JP2007052352A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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JP2007052352A JP2005238801A JP2005238801A JP2007052352A JP 2007052352 A JP2007052352 A JP 2007052352A JP 2005238801 A JP2005238801 A JP 2005238801A JP 2005238801 A JP2005238801 A JP 2005238801A JP 2007052352 A JP2007052352 A JP 2007052352A
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Abstract

【課題】 現像剤給部から現像装置への現像剤の搬送と現像剤除去装置から現像剤回収部への現像剤の搬送が、より良好になされる画像形成装置とプロセスカートリッジとを提供する。
【解決手段】 画像形成装置10は、現像装置28と、現像装置28に供給される現像剤が収容された現像剤収容部34と、感光体24に残留した現像剤を除去するクリーニング装置32と、クリーニング装置32で除去された現像剤が回収される現像剤回収部36と、現像剤収容部34と現像装置28とを連通する現像剤流路38と、クリーニング装置32と現像剤回収部36とを連通する回収現像剤流路40とを有し、現像剤流路38内を現像剤が移動する方向と、回収現像剤流路40内を現像剤が移動する方向とが重力方向において上下に交差する。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像形成装置とプロセスカートリッジとに関する。
複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置であって、像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、この現像装置に現像剤を供給する現像剤が収容される現像剤収容部と、現像装置に残留する現像剤を除去する現像剤除去装置と、現像剤除去装置で除去された現像剤が回収される現像剤回収部とを有し、現像剤収容部から現像装置へ現像剤を搬送するとともに、現像剤除去装置から現像剤回収部へ現像剤を搬送する技術が知られている(特許文献1)。
特開2003−295562
しかしながら、従来の技術では、現像剤収容部から現像装置への現像剤の搬送や現像剤除去装置から現像剤回収部への現像剤の搬送が良好になされないことがあるとの問題点があった。また、現像装置、現像剤収容部、現像剤除去装置、及び、現像剤回収部をプロセスカートリッジとして一体化した場合においても、同様に現像剤の搬送が良好になされないことがあるとの問題点が生じ得る。
本発明は、上述の問題を解決しようとしてなされたものであり、現像剤供給部から現像装置への現像剤の搬送と現像剤除去装置から現像剤回収部への現像剤の搬送とが、より良好になされる画像形成装置とプロセスカートリッジとを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の特徴とするところは、 像担持体に形成され潜像を現像する現像装置と、この現像装置に供給される現像剤が収容された現像剤収容部と、前記像担持体に残留した現像剤を除去する現像剤除去装置と、前記現像剤除去装置で除去された現像剤が回収される現像剤回収部と、前記現像剤収容部と前記現像装置とを連通する第1の連通部と、前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とを連通する第2の連通部と、を有し、前記第1の連通部内を現像剤が移動する方向と前記第2の連通部内を現像剤が移動する方向と重力方向において上下に交差する画像形成装置にある。したがって、現像装置と現像剤収容部とを重力方向に異なる位置に配置することができるようになり、また、現像剤除去装置と現像剤回収部とを重力方向に異なる位置に配置することができるようになる。このため、第1の連通部と第2の連通部とを移動する現像剤が重力の作用を受け、良好に搬送されるようになる。
好適には、前記現像剤除去装置は前記現像剤回収部よりも重力方向上方に配置される。したがって、現像剤除去装置から現像剤回収部へ移動する現像剤が重力の作用を受け、現像剤の移動が良好になされるようになる。
また、好適には、前記現像剤収容部は前記現像装置よりも重力方向上方に配置される。したがって、現像剤収容部から現像装置へ移動する現像剤が重力の作用を受け、現像剤の移動が良好になされるようになる。
また、好適には、前記第1の連通部と前記第2の連通部とが離間して配置され、前記第1の連通部と前記第2の連通部との間の位置に、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路が設けられている。
また、好適には、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像剤除去装置と前記現像装置とが逆側に配置される。したがって、現像剤除去装置により現像剤の除去がなされた像担持体に、露光光通路を通過した露光光により潜像の書き込みがなされ、この潜像が現像装置により現像されるとのプロセスが可能となる。
また、好適には、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像装置と前記現像剤供給部とが逆側に配置される。
また、好適には、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とが逆側に配置される.
また、好適には、前記像担持体に形成された現像剤を被転写体に転写する転写装置を有し、この転写装置は少なくとも二つ以上の支持部材に回転可能に支持されるベルトを有する。
また、好適には、前記ベルトは、前記支持部に支持された状態における一端部と他端部とで高さが異なるように配設される。
また、好適には、前記ベルトはシートを搬送するシート搬送ベルトからなる。
また、好適には、前記シート搬送ベルトは下向きの面に吸着したシートを搬送する。
また、好適には、前記現像装置、前記現像剤収容部、前記現像剤除去装置、前記現像剤回収部、前記現像剤搬送路、及び、前記現像剤回収路を備えたプロセスカートリッジを有し、このプロセスカートリッジは装置本体に着脱可能に装着される。したがって、プロセスカートリッジを交換することで、新たな現像剤の補充と、現像剤除去装置により除去された現像剤の回収とを行うことができる。
また、上記課題を解決するために本発明の第2の特徴とするところは、像担持体に形成され潜像を現像する現像装置と、この現像装置に供給される現像剤が収容された現像剤収容部と、前記像担持体に残留した現像剤を除去する現像剤除去装置と、前記現像剤除去装置で除去された現像剤が回収される現像剤回収部と、前記現像剤収容部と前記現像装置とを連通する第1の連通部と、前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とを連通する第2の連通部と、を有し、前記第1の連通部内を現像剤が移動する方向と前記第2の連通部内を現像剤が移動する方向と重力方向において上下に交差するプロセスカートリッジにある。したがって、現像装置と現像剤収容部とを重力方向に異なる位置に配置することができるようになり、また、現像剤除去装置と現像剤回収部とを重力方向に異なる位置に配置することができるようになる。このため、第1の連通部と第2の連通部とを移動する現像剤が重力の作用を受け、良好に搬送されるようになる。
また、好適には、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路が設けられている。
また、好適には、前記第1の連通部と前記第2の連通部とが離間して配置され、前記第1の連通部と前記第2の連通部との間の位置に、前記露光光通路が設けられている。
また、好適には、長手方向における一端部又は一端部近傍に前記第1の連通部が、他端部又は他端部近傍に前記第2の連通部が設けられている。
また、好適には、前記露光光通路は、鉛直方向成分を有する向きに設けられている。
本発明によれば、現在供給部から現像装置への現像剤の搬送と 現像剤除去装置から現像剤回収部への現像剤の搬送とが、より良好になされる画像形成装置とプロセスカートリッジとを提供することができる。
次に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。この画像形成装置10は、筺体12を有し、この筺体12の上部に画像形成がなされたシートが排出される排出部13が設けられるとともに、筺体12内に画像形成部14、シート供給装置80、電源ユニット96、及び、コントローラ98が配設されている。
画像形成部14は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、筺体12に着脱自在に装着され像担持体として用いられる感光体24Y、24M、24C、24Bをそれぞれ有する4個のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bと、感光体24Y、24M、24C、24Bに光により静電潜像を書き込む光書き込み装置60と、感光体24Y、24M、24C、24Bに形成された現像剤像を被転写体として用いられるシートに転写する転写装置70と、転写装置70によりシートに転写された現像剤像をシートへと定着する定着装置64とを有する。
プロセスカートリッジ20Yはイエロー現像剤像の形成用であり、プロセスカートリッジ20Mはマゼンダ現像剤像の形成用であり、プロセスカートリッジ20Cはシアン現像剤像の形成用であり、プロセスカートリッジ20Bはブラック現像剤像の形成用である。
各プロセスカートリッジは、筺体12内において、後述する搬送ベルト72に沿って、図1における右下方から左上方へ順にプロセスカートリッジ20Y、プロセスカートリッジ20M、プロセスカートリッジ20C、プロセスカートリッジ20Bの順に斜めに配列されている。プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bの詳細については後述する。
光書き込み装置60は、レーザ露光装置からなり、プロセスカートリッジ20Yに設けられた感光体24Yにイエロー画像に対応するレーザ光を、プロセスカートリッジ20Mに設けられた感光体24Mにマゼンダ画像に対応するレーザ光を、プロセスカートリッジ20Cに設けられた感光体24Cにシアン画像に対応するレーザ光を、プロセスカートリッジ20Bに設けられた感光体24Bにブラック画像に対応するレーザ光を発し、各感光体24に静電潜像を書き込む
転写装置70は、回転可能に支持されるベルトとして用いられる搬送ベルト72と、この搬送ベルト72により搬送中のシートに、各感光体24Y、24M、24C、24Bに形成された現像剤像をそれぞれ転写する転写ロール78Y、78M、78C、78Bとを有する。
搬送ベルト72は、後述するレジストロール86から供給されるシートを、定着装置64近傍へと搬送するベルトであり、少なくとも二つ以上の支持手段として用いられる2個の支持ロール76a、76bに回転可能に支持される。これらの支持ロールのうち、支持ロール76aは、駆動源であるモータ(不図示)に接続されて回転し搬送ベルト72を回転駆動させる駆動ロールとして用いられ、支持ロール76bは搬送ベルト72の回転に伴って移動する従動ロールとして用いられる。この支持ロール76bには、搬送ベルト72を介して吸着ロール74が押圧されている。この吸着ロール74は、搬送ベルト72にシートを吸着させる吸着手段として用いられ、図示を省略する電源から電圧が印加されて搬送ベルト72に静電的にシートを吸着させる。
この搬送ベルト72は、支持ロール76aと支持ロール76bとに支持された状態における一端部と他端部で高さが異なるように配設されるものであり、支持ロール76a側が高く、支持ロール76b側が低くなるように斜めに配設される。また、この搬送ベルト72は下向きの面に吸着したシートを搬送するものであり、支持ロール76aと支持ロール76bとに支持されて形成される2個の面のうち、吸着ロール74が押圧されている側の面にシートを吸着し搬送する。
各転写ロール78Y、78M、78C、78Bには、転写バイアスが印加されていて、各感光体24Y、24M、24C、24Bに形成された現像剤像を、搬送ベルト72より搬送中のシートへと順に転写し、シートにイエロー、マゼンダ、ブラック、シアンの4色の現像剤像が重ねられたカラー現像剤像を形成する。
定着装置64は、加圧ロール64aと加熱ロール64bとからなり、加圧ロール64aと加熱ロール64bとの間を通過するシートを過熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着させる。
シート供給装置80は、シート供給カセット82と、シート供給カセット82から供給されたシートが搬送される搬送路である主搬送路88と、両面画像形成時に用いられる反転搬送路90とを有する。
シート供給カセット82は筺体12から着脱可能であり、普通紙、OHPシート等の被転写体として用いられるシートが収納される。このシート供給カセット82の近傍には、シート供給カセット82からシートをピックアップするピックアップロール84と、ピックアップロール84によってピックアップされたシートを主搬送路88に沿って搬送させる搬送ロール85と、搬送ロール85と協働してシートを捌くリタードロール87とが配設されている。
主搬送路88は、シート供給カセット82から供給されたシートが、先述の画像形成部14を経て排出部13まで搬送される搬送路であり、この主搬送路88に沿ってシート搬送方向上流から順に、搬送ロール85とリタードロール87、レジストロール86、先述の搬送ベルト72、定着装置64、及び、排出ロール89が配置される。
反転搬送路90は、両面画像形成用ユニットとして用いられ、画像形成部14で表面に画像形成がなされたシートが反転されつつ再び画像形成部14へと搬送される搬送路であり、この反転搬送路90に沿って反転用搬送ロール92が設けられている。表面に画像形成がなされたシートは、排出ロール89が逆向きに回転をすることで反転搬送路90へと導かれ、さらに反転用搬送ロール92により搬送され、レジストロール86を経て再び画像形成部14へと搬送される。この反転搬送路90により反転がなされたシートの裏面に画像形成部14で画像形成がなされ、シート両面に画像形成がなされる。
図2乃至5には先述のプロセスカートリッジが示されている。各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bは用いる現像剤の色が異なるものの、装置構成は同じである。そこで、以下、これらのプロセスカートリッジをプロセスカートリッジ20と総称して説明する。
図2乃至5に示すように、プロセスカートリッジ20は、プロセスカートリッジ筺体22を有し、このプロセスカートリッジ筺体22内に、像担持体として用いられるドラム形状の感光体24と、この感光体24を一様に帯電する帯電ロールを備えた帯電装置26と、
感光体24に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像装置28と、感光体24を除電する除電手段として用いられるイレースランプ30と、先述の転写装置70による現像剤像の転写がなされた後に感光体24に残留する現像剤を除去する現像剤除去装置として用いられるクリーニング装置32と、現像装置28に供給される現像剤が収容される現像剤収容部34と、クリーニング装置32で感光体24の表面から除去された現像剤が回収される現像剤回収部36と、現像剤収容部34と現像装置28とを連通する第1の連通部として用いられる現像剤流路38と、クリーニング装置32と現像剤回収部36とを連通する第2の連通部として用いられる回収現像剤流路40が設けられている。また、このプロセスカートリッジ20には、先述の光書き込み装置60が感光体24に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路42が設けられている。
現像装置28は、感光体24に当接又は近接し、感光体24に形成された潜像を現像剤で現像する現像剤担持体として用いられる現像ロール44と、この現像ロール44に現像剤を供給する現像剤供給ロール46と、現像装置28内の現像剤を撹拌する撹拌手段として用いられるとともに、現像装置28内において現像剤を搬送する現像剤搬送手段として用いられるアジテータ48とを有している。
クリーニング装置32は、感光体24に当接し感光体24の表面から現像剤の除去を行うクリーニングブレード50と、クリーニングブレード50により除去された現像剤をガイドする除去現像剤ガイド手段として用いられるガイド部材52とを有する。このガイド部材52は、現像剤回収部36側に傾斜した斜面を有し、クリーニングブレード50のより除去された現像剤を斜面に沿って落下させることで、現像剤を現像剤回収部36へとガイドする。クリーニング装置32内に現像剤を搬送するためのオーガ等を設け、ガイド部材52と併せて、又は、ガイド部材52に替えて、このオーガ等で現像剤を現像剤回収部36へと導くようにしても良い。
現像剤収容部34には、現像剤収容部34内の現像剤を撹拌する撹拌手段として用いられるとともに、現像剤収容部34内において、又は現像剤収容部34から現像装置28へと現像剤を搬送する現像剤搬送手段として用いられるアジテータ54を有している。
現像剤流路38は、現像剤収容部34から現像装置28に現像剤の供給がなされる際に現像剤が通過する通路である。この現像剤流路38内を現像剤が移動する方向は、図4と図2とに矢印Dで示すように、現像剤流路38の底壁面38aに沿った図中において右下法へ向かう方向となっている。また、この現像剤流路38は、図3に示すようにプロセスカートリッジ20の長手方向における一方の端部である端部20aの近傍に配置されている。
回収現像剤流路40は、クリーニング装置32から現像剤回収部36へと現像剤が回収される際に現像剤が通過する通路である。この回収現像剤流路40内を現像剤が移動する方向は、図5と図2とに矢印Eで示すように、クリーニング装置32の床部の側端部から現像剤回収部36へと至る重力方向に略鉛直下方となっている。そして、この回収現像剤流路40内を現像剤が移動する方向と前述の現像剤流路38内を現像剤が移動する方向とは、重力方向において上下に交差する関係となっている。また、この回収現像剤流路40は、図3に示すようにプロセスカートリッジ20の長手方向において、現像剤流路38が位置する側の端部20aと逆側の端部である端部20bの近傍に配置されている。このように、回収現像剤流路40と現像剤流路38とは離間して配置されている。
プロセスカートリッジ筺体22は、その内部が、クリーニング室22a、現像室22b、現像剤収納室22c、及び、現像剤回収室22dの4つの空間に仕切られていて、クリーニング室22aにはクリーニング装置32が、現像室22bには現像装置28が、現像剤収納室22cには現像剤回収部36が、現像剤回収室22dには現像剤回収部36が、それぞれ配設されている。
このプロセスカートリッジ筺体22が、画像形成装置10に装着された状態において、図2に示すように、クリーニング室22aは現像剤回収室22dよりも重力方向上方に位置する。すなわち、クリーニング装置32は現像剤回収部36よりも重力方向上方に配置される。よって、クリーニング装置32から現像剤が落下することで、この現像剤が現像剤回収部36へと移動することになり、この移動が良好になされる。
また、プロセスカートリッジ筺体22が、画像形成装置10に装着された状態において、現像剤収納室22cは、現像室22bよりも重力方向上方に位置する。すなわち、現像剤収容部34は、現像装置28よりも重力方向上方に位置する。よって、現像剤収容部34から現像剤が落下することで、現像剤収容部34から現像装置28への現像剤の移動がなされることになり、この現像剤の移動が良好になされる。ここで、現像剤収容部34と現像装置28とは重力方向において重なった領域を有しているものの、現像剤収容部34と現像装置28とは、両者を連通する現像剤流路38の底壁面38aが現像剤収容部34側が高く、現像剤には現像装置28側へ落下する方向の重力が作用する位置関係にあり、現像剤収納室22cは現像室22bよりも重力方向上方に位置するものである。
プロセスカートリッジ筺体22には、現像剤流路38と回収現像剤流路40との間の位置に露光光通路42が設けられている。この露光光通路42は、プロセスカートリッジ20の図2における左下側に位置する入口部から感光体24へ至るものであり、斜め上方へ向けられていて、鉛直方向成分を有する向きを有している。
露光光通路42に対して、先述の現像装置28とクリーニング装置32とは逆側に配置される。これにより、クリーニング装置32により現像剤のクリーニングがなされた感光体24に光着込み装置60からの露光光により潜像の書き込みがなされ、この潜像が現像装置28により現像されるとのプロセスが可能となる。
また、この露光光通路42に対して、現像装置28と現像剤収容部34とは逆側に配置される位置関係にあり、現像剤収容部34に収納された現像剤は露光光通路42を越え、現像装置28へと搬送される。また、露光光通路42に対して、クリーニング装置32と現像剤回収部36とは逆側に配置される位置関係にあり、クリーニング装置32で感光体24から除去された現像剤は露光光通路42を越え、現像剤回収部36へと回収される。
次に以上で説明した実施形態の作用について説明する。
画像形成動作が開始すると、各感光体24の表面が帯電装置26により一様に帯電され、これらの感光体24に光書き込み装置60から発した光が照射され潜像が形成される。そして、光書き込み装置60により形成された感光体24の潜像が現像装置28により現像されて現像剤像とされる。
一方、シート供給装置のシート供給カセット82に収納されたシートが、ピックアップロール84にピックアップされ、レジストロール86に向けて搬送され、レジストロール86で一時停止され、タイミングをとって搬送ベルト72へと導かれる。そして、このシートに、各感光体に形成された現像剤像が、各転写ロール78Y、78M、78C、78Bにより転写され、シートにイエロー現像剤像、マゼンダ現像剤像、シアン現像剤像、ブラック現像剤像が重ね合わされた現像剤像が形成される。そして、現像剤像が形成されたシートは定着装置64へと送られ、定着装置64で現像剤像の定着がなされた後、排出ロール89により排出部13へと排出される。
以上の画像形成動作がなされるにあたり、現像剤収容部34に収容された現像剤が、現像剤流路38内を移動して現像装置28へと搬送され供給される。また、クリーニング装置32で感光体24から除去された現像剤は、回収現像剤流路40内を移動して現像剤回収部36へと搬送され回収される。ここで、現像剤流路38内を現像剤が移動する方向と回収現像剤流路40内を現像剤が移動する方向とが重力方向において上下に交差し、さらに、クリーニング装置32が現像剤回収部36よりも重力方向上方に配置されるとともに、現像剤収容部34は現像装置28より重力方向上方に配置される。このため、現像剤流路38内と回収現像剤流路40内とにおいて現像剤が重力の作用を受け、現像剤の移動が良好になされる。
以上で示した実施形態では、搬送ベルト72は、シートを斜め上方へ向けて搬送しているが、これに替えて斜め下方へ向けてシートを搬送するようにしても良い。また、搬送ベルト72は、支持ロール76a側が高く支持ロール76b側が低くなるように斜めに配設されるが、これに替えて、搬送ベルトを水平、または、鉛直な方向に配設しても良い。
また、以上で説明した実施形態では、支持ロール76aと支持ロール76bに回転可能に支持されるベルトとして搬送ベルト72が、また、各感光体24Y、24M、24C、24Bに形成された現像剤像が転写される被転写体としてシートが用いられるが、これに替えて、ベルトとして中間転写ベルトを用い、この中間転写ベルトを被転写体として用いて、この中間転写ベルトに各感光体24Y、24M、24C、24Bに形成された現像剤像が転写されるようにしても良い。この場合、中間転写ベルトに転写された現像剤像を、シートに転写する二次転写手段として用いられる二次転写ロール等が、画像形成装置10に設けられる。
また、この実施形態では、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bは、斜めに配置されているが、これに替えて、露光光通路42が鉛直な方向となるように、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bを鉛直な方向に配置しても良い。また、露光光通路42が水平になるように各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20Bを水平に配置しても良い。
また、この実施形態では、現像装置28、クリーニング装置32、現像剤収容部34、現像剤回収部36、現像剤流路38、及び、回収現像剤流路40がプロセスカートリッジ20として一体化されているが、これに替えて、これらの各部材の一部又は全部を筺体12に直接取り付けるようにしても良い。また、これらの各部材を1つのカートリッジ内に設けるのではなく二つ以上のカートリッジに分けて配置し、これらのカートリッジが別々に筺体から着脱できるようにしても良い。
以上述べたように、本発明は複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置と、これらの画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジとに適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示す断面図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示し、図2におけるAA断面を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示し、図3におけるBB断面を画像形成装置に装着される向きで示した断面図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示し、図3におけるCC断面を画像形成装置に装着される向きで示した断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
14 画像形成部
20 プロセスカートリッジ
22 プロセスカートリッジ筺体
22a クリーニング室
22b 現像室
22c 現像剤収納室
22d 現像剤回収室
24 感光体
28 現像装置
32 クリーニング装置
34 現像剤収容部
36 現像剤回収部
38 現像剤流路
40 回収現像剤流路
42 露光光通路
70 転写装置
72 搬送ベルト
76 支持ロール
78 転写ロール

Claims (17)

  1. 像担持体に形成され潜像を現像する現像装置と、
    この現像装置に供給される現像剤が収容された現像剤収容部と、
    前記像担持体に残留した現像剤を除去する現像剤除去装置と、
    前記現像剤除去装置で除去された現像剤が回収される現像剤回収部と、
    前記現像剤収容部と前記現像装置とを連通する第1の連通部と、
    前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とを連通する第2の連通部と、
    を有し、
    前記第1の連通部内を現像剤が移動する方向と前記第2の連通部内を現像剤が移動する方向と重力方向において上下に交差することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤除去装置は前記現像剤回収部よりも重力方向上方に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤収容部は前記現像装置よりも重力方向上方に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の連通部と前記第2の連通部とが離間して配置され、前記第1の連通部と前記第2の連通部との間の位置に、前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像剤除去装置と前記現像装置とが逆側に配置されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像装置と前記現像剤供給部とが逆側に配置されることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路に対して、前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とが逆側に配置されることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体に形成された現像剤を被転写体に転写する転写装置を有し、この転写装置は少なくとも二つ以上の支持部材に回転可能に支持されるベルトを有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
  9. 前記ベルトは、前記支持部に支持された状態における一端部と他端部とで高さが異なるように配設されることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記ベルトはシートを搬送するシート搬送ベルトからなることを特徴とする請求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 前記シート搬送ベルトは下向きの面に吸着したシートを搬送することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記現像装置、前記現像剤収容部、前記現像剤除去装置、前記現像剤回収部、前記現像剤搬送路、及び、前記現像剤回収路を備えたプロセスカートリッジを有し、このプロセスカートリッジは装置本体に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1乃至11いずれか記載の画像形成装置。
  13. 像担持体に形成され潜像を現像する現像装置と、
    この現像装置に供給される現像剤が収容された現像剤収容部と、
    前記像担持体に残留した現像剤を除去する現像剤除去装置と、
    前記現像剤除去装置で除去された現像剤が回収される現像剤回収部と、
    前記現像剤収容部と前記現像装置とを連通する第1の連通部と、
    前記現像剤除去装置と前記現像剤回収部とを連通する第2の連通部と、
    を有し、
    前記第1の連通部内を現像剤が移動する方向と前記第2の連通部内を現像剤が移動する方向と重力方向において上下に交差することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 前記像担持体に潜像の書き込みを行う露光光が通過する露光光通路が設けられたことを特徴とする請求項13記載のプロセスカートリッジ。
  15. 前記第1の連通部と前記第2の連通部とが離間して配置され、前記第1の連通部と前記第2の連通部との間の位置に、前記露光光通路が設けられていることを特徴とする請求項14記載のプロセスカートリッジ。
  16. 長手方向における一端部又は一端部近傍に前記第1の連通部が、他端部又は他端部近傍に前記第2の連通部が設けられていることを特徴とする請求項13乃至15いずれか記載のプロセスカートリッジ。
  17. 前記露光光通路は、鉛直方向成分を有する向きに設けられたことを特徴とする請求項13乃至16いずれか記載のプロセスカートリッジ。
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