は、容器側開口部12を有して方形の箱状に形成された容器本体部13と、カバー部側開口部14を有して方形の箱状に形成された容器本体部施蓋用のカバー部15と、該カバー部15の解放時、該容器側開口部12とカバー部側開口部14がそれぞれ同じ方向を向くようにして該容器本体部13と該カバー部15の間を開閉可能に連結している折り曲げ可能なヒンジ部16とを一体に成形してなる。
側開口部12及び前記フランジ片13aと前記カバー部側開口部14及び前記フランジ片15aの全体を覆うようにして、1枚の伸縮性フィルムシート17が張設されている。
ル状若しくはリブ状に形成された単数または複数本の補強用の突起部(突条部)18が適宜の間隔を有して設けられている。図示の実施例で突起部18の個数は2本とされ、該突起部18,18は容器本体部13の縦方向(長手方向)と平行に延伸している。
んで対抗する位置にそれぞれ設けられている。なお、該通気用凹溝19は、図6に示すように、断面凹曲面状に形成されている。そして、該通気用凹溝19,19の部分では、前
記伸縮性フィルムシート17はフランジ片13aから離れ、該伸縮性フィルムシート17とフランジ片13aとの間に隙間26を画成した状態になっており、この隙間26と対応する伸縮性フィルムシート17の部分が、該隙間26内へ逃げて揺動できるようになっている。
、図示の実施例では、係合スリット20は4個とされ、横方向のフランジ片13aにそれぞれ1個ずつ、ヒンジ部16で連結されていない縦方向のフランジ片13aに2個設けている。
蓋できるように平面視が該容器本体部13とほぼ同じ大きさで形成され、また、深さもほぼ同じ大きさで形成されている。さらに、カバー部15のフランジ片15aには、図3に示すように、単数または複数個の舌状をした被ロック片21が設けられている。該被ロック片21は、伸縮性フィルムシート17と共に半抜き加工して形成され、また、該カバー部15を前記容器本体部13に施蓋したとき、該容器本体部13の係合スリット20とそれぞれ対応する位置に設けられている。すなわち、図示の実施例で係被ロック片21,2
1…は、該容器本体部13の係合スリット20に対応して4個とされ、横方向のフランジ片15aにそれぞれ1個ずつ、ヒンジ部16で連結されていない縦方向のフランジ片15aに2個設けられている。
作用を発生させる。なお、図1,図3〜図5では、説明の都合上、該伸縮フィルムシート
17の厚みを拡大して図示している。
13側の係合スリット20にそれぞれ挿入係合して、解除可能にロックする。これにより、図1に示すように、イチゴ3,3…の上側がカバー部15で施蓋され、イチゴ3,3…の上側表面に伸縮性フィルムシート17が弾性的に接触する。これにより、トレー5にセットされたイチゴ3,3…は、トレー5と共に上下方向から伸縮フィルムシート17,17により押さえられ、透明パック11内に浮いた状態で拘束されて動きが抑止される。
イチゴ3,3…がトレー5と共に上下方向から伸縮フィルムシート17,17で拘束されて動きが抑止され、安定した状態で保持される。よって、輸送時に透明パック118に振動や衝撃が生じても、伸縮フィルムシート17,17がクッションとなり、イチゴ3,3…
の動きを抑止するので、イチゴ3,3…同士が接触する恐れがなくなる。
度を確保することができる。
3 イチゴ
5 トレー
7 収納凹部
11 包装容器(透明パック)
12 容器側開口部
13 容器本体部
13a フランジ片
14 カバー部側開口部
14a フランジ片
15 カバー部
16 ヒンジ部
17 伸縮性フィルムシート
18 突起部
19 通気用凹溝
20 係合スリット
21 被ロック片
26 隙間
S1,S2 閉塞空間部
Claims (2)
- 果物を載置収納する収納凹部が複数形成されたトレーと、該トレーを収納して施蓋する包装容器とを備えるとともに、前記包装容器が、容器側開口部を有して箱状に形成された容器本体部と、カバー部側開口部を有して箱状に形成されたカバー部と、前記容器本体部と前記カバー部を折り曲げ可能に連結しているヒンジ部とを一体に有し、かつ、前記容器側開口部と前記カバー部側開口部の全体が前記容器本体部及び前記カバー部に張設された伸縮性フィルムシートで覆われて成る果物用包装装置であって、
前記果物を載置収納した前記トレーが前記伸縮性フィルムシート上から前記容器本体部内に装填されるとともに、前記カバー部側に張設された伸縮フィルムシートを該トレーと共に装填された果物上に圧接して前記カバー部を前記容器本体部に施蓋し、前記容器本体部側の伸縮性フィルムと前記カバー部側の伸縮性フィルムとにより前記果物と前記トレーの動きを抑止することを特徴とする果物用包装装置。 - 上記容器本体部及び上記カバー部は、上記容器側開口部及び上記カバー部側開口部から外方に延びるフランジ片をそれぞれ一体に有し、かつ、該上記容器本体部と上記カバー部の少なくとも一方の該フランジ片に、該フランジ片の外周端から前記容器本体部または前記カバー部内まで延びる通気用凹溝を設けていることを特徴とする請求項1記載の果物用包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003967A JP2011143929A (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 果物用包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010003967A JP2011143929A (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 果物用包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011143929A true JP2011143929A (ja) | 2011-07-28 |
Family
ID=44459160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010003967A Pending JP2011143929A (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 果物用包装装置 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017047968A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | トーホー工業株式会社 | 果実輸送箱 |
CN109969529A (zh) * | 2019-05-06 | 2019-07-05 | 武昌工学院 | 一种防震鸡蛋包装盒机构及其包装方法 |
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JP2004314982A (ja) * | 2003-04-11 | 2004-11-11 | Taiyo Kogyo Co Ltd | 苺ケース |
-
2010
- 2010-01-12 JP JP2010003967A patent/JP2011143929A/ja active Pending
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