JP2007053284A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコンを含有する導電膜をハロゲン系ガスでエッチングする際に、導電膜を低抵抗化させることなく確実に残留ハロゲンを除去することができる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、ハロゲン、またはハロゲン化合物を含有するガスのプラズマにより導電膜のエッチングを行う工程と、前記導電膜に存在するダングリングボンドを水素終端することのないガスのプラズマにより基板上の残留ハロゲンを除去する工程とを有する。上記残留ハロゲン除去の際に使用されるガスは、例えば、酸素ガスを主成分とするガス用いることができる。また、上記導電膜は、例えば、ポリシリコン膜により構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、シリコンを含有する多数の結晶粒からなる導電膜を備えた半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造工程では、半導体基板や半導体基板上に成膜された材料膜の加工にプラズマエッチング装置が広く使用されている。この種の装置は、減圧下のチャンバ内に導入されたプロセスガスを高周波電力等によってプラズマ化し、当該プラズマ中に生成されたイオンやラジカル等の活性種に被加工体を曝すことで、エッチングが行われる。例えば、半導体装置の電極材料として多用されているポリシリコン等のシリコン系の材料膜のエッチングを行う場合、プロセスガスとしてHBrガスやCl2ガス等のハロゲン、またはハロゲン化合物を含有するガス(以下、ハロゲン系ガスという。)がエッチングガスとして使用されている。
また、プラズマエッチング装置等の真空処理装置では、減圧された処理チャンバ内でエッチング等の処理が実施される。このような真空処理装置は、上記処理チャンバへの半導体基板の搬入出を効率良く行うために、ゲートバルブを介して上記処理チャンバに接続されたロードロックチャンバを備えている。ロードロックチャンバは、処理チャンバと独立して、減圧及び大気開放ができるように構成されており、当該ロードロックチャンバを介して、被加工体である半導体基板の搬入出することにより、半導体基板の搬入出時に、処理チャンバが大気開放されないようになっている。
さて、このようなプラズマエッチング装置において、ハロゲン系ガスを使用してシリコン系材料膜のエッチングが行われた場合、エッチングガスであるハロゲン系ガスは、エッチング完了後にチャンバ内から排気される。エッチングの過程において、ハロゲンイオンやハロゲンラジカルが半導体基板に入射されるため、半導体基板上にハロゲン元素が残留することが多い。
このように、半導体基板上に残留したハロゲンは水分等と容易に反応して、塩酸等のハロゲン化水素となる。特に、プラズマエッチング装置への半導体基板の搬入出が行われるロードロックチャンバは大気開放されるため、窒素ガスパージが行われている状況下であっても、水分を完全除去することは困難である。このため、基板上の残留ハロゲンから生成されたハロゲン化水素により、ロードロックチャンバ内が腐食されるとともに、当該腐食が原因となってパーティクルが生じるという問題があった。
この対策として、後掲の特許文献1には、ロードロックチャンバと複数のエッチングチャンバとが、各チャンバに半導体基板を搬送するための搬送機を備えたトランスファチャンバを介して連結されたマルチチャンバシステムにおいて、半導体基板上の残留ハロゲンを効率良く除去する技術が開示されている。特許文献1に開示されたプラズマエッチング装置は、エッチングチャンバ内でハロゲン系ガスによるエッチングが行われた半導体基板が搬入される後処理チャンバを備える。そして、後処理チャンバ内で、半導体基板をH2Oプラズマと、N2/O2プラズマ(N2とO2の混合ガスのプラズマ)とに順に曝すことにより、半導体基板上の残留ハロゲンが除去され、ロードロックチャンバやトランスファチャンバが腐食されることが防止されている。
特開2004−319540号公報
しかしながら、半導体装置において、電極膜として用いられているポリシリコンや、ポリシリコンと高融点金属の積層膜からなる導電膜のエッチングに特許文献1に開示された技術を適用した場合、エッチング処理及び後処理が実施された後のポリシリコン膜に、局所的に抵抗値が低い部位が形成されることが確認された。
図4、及び図5は、このような局所的に抵抗値が低い部位がポリシリコン膜に形成される状況を模式的に示す図である。また、図6は、エッチング時(図6(a))、及び後処理時(図6(b))における半導体基板表面部の状態を模式的に示す断面図である。なお、図4(b)は、図4(a)に示すA−A線における断面図であり、図5は、図4(a)に示す矢指部Xを拡大して示す図である。また、図4及び図5において、ポリシリコン膜31の領域中の破線は、ポリシリコンのグレイン境界(結晶粒界)を示している。
図4(b)に示すように、プラズマエッチング装置に搬入される半導体基板(シリコン基板11)の表面には、STI(Shallow Trench Isolation)法等により形成された酸化シリコンからなる素子分離34が形成されるとともに、ゲート絶縁膜として機能するシリコン酸化膜30が形成され、当該酸化膜30上にポリシリコン膜31が成膜されている。
ポリシリコン膜31がエッチングされる際には、ポリシリコン膜31上に、エッチングマスクとして機能するレジストパターン32がフォトリソグラフィ法により形成される。そして、レジストパターン32をエッチングマスクとしてエッチング処理が行われると、レジストパターン32に被覆されていない領域のポリシリコンがエッチング除去されるとともに、エッチングの際に露出していた表面にハロゲン33が残留する(図6(a))。
この状態で、上述した、H2Oプラズマ処理、及びN2/O2プラズマ処理からなる後処理が実施されると、図6(b)に示すように、最表面の残留ハロゲン33が除去される。
このとき、ポリシリコン膜31の表面では、図4(b)に示すように、H2Oプラズマ中に含まれるイオンやラジカル状態の水素が、ポリシリコン膜31のグレイン境界に存在するダングリングボンド(未結合手)を終端する。このように、ダングリングボンドが水素終端されると、ポリシリコンのグレイン境界に存在していた界面準位(トラップ準位)が減少するため、電子(正孔)移動度が向上し、図4(a)のように水素終端されていない状態に比べて抵抗値が減少するのである。
このような低抵抗化がグレイン境界に沿って導電膜の膜厚方向に生じた場合、当該低抵抗化が生じた箇所の直下の半導体基板11の領域が低抵抗領域(例えば、高濃度不純物拡散領域)であると、ゲート絶縁膜であるシリコン酸化膜30の上下面の間には、局所的に高電界が印加される状況が生じる。このような高電界が、シリコン酸化膜30の耐圧を超える場合、シリコン酸化膜30が破壊され、ポリシリコン膜と半導体基板の間にリーク電流が流れるようになる。このような状態は、半導体装置としては不良である。
本発明は、上記従来の事情を鑑みて提案されたものであって、シリコンを含有する多数の結晶粒からなる導電膜をハロゲン系ガスでエッチング処理する際に、導電膜を低抵抗化させることなく確実に残留ハロゲンを除去できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の技術的手段を採用している。すなわち、本発明は、シリコンを含有する多数の結晶粒からなる導電膜を備えた半導体装置の製造方法において、ハロゲン、またはハロゲン化合物を含有するガスのプラズマにより前記導電膜のエッチングを行う工程と、前記導電膜に存在するダングリングボンドを水素終端することのないプロセスガスのプラズマにより基板上の残留ハロゲンを除去する工程とを有する。例えば、残留ハロゲン除去に使用されるプロセスガスは、酸素ガスを主成分とするガスを用いることができる。また、上記導電膜は、例えば、ポリシリコン膜により構成される。
本発明は、シリコンを含有する多数の結晶粒からなる導電膜を、ハロゲン系ガスを使用してエッチング処理を行った際に半導体基板上に残留したハロゲンを、導電膜に抵抗変動が生じることを抑制しつつ、確実に除去することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるプラズマエッチング装置を示す概略構成図であり、図2は、当該プラズマエッチング装置において行われる処理を示すフロー図である。
以下、本実施形態のプラズマエッチング装置の構造を、その動作とともに説明する。
図1に示すように、本実施形態のプラズマエッチング装置は、トランスファチャンバ17の外周に周方向に沿って配設された複数のチャンバを備える。図1の例では、トランスファチャンバ17の外周に、ロードロックチャンバ13、オリエンタチャンバ15、エッチングチャンバ16(16a、16b)、及び後処理用チャンバ20が設けられている。
トランスファチャンバ17とロードロックチャンバ13との間、トランスファチャンバ17とエッチングチャンバ16との間、及び、トランスファチャンバ17と後処理チャンバ20との間には、それぞれゲートバルブが介在されており、各チャンバは、それぞれ独立して、内部圧力の制御が実施できるように構成されている。
また、トランスファチャンバ17内には、例えば、多関節型の搬送アームを備えた搬送機14が配設されており、ロードロックチャンバ13に配置された半導体基板を、オリエンタチャンバ15、エッチングチャンバ16、及び後処理チャンバ20へと、順に搬送する。
上記プラズマエッチング装置において、エッチング処理が実施される場合、まず、大気開放状態のロードロックチャンバ13内に、被加工体であるシリコン基板11が複数枚収納されたカセット12が設置される(図2 ステップS1)。
ロードロックチャンバ13にカセット12が設置されると、ロードロックチャンバ13の内部圧力が、トランスファチャンバ17の内部圧力と同等の圧力となるまで減圧される(図2 ステップS2)。このとき、ゲートバルブ41は閉じられている。
ロードロックチャンバ13の減圧が完了すると、ゲートバルブ41が開かれた後、搬送機14によりカセット12に収納されたシリコン基板11が1枚搬出され、トランスファチャンバ17を経由してオリエンタチャンバ15に搬入される。オリエンタチャンバ15では、シリコン基板11が備えるオリエンテーションフラットやノッチ等が、特定の方向に向けるウエハアライメントが行われる(図2 ステップS3→S4)。なお、ゲートバルブ41は、シリコン基板11がトランスファチャンバ17に搬入された時点で閉じられる。
オリエンタチャンバ15において方向合わせが行われたシリコン基板11は、搬送機14により、ゲートバルブ42を通じてエッチングチャンバ16(ここでは、エッチングチャンバ16a)に搬入される。このとき、搬送機14は、エッチングチャンバ16a内のステージ18に、シリコン基板11を載置した後、一旦、トランスファチャンバ17内に収容され、ゲートバルブ42が閉じられる。次いで、エッチングチャンバ16a内を排気しながらハロゲン系ガスが導入され、エッチングチャンバ16a内が所定の真空度に到達すると、エッチングチャンバ16a内のハロゲン系ガスがプラズマ化される。この状態が所定時間維持されることにより、シリコン基板11上のポリシリコン膜31のエッチング対象部がエッチング除去される(図2 ステップS5)。
そして、プラズマエッチング処理が完了すると、ゲートバルブ42が開かれて、エッチング処理済みの半導体基板11が搬送機14により、エッチングチャンバ16aからトランスファチャンバ17に搬出され、ゲートバルブ42が閉じられる。次に、ゲートバルブ43が開かれ、エッチング処理済のシリコン基板11が後処理用チャンバ20に搬入される。なお、ゲートバルブ43は、エッチング処理済のシリコン基板11が後処理用チャンバ20内のステージ22に載置され、搬送機14がトランスファチャンバ17に収容された時点で閉じられる。
後処理用チャンバ20では、シリコン基板11を酸素(O2)ガスと窒素(N2)ガスとの混合ガスのプラズマに曝す処理が行われる(図2 ステップS6)。ここで、後処理用チャンバ20の概略構成を図3に示す。図3に示すように、後処理用チャンバ20は、内部にシリコン基板11が載置されるステージ22を備える。ステージ22に対向するチャンバの壁面には、電磁波が透過可能な誘電体窓23が設けられ、当該誘電体窓23に対応して後処理チャンバ20の外部に、誘電体窓23を介してチャンバ20内に高周波電力27を供給する高周波アンテナ等のプラズマ生成手段が配置されている。また、ステージ22には、ブロッキングコンデンサ26などの整合回路を介して高周波電源25から、高周波バイアス電力が印加されるように構成されている。
なお、図示を省略しているが、後処理チャンバ20の、例えば、側壁上部には、プロセスガスが供給されるガス導入口が連通されるとともに、例えば、下壁に、チャンバ内のガスを排気するガス排出口が連通されている。
さて、本実施形態では、後処理チャンバ20において、プロセスガスとして、例えば、酸素ガスが3600sccmの流量で、また、窒素ガスが400sccmの流量で導入され、内部圧力が26Pa程度に維持される。そして、1250Wの高周波電力27が印加され、プロセスガスがプラズマ化される。このとき、ステージ22に内蔵されたヒータ21により、ステージ22の温度が275℃程度に維持される。
この状態が所定時間維持されることにより、半導体基板11の表面に付着残留していたハロゲンは揮発し、除去される。また、このとき、プラズマ中には、水素が存在しないため、ポリシリコン膜31のグレイン境界に存在するダングリングボンドが水素終端されることがなく、図5(a)に示した状態が維持される。したがって、ポリシリコン膜31が低抵抗化することもない。
上記後処理が完了すると、ゲートバルブ43が開かれ、シリコン基板11は、後処理チャンバ20からトランスファチャンバ17に搬送される。このとき、後処理チャンバ20から、シリコン基板11が搬出された時点で、ゲートバルブ43は閉じられ、ゲートバルブ41が開かれる。そして、シリコン基板11は、ロードロックチャンバ13に搬入され、カセット12に収納される(図2 ステップS7)。
その後、カセット12に次に処理すべきシリコン基板が収納されている場合は、新たなシリコン基板11が取り出されて上述の動作が繰り返され(図2 ステップS8Yes→S3)、カセット12内の全てのシリコン基板11の処理が完了し、次に処理すべきシリコン基板がない場合には、ゲートバルブ41が閉じられる(図2 ステップS8No)。
そして、ガス導入口より清浄な空気あるいは窒素ガス等をロードロックチャンバ13内に導入することにより、ロッドロックチャンバ13の内部圧力が大気圧に調整され、ロードロックチャンバ13は、大気開放状態になる(図2 ステップS9)。ロードロックチャンバ13が大気開放状態となった後、エッチング処理済のシリコン基板11が収納されたカセット12がプラズマエッチング装置の外部へ取り出される(図2 ステップS10)。なお、以上の一連の処理でのシリコン基板の搬送経路は図1に破線の矢印として示している。
なお、エッチングチャンバ16aから、エッチング処理済のシリコン基板11が搬出された後、エッチングチャンバ16aには、必要に応じて、クリーニングガスが導入され、エッチング処理中にチャンバ内壁に付着堆積した反応生成物は除去される。クリーニングの際には、エッチングチャンバ16内に、例えば、酸素を含むガスが導入され、当該ガスをプラズマ化することにより、クリーニングが行われる。また、エッチングチャンバ16a内でエッチング処理を行っている間に、必要に応じてエッチングチャンバ16bに、カセット12に収納されている他のシリコン基板11を搬入し、エッチング処理を行うこともできる。
以上説明したように、本発明によれば、半導体基板上のシリコン系の導電膜を、ハロゲン系ガスを使用してエッチングした際に、半導体基板上に残留したハロゲンを、シリコン系導電膜に局所的な抵抗変動を生じさせることなく、確実に除去することができる。このため、従来技術のように、ゲート絶縁膜に破壊が生じることがなく、また、プラズマエッチング装置が、腐食されることもない。したがって、半導体装置の製造歩留りを従来に比べて、向上させることができる。
なお、本発明は以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲において、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記では、本発明を、ポリシリコンからなる導電膜に適用した事例について説明したが、上記課題は、シリコンを含有するとともに、グレイン境界を有する導電膜に共通の課題である。したがって、本発明は、ポリシリコン膜のエッチング処理に限定されるものではなく、シリコンを含有するとともに、グレイン境界を有する導電膜であれば、いかなる導電膜にも適用可能である。
また、上記では、残留ハロゲン除去処理のプロセスガスとして、酸素ガスと窒素ガスとの混合ガス使用したが、導電膜の結晶粒界に存在するダングリングボンドを水素終端することのないプロセスガスであれば、任意のガスを使用することができる。
本発明は、ハロゲン系ガスを使用してシリコン系導電膜をエッチングする際に、導電膜に抵抗変動を生じさせることなく、半導体基板上の残留シリコンを除去することができるという効果を有し、半導体装置の製造方法として有用である。
本発明の一実施形態に係るプラズマエッチング装置の概略構成図。 本発明の一実施形態に係るプラズマエッチング方法を示すフロー図。 本発明の後処理用チャンバを示す概略断面図。 半導体基板の構造を示す図。 グレイン境界の拡大図。 残留ハロゲン及びその除去を説明する断面図。
符号の説明
11 シリコン基板
12 カセット
13 ロードロックチャンバ
14 搬送機
15 オリエンタチャンバ
16 エッチングチャンバ
17 トランスファチャンバ
18 ゲートバルブ
20 後処理用チャンバ
22 ステージ
23 誘電体窓
25 高周波電源
27 高周波電力
30 シリコン酸化膜
31 ポリシリコン
32 レジスト
33 残留ハロゲン

Claims (3)

  1. シリコンを含有する多数の結晶粒からなる導電膜を備えた半導体装置の製造方法において、
    ハロゲン、またはハロゲン化合物を含有するガスのプラズマにより前記導電膜のエッチングを行うステップと、
    前記導電膜の結晶粒界に存在するダングリングボンドを水素終端することのないプロセスガスのプラズマにより基板上の残留ハロゲンを除去するステップと、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記残留ハロゲン除去に使用されるプロセスガスが、酸素を主成分とするガスである請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記導電膜がポリシリコン膜である請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。

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