JP2007046246A - 目地材の施工方法及び目地材装着補助具 - Google Patents

目地材の施工方法及び目地材装着補助具 Download PDF

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Abstract

【課題】 目地の内側に目地材を容易に装着することができる目地材の施工方法を提供する。
【解決手段】 目地材10の目地蓋部14を、目地材装着補助具30を用いて幅方向に挟持する。次に、この状態で目地材装着補助具30及び目地材10を目地22に対してその長さ方向における上端開口から挿入する。次に、目地材装着補助具30を目地22の外側開口から外側に抜き取ることにより、目地材10の目地蓋部14によって目地22の外側開口が塞がれるように目地材を施工する。
【選択図】 図10

Description

この発明は、建物の外壁等の目地に装着される目地材の施工方法、及び、同施工方法に用いられる目地材装着補助具に関するものである。
従来、この種の目地材の施工方法としては、特許文献1,2に記載されているものがある。特許文献1には、図15(a),(b)に示すような、建物の外壁パネル50間に形成された目地51の外面側に配置されて同目地51を覆う帯板状の表装部52と、中空部53を有するチューブ部54と、表装部52とチューブ部54とを連結する基体部55とからなる目地材56の施工方法が開示されている。この施工方法では、先ず、一端を閉塞したチューブ部54の他端側から中空部53の空気を真空ポンプで抜いてチューブ部54を収縮させた後、他端側を閉塞状態に維持する。次に、この状態の目地材56を目地51に対してその長さ方向に挿入する。このとき、チューブ部54が収縮していることから、目地51に対して目地材56が容易に挿入される。次に、目地51に挿入した目地材56の中空部53の他端側を開放し、中空部53内に空気を導入させてチューブ部54を元の形状に弾性復帰させる。すると、チューブ部54により目地51の内側がシールされるとともに、表装部52により目地51が塞がれる。
また、特許文献2には、図16(a),(b)に示すような、目地51の外側に配置される目地蓋部60と、目地51の内側に配置される挿入部61とからなる目地材62の施工方法が開示されている。この施工方法では、先ず、挿入部61の末端に設けられた係合突起部63に、取付治具64の先端係止部65を取り付けた後、取付治具64を目地材62とともに目地51の外側開口からその内側に入れ込む。すると、目地材62が、目地51に沿ってその表面側に配置されるとともに、取付治具64の柄部66が外壁パネル50の内面側に配置される。次に、取付治具64の柄部66を外壁パネル50の内側に向かって引くことにより、目地材62の挿入部61を目地51内に引き込むとともに目地蓋部60を外壁パネル50の表面に密接させる。すると、挿入部61により目地51の内側がシールされるとともに、目地蓋部60により目地51が塞がれる。
上記特許文献1,2の施工方法に用いられている目地材56,62は、表装部52あるいは目地蓋部60が外壁パネル50の小口間の外側に配置されるタイプである。目地材としては、このタイプ以外に、例えば特許文献3に記載されているように、外壁パネル50の小口間に配置される目地蓋部を備えたものも存在する。
特開平8−74340号公報 特開平8−232357号公報 特開平9−256498号公報
ところで、特許文献3のタイプの目地材は、特許文献1のタイプの目地材と異なり、目地蓋部が目地51の左右両内壁に密接するようになっている。このため、特許文献1の目地材56のように、目地51に対してその長さ方向に挿入することはできない。
また、特許文献3のタイプの目地材を、特許文献2に記載されているように、予め装着した取付治具64とともに目地51の内側に入れ込もうとしても、目地蓋部が目地51の開口部に係止されず、目地材の位置決めができない。このため、特許文献3のタイプの目地材は、特許文献2に記載されているような取付方法を用いて目地51に装着することはできない。従って、特許文献3のタイプの目地材については、目地51に対して容易に施工することができないという問題があった。
この発明の目的は、目地の内側に目地材を容易に装着することができる目地材の施工方法、及び、同目地材の施工方法に使用する目地材装着補助具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、目地蓋部を備えた目地材を、目地の内側に装着する目地材の施工方法であって、前記目地材の目地蓋部を目地材装着補助具を用いて幅方向に挟持し、この状態で同目地材装着補助具及び同目地材を目地に対してその長さ方向における端部開口から挿入した後、同目地材装着補助具を同目地の外側開口から抜き取ることにより、前記目地蓋部によって同外側開口が塞がれるように目地材を施工することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記目地材のシール部にはその長さ方向に延びる中空部を形成し、この中空部から空気を抜いて同シール部を収縮させた状態で挿入することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、弾性を有する材料にて一体形成され、帯板状の基部と、同基部の片面において同基部の長手方向に沿って延びるとともに互いに平行に立設された帯板状の一対の挟持片とからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記各挟持片の内側には、目地材の目地蓋部の縁辺に係合可能とされた係止部を一体形成したことを特徴とする。
本発明によれば、目地材装着補助具によって目地材の目地蓋部を幅方向に挟持することにより、目地蓋部と目地の内側との間に大きな摩擦抵抗を生じさせることなく、目地材を目地に対しその長さ方向における端部開口から挿入することができる。その後、目地の外側開口を通じて目地材装着補助具を目地の外側に抜き取ると、挟持状態から解放された目地材の目地蓋部により目地の外側開口が塞がれる。従って、例えば外壁パネルの小口間に装着される目地材を容易に施工することができる。
また、シール部にはその長さ方向に延びる中空部を形成し、この中空部から空気を抜いて同シール部を収縮させた状態で、目地材を目地に対してその長さ方向における端部開口から目地材装着補助具とともに挿入する。このため、目地材を目地に挿入するときに、シール部と目地の内側との間に大きな摩擦抵抗が生じないので、目地材を目地内に対してより一層容易に挿入することができる。
(第1実施形態)
次に、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図11に従って説明する。
図1、図2、図3及び図4に示すように、この実施形態の目地材10は、同一断面形状を有する長尺状をなし、例えば施工時において必要な長さに切断される。なお、目地材10は、二種類のゴムを同時押出成形(いわゆる二色成形)することにより一体形成されている。以下、目地材10の左右は、図1及び図2に示す目地材10における左右をいうものとする。目地材10は、帯板状の芯部11を有し、この芯部11の高さ方向(図1における上下方向)における一方の側には、左右一対の中空シール部12を有している。中空シール部12は、芯部11から左右両側に延出するとともに芯部11側に大きく湾曲した形状を有し、その内側にはそれぞれ中空部13を有している。また、目地材10は、芯部11の高さ方向における他方の側に目地蓋部14を有している。目地蓋部14は、芯部11から左右両側に延出するように形成され、その表側部は意匠層15となっている。意匠層15は、目地材10が施工される外壁の色に合わせて着色される。なお、目地材10における意匠層15を除く部位は、例えばエチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)により形成され、意匠層15は、例えばクロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)、あるいは、塩素化ポリエチレン(CPE)によって形成されている。
上記の目地材10は、図11に示すように、例えば鉄骨フレーム20の外側において横方向に並べられた隣り合う両外壁パネル21間の目地22に装着される。この目地22は鉛直方向に延びており、上記目地材10の中空シール部12を収容するための切欠き部23を各外壁パネル21の内面側に備えている。
次に、上記目地材10を前記目地22に装着するために用いられる目地材装着補助具30について説明する。図5、図6、図7及び図8に示すように、目地材装着補助具30は、断面略T字形の長尺状をなし、目地材10を装着する目地22の長さに応じた長さを有している。すなわち、目地材装着補助具30は、帯板状の基部31を備え、同基部31の片面には、基部31の長手方向に沿って延びるとともに互いに平行な左右一対の帯板状の挟持片32が立設されている。目地材装着補助具30は、例えばある程度の剛性及び弾性を有する塩化ビニル樹脂、アルミニウム合金等からなり、押出成形により一体形成されている。
さて、前記目地22に対し上記目地材装着補助具30を用いて目地材10を施工するには、まず、目地材10を目地22の長さに応じて切断し、その一端において両中空部13を例えば栓により塞ぐ。次に、図9に示すように、目地材10の目地蓋部14を目地材装着補助具30の両挟持片32の間に嵌入させ、両挟持片32で幅方向に弾性的に挟持させる。このとき、目地蓋部14の両縁辺を、目地材装着補助具30の基部31側に湾曲させた状態で両挟持片32間に嵌入させる。すると、目地材10は、目地材装着補助具30の剛性により両挟持片32間に挟持状態で保持される。次に、目地材10の他端側から両中空部13の空気を真空ポンプで抜き、両中空シール部12を収縮させた後、目地材10の他端側を閉塞状態に維持する。
次に、目地材装着補助具30に保持された状態の目地材10を、外壁パネル21の上方から目地22に対しその上端開口(端部開口)を通じて下向きに挿入する。このとき、両中空シール部12が収縮しており、また、目地蓋部14が目地材装着補助具30により挟持されていることから、目地材10と目地22の内側との間に大きな摩擦抵抗が生じることはない。このため、目地材10は、目地22内に容易に挿入される。この結果、目地材10は、図10に示すように、目地材装着補助具30に保持されたままの状態で目地22内に配置される。
次に、目地材10の他端を開放して両中空部13に空気を導入させ、両中空シール部12を元の形状に弾性復帰させる。すると、両中空シール部12は、目地22の切欠き部23内において外壁パネル21の内側面と鉄骨フレーム20の外側面とにそれぞれ弾性的に密接する。
最後に、外壁パネル21の外側において目地材装着補助具30の基部31を把持し、図10に矢印で示すように、目地材装着補助具30を目地22の外側開口から外側に抜き取る。すると、図11に示すように、両挟持片32間に挟持されなくなった目地蓋部14が元の形状に弾性復帰し、その両縁辺が目地22の内側に対して弾性的に密接する。このとき、目地蓋部14の両縁辺が両挟持片32間において基部31側に湾曲した状態で挟持されているので、両挟持片32が外れた目地蓋部14の両縁辺は、目地22の外側開口側に湾曲した状態で目地22の内側に密接する。このため、目地22の内側に対して目地蓋部14の両縁辺が正しい状態で密接する。
そして、目地22内に装着された目地材10の目地蓋部14により、外壁パネル21の外側から内側に雨水等の水が侵入することが防止される。さらに、万が一、目地蓋部14と目地22の内側との間を通じて鉄骨フレーム20側に侵入した水は、切欠き部23内において外壁パネル21と鉄骨フレーム20とに密接する中空シール部12によって遮断され、鉄骨フレーム20側への侵入が防止される。
従って、この実施形態の目地材10の目地22への施工方法では、目地材10の目地蓋部14を目地材装着補助具30により挟持し、この状態の目地材10を目地22に対しその長手方向における上端開口から挿入する。その後、目地材10の外側開口を通じて目地材装着補助具30を目地蓋部14から取り外すようにした。従って、目地22の内側に配置される目地蓋部14を有する目地材10を、目地22に対して容易に装着することができる。なお、この実施形態では、目地材10を、横方向に隣り合う両外壁パネル21間において鉛直方向に延びる目地22に装着する場合について説明したが、上下に隣り合う両外壁パネル21間において水平方向に延びる目地22に装着する場合についても同様の効果が得られることは勿論である。
また、中空シール部12の中空部13から空気を抜いて中空シール部12を収縮させた状態で、目地材10を目地22に装着するので、中空シール部12と外壁パネル21や鉄骨フレーム20との間に大きな摩擦抵抗が生じない。このため、目地材10を目地22に対してより一層容易に装着することができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態を図12〜図14に従って説明する。なお、この実施形態は、前記第1実施形態における目地材装着補助具30の構成のみが異なるだけであるので、第1実施形態と同じ構成については符号を同じにしてその説明を省略する。
図12に示すように、この実施形態の目地材装着補助具30は、前記第1実施形態の目地材装着補助具30の構成に加え、各挟持片32の内側面上に係止部33をそれぞれ一体に備えている。各係止部33は、挟持片32の基端側に近くなるほど高くなるように挟持片32の内側面に対して傾斜した先端側斜面33aと、この先端側斜面33aに続くとともに挟持片32の基端側に近くなるほど低くなるように傾斜した基端側斜面33bとを備えている。基端側斜面33bは、先端側斜面33aよりも大きく傾斜している。
さて、前記目地22に対し上記目地材装着補助具30を用いて前記目地材10を施工するには、まず、所定長さに切断された目地材10の目地蓋部14を、目地材装着補助具30の両挟持片32で挟む。このとき、両挟持片32の先端を目地蓋部14の表側に押し付ける。すると、目地蓋部14の両縁辺は、各挟持片32の係止部33の先端側斜面33aにより基部31とは反対側に向かって弾性的に湾曲される。さらに両挟持片32を目地材10に押し付けると、図12に示すように、目地蓋部14の両縁辺が係止部33の先端側斜面33aを乗り越えて基部31側に移動する。そして、目地材10は、目地材装着補助具30の剛性により両挟持片32の間に保持される。この目地材10を、前記第1実施形態と同様にして、図13に示すように、外壁パネル21の上方から目地22に対しその上端開口(端部開口)を通じて下向きに挿入する。そして、目地22に挿入された目地材10の両中空部13に空気を導入させて元の形状に復帰させることにより、目地22の切欠き部23内において両中空シール部12を外壁パネル21の内側面と鉄骨フレーム20の外側面とにそれぞれ密接させる。
最後に、外壁パネル50の外側で基部31を把持して目地材装着補助具30を目地22の外側開口から外側に抜き取る。このとき、目地材10の目地蓋部14の各縁辺が、各係止部33の基端側斜面33bにそれぞれ係合する。そして、目地材装着補助具30が目地22から抜き取られることにより、図14に示すように、目地蓋部14の両縁辺が基部31と反対側に向かって湾曲した状態から基部31側に向かって湾曲した状態に反転する。そして、両挟持片32が目地蓋部14の両縁辺から外れると、図11に示すように、目地蓋部14の両縁辺は、目地22の外側開口側に向いた状態で目地22の内側に対し弾性的に密接する。
従って、この実施形態の目地材装着補助具30によれば、目地22に装着する前の目地材10の目地蓋部14を目地材装着補助具30で挟持するときには、目地蓋部14の両縁辺が基部31とは反対側に向かって湾曲した状態となる。ところが、目地22内に装着した目地材10から目地材装着補助具30を外すときには、両挟持片32の内側に設けられた係止部33により目地蓋部14の両縁辺の湾曲方向が基部31側に反転する。このため、前記第1実施形態の目地材装着補助具30とは異なり、目地蓋部14の両縁辺を基部31側に湾曲させた状態で両挟持片32間に挟持させる必要がない。従って、目地材10への目地材装着補助具30の装着が容易となり、目地材10の施工が一層容易となる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することもできる。
・ 目地材10の芯部11の高さをより高くして目地蓋部14と中空シール部12との間の距離を大きくする。そして、目地蓋部14と中空シール部12との間に、左右に突出する一対のヒレ状のシール部を設けた構成とする。このシール部を、目地蓋部14とともに目地22の内側に密接させる。この場合、目地22への装着時には、目地材装着補助具30により、同シール部を目地蓋部14とともに挟持する。
・ 目地材装着補助具30の両挟持片32の片方を、基部31に対して蝶番を介して支持した構成とする。そして、目地材装着補助具30を目地材10に装着するときには、蝶番によりこの挟持片32を基部31に対し外側に倒した状態で、もう一方の挟持片32の内側面に目地蓋部14の両縁端の一方を当接させる。次に、倒した状態の挟持片32を起こすことにより、両挟持片32の間に目地蓋部14を挟む。最後に、目地蓋部14を挟持した状態の両挟持片32の端部を、例えばコ字形状の固定具によって挟持することにより、両挟持片32の間に目地蓋部14を挟持させる。この場合には、両挟持片32の間に、両縁辺を基部31側に折り曲げた状態の目地蓋部14を容易に挟持させることができる。
・ 目地材10を、熱可塑性エラストマーから形成する。
・ 目地材10を、室内壁の目地用とする。
第1実施形態の目地材を示す平面図。 同じく平断面図。 (a)は、目地材を示す正面図、(b)は、同じく背面図。 (a)は、目地材を示す右側面図、(b)は、同じく斜視図。 目地材装着補助具を示す平面図。 目地材装着補助具を示す平断面図。 (a)は、目地材装着補助具を示す正面図、(b)は、同じく背面図。 (a)は、目地材装着補助具を示す右側面図、(b)は、同じく斜視図。 目地材を挟持した目地材装着補助具を示す平断面図。 目地材装着補助具とともに目地へ挿入された目地材を示す平断面図。 目地材装着補助具が外されるときの目地材を示す平断面図。 第2実施形態における目地材装着補助具を示す平断面図。 目地材装着補助具とともに目地へ挿入された目地材を示す平断面図。 目地材装着補助具が外された目地材を示す平断面図。 (a),(b)は従来の目地材を示す平断面図。 (a),(b)は従来の目地材を示す平断面図。
符号の説明
10…目地材、12…シール部としての中空シール部、13…中空部、14…目地蓋部、22…目地、30…目地材装着補助具、31…基部、32…挟持片、33…係止部。

Claims (4)

  1. 目地蓋部を備えた目地材を、目地の内側に装着する目地材の施工方法であって、
    前記目地材の目地蓋部を目地材装着補助具を用いて幅方向に挟持し、この状態で同目地材装着補助具及び同目地材を目地に対してその長さ方向における端部開口から挿入した後、同目地材装着補助具を同目地の外側開口から抜き取ることにより、前記目地蓋部によって同外側開口が塞がれるように目地材を施工することを特徴とする目地材の施工方法。
  2. 前記目地材のシール部にはその長さ方向に延びる中空部を形成し、この中空部から空気を抜いて同シール部を収縮させた状態で挿入することを特徴とする請求項1に記載の目地材の施工方法。
  3. 弾性を有する材料にて一体形成され、帯板状の基部と、同基部の片面において同基部の長手方向に沿って延びるとともに互いに平行に立設された帯板状の一対の挟持片とからなることを特徴とする目地材装着補助具。
  4. 前記各挟持片の内側には、目地材の目地蓋部の縁辺に係合可能とされた係止部を一体形成したことを特徴とする請求項3に記載の目地材装着補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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