JP2007048585A - 筐体の通気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水や塵芥などの異物に対する耐久性に優れる筐体の通気構造を提供する。
【解決手段】 筐体51の開口部52と、開口部52に固定された通気部材1とから構成され、通気部材1は通気膜2を備え、通気膜2を介して筐体51の内部と外部との通気が確保される筐体の通気構造であって、筐体51の表面に突起状の遮蔽体53が形成され、通気部材1は、通気膜2に対して筐体51の外部側に配置された上部カバー3と、上部カバー3を支持する側壁4とをさらに備え、通気部材1の側面における通気膜2と上部カバー3との間に、通気膜2を透過する気体が導入または排出される通気口5が形成され、通気膜2における通気領域を通過する直線が、遮蔽体53、上部カバー3および側壁4から選ばれる少なくとも1つを通過するように、遮蔽体53が配置されている筐体の通気構造とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電装部品(代表的には、車両用電子コントロールユニット(Electrical Control Unit:ECU))などの筐体の内部と外部との通気を確保するとともに、筐体内部への異物の侵入を抑制する、筐体の通気構造に関する。
従来、ランプ、圧力センサー、ECUなどの電装部品の筐体に、筐体の内部と外部との通気を確保するとともに、筐体内部への異物の侵入を抑制する通気構造が形成されている。上記通気構造は、一般に、通気膜を備える通気部材が筐体の開口部に固定された構造を有している。このような通気構造によって、筐体の内部への水や塵芥などの侵入を防ぎながら、温度変化に伴う筐体内部の圧力変動を緩和できる。
上記通気構造の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている通気構造は、図15に示すように、筐体106の開口部107と、開口部107に固定された通気部材101によって構成されており、通気部材101は、端面に通気膜102が配置された支持体103と、通気膜102の上方を覆うように支持体103に嵌装された保護部104とを備えている。通気部材101は、Oリングからなるシール105を介して開口部107に固定されており、通気膜102を気体が透過することにより、筐体106内外の通気が確保される。図15に示す通気構造では、通気部材101が備える保護部104により、外力による通気膜102の損傷や、通気膜102上への塵芥の堆積に伴う通気膜102の通気度の低下を抑制できる。
特開2004−47425号公報
図15に示す従来の通気構造を、例えば、屋外で使用される筐体(自動車や鉄道車両に用いる車両用電装部品など)の通気構造とする場合、保護部104によって、風雨や塵芥などの異物から通気膜102を保護することが可能である。しかし近年、これら異物に対する耐久性により優れる通気構造が求められており、例えば、自動車のランプやECUの筐体に用いる通気構造として、洗車、特に高圧洗車の水流による通気膜の損傷が低減され、筐体内部への水の侵入を抑制できる通気構造が求められている。しかし、図15に示す従来の通気構造では、水圧によって通気膜102やシール105が損傷したり、場合によっては通気部材101自体が開口部107から外れたりすることがある。
そこで本発明は、従来にない構成を有することにより、水や塵芥などの異物に対する耐久性に優れる、筐体の通気構造を提供することを目的とする。
本発明の筐体の通気構造は、筐体の開口部と、前記開口部に固定された通気部材と、前記筐体の表面に形成された突起状の遮蔽体から構成され、前記通気部材は通気膜を備え、前記通気膜を介して、前記筐体の内部と外部との通気が確保され、前記通気部材は、前記通気膜に対して前記筐体の外部側に配置された上部カバーと、前記上部カバーを支持する側壁とをさらに備え、前記通気部材の側面における前記通気膜と前記上部カバーとの間に、前記通気膜を透過する気体が導入または排出される通気口が形成され、前記通気膜における通気領域を通過する直線が、前記遮蔽体、前記上部カバーおよび前記側壁から選ばれる少なくとも1つを通過するように、前記遮蔽体および前記通気部材が配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、筐体の開口部と、当該開口部に固定された通気部材と、筐体の表面に形成された突起状の遮蔽体とから構成され、通気部材と遮蔽体とが所定の位置関係にある通気構造とすることにより、遮蔽体、上部カバーおよび側壁から選ばれる少なくとも1つが障壁となって、外部からの水や塵芥などの異物が通気膜の通気領域に直撃することを防止でき、上記異物に対する耐久性に優れる筐体の通気構造とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、同一の部材に同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
本発明の筐体の通気構造(本明細書では、「筐体の通気構造」を単に「通気構造」ともいう)の一例を図1〜図3に示す。図1は、通気部材1と筐体51の開口部52とを分離した状態で記載した分解図であり、図2は、通気部材1を開口部52に固定した状態を上方(本明細書では、筐体の表面から外側により離れた位置を「上」とする)からみた図、図3は、通気部材1を開口部52に固定した状態で筐体51のみを切断した部分断面図である。図3では、図2のA−A’断面を通気部材1とともに示す。
図1〜図3に示す通気構造は、筐体51の開口部52と、Oリングからなるシール7を介して開口部52に固定された通気部材1と、筐体51の表面に形成された突起状の遮蔽体53とから構成され、通気部材1は通気膜2を備えており、通気膜2を介して筐体51の内部と外部との通気が確保されている。ここで、通気部材1は、通気膜2に対して筐体51の外部側に(通気膜2に対して上方に)配置された上部カバー3と、上部カバー3を支持する側壁4とをさらに備えており、通気部材1の側面における通気膜2と上部カバー3との間に、通気膜2を透過する気体が導入または排出される通気口5が形成されている。遮蔽体53と通気部材1とは所定の位置関係にあり、遮蔽体53および通気部材1は、通気膜2における通気領域を通過する直線が、遮蔽体53、上部カバー3および側壁4から選ばれる少なくとも1つを通過するように配置されている。このため、筐体51の外部から、通気膜2の通気領域を直視することはできない。なお、通気膜2は支持体6の端部6aに固定されているが、通気部材1は、支持体6および/またはシール7を必要に応じて備えていればよい。また、図1〜図3に示す通気構造では、上方から平面視したときに、開口部52の形状、上部カバー3の形状(通気部材1の形状)、および、通気膜2の形状は円形状であり、遮蔽体53は、通気部材1の中心軸を中心とする円周上に配置されている。通気口5の形状は、通気部材1の側方から平面視したときに、矩形状である。
本発明の通気構造では、上記少なくとも1つが障壁となって、外部からの水や塵芥などの異物が通気膜2の通気領域に直撃することを防止できるため、上記異物に対する耐久性を向上できる。より具体的には、例えば、自動車のエンジンルームにおけるECUに本発明の通気構造を適用した場合、エンジンルームを高圧洗車する場合においても、洗車の水流に対する耐久性を向上でき、ECU内部への水の侵入を抑制できる。また、異物(例えば水流)の少なくとも一部を遮る遮蔽体53が筐体51に形成されているため、通気部材1に加わる圧力(例えば水圧)を低減でき、通気部材1が開口部52から外れたり、通気部材1と開口部52との間にシール7が配置されている場合に、シール7が損傷することを抑制できる。
通気膜2の通気領域とは、図4に示すように、通気膜2において実際に気体が透過する領域(図4における通気領域21)のことである。図4に示す通気領域21以外の領域22は、例えば、支持体6によって支持された通気膜2の領域(即ち、通気膜2における支持体6に固定されている領域)を含んでいる。
本発明の通気構造では、通気膜2を通過する任意の直線(例えば、図4における領域22を通過する直線も含む)が、遮蔽体53、上部カバー3および側壁4から選ばれる少なくとも1つを通過することが好ましく、この場合、上記異物に対する耐久性をより向上できる。
また、通気口5と遮蔽体53との関係に着目すると、本発明の通気構造では、通気領域21および通気口5を通過し、上部カバー3および側壁4のいずれも通過しない直線が、遮蔽体53を通過するように、通気口5と遮蔽体53との位置を調整するとよい。
本発明の通気構造における各部について説明する。
突起状の遮蔽体53の形状は特に限定されないが、図5に示すように、少なくとも1箇所で分断されていることが好ましい。このような遮蔽体53とすることにより、遮蔽体53の分断部(分割部)54から、遮蔽体53と通気部材1との間に入り込んだ水やオイルなどの液体の排出が容易となり、通気部材1の上記液体への浸漬を、特に、通気口5の上記液体への浸漬を抑制できる。
遮蔽体53の具体的な分断の形態は特に限定されず、図1〜図3に示すように、2箇所以上で分断されていることが、換言すれば、通気部材1における周方向に沿って2以上に分割されていることが好ましい。この場合、2以上の排出方向を形成できるため、上記液体の排出がより容易となり、例えば、車両用電装部品に本発明の通気構造を形成した場合、加速時に働く力、減速時に働く力、カーブ通過時の遠心力などの2以上の力を利用した上記液体の排出促進も容易となる。遮蔽体53の分割の個数は、3以上が好ましく、6程度以下で十分である。図1に示す例では、遮蔽体53は通気部材1の周方向に沿って3つに分割されている。
開口部52を有し、突起状の遮蔽体53が表面に形成された筐体51は、射出成形や押出成形などの一般的な手法により形成できる。遮蔽体53を筐体本体とは別に形成し、筐体の開口部の周囲に固定して、突起状の遮蔽体53が表面に形成された筐体51を形成してもよい。遮蔽体53の材料は、筐体として一般的な材料と同様であればよく、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などを用いればよい。遮蔽体53の強度や剛直性を確保する観点からは、遮蔽体53の材料にエラストマーを用いない方が好ましい。
図6に、図1〜図3に示す通気部材1の分解斜視図を示す。図6に示すように、通気部材1は、通気膜2を支持する支持体6をさらに備えており、通気膜2は支持体6の端部6aに固定されている。通気部材1における通気膜2の支持方法は特に限定されないが、図6に示すように、支持体6によって通気膜2を支持する方法、なかでも、支持体6の端部6aに通気膜2を配置する方法とすることにより、通気部材1の製造がより容易となる。
通気膜2の材料や構造は、必要な気体透過量が確保できる限り特に限定されず、例えば、織布、不織布、ネット、多孔体、発泡体を含む通気膜2とすればよい。特に、撥水性(防水性)や耐熱性、耐薬品性などの観点から、フッ素樹脂の多孔体および/またはポリオレフィンの多孔体を含む通気膜2が好ましい。フッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)などを用いればよい。なかでも、小さい通気面積で通気性が維持でき、筐体51内部への水や塵芥などの異物の侵入を抑制する機能が高いPTFE多孔体を用いることが好ましい。ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレンなどを用いればよい。
通気膜2に、フッ素樹脂および/またはポリオレフィンの多孔体を用いる場合、防水性の観点から、多孔体の平均孔径が0.01μm〜50μm程度の範囲であることが好ましく、多孔体の空孔率が65%〜95%程度の範囲であることが好ましい。このような多孔体は、延伸法や抽出法など、一般的な多孔体形成法によって得ることができる。
通気膜2の通気度は特に限定されないが、JIS P 8117の規定に基づくガーレー試験機法により得られるガーレー数にして、通常、0.1秒/100cm3〜300秒/100cm3の範囲であればよい。通気膜2の耐水圧は、通常、1kPa以上であればよく(40kPa以上がより好ましい)、通気膜2の厚さは、通常、1μm以上5mm以下であればよい。
通気性を有する補強層を通気膜2に積層してもよく、この場合、通気膜2の強度を向上できる。通気膜2の層数、および、通気膜2に積層する補強層の層数は、任意に設定すればよい。
補強層の材料や構造などは特に限定されないが、通気膜2よりも通気性に優れることが好ましく、例えば、樹脂や金属などからなる、織布、不織布、メッシュ、ネット、スポンジ、フォーム、多孔体などを用いればよい。
通気膜2と補強層とが接合されていてもよく、両者の接合は、接着剤ラミネート、熱ラミネート、加熱溶着、超音波溶着などの手法により行えばよい。
通気膜2に、撥水処理、撥油処理などの撥液処理がなされていてもよい。撥液処理は、例えば、表面張力の小さい物質を通気膜に塗布し、乾燥させた後にキュアすることにより行えばよい。撥液処理に用いる撥液剤には、例えば、パーフルオロアルキル基を有する高分子材料を含む溶液を用いればよい。通気膜への撥液剤の塗布は、一般的な手法である含浸法やスプレー法を用いればよい。撥液処理がなされている場合、通気部材1が配置されている環境中の油分や界面活性剤などによる通気膜2の通気度の低下を抑制できる。
支持体6の材料には、成型性の観点から熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、例えば、オレフィン系、スチレン系、ウレタン系、エステル系、アミド系、塩ビ系などの各種の熱可塑性エラストマー、または、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアセタール、ポリスルホン、ポリアクリル、ポリフェニレンサルフィドなどの各種の熱可塑性樹脂、クロロプレンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴムなどの各種のゴム、あるいは、これらの複合材を用いればよい。支持体6に用いる材料中には、カーボンブラック、チタンホワイトなどの顔料類、ガラス粒子、ガラス繊維などの補強用フィラー類、撥水材などが含まれていてもよい。
通気膜2(あるいは通気膜2と補強層との積層体)は、加熱溶着、超音波溶着、接着剤による接着などの手法を用いて、支持体6に固定すればよい。なかでも加熱溶着または超音波溶着の手法が簡便で好ましい。上記積層体を支持体6に固定する場合、補強層と通気膜2とを予め積層した後に、補強層側を支持体6に固定すれば、製造工程における通気膜2へのダメージを最小限に抑制できる。
支持体6に固定される通気膜2の領域(例えば、図4に示す領域22)の面積は、通気膜2全体の面積の5%〜20%程度であることが好ましく、5%未満では通気膜2が支持体3から剥離することがあり、20%を超えると上記領域において耐水性が低下することがある。
支持体6の形状は、通気部材1として用いることができる限り、特に限定されない。図1〜図3および図6に示す通気部材1では、支持体6は筒状であり、開口部52に挿入される部分(挿入部11:図11参照)が周方向に沿って6つに分割されている。支持体6は、例えば、射出成形や押出成形などの一般的な成形手法により形成できる。
側壁4の形状および構成は特に限定されない。図1〜図3および図6に示す通気部材1では、側壁4は、上部カバー3と同一の部材、および、支持体6と同一の部材によって形成されている。より具体的には、図6および図7に示すように、通気部材1では、上部カバー3の突出部3aの先端に形成された爪部3bと、支持体6における底面(支持体6を開口部52に固定した状態で筐体51の表面に対向する面)に形成された溝部6bとが嵌合されることで、上部カバー3と支持体6とが一体化されており、突出部3aと支持体6の突出部6cとにより側壁4が形成されている。このように、側壁4が、上部カバー3と同一の部材、および、支持体6と同一の部材から選ばれる少なくとも1つによって形成されている場合、通気部材1の製造をより容易に行うことができる。また、双方の部材によって側壁4が形成されている場合、側壁4としての強度をより向上できる。
側壁4は、上部カバー3および支持体6とは独立した部材として形成されていてもよく、この場合、例えば、柱状、棒状、板状などの形状を有する側壁4における一方の端部を上部カバー3に、他方の端部を支持体6に固定すればよい。上記固定には、嵌合、接着、溶着などの手法を用いればよい。
通気口5の形状および構成は特に限定されない。図6および図7に示した通気部材1では、通気口5は、上部カバー3および支持体6により囲まれている。より具体的には、通気部材1では、上部カバー3と支持体6とが一体化されており、上部カバー3により通気口5の上端部が、支持体6により通気口5の下端部が、突出部3aおよび6cにより(側壁4により)通気口5における双方の側端部が形成されている。このように、通気口5が上部カバー3、支持体6および側壁4により囲まれている場合、通気部材1をより容易に製造できる。
上部カバー3の形状は特に限定されず、例えば、側壁4の構成および形状、支持体6の形状および/または通気膜2の形状などに応じて任意に設定すればよい。図6および図7に示すような、支持体6と上部カバー3とが一体化された通気部材1とした場合、通気部材1としての強度を向上でき、上記異物に対する耐久性をより向上できる。上部カバー3と支持体6とを一体化するためには、図6および図7に示す嵌合による方法の他に、接着、溶着などの方法を用いてもよい。嵌合により両者の一体化を行う場合、例えば、通気膜2の交換が容易となる。
上部カバー3の材料には、支持体6と同様の材料を用いればよく、上部カバー3は支持体6と同様の成形手法により形成できる。
通気部材1と遮蔽体53との位置関係は、通気膜2の通気領域21を通過する直線が上述した条件を満たす限り特に限定されないが、例えば、通気部材1と遮蔽体53とが以下に示す関係のうち少なくとも1つを満たすことが好ましい。通気部材1と遮蔽体53とがこれらの位置関係にある場合、上記異物に対する耐久性をより向上できる。
1.通気口5と遮蔽体53との距離について
図8に示すように、通気口5の上端部と、通気口5に隣接する遮蔽体53との距離D1が5mm以下であることが好ましい。ここで、通気口5の上端部とは、通気口5における筐体51の表面αから最も遠くに位置する端部のことである。また、距離D1は、上記上端部から遮蔽体53までの最短距離である。距離D1の下限は、通気口5への通気が確保される限り特に限定されないが、製造時のマージンを考慮すると1mm以上を確保するとよい。なお、図8は、図3と同様の部分断面図である。
2.通気口5および遮蔽体53の高さについて
図8に示すように、開口部52を含む表面αから通気口5の上端部までの高さH1に比べて、表面αから通気口5に隣接する遮蔽体53の上端部までの高さH2が3mm以上大きいことが好ましい。ここで、遮蔽体53の上端部とは、遮蔽体53において筐体51の表面αから最も遠くに位置する端部のことである。高さH2の具体的な数値は、例えば、8mm以上である。
3.通気口5および遮蔽体53の周方向の大きさについて
遮蔽体53が通気部材1の周方向に沿って2以上に分割され、分割された各遮蔽体53が、通気部材1に形成された通気口5の各々に隣接して配置されている場合に、図9に示すように、通気口5の両側端部間の距離D2に比べて、通気口5に隣接する遮蔽体53の両側端部間の距離D3が、1mm以上大きいことが好ましく、2mm以上大きいことがより好ましい。なお、図9は、図2と同様の図であり、距離D3は、遮蔽体53の内周面における双方の側端部間の距離とすればよい。
開口部52への通気部材1の固定方法は特に限定されず、一般的な固定方法を応用すればよい。図1に示すように開口部52に挿入して通気部材1を固定してもよいし、図10に示すように、開口部52を覆うように通気部材1を固定してもよい。
図1〜図3に示す例では、図11に示すように、支持体6における挿入部11が周方向に沿って6つに分割され、分割された6つの脚部12のうち、3つの脚部12aがその挿入開始側の端部に固定部13を有している。固定部13を有する脚部12aと、固定部13を有さない脚部12bとは交互に配置されている。このように、挿入開始側の端部に固定部13を有する支持体6とし、通気部材1と開口部52とを嵌合によって固定した場合、開口部52からの通気部材1の抜けなどをより抑制できる。固定部13は必要に応じて脚部12に形成すればよいし、その他、通気部材1および開口部52に互いに対応するネジ部を形成し、両者を螺合によって固定してもよい。
本発明の通気構造では、開口部52および通気部材1から選ばれる少なくとも1つが、遮蔽体53に対する通気部材1の回転を抑制する係止部を備えていてもよい。このような係止部の一例を図12および図13に示す。図12および図13に示す例では、開口部52を筐体51の表面に垂直な方向から平面視したときに、開口部52の内方に突起状の係止部55が形成されており、開口部52に通気部材1を固定した状態で、通気部材1における隣り合う脚部12aおよび12bの間に係止部55が嵌合されることにより、遮蔽体53に対する通気部材1の回転を抑制できる。また、これら係止部55によって、通気部材1と遮蔽体53との位置関係を上記所定の位置に保持した状態で、開口部52に通気部材1を固定することが容易となる。なお、図12は、図1と同様の分解図であり、図13は、図12における開口部52を上方から見た図である。
本発明の通気構造を適用できる筐体の種類は特に限定されない。例えば、ヘッドランプ、リアランプ、フォグランプ、ターンランプ、バックランプ、モーターケース、圧力センサー、圧力スイッチ、ECUなどの車両用電装部品が挙げられる。なかでも、ランプ類やECUなど、直接風雨に晒されたり、洗車の際に水流を受ける車両用電装部品の筐体に本発明の通気構造を適用する場合に、得られる効果が大きい。図14(a)および図14(b)に、本発明の通気構造が形成されたECU61の一例を示す。図14(b)は、図14(a)に示すECU61の上蓋(本発明の通気構造が形成されている)を裏面から見た図である。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。本発明は、以下に示す実施例に限定されない。
本実施例では、図6に示すような通気部材1を作製した後、作製した通気部材1を筐体の開口部に固定して通気構造を形成し、筐体の表面における遮蔽体の有無と、遮蔽体および通気部材1の位置関係による、高圧洗車時における通気構造の耐久性を評価した。
通気部材1は以下のようにして作製した。
図6に示すような形状を有する支持体6を、熱可塑性エラストマーを用い、射出成形により形成した。次に、支持体6における脚部とは反対側の端部に、補強層24と通気膜2との積層体として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔体膜+ポリオレフィン不織布積層体(日東電工社製Z−NTF:通気膜2の直径11mm、通気膜2の通気領域の直径7.5mm)を、加熱溶着により固定した。次に、突出部3aを有する上部カバー3を、支持体6と同様の材料を用いて射出成形により形成し、支持体6の突出部6cと上部カバー3の突出部3aとを嵌合し、一体化して図6に示す通気部材1を作製した。
作製した通気部材1を、図1に示すような周方向に3つに分割された遮蔽体53が形成された筐体51の開口部52に固定し、通気構造を形成した。通気部材1と開口部52との間にはOリングからなるシール7を配置し、開口部52を含む表面αから通気部材1の通気口5の上端部までの高さH1は約5mmであった。本実施例では、遮蔽体53と通気部材1との位置関係および遮蔽体53の高さH2を変化させた実施例サンプルを3種類準備した(サンプル1〜3)。各通気構造サンプルの条件を以下の表1に示す。
Figure 2007048585
また、遮蔽体53が形成されていない筐体の開口部に、作製した通気部材1を固定して従来例(サンプルA)とした。従来例では、遮蔽体以外の条件は実施例と全て同様とした。
このようにして準備した各通気構造サンプルに対して、ドイツ工業規格(DIN)40050 Tei19 IPX9に基づき、高圧洗車試験を行った。試験条件は、水温を80℃、ノズル吐出水圧を8〜10MPa、試験距離(ノズルと通気構造との距離)を10〜15cm、ノズル吐出水量を14〜16L/分、ノズル噴射方向を0°(水平方向:遮蔽体53の側面に垂直な方向)、30°、60°および90°(垂直方向:通気部材1における上部カバー3の上面に垂直な方向)の4カ所、サンプル回転速度を5回転/分、試験時間を30秒とした。試験には、板橋理化学工業株式会社製の高圧噴射装置(S−204021)を用いた。
評価結果を上記表1に示す。表1における試験結果としては、通気膜2およびシール7に損傷が無く、筐体51内に水の侵入が見られない場合を「○」、通気膜2および/またはシールに損傷が生じ、筐体51内に水の侵入が発生した場合を「×」とした。
表1に示すように、サンプルAに比べて、サンプル1〜3では高圧洗車時の水流に対する通気構造の耐久性を向上できた。
本発明によれば、外部からの水や塵芥などの異物に対する耐久性に優れる筐体の通気構造とすることができる。
本発明の通気構造の一例を示す分解図である。 図1に示す通気構造を上方から見た平面図である。 図1に示す通気構造を、図2に示す直線A−A’で切断した部分断面図である。 本発明の通気構造における通気領域を説明するための模式図である。 本発明の通気構造が備える遮蔽体の一例を示す図である。 図1の通気構造が備える通気部材の分解図である。 図1の通気構造が備える通気部材の側面図である。 本発明の通気構造における遮蔽体と通気部材との位置関係を説明するための部分断面図である。 本発明の通気構造における遮蔽体と通気部材との位置関係を説明するための平面図である。 本発明の通気構造の別の一例を示す分解図である。 図1に示す通気構造を、図2に示す直線A−A’で切断した部分断面図である。 本発明の通気構造のまた別の一例を示す分解図である。 図12に示す通気構造における開口部を示す平面図である。 (a)は、本発明の通気構造が形成されたECUの一例を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示すECUにおける通気構造が形成された上蓋を裏面から見た平面図である。 従来の通気構造の一例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 通気部材
2 通気膜
3 上部カバー
3a (上部カバー3の)突出部
3b (上部カバー3の)爪部
4 側壁
5 通気口
6 支持体
6a (支持体6の)端部
6b (支持体6の)溝部
6c (支持体6の)突出部
7 シール
11 挿入部
12 脚部
12a (固定部13を有する)脚部
12b (固定部13を有さない)脚部
13 固定部
21 通気領域
22 領域
51 筐体
52 開口部
53 遮蔽体
54 分断部(分割部)
55 係止部
61 ECU
62 (ECU61の)上蓋
101 通気部材
102 通気膜
103 支持体
104 上部カバー
105 シール部
106 筐体
107 開口部

Claims (9)

  1. 筐体の開口部と、前記開口部に固定された通気部材と、前記筐体の表面に形成された突起状の遮蔽体とから構成され、
    前記通気部材は通気膜を備え、
    前記通気膜を介して、前記筐体の内部と外部との通気が確保され、
    前記通気部材は、前記通気膜に対して前記筐体の外部側に配置された上部カバーと、前記上部カバーを支持する側壁とをさらに備え、
    前記通気部材の側面における前記通気膜と前記上部カバーとの間に、前記通気膜を透過する気体が導入または排出される通気口が形成され、
    前記通気膜における通気領域を通過する直線が、前記遮蔽体、前記上部カバーおよび前記側壁から選ばれる少なくとも1つを通過するように、前記遮蔽体および前記通気部材が配置されていることを特徴とする筐体の通気構造。
  2. 前記遮蔽体が、少なくとも1箇所で分断されている請求項1に記載の筐体の通気構造。
  3. 前記遮蔽体が、前記通気部材における周方向に沿って2以上に分割されている請求項1に記載の筐体の通気構造。
  4. 前記通気領域および前記通気口を通過し、前記上部カバーおよび前記側壁のいずれも通過しない直線が、前記遮蔽体を通過する請求項1に記載の筐体の通気構造。
  5. 前記通気部材が、前記通気膜を支持する支持体をさらに備え、
    前記側壁が、前記上部カバーと同一の部材、および、前記支持体と同一の部材から選ばれる少なくとも1つにより形成される請求項1に記載の筐体の通気構造。
  6. 前記通気部材が、前記通気膜を支持する支持体をさらに備え、
    前記通気口が、前記上部カバー、前記側壁および前記支持体により囲まれている請求項1に記載の筐体の通気構造。
  7. 前記開口部および前記通気部材から選ばれる少なくとも1つが、前記遮蔽体に対する前記通気部材の回転を抑制する係止部を備える請求項1に記載の筐体の通気構造。
  8. 前記通気膜が、ポリテトラフルオロエチレンの多孔体を含む請求項1に記載の筐体の通気構造。
  9. 前記筐体が、車両用電子コントロールユニットである請求項1に記載の筐体の通気構造。
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