JP2007046810A - ブライン式冷却システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減して省ランニングコストを実現できるブライン式冷却システムを提供する。
【解決手段】 ブラインと外気との間の熱交換を外気熱交換器23によって行い、外気を利用してブラインを冷却することにより、圧縮機11等の稼働率を低下させることができるので、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減させることができ、省ランニングコストを実現できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ブラインと外気との間の熱交換を外気熱交換器23によって行い、外気を利用してブラインを冷却することにより、圧縮機11等の稼働率を低下させることができるので、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減させることができ、省ランニングコストを実現できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷媒回路によって冷却されたブラインを利用して所期の冷却を行うブライン式冷却システムに関する。
従来、この種のブライン式冷却システムとして、圧縮機と凝縮器と膨張弁とを備えた冷媒回路と、ブライン循環用ポンプと冷却器とを備えたブライン回路と冷媒回路とブライン回路とで共有される冷却用熱交換器と、を具備したものが知られている。
このブライン式冷却システムは、冷媒回路の膨張弁の下流側を流れる冷媒とブライン回路の冷却器の下流側を流れるブラインとの間の熱交換を冷却用熱交換器によって行うことによりブラインを冷却し、冷却されたブラインを冷却器に供給して該冷却器が設置された機器、例えばショーケースにおける商品冷却を行う。
特開2001−12842号公報
特開平10−274463号公報
ブライン式冷却システムは、近年における脱フロン化或いは省フロン化の要求に対応して提案された冷却システムではあるが、ブライン回路にブラインを循環させる必要があることから、従前の直膨式冷却システムと比べてエネルギー消費量が多い。換言すれば、このエネルギー消費量を低減できるような工夫を施せば、直膨式冷却システムと同等若しくはそれ以下のランニングコストを実現して汎用性を高めることができる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減して省ランニングコストを実現できるブライン式冷却システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のブライン式冷却システムは、圧縮機と凝縮器と膨張弁とを備えた冷媒回路と、ブライン循環用ポンプと冷却器とを備えたブライン回路と、冷媒回路とブライン回路とによって共有され、且つ、冷媒回路の膨張弁の下流側を流れる冷媒とブライン回路の冷却器の下流側を流れるブラインとの間で熱交換を行うための冷却用熱交換器と、を具備したブライン式冷却システムにおいて、ブライン回路の冷却器と冷却用熱交換器との間に、外気と熱交換を行うための外気熱交換器が設けられている構成となっている。
本発明のブライン式冷却システムによれば、例えば外気温度が低い冬期等においてブラインと外気との間の熱交換を外気熱交換器によって行い、外気を利用してブラインを冷却することにより、圧縮機等の稼働率を低下させることができるので、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減させることができる。
本発明によれば、外気熱交換器においてブラインを冷却することにより、圧縮機等の稼働率を低下させることができるので、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減させることができ、省ランニングコストを実現できる。
図1〜図5はブライン式冷却システムの実施形態を示す。図1はブライン式冷却システムの全体構成図、図2は図1に示すブライン式冷却システムの制御を示すフローチャート、図3〜図5は図1に示すブライン式冷却システムの動作説明図である。
ブライン式冷却システムは、冷媒回路10と、ブライン回路20と、冷却用熱交換器30と、から構成されている。
冷媒回路10は圧縮機11と凝縮器12と膨張弁13とを備え、圧縮機11→凝縮器12→膨張弁13→冷却用熱交換器30→圧縮機11の順に冷媒を循環させることができる。凝縮器12には、凝縮器12に強制的に外気を接触させるための凝縮器用ファン12aが並設されている。この冷媒回路10で使用される冷媒は、フロンや非フロン(例えば、アンモニア)等である。
ブライン回路20はブライン循環用ポンプ21と冷却器22と外気熱交換器23とを備え、ブライン循環用ポンプ21→冷却器22→外気熱交換器23→冷却用熱交換器30→ブライン循環用ポンプ21の順にブラインを循環させることができる。このブライン回路20で使用されるブラインは、例えば塩化カルシウム溶液等である。
ブライン循環用ポンプ21は、冷却用熱交換器30と冷却器22との間に設けられている。また、ブライン循環用ポンプ21と冷却器22との間には、電磁弁21aが介装されている。
冷却器22は、商品等を収納したショーケース22b内を冷却するためのものであって、ブライン循環用ポンプ21と外気熱交換器23との間に介装され、且つ、ショーケース22b内に設置されている。また、冷却器22には、ショーケース22b内の冷却を促すための冷却器用ファン22aが並設されている。
外気熱交換器23は、冷却器22と冷却用熱交換器30との間に設けられている。また、外気熱交換器23には、外気熱交換器23に強制的に外気を接触させるための外気送風用ファン23bが並設されている。さらに、外気熱交換器23と並列にバイパス路24が設けられている。さらに、ブラインの循環経路を外気熱交換器23とバイパス路24の一方に切り替えるために、外気熱交換器23の上流には循環切替手段としての電磁弁23aが、バイパス路24には循環切替手段としての電磁弁24aがそれぞれ設けられている。
冷却用熱交換器30は、冷媒回路10の膨張弁13の下流側を流れる冷媒とブライン回路20の冷却器22の下流側を流れるブラインとの間で熱交換を行うためのもので、冷媒回路10とブライン回路20とによって共有されている。この冷却用熱交換器30は、冷媒回路10においては膨張弁13と圧縮機11との間に設けられ、ブライン回路20においては外気熱交換器23と冷却器22との間に設けられている。
以上のように構成されたブライン式冷却システムは、冷媒回路10と、冷却用熱交換器30と、ブライン循環用ポンプ21と、外気熱交換器23と、電磁弁23a,24aと、外気送風用ファン23bとが室外に設置されている(図1に示す2点破線からなる囲いを参照)。また、冷却器22及び冷却器用ファン22aが設置されたショーケース22bと、電磁弁21aは室内に設置されている。
次に、図1に示すブライン式冷却システムの制御系構成を説明する。
コントローラ40は、マイクロコンピュータ及び各種ドライバ等を含む。コントローラ40には、後述の運転切り替えを行う際の判断温度として2つの設定外気温度T1,T2(T1>T2)等が記憶されている。また、図示省略の温度センサにより検知した外気温度Tに基づき、圧縮機11、凝縮器用ファン12a、膨張弁13、ブライン循環用ポンプ21、冷却器用ファン22a、外気送風用ファン23b、及び各切替弁21a,23a,24aを制御する。
次に、ブライン式冷却システムの制御を図2のフローチャートと、図3〜図5に示すブライン式冷却システムの動作説明図を参照して説明する。
まず、外気温度Tが設定外気温度T1以上、例えば外気温度が5℃以上であるか否かを判別する(ステップS1)。この設定外気温度T1は、例えばショーケース22bの庫内温度を5℃に維持したい場合に、このショーケース22bの庫内温度に準じて設定された温度である。
ステップS1において、外気温度Tが設定外気温度T1以上である場合には、ブライン式冷却システムは通常運転を行う(ステップS2)。
ここで、ステップS2における通常運転について、図3を参照して説明する。まず、電磁弁21a及び電磁弁24aを開放し、電磁弁23aを閉じる。そして、冷媒回路10では、圧縮機11の能力を最大に制御した状態で冷媒を循環させる(図3の破線矢印参照)。また、ブライン回路20では、ブライン循環用ポンプ21の循環量を最大に制御した状態で、且つ、外気送風用ファン23bの運転を停止させた状態でブラインを循環させる(図3の実線矢印参照)。ブラインはバイパス路24を循環し、バイパス路24を循環した後のブラインは冷却用熱交換器30において冷媒回路10を循環する冷媒との間で熱交換が行われる。冷却用熱交換器30において熱交換を行ったブラインがショーケース22b内の冷却器22に供給されることによって、ショーケース22b内における商品冷却が行われる。
前記ステップS1において、外気温度Tが設定外気温度T1以上でない場合には、外気温度Tが設定外気温度T1未満で、且つ、設定外気温度T2以上、例えば外気温度Tが5℃未満で、且つ、0℃以上であるか否かを判別する(ステップS3)。
ステップS3において、外気温度Tが設定外気温度T1未満で、且つ、設定外気温度T2以上である場合には、ブライン式冷却システムは軽負荷運転を行う(ステップS4)。
ここで、ステップS4における軽負荷運転について、図4を参照して説明する。まず、電磁弁21a及び電磁弁23aを開放し、電磁弁24aを閉じる。そして、冷媒回路10では、圧縮機11の能力を通常運転時と比較して半分程度に制御した状態で冷媒を循環させる(図4の破線矢印参照)。また、ブライン回路20では、ブライン循環用ポンプ21の循環量を通常運転時と比較して三分の二程度に制御した状態で、且つ、外気送風用ファン23bの風量を最大に制御した状態で、ブラインを循環させる(図4の実線矢印参照)。ブラインは、外気熱交換器23において外気と熱交換を行ったのち、さらに冷却用熱交換器30において冷媒回路10を循環する冷媒と熱交換が行われる。外気熱交換器23と冷却用熱交換器30において熱交換を行ったブラインが、ショーケース22b内の冷却器22に供給されることによって、ショーケース22b内における商品冷却が行われる。
前記ステップS4において、外気温度Tが設定外気温度T1未満で、且つ、設定外気温度T2以上でない場合には、外気温度Tが設定外気温度T2未満、例えば外気温度Tが0℃未満であるか否かを判別する(ステップS5)。
ステップS5において、外気温度Tが設定外気温度T2未満である場合には、ブライン式冷却システムは、ブライン回路20のみの単独運転を行う(ステップS6)。
ここで、ステップS6における単独運転について、図5を参照して説明する。まず、電磁弁21a及び電磁弁23aを開放し、電磁弁24aを閉じる。そして、冷媒回路10では、圧縮機11の運転を停止させることによって冷媒の循環を停止させる。また、ブライン回路20では、ブライン循環用ポンプ21の循環量を通常運転時と比較して半分程度に制御した状態で、且つ、外気送風用ファン23bの風量を通常運転時と比較して半分程度に制御した状態で、ブラインを循環させる(図5の実線矢印参照)。ブラインは外気熱交換器23において外気との間で熱交換が行われ、外気熱交換器23において熱交換を行ったブラインがショーケース22b内の冷却器22に供給されることによって、ショーケース22b内における商品冷却が行われる。また、外気送風用ファン23bの風量を通常運転時と比較して半分程度に制御することにより、外気熱交換器23が過剰に冷却されることを防止する。なお、外気温度Tが設定外気温度T2よりもかなり低い温度、例えば−5℃や−10℃以下の場合には、外気送風用ファン23bを停止しても外気熱交換器23において十分な熱交換が行える。
前述のブライン式冷却システムによれば、ブラインと外気との間の熱交換を外気熱交換器23によって行い、外気を利用してブラインを冷却することにより、圧縮機11等の稼働率を低下させることができるので、システム稼働時におけるエネルギー消費量を低減させることができ、省ランニングコストを実現できる。
即ち、軽負荷運転時には、圧縮機11の能力を低下させるように制御し、またブライン循環用ポンプ21の循環量を低下させるように制御することにより、システム稼働時におけるブライン回路20のエネルギー消費量を低減できる。
単独運転時には、圧縮機11の運転を完全に停止させることにより冷媒回路10のエネルギー消費量をゼロとすることができ、ブライン循環用ポンプ21の循環量を低下させるように制御することによりシステム稼働時におけるブライン回路20のエネルギー消費量を低減できる。さらに、単独運転時には、外気送風用ファン23bの風量を低下させるように制御することにより、システム稼働時におけるブライン回路20のエネルギー消費量を一層低減できる。しかも、外気送風用ファン23bの風量を低下させるように制御することにより、外気熱交換器23が過剰に冷却されることを防止できるので、外気熱交換器23を循環するブラインの粘度低下を抑制でき、ブライン回路20におけるブラインの循環速度が低下してしまうことを防止できる。
また、外気熱交換器23には、外気熱交換器23に強制的に外気を接触させるための外気送風用ファン23bが並設されていることにより外気熱交換器23においてブラインと外気との間の熱交換が促されるので、外気熱交換器23を循環するブラインの熱交換を効率的に行うことができる。
さらに、外気熱交換器23が室外に設けられていることにより、外気との間で確実に熱交換を行うことができる。
さらに、冷媒回路10が室外に設けられていることにより、冷媒回路10を循環する冷媒が室内に漏洩するおそれがないので、冷媒が可燃性や毒性や刺激臭を有する場合であっても室内に居る人間等に対して悪影響を及ぼすことを回避できる。
さらに、電磁弁23a,24aを設けることにより、外気熱交換器23とバイパス路24の一方にブラインが流通するよう選択できるので、外気温度Tに応じて、外気熱交換器23を使用するか否かが選択できる。
図6はブライン式冷却システムの他の形態に係る全体構成図を示す。尚、図1〜図5で示したブライン式冷却システムと同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
図6に示したブライン式冷却システムは、ブラインの循環経路を外気熱交換器23とバイパス路24の一方に切り替えるために、三方弁33aが設けられている点で図1〜図5で示したブライン式冷却システムと異なる。このブライン式冷却システムのその他の作用及び効果は、図1〜図5で示したブライン式冷却システムと同様である。
図7はブライン式冷却システムのさらに他の形態に係る全体構成図を示す。尚、図1〜図5で示したブライン式冷却システムと同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
図7に示したブライン式冷却システムは、外気熱交換器23のみが室外に設けられている(図7に示す2点破線の囲い参照)点で図1〜図5で示したブライン式冷却システムと異なる。このブライン式冷却システムのその他の作用及び効果は、図1〜図5で示したブライン式冷却システムと同様である。
尚、前述の実施形態では、運転の切り替えを行う際に冷却器22を通過した後のブラインの温度を判断温度としても良い。例えば、冷却器22を通過した後のブラインの温度が外気温度Tよりも高い場合に、電磁弁21a及び電磁弁23aを開放し、且つ、電磁弁24aを閉じれば、外気熱交換器23にブラインを循環させて外気とブラインとの間で熱交換が行われたブラインを冷却器22に送り込むことができる。また、冷却器22を通過した後のブラインの温度が外気温度Tよりも低い場合には、電磁弁21a及び電磁弁24aを開放し、且つ、電磁弁23aを閉じれば、ブラインをバイパス路24に循環させて、外気熱交換器23において非熱交換のブラインを冷却器22に送り込むことができる。
また、前述の実施形態ではブラインの循環経路を外気熱交換器23とバイパス路24の一方に切り替える方法を例示したが、図8に示すように、電磁弁23a及び電磁弁24aの両方を開放して外気熱交換器23とバイパス路24との両方にブラインを分流させても良い。外気熱交換器23とバイパス路24とに分流して循環するブラインの各流量を調整すれば、外気熱交換器23によるブラインの冷却をコントロールすることができる。また、外気熱交換器23とバイパス路24とに分流して循環していたブラインを冷却用熱交換器30の上流側で合流させることにより温度差のあるブラインを混合させることができるので、ブラインの粘度低下が抑制され、ブライン回路20におけるブラインの循環速度が低下してしまうことを防止できる。
1…ブライン式冷却システム、10…冷媒回路、11…圧縮機、12…凝縮器、13…膨張弁、20…ブライン回路、21…ブライン循環用ポンプ、22…冷却器、23…外気熱交換器、30…コントローラ。
Claims (7)
- 圧縮機と凝縮器と膨張弁とを備えた冷媒回路と、ブライン循環用ポンプと冷却器とを備えたブライン回路と、冷媒回路とブライン回路とによって共有され、且つ、冷媒回路の膨張弁の下流側を流れる冷媒とブライン回路の冷却器の下流側を流れるブラインとの間で熱交換を行うための冷却用熱交換器と、を具備したブライン式冷却システムにおいて、
ブライン回路の冷却器と冷却用熱交換器との間に、外気と熱交換を行うための外気熱交換器が設けられている
ことを特徴とするブライン式冷却システム。 - 外気熱交換器に強制的に外気を接触させるための外気送風用ファンが設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のブライン式冷却システム。 - 冷媒回路と外気熱交換器のうち、少なくとも外気熱交換器が室外に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のブライン式冷却システム。 - ブライン回路には外気熱交換器と並列にバイパス路が設けられ、ブラインの循環経路を外気熱交換器とバイパス路の少なくとも一方に切り替えるための循環切替手段が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項記載のブライン式冷却システム。 - 外気温度が所定温度より低い場合には、冷媒回路の圧縮機の能力を低下させるように制御する圧縮機制御手段が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項記載のブライン式冷却システム。 - 外気温度が所定温度より低い場合には、外気送風用ファンの風量を低下させるように制御するファン制御手段が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項記載のブライン式冷却システム。 - 外気温度が所定温度より低い場合には、ブライン循環用ポンプの循環量を低下させるように制御するポンプ制御手段が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項記載のブライン式冷却システム。
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