JP2007055186A - 重連印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる搬送動作の印刷装置を重連し、正常に印刷する。
【解決手段】 第一印刷装置12と第二印刷装置14とで異なる印刷装置を用いる場合は、基本搬送動作が各々印刷装置毎に異なるので、基本搬送動作のままでは正常に連続紙28を搬送できない。したがって、このような場合、制御装置32は、第一印刷装置12及び第二印刷装置14のいずれか一方の装置の搬送動作に、他方の搬送動作を合わせる指示を送る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、重連印刷システムに関する。
印刷装置を2台重連して連続紙に印刷する重連印刷システムが一般的に知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)。
さて、連続紙を印刷する印刷装置には、モノクロ印刷装置、フルカラー印刷装置、両面印刷装置等の様々な種類がある。顧客の要望を満足する為に、異なった種類の印刷装置を組み合わせたいケースが考えられる。しかし、異なる種類の印刷装置は、装置毎に装置固有の機能を満足させるため、各々固有の搬送動作を行っている。
例えば、フルカラー印刷装置の場合、印刷停止時に各色の色重ねを完了させなければならないため、印刷停止時のオーバーラン量が多い。更に、オーバーランした後、バックフィードしないので、次の印刷開始時に空白区間が入る。
また、両面印刷装置は、印刷停止時に定着まで完了させなければならないため、やはり印刷停止時のオーバーラン量が多い。しかし、オーバーランした後、バックフィードするので、次の印刷開始時に空白区間は入らない。
更に、フルカラー印刷装置及び両面印刷装置は、モノクロ印刷装置に比べて、より高い印刷位置精度が要求されるため、一般的に搬送速度が遅い。
このように搬送動作が各々異なる印刷装置をそのまま重連しても、正常に印刷することはできない。
特開平07−237336号公報 特開2003−266825号公報 特開2004−233705号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、異なる搬送動作の印刷装置を重連し、正常に印刷することを目的とする。
請求項1に記載の重連印刷システムは、複数の印刷装置を重連して連続紙に印刷する重連印刷システムにおいて、当該重連印刷システムが、搬送動作が異なる印刷装置で構成された場合、いずれか一つの印刷装置の連続紙の搬送動作に、他の印刷装置の連続紙の搬送動作を合わせることを特徴としている。
請求項1に記載の重連印刷システムは、搬送動作が異なる印刷装置で構成された場合であっても、いずれか一つの印刷装置の連続紙の搬送動作に、他の印刷装置の連続紙の搬送動作を合わせるので、正常に印刷できる。
請求項2に記載の重連印刷システムは、請求項1に記載の構成において、最も遅い連続紙の搬送速度の印刷装置の搬送速度に、他の印刷装置の連続紙搬送速度を合わせることを特徴としている。
請求項2に記載の重連印刷システムは、搬送速度が異なる印刷装置が重連されても、最も遅い連続紙の搬送速度の印刷装置の搬送速度に、他の印刷装置の連続紙の搬送速度を合わせるので、搬送速度差により連続紙が切れたり弛んだりすること無く、正常に印刷できる。
請求項3に記載の重連印刷システムは、請求項1、又は請求項2に記載の構成において、印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置のオーバーラン量に、他の印刷装置の連続紙のオーバーラン量を合わせることを特徴としている。
請求項3に記載の重連印刷システムは、印刷停止時の連続紙のオーバーラン量が異なる印刷装置が重連されていても、印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置のオーバーラン量に、他の印刷装置の連続紙のオーバーラン量を合わせるので、連続紙が弛んだりすること無く、正常に印刷できる。
請求項4に記載の重連印刷システムは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の構成において、印刷停止時の連続紙のフィードバック量の最も多い印刷装置のフィードバック量に、他の印刷装置の連続紙のフィードバック量を合わせることを特徴としている。
請求項4に記載の重連印刷システムは、印刷停止時の連続紙のフィードバック量が異なる印刷装置が重連されていても、印刷停止時の連続紙のフィードバック量の最も多い印刷装置のフィードバック量に、他の印刷装置の連続紙のフィードバック量を合わせるので、連続紙が弛んだり切れたりすること無く、正常に印刷できる。
請求項5に記載の重連印刷システムは、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の構成において、上流側にある印刷装置で印刷停止時に発生した空白区間には、下流側の印刷装置では印刷しないことを特徴とする
請求項5に記載の重連印刷システムは、上流側にある印刷装置で印刷停止時に空白区間が発生しても、上流側で発生した空白区間には、下流側の印刷装置では印刷しないので、例えば、印刷にズレが生じない。
請求項6に記載の重連印刷システムは、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の構成において、印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置、印刷停止時のフィードバック量の多い印刷装置、空白区間が最も多い印刷装置、のうちいずれか一つを、最上流に配置したことを特徴としている。
請求項6に記載の重連印刷システムは、印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置、印刷停止時のフィードバック量の多い印刷装置、空白区間が最も多い印刷装置、のうちいずれか一つを、最上流に配置しているので、制御が容易である。
以上説明したように本発明によれば、異なる搬送動作の印刷装置を重連しても、いずれか一つの印刷装置の連続紙の搬送動作に、他の印刷装置の連続紙の搬送動作を合わせるので、正常に印刷することができる。
図1は、重連印刷システム10の構成を示している。重連印刷システム10は、上流側の第一印刷装置12と下流側の第二印刷装置14とを備えている。また、重連印刷システム10全体を制御する共に、印刷する印刷情報を第一印刷装置12と第二印刷装置14とに送る制御装置32を備えている。第一印刷装置12と第二印刷装置14は送られてきた、この印刷情報に基づいて、且つ印刷位置の同期を取って連続紙28に印刷を行なう。
第一印刷装置12の上流側には、連続紙供給装置18を備えている。この連続紙供給装置18は、数万〜十数万枚分の連続紙28を装着すると共に、装着した連続紙28を第一印刷装置12に供給する。
第一印刷装置12の下流側には、バッファ装置90が配置されている。バッファ装置90は、図2に示すように、3本のロール92,94,96に連続紙28が巻きかけられている。そして、中央のロール96が点線で示すように、上下に移動することで、第一印刷装置12と第二印刷装置14とで搬送速度が微妙に異なっても、連続紙28が引っ張られて切れたり、或いは、連続紙28が弛んで折れ曲がったりする不具合を防止している。
図1に示すように、バッファ装置90の下流側には、補助搬送ユニット98が配置され搬送を補助している。更に、補助搬送ユニット98の下流側には、ターンバー装置80が備えられている。ターンバー装置80は、重連印刷システム10全体で構成するL字状の角部に配置される。
ターンバー装置80は、第一印刷装置12から送られてきた連続紙28の進行方向に対して角度が略45度に配置されたターンバー86を備えている。そして、連続紙28を、このターンバー86に巻き掛けることにより、連続紙28の表裏を裏返すと共に、直交する方向、すなわち、第二印刷装置14へと方向を変換して搬出する。
下流側の第二印刷装置14の下流側には、連続紙28を裁断してスタックしていく後処理装置22が配置されている。
さて、第一印刷装置12、第二印刷装置14には、モノクロ印刷装置100(図4参照)、両面印刷装置200(図5参照)、フルカラー印刷装置300(図6参照)のうち、いずれかが用いられる。
よって、次に、モノクロ印刷装置100、両面印刷装置200、フルカラー印刷装置300の概略構成と印刷プロセスについて、順番に説明していく。
まず、モノクロ印刷装置100について説明する。
図4に示すように、回転する感光体112が、帯電装置114により一様に帯電された後、LEDユニット116により露光される。これによって、感光体112に画像に応じた静電潜像が形成される。感光体112に形成された静電潜像は、現像器118により現像されトナー像となる。
一方、装置上流側から送られてきた連続紙28は、トラクタ搬送機構60によって搬送され、転写装置120により感光体112表面のトナー像が連続紙28に転写される。
図3に示すように、トラクタ搬送機構60は、連続紙28の搬送方向前後に配置された2つのローラ160、162に巻き掛けられた駆動ベルト64を備えている。この駆動ベルト64は、連続紙28の幅方向両端部(図の手前側と奥側)にそれぞれ配設されている。各ローラ160、162は、支持体66に回転可能に支持されており、モータ68でローラ62を回転することにより駆動ベルト64が周回移動する。
駆動ベルト64の表面には、連続紙28の側縁部に形成されたトラクタ孔73に係合する複数のトラクタピン74が等間隔で立設されている。そして、駆動ベルト64の周回移動により、トラクタピン74が連続紙28のトラクタ孔73に係合し、連続紙28を搬送する。
さて、図4に示すように、トナー像が転写された連続紙28は、定着装置122へ搬送され、トナー像が連続紙28の片面に定着する。トナー像が定着した連続紙28は、排紙ローラ124によって装置外に排紙される。
モノクロ印刷装置100は、印刷停止操作後、1インチ、オーバーランした後、逆転し2インチ、フィードバック搬送を行なう。一方、印刷開始は、搬送が安定する1インチ搬送後に印刷を開始する。また、このため連続紙28には、印刷が行われていない空白区間は生じない。
なお、連続紙28の搬送速度は300フィート/分である。しかし、300フィート/分以下の搬送速度で搬送し正常に印刷することも可能である。更に、転写装置120より上流側に設けられた検知センサー99で連続紙28に形成されたマークを読み取り、このマークを検知後、所定のタイミング(但し、1インチ搬送以降)で印刷を開始することも可能である。また、印字停止後のオーバーラン量も1インチ以上とすることも可能である。更に、2インチ以上にわたってフィードバック搬送することも可能であるし、フィードバック搬送しないことも可能である。
なお、モノクロとは単色のことであり、現像器118に充填するトナーの色によって、黒色、青色、黄色、赤色、橙色等の任意の色を一色のみ印刷可能である。
つぎに、両面印刷装置200について、図5を用いて説明する。
モノクロ印刷装置100で説明した同様のプロセスにより、上流側の感光体212、下流側の感光体213に対して、帯電装置214,215による帯電,LEDユニット216,217による露光、現像器218,219による現像を行い、それぞれにトナー像を形成する。
装置上流側から送られてきた連続紙28が、トラクタ搬送機構60によって、転写装置220に搬送され、感光体212のトナー像が連続紙28の一方の面に転写される。更に、転写装置221に搬送され、感光体213のトナー像が連続紙28の今度は他方の面に転写される。
両面にトナー像が転写された連続紙28は、定着装置222,223へ搬送され、トナー像が連続紙28の両面に定着する。両面にトナー像が定着した連続紙28は、排紙ローラ224によって装置外に排紙される。
さて、両面印刷装置200は、印刷停止操作後、38.5インチ、オーバーランさせて、両面の未定着のトナー像を定着装置222,223に通過させて定着を完了させた後、逆転し44.5インチ、フィードバック搬送を行なう。一方、印刷開始は、6インチ搬送後に印刷を開始する。また、このため、連続紙28には、印刷が行われていない空白区間は生じない。
なお、連続紙28の搬送速度は115フィート/分である。しかし、115フィート/分以下の搬送速度で搬送し正常に印刷することも可能である。更に、転写装置220より上流側に設けられた検知センサー99で連続紙28に形成されたマークを読み取り、このマークを検知後、所定のタイミング(但し、6インチ以降)で印刷を開始することも可能である。また、印字停止後のオーバーラン量も38.5インチ以上とすることも可能である。更に、フィードバック搬送しないことも可能である。
なお、現像器218,219に充填するトナーの色によって、黒色、青色、黄色、赤色、橙色等の任意の色を印刷可能である。また、上流側の現像器218と下流側の現像器219とで同じ色のトナーを充填すると一方の面と他方の面とを同じ色で印刷することになる。上流側の現像器218と下流側の現像器219とで異なる色のトナーを充填すると一方の面と他方の面とで異なる色を印刷することになる。
つぎに、フルカラー印刷装置300について、図6を用いて説明する。
モノクロ印刷装置100で説明した同様のプロセスにより、帯電装置322,324,326,328による帯電,LEDユニット332,334,336,338による露光、現像器342,344,346,348による現像を行い、感光体312にはシアン、感光体314にはマゼンタ、感光体316にはイエロー、感光体318にはブラックの各色トナー像をそれぞれ形成する。
装置上流側から送られてきた連続紙28は、ローラ対364で把持搬送され、転写装置352,354,356,358に搬送される。そして、各感光体312,314,316,318の各色トナー像が連続紙28に順次転写されて重ね合わされ、フルカラートナー像となる。連続紙28は定着装置360へ搬送され、フルカラートナー像が連続紙28の片面に定着する。トナー像が定着した連続紙28は、排紙ローラ362によって装置外に排紙される。なお、フルカラー印刷装置300は、トラクタ搬送機構60は備えていない。
さて、フルカラー印刷装置300は、印刷停止操作後、連続紙28の各色トナー像を全て転写して重ね合わしてフルカラートナー像とし、更にこのフルカラートナー像の連続紙28への定着が完了するように、150インチ、オーバーランさせる。なお、フィードバック搬送は行なわないし、行なうこともできない。
また、印刷開始は、各色の色重ねを正確に行なう必要があるので、所定の色合わせ調整後に印刷を開始する。このため、印刷されていない空白区間が生じる。また、印刷調整完了後の印刷開始の際、所定のマークを連続紙に印刷する。なお、連続紙28の搬送速度は225フィート/分である。
なお、いままで説明した、モノクロ印刷装置100、両面印刷装置200、フルカラー印刷装置300の搬送動作は、各装置単体で印刷するときの搬送動作である。また、以降、この各装置単体で印刷するときの搬送動作や搬送仕様を、基本搬送動作、基本搬送仕様と記すことがある。また、これらをまとめたものが図12の表である。
さて、図1に示す、第一印刷装置12と第二印刷装置14に同じ印刷装置(モノクロ印刷装置100、両面印刷装置200、フルカラー印刷装置300)を用いる場合は、連続紙28の基本搬送動作は同一であるので、重連しても連続紙28の基本搬送動作のまま印刷すればよい。(印刷開始は、下流側の印刷装置は上流側で印刷された印刷位置と同期をとる必要はある)。
しかし、第一印刷装置12と第二印刷装置14とで異なる印刷装置を用いる場合は、基本搬送動作が各々印刷装置毎に異なるので、基本搬送動作のままでは正常に連続紙28を搬送できない。
したがって、このような場合、制御装置32は、第一印刷装置12及び第二印刷装置14のいずれか一方の装置の搬送動作に、他方の搬送動作を合わせる指示を送る。
以下に、具体的に説明していく。
なお、図2に示すバッファ装置90は、第一印刷装置12と第二印刷装置14とで搬送速度が微妙に異なること等に対して対応するものであり、印刷装置の種類が異なることによる搬送動作の大幅な違いに対応するものではない。
「実施例1」
図7に示すように、実施例1の重連印刷システム500は、第一印刷装置12にフルカラー印刷装置300を用い連続紙28の表面(おもてめん)28Aにフルカラー画像を印刷した後、第二印刷装置14にモノクロ印刷装置100を用い連続紙28の裏面(うらめん)28Bに単色画像を印刷する。
つぎに、操作手順について説明する。
まず、制御装置32に各種情報を入力する。例えば、当該システムは印刷装置を重連したシステムであるか否か、第一印刷装置12,第二印刷装置14に用いる印刷装置の種類(本実施例では、第一印刷装置12はフルカラー印刷装置300であり、第二印刷装置14はモノクロ印刷装置100である)、装置間距離(連続紙供給装置18と第一印刷装置12との距離、第一印刷装置12と第二印刷装置14との距離、第二印刷装置14と後処理装置22との距離など)、及びその他必要な情報を入力する。
なお、制御装置32は、印刷装置の種類毎の基本搬送仕様(搬送速度、印刷停止時のオーバーラン量、印刷開始時のフィードバック量、空白区間量など)が予め記憶されており、印刷装置の種類を入力することで基本搬送仕様を読み出して参照することができる。
各種情報の入力が完了後、重連印刷システム500に連続紙28を装着する。装着後、オートロード等を行い、連続紙28のスキューや緩みを取り除いた後、印刷を開始する。なお、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)の印刷開始位置は、上流側の第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)で印刷された画像と同期をとるため、通常の1インチ搬送後でなく、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)によって形成されたマークを検出し、その結果に基づいて印刷開始位置を決定するように、制御装置32が指示を行なう。
さらに、制御装置32は、最も搬送速度が遅い印刷装置の搬送速度に、その他の印刷装置の搬送速度を合わせる指示を行なう。すなわち、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)の搬送速度を、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)の搬送速度(225フィート/分)に合わせる指示を行なう。(第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)の搬送速度を300フィート/分を225フィート/分にする)。具体的には、図8のフローチャートに示すように行なう。
まず、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に行なう指示について説明する。
ステップ510で、重連構成であるか否かを判断する。重連構成であるので、ステップ512に進む。ステップ512では同一装置の重連であるか否かを判断する。同一装置でないので、ステップ514に進む。ステップ514では当該装置が最も遅い連続紙28の搬送速度であるかを判断する。最も遅い搬送速度であるのでステップ516に進む。ステップ516では通常の基本搬送動作どおりの搬送速度で搬送するように第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に指示を行なう。
つぎに、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に行なう指示について説明する。
ステップ514までは同様であるので省略する。ステップ514では当該装置が最も遅い連続紙28の搬送速度あるか否かを判断する。最も遅い搬送速度でないので、ステップ518に進む。ステップ518では、最も搬送速度が遅い印刷装置(本実施形態では第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)の搬送速度(225フィート/分)で搬送するように第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に指示を行なう。
また更に、印刷停止時においては、制御装置32は、最もオーバーラン量が多い印刷装置のオーバーラン量にその他の装置のオーバーラン量を合わせる指示を送る。すなわち、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)のオーバーラン量を、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)のオーバーラン量・150インチに合わせるように指示を行なう。(第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)のオーバーラン量を1インチから150インチとする)。具体的には、図9のフローチャートに示すように行なう。
まず、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に行なう指示について説明する。
ステップ520で、重連構成であるか否かを判断する。重連構成であるので、ステップ522に進む。ステップ522では同一装置の重連であるか否かを判断する。同一装置でないので、ステップ524に進む。ステップ524では、当該装置が最もオーバーラン量が多い装置であるか否かを判断する。最もオーバーラン量が多いのでステップ526に進む。ステップ526では通常の基本搬送動作どおりの搬送速度で搬送するように第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に指示を行なう。
つぎに、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に行なう指示について説明する。
ステップ524までは同様であるので省略する。ステップ524では当該装置が最もオーバーラン量であるか否かを判断する。最もバーラン量が多くないので、ステップ528に進む。ステップ528では、最もオーバーラン量が多い印刷装置(本実施形態では第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)のオーバーラン量に合わせるように第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に指示を行なう。
なお、このとき第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)は、このオーバラン分も印刷する。また、連続紙28の搬送の安定性を確保するため、印刷停止後、2インチのフィードバック搬送は行なう。この2インチのフィードバック搬送は僅かであるので、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)がフィードバック搬送を行なわなくても、問題は生じない。
また、ページ単位で印刷を行なう場合、150インチに近いページ数分印刷して停止する。そして、紙送り量の若干の差分を、制御装置32がフィードバック量の増減等を指示し調整する。
さて、印刷停止時、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)はフィードバック搬送を行なわないので、オーバーラン分、すなわち150インチ分の、印刷されていない空白区間が生じる。よって、印刷再開時、制御装置32は、下流側の第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に対して、上流側で発生した150インチ分の空白区間には印刷しないように指示を行なう。具体的には、図10のフローチャートに示すように行なう。
まず、第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に行なう指示について説明する。
ステップ530で、重連構成であるか否かを判断する。重連構成であるので、ステップ532に進む。ステップ532では同一装置の重連であるか否かを判断する。同一装置でないので、ステップ534に進む。ステップ534では、当該装置より上流側に空白区間があるか否かを判断する。空白区間はないので、ステップ536に進む。ステップ536では通常の基本搬送動作どおりの印刷するように第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)に指示を行なう。
つぎに、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)に行なう指示について説明する。
ステップ534までは同様であるので省略する。ステップ534では、当該装置より上流側に空白区間があるか否かを判断する。空白区間があるので、ステップ538に進む。ステップ538では、空白区間には印刷しないように指示を送る。具体的には、本実施形態では、印刷停止時に第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)が印刷した150インチのオーバーラン分までは、印刷すべき印刷情報に基づいて印刷するが、その後の印刷開始位置は、空白区間分が終了したのち、印刷開始時に第一印刷装置12(フルカラー印刷装置300)が形成した所定のマークに基づいて印刷を行なう。
なお本実施例のように、印刷停止時の連続紙28のオーバーラン量の最も多い印刷装置、空白区間が最も多い印刷装置、すなわちフルカラー印刷装置300を、上流側に配置するほうが、制御は容易であるので好適である。
「実施例2」
図11に示すように、実施例2の重連印刷システム600は、第一印刷装置12に両面印刷装置200を用い連続紙28の表面(おもてめん)28Aと裏面(うらめん)28Bとにそれぞれ単色画像を形成した後、第二印刷装置14にモノクロ印刷装置100を用い連続紙28の裏面(うらめん)28Bに更に単色画像を形成する。
なお、裏面28Bに印刷する色は、第一印刷装置12(両面印刷装置200)と第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)とで異なる。例えば、第一印刷装置12(両面印刷装置200)では裏面28Bに橙色で印刷し、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)では黒色で印刷する。
また、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)で表面(おもてめん)28Aに印刷する構成としても良い。なお、その場合は、ターンバー装置80は必要ない。
また、最初に印刷を開始する際には、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)の印刷開始位置は、上流側の第一印刷装置12(両面印刷装置200)で印刷された画像と同期をとるため、通常の1インチ搬送後でなく、第一印刷装置12(両面印刷装置200)によって形成されたマークを検出し、その結果に基づいて印刷開始位置を決定する。
実施例1で説明したように、制御装置600は、最も遅い搬送速度の印刷装置に合わせるように、第一印刷装置12(両面印刷装置200)と第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)とに指示を行なう。具体的には、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)の搬送速度を、第一印刷装置12(両面印刷装置200)の搬送速度(115フィート/分)に合わせる。
また、印刷停止時においては、制御装置32は、最もオーバーラン量が多い印刷装置に合わせるように第一印刷装置12(両面印刷装置200)と第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)とに指示を行なう。具体的には、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)のオーバラン量を、第一印刷装置12(両面印刷装置200)のオーバーラン量に合わせる。
更に、フィードバック量も、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)のフィードバック量を、第一印刷装置12(両面印刷装置200)のフィードバック量に合わせる。
なお、第一印刷装置12(両面印刷装置200)、第二印刷装置14(モノクロ印刷装置100)共に、印刷停止時に空白区間は発生しないので、空白区間は考慮しなくてよい。
なお、本実施例のように、印刷停止時の連続紙28のオーバーラン量の最も多い印刷装置、フィードバック量の最も多い印刷装置、すなわち両面印刷装置200を、上流側に配置するほうが、制御は容易であるので好適である。
尚、本発明は上記の実施形態に限定さらない。
例えば、上記の実施形態では、第一印刷装置12と第二印刷装置14との二つを重連するシステム構成で説明したが、3つ以上印刷装置を重連するシステム構成であってもよい。
また、例えば、各印刷装置の印刷位置を決定するため、連続紙には予め所定のマークが印刷されていても良い。
本発明の実施形態に係る重連印刷システムを示す図である。 バッファ装置を示す図である。 トラクタ搬送機構の、(A)は斜視図であり、(B)は側面図である。 モノクロ印刷装置の概要構造を示す図である。 両面印刷装置の概要構造を示す図である。 フルカラー印刷装置の概要構造を示す図である。 実施例1の重連印刷システムの構成を示す図である。 搬送速度制御を説明するフローチャート図である。 印刷停止動作を説明するフローチャート図である。 印刷開始動作を説明するフローチャート図である。 実施例2の重連印刷システムの構成を示す図である。 基本搬送動作をまとめた表である。
符号の説明
10 重連印刷システム
28 連続紙
32 制御装置
100 モノクロ印刷装置(印刷装置)
200 両面印刷装置(印刷装置)
300 フルカラー印刷装置(印刷装置)
500 重連印刷システム
600 重連印刷システム

Claims (6)

  1. 複数の印刷装置を重連して連続紙に印刷する重連印刷システムにおいて、
    当該重連印刷システムが、搬送動作が異なる印刷装置で構成された場合、いずれか一つの印刷装置の連続紙の搬送動作に、他の印刷装置の連続紙の搬送動作を合わせることを特徴とする重連印刷システム。
  2. 最も遅い連続紙の搬送速度の印刷装置の搬送速度に、他の印刷装置の連続紙の搬送速度を合わせることを特徴とする請求項1に記載の重連印刷システム。
  3. 印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置のオーバーラン量に、他の印刷装置の連続紙のオーバーラン量を合わせることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の重連印刷システム。
  4. 印刷停止時の連続紙のフィードバック量の最も多い印刷装置のフィードバック量に、他の印刷装置の連続紙のフィードバック量を合わせることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の重連印刷システム。
  5. 上流側にある印刷装置で印刷停止時に発生した空白区間には、下流側の印刷装置では印刷しないようにすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の重連印刷システム。
  6. 印刷停止時の連続紙のオーバーラン量の最も多い印刷装置、印刷停止時のフィードバック量の多い印刷装置、空白区間が最も多い印刷装置、のうちいずれか一つを、最上流に配置したことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の重連印刷システム。
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