JPH1150612A - 雨どいの接続構造 - Google Patents

雨どいの接続構造

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JPH1150612A
JPH1150612A JP21024597A JP21024597A JPH1150612A JP H1150612 A JPH1150612 A JP H1150612A JP 21024597 A JP21024597 A JP 21024597A JP 21024597 A JP21024597 A JP 21024597A JP H1150612 A JPH1150612 A JP H1150612A
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JP21024597A
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Masafumi Katahira
雅文 片平
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接続すべき雨どい端部の位置決めが容易で、
確実な接続を可能ととする接続構造の提供。 【解決手段】 上部22と下部21とに分け、上部の下
端に排水凹溝4を形成した前面板2を有する雨どいの継
手5により接続する雨どい10の接続構造において、雨
どいの継手が、雨どい端部の排水凹溝の開口部下縁から
前面板下部、底板1を経て後面板3までの部分を覆う下
部外面板51と、前面板上部を覆う上部外面板52と、
それらの内方に、中央隔壁53を介して設けた内面板5
4とからなり、外面板と内面板との間に嵌合溝55を形
成するとともに、内面板を排水凹溝のとい内側をゆとり
をもって取り巻くように屈曲し、下部外面板と、上部外
面板とを連結したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雨どいの接続構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、雨どいと軒先との一体感をもたせ
るために、雨どい本体の前面板上部を、下方から後ろ上
方に傾斜させて、屋根の傾斜と連続感を持たせることに
より、違和感を減少させた外観の雨どいが多く商品化さ
れている。
【0003】ところが、これらの雨どいは、下方から後
ろ上方に傾斜させた部分が、上方からの雨滴が降りかか
る面積が大きいため、多くの雨水がたまり、これが雨ど
いの下方に雨垂れとなって落ち、長い間に軒下の地面に
溝を形成するなどの問題があった。
【0004】従来、この雨垂れを防止するため、図1に
示すように底板1の前後に前面板2および後面板3とを
連設してなる雨どい10本体の前面板2を、前面板下部
21と、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部22と
に分け、前面板下部の上端と前面板上部の下端の境界に
とい内側下方に凹む排水凹溝4を形成した雨どいが提案
されている。
【0005】そして、従来、この様な排水凹溝を有する
雨どい同志を接続するためには、図5に示すように、雨
どい10端部において、排水凹溝4を第1係止部として
利用し、後面板に第2係止部を係止し、雨どい本体のこ
れらに係止するように継ぎ手を上側部材501と下側部
材502とに分割し、それぞれ継ぎ手の弾性を利用して
外面から被せて装着するものが提案されている。(たと
えば特開平5−287862号参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の雨どいの接続構造では前面板上部と前面板下部と
に、継ぎ手の上側部材と下側部材とを、それぞれ外面か
ら被せて装着するものであるので、接続すべき両側の雨
どい端部の位置決めを正確に行うのが極めて困難であ
り、雨どい端部同志が離れ過ぎて、接続が不確実になっ
たり、あるいは雨どい端部同志が突き当たったり重なり
合ったりして、隙間がなくなるため、排水凹溝に溜まっ
た雨水を、両側の雨どいの隙間から雨どい内に導入する
ことができなくなってしまい、また分離した上側部材が
紛失しやすいうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決した雨どいの接続構造を提供しようというものであ
り、その要旨は、底板の前後に前面板および後面板とを
連設してなる雨どい本体の前面板を、前面板下部と、下
方から後ろ上方に傾斜した前面板上部とに分け、前面板
下部の上端と前面板上部の下端の境界にとい内側下方に
凹む排水凹溝を形成した雨どい端部同志を、雨どい継ぎ
手により接続した雨どいの接続構造において、前記雨ど
い継ぎ手が、雨どい端部の排水凹溝の開口部下縁から前
面板下部および底板を経て後面板までの部分を覆う下部
外面板と、前面板上部を覆う上部外面板と、それらの内
方に、中央隔壁を介して設けた内面板とからなり、外面
板と内面板との間に嵌合溝を形成するとともに、前記内
面板を、排水凹溝のとい内側をゆとりをもって取り巻く
ように屈曲し、前記下部外面板と、上部外面板とを連結
したことを特徴とする雨どいの接続構造にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき説明
する。
【0009】図1は本発明の雨どいの接続構造の一例を
示す斜視図、図2は図1のII−II断面図、図3は図1の
雨どいの接続構造に使用する雨どい継ぎ手を斜め後方か
らみた斜視図、図4は本発明の雨どいの接続構造の他の
例を示す断面図、図5は従来の雨どいの接続構造の一例
を示す断面図である。
【0010】本発明は図1〜4に示すように、底板1の
前後に前面板2および後面板3とを連設してなる雨どい
10本体の前面板2を、下方から後ろ上方に傾斜した前
面板上部22と、前面板下部21とに分け、前面板上部
22の下端にとい内側下方に凹む排水凹溝4を形成した
雨どい端部同志を、雨どい継ぎ手5により接続した雨ど
い10の接続構造において、前記雨どい継ぎ手5が、雨
どい端部の排水凹溝4の開口部下縁から前面板下部21
および底板1を経て後面板3までの部分を覆う下部外面
板51と、前面板上部を覆う上部外面板52と、それら
の内方に、中央隔壁53を介して設けた内面板54とか
らなり、外面板52と内面板54との間に嵌合溝55を
形成するとともに、前記内面板54を、排水凹溝4のと
い内側をゆとり6をもって取り巻くように屈曲し、前記
下部外面板51と、上部外面板52とを連結したことを
特徴とする雨どいの接続構造である。
【0011】雨どい10は、底板1の前後に前面板2お
よび後面板3とを連設してなる基本形状を有し、前面板
2を、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上部22と、
前面板下部21とに分け、前面板上部22の下端、すな
わち前面板下部21の上端との境界に、とい内側下方に
凹む排水凹溝4を形成したものが採用でき、プラスチッ
クフイルム被覆鋼板を折り曲げ加工してなるもの、プラ
スチックの溶融押出し加工によるものなど適宜のものが
使用できる。
【0012】そして本発明の最大の特徴は、前記雨どい
継ぎ手5が、雨どい端部の排水凹溝4の開口部下縁から
前面板下部21および底板1を経て後面板3までの部分
を覆う下部外面板51と、前面板上部を覆う上部外面板
52と、それらの内方に、中央隔壁53を介して設けた
内面板54とからなり、外面板52と内面板54との間
に嵌合溝55を形成するとともに、前記内面板54を、
排水凹溝4のとい内側をゆとり6をもって取り巻くよう
に屈曲し、前記下部外面板51と、上部外面板52とを
連結したことにある。
【0013】本発明の雨どいの接続構造を構成するに
は、図1に示すように、雨どい継ぎ手5の両側の嵌合溝
55にそれぞれ雨どい10端部を嵌合すると、両雨どい
端部はいずれも中央隔壁53に両側から突き当たり、中
央隔壁52の幅の分だけ間隔をおいて確実に位置決めさ
れるとともに、排水凹溝4においては中央隔壁53は存
在しないので、中央隔壁53により位置決めされた間隔
のぶんだけ隙間を露出することとなる。
【0014】このとき、嵌合溝54に雨どい端部を嵌合
する際に接着剤を併用することにより、水密性がさらに
確実になる。
【0015】さらに、内面板54によってといの内側か
ら前記下部外面板51と、上部外面板52とを連結した
ので、継ぎ手を一体ものとして扱うことができ、上部外
面板52を紛失する恐れがないだけではなく、内面板5
4を、排水凹溝4のとい内側をゆとり6をもって取り巻
くように屈曲してあるので、両排水凹溝4端部の間に生
ずる隙間を塞いでしまうことがない。
【0016】ここで、下部外面板51および上部外面板
52は図1〜3の例では排水凹溝4の開口縁でとぎれて
いるが、図4の例のように、排水凹溝4の開口縁から凹
溝内に食い込んでいてもよい。
【0017】また、いずれの例においても排水凹溝4の
開口部は閉じていないので、上部外面板52に溜まった
雨水はスムーズに排水凹溝4に流れ込む。
【0018】さらに本発明において、ゆとり6は図1〜
3の例においては、排水凹溝4の奥端後方に形成してあ
るが、図4のように、排水凹溝4の下方に形成してもよ
く、要するに、排水凹溝4端部の間に生ずる隙間を完全
にふさがないようにして、雨水が通過できるようなゆと
り6を形成すればよい。
【0019】次ぎに作用を説明するに、雨天になると、
前面板2のうち、下方から後ろ上方に傾斜した前面板上
部22には、傾斜しているため上方から多くの雨滴が降
りかかり、溜まった雨水は下方に流れるが、前面板上部
22の下端に形成したとい内側下方に凹む排水凹溝4に
受け止められ、その分、雨垂れが少なくなる。
【0020】次いで、排水凹溝4に受け止められた雨水
は、排水凹溝4を伝わって雨どい継ぎ手5まで流れる。
【0021】そして、本発明においては、雨どい継ぎ手
5は排水凹溝4の奥側42において中央隔壁52は存在
せず、中央隔壁52により位置決めされた間隔のぶんだ
け隙間を露出させてあるので、この露出した隙間を通過
することができ、しかも、内面板54を、排水凹溝4の
とい内側をゆとり6をもって取り巻くように屈曲してあ
るので、雨水は最終的にゆとり6を通って雨どい10の
内部に導入される。
【0022】
【発明の効果】本発明は雨どいの接続構造に関し、雨ど
い継ぎ手が、雨どい端部の排水凹溝の開口部下縁から前
面板下部、底板を経て後面板までの部分を覆う下部外面
板と、前面板上部を覆う上部外面板と、それらの内方
に、中央隔壁を介して設けた内面板とからなり、外面板
と内面板との間に嵌合溝を形成するとともに、前記内面
板を、排水凹溝のとい内側をゆとりをもって取り巻くよ
うに屈曲し、前記下部外面板と、上部外面板とを連結し
たことを特徴とするので、雨どいの端部同志を一定の位
置関係で接続できるとともに、中央隔壁によって安定し
たはばの隙間を確保して、前面板上部に多くの雨滴が降
りかかっても排水凹溝で受け止めスムーズに雨どい内に
導入することができ、継ぎ手を一体ものとして扱うこと
ができ、また、上部外面板を紛失する恐れがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雨どいの接続構造の一例を示す斜視図
【図2】図1のII−II断面図
【図3】図1の雨どいの接続構造に使用する雨どい継ぎ
手を斜め後方からみた斜視図
【図4】本発明の雨どいの接続構造の他の例を示す断面
【図5】従来の雨どいの接続構造の一例を示す断面図
【符号の説明】
1 底板 10 雨どい 2 前面板 21 前面板下部 22 前面板上部 3 後面板 4 排水凹溝 41 開口部下縁 42 排水凹溝4の奥側 5 雨どい継ぎ手 51 外面板 52 中央隔壁 53 内面板 54 嵌合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の前後に前面板および後面板とを連
    設してなる雨どい本体の前面板を、前面板下部と、下方
    から後ろ上方に傾斜した前面板上部とに分け、前面板下
    部の上端と前面板上部の下端の境界にとい内側下方に凹
    む排水凹溝を形成した雨どい端部同志を、雨どい継ぎ手
    により接続した雨どいの接続構造において、前記雨どい
    継ぎ手が、雨どい端部の排水凹溝の開口部下縁から前面
    板下部および底板を経て後面板までの部分を覆う下部外
    面板と、前面板上部を覆う上部外面板と、それらの内方
    に、中央隔壁を介して設けた内面板とからなり、外面板
    と内面板との間に嵌合溝を形成するとともに、前記内面
    板を、排水凹溝のとい内側をゆとりをもって取り巻くよ
    うに屈曲し、前記下部外面板と、上部外面板とを連結し
    たことを特徴とする雨どいの接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219825A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Denki Kagaku Kogyo Kk 軒樋の継手装置
CN111011222A (zh) * 2018-10-10 2020-04-17 蒙特意大利公司 用于冷却系统的蒸发面板的檐槽
JP2021073919A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置

Cited By (4)

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JP2021073919A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置

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