JP2007053477A - 呼出制御方法、呼出制御システム、呼出制御装置及び電話機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】或る利用者への電話の呼出要求時に(S1)、主装置即ち呼出制御装置が、呼出要求に含まれた電話番号から呼び出すべき利用者を特定する利用者情報を取得し(S2)、主装置に接続した電話機10,11,12,13のうち、当該利用者に対する呼出が可能な状態に設定された電話機10,12,13を選出して(S3)、電話機10,12,13へ当該利用者の探索指示を送信し(S4),それぞれの近傍に所在する利用者が携帯する無線ICタグに記録された利用者情報を受信感度と共に返送させ(S5〜S7)、呼出可能な電話機10,12,13のうち、当該利用者に一番近く、受信感度が最も高い電話機12を選出して(S8)、選出した電話機12へ呼出の指示を行う(S9)。
【選択図】図9
Description
(2)各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができる上記(1)の呼出制御方法。
(3)各利用者が、当該利用者の呼出を可能とした前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができる上記(2)の呼出制御方法。
(4)電話の呼出要求の対象となる利用者を識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている呼出先の外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得する上記(1)乃至(3)のいずれかの呼出制御方法。
(5)或る利用者への電話の呼出要求があった際に、各前記電話機から、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信することにより、近傍に存在する前記無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得する上記(1)乃至(4)のいずれかの呼出制御方法。
(6)各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、周期的に取得されている前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行う上記(1)乃至(4)のいずれかの呼出制御方法。
(7)1乃至複数の電話機と、電話の呼出要求があった際に、前記電話機のいずれから呼出を行うかを制御する呼出制御装置とを有する呼出制御システムにおいて、前記呼出制御装置が、各前記電話機を利用する各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する呼出可否テーブルを備え、或る利用者への電話呼出要求があった場合に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機から、当該利用者が携帯した無線ICタグに記録された当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得することにより、当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行う呼出制御システム。
(8)各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態を前記呼出可否テーブルにあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができる上記(7)の呼出制御システム。
(9)各利用者が、前記呼出可否テーブルに当該利用者の呼出を可能と設定登録した前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができる上記(8)の呼出制御システム。
(10)電話の呼出要求の対象となる利用者を前記呼出制御装置において識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている呼出先の外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得する上記(7)乃至(9)のいずれかの呼出制御システム。
(11)或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置から、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機に対して当該利用者に関する利用者情報を受信感度とともに探索する指示を送出し、前記呼出制御装置からの探索の指示を受信した各前記電話機が、近傍に所在している利用者が携帯した無線ICタグを探索する無線電波を送信して、該無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得して、前記呼出制御装置に返送することにより、前記呼出制御装置が、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をし、前記呼出制御装置からの呼出の指示を受信した前記電話機から呼出を行う上記(7)乃至(10)のいずれかの呼出制御システム。
(12)各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから、利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、内蔵のメモリに保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置から探索の指示を受信した前記電話機が、周期的に取得して内蔵の前記メモリに保持している前記利用者情報と前記受信感度とを前記呼出制御装置に返送することにより、前記呼出制御装置が、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をし、前記呼出制御装置からの呼出の指示を受信した前記電話機から呼出を行う上記(7)乃至(10)のいずれかの呼出制御システム。
(13)各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、前記呼出制御装置へ送信することにより、前記呼出制御装置に内蔵のメモリに周期的に保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置に内蔵の前記メモリに周期的に保持している前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者が前記呼出可否テーブルに呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行う上記(7)乃至(10)のいずれかの呼出制御システム。
(14)電話の呼出要求があった際に、1乃至複数の電話機のうち、いずれの電話機から呼出を行うかを制御する呼出制御装置において、前記呼出制御装置が、前記電話機を利用する各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する呼出可否テーブルを備え、或る利用者への電話呼出要求があった場合に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機から、当該利用者が携帯した無線ICタグに記録された当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得することにより、呼出要求があった当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行う呼出制御装置。
(15)各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態を前記呼出可否テーブルにあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができる上記(14)の呼出制御装置。
(16)各利用者が、前記呼出可否テーブルに当該利用者の呼出を可能と設定登録した前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができる上記(15)の呼出制御装置。
(17)電話の呼出要求の対象となる利用者を識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得する上記(14)乃至(16)のいずれかの呼出制御装置。
(18)或る利用者への電話の呼出要求があった際に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機に対して当該利用者に関する利用者情報を受信感度とともに探索する指示を送出し、各前記電話機から返送されてきた利用者情報と受信感度とを参照して、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をする上記(14)乃至(17)のいずれかの呼出制御装置。
(19)各前記電話機から、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に存在する前記無線ICタグから取得して送信してきた利用者を識別可能な利用者情報と受信感度とを、内蔵のメモリに周期的に保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、内蔵の前記メモリに周期的に保持している前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者が前記呼出可否テーブルに呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をする上記(14)乃至(17)のいずれかの呼出制御装置。
(20)電話の呼出要求があった際に呼出の制御を行う呼出制御装置からの指示に基づいて呼出動作を行う電話機において、前記呼出制御装置からの探索の指示に応じて、近傍に所在している利用者が携帯した無線ICタグを探索する無線電波を送信して、該無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得して、前記呼出制御装置に返送する電話機。
(21)電話の呼出要求があった際に呼出の制御を行う呼出制御装置からの指示に基づいて呼出動作を行う電話機において、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから、利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、内蔵のメモリに保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があって、前記呼出制御装置から探索の指示を受信した際に、周期的に取得して内蔵の前記メモリに保持している前記利用者情報と前記受信感度とを、前記呼出制御装置に返送する電話機。
(22)前記呼出制御装置からの呼出に関する指示に応じて、着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の状態に設定して呼出を行うことができる上記(20)又は(21)の電話機。
次に、以上に説明したような構成からなる本実施例のボタン電話システム100の具体的な動作例について、図9のシーケンス図を用いて説明する。図9は、外部電話機30から電話網20を介して或る利用者に対する呼出が行われた場合の動作シーケンスの一例を示すシーケンス図である。なお、図9においては、外部電話機30から電話網20を介して主装置4に着信して、呼出動作を行う場合を示しており、一方、主装置4の配下に接続されている電話機として、電話機10,11,12,13の4台が存在している場合を示している。
まず、実施例1における呼出シーケンス動作を図10に示す。図10は、外部電話機30から電話網20を介して或る利用者に対する呼出が行われた場合の動作シーケンスの図9とは異なる例を示すシーケンス図である。この場合、各電話機1i(i=0,1,2,3)が、あらかじめ定めた時間間隔で、周期的に、利用者情報取得部1i2(電話機10の場合、利用者情報取得部102)を起動して、それぞれの近傍に、利用者が携帯する無線ICタグ5が存在しているか否かを探索し、存在していた場合、その無線ICタグ5から利用者を識別可能な利用者情報(利用者IDを含む)を取得し、その受信感度とともに、それぞれに内臓のメモリに周期的に格納している。
次に、実施例2における呼出シーケンス動作を図11に示す。図11は、外部電話機30から電話網20を介して或る利用者に対する呼出が行われた場合の動作シーケンスの図9とは更に異なる例を示すシーケンス図である。この場合、図10と同様に、各電話機1i(i=0,1,2,3)が、あらかじめ定めた時間間隔で、周期的に、利用者情報取得部1i2(電話機10の場合、利用者情報取得部102)を起動して、それぞれの近傍に、利用者が携帯する無線ICタグ5が存在しているか否かを探索し、存在していた場合、その無線ICタグ5から利用者を識別可能な利用者情報(利用者IDを含む)を、その受信感度とともに取得する。しかる後、図10の場合とは異なり、取得した利用者情報と受信感度とを各電話機1iのメモリに格納する代わりに、取得した利用者情報と受信感度とを、主装置4に対して送信し、主装置4内のメモリに周期的に格納するようにしている。
100 ボタン電話システム
101 制御部
102 利用者情報取得部
103 通話部
104 呼出部
11 電話機
12 電話機
13 電話機
20 電話網
200 利用者A
30 外部電話機
4 主装置
41 制御部
42 利用者情報テーブル
421 利用者ID
422 氏名
423 外線番号
424 内線番号
43 呼出可否テーブル
431 利用者ID
432 電話機番号
44 着信表示可否テーブル
441 利用者ID
442 電話機番号
45 着信音鳴動可否テーブル
451 利用者ID
452 電話機番号
5 無線ICタグ
51 制御部
52 利用者情報格納部
53 アンテナ
Claims (22)
- 電話の呼出要求があった際に、1乃至複数の電話機のいずれから呼出を行うかを制御する呼出制御方法であって、前記電話機を利用する各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録するとともに、或る利用者への電話呼出要求があった場合に、当該利用者が携帯した無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに各前記電話機から取得することにより、当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機のうち、受信感度が最も高い電話機から呼出を行うことを特徴とする呼出制御方法。
- 各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができることを特徴とする請求項1に記載の呼出制御方法。
- 各利用者が、当該利用者の呼出を可能とした前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができることを特徴とする請求項2に記載の呼出制御方法。
- 電話の呼出要求の対象となる利用者を識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている呼出先の外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の呼出制御方法。
- 或る利用者への電話の呼出要求があった際に、各前記電話機から、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信することにより、近傍に存在する前記無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の呼出制御方法。
- 各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、周期的に取得されている前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の呼出制御方法。
- 1乃至複数の電話機と、電話の呼出要求があった際に、前記電話機のいずれから呼出を行うかを制御する呼出制御装置とを有する呼出制御システムにおいて、前記呼出制御装置が、各前記電話機を利用する各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する呼出可否テーブルを備え、或る利用者への電話呼出要求があった場合に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機から、当該利用者が携帯した無線ICタグに記録された当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得することにより、当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする呼出制御システム。
- 各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態を前記呼出可否テーブルにあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができることを特徴とする請求項7に記載の呼出制御システム。
- 各利用者が、前記呼出可否テーブルに当該利用者の呼出を可能と設定登録した前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができることを特徴とする請求項8に記載の呼出制御システム。
- 電話の呼出要求の対象となる利用者を前記呼出制御装置において識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている呼出先の外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の呼出制御システム。
- 或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置から、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機に対して当該利用者に関する利用者情報を受信感度とともに探索する指示を送出し、前記呼出制御装置からの探索の指示を受信した各前記電話機が、近傍に所在している利用者が携帯した無線ICタグを探索する無線電波を送信して、該無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得して、前記呼出制御装置に返送することにより、前記呼出制御装置が、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をし、前記呼出制御装置からの呼出の指示を受信した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の呼出制御システム。
- 各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから、利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、内蔵のメモリに保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置から探索の指示を受信した前記電話機が、周期的に取得して内蔵の前記メモリに保持している前記利用者情報と前記受信感度とを前記呼出制御装置に返送することにより、前記呼出制御装置が、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をし、前記呼出制御装置からの呼出の指示を受信した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の呼出制御システム。
- 各前記電話機が、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、前記呼出制御装置へ送信することにより、前記呼出制御装置に内蔵のメモリに周期的に保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、前記呼出制御装置に内蔵の前記メモリに周期的に保持している前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者が前記呼出可否テーブルに呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の呼出制御システム。
- 電話の呼出要求があった際に、1乃至複数の電話機のうち、いずれの電話機から呼出を行うかを制御する呼出制御装置において、前記呼出制御装置が、前記電話機を利用する各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態をあらかじめ設定登録する呼出可否テーブルを備え、或る利用者への電話呼出要求があった場合に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機から、当該利用者が携帯した無線ICタグに記録された当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得することにより、呼出要求があった当該利用者の呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機から呼出を行うことを特徴とする呼出制御装置。
- 各利用者に対する各前記電話機からの呼出可否状態を前記呼出可否テーブルにあらかじめ設定登録する場合、各利用者が、任意の時点で、任意の前記電話機について、当該利用者に対する呼出の可否状態を選択して設定登録することができることを特徴とする請求項14に記載の呼出制御装置。
- 各利用者が、前記呼出可否テーブルに当該利用者の呼出を可能と設定登録した前記電話機における着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の時点で、任意の状態に設定登録することができることを特徴とする請求項15に記載の呼出制御装置。
- 電話の呼出要求の対象となる利用者を識別可能な利用者情報を取得する場合、該呼出要求に含まれている外線電話番号又は内線電話番号に基づいて、前記利用者情報を取得することを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の呼出制御装置。
- 或る利用者への電話の呼出要求があった際に、当該利用者の呼出可能な電話機として前記呼出可否テーブルに設定登録されている各前記電話機に対して当該利用者に関する利用者情報を受信感度とともに探索する指示を送出し、各前記電話機から返送されてきた利用者情報と受信感度とを参照して、電話呼出要求があった当該利用者の呼出可能な前記電話機のうち、当該利用者に関して前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をすることを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに記載の呼出制御装置。
- 各前記電話機から、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に存在する前記無線ICタグから取得して送信してきた利用者を識別可能な利用者情報と受信感度とを、内蔵のメモリに周期的に保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があった際に、内蔵の前記メモリに周期的に保持している前記利用者情報と前記受信感度とを参照して、呼出要求があった当該利用者が前記呼出可否テーブルに呼出可能な状態に設定登録されていた前記電話機で、かつ、当該利用者に関する前記利用者情報が周期的に取得されていた前記電話機のうち、前記受信感度が最も高い電話機を決定して、決定した前記電話機に対して呼出を行う指示をすることを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに記載の呼出制御装置。
- 電話の呼出要求があった際に呼出の制御を行う呼出制御装置からの指示に基づいて呼出動作を行う電話機において、前記呼出制御装置からの探索の指示に応じて、近傍に所在している利用者が携帯した無線ICタグを探索する無線電波を送信して、該無線ICタグから当該利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに取得して、前記呼出制御装置に返送することを特徴とする電話機。
- 電話の呼出要求があった際に呼出の制御を行う呼出制御装置からの指示に基づいて呼出動作を行う電話機において、あらかじめ定めた時間間隔で、それぞれの近傍に所在している利用者が携帯する前記無線ICタグを探索するための無線電波を送信し、近傍に存在する前記無線ICタグから、利用者を識別可能な利用者情報を受信感度とともに周期的に取得して、内蔵のメモリに保持しておき、或る利用者への電話の呼出要求があって、前記呼出制御装置から探索の指示を受信した際に、周期的に取得して内蔵の前記メモリに保持している前記利用者情報と前記受信感度とを、前記呼出制御装置に返送することを特徴とする電話機。
- 前記呼出制御装置からの呼出に関する指示に応じて、着信表示ランプの点滅状態、及び/又は、着信音の鳴動状態を、任意の状態に設定して呼出を行うことができることを特徴とする請求項20又は21に記載の電話機。
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