JP2015087499A - プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体に記録された画像情報の内容が確認される前に投写されることを防止できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】制御手段は、プロジェクターが動作中にDVDが装着されたことを検出すると(ステップS100)、DVDの画像情報を画像出力端子に出力させ(ステップS101)、DVDの画像を投写するか否かの確認画像を投写させ、入力操作を受け付ける(ステップS103)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を投写するプロジェクターおよびプロジェクターの制御方法に関する。
従来、画像をスクリーン等の投写面に投写するプロジェクターにおいて、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されている画像情報を再生する画像再生手段を一体的に備えたものが知られている。このようなプロジェクターにおいて、DVDメディアなどの記録媒体に記録された画像情報は実際に再生し、投写してみないとその内容がわからない場合があった。そのため、事前に記録媒体のタイトルをよく確認せずに記録媒体をプロジェクターに装着する、また、タイトルはわかるものの内容がよくわからない記録媒体をプロジェクターに装着し、観衆に見せたくない画像を投写しまうことがあった。
特許文献1にはプロジェクターに異常が発生した場合に記録媒体に記録された画像情報を外部画像表示装置に出力するプロジェクターが提案されている。このようなプロジェクターによれば、プロジェクターに異常が発生して画像を投写できない状態のときに外部画像表示装置で記録媒体に記録された画像情報を確認することができる。
特許文献2には記録媒体の表面画像を読み取り、表示することができる画像表示装置が提案されている。このような画像表示装置によれば、記録媒体を再生せずに表面画像を確認することができる。
特開2012−173451号公報 特開2012−150864号公報
しかし、特許文献1のプロジェクターでは、プロジェクターが通常動作している場合は記録媒体に記録された画像情報を外部画像表示装置に出力しないので内容を確認することはできなかった。また、特許文献2の画像表示装置では、記録媒体の表面画像は確認できるものの、表面画像だけでは内容がわかりにくく、実際に画像を投写してみないとどのような内容なのか確認できない場合があった。また、表面画像自体が観衆に見せたくない画像の場合もあった。画像投写前に画像の内容を確認できないという問題は解決されなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、記録媒体に記録された画像情報を読み取る読取手段と、光源から射出された光を前記読取手段が読み取った画像情報に応じて画像光に変調して投写する画像投写手段とを有するプロジェクターであって、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことを検出する装着検出手段と、前記画像情報を外部画像表示装置に出力する画像信号出力手段と、入力操作を受け付ける入力操作手段と、前記装着検出手段により、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことが検出された場合に、当該記録媒体に記録された画像情報を前記外部画像表示装置に出力させるとともに、前記画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付ける確認処理を実行し、前記確認処理において、前記画像情報に基づく画像を投写する入力操作を受け付けた場合に前記画像情報を前記画像投写手段に投写させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターに記録媒体が装着されたとき、記録媒体に記録された画像情報を外部画像表示装置に出力するとともに、画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付け、画像情報に基づく画像を投写する操作を受け付けた場合に画像を投写する。これにより、記録媒体に記録された画像情報に基づく画像を投写前に外部画像表示装置で確認することができるので、観衆に見せたくない画像が確認前に投写されてしまうことを防止できる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記記録媒体を当該プロジェクターから排出する搬送手段をさらに備え、前記制御手段は、前記確認処理において、前記画像情報に基づく画像を投写しない入力操作を受け付けた場合に、前記搬送手段により、前記記録媒体を当該プロジェクターから排出することが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターに装着された記録媒体に記録された画像情報に基づく画像を投写しない操作を受け付けた場合に記録媒体をプロジェクターから排出する。これにより、画像情報に基づく画像を投写させたくない記録媒体が、プロジェクターに装着されたままになることを防止できる。
[適用例3]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、記録媒体に記録された画像情報を読み取る読取手段と、光源から射出された光を前記読取手段が読み取った画像情報に応じて画像光に変調して投写する画像投写手段と、を有するプロジェクターの制御方法であって、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことを検出する装着検出ステップと、前記装着検出ステップにより、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことが検出された場合に、当該記録媒体に記録された画像情報を外部画像表示装置に出力するとともに前記画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付ける確認ステップと、前記確認ステップにおいて、前記画像情報に基づく画像を投写する入力操作を受け付けた場合に前記画像情報に基づく画像を前記画像投写手段に投写させる制御ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターに記録媒体が装着されたとき、記録媒体に記録された画像を外部画像表示装置に出力するとともに、投写するか否かの入力操作を受け付け、画像を投写する操作を受け付けた場合に画像を投写する。これにより、記録媒体に記録された画像を投写前に外部画像表示装置で確認することができるので、観衆に見せたくない画像が、確認前に投写されてしまうことを防止できる。
実施形態に係るプロジェクターの外観斜視図。 プロジェクターの回路構成を示すブロック図。 プロジェクターと外部画像表示装置の表示状態を示す図。 プロジェクターの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクター1の外観斜視図であり、同図(a)はプロジェクター1を斜め後方から見た図、同図(b)はプロジェクター1を斜め前方見た図である。なお、本実施形態では画像を投写する方向を前方として説明する。
図1に示すように、プロジェクター1の筐体2の後面2Sには画像入力端子6と、画像出力端子7と、記録媒体としてのDVDメディアMを挿入するためのディスクスロット3とが設けられている。
また、筐体2の上面2Tには、複数の操作キーから構成されプロジェクター1に各種指示を行うための入力操作手段23が備えられている。
また、筐体2の前面2Fには外部のスクリーンSC(図2参照)等に画像を投写する投写レンズ13が露出している。
次に、本実施形態のプロジェクター1の回路構成を、図2のブロック図を用いて説明する。
図2に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像出力端子7、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入出力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、電源端子30、電源部31、DVD再生手段50等で構成されており、これらは筐体2(図1)の内部または外面に配置されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、変調された画像を投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等の投写面に投写画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像データに応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像データに応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、光源としてLED(Light emitting diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
制御手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。
また、制御手段20は、画像信号入出力手段18、および画像信号処理手段17に指示をして、DVDメディアMに記録された画像情報を、画像出力端子7を介して外部画像表示装置に出力させるとともに、画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付ける確認処理を行う。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、DVDメディアMの 再生を開始させるための再生キー、DVDメディアMの再生を停止するための停止キー、DVDメディアMを排出させるためのイジェクトキー、複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー、設定中の画面を戻すためのエスケープキー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、および消灯を切り替える。
複数の画像入力端子6には、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置が接続され、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像出力装置からの画像信号(画像情報ともいう)がこの画像入力端子6を介して画像信号入出力手段18に入力される。
図3は、プロジェクター1の使用形態を説明するための模式図である。
画像出力端子7には、図3に示すように、携帯端末、モニター装置などの外部画像表示装置V1が接続され、DVDメディアMに記録された画像情報がケーブルCAを介して出力される。
図2に戻って、画像信号入出力手段18は、画像信号処理手段17から出力される画像情報を、画像出力端子7を介して外部画像表示装置に出力する出力状態と、外部機器から画像入力端子6を介して入力される画像情報を画像信号処理手段17に供給する入力状態の2つの状態を持つ。画像信号入出力手段18は、制御手段20の指示により、出力状態と入力状態のいずれかに切り替えられる。すなわち、画像信号入出力手段18は、画像情報を外部画像表示装置V1に出力する画像信号出力手段の機能、および外部機器から入力される画像情報を画像信号処理手段17に入力させる画像信号入力手段の機能を有している。
ユーザーが入力操作手段23の入力切替キーを操作して所望の画像入力端子6の画像情報を指定すると、制御手段20は指定された画像情報が画像信号処理手段17に出力されるよう、画像信号入出力手段18に指示をする。
DVD再生手段50は、DVDメディアMに記録された画像情報を再生するものである。
また、DVD再生手段50は、挿入センサー51、メディア搬送手段52、装着センサー53、読取手段54、データ処理手段55等を含んで構成されている。
挿入センサー51は、ディスクスロット3(図1参照)の近傍に配置され、DVDメディアMの一部がディスクスロット3に挿入されたことを検出して制御手段20に通知する。
メディア搬送手段52は、DVDメディアMを搬送するための搬送ローラー、ターンテーブル、および搬送ローラーを回転駆動する駆動モーター(いずれも図示せず)等によって構成され、制御手段20の指示に基づいて、DVD再生手段50内におけるDVDメディアMの搬送を行う。
具体的には、ユーザーがDVDメディアMの一部をディスクスロット3に挿入し、挿入センサー51がこの挿入を検出すると、制御手段20は、メディア搬送手段52に指示をして、DVDメディアMを内部に引き込んでターンテーブル上に装着させる。また、ユーザーにより入力操作手段23のイジェクトキーが操作されると、制御手段20は、メディア搬送手段52に指示をして、ターンテーブルからDVDメディアMを離脱させ、DVDメディアMをディスクスロット3から排出させる。
装着センサー53は、装着検出手段に相当するものであり、ターンテーブルの近傍に配置され、ターンテーブルにDVDメディアMが装着されていることを検出して制御手段20に通知する。
読取手段54は、スピンドルモーターや光ピックアップ(いずれも図示せず)等を備え、制御手段20の指示に基づいて、ターンテーブル上に装着されたDVDメディアMをスピンドルモーターで回転させるとともに、光ピックアップを走査して、DVDメディアMに記録されているデータストリームを順次読み取る。このデータストリームは、符号化された画像情報や音声情報が多重化された情報であり、読取手段54によって読み取られたデータストリームは、データ処理手段55に順次出力される。
データ処理手段55は、デマルチプレクサーやデコーダー等で構成され、制御手段20の指示に基づいて、読取手段54から入力されるデータストリームを画像情報と音声情報とに分離する処理や、分離した画像情報および音声情報をデコード(復号化)する処理等を行う。
データ処理手段55は、復号化された画像情報および音声情報を画像信号入出力手段18に出力する。なお、DVD再生手段50が、DVDメディアMからデータストリームを読み取って、このデータストリームに基づく画像情報および音声情報を出力することを、本明細書では「画像情報を再生する」又は「DVDを再生する」と表記する。
制御手段20は、装着センサー53により、DVDメディアMがDVD再生手段50のターンテーブルに装着されたことを検出すると、DVD再生手段50に指示をして、画像情報の再生を開始させる。
制御手段20は、また、入力操作手段23の再生キーの操作を受け付けると、DVD再生手段50に指示をして、画像情報の再生を開始させ、入力操作手段23の停止キーの操作を受け付けると、DVD再生手段50に指示をして、画像情報の再生を停止させる。
挿入センサー51、および装着センサー53は、例えば、メカニカルスイッチ、光センサー、磁気センサー等の各種検出手段を用いて構成することができる。また、装着センサー53に関しては、上述した光ピックアップが受光する反射光の信号レベルによってDVDメディアMの装着の有無を検出する態様とすることも可能である。
画像信号処理手段17は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入出力手段18から入力される画像信号を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像データに変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R)、緑(G)、青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像データをOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像データを、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14が、OSD処理手段16より入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、画像データに応じた画像が投写レンズ13より投写され、スクリーンSCの投写面に投写画像が表示される。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
次に、本実施形態のプロジェクター1の画像投写状態と外部画像表示装置の表示状態について図3を用いて説明する。
図3に示すように、プロジェクター1の画像出力端子7はケーブルCAを介して外部画像表示装置V1に接続されている。プロジェクター1にDVDメディアMが装着されると、プロジェクター1は確認画像M1を投写し、画像出力端子7を介して外部画像表示装置V1にDVDメディアMに記録された画像を出力する。外部画像表示装置V1は、入力された画像(DVDメディアMに記録された画像)を表示する。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、プロジェクター1が動作中にDVDメディアMが装着されたことを検出すると(ステップS100)、ステップS101に遷移する。ステップS100が装着検出ステップに相当する。
ステップS101において制御手段20は、画像信号処理手段17、および画像信号入出力手段18に指示してDVD再生手段50から出力される画像情報を画像出力端子7に出力させる。次にステップS102に遷移する。
ステップS102において制御手段20は、DVD再生手段50に指示し、DVDメディアMの再生を開始し、画像情報を画像信号処理手段17に出力させる。次にステップS103に遷移する。
ステップS103において、制御手段20は、DVDメディアMに記録された画像を投写するか否かの確認画像M1(図3参照)を画像投写手段10に投写させる。次に、入力操作手段23により画像を投写するか否かの応答を受け付け、ステップS104に遷移する。ステップS101からステップS103が確認ステップに相当する。
ステップS104において、制御手段20は、ステップS103において、DVDメディアMに記録された画像を投写する入力操作を受け付けたか否かを調べる。画像を投写する入力操作を受け付けた場合(ステップS104:Y)には、ステップS105に遷移する。画像を投写しない入力操作を受け付けた場合(ステップS104:N)には、ステップS106に遷移する。
ステップS105において、制御手段20は、画像信号処理手段17、および画像信号入出力手段18に指示してDVD再生手段50から出力される画像情報を画像投写手段10により投写させる。次にステップS110に遷移する。ステップS104、およびステップS105が制御ステップに相当する。
ステップS106において、制御手段20は、DVD再生手段50に指示してDVDメディアMの再生を停止し、DVDメディアMをプロジェクター1の外部へ排出させる。次にステップS110に遷移する。
ステップS110において、本動作フローを終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果を得られる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、DVDメディアMが装着されたとき、DVDメディアMに記録された画像を外部画像表示装置V1に出力するとともに、画像を投写するか否かの入力操作を受け付け、画像を投写する操作を受け付けた場合に画像を投写する。これにより、DVDメディアMに記録された画像を投写前に外部画像表示装置で確認することができるので、観衆に見せたくない画像が、確認前に投写されてしまうこと防止できる。
また、DVDメディアMに記録された画像情報に基づく画像を投写しない操作を受け付けた場合に、DVDメディアMをプロジェクター1から排出する。これにより、画像情報に基づく画像を投写させたくないDVDメディアMが、プロジェクター1に装着されたままになることを防止できる。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上述した実施形態では、記録媒体としてDVDメディアMについて説明したが、これに限るものでなく、例えばBlu−ray(登録商標)ディスクや、USBメモリーなどの画像記録媒体でもよい。
1…プロジェクター、2…筐体、3…ディスクスロット、6…画像入力端子、7…画像出力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入出力手段、20…制御手段、21…記憶手段、22…光源制御手段、23…入力操作手段、30…電源端子、31…電源部、50…DVD再生手段、51…挿入センサー、52…メディア搬送手段、53…装着センサー、54…読取手段、55…データ処理手段、SC…スクリーン。

Claims (3)

  1. 記録媒体に記録された画像情報を読み取る読取手段と、光源から射出された光を前記読取手段が読み取った画像情報に応じて画像光に変調して投写する画像投写手段とを有するプロジェクターであって、
    前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことを検出する装着検出手段と、
    前記画像情報を外部画像表示装置に出力する画像信号出力手段と、
    入力操作を受け付ける入力操作手段と、
    前記装着検出手段により、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことが検出された場合に、当該記録媒体に記録された画像情報を前記外部画像表示装置に出力させるとともに、前記画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付ける確認処理を実行し、
    前記確認処理において、前記画像情報に基づく画像を投写する入力操作を受け付けた場合に前記画像情報を前記画像投写手段に投写させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記記録媒体を当該プロジェクターから排出する搬送手段、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記確認処理において、前記画像情報に基づく画像を投写しない入力操作を受け付けた場合に、前記搬送手段により、前記記録媒体を当該プロジェクターから排出することを特徴とするプロジェクター。
  3. 記録媒体に記録された画像情報を読み取る読取手段と、
    光源から射出された光を前記読取手段が読み取った画像情報に応じて画像光に変調して投写する画像投写手段と、を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことを検出する装着検出ステップと、
    前記装着検出ステップにより、前記記録媒体が当該プロジェクターに装着されたことが検出された場合に、当該記録媒体に記録された画像情報を外部画像表示装置に出力するとともに前記画像情報に基づく画像を投写するか否かの入力操作を受け付ける確認ステップと、
    前記確認ステップにおいて、前記画像情報に基づく画像を投写する入力操作を受け付けた場合に前記画像情報に基づく画像を前記画像投写手段に投写させる制御ステップと、
    を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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