JP2007051367A - サセプタの粗面化による静電荷の削減 - Google Patents

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Abstract

【課題】大面積基板と基板サポート間の摩擦電気電荷を削減できる基板サポートを提供する。
【解決手段】基板サポートは、絶縁性コーティング210によってカバーされた基板サポート表面を有する導電性本体202を含んでいる。該基板サポート表面の中央の該コーティングの少なくとも一部は約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有する。別の実施形態では、基板サポートは、該本体202の該部分の表面仕上げ部が約200〜約2000マイクロインチの基板をサポートするように適合されている陽極化アルミニウム本体210を含んでいる。一実施形態では、基板サポートアセンブリ200は、基板サポート表面を有する導電性本体202と、該導電性本体をサポートするように適合された基板サポート構造体とを含んでおり、該導電性本体は絶縁性コーティング210によってカバーされている。
【選択図】 図2

Description

開示の背景
発明の分野
[0001]本発明の実施形態は一般に、半導体処理に利用される基板サポートおよびこの製造方法を提供する。
背景技術の説明
[0002]液晶ディスプレイやフラットパネルは普通、コンピュータ、テレビモニター、携帯情報端末(PDA)および携帯電話などのアクティブマトリックスディスプレイに使用される。一般に、フラットパネルは、1層の液晶材料を挟持する2つのガラスプレートを備える。ガラスプレートの少なくとも1つが、電源に結合され、上部に配置された少なくとも1つの導電膜を含んでいる。電源から導電膜に供給された電力は結晶材料の配向を変化させ、ディスプレイ上に見られるテキストやグラフィックなどのパターンを作成する。フラットパネルを生成する為に頻繁に使用される一製造プロセスはプラズマ化学気相堆積法(PECVD)である。
[0003]プラズマ化学気相堆積法は一般に、フラットパネルや半導体ウェーハなどの基板上に薄膜を堆積させるのに採用される。プラズマ化学気相堆積法は一般に、基板を含有する真空チャンバに前駆ガスを導入することによって遂行される。前駆ガスは通常、チャンバの上部近くに置かれた分配プレートを介して方向付けられる。チャンバの前駆ガスは、チャンバに結合された1つ以上のRFソースからチャンバにRF電力を印加することによってプラズマにエネルギを付与(例えば励起)される。励起されたガスは反応して、温度コントロールされた基板サポート上に位置決めされた基板の表面上に1層の材料を形成する。基板が1層の低温ポリシリコンを受取る用途において、基板サポートは摂氏400度を上回って加熱されることがある。反応時に生成された揮発性副生成物は排出システムを介してチャンバから送出される。
[0004]一般に、フラットパネル製造に利用される大面積基板は大きく、しばしば550mm×650mmを超え、4平方メートル以上の表面積が想定されている。これに相応して、大面積基板を処理するのに利用される基板サポートは、基板の大表面積を収容するために比例して大きい。通常、高温使用目的の基板サポートが鋳造されて、1つ以上の加熱素子および熱電対をアルミニウム本体にカプセル化する。基板サポートのサイズによって、1つ以上の補強部材が、一般に、基板サポート内に配置されて、基板サポートの剛性および高い動作温度(つまり、一部の膜の水素含有を最小化するために摂氏350度を超え摂氏500度近い)での性能を改良する。次いでアルミニウム基板サポートは、保護コーティングを与えるために陽極化される。
[0005]このように構成された基板サポートは良好な処理性能を呈していたが、大面積基板上に形成された次世代デバイスにとって有害な可能性のある、膜厚の小さな局所的ばらつきが観察されており、これはしばしばより小さな膜厚のスポットとして現れる。ばらつきは、平滑な基板サポート表面に伴うガラス厚および平坦さであり、通常、約50マイクロインチであり、ガラス基板にわたる一定のロケーションにおける局所的なキャパシタンスばらつきを作成することによって、堆積ばらつき、例えば堆積膜厚の小さなスポットとなる局所的プラズマ不均一性を作成することができると思われる。基板サポートのエイジングおよび修正プラズマ調整は、とりわけ処理するために基板をチャンバに転送する前に延長チャンバ真空パージと連動して実行される場合に、薄いスポット形成を軽減することを示した。しかしながら、本方法に必要とされる時間および材料の結果的な消費と、コストおよびスループットに対するこの好ましくない影響は、より効果的な解決策を得ることを望ましいものとする。
[0006]基板サイズが、約370mm×470mmから約1200mm×1040mm、あるいは1800mm×2200mmにまで増大すると、他の新たな欠陥モードが、フラットパネルディスプレイデバイスの製造において重大な問題となってくる。次世代基板のサイズが増大し続けると、欠陥削減の重要性は、各基板におけるフラットパネル製造業者による実質的な投資により、ますます重要となる。更に、膜の均一性に対するより精密な許容差を要求するデバイスの重大な寸法削減の連続的展開によって、膜厚ばらつきの削減および/または排除は、大面積基板上に形成された次世代デバイスの経済的生成にとって重要な要因となる。
[0007]更に、基板製造プロセスの有効性はしばしば、デバイス歩留まりおよび所有コスト(CoO)という2つの関連する重要な要因によって測定される。電子デバイスを生成するためのコスト、ひいては市場でのデバイス製造業者の競争力に直接影響するために、これらの要因は重要である。多数の要因によって影響されるCoOは、処理ハードウェアの初期コストおよび消耗ハードウェアの交換コストによって大きく影響される。CoOを削減する取り組みにおいて、電子デバイス製造業者はしばしば、処理ハードウェアおよび消耗コストを最適化して、粒子およびプロセス歩留まり性能に影響を与えることなく最大利益幅を達成しようと多くの時間を費やす。CoO算出における別の重要な要因はシステムの信頼性およびシステムの稼働率である。システムが基板を処理できない時間が長いほど、多くのメモリが、クラスターツールで基板を処理する機会の損失ゆえにユーザによって失われるために、これらの要因はクラスターツールの収益性および/または有用性にとって非常に重要である。従って、クラスターツールのユーザおよび製造業者は、稼働率が高い確実なプロセス、確実なハードウェアおよび確実なシステムを開発しようと多くの時間を費やす。
[0008]大面積基板のPECVDタイププロセスの問題と思われる一欠陥は、静電放電(ESD)の金属ラインアーク問題として産業界で既知の欠陥である。基板サイズが大きくなるほど、プラズマ堆積時により長くかつより大きなESD金属ラインで誘導された誘導電流は、プラズマ誘導アークから基板へのダメージを主要な再発問題とするほど大きいと思われる。ESD放電ラインに接続されているフラットパネルディスプレイ用途におけるゲート金属ラインは一般に約5〜10マイクロメーター(μm)の幅であり、かつ約1メートルまたは2メートルであってもよいのに対して、通常の半導体用途においては、ゲート金属ラインは、最大数十ミリメートルの長さでおよそ90ナノメーターのサイズであるために、この問題は一般に、より小さな半導体デバイス製造用途(例えば150mm〜300mmの円形シリコン基板)では生じない。フラットパネルディスプレイ基板のESDラインの幅は、通常1mmより大きなサイズであり、また約1メートル〜2メートルの長さであってもよい。従ってフラットパネルディスプレイ用途におけるESD金属ラインは、基板にアークダメージをもたらすプラズマ処理中に多量の電荷を収集可能なアンテナとして作用することを意図していると思われる。従って、グランドに対する放電経路の抵抗を増加させることによるプラズマとの相互作用ゆえにアークの可能性を削減するというより大きな必要性がある。半導体基板よりもかなり大きなフラットパネル基板の厚さ(例えば0.7mm)は、大きなまたは小さなサイズのフラットパネルディスプレイタイプの基板から大きく変化していない。
[0009]1200mm×1040mm以上の基板の処理において生じた別の欠陥は、PECVDプロセスなどの、基板上でプラズマプロセスを実行後に基板のバックサイドに見られる粒子数の増加である。ガラス基板サイズが大きくなるほど、プラズマ処理中に静電荷をトラップする能力は大きくなり、これによって処理チャンバに見られる粒子を、これらがトラップされた電荷によって保持されている基板表面に引き付けられるようにすると思われる。
[0010]アークおよび静電荷の問題は、異なる基板材料のサイズおよび特性ゆえにフラットパネルディスプレイ用途と半導体用途では異なると思われる。摩擦電気プロセス、あるいは2つの材料を相互に接触させてから、相互に分離するプロセスによって発生された静電荷は、多数の要因によって影響され、このうちの2つは、2つのコンポーネント間の表面接触量と、2つの材料の動作関数である。フラットパネル用途と半導体用途との差は、これらの用途の各々で使用される(複数の)基板材料(例えば、ガラス対シリコン(またはアルミニウム))の特性の差であり、これは動作関数として既知の材料特性に関連している。一般的に、動作関数は、自由電子(材料の最も外側のシェルを周回する電子)上に保持する材料の能力について説明している。一般的に、より大きな動作関数を有する材料(例えば、シリコン)は、所与の材料と接触して置かれて、次いで材料から分離される場合に、より低い動作関数を有する材料(例えば、ガラス)よりも電子を放棄する可能性が小さい。(2000年11月にRyne C.Allenによって記された参照「Triboelectric Generation:Getting Charged」in EE−Evaluation Engineeringを参照のこと。)従って、静電荷発生問題は、処理された基板が接触する材料に左右され、フラットパネルディスプレイ基板対半導体基板で発生された電荷量および電荷極性は同じではない。
[0011]第2の摩擦電気要因、つまり経路間の接触量は、コンポーネント間の接触が大きいほど、接触コンポーネントと、場合によってはアークとの間で転送されることになる電荷が多くなることを意味している。2つのコンポーネントの表面粗さ量は、2つの経路間の接触量に直接影響する。従って、1998年6月2日に出願された米国特許第6,063,203号などの一部の従来技術の用途が、1〜8マイクロメーターのRaにサセプタ(基板サポート)の表面を粗面化するプロセスを提案しているのに対して、参照は、粗さを削減し、かつ2つの基板コンポーネント間の接触を増大させる粗面化サセプタ表面を研磨する最終ステップを必要としている。粗さの削減、つまり2つの基板コンポーネント間の接触の増大は、基板と基板サポート間の摩擦電気電荷転送を増大させることによって、アークを形成したり粒子を引き付けたりするのに十分なトラップ電荷を発生させる可能性を増大させる。代替の理論は、従来技術において説明されたように粗面化表面を研磨するステップは、2つの経路(つまりサセプタ表面とガラス基板)間の改良された電気接触などの、基板サポート表面を粗面化することによって受ける利点の一部を除去することであると考えられる点である。改良された電気接触は、プラズマ処理中の2つの経路間の電荷ビルドアップを削減すると考えられている粗面化表面の鋭い先端や高いポイントでのより大きな接触ストレスによって作成され、これによって基板表面へのアークおよび粒子吸引の可能性を削減すると思われる。
[0012]従って、上記の生じたこれらの問題のすべてを解決する改良された基板サポートの必要性がある。
発明の概要
[0013]基板サポートおよびこの製造方法が提供されている。本発明の一実施形態では、基板サポートは、基板サポート表面を有する導電性本体と、該本体上に配置された絶縁性コーティングと、約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有する該基板サポート表面の中央で配置された該コーティングの少なくとも一部とを含んでいる。
[0014]一実施形態では、基板サポートは、基板サポート表面を有する本体と、処理中に該本体を構造的にサポートするように適合された1つ以上のサポートを有する基板サポート構造体と、約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部への堆積後に処置された該基板サポート表面上に配置された絶縁性コーティングとを備える大面積基板をサポートするように適合されている。
[0015]別の実施形態では、基板サポートは、大面積基板を基板サポート表面上にサポートするのに適したアルミニウム本体を提供するステップと、約330〜約2000マイクロインチの表面粗さを有する陽極化コーティングを該基板サポート表面上に形成するステップとを含むプロセスによって製造される。
[0016]更に別の実施形態では、基板サポートは、基板サポート表面を有する導電性本体を備える大面積基板をサポートするように適合されており、ここで該基板サポート表面は、はだかアルミニウムであり、約140〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有する。
[0017]更に別の実施形態では、基板サポートは、約140〜約1000マイクロインチの表面仕上げ部に処置された基板サポート表面を有するはだかアルミニウムと、処理中に該アルミニウム本体を構造的にサポートするように適合された1つ以上のサポートを有する基板サポート構造体とを備える大面積基板をサポートするように適合されている。
[0018]上記簡潔に要約されている本発明のより具体的な説明が、添付の図面に図示されている実施形態を参照してなされてもよい。しかしながら、添付の図面は本発明の通常の実施形態のみを図示し、ゆえに、本発明は等しく効果的な実施形態を認めてもよいために、この範囲を制限するものとみなされるべきではない点に注目すべきである。
[0031]理解を容易にするために、図面に共通の同一の要素を指し示すのに、同一の参照番号が可能な限り使用されている。
詳細な説明
[0032]本発明は一般に、大面積基板サポートおよびその製造方法を提供する。本発明は、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社の一部門であるAKTから入手可能なプラズマ化学気相堆積(PECVD)システムなどの、大面積基板を処理するためのプラズマ化学気相堆積システムを参照して、以下事例的に説明する。一実施形態では、処理チャンバは、少なくとも約2000cmの表面積を有する大面積基板を処理するように適合されている。別の実施形態では、処理チャンバは、少なくとも約6,716cm(例えば730mm×920mm)の表面積を有する基板を処理するように適合されている。しかしながら、本発明は、物理気相堆積システム、イオン注入システム、エッチングシステム、他の化学気相堆積システム、および基板を基板サポート上に処理することが望ましい他のシステムなどの他のシステム構成において実用性を有することが理解されるべきである。
[0033]図1は、プラズマ化学気相堆積システム100の一実施形態の断面図である。システム100は一般に、ガスソース104に結合されたチャンバ102を含んでいる。チャンバ102は、プロセス容積112を画成する壁106と、底部108と蓋アセンブリ110とを有する。プロセス容積112は通常、チャンバ102に対する大面積ガラス基板140の移動を容易にする壁106のポート(図示せず)を介してアクセスされる。壁106および底部108は通常、アルミニウムや、処理と両立する他の材料のユニタリブロックから製造される。蓋アセンブリ110は、種々のポンプコンポーネント(図示せず)に結合された排出ポート(図示せず)にプロセス容積112を結合させるポンププレナム114を含有する。
[0034]蓋アセンブリ110は、壁106によってサポートされており、またチャンバ102にサービス提供するために除去可能である。蓋アセンブリ110は一般にアルミニウムから構成される。分配プレート118が蓋アセンブリ110の内側120に結合されている。分配プレート118は通常、アルミニウムから製造される。中央セクションは、プロセスと、ガスソース104から供給された他のガスとがプロセス容積112に送られる穴あきエリアを含んでいる。分配プレート118の穴あきエリアは、分配プレート118を介してチャンバ102に通過するガスの均一な分配を提供するように構成されている。
[0035]基板サポートアセンブリ138はチャンバ102内の中央に配置されている。基板サポートアセンブリ138は、処理中に大面積ガラス基板140(以後「基板140」)をサポートする。
コーティングサセプタ設計
[0036]一実施形態では、基板サポートアセンブリ138は一般に、基板140をサポートする本体124の少なくとも一部の上で絶縁性コーティング180によってカバーされている導電性本体124を含んでいる。絶縁性コーティング180は約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有しており、基板サポートアセンブリ138の高価なエイジングやプラズマ処置なしで堆積の均一性を改良すると思われる。表面仕上げ部は、平均表面粗さ(Ra)や相加平均(AA)によって特徴付けられる。絶縁性コーティング180はまた本体124の他の部分をカバーしてもよい。より粗い表面はガラス基板厚のばらつきの効果を相殺して、より均一なキャパシタンスを基板全体に提供することによって、プラズマおよび堆積均一性を高めることができ、また堆積膜における薄いスポットの形成を実質的に排除することができると思われる。
[0037]また、基板と絶縁性コーティング180間の小さな接触は、小さな接触表面積によってもたらされる電荷転送を削減し、あるいは粗さの増大は、2つのパーツ間の帯電差を削減する電気接触を改良すると思われるため、基板表面へのESD金属ラインアークおよび粒子吸引の可能性が削減される。
[0038]導電性本体124は金属や他の同等の導電性材料から製造される。絶縁性コーティング180は、とりわけ酸化物、窒化シリコン、二酸化シリコン、二酸化アルミニウム、五酸化タンタル、シリコンカーバイド、ポリイミドなどの誘電金属であってもよく、これらは、フレームスプレー、プラズマスプレー、高エネルギーコーティング、化学気相堆積法、スプレー、接着膜、スパッタリングおよびカプセル化を含むがこれらに制限されない種々の堆積またはコーティングプロセスによって適用されてもよい。
[0039]一実施形態では、基板サポートアセンブリ138は、少なくとも1つの埋め込み加熱素子132および熱電対190をカプセル化するアルミニウム導電性本体124を含んでいる。少なくとも1つの第1の補強部材116は一般に、加熱素子132に近接する本体124に埋め込まれている。第2の補強部材166は、第1の補強部材116に対向する加熱素子132の側面の本体124内に配置されてもよい。補強部材116および166は金属、セラミックまたは他の剛性材料から構成されてもよい。一実施形態では、補強部材116および166は酸化アルミニウムファイバから構成される。あるいはまた、補強部材116および166は、酸化アルミニウム粒子と結びついた酸化アルミニウムファイバ、シリコンカーバイドファイバ、酸化シリコンファイバまたは類似の材料から構成されてもよい。補強部材116および166はルーズな材料を含んでいてもよく、あるいはプレートなどの事前製造形状であってもよい。あるいはまた、補強部材116および166は他の形状および形態を備えていてもよい。一般に、補強部材116および166は、以下に説明される鋳造プロセス中に部材116、166にアルミニウムを浸す多孔性を有する。
[0040]基板サポートアセンブリ138に配置されている電極などの加熱素子132は電源130に結合されており、基板サポートアセンブリ138およびこの上に位置決めされている基板140を所定の温度にコントロール可能に加熱する。通常、加熱素子132は、摂氏約150〜少なくとも約460度の均一な温度に基板140を維持する。
[0041]一般に、基板サポートアセンブリ138は下部サイド126と、基板をサポートする上部サイド134とを有する。下部サイド126は、これに結合されたステムカバー144を有する。ステムカバー144は一般に、ステム142の取り付け用の搭載表面を提供する基板サポートアセンブリ138に結合されたアルミニウムリングである。
[0042]一般に、ステム142はステムカバー144から延び、(示されたような)高い位置と低い位置との間に基板サポートアセンブリ138を移動させるリフトシステム(図示せず)に基板サポートアセンブリ138を結合させる。ベローズ146は、サポートアセンブリ138の移動を容易にする一方で、プロセス容積112とチャンバ102の外部の大気との間の真空シールを提供する。ステム142は、基板サポートアセンブリ138とシステム100の他のコンポーネント間の電気的かつ熱電対リード用の導管を付加的に提供する。
[0043]電源122によって分配パネル118(またはチャンバの蓋アセンブリ内またはこの近くに位置決めされた他の電極)に供給されたRF電力が、基板サポートアセンブリ138と分配プレート118間のプロセス容積112に配置されたガスを励起するように、基板サポートアセンブリ138は一般に接地される。電源122からのRF電力は一般に、基板のサイズに相応して選択されて、化学気相堆積プロセスを駆動する。
[0044]基板サポートアセンブリ138は外接シャドウフレーム148を付加的にサポートする。一般に、シャドウフレーム148は、基板140および基板サポートアセンブリ138の縁への堆積を防止するため、基板はサポートアセンブリ138に付着しない。
[0045]基板サポートアセンブリ138は、これを介して配置された、複数のリフトピン150を受容する複数のホール128を有する。リフトピン150は通常セラミックや陽極化アルミニウムから構成される。一般に、リフトピン150は、リフトピン150が正常な位置にある(つまり、サポートアセンブリ138に対して引っ込められている)場合に基板サポートアセンブリ138の上部サイド134と実質的に同一平面であるか、またはこれからわずかに引き込まれている第1の端160を有する。第1の端160は一般に、リフトピン150がホール128から落ちないようにするためにフレア加工されている。さらに、リフトピン150は、サポートアセンブリ138の下部サイド126を超えて延びる第2の端164を有する。リフトピン150は、上部サイド134から突出するようにリフトプレート154によって基板サポートアセンブリ138に対して起動されてもよく、これによってサポートアセンブリ138に対して間隔をあけて基板を置くことができる。
[0046]リフトプレート154はサポート表面の下部サイド126に近接して配置される。リフトプレート154は、ステム142の一部に外接するカラー156によってアクチュエータに接続される。ベローズ146は、チャンバ102の外部の環境からのプロセス容積112の分離を維持する一方で、ステム142およびカラー156を独立して移動させる上部部分168および下部部分170を含んでいる。一般に、リフトプレート154は、基板サポートアセンブリ138およびリフトプレート154が移動して相互に近づくに伴い、リフトピン150を上部サイド134から延ばすように起動される。
[0047]図2および図2Aは、基板サポートアセンブリ138の別の実施形態の部分的断面図であり、本実施形態は以後、混乱を回避するためにサポートアセンブリ200とラベル付けされる。サポートアセンブリ200は、アルミニウムであってもよく、かつ陽極化コーティング210によって実質的にカバーされている本体202を含んでいる。本体202は、1つ以上の結合部材や、加熱素子132をこの中に埋め込んでいる単一の鋳造本体から構成されてもよい。本発明の利点を享受するように適合可能な基板サポートアセンブリの例は、2002年12月2日に出願された米国特許出願第10/308,385号、および2001年8月1日に出願された第09/921,104号に説明されており、両者ともその全体を参照として本明細書に組み込まれている。
[0048]本体202は一般に、基板サポート表面204と対向搭載表面206とを含んでいる。搭載面206は(図1に見られる)ステム142に結合される。陽極化コーティング210は本体202の少なくとも基板サポート表面204をカバーし、基板140と基板サポート表面204間の分離層を提供する。
[0049]図2Aを参照すると、コーティング210は外面212および内面214を含んでいる。内面214は一般に本体202上に直接配置されている。一実施形態では、陽極化コーティングは、約0.3ミル(7.6マイクロメーター)〜約2.16ミル(54.9マイクロメーター)の厚さを有する。この範囲外の厚さを有する陽極化コーティングは、温度サイクリング中に失敗したり、PECVD堆積によって形成されたSiN、αSiおよびn+α−Siの大面積膜のスポッティングを十分に削減しないことがある。
[0050]図2および図2Aを参照すると、基板サポート表面204上に位置決めされた外面212の一部218は、この上に基板140をサポートするように構成された形態を有する。外面212の一部218は、基板140上に堆積された膜の均一な厚さを促進する特定の粗さのコーティング表面仕上げ部216を有する。コーティング表面仕上げ部216は約200〜約2000マイクロインチの粗さを有する。コーティング表面仕上げ部216は好都合なことに膜厚の均一性の改良をもたらし、実際基板サポートを調整(例えばエイジング)せずに局所的な厚さの不均一性(薄い堆積のスポット)を実質的に排除することが分かっている。基板サポート調整の排除はプラズマエイジングプロセスで普通に消費される時間および材料の両方を保存しており、サイクル間の真空パージを排除し、この排除はシステムスループットの改良をもたらす。一実施形態では、コーティング表面仕上げ部216は約330マイクロインチの粗さを有する。
[0051]陽極化コーティング210のコーティング表面仕上げ部216は、基板140の下にある外部基板サポート表面204の少なくとも一部220を処置することによって、さらに/または(特定の表面仕上げ部208を得るために)基板140をサポートする陽極化コーティング210を少なくとも処置することによって達成されてもよい。基板サポート表面204の表面仕上げ部208は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、または特定の表面粗さを提供するための他の方法を含む多数の方法で形成されてもよい。一実施形態では、本体202の基板サポート表面204の表面仕上げ部208は約200〜約2000マイクロインチである。別の実施形態では、表面仕上げ部208は約330マイクロインチである。
[0052]任意で、基板140の下から位置決めされた部分220に隣接する基板サポート表面204のストリップ224は、製造コストを最小限にするために未処置のままにされてもよい。このことは、仕上げ部216とは異なる仕上げ部を有することもある未処置ストリップ224の上方に陽極化コーティング210のストリップ222をもたらすが、ストリップ222が基板140を超えると、ストリップ222の表面仕上げ部は膜堆積の均一性に何ら影響しない。一実施形態では、陽極化コーティング210のストリップ222は、これが隣接している陽極化コーティング210の部分218よりも平滑な表面仕上げ部を有する。
[0053]図3は、サポートアセンブリ138の製造方法300の一実施形態を描いている。この方法は、本体202の基板サポート表面204を準備することによるステップ302で開始する。準備ステップ302は一般に、基板サポート表面204を作動させるか、他の方法で処置することを伴うため、表面仕上げ部208は約200〜約2000マイクロインチである。表面仕上げ部208は平均表面粗さ(Ra)や相加平均(AA)によって特徴付けられる。一実施形態では、準備ステップ302は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、または、例えば約330マイクロインチの特定の表面粗さを提供するための他の方法を含んでいてもよい。500マイクロインチ〜約2000マイクロインチより大きな表面粗さを達成するために、フライス加工、旋盤カッティング、ローレット切り、フレームカッティング、または他の類似の金属除去技術を使用することが普通である。
[0054]ステップ302の一実施形態では、基板サポート表面204は、約200〜約2000マイクロインチの範囲の所望の粗さを達成するために、例えばアルミニウム(Al)、アルミナ(Al)、チタン(Ti)またはステンレス鋼などの材料によってスプレーされたフレーム、アークまたはプラズマである。一態様において、基板サポート表面204は、約200〜約2000マイクロインチの粗さを達成するためにアークスプレーされたアルミニウム材料によってコーティングされる。
[0055]一実施形態では、基板サポート表面204は所定の表面仕上げ部にビードブラスト処理される。ビードブラスト処理は、ガーネット、セラミックまたはガラスビーズを本体202に衝突させることを含んでいてもよい。
[0056]別の実施形態では、ビーズは、約125〜約375ミクロンの平均直径を有する酸化アルミニウムである。ビーズは、約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部208を生成するのに十分な出口速度を有するノズルを介して提供される。
[0057]準備ステップ302の完了後、本体はステップ304で陽極化される。陽極化ステップ304は一般に、約0.3〜約2.16ミルの厚さを有する陽極化層を適用することを含んでいる。陽極化コーティング212の外面210上の結果として得られたコーティング表面仕上げ部216は約200〜約2000マイクロインチ、好ましくは約300〜約1000マイクロインチ、より好ましくは約330〜約500マイクロインチである。
[0058]図4は、サポートアセンブリ138の製造方法400の別の実施形態を描いている。この方法は、本体202を陽極化することによるステップ402で開始する。ステップ404で、陽極化コーティング210の外面212の少なくとも一部218が、粗面化されたコーティング表面仕上げ部216を提供するために処置される。あるいはまた、外面212の他の部分が処置されてもよい。
[0059]処置ステップ404は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、フライス加工、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、または特定の表面粗さを提供するための他の方法を含んでいてもよい。一実施形態では、処置ステップ404は、約200〜約2000マイクロインチ、好ましくは約300〜約1000マイクロインチ、より好ましくは約330〜約500マイクロインチの外面の表面仕上げ部となる。
[0060]図5は、均一な堆積厚さを高めるように構成されたサポートアセンブリ500の別の実施形態の部分的断面図を描いている。サポートアセンブリ500は、陽極化コーティング506によって実質的にカプセル化されたアルミニウムサポート本体502を含む。加熱素子504はサポート本体502に結合されて、サポートアセンブリ500の上面に位置決めされた基板140の温度をコントロールする。加熱素子504は抵抗ヒーターか、本体502に結合されているか、またはこれに対して配置されている他の温度コントロールデバイスであってもよい。あるいはまた、本体502の下部部分512は、加熱素子504と本体502間の直接接触を提供するために陽極化されないこともある。場合により、熱導電性材料の中間層(図示せず)が、加熱素子504と本体502の下部部分512との間に配置されてもよい。
[0061]基板140をサポートする陽極化コーティング506の上部部分508は、基板140上の膜の均一な堆積を高めるように構成された表面仕上げ部510を有する。一実施形態では、表面仕上げ部510は、約200〜約2000マイクロインチ、好ましくは約300〜約1000マイクロインチ、より好ましくは約330〜約500マイクロインチの粗さを有する。表面仕上げ部510は、上記の方法を含む多数の方法によって作成されてもよい。
[0062]図6は、ヒーターアセンブリ600の別の実施形態を描いている。ヒーターアセンブリ600は、陽極化コーティング606を少なくとも部分的にこの上に形成しているアルミニウム本体602を含む。加熱素子604、つまり温度コントロールされた流体が循環される導管は、基板140の温度コントロールを容易にするために本体602の底面に対して配置される。場合により、熱導電性プレート614が、加熱素子604と本体602間の温度の均一性を高めるために、加熱素子604と本体602間に配置されてもよい。一実施形態では、熱導電性プレート614は銅プレートである。
[0063]クランププレート608は、本体602に形成されたスレッドホール612内にスレッド接続する複数のファスナー610(このうちの1つが図6に示されている)によって本体602に結合される。クランププレート608は加熱素子604を本体602で挟持することによって、熱転送を高めることができる。
[0064]基板140をサポートする陽極化コーティング606の一部620は、基板140上の膜の均一な堆積を高めるように構成された表面仕上げ部622を有する。表面仕上げ部622は上記のものと同様に作成されてもよい。
[0065]従って、大面積基板上に配置された膜の均一な堆積を高めるサポートアセンブリが提供される。基板をサポートするサポートアセンブリのアルミニウム本体をカバーする陽極化コーティングの少なくとも一部が、堆積の均一性を高める所定の表面粗さにテクスチャリングされることによって、サポートアセンブリの時間のかかるエイジングおよびこの関連コストを実質的に排除することができる。
未コーティングサセプタ
[0066]図7および図7Aは、コーティングされておらず、かつ混乱を回避するために、以後、基板サポートアセンブリ700として分類される基板サポートアセンブリ138の別の実施形態の部分的断面図である。サポートアセンブリ700は、はだかまたは未コーティング本体702を含む。本体702は、1つ以上の結合部材、あるいは加熱素子132をこの中に埋め込んでいるユニタリ鋳造本体から構成されてもよい。一実施形態では、本体702は、例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)またはステンレス鋼などの金属から作られる。
[0067]本体702は一般に基板サポート表面704および対向搭載表面706を含む。搭載表面760は(図1に見られる)ステム142に結合される。
[0068]図7および図7Aを参照すると、基板サポート表面704は、その上の基板140をサポートするように構成された形態を有する。基板サポート表面704の基板接触部分720は、基板140上に堆積された膜の均一な厚さを促進する特定の粗さの表面仕上げ部714を有する。表面仕上げ部714は約80〜約2000マイクロインチの粗さを有する。表面仕上げ部714は好都合なことに改良された膜厚の均一性をもたらし、実際、局所的な厚さの不均一性(薄い堆積のスポット)を実質的に排除することが分かった。一実施形態で、表面仕上げ部714は約140マイクロインチより大きな粗さを有する。別の実施形態では、表面仕上げ部714は約340マイクロインチより大きな粗さを有する。一態様において、基板サポートアセンブリ700を形成するためのコストを削減するために、基板接触部分720、側縁734および対向搭載表面706の外部のエリア722を未粗面化または部分的に粗面化された状態のままにすることが望ましい。
[0069]図8は、サポートアセンブリ138の製造方法800の一実施形態を描いている。この方法は、本体702のサポート表面704を準備することによるステップ802で開始する。準備ステップ802は一般に、サポート表面704を作動させるか、他の方法で処置することを伴うため、表面仕上げ部714は約140〜約2000マイクロインチ、好ましくは約300〜約1000マイクロインチ、より好ましは約330〜約500マイクロインチである。仕上げ部714は平均表面粗さ(Ra)または相加平均(AA)によって特徴付けられる。一実施形態では、準備ステップ802は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、または例えば約330マイクロインチの特定の表面粗さを提供するための他の方法を含んでいてもよい。500マイクロインチ〜約2000マイクロインチより大きな表面粗さを達成するために、フライス加工、旋盤カッティング、ローレット切り、フレームカッティング、または他の類似の金属除去技術を使用するのは普通である。
[0070]一実施形態では、任意の表面コーティングステップ804が、基板がサポートされる粗い表面を形成するために使用される。表面コーティングステップ804は、約140〜約2000マイクロインチの範囲の所望の粗さを達成するために、従来のフレーム、アーク、または例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)またはステンレス鋼などのプラズマスプレー金属の使用によって、サポート表面704上で実行されてもよい。一態様では、アルミニウムから作られた本体702のサポート表面704は、約140マイクロインチより大きな粗さを達成するためにアークスプレーアルミニウム材料によってコーティングされている。
[0071]任意のステップ804の別の実施形態では、セラミックまたは酸化金属コーティングが、約80〜2000マイクロインチの表面粗さを達成するために、従来のフレーム、アークまたはプラズマスプレープロセスの使用によってサポート表面704上に堆積される。例えば、酸化アルミニウム(Al)は、約140〜約2000マイクロインチの表面粗さを達成するために、サポート表面704上に堆積されてもよい。
基板サポート構造体
[0072]上記論じられた本発明の種々の態様は一般に、基板サポートアセンブリの種々の特性や特徴(例えば要素138、200、700)を改良することによって大面積基板上の基板プロセス結果を改良することができる種々の実施形態について検討されている。大面積基板上の所望かつ反復可能なプロセス結果を達成するために、一般に、基板と基板サポート間の接触が相対的に均一かつ反復可能であることを保証する必要がある。接触が相対的に均一かつ反復可能であることを保証するために、基板サポート表面は一般に、所望かつ反復可能な形状に形成され、かつこのままにされることが必要である。図9および図10を参照すると、基板構造体910のサイズおよび処理中に普通達成される温度(例えば、通常150℃〜460℃)によって、構造体サポート(例えば要素910)を基板サポート902に提供して、これが、基板サポート902が形成される材料の重力および軟化によって偏向することを防止することがしばしば必要とされることがある。この問題は普通、これらの温度でのアルミニウム材料の性質ゆえに、アルミニウムから作られた基板サポート902を使用する場合に生じる。高温処理中の偏向に抵抗するように適合された基板サポート902に対して本質的なサポート構造体の例示的設計は同一出願人による米国特許第6,554,907号に更に説明されており、これは、特許請求された本発明と矛盾しない限りその全体を参照として本明細書に組み込まれている。高温処理中の偏向に抵抗するように適合された基板サポート902に対して本質的なサポート構造体の例示的設計は、2005年6月2日に出願された同一出願人による米国特許出願第11/143,506号[AMAT9182]に更に説明されており、これは2004年7月12日に出願された米国仮特許出願第60/587,173号の利点を特許請求するものであり、特許請求された本発明と矛盾しない限りその全体を参照として本明細書に組み込まれている。
[0073]図9は、図1に示された基板サポートアセンブリ138に代えて使用されてもよい基板サポート構造体910の分解等尺図を図示している。図10は、基板サポート表面904上に位置決めされた基板140を有する完全組立て配向の基板サポート構造体910の側面図を図示している。図9および図10の基板サポート構造体910は一般に、基板サポート902の下方にベース構造体914を含んでいる。一態様では、基板サポート902は、接続ポイント901でシャフト142によって接続およびサポートされているベース構造体914によってサポートされている。一実施形態では、ベース構造体914は、連続サポートを基板サポート902に提供して、種々のプロセスの実行前、実行中および実行後に基板サポート表面904が所望の所定の形状のままであることを保証するように適合されている。サポート構造体910と関連して説明された基板サポート902は一般に、上記の(例えば、要素202、502、602、702と関連して説明された)プロセスのうちのいずれかによって形成可能である。
[0074]ベース構造体914は一般に、細長いベースサポートプレート915と、基板サポート902をサポートするように適合された複数の水平サポートプレート917とを含有する。図9に示された構成において、水平サポートは、ベースサポートプレート915に対してほぼ直角である配向で配置されている。一態様では、プレート915、917が、処理温度および圧力条件下で基板サポート902の重量をサポートおよび保有できる十分な強度および剛性の材料から製造されることが好ましい。例えば、プレート915、917は、アルミナ(Al)などのセラミック材料や、300シリーズステンレス鋼などの耐熱金属から作られる。
[0075]図9の図面は説明目的で分解された基板サポート構造体910を示しているが、基板サポート902はサポートプレート915、917のすぐ上に静止していることが理解される。基板サポート902およびサポートプレート915、917は処理中に相互に移動しないことが想定されている。また、図9を参照すると、1つのベースサポートプレート915と4つの個別の水平サポートプレート917が示されているのに対して、任意の数のサポートプレート915、917が使用されてもよいことが理解されるべきである。
[0076]一実施形態では、ベース構造体914は、基板サポート902およびサポートされた基板140に非平面プロファイルを与えるために、非平面形状で形成されてもよい(図10参照)。本実施形態では、ベース構造体914は、細長いベースサポートプレート915と、ベースサポートプレート915に対してほぼ直角に配置された複数の水平サポートプレート917と、基板サポート902をサポートし、かつ所望の非平面プロファイルを達成するために水平サポートプレート917上に置かれた様々な厚さの複数のシム918とを含有していてもよい。好ましくは、シム918の厚さは約0.4mm〜約3.5mmである。本実施形態では、シム918は水平サポートプレート917の端に位置決めされているが、シム918は水平サポートプレート917の他の部分に配置されてもよい。サポートプレート917の形状および/またはシム918の使用は、加熱された基板は処理中に基板サポート902の平面配向に従うため、処理中に基板に対する所望の平面配向を変換する基板サポート902の事前成形を許容することが想定されている。
[0077]本発明の教示を組み込む複数の好ましい実施形態が示され、かつ詳細に説明されたが、当業者は、これらの教示を依然として組み込んでいる多数の他の種々の実施形態を容易に考案することができる。
本発明の基板サポートアセンブリを有する処理チャンバの一実施形態の概略断面図を描いている。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの製造方法の一実施形態のフローチャートである。 基板サポートアセンブリの製造方法の別の実施形態のフローチャートである。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの別の実施形態の部分的断面図である。 基板サポートアセンブリの製造方法の一実施形態のフローチャートである。 一実施形態における基板サポートアセンブリの分解等尺図である。 図9の基板サポートアセンブリの側面図である。
符号の説明
100…システム、102…チャンバ、104…ガスソース、106…壁、108…底部、110…蓋アセンブリ、112…プロセス容積、114…ポンププレナム、116…補強部材、118…分配プレート、120…内側、122…電源、124…本体、126…下部サイド、128…ホール、130…電源、132…加熱素子、134…上部サイド、138…基板サポートアセンブリ、140…基板、142…ステム、144…ステムカバー、146…ベローズ、148…シャドウフレーム、150…リフトピン、154…リフトプレート、156…カラー、160…第1の端、164…第2の端、166…補強部材、168…上部部分、170…下部部分、180…絶縁性コーティング、190…熱電対、200…サポートアセンブリ、202…本体、204…基板サポート表面、206…対向搭載表面、208…表面仕上げ部、210…陽極化コーティング、212…外面、214…内面、216…コーティング表面仕上げ部、218…部分、220…部分、222…ストリップ、224…ストリップ、300…方法、302…ステップ、304…ステップ、400…方法、402…ステップ、404…ステップ、500…サポートアセンブリ、502…アルミニウムサポート本体、504…加熱素子、506…陽極化コーティング、508…上部部分、510…表面仕上げ部、512…下部部分、600…ヒーターアセンブリ、602…アルミニウム本体、604…加熱素子、606…陽極化コーティング、608…クランププレート、610…ファスナー、612…スレッドホール、614…熱導電性プレート、620…部分、622…表面仕上げ部、700…サポートアセンブリ、702…本体、704…基板サポート表面、706…搭載表面、714…表面仕上げ部、720基板接触部分、722…エリア、734…側縁、800…方法、802…ステップ、804…ステップ、901…接続ポイント、902…基板サポート、904…基板サポート表面、910…基板サポート構造体、914…ベース構造体、915…ベースサポートプレート、917…水平サポートプレート、918…シム。

Claims (25)

  1. 大面積基板をサポートするように適合された基板サポートであって、
    基板サポート表面を有する導電性本体と、
    前記本体上に配置された絶縁性コーティングと、
    約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有する前記基板サポート表面の中央に配置された前記コーティングの少なくとも一部と、
    を備える、基板サポート。
  2. 前記導電性本体が、少なくともアルミニウム本体から部分的に製造されており、前記コーティングは陽極化層である、請求項1に記載の基板サポート。
  3. 前記陽極化コーティングは、約0.3〜約2.16ミルの厚さを有する、請求項2に記載の基板サポート。
  4. 前記基板サポート表面は、約300〜約1000マイクロインチの表面仕上げ部を有する、請求項1に記載の基板サポート。
  5. 前記基板サポート表面は、ビードブラスト処理されている、請求項4に記載の基板サポート。
  6. 前記基板サポート表面上に配置された前記コーティングは更に、
    前記基板サポート表面の中央の前記コーティングの前記一部に外接し、かつ約200マイクロインチ未満の表面仕上げ部を有するストリップを備える、請求項1に記載の基板サポート。
  7. 前記基板サポート表面は更に、
    約300〜約1000マイクロインチの表面仕上げ部を有する中央領域と、
    前記中央領域に外接し、かつ約300マイクロインチ未満の表面仕上げ部を有する周縁領域と、
    を備える、請求項1に記載の基板サポート。
  8. 前記基板サポート表面の表面積は、少なくとも2,000cmである、請求項1に記載の基板サポート。
  9. 大面積基板をサポートするように適合された基板サポートであって、
    基板サポート表面を有する本体と、
    処理中に前記本体を構造的にサポートするように適合された1つ以上のサポートを有する基板サポート構造体と、
    約200〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部への堆積後に処置された前記基板サポート表面上に配置された絶縁性コーティングと、
    を備える、基板サポート。
  10. 前記本体はアルミニウムであり、前記コーティングは陽極化層である、請求項9に記載の基板サポート。
  11. 前記基板サポート表面は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、フライス加工、旋盤カッティング、ローレット切りまたはフレームカッティングのうちの少なくとも1つによって処置される、請求項9に記載の基板サポート。
  12. 前記基板サポート表面は、約125〜約375ミクロンの平均直径を有する酸化アルミニウム媒体によってブラスト処理される、請求項9に記載の基板サポート。
  13. 大面積基板をサポートするように適合された基板サポート表面を有する導電性本体を提供するステップと、
    前記基板サポート表面をコーティングするステップであって、前記コーティングは約330〜約1000マイクロインチの表面粗さを有するステップと、を備えるプロセスによって製造された基板サポート。
  14. 前記コーティングは、アルミニウムを含有する前記導電性本体上で実行された陽極化コーティングである、請求項13に記載の基板サポート。
  15. 導電性本体アセンブリを提供する前記ステップは更に、
    1つ以上のサポートを有する基板サポート構造体を提供する工程と、
    前記1つ以上のサポート上に前記導電性本体を位置決めする工程と、
    を備える、請求項13に記載の基板サポート。
  16. 約300〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を前記本体上にもたらすために、コーティング前に前記基板サポート表面を処置するステップを更に備える、請求項13に記載の基板サポート。
  17. 前記基板サポート表面を処置する前記ステップは更に、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、フライス加工、旋盤カッティング、ローレット切りおよびフレームカッティングから成る群から選択された少なくとも1つの処置を実行するステップを備える、請求項16に記載の基板サポート。
  18. 前記基板サポート表面を処置する前記ステップは更に、
    前記基板サポート表面をビードブラスト処理するステップであって、ビードブラスト処理が、約125〜約375ミクロンの平均直径を有するビーズを前記基板サポートに衝突させることを含んでいるステップを備える、請求項16に記載の基板サポート。
  19. 加熱素子を前記導電性本体にカプセル化するステップであって、前記導電性本体はアルミニウムを含有するステップを更に備える、請求項13に記載の基板サポート。
  20. 前記基板サポート表面に対向する前記導電性本体に加熱素子を結合させるステップを更に備える、請求項13に記載の基板サポート。
  21. 約300〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を得るために、大面積基板をサポートするように適合されたアルミニウム基板サポート表面を処置するステップと、
    約0.3〜約2.16ミルの厚さに前記基板サポート表面を陽極化するステップであって、前記基板サポート表面の少なくとも前記中央部分に配置された前記陽極化コーティングの前記表面仕上げ部は、約300〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有するステップと、
    を備えるプロセスによって製造された基板サポート。
  22. 大面積基板をサポートするように適合された基板サポートであって、
    基板サポート表面を有する導電性本体であって、前記基板サポート表面は、はだかアルミニウムであり、かつ約140〜約2000マイクロインチの表面仕上げ部を有する導電性本体を備える、基板サポート。
  23. 大面積基板をサポートするように適合された基板サポートであって、
    約80〜約1000マイクロインチの表面仕上げ部に処置された基板サポート表面を有するはだかアルミニウム本体と、
    処理中に前記アルミニウム本体を構造的にサポートするように適合された1つ以上のサポートを有する基板サポート構造体と、
    を備える、基板サポート。
  24. 前記基板サポート表面は、ビードブラスト、研削ブラスト、グラインド、エンボス加工、サンディング、テクスチャリング、エッチング、フライス加工、旋盤カッティング、ローレット切りおよびフレームカッティングから選択されたプロセスによって処置される、請求項23に記載の基板サポート。
  25. 前記基板サポート表面は、約125〜約375ミクロンの平均直径を有する酸化アルミニウム媒体によってブラスト処理される、請求項23に記載の基板サポート。
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