JPH10161049A - 複数ビーム書込装置 - Google Patents

複数ビーム書込装置

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JPH10161049A
JPH10161049A JP8330302A JP33030296A JPH10161049A JP H10161049 A JPH10161049 A JP H10161049A JP 8330302 A JP8330302 A JP 8330302A JP 33030296 A JP33030296 A JP 33030296A JP H10161049 A JPH10161049 A JP H10161049A
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JP
Japan
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light
signal
semiconductor laser
light source
laser
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JP8330302A
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Masaharu Tsukada
雅晴 塚田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込開始信号検出系の光検知手段を兼用する
ことにより、1個の受光手段だけで複数の光ビームのA
PCを可能とする。 【構成】 CPU20からのレーザー強制点灯信号UK1
により半導体レーザー光源23aを強制点灯し、同期信
号BDを検知すると同時に、ピークホールド回路31をホ
ールド状態にして、その検知量AをA/D変換してCP
U20に出力する。次に、レーザー強制点灯信号UK2 に
より半導体レーザー光源23bを強制点灯し、時間Tの
経過後にその時のピークホールド回路31の出力値Bを
A/D変換器32でデジタル値に変換してCPU20に
取り込む。この検知量Aと検知量Bを比較し、A>Bで
あればレーザー駆動電流設定信号CSをインクリメントし
て、半導体レーザー光源23bの発光光量を1段階分増
加させ、再びホールド回路31の出力値Bを求める。そ
して、A≦Bならばその時のレーザー駆動電流設定信号
CSの値を保持してAPC動作を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタやデジタル複写機等のように、複数のレーザー光
を使用して画像記録を行う複数ビーム書込装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の半導体レーザー光源を
使用した画像形成装置が知られている。図7はこの種の
画像形成装置の平面図を示し、それぞれに発光点を有す
る複数の半導体レーザー光源1a、1bから成るレーザ
ー光源ユニット1の前方の光路上には、コリメータレン
ズ2、シリンドリカルレンズ3、ポリゴンミラー4が順
次に配列されており、ポリゴンミラー4の反射方向に
は、走査レンズ5、感光体ドラム6が配列されている。
走査レンズ5と感光体ドラム6の間には、走査レーザー
光の一部を検知する同期検知ミラー7が配置され、この
同期検知ミラー7の反射方向には受光センサ8が配置さ
れている。そして、受光センサ8の出力は同期検知回路
9に接続され、同期検知回路9の出力はレーザー光源ユ
ニット1に接続されている。
【0003】図8は感光体ドラム6上に走査されるビー
ムスポットS1、S2を示し、ビームスポットS1、S2は主走
査方向では或る一定の間隔を有し、主走査方向と垂直な
副走査方向では、画像解像度に対応した距離だけ離れて
いる。即ち、複数のレーザー光S1、S2を出射する半導体
レーザー光源1a、1bは、主走査方向にも2個の発光
点同士が離れるように、レーザー光S1、S2の出射方向を
中心軸にして回転するように配置されている。
【0004】このような構成により、半導体レーザー光
源1a、1bから出射されたレーザー光S1、S2は、コリ
メータレンズ2によりコリメートされた後に、シリンド
リカルレンズ3を通ってポリゴンミラー4により反射さ
れる。ポリゴンミラー4は矢印方向に一定速度で回転し
ており、このポリゴンミラー4により反射されたレーザ
ー光S1、S2は、走査レンズ5を通って感光体ドラム6に
集光する。
【0005】また、レーザー光S1、S2の一部は、同期検
知ミラー7により反射された後に、図7に示すように矢
印方向に走査されて受光センサ8に入射し、先ず検出レ
ーザー光S1が検知され、その後にレーザー光S2が検知さ
れる。そして、これらの検出信号は同期検知回路9に入
力されて主走査方向の同期信号となる。
【0006】図9は半導体レーザー光源1a、1bの発
光制御回路の構成図を示し、画像形成装置の動作シーケ
ンスを管理するCPU10は、ビデオインタフェースI
/Fを経由して画像処理部に接続されている。画像処理
部からの画像信号VD1 、 VD2と、CPU10から出力さ
れるレーザー強制点灯信号UK1 、UK2 は、それぞれOR
論理回路11a、11bに接続され、OR論理回路11
a、11bからの駆動信号DR1 、DR2 とCPU10から
の制御信号CT1 、CT2 とは、それぞれAPC(Automati
c Power Control)/レーザースイッチング回路12a、
12bに接続されている。APC/レーザースイッチン
グ回路12a、12bの出力は、それぞれ半導体レーザ
ー光源1a、1bとそれらの背面光を受光するフォトセ
ンサ13a、13bに接続されている。また、受光セン
サ8の出力は同期検知回路14に接続され、同期検知回
路9の同期信号BDは波形整形回路14を介してCPU1
0に接続されている。
【0007】APC/レーザースイッチング回路12
a、12bは、半導体レーザー光源1a、1bの発光光
量を常に一定の光量に制御するAPC機能と、画像処理
部から送信される画像信号VD1 、VD2 に従って、半導体
レーザー光源1a、1bのオン/オフのスイッチングを
行う機能とを有している。ここで、APCはフォトセン
サ13a、13bによる光量検知信号を帰還信号とし
て、各レーザー光S1、S2の出力パワーが常に所定のパワ
ーとなるように制御し、またAPCによる制御指示はC
PU10から出力される制御信号CT1 、CT2 により行わ
れる。
【0008】半導体レーザー光源1a、1bは、画像信
号VD1 、VD2 に従ったスイッチングにより点灯し、CP
U10から出力されるレーザー強制点灯信号UK1 、UK2
によっても点灯する。このレーザー強制点灯信号UK1 、
UK2 は、APC動作を行うときの半導体レーザー光源1
a、1bの強制点灯と共に、主走査方向での同期信号BD
を得るためにも使用されるので、レーザー強制点灯信号
UK1 、UK2 と画像信号VD1 、VD2 はそれぞれ論理回路1
2a、12bによりOR論理で構成される。
【0009】同期信号BDを検知するためには、レーザー
光S1、S2が受光センサ8に入射する直前のタイミング
で、レーザー強制点灯信号UK1 、UK2 を出力し、半導体
レーザー光源1a、1bを点灯状態にして、受光センサ
8にレーザー光S1、S2が入射するようにする。受光セン
サ8と同期検知回路9によりこの信号を電気的に検出
し、波形整形回路14において矩型波に整形してCPU
10に送信する。
【0010】また、複数のレーザー光S1、S2を有する画
像形成装置のAPCとしては、受光センサ8をレーザー
光S1、S2のパワー検知素子として使用する方式も提案さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の複数ビーム書込装置においてAPC動作を行う
ためには、半導体レーザー光源1a、1bそれぞれに対
応するフォトセンサ13a、13bを内蔵しなけれはな
らず、更にそれらのフォトセンサ13a、13bの感度
調整を常時行う必要があるので、コストアップの要因と
なる。一方、受光センサ8をAPCのためのパワー検知
用素子として使用する場合には、レーザー光源ユニット
1と受光センサ8を含むユニットとを別々に構成して装
置に組付けた後に、受光センサ8の感度調整を行わなけ
ればならないので、非常に工数が掛かるという問題が生
ずる。
【0012】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
書込開始信号検出系の光検知手段を兼用することによ
り、1個の受光手段だけで複数の光ビームのAPCを可
能とする複数ビーム書込装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る複数ビーム書込装置は、回転多面鏡
と、該回転多面鏡により主走査方向に走査される複数の
光ビームのそれぞれの所定部分を除いた残り部分を感光
体に結像させる結像光学系と、各光ビームの前記所定部
分を光検出手段に導入する書込開始信号検出系とを有す
る複数ビーム書込装置において、前記複数の光ビームの
中の第1の光ビームの光量を検知する受光手段を有し、
該受光手段により前記第1の光ビームの光量設定を行
い、その他の光ビームの光量設定は前記書込開始信号検
出系の光検出手段により行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に図示の実施
例の基づいて詳細に説明する。図1は回転多面鏡を用い
て走査光を感光体に結像するシステムの第1の実施例の
制御回路構成図を示し、画像形成装置の動作シーケンス
を管理するCPU20は、図示しない画像処理部にビデ
オインタフェースI/Fを経由して接続されている。画
像処理部からのビデオ出力VD1 、VD2 と、CPU20か
らのレーザー強制点灯出力UK1 、UK2 は、それぞれOR
論理回路21a、21bに接続されている。
【0015】OR論理回路21aのレーザー駆動出力DR
1 とCPU20からのAPC出力CTは、APC/レーザ
ースイッチング回路22に接続されており、APC/レ
ーザースイッチング回路22の出力は、半導体レーザー
光源23aとフォトセンサ24とに接続されている。ま
た、OR論理回路21bのレーザー駆動出力DR2 とCP
U20からD/A変換器25を介してアナログ値に変換
されたレーザー駆動電流設定出力CSは、レーザースイッ
チング回路26に接続されており、レーザースイッチン
グ回路26の出力は半導体レーザー光源23bに接続さ
れている。
【0016】同期信号を得るためのレーザー光の一部を
受光する受光センサ27の出力は同期検知回路28に接
続され、同期検知回路28の同期信号出力BDは波形整形
回路29を介してCPU20に接続されている。CPU
20からのレーザー強制点灯信号UK1 、UK2 はまたOR
論理回路30に接続され、同期検知回路28とOR論理
回路30の出力はピークホールド回路31に接続され、
更にピークホールド回路31からのホールド信号出力BH
はA/D変換器32を介してCPU20に接続されてい
る。
【0017】APC/レーザースイッチング回路22
は、半導体レーザー光源23aの発光光量を常に一定の
光量に制御するAPC機能と、画像処理部から送信され
る画像信号VD1 に従って、半導体レーザー光源23aを
オン/オフするスイッチング機能を有する。また、フォ
トセンサ24は半導体レーザー光源23aの背面光によ
りAPC動作時の半導体レーザー光源23aの発光光量
を検出する光学素子である。
【0018】一方、レーザースイッチング回路26は、
画像データVD2 により他方の半導体レーザー光源23b
を駆動するスイッチング機能と、CPU20からD/A
変換器25を通して出力されるレーザー駆動電流設定信
号CSのアナログ値に応じて、半導体レーザー光源23b
の駆動電流を設定する機能を有する。なお、CPU20
から出力されるレーザー強制点灯信号UK2 は半導体レー
ザー光源23bを強制点灯する。
【0019】水平同期信号BDを検知する同期検知回路2
8において、受光センサ27からの信号は電気信号に変
換され、更にその出力は波形整形回路29によりデジタ
ル信号に変換された後に、水平同期信号BDとしてCPU
20に出力される。一方、同期検知回路28のアナログ
出力はピークホールド回路31に入力され、受光センサ
27で検知されたレーザー光のピーク値がホールドされ
る。このときのピークホールド回路31のホールドタイ
ミングは、レーザー強制点灯信号UK1 、UK2 の何れかで
決定される。そして、ピークホールド回路31から出力
されるホールド値BHは、A/D変換器32によってデジ
タル値に変換されてCPU20に入力される。
【0020】図2は信号のタイミングチャート図、図3
は動作のフローチャート図を示し、本実施例では半導体
レーザー光源23a、23bのAPC動作は画像形成動
作に入る前に完了させているが、画像印字領域外におい
てレーザー光を点灯してAPC動作を行えば印字中行っ
てもよい。なお、APC動作中はポリゴンミラーが所定
の回転数で回転しているものとする。
【0021】先ず、ステップS1でレーザー駆動電流設定
信号CTをオンにすることにより、CPU20からのレー
ザー強制点灯信号UK1 によって半導体レーザー光源23
aが強制点灯して、その光量がフォトセンサ24により
検知され、検知信号がAPC/レーザースイッチング回
路22に帰還されて、半導体レーザー光源23aが所定
のレーザー光量を発光するように制御される。半導体レ
ーザー光源23aのAPC動作が終了すると、ステップ
S2で半導体レーザー光源23bのAPC動作に入る。ス
テップS3でレーザー強制点灯信号UK1 をオンにし、半導
体レーザー光源23aを強制点灯して、ステップS4で同
期信号BDが検知されるのを待つ。
【0022】同期信号BDが検知されると、ステップS5で
レーザー強制点灯信号UK1 をオフにして、半導体レーザ
ー光源23aの強制点灯を停止する。同時に、ステップ
S6でピークホールド回路31をホールド状態にして検知
信号をホールドし、その検知量AをA/D変換してCP
U20に出力する。この検知量Aが半導体レーザー光源
23aを所定光量で発光させた時に、受光センサ27が
検知する半導体レーザー光源23aの光量検知レベルで
あり、この後に実施される半導体レーザー光源23bの
APC動作のリファレンス値となる。
【0023】このようにして、半導体レーザー光源23
aの光量検知レベルが決定された後に、ステップS7でレ
ーザー強制点灯信号UK2 をオンにして、半導体レーザー
光源23bを強制点灯する。この点灯のタイミングとし
ては、半導体レーザー光源23aの点灯により検知され
た同期信号BDを基準にして、次の同期信号BDが出力され
るタイミングを予測し、その直前にレーザー強制点灯信
号UK2 を出力して、半導体レーザー光源23bを強制点
灯してもよいし、継続した点灯でもよい。
【0024】何れの場合も、半導体レーザー光源23b
の光ビームが受光センサ27に入射する直前に点灯する
ように、レーザー強制点灯信号UK2 を出力する。なお、
レーザー強制点灯信号UK2 のオン時間Tは、光ビームが
受光センサ27を通過する時間以上となるように設定さ
れている。
【0025】ステップS8で時間Tの経過後に、レーザー
強制点灯信号UK2 をオフにし、ステップS9でその時のピ
ークホールド回路31の出力値を、A/D変換器32で
デジタル値に変換してCPU20に取り込む。この値B
はそのとき設定されているレーザー駆動電流設定信号CS
の値による半導体レーザー光源23bの発光光量を示し
ている。ステップS10 で半導体レーザー光源23aの発
光により得られた検知量Aと、半導体レーザー光源23
bの発光により得られた検知量Bとを比較する。
【0026】ステップS11 でその結果がA>Bならば、
半導体レーザー光源23bの発光光量が所定の光量に達
していないことになるので、ステップS12 でレーザー駆
動電流設定信号CSをインクリメントして、半導体レーザ
ー光源23bの発光光量を1段階増加させる。そして、
ステップS7に戻り再びステップS7〜S11 の操作を繰り返
す。
【0027】一方、ステップ11でA≦Bならば、半導
体レーザー光源23bが所定光量に達したことになり、
そのときのレーザー駆動電流設定信号CSの値を保持し
て、APC動作を終了する。なお、本実施例では半導体
レーザー光源23bの発光量を0から徐々に立ち上げる
手順を採用しているので、A<Bの状態に関してはAP
C動作完了と判断しているが、レーザー駆動電流設定信
号CSをデクリメントする処理を行ってA=Bとなるよう
な手順を採用してもよい。
【0028】図4は第2の実施例の制御回路の構成図を
示し、図1と同じ符号は同じ回路を表している。本実施
例においては、2個のピークホールド回路40a、40
bとA/D変換器41a、41bが用いられるている。
即ち、同期検知回路28の出力はピークホールド回路4
0a、40bにそれぞれ接続され、またCPU20から
のレーザー強制点灯信号UK1 、UK2 がそれぞれピークホ
ールド回路40a、40bに接続されており、ピークホ
ールド回路40a、40bのホールド出力BH1、BH2 は
それぞれA/D変換器41a、41bを介してCPU2
0に接続されている。
【0029】同期検知回路28のアナログ出力はピーク
ホールド回路40a、40bに入力され、受光センサ2
7で検知されたレーザー光のピーク値がホールドされ
る。このときのホールドタイミングは、ピークホールド
回路40aではレーザー強制点灯信号UK1 により決定さ
れ、ピークホールド回路40bではレーザー強制点灯信
号UK2 により決定される。ピークホールド回路40a、
40bから出力されるホールド値BH1 、BH2 は、それぞ
れのA/D変換器41a、41bによりデジタル値に変
換されてCPU20に入力される。
【0030】図5は信号のタイミングチャート図、図6
は動作のフローチャート図を示し、ステップS21 〜S24
までは第1の実施例のステップS1〜S4と同様なので説明
を省略する。ステップS24 で同期信号BDが検知される
と、ステップS25 でレーザー強制点灯信号UK1 をオフに
し、半導体レーザー光源23aの強制点灯を停止する。
次に、ステップS26 でレーザー強制点灯信号UK2 をオン
にして、半導体レーザー光源23bを強制点灯する。
【0031】そして、ステップS27 でピークホールド回
路40aをホールド状態にして検知信号をホールドし、
その検知量AをA/D変換器41aでデジタル値に変換
してCPU20に出力する。この検知量Aが半導体レー
ザー光源23aを所定光量で発光させたときに、受光セ
ンサ27が検知する半導体レーザー光源23aの光量検
知レベルであり、半導体レーザー光源23bのAPC動
作のリファレンス値となる。
【0032】レーザー強制点灯信号UK2 は、ステップS2
8 で一定時間Tの間オン状態となりその後にオフとな
る。なお、レーザー強制点灯信号UK2 のオン時間Tは、
光ビームが受光センサ27を通過する時間以上となるよ
うに設定されている。レーザー強制点灯信号UK2 をオフ
にした後に、ステップS29 でピークホールド回路40b
の出力値を、A/D変換器41bでデジタル変換してC
PU20に取り込む。この値Bは、そのとき設定されて
いるレーザー駆動電流設定信号CSの値による半導体レー
ザー光源23bの発光光量を示している。ステップS30
で半導体レーザー光源23aの発光により得られた検知
量Aと、半導体レーザー光源23bの発光により得られ
た検知量Bの比較をする。
【0033】ステップS31 でその結果がA>Bならば、
半導体レーザー光源23bの発光光量が所定の光量に達
していないことになるので、レーザー駆動電流設定信号
CSをインクリメントして、ステップS32 で半導体レーザ
ー光源23bの発光光量を1段階増加させる。そして、
ステップS23 に戻り、再び半導体レーザー光源23aを
点灯するために、レーザー強制点灯信号UK1 を出力する
動作フローに入る。このときの半導体レーザー光源23
aの点灯タイミングは、半導体レーザー光源23aの点
灯により検知された同期信号BDを基準にして、次の同期
信号BDが出力されるタイミングを予測し、その直前にレ
ーザー強制点灯信号UK1 を出力して、半導体レーザー光
源23aを強制点灯してもよいし、継続した点灯でもよ
い。
【0034】何れの場合も、半導体レーザー光源23a
のビームが受光センサ27に入射する直前に点灯するよ
うに、レーザー強制点灯信号UK1 を出力する。このよう
に同期信号BD検知時に、半導体レーザー光源23aと半
導体レーザー光源23bを交互に点灯してそれぞれの検
知レべルを比較し、半導体レーザー光源23bのAPC
動作を行う。
【0035】一方、A≦Bの場合は、半導体レーザー光
源23bが所定光量に達したことになり、その時のレー
ザー駆動電流設定信号CSの値を保持し、APC動作を終
了する。なお、A<Bの状態に関しては、第1の実施例
と同様に、レーザー駆動電流設定信号CSをデクリメント
する処理を行ってA=Bとなるような手順を採用しても
よい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る複数ビ
ーム書込装置は、複数の光ビームのAPCを行うため
に、1つの光ビームに対してのみ光量を検知する受光手
段を設け、その他の光ビームに対しては同期信号検知の
ための光検出手段を兼用することにより、安価な半導体
マルチビームレーザー光源を構成することができ、それ
ぞれの光ビームに対するばらつきの調整を行う必要がな
くなるので、組付け工数の削減及びそれに伴うコストダ
ウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の制御回路の構成図である。
【図2】タイミングチャート図である。
【図3】動作のフローチャート図である。
【図4】第2の実施例の制御回路の構成図である。
【図5】タイミングチャート図である。
【図6】動作のフローチャート図である。
【図7】従来の複数ビームプリンタのスキャナ部の平面
図である。
【図8】レーザー光の受光部の説明図である。
【図9】従来例の制御回路の構成図である。
【符号の説明】
20 CPU 21a、21b、30 OR論理回路 22 APC/レーザースイッチング回路 23a、23b 半導体レーザー光源 24、27 受光素子 25 D/A変換器 26 レーザースイッチング回路 28 同期検知回路 29 波形整形回路 31、40a、40b ピークホールド回路 32、41a、41b A/D変換器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/113

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転多面鏡と、該回転多面鏡により主走
    査方向に走査される複数の光ビームのそれぞれの所定部
    分を除いた残り部分を感光体に結像させる結像光学系
    と、各光ビームの前記所定部分を光検出手段に導入する
    書込開始信号検出系とを有する複数ビーム書込装置にお
    いて、前記複数の光ビームの中の第1の光ビームの光量
    を検知する受光手段を有し、該受光手段により前記第1
    の光ビームの光量設定を行い、その他の光ビームの光量
    設定は前記書込開始信号検出系の光検出手段により行う
    ことを特徴とする複数ビーム書込装置。
  2. 【請求項2】 前記その他の光ビームの光量設定は、前
    記書込開始信号検出系の光検出手段により検出した前記
    第1の光ビームによる第1の検知レベルと、前記その他
    の光ビームによる第2の検知レベルとの比較により行
    い、前記第1の検知レべルを光ビームの光量設定の基準
    とする請求項1に記載の複数ビーム書込装置。
  3. 【請求項3】 前記その他の光ビームの光量設定は、予
    め検知された前記第1の検知レベルと、前記回転多面鏡
    の回転により定期的に検知される前記第2の検知レベル
    との比較により行う請求項2に記載の複数ビーム書込装
    置。
  4. 【請求項4】 前記その他の光ビームの光量設定は、前
    記回転多面鏡の回転により定期的に検知される第1の検
    知レベルと、第2の検知レベルとの比較により行う請求
    項2に記載の複数ビーム書込装置。
JP8330302A 1996-11-26 1996-11-26 複数ビーム書込装置 Pending JPH10161049A (ja)

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