JP2007054186A - 複室容器及びそれに用いる採液器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時に第1の薬液と第2の薬液とを混合するときに、確実に混合することができ、しかも混合するため容器を押圧するような動作が不要な、取り扱いやすい複室容器及び採液器具が望まれている。
【解決手段】複室容器1の口栓4に挿入するための中空針6と、当該中空針6の基部に接続されるチューブ8とを備え、前記中空針6には、当該中空針6を前記口栓4に挿入して、前記口栓4の内部に設けられた複室どうしを隔てる分離膜91を破った状態で、前記複室容器のいずれかの室S1につながる第1の孔61と、前記複室容器の他の室S2につながる第2の孔62とが形成されている。
【選択図】 図3
【解決手段】複室容器1の口栓4に挿入するための中空針6と、当該中空針6の基部に接続されるチューブ8とを備え、前記中空針6には、当該中空針6を前記口栓4に挿入して、前記口栓4の内部に設けられた複室どうしを隔てる分離膜91を破った状態で、前記複室容器のいずれかの室S1につながる第1の孔61と、前記複室容器の他の室S2につながる第2の孔62とが形成されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、周縁部及び隔離部で区画された複数の薬液収容室を有する複室容器及び、当該複室容器から各薬液収容室に収容された液体を取り出す採液器具に関するものである。
人体等に供給される2種類以上の第1の薬液・第2の薬液を、混合変化を避けるために、隔離部により分離して容器に保存し、投与直前に容器を押圧して隔離部による分離を解除し、中空針で口栓を挿通して、第1の薬液、第2の薬液を混合して供給できる複室容器が知られている。
特開2004-344442号公報
特開2005-28036号公報
実開平6-41734号公報
実開昭57-117351号公報
このような複室容器を使用する場合、隔離部の解除を忘れて中空針で口栓を挿通すれば、口栓と直接連通する第1の薬液収容室の第1の薬液のみが投与されてしまうという医療事故を引き起こす可能性がある。
そこで、使用時に第1の薬液と第2の薬液とを混合するときに、確実に混合することができ、しかも混合するための容器を押圧するような動作が不要な、取り扱いやすい複室容器が望まれている。
そこで、使用時に第1の薬液と第2の薬液とを混合するときに、確実に混合することができ、しかも混合するための容器を押圧するような動作が不要な、取り扱いやすい複室容器が望まれている。
本発明は、使用前の必然的な操作のみで、第1の薬液と第2の薬液との混合が行える複室容器を提供することを目的とする。
本発明の複室容器は、互いに隔壁で分離された第1の薬液収容室及び第2の薬液収容室と、第1の薬液収容室及び第2の薬液収容室に連通する口栓とを備え、前記口栓の内部には、第1の薬液収容室につながる第1の室と、第2の薬液収容室につながる第2の室と、第1,第2の室どうしを隔てる分離膜と、第1の室又は第2の室を外部と隔てる外膜とが設けられ、前記分離膜は、前記外膜を通して挿入される中空針によって貫通可能な部位に配置されているものである。
この構造の複室容器では、中空針を、前記外膜を通して複室容器に挿入すると、(1)中空針の先端が第1の室に入り,中空針の中央部が第2の室に入る状態、又は(2)中空針の先端が第2の室に入り,中空針の中央部が第1の室に入る状態、が実現される。したがって、中空針の先端と中央部にそれぞれ孔を設けておけば、第1の薬液収容室及び第2の薬液収容室に入った液体を混合して、中空針から取り出すことができる。
本発明の採液器具は、複室容器の口栓に挿入するための中空針と、当該中空針の基部に接続されるチューブとを備え、前記中空針には、当該中空針を前記口栓に挿入して、前記口栓の内部に設けられた複室どうしを隔てる分離膜を破った状態で、前記複室容器のいずれかの室につながる第1の孔と、前記複室容器の他の室につながる第2の孔とが形成されているものである。
この構造の採液器具であれば、複室容器の口栓に挿入するだけの単純な操作で、前記複室容器の両室に収容されている液体を中空針に形成された各孔からチューブに導入することができる。
前記中空針には、中空針の直径よりも大きな直径を有し、複室容器から導出された複数種類の液体を混合するための混合室が形成されていてもよい。この混合室を利用すれば、複数種類の液体を効率よく混合することができる。また、混合室の直径が中空針の直径よりも大きなため、この中空針を口栓に挿入するときの挿入深さを規定することができる。
前記中空針には、中空針の直径よりも大きな直径を有し、複室容器から導出された複数種類の液体を混合するための混合室が形成されていてもよい。この混合室を利用すれば、複数種類の液体を効率よく混合することができる。また、混合室の直径が中空針の直径よりも大きなため、この中空針を口栓に挿入するときの挿入深さを規定することができる。
前記中空針と前記チューブとの間、又は前記チューブに、混合室を配置しても良い。
以上のように、本発明によれば、使用者は、中空針を口栓に差し込むという複室容器の使用時に必ず行う操作だけで、二種類の液体を確実に合流させて、混合された状態でチューブに供給することができる。したがって、隔離部の解除といった力を要する操作は必要なく、隔離部の解除忘れといった事故も防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の複室容器としての二室式バッグ1の概略正面図である。
この二室式バッグ1は、医療用として許可されたプラスチック(ポリマー、エラストマーを含む)のフィルムを2枚重ねて融着することにより形成され、第1の薬液収容室S1と、第2の薬液収容室S2と、両室を取り囲む周縁部3とを有している。両室の間には、周縁部3の延長である隔離部31が存在している。
図1は、本発明の複室容器としての二室式バッグ1の概略正面図である。
この二室式バッグ1は、医療用として許可されたプラスチック(ポリマー、エラストマーを含む)のフィルムを2枚重ねて融着することにより形成され、第1の薬液収容室S1と、第2の薬液収容室S2と、両室を取り囲む周縁部3とを有している。両室の間には、周縁部3の延長である隔離部31が存在している。
前記二室式バッグ1を形成するプラスチックとしては、特にポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが、優れた成形性を有しており、かつ安全性が確立していることから好適に用いられる。
二室式バッグ1の周縁部3及び隔離部31は、例えばヒートシールバーによる熱融着によって形成される。
二室式バッグ1の周縁部3及び隔離部31は、例えばヒートシールバーによる熱融着によって形成される。
本発明では、隔離部31を破って第1の薬液と第2の薬液とをあらかじめ混合することを想定しているが、隔離部31が破れなかった場合、あるいは隔離部31を破ることを忘れた場合でも、第1の薬液と第2の薬液とを混合することができるという効果がある。
また、隔離部31を破ることを想定しない場合は、本発明の構造により、第1の薬液と第2の薬液とを混合することができる。隔離部31を破ることを想定しない場合は、隔離部31を周縁部3よりも弱く形成する必要はなく、周縁部3と同等の強度で形成すればよい。したがって、周縁部3及び隔離部31を同時に形成することができ、二室式バッグ1の製造工程が複雑になることはない。
また、隔離部31を破ることを想定しない場合は、本発明の構造により、第1の薬液と第2の薬液とを混合することができる。隔離部31を破ることを想定しない場合は、隔離部31を周縁部3よりも弱く形成する必要はなく、周縁部3と同等の強度で形成すればよい。したがって、周縁部3及び隔離部31を同時に形成することができ、二室式バッグ1の製造工程が複雑になることはない。
前記第1の薬液収容室S1、第2の薬液収容室S2には、それぞれ液状の物質(薬液)が収容される。
さらに、第1の薬液収容室S1を取り囲む周縁部3の一部には、前記第1の薬液収容室S1の中に挿入される円筒状の口栓4が融着により取り付けられている。
また、第2の薬液収容室S2を取り囲む周縁部3の一部には、前記第2の薬液収容室S2の中に挿入される可撓性、円筒状の中空管5が融着により取り付けられている。
さらに、第1の薬液収容室S1を取り囲む周縁部3の一部には、前記第1の薬液収容室S1の中に挿入される円筒状の口栓4が融着により取り付けられている。
また、第2の薬液収容室S2を取り囲む周縁部3の一部には、前記第2の薬液収容室S2の中に挿入される可撓性、円筒状の中空管5が融着により取り付けられている。
口栓4や中空管5は、ポリエチレンなどの材料で形成されている。
第2の薬液収容室S2に入っている液体は、この中空管5を通して、口栓4の内部に流入可能になっている。
図2は、本発明の採液器具2を構成する中空針6の断面図である。
この中空針6は、前記二室式バッグ1の口栓4に挿入されるものであり、金属又はセラミックなどの硬い材質で形成されている。その先端は鋭利に加工されている。Cは保護キャップを示す。
第2の薬液収容室S2に入っている液体は、この中空管5を通して、口栓4の内部に流入可能になっている。
図2は、本発明の採液器具2を構成する中空針6の断面図である。
この中空針6は、前記二室式バッグ1の口栓4に挿入されるものであり、金属又はセラミックなどの硬い材質で形成されている。その先端は鋭利に加工されている。Cは保護キャップを示す。
この中空針6の表面の、比較的先端部には第1の孔61が形成され、比較的中央部には第2の孔62が形成されている。第1の孔61、第2の孔62は、ともに中空針6内部の中空部63に連通している。
なお、当該中空針6の基部には、当該中空針6を口栓4に差し込んだときに挿入深さを規定するためのストッパ部材7が設けられている。ストッパ部材7は、ゴムのような材質でできている。また、当該中空針6の基端には、チューブ8が接続されている。
なお、当該中空針6の基部には、当該中空針6を口栓4に差し込んだときに挿入深さを規定するためのストッパ部材7が設けられている。ストッパ部材7は、ゴムのような材質でできている。また、当該中空針6の基端には、チューブ8が接続されている。
図3は、中空針6を口栓4に差し込んだ状態を示す断面図である。
口栓4の内部には、第1の薬液収容室S1につながる第1の室41と、中空管につながる第2の室42とが形成されている。そして、第1,第2の室41,42どうしを隔てる分離膜91と、第2の室42を外部と隔てる外膜92とが設けられている。
第1の室41は第1の薬液収容室S1につながっているので、第1の薬液で満たされる。第2の室42は第2の薬液収容室S2につながっているので、第2の薬液で満たされる。第1,第2の室どうしは、未使用時、分離膜91で隔てられているので、第1の薬液と第2の薬液が混ざり合うことはない。
口栓4の内部には、第1の薬液収容室S1につながる第1の室41と、中空管につながる第2の室42とが形成されている。そして、第1,第2の室41,42どうしを隔てる分離膜91と、第2の室42を外部と隔てる外膜92とが設けられている。
第1の室41は第1の薬液収容室S1につながっているので、第1の薬液で満たされる。第2の室42は第2の薬液収容室S2につながっているので、第2の薬液で満たされる。第1,第2の室どうしは、未使用時、分離膜91で隔てられているので、第1の薬液と第2の薬液が混ざり合うことはない。
分離膜91と外膜92とは、ともに中空針6で破ることが可能なように、ポリエチレンやポリプロピレンのような材質で形成されている。
分離膜91は、中空針6を口栓4の奥まで差し込むと、挿入された中空針6の先端が分離膜91を貫通するような位置に設けられている。しかし、中空針6の比較的中央部に形成された第2の孔62は、分離膜91を通過することはない。
分離膜91は、中空針6を口栓4の奥まで差し込むと、挿入された中空針6の先端が分離膜91を貫通するような位置に設けられている。しかし、中空針6の比較的中央部に形成された第2の孔62は、分離膜91を通過することはない。
以上の構造の二室式バッグ1の使用方法を説明する。
使用者は、二室式バッグ1の口栓4の外膜92に、採液器具2の中空針6を差し込む。差し込む深さは、ストッパ部材7が口栓4の前面に当接するまでである。
図3に示されるように、中空針6で外膜92を破り、ストッパ部材7を口栓4の前面に当接するまで差し込むと、中空針6の先端が分離膜91を貫通する。そして、中空針6の第1の孔61が第1の室41に入る。第2の孔62は、分離膜91まで届かず、第2の室42に留まる。
使用者は、二室式バッグ1の口栓4の外膜92に、採液器具2の中空針6を差し込む。差し込む深さは、ストッパ部材7が口栓4の前面に当接するまでである。
図3に示されるように、中空針6で外膜92を破り、ストッパ部材7を口栓4の前面に当接するまで差し込むと、中空針6の先端が分離膜91を貫通する。そして、中空針6の第1の孔61が第1の室41に入る。第2の孔62は、分離膜91まで届かず、第2の室42に留まる。
中空針6を挿入した状態で、第1の孔61は第1の室41に連通して、第1の薬液が第1の孔61を通して中空針6の中空部63に流れ込む。第2の孔62は第2の室42に連通して第2の薬液が第2の孔62を通して中空部63に流れ込む。
中空部63に流れ込んだ両液は、中空部63内及びチューブ8内で混合する。チューブ8から出てくるときには、混ざり合った状態となる。
中空部63に流れ込んだ両液は、中空部63内及びチューブ8内で混合する。チューブ8から出てくるときには、混ざり合った状態となる。
このように、使用者は、中空針6を口栓4の所定位置に差し込むという、二室式バッグ1の使用時に必ず行う操作だけで、第1の薬液と第2の薬液とを確実に合流させて、混合された状態でチューブ8に供給することができる。したがって隔離部31の解除忘れといった事故も防ぐことができる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。
例えば、中空針6の中空部63に流れ込んだ両液を十分に混合するために、採液器具2の中空針6の途中、中空針6とチューブ8との間、又はチューブ8の途中に、混合室を設けてもよい。
図4は、中空針6の中空部63を拡張して混合室71を形成した例を示す断面図である。
図4は、中空針6の中空部63を拡張して混合室71を形成した例を示す断面図である。
この混合室71の内部で、中空針6から流れ込む両液が均一になるまで混合することができる。また、この混合室71は、その断面が広がっているため、当該中空針6を口栓4に差し込んだときに差し込む深さを規定するストッパ部材7の機能も発揮することができる。
図5は、中空針6の他の内部構造を示す断面図である。図5(a)は、中空針6の肉厚が厚く、中空部63の内径が小さくなっている実施例を示す。
図5は、中空針6の他の内部構造を示す断面図である。図5(a)は、中空針6の肉厚が厚く、中空部63の内径が小さくなっている実施例を示す。
図5(b)では、中空針6の中に2本の中空部63が形成され、第1の孔61と第2の孔62とがそれぞれ、2本の中空部63に連通している。従ってこの構造では、第1の薬液と第2の薬液とは、少なくとも中空針6の中では混合されることはない。2本の中空部63に、それぞれ独立にチューブ8を接続すれば、第1の薬液と第2の薬液とを別々に取り出すことも可能になる。
図6は、口栓4の他の構造を示す断面図である。
この口栓4aは、第1の薬液収容室S1につながれているとともに、中空管51を通して、第2の薬液収容室S2にもつながっている。
中空管51は、図1に示したような細長い可撓性の管でなく、口栓4aに直接嵌め込まれた太く短い管であるところが異なっている。
この口栓4aは、第1の薬液収容室S1につながれているとともに、中空管51を通して、第2の薬液収容室S2にもつながっている。
中空管51は、図1に示したような細長い可撓性の管でなく、口栓4aに直接嵌め込まれた太く短い管であるところが異なっている。
口栓4aの内部には、第1の薬液収容室S1につながる第1の室41と、中空管51につながる第2の室42とが形成されているのは、図1の構造と同様である。そして、第1,第2の室42どうしを隔てる分離膜91と、第2の室42を外部と隔てる外膜92とが設けられている。外膜92は、第1の室41が第1の薬液収容室S1につながる部位の下に配置されている。中空針6を、外膜92を通して口栓4aの奥まで差し込むと、挿入された中空針6の先端が分離膜91を貫通し、第1の室41に通ずるので、第1の薬液を中空針6に導くことができる。また、中空針6は、第2の室42も通っているので、第2の薬液を中空針6に導いて、両液を混合することができる。
図7は、口栓4のさらに他の構造を示す断面図である。この口栓4bと図1や図6に示した口栓4,4aとの違いは、外膜91が、第1の薬液収容室S1につながる第1の室41に、対面していることである(図1の口栓では外膜91が、第1の薬液収容室S2につながる第2の室42に対面していた)。
このような口栓4bの構造であれば、中空針6先端の第1の孔61が第2の室42に入り、中空針6の中央の第2の孔62は、分離膜91まで届かず、第1の室41に留まる。
このような口栓4bの構造であれば、中空針6先端の第1の孔61が第2の室42に入り、中空針6の中央の第2の孔62は、分離膜91まで届かず、第1の室41に留まる。
第2の薬液が第1の孔61を通して中空針6の中空部63に流れ込み、第1の薬液が第2の孔62を通して中空部63に流れ込むので、中空部63に流れ込んだ両液が中空部63内及びチューブ8内で混合されるという点では、図1や図6の構造と同じ作用効果を奏する。
1 二室式バッグ
2 採液器具
3 周縁部
31 隔離部
4,4a,4b 口栓
41 第1の室
42 第2の室
5,51 中空管
6,6a,6b,6c 中空針
61 第1の孔
62 第2の孔
63,63a,63b 中空部
7 ストッパ部材
71 混合室
8 チューブ
91 分離膜
92 外膜
S1 第1の薬液収容室
S2 第2の薬液収容室
2 採液器具
3 周縁部
31 隔離部
4,4a,4b 口栓
41 第1の室
42 第2の室
5,51 中空管
6,6a,6b,6c 中空針
61 第1の孔
62 第2の孔
63,63a,63b 中空部
7 ストッパ部材
71 混合室
8 チューブ
91 分離膜
92 外膜
S1 第1の薬液収容室
S2 第2の薬液収容室
Claims (4)
- 互いに隔壁で分離された第1の薬液収容室及び第2の薬液収容室と、
第1の薬液収容室及び第2の薬液収容室に連通する口栓とを備え、
前記口栓の内部には、第1の薬液収容室につながる第1の室と、第2の薬液収容室につながる第2の室と、第1,第2の室どうしを隔てる分離膜と、第1の室又は第2の室を外部と隔てる外膜とが設けられ、
前記分離膜は、前記外膜を通して挿入される中空針によって貫通可能な部位に配置されていることを特徴とする複室容器。 - 複室容器の口栓に挿入するための中空針と、当該中空針の基部に接続されるチューブとを備え、
前記中空針には、当該中空針を前記口栓に挿入して、前記口栓の内部に設けられた複室どうしを隔てる分離膜を破った状態で、前記複室容器のいずれかの室につながる第1の孔と、前記複室容器の他の室につながる第2の孔とが形成されていることを特徴とする採液器具。 - 前記中空針には、中空針の直径よりも大きな直径を有し、複室容器から導出された複数種類の液体を混合するための混合室が形成されている請求項2記載の採液器具。
- 前記中空針と前記チューブとの間、又は前記チューブには、複室容器から導出された複数種類の液体を混合するための混合室が配置されている請求項2記載の採液器具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108495611A (zh) * | 2015-12-04 | 2018-09-04 | 康尔福盛303公司 | 用于自动药物配制器的歧管 |
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2005
- 2005-08-23 JP JP2005241662A patent/JP2007054186A/ja active Pending
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CN108495611A (zh) * | 2015-12-04 | 2018-09-04 | 康尔福盛303公司 | 用于自动药物配制器的歧管 |
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