JP4604950B2 - 軒樋の構造 - Google Patents

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本発明は、軒樋の構造に関する。さらに詳しくは、軒樋と、該軒樋の屋外側耳部に間隔をおいて固定されるストッパ部材と長尺部材とからなる軒樋の構造に関する。
軒樋は、通常、軒樋支持具を用いて軒先に取り付けられている。上記軒樋支持具、例えば、軒樋吊り金具は、夏冬の温度差による軒樋の伸縮を考慮して、軒樋の長さ方向の移動が自在となるように軒樋の屋外側耳部と屋内側耳部とに上記軒樋吊り金具の屋外側耳保持部と屋内側耳保持部とを引っ掛け係止している。そのため、上記の軒樋吊り金具を使用して軒樋を軒先に取り付けるとき、既に取り付けた軒樋に作業者の手や物が当たったりして、軒樋が移動することがある。また、取り付け後、風力によって、軒樋が長さ方向に移動することがある。このような軒樋の長さ方向への移動を防ぐため、上記軒樋の屋外側耳部に固定して用いられるストッパが種々提案され、その一例として、下記特許文献1に記載のストッパ部材をあげることができる。
特開平11−93351号公報(第1〜3頁、第1図)
ところで、近年、一般住宅の軒先回りに防犯センサの配線を張り巡らせたり、光ファイバ、電話線等の通信線を走らせたりすることが多くなり、通常、これらの配線類は軒先にそれぞれの固定手段を用いて固定されている。したがって、外部から軒先に取り付けられた配線が丸見えとなり、美観が損なわれるという問題がある。本発明は上記問題を解決して、軒樋の屋外側耳部に固定され、軒樋の長さ方向への移動を阻止するストッパに、上記配線類等を収容する長尺部材を取り付け可能とされた軒樋の構造を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、軒樋と、該軒樋の屋外側耳部に間隔をおいて固定されるストッパ部材と、このストッパ部材に取り付けられる長尺部材とからなる構造であって、上記ストッパ部材はストッパ本体と該ストッパ本体の上部に連設される嵌合凹部とからなり、上記嵌合凹部には長尺部材が軒樋の長さ方向に嵌合固定されてなる軒樋の構造が提供される。
請求項2に記載の軒樋の構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記ストッパ部材を構成するストッパ本体と嵌合凹部とが弾性を有する合成樹脂から一体的に成形されてなることが好ましい。上記弾性を有する合成樹脂としては、例えば、硬質ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等をあげることができる。中でも、ポリカーボネート樹脂が弾性、軽量性、成型性、美観等の点で優れ、好ましく用いられる。
請求項3に記載の軒樋の構造は、請求項1に記載の発明に加えて、上記長尺部材がC型チャンネルとされる。上記長尺部材としては、とくに、限定されるものではなく、パイプ、ダクト、C型チャンネル等があげられるが、C型チャンネルが好ましく用いられる。C型チャンネルの材質としては、合成樹脂製、金属製等、とくに限定されるものではないが、好ましくは、金属アルミの成型品が用いられる。
請求項1に記載の発明にかかる軒樋の構造は上記のとおりであり、軒樋と、該軒樋の長さ方向への移動を阻止するストッパ部材とこのストッパ部材に取り付けられる長尺部材とからなり、上記ストッパ部材はストッパ本体と該ストッパ本体の上部に連設される嵌合凹部とからなるため、ストッパ本体が上記軒樋を支持する支持具、例えば、軒樋吊り金具に当接することにより、夏冬の温度差による軒樋の伸縮や、風力によって軒樋が長さ方向に移動することを防ぐ。
さらに、上記ストッパ部材の嵌合凹部が、上記長尺部材を軒樋の長さ方向に嵌合固定するため、従来、軒樋の長さ方向へのスライド移動を阻止するためにのみ用いられたストッパ本体に、新たに長尺部材を嵌合固定する機能を付与することができる。
請求項2に記載の発明にかかる軒樋の構造は上記のとおりであり、請求項1の軒樋の構造の有する効果に加え、ストッパ本体と嵌合凹部とからなるストッパ部材が弾性を有する合成樹脂から一体的に成形されているため、長尺部材は嵌合凹部に着脱自在に弾性係止するとともに、しっかりと固定される。
請求項3に記載の発明にかかる軒樋の構造は上記のとおりであり、請求項1の軒樋の構造の有する効果に加え、上記長尺部材がC型チャンネルとされているため、該C型チャンネルを上方を開口して嵌合凹部に嵌合固定することにより、軒樋と共に軒先に沿って走り、例えば、防犯センサの配線をC型チャンネルに収容して外部から見えないように張り巡らせることが可能となる。その結果、軒先がすっきりとしたものとなり、外観の向上を図ることができる。
以下、本発明にかかる軒樋の構造について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、上記軒樋の構造の実施形態を示す分解斜視図である。図1に示されるように、軒樋3は屋外側耳部31と屋内側耳部32とを有し、屋外側耳部31には弾性を有する合成樹脂から一体成形されたストッパ本体11と嵌合凹部12とからなるストッパ部材1が取り付けられている。すなわち、屋外側耳部31と軒樋3の屋外側上部内側部との間にストッパ本体11の係止部111を嵌め込み、屋外側耳部31の弾性を利用して嵌合、係止するとともに、接着剤で上記係止部111をしっかりと接着し、固定する。
一方、図1に矢印で示すように、C型チャンネル等からなる長尺部材2は上方を開口して上記嵌合凹部12に着脱自在に取り付けられる。上記長尺部材2を嵌合凹部12に取り付ける場合は、上方から押し込むことによって左右に付設された係合片121が弾性的に開くため、簡単に取り付けることができる。また、メンテナンス等の際に長尺部材2を取り外す場合は、係合片121の弾性力に抗して引き上げることにより、簡単に取り外すことができる。
図2は、上記のようにして軒樋3の屋外側耳部31に嵌合係止されたストッパ部材1に長尺部材2を取り付けた状態を示す部分側断面図である。図2に示されているように、長尺部材2は嵌合凹部12に、着脱自在にしっかりと固定され、種々の配線類等を収容できることが明らかである。
図3は、本発明にかかる軒樋の構造を軒先に取り付けた状態を示す説明図である。図3に示されているように、軒樋3は、その屋外側耳部31と屋内側耳部32とを軒樋吊り金具4の図示しない屋外側耳保持部と屋内側耳保持部とに引っ掛け係止されている。このようにすることにより、単に引っ掛け係止された軒樋3は、ストッパ部材1のストッパ本体11が上記軒樋吊り金具4に当接することにより、夏冬の温度差による軒樋3の伸縮や、風力によって軒樋3が長さ方向に移動することを阻止する。また、ストッパ部材1の嵌合凹部12に着脱自在に嵌合された長尺部材2は軒樋3と共に軒先に沿って走るため、例えば、防犯センサの配線5を長尺部材2に収容して張り巡らせることにより軒樋3に防犯機能を付与することができる。
上記実施形態は、C型チャンネルからなる長尺部材2に防犯センサの配線5を収容した場合について述べたが、配線5のみならず、電話線、光ファイバ等の通信線、電線等も収容可能である。また、長尺部材2はC型チャンネルに限定されず、他の長尺部材、例えば、ダクト、パイプ等、本発明の嵌合凹部12に嵌合固定できるものであれば、いずれも使用可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる軒樋の構造の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明にかかる軒樋の構造を示す部分側断面図である。 本発明にかかる軒樋の構造を軒先に取り付けた状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ストッパ部材
11 ストッパ本体
111 係止部
12 嵌合凹部
121 係合片
2 長尺部材
3 軒樋
31 屋外側耳部
32 屋内側耳部
4 軒樋吊り金具
5 配線

Claims (3)

  1. 軒樋と、該軒樋の屋外側耳部に間隔をおいて固定されるストッパ部材と、このストッパ部材に取り付けられる長尺部材とからなる構造であって、上記ストッパ部材はストッパ本体と該ストッパ本体の上部に連設される嵌合凹部とからなり、上記嵌合凹部には長尺部材が軒樋の長さ方向に嵌合固定されてなる軒樋の構造。
  2. 上記ストッパ部材を構成するストッパ本体と嵌合凹部とが弾性を有する合成樹脂から一体的に成形されてなる請求項1に記載の軒樋の構造。
  3. 上記長尺部材がC型チャンネルである請求項1に記載の軒樋の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569217U (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 ミサワホーム株式会社 雨 樋
JP2007092309A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋装置

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