JP2007046824A - 排熱回収装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 排熱発生装置Gを通して熱媒を循環させる複数の経路を備えた循環路5と、循環路5における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を切り換える経路切換手段Cと、循環路5を通して熱媒を循環流動させる熱媒循環手段6と、経路切換手段Cの切換作動及び熱媒循環手段6の運転を制御する運転制御手段1とが設けられ、運転制御手段1が、循環路5における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を選択するための運転用情報に基づいて、経路切換手段Cを切換作動させるように構成され、運転制御手段1が、循環路5のうちで、熱媒の非通流状態の継続により清浄化を要する流路部分が存在するか否かを管理して、清浄化を要する流路部分が存在するときには、その流路部分の熱媒を清浄にする清浄化処理を実行するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を切り換える経路切換手段と、
前記循環路を通して熱媒を循環流動させる熱媒循環手段と、
前記経路切換手段の切換作動及び前記熱媒循環手段の運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を選択するための運転用情報に基づいて、前記経路切換手段を切換作動させるように構成されている排熱回収装置に関する。
そして、前記循環路に備えさせた複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を運転用情報に基づいて切り換えることにより、排熱回収や回収した熱の利用を良好に行えるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、熱媒加熱用熱交換器を通過した湯水の全量が貯湯タンクを迂回する状態で湯水を循環させるタンク迂回経路を備える場合もある。
つまり、排熱発生装置の起動時等、排熱発生装置の発生熱量が少なくて、排熱発生装置から流出する湯水の温度が低いときに、湯水を貯湯タンクに通流させると貯湯タンクの湯水の温度が低下する虞があるので、このタンク迂回経路は、例えば、そのように排熱発生装置の起動時等、排熱発生装置の発生熱量が少ないときに用いる。
つまり、放熱用端末に循環させる熱媒を加熱するための、補助加熱器を設ける場合には、その補助加熱器を加熱作動させて、湯水をこのタンク沸き上げ経路にて循環させると、熱媒加熱用熱交換器にて循環路を循環する湯水が加熱されるので、このタンク沸き上げ経路は、排熱発生装置の停止中や起動時に、貯湯タンクの湯水を沸き上げするときに用いる。
従って、複数の経路のうちで長時間使用されない経路が存在することにより、熱媒の非通流状態が継続する時間が長くなる流路部分が発生し、その流路部分の熱媒の清浄の程度(清浄度と記載する場合がある)が低下する虞があった。
前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を切り換える経路切換手段と、
前記循環路を通して熱媒を循環流動させる熱媒循環手段と、
前記経路切換手段の切換作動及び前記熱媒循環手段の運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を選択するための運転用情報に基づいて、前記経路切換手段を切換作動させるように構成されているものであって、
第1特徴構成は、前記運転制御手段が、前記循環路のうちで、熱媒の非通流状態の継続により清浄化を要する流路部分が存在するか否かを管理して、前記清浄化を要する流路部分が存在するときには、その流路部分の熱媒を清浄にする清浄化処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
前記運転制御手段は、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分に熱媒を通流させるように、前記経路切換手段の切換作動及び前記熱媒循環手段の運転を制御するように構成されている点を特徴とする。
つまり、清浄化を要する流路部分以外の流路部分の熱媒が清浄化を要する流路部分に流動して、その清浄化を要する流路部分に滞留していた熱媒が他の流路部分に流動することになり、清浄化を要する流路部分を熱媒が流動することにより、管状体の内面に生成される生物膜の上層部が除去される等により、生物膜が成長するのを抑制することが可能となるので、清浄化を要する流路部分の熱媒を清浄にすることが可能となる。
従って、低廉化を図りながら本発明を実施するのに好適な手段を提供することができる。
前記熱媒循環手段が、熱媒の循環速度を変更調節自在に構成され、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、熱媒の循環速度を高速状態とすべく、前記熱媒循環手段を運転するように構成されている点を特徴とする。
従って、熱媒の清浄化をより一層向上させることが可能となった。
前記循環路を循環する熱媒を加熱する補助加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、熱媒を高温化すべく、前記補助加熱手段を加熱作動させるように構成されている点を特徴とする。
つまり、管状体の内面に生成される生物膜を構成する微生物を死滅させる又は弱らせることが可能となるので、生物膜が成長するのをより一層抑制することが可能となる。
従って、熱媒の清浄化をより一層向上させることが可能となった。
前記排熱発生装置が、熱と電力を併せて出力する熱電併給装置にて構成され、
前記補助加熱手段が、前記熱電併給装置の余剰電力にて作動して、前記熱電併給装置にて加熱された熱媒を加熱する電気式ヒータにて構成され、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、前記余剰電力を発生させるようにすべく、現電力負荷よりも大きい電力を発生させるように前記熱電併給装置を運転するように構成されている点を特徴とする。
そして、補助加熱手段が、熱電併給装置の余剰電力にて作動して、熱電併給装置にて加熱された熱媒を加熱する電気式ヒータにて構成され、清浄化処理では、電気式ヒータを作動させるための余剰電力を発生させるようにすべく、現電力負荷よりも大きい電力を発生させるように熱電併給装置が運転されるので、清浄化処理では、余剰電力を発生させるように熱電併給装置が運転される分、熱電併給装置から発生する熱量が増加して、その熱電併給装置にて熱媒をより高温に加熱することができると共に、電気式ヒータにより、熱電併給装置にて加熱された熱媒を加熱することができることになる。
従って、清浄化処理では、清浄化を要する流路部分により高温の熱媒を通流させることが可能となって、清浄化を要する流路部分の熱媒の清浄化をより一層向上させることが可能となる。
要するに、低廉化を図りながら熱媒の清浄化をより一層向上させるのに好適な手段を提供することができるようになった。
前記循環路のうちの対象とする流路部分を選択自在で、その選択した流路部分の熱媒を水道水の供給により循環路外に排出する水道水入替手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分の熱媒を外部に排出して供給される水道水に入れ替えるようすべく、前記水道水入替手段を作動させるように構成されている点を特徴とする。
そして、清浄化を要する流路部分の熱媒が清浄な水道水にて入れ替えられ、その水道水には塩素が含有されているので、熱媒や水道水の流動により、管状体の内面に生成される生物膜の上層部が除去されるのに加えて、その生物膜を構成する微生物を水道水に含有されている塩素にて死滅させる又は弱らせることが可能となり、生物膜が成長するのをより一層抑制することが可能となる。
従って、熱媒の清浄化をより一層向上させることが可能となった。
前記循環路のうちの対象とする流路部分を選択自在で、その選択した流路部分内に滞留する熱媒を清浄化のために加熱する熱媒加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分の熱媒を加熱して清浄化すべく、前記熱媒加熱手段を作動させるように構成されている点を特徴とする。
つまり、清浄化を要する流路部分の熱媒の高温化により、管状体の内面に生成される生物膜を構成する微生物を死滅させる又は弱らせることが可能となるので、生物膜が成長するのをより一層抑制することが可能となる。
従って、熱媒の清浄化をより一層向上させることが可能となった。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる排熱回収装置をコージェネレーションシステムに適用した場合の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる排熱回収装置Aを備えたコージェネレーションシステムを示し、このコージェネレーションシステムは、前記排熱回収装置Aの他に、排熱発生装置としての電力と熱とを発生する熱電併給装置G、及び、排熱回収装置A及び熱電併給装置Gの運転を制御する運転制御手段としての運転制御部1等を備えて構成してある。
この排熱回収装置Aは、熱電併給装置Gから発生する熱を用いて、貯湯タンク2に貯湯したり、放熱用端末3にて加熱対象部を加熱したりするように構成してあり、貯湯タンク2に貯湯される湯水は給湯路4を通じて給湯箇所に給湯するようになっている。ちなみに、前記放熱用端末3としては、例えば床暖房パネルがあり、その場合は、前記床暖房パネルにて加熱対象部としての暖房対象域を暖房することになる。
前記燃料ガス生成部は、供給される都市ガス(例えば、天然ガスベースの都市ガス)等の炭化水素系の原燃料ガスを脱硫処理する脱硫器、その脱硫器から供給される脱硫原燃料ガスと別途供給される水蒸気とを改質反応させて水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器、その改質器から供給される改質ガス中の一酸化炭素を水蒸気にて二酸化炭素に変成処理する変成器、その変成器から供給される改質ガス中の一酸化炭素を別途供給される選択酸化用空気にて選択酸化する一酸化炭素除去器等から構成され、一酸化炭素を変成処理及び選択酸化処理により低減した改質ガスを前記燃料ガスとして前記セルスタックに供給するように構成してある。
そして、燃料供給量調節弁43により前記燃料ガス生成部への原燃料ガスの供給量を調節することにより、前記燃料電池30の発電電力を調節するように構成してある。
前記商用電源35は、例えば、単相3線式100/200Vであり、商用電力供給ライン36を介して、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電力消費機器37に電気的に接続してある。
又、インバータ34は、発電電力供給ライン38を介して前記商用電力供給ライン36に電気的に接続して、燃料電池30からの発電電力が前記インバータ34にて交流に変換されて、前記発電電力供給ライン38、前記商用電力供給ライン36を介して前記電力消費機器37に供給されるように構成してある。
つまり、その電気式ヒータ39に供給する電力を調節自在なスイッチング回路40を設けて、前記運転制御部1により、前記商用電源35への逆潮流を検出する逆潮検出用電流センサ(図示省略)にて逆潮流が検出されないように前記電気式ヒータ39への供給電力を調節すべく、前記スイッチング回路40を制御する構成としてある。
この排熱回収装置Aは、温度成層を形成する状態で湯水を貯湯する前記貯湯タンク2、前記熱源側熱交換器31と貯湯タンク2とにわたって湯水を循環させる前記湯水循環路5、その湯水循環路5を通して湯水を循環流動させる熱媒循環手段としての湯水循環ポンプ6、湯水循環路5に設けられた熱媒加熱用熱交換器7と前記放熱用端末3とにわたって熱媒を循環させる熱媒循環路8、その熱媒循環路8を通して熱媒を循環させる熱媒循環ポンプ9、前記熱媒循環路8を通流する熱媒を加熱する熱媒用補助加熱器10、前記給湯路4を通流する湯水を加熱する給湯用補助加熱器11、及び、前記湯水循環路5における前記貯湯タンク2よりも下流側で且つ前記熱源側熱交換器31よりも上流側にて湯水循環路5を通流する湯水を放熱させるラジエータ12等を備えて構成してある。
前記貯湯タンク2は密閉式に構成して、そのタンク底部に水道圧にて水道水を給水する給水路13を接続し、タンク頂部に前記給湯路4を接続してある。そして、図示しない給湯栓の開栓等により前記給湯路4を通じて前記貯湯タンク2の上部から湯水が排出されるのに伴って、前記給水路13を通じて前記貯湯タンク2の底部に給水されるようになっていて、前記貯湯タンク2には、温度成層が形成される状態で満杯状態に湯水が貯留されるように構成してある。
即ち、往き流路部分5gの先端から、通常流入流路部分5iと熱媒加熱流路部分5hとを分岐させ、その通常流入流路部分5iの先端を前記貯湯タンク2の頂部に接続し、前記熱媒加熱流路部分5hは、更に、熱媒加熱経由流入流路部分5vとタンク迂回流路部分5bとに分岐させ、その熱媒加熱経由流入流路部分5vは前記通常流入流路部分5iの途中に接続し、前記タンク迂回流路部分5bは、前記貯湯タンク2の底部に接続したタンク流出流路部分5eと共に、前記戻り流路部分5rに合流させてある。
この運転制御部1は、操作部18から運転開始が指令されると、前記燃料供給断続弁42を開弁し、前記ブロアを作動させ、前記冷却水循環ポンプ33を作動させて、燃料電池30の運転を開始すると共に、前記湯水循環ポンプ6を作動させて、排熱回収装置Aの運転を開始し、前記操作部18から運転停止が指令されると、前記燃料供給断続弁42を閉弁し、前記ブロアを停止させ、前記冷却水循環ポンプ33を停止させて、燃料電池30の運転を停止させると共に、前記湯水循環ポンプ6を停止させて、排熱回収装置Aの運転を停止させる。尚、通常、この燃料電池30は24時間連続運転される。
そして、運転制御部1は、燃料電池30の運転中は、電力負荷に応じて出力電力を調節すべく、前記燃料供給量調節弁43により前記燃料ガス生成部への原燃料ガスの供給量を調節し、且つ、湯水循環路5の湯水の循環速度が前記燃料電池30の出力電力が高くなるほど速くなるように、前記湯水循環ポンプ6を制御するように構成してある。
ちなみに、前記設定戻り許容温度としては、前記熱源側熱交換器31における燃料電池30の冷却水と湯水循環路5の湯水との熱交換により、前記冷却水を燃料電池30の適正な運転が可能な許容上限温度以下にまで冷却可能な前記湯水の温度に設定し、例えば、40°Cに設定する。
尚、前記貯湯運転の実行中は、貯湯タンク2の底部から低温の湯水が熱源側熱交換器31に戻るので、その低温の湯水により熱源側熱交換器31にて燃料電池30の冷却水が前記許容上限温度以下にまで冷却されることになる。
更に、前記運転制御部1は、その放熱貯湯並行運転の実行中は、前記戻り温度センサTrにて検出される戻り湯水温度を監視して、その戻り湯水温度が前記設定戻り許容温度よりも低い温度に設定された設定湯水戻し温度になるように、湯水をタンク迂回流路部分5bと貯湯タンク2とに分流させる分流比を調節すべく、タンク出側三方弁15を制御するように構成してある。
具体的には、前記補助加熱手段Hrを、前記電気式ヒータ39にて構成して、運転制御部1を、前記清浄化処理において、前記余剰電力を発生させるようにすべく、現電力負荷よりも大きい電力を発生させるように前記燃料電池30を運転するように構成してある。
そして、前記運転制御部1は、清浄化処理を設定清浄化処理時間の間実行し、その清浄化処理が終了すると、その清浄化処理の前に実行していた運転を実行する。
尚、前記設定清浄化処理時間としては、要清浄化流路部分に滞留する湯水の全体を入れ替えるに要する時間よりも長い時間、例えば、10分間に設定する。
前記運転制御手段1を、要清浄化流路部分存否管理処理として、管理対象の流路部分、即ち、前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5bの夫々について、設定管理周期毎に、その設定管理周期内において湯水が通流した通流時間T2を積算した積算通流時間ΣT2が要清浄化流路部分の存否判別用の非存在判別用設定時間Ts2以下であるか否かを判別して、積算通流時間ΣT2が存在判別用設定時間Ts2以下の流路部分を要清浄化流路部分として管理するように構成してある。
つまり、要清浄化流路部分存否管理処理にて要清浄化流路部分が存在すると管理して、清浄化処理を実行するにしても、システム使用者の就寝中に実行するようにして、予め定められた条件に基づく運転、あるいは、システム使用者の指令に基づく運転等、コージェネレーションシステムの本来の運転への影響を抑制することが可能なようにしてある。
前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5b夫々について、午前3時から次の日の午前3時まで、通流状態になったか否かを判別して、通流時間T2を積算する処理を繰り返し実行し、午前3時になると、通流時間T2を積算した積算通流時間ΣT2と非存在判別用設定時間Ts2とを比較して、積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2以下のときは要清浄化流路部分であると判別して、その要清浄化流路部分に対して清浄化処理を実行し、積算通流時間ΣT2をリセットして、リターンする(ステップ#1〜6)。
以下、第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は、清浄化処理の別実施形態を示すものであるので、主として、その清浄化処理について説明を加えて、第1実施形態と同じ構成については、その説明を省略する。
前記湯水循環路6において、前記往き流路部分5gを通常流入流路部分5iと熱媒加熱流路部分5hとに分岐させる分岐箇所に、排水路19を接続し、その排水路19に、その排水路を開閉する排水弁20を設けてある。
前記運転制御部1は、前記要清浄化流路部分存否管理処理にて、前記熱媒加熱流路部分5hが要清浄化流路部分であると判別したとき、及び、前記タンク迂回流路部分5bが要清浄化流路部分であると判別したときの夫々では、前記湯水循環ポンプ6を停止させた状態で、前記排水用通流経路を前記熱媒加熱・タンク迂回部分排水経路にするように前記タンク入側三方弁14、タンク出側三方弁15及び排水弁20を作動させることにより、清浄化処理を実行し、又、前記熱媒加熱経由流入流路部分5vが要清浄化流路部分であると判別したときは、前記湯水循環ポンプ6を停止させた状態で、前記排水用通流経路を前記タンク迂回・熱媒加熱経由流入部分排水経路にするように前記タンク入側三方弁14、タンク出側三方弁15及び排水弁20を作動させることにより、清浄化処理を実行する。
そして、前記運転制御部1は、清浄化処理を前記設定清浄化処理時間の間実行し、その清浄化処理が終了すると、その清浄化処理の前に実行していた運転を実行する。
以下、第3実施形態を説明するが、この第3実施形態も、清浄化処理の別実施形態を示すものであるので、主として、その清浄化処理について説明を加えて、第1実施形態と同じ構成については、その説明を省略する。
前記熱媒加熱流路部分5h、前記熱媒加熱経由流入流路部分5v及び前記タンク迂回流路部分5b夫々の外周部に、夫々の流路部分を外周部から加熱するように熱媒加熱用電気ヒータ21h,21v,21bを設け、それら熱媒加熱用電気ヒータ21h,21v,21bの夫々を、給電の断続並びに供給する電力の調節が自在な熱媒加熱用スイッチング回路22h,22v,22b夫々を介して、前記発電電力供給ライン38から分岐したヒータ用給電ライン44に接続してある。
同様に、熱媒加熱用スイッチング回路22vと熱媒加熱用電気ヒータ21vとを接続するヒータ用給電ライン44、熱媒加熱用スイッチング回路22bと熱媒加熱用電気ヒータ21bとを接続するヒータ用給電ライン44にも、夫々、熱媒加熱経由流入流路部分5vにおける湯水温度センサTvによる温度検出箇所近傍の温度が前記設定上限温度以上になるとオフ状態になるハイリミットスイッチ、タンク迂回流路部分5bにおける湯水温度センサTbによる温度検出箇所近傍の温度が前記設定上限温度以上になるとオフ状態になるハイリミットスイッチを設けてある。
前記運転制御部1は、前記要清浄化流路部分存否管理処理にて、前記熱媒加熱流路部分5hが要清浄化流路部分であると判別したときは、その熱媒加熱流路部分5hの熱媒加熱用電気ヒータ21hに給電し且つその熱媒加熱流路部分5hの湯水温度センサThの検出温度が清浄化処理用設定温度になるように、その熱媒加熱流路部分5hに対応する熱媒加熱用スイッチング回路22hを制御することにより、清浄化処理を実行する。
又、前記運転制御部1は、前記要清浄化流路部分存否管理処理にて、前記タンク迂回流路部分5bが要清浄化流路部分であると判別したときは、そのタンク迂回流路部分5bの熱媒加熱用電気ヒータ21bに給電し且つそのタンク迂回流路部分5bの湯水温度センサTbの検出温度が設定清浄化処理温度になるように、そのタンク迂回流路部分5bに対応する熱媒加熱用スイッチング回路22bを制御することにより、清浄化処理を実行する。
又、前記運転制御部1は、前記要清浄化流路部分存否管理処理にて、前記熱媒加熱経由流入流路部分5vが要清浄化流路部分であると判別したときは、その熱媒加熱経由流入流路部分5vの熱媒加熱用電気ヒータ21vに給電し且つその熱媒加熱経由流入流路部分5vの湯水温度センサTvの検出温度が前記設定清浄化処理温度になるように、その熱媒加熱経由流入流路部分5vに対応する熱媒加熱用スイッチング回路22vを制御することにより、清浄化処理を実行する。
以下、第4実施形態を説明するが、この第4実施形態は、前記要清浄化流路部分存否管理処理の別実施形態を示すものであるので、主として、その要清浄化流路部分存否管理処理について説明を加えて、第1実施形態と同じ構成については、その説明を省略する。
尚、この第4実施形態の要清浄化流路部分存否管理処理は、上記の第1ないし第3の各実施形態のコージェネレーションシステムに適用することができる。
そして、前記運転制御手段1を、要清浄化流路部分存否管理処理において、前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5bの夫々について、設定管理周期毎に、その設定管理周期内において湯水が通流しない非通流時間T1を積算した積算非通流時間ΣT1が要清浄化流路部分の存否判別用の存在判別用設定時間Ts1よりも長いか否かを判別して、積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1よりも長い流路部分を要清浄化流路部分として管理するように構成してある。
前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5b夫々について、午前3時から次の日の午前3時まで、通流状態になったか否かを判別して、非通流時間T1を積算する処理を繰り返し実行し、午前3時になると、非通流時間T1を積算した積算非通流時間ΣT1と存在判別用設定時間Ts1とを比較し、積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1よりも長いときは要清浄化流路部分であると判別して、その要清浄化流路部分に対して清浄化処理を実行し、非通流時間の積算時間ΣT1をリセットして、リターンする(ステップ#11〜16)。
以下、第5実施形態を説明するが、この第5実施形態は、前記要清浄化流路部分存否管理処理の別実施形態を示すものであるので、主として、その要清浄化流路部分存否管理処理について説明を加えて、第1実施形態と同じ構成については、その説明を省略する。
尚、この第5実施形態の要清浄化流路部分存否管理処理は、上記の第1ないし第3の各実施形態のコージェネレーションシステムに適用することができる。
そして、前記運転制御手段1を、要清浄化流路部分存否管理処理において、前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5bの夫々について、湯水が通流した通流時間T2及び湯水が通流しなかった非通流時間T1夫々を積算し、積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2を越えるよりも前に積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1を越えるか否かを判別して、積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2を越えるよりも前に積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1を越えた流路部分を要清浄化流路部分として管理するように構成してある。
前記熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5b夫々について、通流状態になったか否かを判別して、通流時間T2及び非通流時間T1夫々を積算し、積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2を越えるか否か、及び、積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1を越えるか否かを判別する処理を繰り返し実行し、積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2を越えるよりも前に積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1を越えると、要清浄化流路部分であると判別して、その要清浄化流路部分に対して清浄化処理を実行して、積算通流時間ΣT2及び積算非通流時間ΣT1をリセットしてリターンし、積算非通流時間ΣT1が存在判別用設定時間Ts1を越えるよりも前に積算通流時間ΣT2が非存在判別用設定時間Ts2を越えると、積算通流時間ΣT2及び積算非通流時間ΣT1をリセットしてリターンする(ステップ#21〜27)。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の各実施形態では、要清浄化流路部分存否管理処理において、前記熱媒加熱流路部分5h、前記熱媒加熱経由流入流路部分5v及び前記タンク迂回流路部分5bを管理対象として、前記湯水循環路5のうちで、熱媒の非通流状態の継続により清浄化を要する流路部分が存在するか否かを管理するように構成したが、前記熱媒加熱流路部分5h、前記熱媒加熱経由流入流路部分5v及び前記タンク迂回流路部分5bに加えて、前記通常流入流路部分5i及び前記タンク流出流路部分5eも管理対象として、前記湯水循環路5のうちで、熱媒の非通流状態の継続により清浄化を要する流路部分が存在するか否かを管理するように構成しても良い。
例えば、本発明を、コージェネレーションシステムを断続運転する場合に適用すると、コージェネレーションシステムが停止されると、通常流入流路部分5i及びタンク流出流路部分5eについても、熱媒の通流が停止する時間が長くなる場合があるので、上述のように、要清浄化流路部分存否管理処理において、熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5bに加えて、通常流入流路部分5i及びタンク流出流路部分5eも管理対象にするのが好ましい。
つまり、上記の第1実施形態においては、一つの経路にて熱媒を通流させるように前記経路切換手段Cを作動させるだけでは、複数の要清浄化流路部分の全てに熱媒が通流しない場合、複数の要清浄化流路部分の全てに熱媒が通流するように、複数の経路にて順次熱媒を通流させるように前記経路切換手段Cを作動させることになる。
又、上記の第2実施形態においては、一つの排水用通流経路にて水道水を通流させるように前記水道水入替手段Dを作動させるだけでは、複数の要清浄化流路部分の全てに水道水が通流しない場合、複数の要清浄化流路部分の全てに水道水が通流するように、複数の排水用通流経路にて順次水道水を通流させるように前記水道水入替手段Dを作動させることになる。
又、上記の第3実施形態においては、複数の要清浄化流路部分夫々の熱媒加熱用電気ヒータに給電するように、複数の要清浄化流路部分夫々に対応する熱媒加熱用スイッチング回路を制御することになる。
但し、前記放熱貯湯並行経路にて熱媒を通流させる場合、前記熱媒加熱経由流入流路部分5v及び前記タンク迂回流路部分5bを熱媒が分流して、夫々の流路部分の熱媒の循環速度が遅くなることから、生物膜の除去作用が多少低下するので、設定清浄化処理時間を上記第1実施形態よりも長く設定するのが好ましい。
例えば、前記熱媒加熱流路部分5h、前記熱媒加熱経由流入流路部分5v及び前記タンク迂回流路部分5bの接続箇所に水道水を供給するように水道水供給路を設け、更に、熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5bの夫々に対して、排水弁20を設けた排水路19を設けると、熱媒加熱流路部分5h、熱媒加熱経由流入流路部分5v及びタンク迂回流路部分5b夫々について各別に水道水に入れ替えることが可能となる。
又、本発明は、コージェネレーションシステムにて用いる排熱回収装置以外に、各種燃焼装置や各種燃焼式原動機等の各種の排熱発生装置の排熱を用いて給湯する排熱回収装置に適用することが可能である。
5 循環路
6 熱媒循環手段
39 電気式ヒータ
C 経路切換手段
D 水道水入替手段
G 排熱発生装置、熱電併給装置
Hr 補助加熱手段
Hw 熱媒加熱手段
Claims (7)
- 排熱発生装置を通して熱媒を循環させる複数の経路を備えた循環路と、
前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を切り換える経路切換手段と、
前記循環路を通して熱媒を循環流動させる熱媒循環手段と、
前記経路切換手段の切換作動及び前記熱媒循環手段の運転を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記循環路における複数の経路のうちで熱媒を通流させる経路を選択するための運転用情報に基づいて、前記経路切換手段を切換作動させるように構成されている排熱回収装置であって、
前記運転制御手段が、前記循環路のうちで、熱媒の非通流状態の継続により清浄化を要する流路部分が存在するか否かを管理して、前記清浄化を要する流路部分が存在するときには、その流路部分の熱媒を清浄にする清浄化処理を実行するように構成されている排熱回収装置。 - 前記運転制御手段は、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分に熱媒を通流させるように、前記経路切換手段の切換作動及び前記熱媒循環手段の運転を制御するように構成されている請求項1記載の排熱回収装置。
- 前記熱媒循環手段が、熱媒の循環速度を変更調節自在に構成され、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、熱媒の循環速度を高速状態とすべく、前記熱媒循環手段を運転するように構成されている請求項2記載の排熱回収装置。 - 前記循環路を循環する熱媒を加熱する補助加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、熱媒を高温化すべく、前記補助加熱手段を加熱作動させるように構成されている請求項2又は3記載の排熱回収装置。 - 前記排熱発生装置が、熱と電力を併せて出力する熱電併給装置にて構成され、
前記補助加熱手段が、前記熱電併給装置の余剰電力にて作動して、前記熱電併給装置にて加熱された熱媒を加熱する電気式ヒータにて構成され、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理において、前記余剰電力を発生させるようにすべく、現電力負荷よりも大きい電力を発生させるように前記熱電併給装置を運転するように構成されている請求項4記載の排熱回収装置。 - 前記循環路のうちの対象とする流路部分を選択自在で、その選択した流路部分の熱媒を水道水の供給により循環路外に排出する水道水入替手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分の熱媒を外部に排出して供給される水道水に入れ替えるようすべく、前記水道水入替手段を作動させるように構成されている請求項1記載の排熱回収装置。 - 前記循環路のうちの対象とする流路部分を選択自在で、その選択した流路部分内に滞留する熱媒を清浄化のために加熱する熱媒加熱手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記清浄化処理として、前記清浄化を要する流路部分の熱媒を加熱して清浄化すべく、前記熱媒加熱手段を作動させるように構成されている請求項1記載の排熱回収装置。
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