JP4923006B2 - 軒樋 - Google Patents

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本発明は、可撓部を設けて軒樋形状に曲げ可能に形成してなる軒樋に関する。
一般に軒樋は、金属材又は合成樹脂材を長尺の断面略U状、凹状等に一体形成すると共に、前記軒樋の前側壁部及び後側壁部の上端には、各々前耳部及び後耳部を形成してなる(例えば、特許文献1参照)。
そして、この種の軒樋は、前記前耳部及び後耳部を専用の取付金具に掛止すると共に、前記取付金具を軒先等に固定して取付けてなる。
特願2001−219643
しかしながら、この種の軒樋は、押出成形等によって定型に形成されているため、例えば、現場状況に応じて軒樋の形状を変更できないという問題があった。
すなわち、この種の軒樋は、使用する形状が施工現場に応じて予め特定されており、この特定された軒樋に応じた前記取付金具も準備されている。
ところが、近年のデザイン化の進んだ住宅事情においては、施工現場において急遽使用する軒樋の形状を変更したいという要望もあり、その都度、前記軒樋を新たな形状の軒樋に変更しなければならないという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、施工現場に応じて形状を変更可能な軒樋を提供する。
前記目的を達成するため、請求項1に係る軒樋は、可撓部を設けて軒樋形状に曲げ可能に形成してなる軒樋であって、前側壁部及び/又は後側壁部には、前耳部及び/又は後耳部を高さ方向に複数個並設し、これら複数個の前耳部及び/又は後耳部を、前記可撓部を介して一体形成し、前記可撓部を折り曲げて、前記前耳部及び/又は後耳部の上方にある耳部を止具で固定保持するようにしていることを特徴とする。
請求項2に係る軒樋は、請求項1において、前記止具で固定保持する構成が、前記折り曲げられた部分を粘着剤層で軒樋の内面に固着して行なうことを特徴とする
請求項3に係る軒樋は、請求項1において、前記止具で固定保持する構成が、前記折り曲げられた部分を軒樋の内面に凹凸嵌め合わせて行なうことを特徴とする。
請求項4に係る軒樋は、請求項1において、前記止具で固定保持する構成が、前記可撓部の折り曲げた部分の上方からクリップを被せて行なうことを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る軒樋によれば、前側壁部及び/又は後側壁部には、前耳部及び/又は後耳部を高さ方向に複数個並設し、これら複数個の前耳部及び/又は後耳部を、可撓部を介して一体形成してなるため、前記可撓部の位置で前側壁部及び/又は後側壁部を折り曲げることができ、前耳部及び/又は後耳部の高さ等、軒樋の形状を施工現場に応じて容易に変更できる。
さらに、請求項1〜4に係る軒樋によれば、前耳部及び/又は後耳部を、折り曲げて止具で固定保持するようにしているので、前耳部及び/又は後耳部の高さ等、変更した軒樋の形状を確実に維持することができる。
以下、本発明に係る軒樋Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る軒樋Aの参考例を示す斜視図であり、(a)は、後側壁部を折り曲げる前の状態を示す斜視図であり、(b)は、後側壁部を折り曲げた状態を示す斜視図である。図2は、図1で示した軒樋Aの断面図であり、(a)は、後側壁部を折り曲げる前の状態を示す断面図であり、(b)は、後側壁部を折り曲げた状態を示す断面図である。
参考例の軒樋Aは、可撓部1を設けて軒樋A形状に曲げ可能に形成してなるものであって、軒樋Aの前側壁部2及び/又は後側壁部3には、前耳部21及び/又は後耳部31を高さ方向に複数個並設し、これら複数個の前耳部21及び/又は後耳部31を、可撓部1を介して一体形成したことを特徴にしている。
なお、本参考例では、軒樋Aの後側壁部3に、2個の後耳部31、31’が可撓部1を介して高さ方向に一体形成したものを例示して説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、前側壁部2にのみ複数個の前耳部21を可撓部1を介して高さ方向に並設して一体形成したもの、又は、前側壁部2及び後耳壁部3の双方に、複数個の前耳部21及び後耳部31を各々可撓部1を介して高さ方向に並設して一体形成することも可能である。
軒樋Aは、既存手段によって塩化ビニル樹脂等の合成樹脂材や、アルミニウム、銅、ステンレス等の金属材等を長尺の断面略U状、凹状等に一体形成すると共に、前側壁部2及び後側壁部3の上端には、各々前耳部21及び後耳部31を形成してなる。
又、後側壁部3の後耳部31の上端には、可撓部1が接着、溶着又は硬軟同時成形等によって連設され、可撓部1の上端には、更に、後耳部31と略同形状の後耳部31’を連設してなる。
可撓部1は、軟質樹脂材やゴム材等のような柔軟性を有するシート材や薄肉金属シート材、曲げ用溝付き金属材等を用い、高さ方向に連設された上位側の後耳部31’を、図中矢印で示すように、可撓部1の位置で後側壁部3の内側に向けて折り曲げ可能にしている。
そのため、本参考例の軒樋Aは、後側壁部3の高さ方向に並設した2個の後耳部31、31’を可撓部1を介して一体形成してなるため、可撓部1の位置で後側壁部3の上端である後耳部31’を内側に折り曲げて、軒樋Aの形状を容易に変更できる。
このように、本参考例の軒樋Aによれば、後側壁部3の上端である後耳部31’を折り曲げないで専用の取付金具(不図示)に掛止して使用するか、又は、可撓部1の位置で後側壁部3の上端である後耳部31’を内側に折り曲げて、軒樋Aの形状を変更したうえで、並設された後耳部31を専用の取付金具(不図示)に掛止して使用するかの何れかを、施工現場の状況に応じて容易に採択できるのである。
図3(a)〜(c)は、本発明に係る軒樋Aの実施例を示す要部拡大断面図である。
なお、図1、図2と共通する部位には同一の符号を付し、図1、図2の共通する特徴、効果についての説明は省略し、以下では、本実施例の特徴についてのみ説明する。
ずなわち、本実施例で示した軒樋Aは、可撓部1の位置で後側壁部3の上端である後耳部31’を内側に折り曲げて、軒樋Aの形状を変更した際、後耳部31’を、折り曲げた位置で固定保持するようにした止具4を設けたものを例示している。
具体的には、図3(a)の止具4は、後耳部31’を内側に折り曲げた際、後耳部31’と後側壁部3との近接する部分に付着・離脱可能な粘着テープ等の粘着剤層を設けた所謂、貼着方式によるものを示している。
このような粘着方式による止具4を設けた雨樋Aによれば、後耳部31’を折り曲げた位置で容易に固定保持することができる。
図3(b)の止具4は、後耳部31’を内側に折り曲げた際、後耳部31’と後側壁部3との近接する部分の一方に、凸状の係止部41を突設すると共に、他方には、係止部41を嵌合して係止可能な凹状の被係止部42を設けた所謂、嵌合方式によるものを示している。
このような嵌合方式による止具4を設けた雨樋Aによれば、後耳部31’を折り曲げた位置で確実に固定保持することができる。
図3(c)の止具4は、後耳部31’を内側に折り曲げた際、折り曲げた可撓部1の上方から後耳部31、31’に被覆可能なクリップ等を設けた所謂、クリップ方式によるものを示している。
このようなクリップ方式による止具4を設けた雨樋Aによれば、後耳部31’を折り曲げた位置で簡単且つ確実に固定保持することができる。
本発明に係る軒樋Aの参考例を示す斜視図であり、(a)は、後側壁部を折り曲げる前の状態を示す斜視図であり、(b)は、後側壁部を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図1で示した軒樋Aの断面図であり、(a)は、後側壁部を折り曲げる前の状態を示す断面図であり、(b)は、後側壁部を折り曲げた状態を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る軒樋Aの実施例を示す要部拡大断面図である。
A 軒樋
1 可撓部
2 前側壁部
21 前耳部
3 後側壁部
31、31’ 後耳部
4 止具

Claims (4)

  1. 可撓部を設けて軒樋形状に曲げ可能に形成してなる軒樋であって、
    前側壁部及び/又は後側壁部には、前耳部及び/又は後耳部を高さ方向に複数個並設し、これら複数個の前耳部及び/又は後耳部を、前記可撓部を介して一体形成し、
    前記可撓部を折り曲げて、前記前耳部及び/又は後耳部の上方にある耳部を止具で固定保持するようにしていることを特徴とする軒樋。
  2. 請求項1において、
    前記止具で固定保持する構成が、前記折り曲げられた部分を粘着剤層で軒樋の内面に固着して行なうことを特徴とする軒樋。
  3. 請求項1において、
    前記止具で固定保持する構成が、前記折り曲げられた部分を軒樋の内面に凹凸嵌め合わせて行なうことを特徴とする軒樋。
  4. 請求項1において、
    前記止具で固定保持する構成が、前記可撓部の折り曲げた部分の上方からクリップを被せて行なうことを特徴とする軒樋。
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