JP2007052313A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、一度に走査する走査光の本数が複数本の場合に、水平同期信号パルスの属性を容易にかつ正確に認識することが可能な光走査装置を提供することである。
【解決手段】複数のビデオ信号に対応するN本(但しNは2以上の整数)のレーザ光を走査する走査手段と、レーザ光の走査開始端付近に配置された光センサと、光センサの検出信号から同期信号を生成する同期信号生成部と、同期信号生成部により生成された同期信号に同期した複数のビデオ信号を生成する信号制御部とを備え、信号制御部はN本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、同期信号生成部から特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得る第1手段と、同期パルスに応答してN本のレーザ光を走査してN本のレーザ光に対応するN個の同期パルスを得る第2手段とを備え、各同期パルスと各ビデオ信号との対応関係を認識できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本のレーザ光で感光ドラムを走査する光走査装置に関するものである。
従来、レーザビームプリンタなどの電子写真装置では、レーザ光源から出力されるレーザビームを、高速回転する回転多面鏡に反射させて水平方向に偏向走査し、走査光を感光ドラム表面に露光して静電潜像を形成し、静電潜像をトナーで現像し、トナー像を印刷用紙に転写し定着させて印刷を実現している。
このような電子写真装置に用いられる光走査装置においては、走査光の走査開始端付近に走査光を検出する走査光検出センサが配設され、走査光検出センサに走査光が入射されるごとに水平同期信号を生成している。
図5は、光走査装置における水平同期信号生成の従来例を示す概略構成図であり、信号制御部101と走査機構部102とより構成される。信号制御部101に設けられたビデオ信号生成部104から出力したビデオ信号111〜115は、走査機構部102に設けられたレーザ光出力部105によりレーザ光として放射される。レーザ光は、高速回転する回転多面鏡106で反射され、非球面レンズ107を透過した後、走査光検出センサ108及び感光ドラム109を走査する。
走査光検出センサ108は、走査光116〜120が走査する走査線上に設けられており、走査光116〜120がセンサ108上を走査すると、それを検知して信号を発生する。検知信号は水平同期信号生成部110に加えられ、水平同期信号121を生成する。生成した水平同期信号121は、水平同期信号検査部103において、信号の正常性が確認された後、印刷用紙に対する水平方向の書き出し位置を一定に保つための、印刷データ書き出し開始タイミングの決定に用いられる。
近年、印刷密度の高解像度化や印刷速度の高速化への要求が高まるにつれ、図5に示す従来例のように、一度に走査する走査光の本数を複数本とするマルチビーム走査装置が多く用いられている。このような装置では、複数本のレーザ光の列を感光体ドラムの副走査方向に対して傾斜させ、複数光ビームを同時に走査するとともに、1個の走査光検出センサにより各走査光を検知し、各走査光に対する水平同期信号を多重化した水平同期信号を生成する。
図6は従来例において、走査光5本の場合のビデオ信号111〜115と、水平同期信号121の関係を示すタイミングチャートである。各ビデオ信号111〜115は、水平同期信号発生用データ成分301〜305と印刷データ成分306〜310から成っており、水平同期信号発生用データ成分301〜305によって走査光検出センサ108を走査し、各ビデオ信号111〜115に対応する各々の水平同期信号パルス316を発生させる。そして、発生させた水平同期信号パルス316によって印刷データ成分306〜310の書き出し開始位置を決定している。
ここで、水平同期信号発生用データ成分301〜305は水平同期信号316を発生させるためのビデオ信号であるため、有効印刷領域、即ち感光ドラム表面に静電潜像を形成する領域に出力されないように制御されている。例えば、水平同期信号発生用データ成分301〜305の次の周期に発生する水平同期信号発生用データ成分311〜315の出力は、直前に発生した水平同期信号316の先頭パルスを基準にタイマーを仕掛け、一定時間経過したタイミングで発生させている。また、各ビデオ信号に対応する各々の水平同期信号パルス317を受信すると、その受信に基づいて水平同期信号発生用データ成分311〜315の出力を終了している。このように、前の周期の水平同期信号316の発生タイミングに同期して水平同期信号発生用データ成分311〜315を出力し、水平同期信号パルスを発生させる状態を、以降、水平同期状態と呼ぶ。また、非水平同期状態から水平同期状態へ遷移しようとする動作を、以降、水平同期確立動作と呼ぶ。
一方、水平同期確立動作を開始するとき、すなわち図6の例では、最初の水平同期信号パルス316を発生させるときには、前述のように直前に発生した水平同期信号パルスを基準として水平同期信号発生用データ成分の出力開始タイミングを決定することができない。このため、図7のタイミングチャートに示すように、一旦、全てのビデオ信号401〜405を出力し続けて、走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待ち、最初の水平同期信号パルス406を得る方法が採用されている。
このような水平同期確立動作では、水平同期信号発生用データ成分の出力の開始タイミングと水平同期信号パルス発生タイミング(回転多面鏡の回転タイミングに依存する)は非同期である。このため、水平同期信号発生用データ成分の出力開始タイミングによって、最初に受信する水平同期信号の先頭パルスが、どのビデオ信号に対応した水平同期信号パルスであるかを識別することができない(以下本明細書では、どのビデオ信号に対応しているかという情報を同期信号パルスの属性と称する)。
例えば、図8に示すように、水平同期信号発生用データ成分の走査光501の出力開始のタイミングが感光ドラム502の中央付近であった場合、走査光501が最初に検出センサ503を走査し、水平同期信号発生部504から最初に発生する水平同期信号は図9に示すような5個のパルス601となり、その先頭パルスは、第1ビデオ信号に対応した属性を有する第1水平同期信号である。
一方、図10に示すように、5本の水平同期信号発生用データ成分の走査光701の出力開始が、走査光検出センサ703をまたぐようなタイミングであり、例えば3本が検出センサ703の前に位置し、2本が検出センサ703の後に位置していた場合、水平同期信号生成部704により最初に生成される水平同期信号は図11に示すような3個のパルス801となり、その先頭パルスは、第3ビデオ信号に対応した属性を有する第3水平同期信号である。このように、一度に走査する走査光の本数を複数本とした光走査装置では、非水平同期状態から水平同期確立動作を行って水平同期状態に達するためには、受信した水平同期信号パルスが、どのビデオ信号に対応する水平同期信号パルスなのかを示す情報、つまり、水平同期信号パルスの属性を認識する必要がある。
なお、マルチビーム光走査装置において、水平同期信号パルスの属性を認識する方法としては、特許文献1に示すように、各ビームを異なる周波数で変調し、周波数毎に水平同期パルスを分離するものが提案されている。また特許文献2には、複数光源の光ビームの列を副走査方向に対して傾斜させ、複数光ビームを1個の光センサ上を走査して多重化された水平同期信号を生成する技術、及び多重化された信号から各光ビームに対応した水平同期信号に分離する技術が開示されている。
特許第3548463号公報 特開2004−249620号公報 特開平11−34385号公報
上述のように、一度に走査する走査光の本数を複数本とした光走査装置では、水平同期確立動作を行う毎に、最初に受信する水平同期信号の先頭パルスの属性やパルスの個数が異なるため、受信した水平同期信号パルスを分析し、それぞれの水平同期信号パルスがどのビデオ信号に対応しているのかを認識する回路が必要である。その回路は、走査光の本数が多ければ多いほど構成及び制御が複雑となり、その結果、回路規模が大きくなってコストが高くなるという問題がある。
本発明は、一度に走査する走査光の本数が複数本であっても、水平同期信号パルスの属性を容易に、かつ正確に認識することが可能な光走査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、複数のビデオ信号に対応するN本(但しNは2以上の整数)のレーザ光を走査する走査手段と、レーザ光の走査開始端付近に配置された光センサと、該光センサの検出信号から同期信号を生成する同期信号生成部と、該同期信号生成部により生成された同期信号に同期した前記複数のビデオ信号を生成する信号制御部とを備え、上記信号制御部は前記N本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、前記同期信号生成部から特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得る第1手段と、該同期パルスに応答してN本のレーザ光を走査してN本のレーザ光に対応するN個の同期パルスを得る第2手段とを備え、各同期パルスと各ビデオ信号との対応関係を認識できるようにしたことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、複数のビデオ信号に対応するN本(但しNは2以上の整数)のレーザ光を走査する走査手段と、レーザ光の走査開始端付近に配置された光センサと、該光センサの検出信号から同期信号を生成する同期信号生成部と、該同期信号生成部により生成された同期信号に同期した前記複数のビデオ信号を生成する信号制御部とを備え、上記信号制御部は前記N本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、前記同期信号生成部から特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得る第1手段と、該同期パルスに応答して2本のレーザ光を走査して2本のレーザ光に対応する2個の同期パルスを得ると共に順次走査レーザ光の本数を増加してN本のレーザ光に対応するN個の同期パルスを得る第3手段とを備え、各同期パルスと各ビデオ信号との対応関係を認識できるようにしたことにある。
本発明の他の特徴は、前記第1手段はN本のレーザ光の中の第1番目又は第N番目のレーザ光のみを走査することにある。
本発明の他の特徴は、前記第2手段はタイマを有し、1個目の同期パルスの発生から所定時間経過後にN本のレーザ光を走査することにある。
本発明によれば、最初にN本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得て、その後、N本のレーザ光に対応する同期パルスを得ているので、一度に走査する走査光の本数が複数本であっても、水平同期信号パルスの属性を容易に且つ正確に認識することができるという効果がある。
以下、本発明に係る光走査装置の全体構成を最初に説明し、次にその主要部である信号制御部の実施例を図面を参照して説明する。図1は、一度に走査する走査光の本数を5本とした場合の、本発明光走査装置の全体構成の概略を示す。信号制御部200により生成されたビデオ信号LD1〜LD5は、走査機構部102に設けられたレーザ光出力部105に加えられる。レーザ光出力部105により発生したレーザ光は、高速回転する回転多面鏡106により反射され、非球面レンズ107を透過して走査光検出センサ108及び感光ドラム109を走査する。走査光116〜120が走査光検出センサ108を走査すると、センサ108は検知信号を発生し、それを元に水平同期信号生成部110は水平同期信号BDを生成する。生成された水平同期信号BDは、信号制御部200に加えられる。次に信号制御部200の実施例について説明する。
図2−1は、本発明光走査装置における信号制御部の第1実施例を示すブロック図である。同図において、水平同期信号生成部110により生成された水平同期信号BDは、水平同期信号分離回路201に加えられ、第2水平同期信号BD2〜第5水平同期信号BD5が分離して取り出される。
水平同期確立動作を開始するための信号STはアンドゲート202eに印加され、その出力によりフリップフロップ203eがセットされる。セットにより生じる出力信号は、第5水平同期信号BD5と共にアンドゲート202dに印加される。アンドゲート202dの出力によりセットされるフリップフロップ203dの出力信号は、第4水平同期信号BD4と共にアンドゲート202cに印加され、その出力によりフリップフロップ203cがセットされる。フリップフロップ203cの出力は、第3水平同期信号BD3と共にアンドゲート202bに印加され、その出力によりフリップフロップ203bがセットされる。フリップフロップ203bの出力は、第2水平同期信号BD2と共にアンドゲート202aに印加され、その出力によりフリップフロップ203aがセットされる。フリップフロップ203a〜203eの出力信号は、コントローラ205から発生する画像データ成分VD1〜VD5と共に、それぞれオアゲート204a〜204eに加えられる。各オアゲート204a〜204eからは、走査機構部102のレーザ光出力部105に加えられる第1ビデオ信号LD1〜第5ビデオ信号LD5が生成される。
なお、ビデオ信号LDは、水平同期信号発生用データ成分と、画像データ成分VDより構成され、水平同期信号発生用データ成分は更に、水平同期確立動作時の水平同期信号発生用データ成分aと、水平同期状態において、周期的に発生させる水平同期信号発生用データ成分bに分けられる。以下の説明では、便宜上、画像データ成分VDと、水平同期信号発生用データ成分bの説明を省く。
次に、図2−2タイミングチャートを参照して第1実施例の動作を説明する。
図2−1の回路で水平同期確立動作を開始するときは、開始信号STによりフリップフロップ203eをセットすることにより、第5ビデオ信号LD5の水平同期信号発生用データ成分901を出力し続ける。このとき、第1ビデオ信号LD1、第2ビデオ信号LD2、第3ビデオ信号LD3、第4ビデオ信号LD4は出力を行わない。第5ビデオ信号LD5の水平同期信号発生用データ成分901に対応した走査線が走査光検出センサ108上を走査すると、その検出信号により水平同期信号発生部110は、1個の同期パルス906を生成する。従って、最初に受信する水平同期信号906は第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であると認識することができる。
最初の水平同期信号906(BD5)を受信すると、この信号はアンドゲート202dに印加され、オアゲート204dの出力から第4ビデオ信号LD4の水平同期信号発生用データ成分902の出力を開始する。そして第4〜第5ビデオ信号LD4〜LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待ち、2周期目の水平同期信号907を得る。水平同期信号907は2個のパルスとなり、先頭パルスは第4ビデオ信号LD4に対応した属性の第4水平同期信号BD4であり、2番目のパルスは第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であると認識することができる。
2周期目の水平同期信号907の第4水平同期信号BD4はアンドゲート202cに印加され、その出力によりフリップフロップ203cがセットされる。このため、第5ビデオ信号LD5及び第4ビデオ信号LD4の水平同期信号発生用データ成分901、902に加え、第3ビデオ信号LD3の水平同期信号発生用データ成分903の出力を開始する。そして、第3〜第5ビデオ信号LD3〜LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待ち、3周期目の水平同期信号908を得る。水平同期信号908は3個のパルスとなり、先頭パルスは第3ビデオ信号LD3に対応した属性の第3水平同期信号BD3であり、2番目パルスは第4ビデオ信号LD4に対応した属性の第4水平同期信号BD4であり、3番目パルスは第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であることが予め明らかである。
このように、各周期の水平同期信号BD5、BD4、BD3、BD2を受信する毎に、4→3→2→1の順序でビデオ信号のLD4〜LD1の水平同期信号発生用データの出力を増やしていけば、受信する水平同期信号のパルス個数は周期毎に1個ずつ増えていき、最終的に5個の水平同期信号パルスBD1〜BD5を得ることができる。各周期で受信する水平同期信号の属性は予め明らかであるため、どのビデオ信号に対応しているパルスなのかを分析して、その属性を認識する回路を新たに設ける必要がない。
図3−1は、本発明に係る光走査装置における信号制御部の第2実施例を示すブロック図である。同図において、水平同期確立動作開始信号STはアンドゲート206eに印加され、その出力によりフリップフロップ203eがセットされる。フリップフロップ203eの出力信号は、第5水平周期信号BD5と共にアンドゲート206a〜206dに加えられる。アンドゲート206a〜206dの出力は、それぞれフリップフロップ203a〜203dのセット端子に印加される。各フリップフロップ203a〜203eの出力信号は、それぞれオアゲート204a〜204eを介して第1ビデオ信号LD1〜第5ビデオ信号LD5として走査機構部102のレーザ光出力部105に加えられる。
次に、図3−2のタイミングチャートを参照して第2実施例の動作を説明する。
水平同期確立動作を開始するときには、開始信号STによりフリップフロップ203eをセットして、オアゲート204eより第5ビデオ信号LD5として、水平同期信号発生用データ成分1001を出力し続け、第5ビデオ信号LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待つ。このとき、第1ビデオ信号LD1、第2ビデオ信号LD2、第3ビデオ信号LD3、第4ビデオ信号LD4は出力を行わない。このため、最初に受信する水平同期信号BDは1個のパルス1006となり、そのパルス1006は第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であることが予め明らかである。
第5水平同期信号BD5は、アンドゲート206a〜206dを通してフリップフロップ203a〜203dをセットするので、最初の水平同期信号BD5を受信すると、第5ビデオ信号LD5に加え、第1〜第4ビデオ信号LD1〜LD4の水平同期信号発生用データ成分1002〜1005の出力を開始する。そして第1〜第5ビデオ信号LD1〜LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待ち、2周期目の水平同期信号BDを得る。水平同期信号BDは5個のパルス1007となり、先頭パルスから順に、第1ビデオ信号LD1に対応した属性の第1水平同期信号BD1、第2ビデオ信号LD2に対応した属性の第2水平同期信号BD2、第3ビデオ信号LD3に対応した属性の第3水平同期信号BD3、第4ビデオ信号LD4に対応した属性の第4水平同期信号BD4、第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であることが予め明らかである。
従って、第2の実施例においても、最終的に5個の水平同期信号パルスBD1〜BD5を得ることができ、それらのパルスがどのビデオ信号に対応しているパルスかを認識するための付加回路を設ける必要がない。更に、第1の実施例に比べて、水平同期確立状態へ達するまでの時間が短いという利点もある。
図4−1は、本発明に係る光走査装置における信号制御部の第3実施例を示すブロック図である。同図において、水平同期確立動作開始信号STはアンドゲート207fを通してオアゲート208に印加される。また、水平同期信号分離回路201からの第5水平同期信号BD5はタイマ209に印加され、一定時間経過後、出力信号を発生する。タイマ209の出力信号はそれぞれアンドゲート207a〜207eに加えられ、その出力信号によりフリップフロップ203a〜203eがセットされる。
次に、図4−2のタイミングチャートを参照して第3実施例の動作を説明する。
水平同期確立動作を開始するときには、開始信号STによりフリップフロップ203eをセットする。この結果、オアゲート204eより第5ビデオ信号LD5の水平同期信号発生用データ成分1101が出力され、第5ビデオ信号LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査するのを待つ。このとき、第1ビデオ信号LD1、第2ビデオ信号LD2、第3ビデオ信号LD3、第4ビデオ信号LD4は出力を行わない。このため、最初に受信する水平同期信号BDは1個のパルス1107となり、そのパルス1107は、第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であることが予め分かる。
最初の水平同期信号1107を受信すると、フリップフロップ203eをリセットして、第5ビデオ信号LD5の水平同期信号発生用データ成分1101の出力を停止する。一方、水平同期信号BD5はタイマ209に印加され、その立ち上がりを基準に一定時間の経過を計測する。一定時間とは、水平同期信号パルスの発生周期を勘案して決定する時間である。一定時間が経過すると、タイマ209の出力によりフリップフロップ203a〜203eがセットされるため、第1〜第5ビデオ信号LD1〜LD5の水平同期信号発生用データ成分1002〜1006が一斉に出力を開始する。これにより第1〜第5ビデオ信号LD1〜LD5に対応した走査光が走査光検出センサ108上を走査し、2周期目の水平同期信号BDを得る。水平同期信号BDは5個のパルス1108となり、先頭パルスから順に、第1ビデオ信号LD1に対応した属性の第1水平同期信号BD1、第2ビデオ信号LD2に対応した属性の第2水平同期信号BD2、第3ビデオ信号LD3に対応した属性の第3水平同期信号BD3、第4ビデオ信号LD4に対応した属性の第4水平同期信号BD4、第5ビデオ信号LD5に対応した属性の第5水平同期信号BD5であることが予め分かる。
従って、第3の実施例においても、最終的に5個の水平同期信号パルスBD1〜BD5を得ることができ、それらパルスがどのビデオ信号に対応しているパルスなのかを認識するための付加回路を設ける必要がない。更に、第1の実施例に比べて、水平同期確立状態へ達するまでの時間が短いという利点もある。
なお、第3の実施例の説明では、最初に第5ビデオ信号LD5の水平同期信号発生用データ成分を出力する例を示したが、第1〜第4のビデオ信号LD1〜LD4のいずれかでもよい。すなわち、最初に出力する1つのビデオ信号により第1周期で受信する水平同期信号の属性は決定されるため、その属性に応じてタイマで計測する時間を調整すればよい。
以上述べたように、本発明によれば水平同期確立動作を開始するときに、マルチビーム中の特定の走査光のみを走査することによって、水平同期信号パルスの属性を認識することが可能となる。また、特定の走査光のみを走査することによって、水平同期信号の発生タイミングを認識することが可能となる。
本発明に係る光走査装置の全体の構成の一実施例を示す概略構成図。 本発明光走査装置における信号制御部の第1実施例を示すブロック図。 本発明の第1実施例の動作を説明するためのタイミングチャート。 本発明光走査装置における信号制御部の第2実施例を示すブロック図。 本発明の第2実施例の動作を説明するためのタイミングチャート。 本発明光走査装置における信号制御部の第3実施例を示すブロック図。 本発明の第3実施例の動作を説明するためのタイミングチャート。 従来の光走査装置の概略構成図。 従来装置におけるビデオ信号と水平同期信号の関係を示すタイミングチャート。 従来装置における水平同期確立動作開始時のタイミングチャート。 従来装置における水平同期確立動作開始時の走査光位置の説明図。 従来装置における水平同期確立動作開始時の動作を説明するためのタイミングチャート。 従来装置における水平同期確立動作開始時の走査光位置の説明図。 従来装置における水平同期確立動作開始時の動作を説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
101:信号制御部、102:走査機構部、103:水平同期信号検査部、
104:ビデオ信号生成部、105:レーザ光出力部、106:回転多面鏡、
107:非球面レンズ、108:走査光検出センサ、109:感光ドラム、
110:水平同期信号生成部、111〜115:ビデオ信号、116〜120:走査光、121:水平同期信号、200:信号制御部、201:水平同期信号分離回路、
202a〜202e:アンドゲート、203a〜203e:フリップフロップ、
204a〜204e:オアゲート、205:コントローラ、
206a〜206e:アンドゲート、207a〜207f:アンドゲート、
208:オアゲート、209タイマ、301〜317:ビデオ信号及び水平同期信号、
401〜406:ビデオ信号及び水平同期信号、501:走査光、502:感光ドラム、503:走査光検出センサ、504:水平同期信号生成部、601:水平同期信号、
701:走査光、702:感光ドラム、703:走査光検出センサ、
704:水平同期信号生成部、801:水平同期信号、
901〜910:ビデオ信号及び水平同期信号、
1001〜1007:ビデオ信号及び水平同期信号、
1101〜1108:ビデオ信号及び水平同期信号

Claims (4)

  1. 複数のビデオ信号に対応するN本(但しNは2以上の整数)のレーザ光を走査する走査手段と、レーザ光の走査開始端付近に配置された光センサと、該光センサの検出信号から同期信号を生成する同期信号生成部と、該同期信号生成部により生成された同期信号に同期した前記複数のビデオ信号を生成する信号制御部とを備え、上記信号制御部は前記N本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、前記同期信号生成部から特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得る第1手段と、該同期パルスに応答してN本のレーザ光を走査してN本のレーザ光に対応するN個の同期パルスを得る第2手段とを備え、各同期パルスと各ビデオ信号との対応関係を認識できるようにしたことを特徴とする光走査装置。
  2. 複数のビデオ信号に対応するN本(但しNは2以上の整数)のレーザ光を走査する走査手段と、レーザ光の走査開始端付近に配置された光センサと、該光センサの検出信号から同期信号を生成する同期信号生成部と、該同期信号生成部により生成された同期信号に同期した前記複数のビデオ信号を生成する信号制御部とを備え、上記信号制御部は前記N本のレーザ光の中の特定のレーザ光のみを走査することにより、前記同期信号生成部から特定のレーザ光に対応する1個の同期パルスを得る第1手段と、該同期パルスに応答して2本のレーザ光を走査して2本のレーザ光に対応する2個の同期パルスを得ると共に順次走査レーザ光の本数を増加してN本のレーザ光に対応するN個の同期パルスを得る第3手段とを備え、各同期パルスと各ビデオ信号との対応関係を認識できるようにしたことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1又は2において、前記第1手段はN本のレーザ光の中の第1番目又は第N番目のレーザ光のみを走査することを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1において前記第2手段はタイマを有し、1個目の同期パルスの発生から所定時間経過後にN本のレーザ光を走査することを特徴とする光走査装置。
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