JP3110681U - ドア用防護パネル装置 - Google Patents

ドア用防護パネル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3110681U
JP3110681U JP2005000974U JP2005000974U JP3110681U JP 3110681 U JP3110681 U JP 3110681U JP 2005000974 U JP2005000974 U JP 2005000974U JP 2005000974 U JP2005000974 U JP 2005000974U JP 3110681 U JP3110681 U JP 3110681U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
panel
panel body
main body
upper side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005000974U
Other languages
English (en)
Inventor
逸雄 中村
Original Assignee
逸雄 中村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 逸雄 中村 filed Critical 逸雄 中村
Priority to JP2005000974U priority Critical patent/JP3110681U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110681U publication Critical patent/JP3110681U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】部品管理が容易で、収納スペースも少なくでき、必要時に迅速に準備することができ、また、一人作業でもドアの外面側から取付け・取り外しを容易に素早く行うことができるドア用防護パネルを提供する。
【解決手段】ドアの外面にあてがわれるパネル本体と、パネル本体の上辺側に取り付けられ、ドアの上辺部に着脱自在に係止されてパネル本体を吊支状に支持する上辺係止部材と、パネル本体の側辺側に取り付けられ、パネル本体をドアの外面に密着状にあてがった状態でパネル本体とドアの側辺部を接合離脱自在に連結する側辺接合部材と、を備えた構成とし、ドアの外面側からでも、パネル本体背面全体をドアの外面に密着状にあてがった状態で、パネル本体をドアの外面に、接合離脱自在にとりつける。
【選択図】図6

Description

本考案は、ドアに設けられたガラス部を防護するパネル構造に関するものである。
従来、台風等の強風により飛来してきた屋根瓦等がガラス戸を破り、室内に飛び込んで器物を破壊し、あるいは、飛来物や割れたガラスで住人が負傷し、また、破損部から吹き込む風によって室内が膨圧し、屋根を吹き上げたり、といった事故が発生するという問題があった。一方、防犯上においてもガラス戸の場合には、ガラスを割って内部に侵入され盗難に遭いやすい等の問題があった。これらの問題に対して、スライド式雨戸あるいはシャッタ式雨戸等を設置して対応するのが一般的である。しかし、住宅によっては、窓や扉の住宅壁面におけるスペース上の理由や、住宅構造上の理由、あるいは、美観上の理由等によって、これらの雨戸を設置していないという問題があった。これらの問題に対して、例えば、特許文献1による提案がされている。
特開平8−53982号
しかしながら、この特許文献1の肉付け雨戸の取付け構造によれば、飛来物が室内に飛び込んでくることは防止できるが、室内側から装着する構造であることから、ガラス自体の損壊は免れないという問題があった。また、特許文献1の雨戸の取付けをする際には、窓サッシ枠の凹所に雨戸を嵌め込んだ状態で、雨戸を固定するための取付けステーを窓サッシ枠の側溝やレール溝に挿入するため、この間、雨戸が手前に倒れてこないように押さえておく必要があり、二人作業となって人手がかかるという問題がある。また、特許文献1によれば、複数の雨戸と複数の取付けステー等が必要となるので、取付け前に雨戸の準備のみならずステー等を捜して準備する必要があり、また、ステー毎に設けられた固定用ビスをそれぞれネジ込む作業が必要となるため、準備から取付けまでに時間がかかり、台風等の緊急時にすみやかに取付けることができないという問題があった。また、パネルの他にステー等収納スペースが必要となる問題、部品を紛失しやすい問題等の部品管理上の問題があった。さらに、このような側溝やレール溝を必要としない、例えば開き戸等のドアには取付けることができないという問題があった。
本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、部品管理が容易で、収納スペースも少なくでき、必要時に迅速に準備することができるドア用防護パネルを提供することにある。また、本考案の他の目的は、ドアの改造等を行うことなく、一人作業でもドアの外面側から取付け・取り外しを容易に素早く行うことができるドア用防護パネルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案は、ドア15を外面側から防護するドア用防護パネル装置であって、ドアの外面17にあてがわれるパネル本体10と、パネル本体10の上辺13側に取り付けられ、ドアの上辺部19に着脱自在に係止されてパネル本体10を吊支状に支持する上辺係止部材12と、パネル本体の側辺38b側に取り付けられ、パネル本体10をドアの外面17に密着状にあてがった状態でパネル本体10とドアの側辺部18bを接合離脱自在に連結する側辺接合部材16と、を備えた構成としている。
また、その際に、パネル本体10であって側辺接合部材16の対向側辺38aに、ドアの他の側辺部18aに当接する規制部材14を設けてもよいし、側辺接合部材16及び/または規制部材14は、パネル本体10に対する配置状態をある程度移動し得るようにルーズに取り付けられ、必要に応じてパネル本体10とドアを緊結接合する緊結部材50からなる構成としてもよい。さらに、少なくとも上辺係止部材12と側辺接合部材16とは、ドアのサッシ突片34a、34cに係止あるいは接合されていてもよい。
また、上辺係止部材12と側辺接合部材16と規制部材14は、突出片30からパネル本体10の中央側に向けて曲折される曲折部32を有するフック部材26からなる構成としてもよい。
本考案の装置によれば、ドアを外面側から防護するドア用防護パネル装置であって、ドアの外面にあてがわれるパネル本体と、パネル本体の上辺側に取り付けられ、ドアの上辺部に着脱自在に係止されてパネル本体を吊支状に支持する上辺係止部材と、パネル本体の側辺側に取り付けられ、パネル本体をドアの外面に密着状にあてがった状態でパネル本体とドアの側辺部を接合離脱自在に連結する側辺接合部材と、を備えた構成であるから、常時はパネル本体にこれらの部材を取付けた状態で保管をすることができるので、収納スペースはパネル本体分の収納スペースだけで足り、部品管理が容易となる。また、必要時にはパネル本体ごと所要の場所に持って行けば足りるので、緊急時でも迅速に準備をすることができる。また、ドアの上辺部にドア用防護パネルを吊示状に支持して密着状にあてがった状態で側辺接合部を接合離脱自在に連結できるので、一人作業でもパネル本体の取り付け・取り外しを行うことができる。
また、パネル本体であって側辺接合部材の対向側辺に、ドアの他の側辺部に当接する規制部材を設けた構成であるから、ドアの上辺部にドア用防護パネルを吊示状に支持して密着状にあてがって、規制部材でパネル本体の横位置決めをした状態で、側辺接合部材で連結すればよく、一人作業でも容易に素早く取付けることができる。
また、側辺接合部材及び/または規制部材は、パネル本体に対する配置状態をある程度移動し得るようにルーズに取り付けられ、必要に応じてパネル本体とドアを緊結接合する緊結部材からなる構成であるから、ドアの外面側からパネル本体と密着状にあてがった状態で、側辺接合部材及び/または規制部材をある程度動かすことで、ドアの両側辺部にパネル本体の両側辺部を確実に連結することができ、ドアの外面からの着脱自在な取り付けを実効化し得る。また、ドアにパネル本体をあてがった際にある程度の寸法差や隙間があっても、その差を吸収して取り付けることができる。
また、少なくとも上辺係止部材と側辺接合部材とは、ドアのサッシ突片に係止あるいは接合されてなる構成であるから、ドアの改造等を行うことなく、ドアの外面側から脱着自在に、本発明のドア用防護パネルを取付けることができる。
上辺係止部材と側辺接合部材と規制部材は、突出片からパネル本体の中央側に向けて曲折される曲折部を有するフック部材からなる構成であるから、パネル本体をドアのサッシ突片に確実に連結できるとともに、低コストで製作することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本考案を実施するための最良の形態について説明する。本実施形態において、ドア用防護パネル装置は、パネル本体10と、上辺係止部材12と、規制部材14と、側辺接合部材16と、を含む。本実施形態において、図6のように、パネル本体10は、ドアの外面17にあてがわれてドア15を防護する防護手段である。図1および図6において、パネル本体10は、ドア15の幅と略同じ幅で、ドア15の上側半分程度の部分を覆う大きさの矩形状板材で形成される。そして、パネル本体10をドアにあてがって接合した場合に、ドアに設けられた蝶番20と当接する部分に切り欠き11が設けられている。パネル本体10の形状は、本実施形態の形状に限られることはなく、少なくともドアに設けられたガラス部分を覆って飛来物等から防護し得る面積を有し、台風等による飛来物が貫通してガラスを割ることがない厚さを有していればよい。したがって、ドアの外面17全体を覆う程の大きさとしてもよい。また、本実施形態において、パネル本体は、木製で形成されるが、飛来物等が貫通しない程度の強度があれば合成樹脂製、あるいは金属製であってもよい。
本実施形態において、上辺係止部材12は、パネル本体10をドアの上辺部に係止するための係止手段である。図1ないし図5に示すように、パネル本体10の上辺部であって、それぞれの側辺38a、38b寄り位置に、2組の上辺係止部材12がそれぞれ設けられている。本実施形態において、上辺係止部材12は、一枚の短冊状長板材の長辺の一方の端を、断面略コ字状に曲折して形成されており、固定用板材24と、固定用板材24に連結固定されたフック部材26と、からなる。図1および図4に示すように、固定用板材24は上辺係止部材12をパネル本体10に固定するための固定部材である。図1に示すように、固定用板材24は該長板材のうち、曲折させた側と反対の端から曲折端までの板材で形成される。そして、固定用板材24は、パネル本体10にネジ28で固定される。
本実施形態において、フック部材26は、一枚の短冊状長板材の一方の端を折曲して固定用板材24と一体に設けられており、該フック部材26は突出片30と、曲折部32とから形成される。本実施形態において、図2および図8のように突出片30は、ドア上辺部のサッシ突片34aの先端と当接し、主にパネル本体10の重量を支持する部位である。図1ないし図5に示すように、突出片30は、固定用板材24に接続されて、パネル本体10の厚さよりやや長い長さで、固定用板材からパネル本体背面側に向かって突出するように折曲して形成される。
本実施形態において、曲折部32は、パネル本体10をドア上辺部に係止させた際に、パネル本体10が手前にずれて落下しないように係止するための係止部位である。図4、図5、図8に示すように、曲折部32は、該長板材の曲折側先端において突出片30から、パネル本体10の略厚さに相当する長さで、中央側に向けて曲折されて形成される。したがって、パネル本体10をドアに密着状にあてがって上から下に移動させることにより該突出片30と曲折部32が、図8に示すように、ドア上辺部のサッシ突片34aと係止し、吊支状に支持できる。また、係止をはずす際には、パネル本体10を持ち上げればよく、脱着自在に係止される。
本実施形態において、上辺係止部材12は、金属製で形成されるが、ドアのサッシ突片に係止させることができ、また、該フック部材にパネル本体の重量がかかっても変形しない程度の剛性があれば、合成樹脂製であってもよい。また、上辺係止部材の形状は、短冊状長板材の一方の端を断面略コ字状に曲折して形成されるが、パネル本体をドア上辺のサッシ突片に係止させることができ、吊支状に支持できれば、例えば、断面略U字状等の所要の形状であってもよい。本実施形態において、パネル上辺には、該部材を2個設けているが、パネル本体をドア上辺に吊支状に支持できれば、1個でもよいし、2個以上であってもよい。
本実施形態において、規制部材14は、パネル本体10をドアの上辺に吊支状に支持した後に、ドア外面17に対する横方向の位置を決める、横方向位置決め手段である。なお、規制部材14は、固定用板材24と、フック部材26と、から形成されるが、それぞれの形状、大きさは上述の上辺係止部材12と略同じであり、その詳細な説明は省略する。図1,2,3,5に示すように、規制部材14を、パネル本体10の正面視左側の側辺38aの下端側近傍に、固定用板材24の長辺をパネル本体10の底辺に平行にして、その突出片30がパネル本体10の側辺先端から背面側に突出する態様で固定して設けている。したがって、パネル本体10をドア外面17に取付ける際には、図7に示すように、パネル本体10の両側辺38a、38bが鎖線の位置となるように、パネル本体10をドアに密着状にあてがった後に、矢示fのように動かした場合に、該規制部材14の突出片30がドアの側辺部18aに当接することで正面視右方向の動きが規制され、横方向の位置決めをすることができる。また、曲折部32とドアの側面のサッシ突片34bとを係止させることにより、取付け作業中にパネル本体10を押さえておかなくても、風でパネル本体が手前にあおられることもなく、一人作業でもドア外面への取り付け作業を容易におこなうことができる。
本実施形態において、規制部材14は、金属製で形成されるが、パネル本体の横方向の動きを規制できる程度の剛性があれば、合成樹脂製であってもよい。また、本実施形態において、規制部材14の形状は、短冊状長板材の一方の端を断面略コ字状に曲折して形成されるが、パネル本体の横方向の動きを規制できれば、断面略L字状であっても、断面略U字状であってもよい。
本実施形態において、側辺接合部材16は、パネル本体10とドアの側辺部を連結する連結手段であり、本実施形態では、例えば緊結部材50で形成される。本実施形態において、緊結部材50は、固定部板材と、フック部材26と、雌雄ネジ部材42と、取り付け開孔部44と、で形成される。なお、固定用板材24およびフック部材26は上述の上辺係止部材12と同じ部材なので、その詳細な説明は省略する。本実施形態において、雌雄ネジ部材42は、緊結部材50を必要に応じてパネル本体10に固定するための固定部材である。図5に示すように、ある程度のネジ長を有する雄ネジ部材42aを、その固定用板材24の中央近傍において、フック部材26の突出片30と反対側に該板材から垂直に突出させて、固定用板材24と一体に設けている。また、本実施形態において、取り付け開孔部44は、該雄ネジ部材42aを遊挿して、緊結部材50をパネル本体10にとりつけるための取り付け孔である。図1、図3および図5に示すように、上述した規制部材14が設けられた側辺と対向する側辺の下端側近傍に、該雄ネジ部材42a径よりやや大きい径の取り付け開孔部44を設けている。よりくわしくは、該開孔部に雄ネジ42a部材を遊挿し、固定用板材24をパネル本体10の底辺に平行にして、該フック部材26がパネル本体10の正面視右側辺に位置するように、回転させた場合に、緊結部材50のフック部材26がパネル本体10の側辺先端から背面側に突出する位置に、該開孔部44を設けている。そして、該開孔部44に緊結部材50の雄ネジ部材42aをパネル本体10の背面側から挿通し、パネル本体10の正面側から雌ネジ42b部材で螺合して、緊結部材50をパネル本体10に取付けている。
すなわち、図5に示すように、雌雄ネジ部材42を緊合させない状態では、該雄ネジ部材42aが、該開孔部44にルーズに軸止されているので、固定用板材24をパネル本体10面に平行な面を回動面として、回動させ、あるいは、パネル本体10面に垂直方向にある程度動かすことができる。したがって、パネル本体10をドアの外面17に密着状にあてがった状態で、該緊結部材50のパネル本体10に対する配置状態をある程度移動しながら、フック部材26をドア側辺のサッシ突片34cに係止させることができる。また、緊結部材50のフック部材26をドア側辺のサッシ突片34cに係止させた後に、雌雄ネジ部材42を緊合させれば、パネル本体10をドアの側辺部18bにおいて緊結接合できる。さらに、雌雄ネジ42部材の緊合をゆるくして、緊結部材50をある程度移動させながらフック部材26とドア側辺のサッシ突片34cとの係止をはずせば、パネル本体10とドア側辺部18bの接合が離脱する。すなわち、該緊結部材50によれば、パネル本体10とドアの側辺部を必要に応じてパネル本体10とドアを緊結接合できるとともに、接合離脱な連結とすることができる。このように、緊結部材50を、取付け開孔部44にルーズに軸止させることで、ドアの外面17側からでも、パネル本体背面36全体をドアの外面17に密着状にあてがった状態で、パネル本体10をドアの外面17に、接合離脱自在にとりつけることができる。
本実施形態において、緊結部材50は金属製で形成されるが、金属製に限らず、パネル本体10をドアの側辺に緊結接合できる程度の剛性があれば、合成樹脂製であってもよい。また、本実施形態において、緊結部材50の形状は、短冊状長板材の一方の端において断面略コ字状に曲折して形成されるが、パネル本体10をドアの側辺に緊結接合できれば、断面略U字状等であってもよい。また、本実施形態において、取付け開孔部44は略円形で形成されるが、やや横長の長径を有する楕円形状としてもよい。また、本実施形態においては、側辺接合部材16のみが緊結部材50からなるが、規制部材14と側辺接合部材の両方とも、緊結部材で形成されていてもよい。
次に、本実施形態によるドア用防護パネル装置の作用について説明する。まず、図6ないし図8に示すように、パネル本体10に設けられた上辺係止部材12がドアの上辺部19のある程度上側に位置して、パネル本体の側辺38a、38bが鎖線の位置になるように背面をドアの外面にあてがう。次に、パネル本体10をドアに沿わせながら下方に移動させれば、パネル本体上辺13部において設けられたフック部材26とドア上辺部19のサッシ突片34aとが係止し、ドア上辺部19に吊支状にパネル本体10を支持できる。次に、図7に示すように、パネル本体10をドア外面17にあてがった状態で矢示fのように動かせば、パネル本体10の側辺に設けられた該規制部材14の突出片30がドアの側辺部18aのサッシ突片34bに当接することで正面視右方向の動きが規制され、ドアに対する横方向の位置決めをすることができる。したがって、上述の上辺係止部材12と該規制部材14によって、パネル本体10をドアの外面に対して所要の位置にあてがうことができる。また、規制部材14の曲折部32とドア側辺部18aのサッシ突片34bとが係止して、パネル本体10とドア外面17との間に隙間を生じさせにくくしているので、強風中に一人作業でも密着状にあてがうことができる。
次に、緊結部材50は該開孔部44にルーズに軸止されて取付けられているので、パネル本体10をドア外面17に吊支状にあてがった状態では、図5の鎖線で示すように、重いフック部材26側を下にした状態になっている。したがって、パネル本体10をドアの外面17に密着状にあてがった状態で、例えば、緊結部材50に設けられた雄ネジ部材42aを回転させ、緊結部材50に設けられたフック部材26がドア側辺のサッシ突片34cより正面視右側に位置した時に、パネル本体10を突出片30の長さだけドア側に押して、さらにドア外面17に密着させることで、該フック部材26の突出片30がドア側辺のサッシ突片34cに係止する。その後、パネル本体10を正面視左方向にある程度ずらせば、曲折部32がドア側辺のサッシ突片34cに係止するので、その状態で雌ネジ部材42bを回して雌雄ネジ部材42を緊合させることによりパネル本体10とドアを緊結接合できる。このとき、緊結部材50をパネル本体10面に垂直にある程度移動することができるので、ある程度ドアに変形等があってドアとパネル本体10に隙間が生じた場合でも、その隙間を吸収してパネル本体10とドアを緊結接合できる。また、パネル本体10をドア外面17から取り外すには、上述した逆の手順で行うことができ、緊結接合離脱自在な連結となっている。したがって、本考案のドア用防護パネルによれば、一人作業でもドアの外面側から取付け・取り外しを容易に素早く行うことができる。
以上説明した本考案のドア用防護パネル装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案のドア用防護パネル装置は、一般住宅用ドアのみならず、商業用あるいは工場用の建物のドアにいたるまで幅広く活用できる。
本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の正面図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の平面図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の背面図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置のA−A断面図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の、背面からの斜視図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の、使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の、使用状態を示す正面図である。 本考案の実施形態に係るドア用防護パネル装置の、使用状態を示すB−B断面図である。
符号の説明
10 パネル本体
12 上辺係止部材
14 規制部材
16 側辺接合部材
17 ドア外面
19 ドア上辺部
26 フック部材
30 突出片
32 曲折部
34a、34b、34c サッシ突片
38a、38b パネル本体の側辺
50 緊結部材

Claims (5)

  1. ドアを外面側から防護するドア用防護パネル装置であって、
    ドアの外面にあてがわれるパネル本体と、
    パネル本体の上辺側に取り付けられ、ドアの上辺部に着脱自在に係止されてパネル本体を吊支状に支持する上辺係止部材と、
    パネル本体の側辺側に取り付けられ、パネル本体をドアの外面に密着状にあてがった状態でパネル本体とドアの側辺部を接合離脱自在に連結する側辺接合部材と、を備えたことを特徴とするドア用防護パネル装置。
  2. パネル本体であって側辺接合部材の対向側辺に、ドアの他の側辺部に当接する規制部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のドア用防護パネル装置。
  3. 側辺接合部材及び/または規制部材は、パネル本体に対する配置状態をある程度移動し得るようにルーズに取り付けられ、必要に応じてパネル本体とドアを緊結接合する緊結部材からなることを特徴とする請求項2記載のドア用防護パネル装置。
  4. 少なくとも上辺係止部材と側辺接合部材とは、ドアのサッシ突辺に係止あるいは接合されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載のドア用防護パネル装置。
  5. 上辺係止部材と側辺接合部材と規制部材は、突出片からパネル本体の中央側に向けて曲折される曲折部を有するフック部材からなる請求項2ないし3のいずれかに記載のドア用防護パネル装置。
JP2005000974U 2005-02-28 2005-02-28 ドア用防護パネル装置 Expired - Fee Related JP3110681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000974U JP3110681U (ja) 2005-02-28 2005-02-28 ドア用防護パネル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000974U JP3110681U (ja) 2005-02-28 2005-02-28 ドア用防護パネル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3110681U true JP3110681U (ja) 2005-06-30

Family

ID=43273208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005000974U Expired - Fee Related JP3110681U (ja) 2005-02-28 2005-02-28 ドア用防護パネル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110681U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203065A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Nifco Inc 扉パネルの固定構造
JP2014222122A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社東芝 情報端末ホルダー及び冷蔵庫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203065A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Nifco Inc 扉パネルの固定構造
JP2014222122A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社東芝 情報端末ホルダー及び冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2015386C (en) Collapsible window flange apparatus
US6003583A (en) Door opening screening system
JP2005536670A (ja) 緊張させた布からなる強風防護パネル
EP2318609B1 (en) Deck-mounted skylight having unitary cladding component
JP5946869B2 (ja) 外壁取付部材及び外壁構造
US5661935A (en) Storm panel track
US20080169070A1 (en) System for attaching a fabric storm cover over an opening in a building
US6173541B1 (en) Window assembly
JP3195254U (ja) フレーム用のカバー手段を有する屋根窓
US5987826A (en) Window assembly
JP3110681U (ja) ドア用防護パネル装置
EP2578764B1 (en) A roof window with a barrel bolt
US20080110218A1 (en) Shutter Assembly With Sliding T-Lock
JP4581250B2 (ja) 開閉装置のガイドレール構造
US20100043346A1 (en) Shutter fastener system and method of installation
US20080078131A1 (en) Custom fabric storm cover for openings in structures
JP4833158B2 (ja) 建具
JP4058485B2 (ja) 外壁パネル、その外壁パネルを備えたユニット式建物および外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法
US20100024340A1 (en) Wind blocking device for buildings
JP3179727B2 (ja) 複合サッシ
JP4057033B2 (ja) 簾用の引っ掛け具及びこれを用いた簾取付構造
KR101075035B1 (ko) 창호의 미들프레임 결합부재
JP2880945B2 (ja) 間仕切り用の開口枠の取付け構造
JP2022133518A (ja) 建具
JP5049258B2 (ja) サッシ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees