JP2007047442A - プロジェクタ及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロジェクタの異常に起因する記憶媒体へのダメージを抑制することが可能なプロジェクタ及びその制御方法を提供する。
【解決手段】 制御部20は、光源制御部25から光源電流に関する検知結果を入力して光源切れが生じているか否かを判断するとともに、温度センサ26からの検出信号に基づいて、高温異常が生じているか否かを判断する。光源切れ又は高温異常が検知された場合で、DVDメディアMがメディア収容部6に収容されている場合には、制御部20は、メディア搬送部29に指示をして、DVDメディアMの保持を解放し、トレイ5を筐体の外部に押し出して、メディア収容部6からDVDメディアMを排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、装填された記憶媒体から画像データを読み出して、当該画像データに応じた画像を投写するプロジェクタ及びその制御方法に関する。
光源ランプから射出された光を画像データに応じて変調し、スクリーン等に画像を投写するプロジェクタにおいて、DVD(Digital Versatile Disk)メディア等の記憶媒体に記憶された画像データを読み出し可能な読出装置を内蔵するプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献1)。このようなプロジェクタは、DVD再生装置等と接続することなく、プロジェクタ単体で画像の表示が可能となるため、装置を取り扱う際の利便性が向上したり、装置等の設置に要するスペースを低減したりすることが可能となる。
特開2004−159191号公報
しかしながら、プロジェクタの内部は、光源ランプの点灯に伴う発熱等によって高温となるため、上記のような読出装置を内蔵するプロジェクタでは、高温環境下での使用や、内部を冷却するための冷却手段の不具合等によって、記憶媒体が熱的なダメージを受ける恐れがある。
また、ランプ切れとなった光源ランプを交換する際に、光源ランプの保持構造によっては、プロジェクタを傾けたり、天地を反転させたりする必要がある。このため、記憶媒体が装着された状態でランプ交換を行うと、交換作業時の不慮の衝撃等により記憶媒体が傷つく恐れがある。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、プロジェクタの異常に起因する記憶媒体へのダメージを抑制することが可能なプロジェクタ及びその制御方法を提供することにある。
本発明のプロジェクタは、筐体内の記憶媒体収容部に収容された記憶媒体から画像データを読み出して、光源から射出された光を、前記画像データに応じて変調して投写するプロジェクタであって、当該プロジェクタの異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段が異常を検知した際に、前記記憶媒体収容部から筐体外に前記記憶媒体を排出するための動作を行う記憶媒体排出手段とを備えたことを特徴とする。
このプロジェクタによれば、異常検知手段がプロジェクタの異常を検知した際に、記憶媒体収容部から筐体外に記憶媒体を排出するため、プロジェクタの異常に起因する記憶媒体へのダメージを抑制することが可能となる。
このプロジェクタにおいて、前記異常検知手段は、筐体内の温度を検出する温度検出手段を有し、前記温度検出手段が検出した温度が所定温度以上であった場合に、前記異常として検知することが望ましい。
このプロジェクタによれば、筐体内の温度が所定温度以上になった場合に、記憶媒体を筐体外に排出するため、記憶媒体が高温下にさらされることによるダメージを抑制することが可能となる。
このプロジェクタにおいて、前記異常検知手段は、前記光源の光源切れを検知する光源切れ検知手段を有し、前記光源切れ検出手段が光源切れを検知した場合に、前記異常として検知することが望ましい。
このプロジェクタによれば、光源切れが検知された場合に、記憶媒体を筐体外に排出するため、記録媒体を収容したままで光源の交換がなされるのを抑制することができる。この結果、光源を交換する際の記録媒体への衝撃を抑止することが可能となる。
このプロジェクタにおいて、前記記憶媒体収容部に前記記憶媒体が収容されているか否かを検出する記憶媒体検出手段を備え、前記記憶媒体排出手段は、前記異常検知手段が前記異常を検知するとともに、前記記憶媒体検出手段が前記記憶媒体収容部に収容された前記記憶媒体を検出した場合に、前記記憶媒体を排出するための動作を行うことが望ましい。
このプロジェクタによれば、記憶媒体が記憶媒体収容部に収容されている場合にのみ、異常の検知に応じて記憶媒体を排出するための動作を行うため、記憶媒体が記憶媒体収容部に収容されていない場合には、排出動作が行われることはない。つまり、記憶媒体が収容されていないにも拘わらず、記憶媒体を載置するトレイが押し出されたり、記憶媒体収容部の蓋が開いたりすることがなくなるため、ユーザは、押し出されたトレイを内部に引き込ませたり、開いた蓋を閉じたりする作業をせずに済む。
本発明のプロジェクタの制御方法は、筐体内の記憶媒体収容部に収容された記憶媒体から画像データを読み出して、光源から射出された光を、前記画像データに応じて変調して投写するプロジェクタの制御方法であって、当該プロジェクタの異常を検知する異常検知工程と、前記異常検知工程にて異常を検知した際に、前記記憶媒体収容部から筐体外に前記記憶媒体を排出するための動作を行う記憶媒体排出工程とを備えたことを特徴とする。
このプロジェクタの制御方法によれば、異常検知工程にてプロジェクタの異常を検知した際に、記憶媒体収容部から筐体外に記憶媒体を排出するため、プロジェクタの異常に起因する記憶媒体へのダメージを抑制することが可能となる。
また、上述したプロジェクタ及びその制御方法が、プロジェクタに備えられたコンピュータを用いて構築されている場合には、本発明は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクタの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、本発明の実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。本実施形態のプロジェクタは、DVD(Digital Versatile Disk)メディアに記憶された画像データを読み出し可能になっており、当該画像データに応じた画像の投写を行うものである。
図1(a)、(b)は、本実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図である。
図1(a)、(b)に示すように、プロジェクタ1は、前面を覆うフロントケース2a、上面を覆うアッパーケース2b、底面を覆うロアーケース2c、背面を覆うリアケース(図示せず)等からなる筐体2で囲まれている。筐体2の前面には、画像(光学像)を投写する投写レンズ13が露出するとともに、記憶媒体としてのDVDメディアMを載置して筐体2の内外を搬送するためのトレイ5が突出可能になっている。また、筐体2の上面には、プロジェクタ1に対して各種指示を行うためのキーを複数備えた操作部21が設けられている。
図1(a)に示すように、トレイ5が筐体2の内部に収容された状態で、ユーザが、操作部21に備えられたトレイ駆動キーを操作すると、図1(b)に示すように、筐体2の前面からトレイ5が突出し、DVDメディアMの取り出しや載置が可能な状態となる。DVDメディアMを載置した後、再度、トレイ駆動キーを操作すると、DVDメディアMを載置したトレイ5は、筐体2の内部に引き込まれ、DVDメディアMは、トレイ5とともに筐体2内のメディア収容部6(記憶媒体収容部)に収容され、画像データの再生(画像表示)処理が可能な状態となる。
図2は、プロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プロジェクタ1には、画像の投写を行う投写部10が備えられている。投写部10は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源ランプからなる光源11と、光変調装置としての液晶ライトバルブ12と、投写レンズ13と、ライトバルブ駆動部14とを備えている。
液晶ライトバルブ12には、複数の画素が形成されており、ライトバルブ駆動部14が、入力した画像データに基づいて液晶ライトバルブ12を駆動することにより、光源11から射出した光は、液晶ライトバルブ12で画素毎に変調され、画像データに応じた光学像が形成される。形成された光学像は、投写レンズ13によってスクリーンSC等に向けて拡大投写される。
なお、図示は省略しているが、光源11と液晶ライトバルブ12の間の光路には、光源光を3色(赤、緑、青)の色光R,G,Bに分離する光分離光学系が配置されており、分離された各色光R,G,Bをそれぞれ変調するために、液晶ライトバルブ12は3つ備えられている。また、液晶ライトバルブ12と投写レンズ13の間の光路には、変調された各色光R,G,Bを合成するクロスダイクロイックプリズム等の光合成光学系が配置されており、合成されたカラーの光学像が投写レンズ13から射出する。
プロジェクタ1は、さらに、制御部20と、操作部21と、画像データ読出部22と、画像データ変換部23と、画像データ処理部24と、光源制御部25と、温度センサ26と、ファン駆動部27と、空冷ファン28と、メディア搬送部29と、報知部30とを有している。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)20aや、フラッシュROM(Read Only Memory)等からなるメモリ20bを備え、コンピュータとして機能するものであり、CPU20aがメモリ20bに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクタ1の動作を統括制御する。操作部21には、上述したトレイ駆動キーに加え、電源のオン・オフや、画質の調整等、プロジェクタ1に対して各種動作を指示するための複数のキー等が備えられており、ユーザが操作部21を操作すると、操作部21は、操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
画像データ読出部22は、制御部20の指示に基づいて、メディア収容部6に収容されたDVDメディアMを、スピンドルモータ(図示せず)で回転させるとともに、光ピックアップ(図示せず)を走査して、DVDメディアMに記憶されている画像データ(例えば、MPEG2データ)を読み出すことが可能になっている。読み出された画像データは、画像データ変換部23に出力される。また、画像データ読出部22は、メディア収容部6にトレイ5が引き込まれた後、DVDメディアMがトレイ5上に載置されているか否か、即ち、DVDメディアMがメディア収容部6に収容されているか否かを、光ピックアップが受光する反射光の信号レベルによって検出することが可能になっており、本発明の記憶媒体検出手段としても機能する。
画像データ変換部23は、画像データ読出部22、或いは、外部の図示しない画像供給装置(画像再生装置やパーソナルコンピュータ等)から各種形式の画像データを入力可能となっており、入力した画像データを、制御部20の指示に基づいて、画像データ処理部24で処理可能な形式の画像データに変換し、画像データ処理部24に出力する。
画像データ処理部24は、制御部20の指示に基づいて、画像データ変換部23から入力した画像データに対して、解像度を液晶ライトバルブ12の解像度(画素数)に合わせる解像度変換や、輝度調整、コントラスト調整、シャープネス調整等の各種画質調整、或いは、メニューやメッセージ等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を合成する処理を施し、処理後の画像データをライトバルブ駆動部14に出力する。ライトバルブ駆動部14は、この画像データに基づいて液晶ライトバルブ12を駆動する。
光源制御部25は、制御部20の指示に基づき、光源11の点灯動作、及び消灯動作を行う。また、光源制御部25は、光源11が消費する電流(光源電流)に基づいて、光源11の点灯状態(点灯しているか否か)を検知可能になっており、検知結果を制御部20に出力する。制御部20は、点灯動作の後にも拘わらず、光源11が点灯していない旨を示す検知結果を入力した場合には、プロジェクタ1が異常状態(光源切れ)であると判断する。より具体的には、点灯動作を行っても点灯しない状態が所定の複数回(例えば3回)連続した場合や、消灯動作によらず点灯している状態から点灯していない状態に切り替わった場合に、制御部20は、プロジェクタ1が異常状態(光源切れ)であると判断する。つまり、光源制御部25と制御部20とは、本発明の異常検知手段を構成する光源切れ検知手段としても機能する。
温度センサ26は、本発明の温度検出手段に相当するものであり、サーミスタ等によって構成され、筐体2の内部温度を検出して検出温度に応じた検出信号を制御部20に出力する。ファン駆動部27は、制御部20の指示に基づいて空冷ファン28を駆動し、筐体2の内部を冷却することができる。なお、配置する温度センサ26や空冷ファン28の数は1つずつに限られず、光源11や液晶ライトバルブ12、メディア収容部6の近傍等、温度管理が必要な部位毎に備えるようにしてもよい。
ここで、制御部20は、温度センサ26からの検出信号に基づいて、筐体2の内部温度を認識し、空冷ファン28による冷却を制御する一方、空冷ファン28による冷却にも拘わらず内部温度が所定温度以上となるまで上昇した場合には、プロジェクタ1が異常状態(高温異常)であると判断する。つまり、温度センサ26と制御部20とは、本発明の異常検知手段を構成する。
メディア搬送部29は、制御部20の指示に基づいて、トレイ5をメディア収容部6から筐体2の外部に押し出したり、外部からメディア収容部6に引き込んだりする動作を行う。さらに、メディア搬送部29は、前記スピンドルモータの回転駆動力をDVDメディアMに伝達させるために、メディア収容部6に収容されたDVDメディアMを保持するメディア保持手段(図示せず)を備えており、制御部20の指示に基づいて、DVDメディアMの保持やその解放を行うことができる。なお、メディア収容部6に収容されたDVDメディアMの保持を解放し、トレイ5を外部に押し出すことにより、DVDメディアMを筐体2の外部に排出することができるため、メディア搬送部29と制御部20とは、本発明の記憶媒体排出手段に相当する。
トレイ5が外部に押し出された状態(図1(b)参照)で、トレイ駆動キーが操作されると、制御部20は、メディア搬送部29によりトレイ5を内部に引き込み、DVDメディアMを保持するための動作を行う。その後、制御部20は、DVDメディアMが装填されたか否か、つまり、メディア収容部6にDVDメディアMが収容されているか否かを、画像データ読出部22の光ピックアップによって検知して、検知結果(DVDメディアMの有無)をメモリ20bに記憶させる。この検知結果は、次回トレイ駆動キーが操作されること等によりトレイ5が外部に押し出されるまでメモリ20bに保持される。
報知部30は、例えば、LED(発光ダイオード)インジケータ等からなり、その点灯状態によってプロジェクタ1の動作状態等を報知するものであり、ユーザは、電源が投入されているか否か、或いは異常が生じているか否か等の動作状態を報知部30によって認識することができる。報知部30としては、LEDインジケータに限られず、液晶表示装置等の他の表示手段を用いることもできるし、OSD画像によって報知することもできる。また、ブザーやスピーカ等を備えて音声によって報知するようにしてもよい。
次に、異常発生時におけるプロジェクタ1の動作について説明する。
プロジェクタ1は、各種動作時、例えば、電源投入後における光源11の点灯動作時や、光源11の点灯後に光量が安定するまで待機するウォーミングアップ時、或いは、DVDメディアMから読み出した画像データや外部の画像供給装置からの入力した画像データの再生(画像表示)処理をしている時等に、プロジェクタ1が異常状態にあるか否かを異常検知手段(光源制御部25及び温度センサ26等)によって定期的に検知する。
図3は、プロジェクタ1が異常状態を検知する際の動作処理を説明するフローチャートである。
図3に示すように、ステップS101では、制御部20は、プロジェクタ1が異常状態にあるか否かを判断する。具体的には、光源制御部25から光源電流に関する検知結果を入力して光源切れが生じているか否かを判断するとともに、温度センサ26からの検出信号に基づいて、高温異常が生じているか否かを判断する。異常が生じていない場合には、ステップS101を繰り返し、光源切れ又は高温異常が検知された場合には、ステップS102に移行する。
ステップS102では、制御部20は、DVDメディアMの有無を示す検知結果をメモリ20bから読み出して、DVDメディアMがメディア収容部6に収容されているか否かを判断する。DVDメディアMがメディア収容部6に収容されている場合にはステップS103に移行し、収容されていない場合にはステップS104に移行する。
ステップS103では、制御部20は、メディア搬送部29に指示をして、DVDメディアMの保持を解放し、トレイ5を筐体2の外部に押し出して、メディア収容部6からDVDメディアMを排出する。なお、DVDメディアMに記憶されている画像データの再生処理中に本ステップに移行した場合には、まず、画像データ読出部22に指示をして、前記スピンドルモータの回転やデータの読出し動作を停止させた後で、上記排出動作を行う。
ステップS104では、制御部20は、報知部30に指示をして、プロジェクタ1に異常が生じている旨を報知して処理を終了する。
上記動作処理によって、ユーザは、装置の異常を認識するとともに、トレイ5が押し出されることによって、DVDメディアMをトレイ5から取り出すべき状況であることを認識することできる。その後、ユーザは、トレイ5からDVDメディアMを取り出し、トレイ駆動キーを操作して、トレイ5を内部に引き込ませた後、異常内容に応じた処置を施す。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、筐体2の内部温度が所定温度以上になった場合に、DVDメディアMを排出するため、DVDメディアMが高温下にさらされることによるダメージを抑制することが可能となる。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、光源11の光源切れが検知された場合にDVDメディアMを排出するため、DVDメディアMを内部に収容したままで光源11の交換がなされるのを防ぐことができる。この結果、光源11を交換する際のDVDメディアMへの衝撃を抑止することが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、DVDメディアMがメディア収容部6に収容されている場合にのみ、異常の検知に応じてDVDメディアMを排出するための動作を行うため、DVDメディアMがメディア収容部6に収容されていない場合には、排出動作は行われない。つまり、DVDメディアMが収容されていないにも拘わらず、異常時にトレイ5が押し出されることがなくなるため、ユーザは、押し出されたトレイ5を内部に引き込ませるための作業をせずに済む。
(変形例)
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、異常状態を検知(ステップS101)した際、メディアを排出(ステップS103)した後に、異常を報知(ステップS104)しているが、異常を報知した後にメディアを排出するようにしてもよい。
・前記実施形態において、異常状態を検知した際に、トレイ5を筐体2の外部に押し出すとともに、報知部30によって異常の発生を報知しているが、さらに、ユーザがDVDメディアMを載せたままトレイ5を筐体2の内部に引き込ませないように、トレイ5からDVDメディアMを取り出すように促す報知を音声又は表示で行ってもよい。
・前記実施形態では、トレイ5によってDVDメディアMを装填するプロジェクタ1について説明したが、他の装填方法を用いたプロジェクタにも適用可能である。
図4(a)は、筐体2の前面等に設けられたスリット7からDVDメディアMの出し入れを行うスロットイン方式のプロジェクタを示す斜視図である。この場合、異常発生時には、図示しない搬送機構によって内部のメディア収容部6からスリット7の外部に向けてDVDメディアMを排出する。
図4(b)は、筐体2の上面等に設けられた開閉蓋8を開いてDVDメディアMの出し入れを行うトップローディング方式のプロジェクタを示す斜視図である。この場合、異常発生時には、図示しない駆動機構によって開閉蓋8を開放することにより、メディア収容部6からのDVDメディアMの取り外し(排出)をユーザに促す。このように、実際にはDVDメディアM(記憶媒体)をメディア収容部6(記憶媒体収容部)から外部に排出しない場合でも、排出するのに不可欠な動作であれば、本発明の「記憶媒体を排出するための動作」に含むものとする。
・前記実施形態では、光源切れを検知するために、光源電流に基づいて光源11の点灯状態を検知しているが、光源11の照明光を受光しうる位置に光センサを備え、その受光量によって点灯状態を検知するようにしてもよい。
・前記実施形態では、記憶媒体としてDVDメディアMを例に説明したが、DVDメディアMに限られず、CD(Compact Disk)や各種ICカード等、他の記憶媒体に適用してもよい。
・前記実施形態では、画像データ読出部22の光ピックアップによって、メディア収容部6に収容されたDVDメディアMの有無を検知しているが、DVDメディアMの検知方法は前記に限られず、接触型のセンサや、他の光センサ等を用いて検知するようにしてもよい。
・前記実施形態では、透過型の液晶ライトバルブ12を用いて光源光の変調を行っているが、反射型の光変調装置であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調するDMD(テキサスインスツルメンツ社の登録商標)(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等を用いることもできる。
(a)、(b)は、実施形態に係るプロジェクタを示す斜視図。 プロジェクタの概略構成を示すブロック図。 異常状態を検知する際の動作処理を説明フローチャート。 (a)、(b)は、変形例に係るプロジェクタを示す斜視図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…筐体、5…トレイ、6…メディア収容部、10…投写部、11…光源、12…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…CPU、20b…メモリ、21…操作部、22…画像データ読出部、23…画像データ変換部、24…画像データ処理部、25…光源制御部、26…温度センサ、27…ファン駆動部、28…空冷ファン、29…メディア搬送部、30…報知部、M…DVDメディア。

Claims (5)

  1. 筐体内の記憶媒体収容部に収容された記憶媒体から画像データを読み出して、光源から射出された光を、前記画像データに応じて変調して投写するプロジェクタであって、
    当該プロジェクタの異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段が異常を検知した際に、前記記憶媒体収容部から筐体外に前記記憶媒体を排出するための動作を行う記憶媒体排出手段と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、前記異常検知手段は、筐体内の温度を検出する温度検出手段を有し、前記温度検出手段が検出した温度が所定温度以上であった場合に、前記異常として検知することを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクタであって、前記異常検知手段は、前記光源の光源切れを検知する光源切れ検知手段を有し、前記光源切れ検出手段が光源切れを検知した場合に、前記異常として検知することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタであって、前記記憶媒体収容部に前記記憶媒体が収容されているか否かを検出する記憶媒体検出手段を備え、前記記憶媒体排出手段は、前記異常検知手段が前記異常を検知するとともに、前記記憶媒体検出手段が前記記憶媒体収容部に収容された前記記憶媒体を検出した場合に、前記記憶媒体を排出するための動作を行うことを特徴とするプロジェクタ。
  5. 筐体内の記憶媒体収容部に収容された記憶媒体から画像データを読み出して、光源から射出された光を、前記画像データに応じて変調して投写するプロジェクタの制御方法であって、
    当該プロジェクタの異常を検知する異常検知工程と、
    前記異常検知工程にて異常を検知した際に、前記記憶媒体収容部から筐体外に前記記憶媒体を排出するための動作を行う記憶媒体排出工程と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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