JP2007053137A - デバイス実装構造、電子装置、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 - Google Patents
デバイス実装構造、電子装置、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 デバイスが搭載されたフレキシブル基板501の配線510を、ベース基板10の配線80に電気接続してなるデバイス実装構造であって、フレキシブル基板501とベース基板10との間に配される電気接続用の異方性導電材515と、ベース基板10上に設けられ、ベース基板10と異方性導電材515との密着性を向上させる絶縁膜520とを有する。
【選択図】 図5
Description
これによれば、電気接続部分の近接領域において、ベース基板と異方性導電材との密着性が向上するから、フレキシブル基板の配線とベース基板の配線との接続強度の向上が図られる。
これによれば、ベース基板と異方性導電材との密着性の向上を図りやすい。
これによれば、シリコン系基板の表面と異方性導電材との間の密着性が比較的低いものの、上記絶縁膜を介することにより、シリコン系基板の表面に異方性導電材が密着される。
これによれば、異方性導電材と絶縁膜との密着性の向上が図られる。
これによれば、電気接続部分以外の複数の箇所において、ベース基板と異方性導電材との密着性が向上するから、フレキシブル基板の配線とベース基板の配線との接続強度が向上する。
これによれば、電気接続部分以外の複数の線状領域において、ベース基板と異方性導電材との密着性が向上するから、フレキシブル基板の配線とベース基板の配線との接続強度が向上する。
前記絶縁膜の厚みが、1μm以下であるのがより好ましい。
これによれば、折り曲げに伴う弾性力がフレキシブル基板に働くものの、上記絶縁膜を介した接続によってフレキシブル基板の配線とベース基板の配線との接続強度を確保できる。
これによれば、モールド材によって、フレキシブル基板の配線とベース基板の配線との接続部分の剥がれが防止される。なお、上記絶縁膜を介してフレキシブル基板とベース基板との接続強度が確保されているから、モールド材の配置も容易である。
これによれば、開口を介してモールド材がベース基板に接触することにより、モールド材とベース基板との接合性の向上が図られる。
これによれば、実装効率の向上やコンパクトが図られる。
これによれば、コンパクト化や吐出ピッチの高精細化が図られる。
これによれば、吐出ピッチの高精細化により、描画性能の向上が図られる。
液滴吐出ヘッドの一実施形態について説明する。図1は液滴吐出ヘッドの一実施形態を示す外観斜視図、図2は液滴吐出ヘッドをノズル開口部側から見た斜視図の一部破断図、図3は図1のA−A線断面矢視図である。
図4に示すように、駆動回路部200は、フレキシブル基板501の一面にフリップチップ実装されて配線パターン510と接続されている。駆動回路部200とフレキシブル基板501とは樹脂201によって固定されている。フレキシブル基板501は、駆動回路部200の短辺方向にかつ、駆動回路部200の搭載位置付近を基点として一方向に延在して形成されている。なお、フレキシブル基板501における駆動回路部200の近傍には位置決め用の貫通穴501aが形成されている。
図5に示すように、フレキシブル基板501の端子部512は、異方性導電材515を介して、圧電素子300の上電極膜80に電気的に接続される。異方性導電材515は、エポキシ、アクリル、ポリイミド、シリコーンからなる群に含まれる1種または2種以上の樹脂と、ニッケル、銅、パラジウム等の金属粒子とを含む。異方性導電材515を用いることにより、電気接続部分の狭ピッチ接続が可能となる。そして、複数の線状端子512がそれぞれ、圧電素子300の上電極膜80に個別に電気接続される。
次に、上述した液滴吐出ヘッド1を備えた液滴吐出装置IJの一例について図7を参照しながら説明する。図7は液滴吐出装置IJの概略構成を示す斜視図である。
Claims (15)
- デバイスが搭載されたフレキシブル基板の配線を、ベース基板の配線に電気接続してなるデバイス実装構造であって、
前記フレキシブル基板と前記ベース基板との間に配される前記電気接続用の異方性導電材と、
前記ベース基板上に設けられ、前記ベース基板と前記異方性導電材との密着性を向上させる絶縁膜と、を有することを特徴とするデバイス実装構造。 - 前記絶縁膜が、前記ベース基板における前記配線の前記電気接続部分の周囲に設けられることを特徴とする請求項1に記載のデバイス実装構造。
- 前記絶縁膜が、前記ベース基板における前記配線よりも上層に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデバイス実装構造。
- 前記ベース基板が、シリコン系材料からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のデバイス実装構造。
- 前記異方性導電材が、アクリル、エポキシ、ポリイミド、シリコーンからなる群に含まれる1種または2種以上の樹脂と、金属粒子とを含み、
前記絶縁膜の形成材料が、アクリル、エポキシ、ポリイミド、シリコーンからなる群に含まれる1種または2種以上の樹脂を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のデバイス実装構造。 - 前記フレキシブル基板における前記配線が、互いに離間して並ぶ複数の端子を含み、
前記絶縁膜が、前記フレキシブル基板における前記複数の端子同士の間に位置するように、複数に分かれていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のデバイス実装構造。 - 前記フレキシブル基板における前記配線が、互いに離間して並ぶ複数の線状端子を含み、
前記絶縁膜が、前記フレキシブル基板における前記複数の線状端子同士の間に位置する複数の線状膜を含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のデバイス実装構造。 - 前記絶縁膜の厚みが、5μm以下であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のデバイス実装構造。
- 前記絶縁膜の厚みが、1μm以下であることを特徴とする請求項8に記載のデバイス実装構造。
- 前記フレキシブル基板が、前記デバイスの搭載位置と前記電気接続の位置との間で折り曲げられていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のデバイス実装構造。
- 前記ベース基板上に配され、前記フレキシブル基板の前記電気接続部分を前記ベース基板に固定するためのモールド材をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のデバイス実装構造。
- 前記絶縁膜には、前記モールド材を前記ベース基板に接触させるための開口が設けられていることを特徴とする請求項11に記載のデバイス実装構造。
- 請求項1から請求項12のいずれかに記載のデバイス実装構造を用いて基体上に実装された電子デバイスを備えたことを特徴とする電子装置。
- 請求項1から請求項12のいずれかに記載のデバイス実装構造を有することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
- 請求項14に記載の液滴吐出ヘッドを備えることを特徴とする液滴吐出装置。
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