JPH0569217U - 雨 樋 - Google Patents

雨 樋

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Publication number
JPH0569217U
JPH0569217U JP935492U JP935492U JPH0569217U JP H0569217 U JPH0569217 U JP H0569217U JP 935492 U JP935492 U JP 935492U JP 935492 U JP935492 U JP 935492U JP H0569217 U JPH0569217 U JP H0569217U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor cable
gutter
rain gutter
storage groove
cable storage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP935492U
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English (en)
Inventor
義昭 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP935492U priority Critical patent/JPH0569217U/ja
Publication of JPH0569217U publication Critical patent/JPH0569217U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨樋と屋外ケーブルとにおける見栄えを向上
し、且つ、メインテナンスも通常の雨樋と同様であるよ
うな雨樋を提供する。 【構成】 雨樋20における長手方向に、その雨樋20
外表面から雨樋内方に向かって凹設して形成した屋外ケ
ーブル収納溝25を設ける。更に、屋外ケーブル収納溝
25に挿入されて屋外ケーブル30を支持する屋外ケー
ブル支持部材40を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は雨樋、更に詳しくは、屋外ケーブル、例えばフィーダー線、いわゆ る同軸ケーブル、アンテナ線などを長手方向に沿って納めることができる雨樋に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の雨樋は、屋根の周囲に固定される横樋と、その横樋から地面へとつなげ られる縦樋とから形成されていた。ところで、テレビアンテナ等に代表されるバ ーアンテナは、屋根の上に固定されるのが通常であった。そして、そのバーアン テナに接続されたフィーダー線を、壁などに伝わせて屋内に引き込んでいた。
【0003】 また、FMラジオの受信用のアンテナの役割をするアンテナ線は、屋根の周囲 の一部、又は、全周にわたって張りめぐらせるようなものであった。そして、そ のアンテナ線を、壁などに伝わせて屋内に引き込んでいた。 ところで、これらの雨樋と、アンテナ線若しくはバーアンテナとを別々として 形成していたものを一体にして、それぞれの取り付けを1回ですませると共に、 壁などに伝わせていた屋外ケーブルの見栄えを良くするという見地から、実開昭 56−29510に示すような考案が提供されていた。この実開昭56−295 10に提供される考案とは、図4に示すように、雨樋全体をアンテナとして形成 し、雨樋を取り付けるとアンテナを同時に取り付けたのと同様の効果を奏するこ とを特徴とするものであった。
【0004】 これによれば、アンテナを兼ねた雨樋であるので、1回の取り付け作業にて雨 樋とアンテナとを取り付けたこととなり、しかも、フィーダー線の引き込み位置 が一定し、引き込み工事が容易になる。このため、取付費用等の面から経済的で あり、受信状態も安定するという効果を有していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した実開昭56−29510に示すようなアンテナを兼ね た雨樋については、以下のような問題点があった。即ち、雨樋には、落ち葉やご みなどが詰まることが多いので、清掃、或いは交換といったメインテナンスをす ることが通常の条件として要求されていた。従って、雨樋がアンテナを兼ねてい ることから、メインテナンスの際に、アンテナを取り外してしまうこととなり、 受信が行えないこととなっていた。また、雨樋の一部が壊れても、修理の際には 受信が行えないこととなっていた。
【0006】 一方、実開昭56−29510が提供される以前のように、雨樋と屋外ケーブ ルとを別々に取り付けることとすれば、前記したように、フィーダー線などの屋 外ケーブルが壁を伝うので見栄えが悪い、という上述した問題点が残ってしまう こととなっていた。 本考案が解決しようとする課題は、雨樋と屋外ケーブルとにおける見栄えの点 を向上し、且つ、メインテナンスも通常の雨樋と同様であるような雨樋を提供す ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するためのものである。 即ち、請求項1記載の考案は、雨樋における長手方向に、その雨樋外表面から 雨樋内方に向かって凹設して形成した屋外ケーブル収納溝を設けたことを特徴と する。
【0008】 また、請求項2記載の考案は、雨樋における長手方向に、その雨樋外表面から 雨樋内方に向かって凹設して形成した屋外ケーブル収納溝には、屋外ケーブル収 納溝の表面に弾発的に押し付けられて維持される屋外ケーブル支持部材を挿入可 能に備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】 請求項1記載の雨樋によれば、以下のような作用を奏する。 屋外ケーブル収納溝は、雨樋外表面から雨樋内方に向かって凹設されているの で、屋外ケーブルを収納することができる。 請求項2記載の雨樋によれば、以下のような作用を奏する。
【0010】 屋外ケーブル収納溝には、屋外ケーブル収納溝の表面に弾発的に押し付けられ て維持される屋外ケーブル支持部材を挿入可能に備えているので、屋外ケーブル 収納溝に屋外ケーブルを収納した後、屋外ケーブル支持部材を屋外ケーブル収納 溝に挿入することによって屋外ケーブルを屋外ケーブル収納溝内に固定すること ができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を実施例及び図面を参照させて更に詳しく説明する。 ここで、図1は横樋の構成を示す斜視図であり、図2は縦樋の構成を示す斜視 図であり、図3は雨樋全体の構成を示す側面図である。 以下、本実施例の構成について説明する。
【0012】 図3に示すように、本実施例の樋本体20は、家10の屋根11の周囲に固定 される横樋21と、その横樋21から家10の壁12に沿って地面へとつなげら れる縦樋22とから形成されている。樋本体20の固定は、樋本体20の周囲を 支えて固定するための樋固定具29によって成されている。すなわち、横樋21 は屋根11の端部に、縦樋22は壁12に、それぞれ設けられた樋固定具29に よって固定されることによって、樋本体20全体が固定されている。
【0013】 続いて、横樋21について、図1及び図3を基に説明する。 横樋21は、ほぼ水平な底面部と、その底面部の両端から立設した2枚の側面 部とから形成され、上面を開口した樋として形成している。底面部における長手 方向には、その横樋21の外表面から横樋21の上方に向かって凹設して形成し た屋外ケーブル収納溝25を設けている。その屋外ケーブル収納溝25の縦断面 は、中心角180度以上の円弧状をなしている。そのように形成された屋外ケー ブル収納溝25は、屋外ケーブル30、例えば同軸ケーブルを収納する。
【0014】 屋外ケーブル収納溝25には、屋外ケーブル収納溝25の表面に弾発的に押し 付けられて維持される屋外ケーブル支持部材40を備えている。その屋外ケーブ ル支持部材40は、屋外ケーブル収納溝25の両側部の外表面に合致するほぼ平 板状の樋表面合致部41と、屋外ケーブル収納溝25の表面に合致する断面円弧 状の挿入部42とから形成され、屋外ケーブル収納溝25の軸方向にある程度の 長さを持っている。屋外ケーブル支持部材40は、可撓性を有する材料、例えば 熱可塑性樹脂にて作られており、弾発力を有している。従って、屋外ケーブル支 持部材40は、その挿入部42がやや変形して屋外ケーブル収納溝25に挿入さ れた後に弾発力で元に戻ることで屋外ケーブル収納溝25の特定部分に固定する ことができ、同様に外すことも可能である。
【0015】 なお、屋外ケーブル支持部材40は屋外ケーブル収納溝25に対して数箇所設 けることとする。 続いて、縦樋22について、図2及び図3を基に説明する。 縦樋22は、四角筒状をなし、その上端部は、横樋21に接続されている。そ して縦樋22は、その上端部から下方に延び、家10の壁12に沿わせるために 2箇所で鈍角に折れ曲がり、地面へと到達する。
【0016】 縦樋22においては、壁12と反対側の面の長手方向には、その縦樋22の外 表面から縦樋22内側方向に向かって凹設して形成した屋外ケーブル収納溝25 を設けている。その屋外ケーブル収納溝25の断面形状や、屋外ケーブル支持部 材40を備えていることなどは、横樋21と同様である。 続いて、本実施例の作用について説明する。
【0017】 屋外ケーブル収納溝25は、雨樋20外表面から雨樋20内方に向かって凹設 されているので、屋外ケーブル30を収納することができる。 また、屋外ケーブル収納溝25には、屋外ケーブル収納溝25の表面に対して 弾発的に押し付けられて維持される屋外ケーブル支持部材40を挿入可能に備え ているので、屋外ケーブル収納溝25に屋外ケーブル30を収納した後、屋外ケ ーブル支持部材40を屋外ケーブル収納溝25に挿入することによって屋外ケー ブル30を屋外ケーブル収納溝25内に固定することができる。
【0018】 屋外ケーブル収納溝25内に固定された屋外ケーブル30を取り外すには、屋 外ケーブル収納溝25に挿入された屋外ケーブル支持部材40を取り外した後に 行えばよい。 続いて、本実施例の効果について説明する。 本実施例の雨樋によれば、屋外ケーブル30を雨樋本体20の屋外ケーブル収 納溝25内に収納できたので、雨樋本体20と屋外ケーブル30とにおける見栄 えの点を向上し、且つ、メインテナンスも通常の雨樋と同様であるような雨樋を 提供することができたという効果がある。
【0019】 また、雨樋本体20に屋外ケーブル支持部材40を設けたので、雨樋本体20 の屋外ケーブル収納溝25内に収納した屋外ケーブル30を固定できたという効 果がある。 更に、屋外ケーブル収納溝25が雨樋本体20のリブの役割をするため、雨樋 本体20に対して生じるねじりや曲げに抵抗力を増し、同じ材質を使うにもかか わらず、雨樋本体20の強度が向上するという効果も生ずる。
【0020】 以下、本実施例のバリエーションについて説明する。 上記した実施例にあっては、雨樋本体20や屋外ケーブル収納溝25の形状を 特定して説明したが、上記実施例に限られるものではない。 また、上記した実施例においては、屋外ケーブル支持部材40は屋外ケーブル 収納溝25に対して数箇所設けられることとして説明したが、屋外ケーブル収納 溝部25全体にわたって形成することとしても良い。この際、雨樋本体20の折 曲部分に対応させるために、屋外ケーブル支持部材40が可撓性を有する材料で 形成されることが好ましい。
【0021】
【考案の効果】
請求項1記載の雨樋によれば、雨樋と屋外ケーブルとにおける見栄えを向上し 、且つ、メインテナンスも通常の雨樋と同様であるような雨樋を提供することが できた。 また、請求項2記載の雨樋によれば、請求項1記載の考案と同様の効果を奏す るほか、雨樋の屋外ケーブル収納溝内に収納した屋外ケーブルを屋外ケーブル支 持部材によって固定できたという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】樋の構成を示す斜視図である。
【図2】横樋の構成を示す斜視図である。
【図3】雨樋全体の構成を示す側面図である。
【図4】実開昭56−29510に示された考案に係る
実施例の斜視図である。
【符号の説明】
10 家 11 屋根 12 壁 20 雨樋本体 21 横樋 22 縦樋 25 屋外ケーブ
ル収納溝 29 樋固定具 30 屋外ケーブル 40 屋外ケーブル支持部材 41 樋表面合致
部 42 挿入部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨樋における長手方向に、その雨樋外表
    面から雨樋内方に向かって凹設して形成した屋外ケーブ
    ル収納溝を設けたことを特徴とする雨樋。
  2. 【請求項2】 屋外ケーブル収納溝には、屋外ケーブル
    収納溝の表面に対して弾発的に押し付けられて維持され
    る屋外ケーブル支持部材を挿入可能に備えたことを特徴
    とする請求項1記載の雨樋。
JP935492U 1992-02-28 1992-02-28 雨 樋 Withdrawn JPH0569217U (ja)

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JP935492U JPH0569217U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 雨 樋

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JP935492U JPH0569217U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 雨 樋

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JPH0569217U true JPH0569217U (ja) 1993-09-21

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JP935492U Withdrawn JPH0569217U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 雨 樋

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100333A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋の構造
JP2012092508A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp アンテナ付き竪樋
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DE102017129440A1 (de) * 2017-12-11 2019-06-13 RheinEnergie AG Fallrohr mit Blende

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