JP5525359B2 - 排熱回収装置 - Google Patents
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Description
通常、排熱回収用熱交換器における湯水の昇温が不十分である場合、湯水の温度は目標貯湯温度未満になる。その場合、貯湯槽に貯えられる湯水の温度が低くなり、高温の湯水が必要になると、補助熱源機器(バックアップ用ボイラなど)を用いて再加熱しなければならない。ところが、特許文献1に記載の発明では、排熱回収用熱交換器に流入する湯水の流量を少なくすることで、湯水の温度を高く(目標貯湯温度に)できる。つまり、制御手段は、排熱回収用熱交換器の下流側且つ貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が目標貯湯温度となるように、循環手段の作動を制御している。
排熱回収用の湯水が貯えられる貯湯槽と、
前記熱源機器からの排熱と前記貯湯槽に貯えられている湯水との熱交換が行われる排熱回収用熱交換器と、
湯水が前記貯湯槽と前記排熱回収用熱交換器とを順に通過するように流れる循環流路と、
前記循環流路における湯水の流量を調節する循環手段と、
前記貯湯槽に貯湯される前記排熱回収用熱交換器の下流側且つ前記貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が目標貯湯温度となるように前記循環手段の作動を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記熱源機器の運転状態に応じて、前記目標貯湯温度を前記循環流路を流れる湯水からの放熱量を抑制する温度に変更する点にある。
例えば、制御手段が循環流路における湯水の流量を調節することにより、上述したように排熱回収用熱交換器の下流側且つ貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が目標貯湯温度に合わせられている状態になっているとする。そのような状態から熱源機器の運転状態が変化して熱源機器からの単位時間当たりの排熱量が変化すると、循環流路を流れる湯水が単位時間当たりに受け取る熱量が変化する。つまり、排熱回収用熱交換器における湯水の温度の上昇量(上昇速度)が変化することで、貯湯槽に貯湯される排熱回収用熱交換器の下流側且つ貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が変化して、現状の目標貯湯温度(即ち、熱源機器の運転状態が変化する前の目標貯湯温度)と乖離する可能性がある。
更に、熱源機器の排熱を貯湯槽に回収するに当たって、循環流路を流れる湯水からの放熱量が抑制されるので、その抑制された放熱量分は、貯湯槽に回収される熱量の減少も抑制される。
ところが、本特徴構成によれば、制御手段は、熱源機器の出力が小さくなるにつれて、目標貯湯温度を低い方へ変更する。目標貯湯温度が低い方へ変更されると、循環流路における湯水の流量は相対的に増加側へ、即ち、循環流路を流れる湯水からの放熱量は抑制される側へ変更されることになる。その結果、制御手段が、排熱回収用熱交換器の下流側且つ前記貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が変更後の目標貯湯温度となるように、循環流路における湯水の流量を減少させるとしても、その減少量は抑制され、排熱回収装置の排熱効率の低下が抑制される。
従って、制御手段が、熱源機器の運転状態、及び、熱源機器又は貯湯槽の環境温度に応じて目標貯湯温度を変更することで、湯水が循環流路を流れる間に生じる放熱量を調節できる。つまり、排熱回収装置の排熱効率を調節できる。
従って、制御手段が、熱源機器の出力が小さくなるにつれて、及び、熱源機器又は貯湯槽の環境温度が低くなるにつれて目標貯湯温度を低くすることで、湯水が循環流路を流れる間に生じる放熱量が抑制されて、排熱回収装置の排熱効率の低下が抑制される。
以下に図面を参照して第1実施形態の排熱回収装置について説明する。
図1は、排熱回収装置を備えるコージェネレーションシステムの構成を説明するブロック図である。図1に示すように、本実施形態のコージェネレーションシステムは、発電ユニットAと貯湯暖房ユニットBと、発電ユニットA及び貯湯暖房ユニットBの運転を制御する制御手段としての運転制御部5などから構成されている。発電ユニットAは、熱と電力とを併せて発生する熱電併給装置としての燃料電池1を有する。貯湯暖房ユニットBは本発明の排熱回収装置Hを備え、燃料電池1からの排熱を回収して貯湯槽2への貯湯及び熱消費端末3への熱媒供給を行う。熱消費端末3としては、床暖房装置、浴室暖房乾燥機及びファンコンベクタ等がある。
排熱回収装置Hは、貯湯槽2と、排熱回収用熱交換器22と、循環流路としての排熱回収用循環流路18と、循環手段としての排熱回収用循環ポンプ19と、制御手段としての運転制御部5を備える。
発電ユニットAが有する燃料電池1は、水素を含有する燃料ガス及び酸素含有ガスが供給されて発電するセルスタック、そのセルスタックに供給する燃料ガスを生成する燃料ガス生成部、セルスタックに酸素含有ガスとして空気を供給するブロア等を備える。
燃料ガス生成部は、供給される都市ガス(例えば、天然ガスベースの都市ガス)等の炭化水素系の原燃料ガスを脱硫処理する脱硫器、その脱硫器から供給される脱硫原燃料ガスと別途供給される水蒸気とを改質反応させて水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器、その改質器から供給される改質ガス中の一酸化炭素を水蒸気にて二酸化炭素に変成処理する変成器、その変成器から供給される改質ガス中の一酸化炭素を別途供給される選択酸化用空気にて選択酸化する一酸化炭素除去器等から構成される。変成処理及び選択酸化処理により一酸化炭素濃度が低減された改質ガスは、燃料ガスとしてセルスタックに供給される。尚、燃料電池1が固体酸化物形燃料電池の場合、燃料ガス生成部には上述した一酸化炭素除去器を設けなくてもよい。
発電ユニットAにおいて、燃料電池1の電力の出力側には、系統連系用のインバータ6が設けられる。インバータ6は、燃料電池1の発電電力を商用電源7から受電する受電電力と同じ電圧及び同じ周波数に変換する。インバータ6は、発電電力供給ライン10を介して受電電力供給ライン8に電気的に接続される。その結果、燃料電池1の発電電力は、インバータ6及び発電電力供給ライン10を介して、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電力負荷9に供給される。加えて、商用電源7が、受電電力供給ライン8を介して電力負荷9に電気的に接続される。
以上のように、燃料電池1及び電気ヒータ12により冷却水循環流路13を流れる冷却水に与えられる熱が、熱源機器としての燃料電池1の排熱となる。
貯湯槽2は、燃料電池1からの排熱の回収用の湯水を貯える。貯湯槽2には、その底部に接続された給水路16を通して水が内部に供給される。貯湯槽2からは、その上部に接続された給湯路17を通して湯水が外部に送出される。排熱回収用熱交換器22は、燃料電池1からの排熱と貯湯槽2に貯えられている湯水との熱交換を行わせる。燃料電池1からの排熱は、上述したように冷却水循環流路13を流れる冷却水によって、排熱回収用熱交換器22へと送られる。そして、排熱回収用熱交換器22において、冷却水と湯水との熱交換が行われる。排熱回収用循環流路18は、図1において太線で示すように、湯水を貯湯槽2と排熱回収用熱交換器22とを順に通過するように流す。排熱回収用循環流路18は、貯湯槽2の槽底部から取り出した湯水が、排熱回収用熱交換器22を通過した後、貯湯槽2の槽上部に戻るように取り回されている。排熱回収用循環ポンプ19は、排熱回収用循環流路18における湯水の流量を調節する。排熱回収用循環ポンプ19は、貯湯槽2の槽底部から取り出した湯水を貯湯槽2の槽上部に戻す方向に貯湯槽2の湯水を循環させる。
熱媒加熱用熱交換器23は、熱媒加熱用流路部分18bを通流する湯水と熱媒循環流路20を通流する熱媒とを熱交換させるように設けられる。更に、排熱回収用循環流路18における熱媒加熱用流路部分18bの分岐部分には、湯水を熱媒加熱用流路部分18bに通流させる熱媒加熱状態と湯水を熱媒加熱用流路部分18bに通流させない熱媒非加熱状態とに切り換える加熱切換用三方弁26が設けられている。
また、運転制御部5が、加熱切換用三方弁26を熱媒加熱状態に切り換えて、熱媒加熱用流路部分18bを通して湯水を循環させることにより、排熱回収用熱交換器22にて燃料電池1の冷却水にて加熱された湯水が熱媒加熱用熱交換器23において熱媒循環流路20を通流する熱媒を加熱することになる。
給湯用補助加熱器24の熱交換器hは、給湯路17を通流する湯水を加熱するように設けられ、熱媒用補助加熱器25の熱交換器hは、熱媒循環流路20を通流する熱媒を加熱するように設けられている。
運転制御部5は、流量センサが設定流量以上の流量を検出している状態で、流入温度センサにて検出される流入温度(給湯用補助加熱器24に供給される湯水の温度)が給湯目標温度未満になるとバーナbを燃焼させ、且つ、流出温度センサにて検出される流出温度が目標加熱温度になるようにバーナbの燃焼量を調節し、バーナbの燃焼中に流量センサの検出流量が設定流量未満になると、バーナbを消火させる。
また、運転制御部5は、流入温度センサにて検出される流入温度(給湯用補助加熱器24に供給される湯水の温度)が判定基準温度(例えば、37℃)未満のときには、湯水を加熱基準温度に加熱するように、バーナbを燃焼させ、且つ、流出温度センサにて検出される流出温度が目標加熱温度になるようにバーナbの燃焼量を調節することになる。
運転制御部5は、流量センサが設定流量以上の流量を検出している状態で、流入温度センサにて検出される流入温度が目標温度未満になるとバーナbを燃焼させ、且つ、流出温度センサにて検出される流出温度が目標温度になるようにバーナbの燃焼量を調節し、バーナbの燃焼中に流量センサの検出流量が設定流量未満になると、バーナbを消火させる。熱媒用補助加熱器25における目標温度は、熱消費端末3が高温を必要とする場合には、高温目標温度(例えば、80℃)に設定され、熱消費端末3が高温を必要としない場合には、低温目標温度(例えば、60℃)に設定される。
また、運転制御部5は、熱媒供給運転の実行中に端末用リモコンから運転の停止が指令されると、加熱切換用三方弁26を熱媒非加熱状態に切り換え、熱媒循環ポンプ21を停止させることにより、熱媒供給運転から貯湯運転に切り換えるように構成されている。
運転制御部5は、上述したように、排熱回収用熱交換器22の下流側且つ貯湯槽2の上流側の排熱回収用循環流路18での湯水の温度が目標貯湯温度となるように排熱回収用循環ポンプ19の作動を制御している。その結果、排熱回収後温度センサSh1の検出温度が目標貯湯温度に近づくようになる。
但し、運転制御部5が、排熱回収用循環流路18での湯水流量が少なくなる方に排熱回収用循環ポンプ19の運転状態を調節したとき、排熱回収用循環流路18での湯水の放熱量が大きくなり、排熱効率が低下するという問題が生じる。つまり、排熱回収用循環流路18での湯水流量が少なくなるということは、より長い時間をかけて湯水が排熱回収用循環流路18を通過するということであり、また、排熱回収用熱交換器22より下流での湯水の温度が上昇し、結果として、その間の排熱回収用循環流路18での湯水の放熱量が大きくなる。
上述のように、本発明に係る排熱回収装置Hは、貯湯槽2と、排熱回収用熱交換器22と、排熱回収用循環流路18と、排熱回収用循環ポンプ19と、運転制御部5とによって実現される。
=(Sh1(℃)−SL1(℃))×流量Q(リットル/分)×60分/時間÷0.86
Sh1:排熱回収後温度センサSh1の検出結果
SL1:排熱回収前温度センサSL1の検出結果
流量Q:排熱回収用循環流路18を流れる湯水の流量
以上のように、運転制御部5が、燃料電池1の発電出力が小さくなるにつれて目標貯湯温度を低くすることで、排熱回収用循環ポンプ19が排熱回収用循環流路18における湯水の流量を大幅に減少させることを回避できる。その結果、湯水が排熱回収用循環流路18を流れる間に生じる放熱量が抑制されて、排熱回収装置Hの排熱効率の低下が抑制される。
第2実施形態の排熱回収装置は、運転制御部5による目標貯湯温度の変更手法が第1実施形態と異なっている。以下に、第2実施形態の排熱回収装置について説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
<1>
上記実施形態において、コージェネレーションシステムの構成は適宜変更可能である。例えば、熱媒循環流路20の構成を変更してもよい。図3は、別実施形態のコージェネレーションシステムの構成を説明するブロック図である。具体的には、図3において、熱媒加熱用流路部分18b及び熱媒加熱用熱交換器23は設けられていない。その結果、熱媒循環流路20の熱媒は、排熱回収用循環流路18の湯水とは熱交換せず、熱媒用補助加熱器25によって加熱されるのみである。
上記実施形態では、熱源機器として燃料電池1を利用する例を説明したが、排熱を利用可能な他の熱源機器を利用してもよい。例えば、熱源機器として、ガスを燃料とするガスエンジンなどを備えた熱電併給装置を利用してもよい。
上記実施形態において、表1及び表2において、燃料電池1の発電出力と目標貯湯温度との関係、及び、燃料電池1の発電出力及び環境温度と目標貯湯温度との関係を例示したが、表1及び表2に記載した数値は例示目的で示したものであり、本発明は表1及び表2に例示した数値によって限定されない。
上記実施形態では、熱源機器としての燃料電池1の運転状態を表す指標として燃料電池1の発電出力を例示したが、熱源機器の運転状態を他の指標によって表すこともできる。例えば、熱源機器としての燃料電池1のセルスタックの温度を、燃料電池1の運転状態を表す指標として利用してもよい。
上記実施形態では、排熱回収用熱交換器22が排熱回収用循環流路18に1つ設けられた例を説明したが、排熱回収用循環流路18に複数の排熱回収用熱交換器22を設けるような改変も可能である。
上記実施形態では、貯湯暖房ユニットBが給湯の他に熱消費端末3への熱供給を行う例を説明したが、熱消費端末3への熱供給を行わないように改変してもよい。つまり、熱消費端末3、熱媒循環流路20、熱媒用補助加熱器25などを設けずに、給湯専用としてもよい。
上記実施形態では、環境温度は、燃料電池1又は貯湯槽2の近辺に設けられる温度センサ33によって測定するようにしたが、適宜、燃料電池1や貯湯槽2の内部に設けられた水や空気の温度を測定する温度センサによる測定値を環境温度として採用してもよい。
2 貯湯槽
5 運転制御部(制御手段)
18 排熱回収用循環流路(循環流路)
19 排熱回収用循環ポンプ(循環手段)
22 排熱回収用熱交換器
H 排熱回収装置
Claims (6)
- 熱源機器からの排熱を回収する排熱回収装置であって、
排熱回収用の湯水が貯えられる貯湯槽と、
前記熱源機器からの排熱と前記貯湯槽に貯えられている湯水との熱交換が行われる排熱回収用熱交換器と、
湯水が前記貯湯槽と前記排熱回収用熱交換器とを順に通過するように流れる循環流路と、
前記循環流路における湯水の流量を調節する循環手段と、
前記貯湯槽に貯湯される前記排熱回収用熱交換器の下流側且つ前記貯湯槽の上流側の循環流路での湯水の温度が目標貯湯温度となるように前記循環手段の作動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記熱源機器の運転状態に応じて、前記目標貯湯温度を前記循環流路を流れる湯水からの放熱量を抑制する温度に変更する排熱回収装置。 - 前記制御手段は、前記熱源機器の出力が小さくなるにつれて前記目標貯湯温度を低くする請求項1に記載の排熱回収装置。
- 前記制御手段は、前記熱源機器の運転状態及び前記熱源機器又は前記貯湯槽の環境温度に応じて、前記目標貯湯温度を前記循環流路を流れる湯水からの放熱量を抑制する温度に変更する請求項1又は2に記載の排熱回収装置。
- 前記制御手段は、前記熱源機器の出力が小さくなるにつれて及び前記環境温度が低くなるにつれて前記目標貯湯温度を低くする請求項3に記載の排熱回収装置。
- 前記制御手段は、予め設定された前記熱源機器の出力と前記目標貯湯温度との関係に基づいて、前記目標貯湯温度を変更する請求項2に記載の排熱回収装置。
- 前記制御手段は、予め設定された前記熱源機器の出力及び前記環境温度と前記目標貯湯温度との関係に基づいて、前記目標貯湯温度を変更する請求項4に記載の排熱回収装置。
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