JP4918349B2 - 内継手及びそれを有する軒樋の接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、断面外形が略コ字形で開口を上方に向けて軒先に設置される2本の軒樋を接続する内継手及びそれを有する軒樋の接続構造に関するものである。
従来から、一対の軒樋を相互に接続するには、接続すべき軒樋の長手方向の端部同士を対向させ、それらの軒樋の端部の外面側に外継手を被嵌して、それらの軒樋を挟持することにより、軒樋を接続する軒樋の接続構造が提案されている。
しかしながら、従来の軒樋の接続構造においては、外継手が所々に見えるので、外観が悪くなる、という問題があった。軒樋の持つ美しい水平線は、住宅を彩る重要な要素として近年重視されるようになってきたが、このようなニーズに外継手で対応することは、非常に難しいことであるので、外継手を用いない軒樋接続構造が待ち望まれていた。外継手を用いることなく、内継手を用いた軒樋の接続構造としては、図6に示すように、軒樋aの後耳部eと内継手bの後側壁cの上端とが把持具dを介して保持されており、軒樋aの後耳部eは後側壁gの上端から後方もしくは前方に向けて膨出した係止突起部fが形成され、把持具dは係止突起部fを冠着する開口溝iが設けられ、該開口溝iに前記係止突起部fが冠着されて軒樋aの後側壁gと開口溝iの溝縁との間に係合溝jが形成され、該係合溝jに内継手bの後側壁cの上端に形成された後耳係止部hが係合されたもの(特許文献1を参照。)が提案されている。
特開2004−176377号報
前記特許文献1に記載された軒樋の接続構造においては、軒樋の後耳部と内継手の後側壁の上端とが把持具を介して保持させるときに、軒先に取付けられた軒樋と鼻隠し板との間が狭い空間となるので、取り付け時に把持具が係合できないこと、所定の位置まで係合したと勘違いしてそのまま使われた場合には、内継手を係合させる際に把持具が外れて軒樋の端部から雨水が漏れる場合があること、等の問題があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。
即ち、本発明は、軒樋の意匠性を損なうことなく軒樋を接続でき、且つ、軒樋端部からの漏水を防止することのできる内継手及びそれを有する軒樋の接続構造を低コストで提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、(a)前壁板、該前壁板に対抗して設けられた後壁板、及び、該前壁板の下端と後壁板の下端とを連結する底板で構成された内継手本体と、(b)前壁片、該前壁片に対抗して設けられた後壁片、及び、該前壁片と後壁片とを連結する連結板で構成された、前記内継手本体を軒樋に抑えるための、抑え片と、(c)軒樋の後耳部を把持するための後耳把持片と、を有する内継手において、
(イ)前記内継手本体の後壁板上端の長手方向に少なくとも2個のヒンジ部が設けられ、
(ロ)前記ヒンジ部の内側の下端近傍に開口する横溝が設けられると共に、前記ヒンジ部の上側の外側近傍に開口する縦溝が設けられ、
(ハ)前記抑え片における後壁片の外側の上端近傍に長手方向に伸びる凹部が設けられると共に、前記抑え片における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、そして、
(ニ)前記後耳把持片上端における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、前記後耳把持片上端からその内側に曲げられた挿入片が設けられ、かつ、前記後耳把持片下端からその内側に膨出した操作片が設けられている
ことを特徴とする内継手である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、そして、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記抑え片の前壁片上面に前側目印が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、一対の軒樋の長手方向の端部同志が対向され、それらの軒樋の端部の内面に沿って内継手が装着された軒樋の接続構造において、請求項1〜3のいずれか1項に記載された内継手を有していることを特徴とする軒樋の接続構造である。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された発明において、前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、かつ、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されて、前記ヒンジ部を介在して内継手本体と抑え片及び後耳把持片とが連結され、そして、前記軒樋の後耳が前記抑え片の稼動によって該抑え片の操作片により係止されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、(a)前壁板、該前壁板に対抗して設けられた後壁板、及び、該前壁板の下端と後壁板の下端とを連結する底板で構成された内継手本体と、(b)前壁片、該前壁片に対抗して設けられた後壁片、及び、該前壁片と後壁片とを連結する連結板で構成された、前記内継手本体を軒樋に抑えるための、抑え片と、(c)軒樋の後耳部を把持するための後耳把持片と、を有する内継手において、(イ)前記内継手本体の後壁板上端の長手方向に少なくとも2個のヒンジ部が設けられ、(ロ)前記ヒンジ部の内側の下端近傍に開口する横溝が設けられると共に、前記ヒンジ部の上側の外側近傍に開口する縦溝が設けられ、(ハ)前記抑え片における後壁片の外側の上端近傍に長手方向に伸びる凹部が設けられると共に、前記抑え片における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、そして、(ニ)前記後耳把持片上端における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、前記後耳把持片上端からその内側に曲げられた挿入片が設けられ、かつ、前記後耳把持片下端からその内側に膨出した操作片が設けられているので、軒樋の意匠性を損なうことなく軒樋を接続でき、且つ、軒樋端部からの漏水を防止することのできる内継手を低コストで提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、そして、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されているので、軒樋と内継手とがより確実に接続され、そのために、積雪、台風等による外力が軒樋に掛かっても、内継手が軒樋から外れることがない。
請求項3に記載された発明によれば、前記抑え片の前壁片上面に前側目印が設けられているので、この目印が一対の軒樋の端部に内継手を取付ける際の範囲を示すものとなる。
請求項4に記載された発明によれば、一対の軒樋の長手方向の端部同志が対向され、それらの軒樋の端部の内面に沿って内継手が装着された軒樋の接続構造において、請求項1〜3のいずれか1項に記載された内継手を有しているので、軒樋の意匠性を損なうことなく軒樋を接続でき、且つ、軒樋端部からの漏水を防止することのできる軒樋の接続構造を低コストで提供することができる。
請求項5に記載された発明によれば、前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、かつ、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されて、前記ヒンジ部を介在して内継手本体と抑え片及び後耳把持片とが連結され、そして、前記軒樋の後耳が前記抑え片の稼動によって該抑え片の操作片により係止されているので、軒樋と内継手とが確実に接続され、そのために、積雪、台風等による外力が軒樋に掛かっても、内継手が軒樋から外れることがない。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す内継手の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態を示す内継手の分解斜視図である。図3は、本発明の一実施形態を示す軒樋の接続構造の斜視図である。図4は、図3におけるA−A断面図である。図5は、図4の部分拡大図である。
図1〜5に示されているように、内継手2は、(a)前壁板212、該前壁板212に対抗して設けられた後壁板213、及び、該前壁板212の下端と後壁板213の下端とを連結する底板211で構成された内継手本体21と、(b)前壁片222、該前壁片222に対抗して設けられた後壁片223、該前壁片222と後壁片223とを連結する連結板221で構成された、前記内継手本体21を軒樋1に抑えるための、抑え片22と、(c)軒樋1の後耳部15を把持するための後耳把持片24と、を有している。そして、前記内継手2においては、(イ)前記内継手本体21の後壁板13上端の長手方向Iに少なくとも2個のヒンジ部214,214が設けられ、(ロ)前記ヒンジ部214の内側の下端近傍に開口する横溝214aが設けられると共に、前記ヒンジ部214の上側の外側近傍に開口する縦溝214bが設けられ、(ハ)前記抑え片22における後壁片223の外側の上端近傍に長手方向Iに伸びる凹部223aが設けられると共に、前記抑え片22における長手方向Iの両端にヒンジ嵌合部224,224が設けられ、そして、(ニ)前記後耳把持片24上端における長手方向Iの両端にヒンジ嵌合部242,242が設けられ、前記後耳把持片24上端からその内側に曲げられた挿入片241が設けられ、かつ、前記後耳把持片24下端からその内側に膨出した操作片243が設けられている。
本発明の内継手2は、後耳抱持部216の際に少なくとも2個のヒンジ部214を形成して、該ヒンジ部214を介在して内継手本体21と抑え片22、及び後耳把持片24とが連結されているので、抑え片22の前壁片222上端部と軒樋1の前耳部係合溝141との係合、内継手本体21の前壁段部212aと抑え片22の前壁片222の下端との係合、後耳把持片24と軒樋1の後耳部15との係合により、例えば、積雪、台風等による外力が軒樋1に掛かった際に、内継手2が外れることなく非常に堅固に軒樋1,1を接続できる。後耳把持片24には、後耳部15を容易に嵌入できるよう操作片243を設けている。
このように、(a)前壁板212、該前壁板212に対抗して設けられた後壁板213、及び、該前壁板212の下端と後壁板213の下端とを連結する底板211で構成された内継手本体21と、(b)前壁片222、該前壁片222に対抗して設けられた後壁片223、該前壁片222と後壁片223とを連結する連結板221で構成された、前記内継手本体21を軒樋1に抑えるための、抑え片22と、(c)軒樋1の後耳部15を把持するための後耳把持片24と、を有する内継手において、(イ)前記内継手本体21の後壁板13上端の長手方向Iに少なくとも2個のヒンジ部214,214が設けられ、(ロ)前記ヒンジ部214の内側の下端近傍に開口する横溝214aが設けられると共に、前記ヒンジ部214の上側の外側近傍に開口する縦溝214bが設けられ、(ハ)前記抑え片22における後壁片223の外側の上端近傍に長手方向Iに伸びる凹部223aが設けられると共に、前記抑え片22における長手方向Iの両端にヒンジ嵌合部224,224が設けられ、そして、(ニ)前記後耳把持片24上端における長手方向Iの両端にヒンジ嵌合部242,242が設けられ、前記後耳把持片24上端からその内側に曲げられた挿入片241が設けられ、かつ、前記後耳把持片24下端からその内側に膨出した操作片243が設けられていると、軒樋の意匠性を損なうことなく軒樋を接続でき、且つ、軒樋端部からの漏水を防止することのできる内継手を低コストで提供することができる。
本発明においては、前記抑え片22におけるヒンジ嵌合部224,224は前記内継手本体21のヒンジ部214,214における横溝214a,214aに嵌合され、前記抑え片22における凹部223aに前記後耳把持片24における挿入片241は挿入され、そして、前記内継手本体21のヒンジ部214,214における縦溝214b、214bに前記後耳把持片24におけるヒンジ嵌合部242,242は嵌合されている。
このように、前記抑え片22におけるヒンジ嵌合部224,224が前記内継手本体21のヒンジ部214,214における横溝214a,214aに嵌合され、前記抑え片22における凹部223aに前記後耳把持片24における挿入片241が挿入され、そして、前記内継手本体21のヒンジ部214,214における縦溝214b,214bに前記後耳把持片24におけるヒンジ嵌合部242,242が嵌合されていると、軒樋1と内継手2とが確実に接続され、そのために、積雪、台風等による外力が軒樋1に掛かっても、内継手2が軒樋から外れることがない。
本発明においては、前記内継手2は、内継手本体21と抑え片22、及び、後耳把持片24で構成されているが、その外面形状は、軒樋1の内面形状とほぼ合致する形状となっている。内継手本体21は、平坦な底板211と、この底板211の両側部から立設された前壁板212、及び、後壁板213とで構成されているが、その形状は、全体として溝形状となっている。内継手本体21の前壁板212は、底板211から外側に向けて若干傾斜して形成され、その途中で、段部が前方に若干膨出して形成されている。内継手本体21の後壁板213は、底板211に対して略直角に形成されている。
前記抑え片22においては、前壁片222と後壁片223とが、連結板221で連結され、その後壁片223は、後耳把持片24で係合するよう構成されている。そして、前記内継手2は、内継手本体21の後壁板213の上部にあるヒンジ部の横溝214aと、抑え片22のヒンジ嵌合部224とを回動可能に係合させ、且つ、内継手本体21の後壁板213の上部にあるヒンジ部の縦溝214bと、抑え片22の凹部223aと、後耳把持片24のヒンジ嵌合部242とを回動可能に係合させる。
前記内継手2で軒樋1、1を接続するには、内継手本体21の外周面に必要に応じて接着剤を塗布して、後耳把持片24を内継手本体21に係合させて、軒樋1、1の後耳部15に嵌着して、内継手本体21を軒樋1、1の内周面に合わせる。次ぎに、抑え片22のヒンジ嵌合部224を内継手本体21のヒンジ部の横溝214aに嵌着させて、抑え片22の前壁片222を下向きに可動して、前壁片222の下端が内継手本体21の前壁段部212aに係止する。これにより内継手本体21の底板211を軒樋1内面に突っ張った状態に保持させて、軒樋1内面に密着した後、抑え片22の前壁片222上端部を軒樋1の前耳部係合溝141に係合される。内継手本体21の前壁板212先端は、抑え片22の可動を円滑にするよう略Rに形成されている。
前記抑え片22の前壁片222上面には、前側目印23が設けられていてもよい。前側目印23は、内継手2の軒樋長手方向Iについて略中央に、例えば、リブによって形成される。前側目印23は範囲を示す為に2本のラインによって形成される。このように、前側目印23が設けられていると、この目印が一対の軒樋1,1の端部に内継手を取付ける際の範囲を示すものとなる。
図3〜5に示されているように、本発明の軒樋の接続構造3は、一対の軒樋1,1の長手方向の端部同志が対向され、それらの軒樋1,1の端部の内面に沿って内継手2が装着されたものとなっている。そして、前記軒樋1,1の接続構造においては、請求項1〜3のいずれか1項に記載された内継手を有している。このように、請求項1〜3のいずれか1項に記載された内継手を有していると、軒樋1の意匠性を損なうことなく軒樋1,1を接続でき、且つ、軒樋1,1の端部からの漏水を防止することのできる軒樋の接続構造3を低コストで提供することができる。
本発明においては、前記抑え片22におけるヒンジ嵌合部224,224は前記内継手本体21のヒンジ部214,214における横溝214a,214aに嵌合され、前記抑え片22における凹部223aに前記後耳把持片24における挿入片241は挿入され、かつ、前記内継手本体21のヒンジ部214,214における縦溝214b、214bに前記後耳把持片24におけるヒンジ嵌合部242,242は嵌合されて、前記ヒンジ部214,214を介在して内継手本体21と抑え片22及び後耳把持片24とが連結され、そして、前記軒樋1の後耳部15が前記抑え片22の稼動によって該抑え片22の操作片243により係止されているので、軒樋1と内継手2とが確実に接続され、そのために、積雪、台風等による外力が軒樋1に掛かっても、内継手2が軒樋から外れることがない。
図3に示されているように、本発明の軒樋の接続構造3は、一対の軒樋1,1の長手方向Iの端部同志を対向させて、軒樋1,1の端部間の内面に沿って内継手2が装着されたたものとなっているが、その対向した軒樋1,1の間に跨がって軒樋1,1の内周面に沿うように内継手2が設けられている。
本発明の軒樋1及び内継手2の材質としては、特に限定されるものではないが、合成樹脂建材として従来公知の合成樹脂を適宜選択して採用でき、例えば、硬質塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、AES樹脂を単独に使用してもよく、或いは、これらの材質を適宜組み合わせて使用してもよい。
前記軒樋1は、合成樹脂の押出成形によって成形されるが、図3〜5に示すように、樋本体部1が、平坦な底板11の前側部から前側壁12が立設され、且つ、底板11の後側部から後側壁13が立設された溝形断面に形成されている。前側壁12は、外側に向けて段部が形成されるとともに若干膨出して形成され、そして、前記後側壁13は底板11に対して略直角に形成されている。また、前記前側壁12の上端には、前耳部14が形成されており、この前耳部14は内面側に開口した係合溝141が形成されている。この係合溝141の開口部上縁には係止爪142が下向きに形成されている。更に、後側壁13の上端には後耳部15が形成されている。
本発明の一実施形態を示す内継手の斜視図である。 本発明の一実施形態を示す内継手の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す軒樋の接続構造の斜視図である。 図3におけるA−A断面図である。 図4の部分拡大図である。 従来の軒樋の接続構造の側面図である。
符号の説明
1 軒樋
11 底板
12 前側壁
13 後側壁
14 前耳部
141 係合溝
142 係止爪
15 後耳部
2 内継手
21 内継手本体
211 底板
212 前壁板
212a 前壁段部
213 後壁板
214 ヒンジ部
214a 横溝
214b 縦溝
216 後耳抱持部
22 抑え片
221 連結板
222 前壁片
222a 前壁片上面
223 後壁片
223a 凹部
224 ヒンジ嵌合部
23 前側目印
24 後耳把持片
241 挿入片
242 ヒンジ嵌合部
243 操作片

Claims (5)

  1. (a)前壁板、該前壁板に対抗して設けられた後壁板、及び、該前壁板の下端と後壁板の下端とを連結する底板で構成された内継手本体と、(b)前壁片、該前壁片に対抗して設けられた後壁片、及び、該前壁片と後壁片とを連結する連結板で構成された、前記内継手本体を軒樋に抑えるための、抑え片と、(c)軒樋の後耳部を把持するための後耳把持片と、を有する内継手において、
    (イ)前記内継手本体の後壁板上端の長手方向に少なくとも2個のヒンジ部が設けられ、
    (ロ)前記ヒンジ部の内側の下端近傍に開口する横溝が設けられると共に、前記ヒンジ部の上側の外側近傍に開口する縦溝が設けられ、
    (ハ)前記抑え片における後壁片の外側の上端近傍に長手方向に伸びる凹部が設けられると共に、前記抑え片における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、そして、
    (ニ)前記後耳把持片上端における長手方向の両端にヒンジ嵌合部が設けられ、前記後耳把持片上端からその内側に曲げられた挿入片が設けられ、かつ、前記後耳把持片下端からその内側に膨出した操作片が設けられている
    ことを特徴とする内継手。
  2. 前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、そして、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の内継手。
  3. 前記抑え片の前壁片上面に前側目印が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内継手。
  4. 一対の軒樋の長手方向の端部同志が対向され、それらの軒樋の端部の内面に沿って内継手が装着された軒樋の接続構造において、請求項1〜3のいずれか1項に記載された内継手を有していることを特徴とする軒樋の接続構造。
  5. 前記抑え片におけるヒンジ嵌合部が前記内継手本体のヒンジ部における横溝に嵌合され、前記抑え片における凹部に前記後耳把持片における挿入片が挿入され、かつ、前記内継手本体のヒンジ部における縦溝に前記後耳把持片におけるヒンジ嵌合部が嵌合されて、前記ヒンジ部を介在して内継手本体と抑え片及び後耳把持片とが連結され、そして、前記軒樋の後耳が前記抑え片の稼動によって該抑え片の操作片により係止されていることを特徴とする請求項4に記載の軒樋の接続構造。
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