JP3195254U - フレーム用のカバー手段を有する屋根窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】据え付け条件を容易ならしめる屋根窓を提供する。【解決手段】屋根窓は、上辺部材・下辺部材6・2つの側辺部材を有するフレームを備えると共に、フレーム下辺部材6に組み付けられるようになっている下辺フレームカバー237と、側辺部材に組み付けられるようになっている側辺フレームカバー270とを含むカバー237、270を備える屋根窓。下辺フレームカバー237には、側辺部材および側辺フレームカバー270とに接続されるようになっている継ぎ手セット239、245が設けられる。特に、この継ぎ手セットは、角ブラケット239と中間部材245とを備える。【選択図】図9

Description

考案の詳細な説明
本考案は、上辺部材と、下辺部材と、2つの側辺部材とを有するフレームを備えた屋根窓であって、フレーム下辺部材に組み付けられるようになっている下辺フレームカバーとフレーム側辺部材に組み付けられるようになっている側辺フレームカバーとを含むカバーを更に備える屋根窓に関する。
この種の公知の屋根窓においては、カバーの各部品の組み付けが厄介な場合がある。その理由は、これら部品の大半は、フレームを屋根の開口に据え付けた後でないと、フレームに固締され得ないからである。したがって、カバーを固締するための工具と共に、複数の要素を取り扱う必要がある。
したがって本考案の一目的は、据え付け条件を容易ならしめる屋根窓を提供することである。
上記および他の目的は、フレーム側辺部材と側辺フレームカバーとに接続されるようになっている継ぎ手セットが下辺フレームカバーに設けられる窓によって達成される。
下辺フレームカバーを継ぎ手セットに接続することによって、据え付けが容易になる。
この継ぎ手セットは、側辺フレームカバーと下辺フレームカバーとをフレームに相互接続するための中間部材と角ブラケットとを備えることが好ましく、前記角ブラケットは、組み付けられた状態において、その長手方向が側辺フレーム部材の長手方向に沿って延在するようになっていることが好ましい。これにより、両カバー部材の確実で安定した取り付けがもたらされる。
更には、角ブラケットと両カバー部材とを相互スナップロック係合用に適合化することによって、両カバーの取り付けを、おそらくは取り外しも、容易にし得る。このようなスナップロック、またはスナップ機能なしの単純なロック係合は、互いに噛み合う複数の突出部と複数の溝とを両カバー部材と角ブラケットとに設けることによって実現され得る。
複数の好適な実施形態および更なる利点は、以下の詳細な説明および添付の実用新案登録請求の範囲から明らかになるであろう。
以下に、一実施形態の非限定例によって、および概略図を参照して、本考案を更に詳しく説明する。
図1および図2は、平面16を画成する窓ガラス4と、フレーム平面を画成する上辺部材5、下辺部材6、および2つの側辺部材7、8を有するフレーム2と、サッシ平面を画成する上辺部材9、下辺部材10、および2つの側辺部材11、12を有するサッシ3とを備えた、本考案による窓1の好適な一実施形態を示す。図示の実施形態においては、サッシ3およびフレーム2のそれぞれの側辺部材7、11の間、および8、12の間、に設けられたピボットヒンジ(図4aおよび図4bでは200)によって、サッシ3はフレーム2に接続され、ピボットヒンジ200によって画成されたピボットヒンジ軸線21を中心として窓1のサッシ3を傾斜させることによってサッシ3を開くことができるという点で、この窓は中心懸架式である。ピボットヒンジ200は2つの部分、すなわちサッシ側部分(不図示)とフレーム側部分20、を備える。
使用されるヒンジは、本出願人の以前の国際公開第99/28581号および英国特許出願公開第1028251号に記載されている種類のものであることが好ましい。この種のヒンジにおいては、窓の開閉中、一方のヒンジ部分のタップと弯曲部材とが他方のヒンジ部分の弯曲した案内軌道内を移動する。この曲率半径により、このようなヒンジの使用時、ヒンジ軸線は実際の両ヒンジ部分の上方近距離にあるので、サッシ枠が回転されると、最初に弯曲部材が、次にタップが、必然的に軌道から出ることになる。この組み合わせによってもたらされる移動パターンにより、中心懸架式窓の容易な操作が可能になるばかりでなく、サッシ枠のほぼ全周回転が可能になる。
窓1の閉位置とは、本説明で使用されるとき、フレーム平面とサッシ平面とが一致する、すなわち互いに0度の角度を成す、位置を意味する。同様に、窓1の開位置とは、本願明細書で使用されるとき、全般的に、サッシ3がピボットヒンジ軸線21を中心に傾斜し、フレーム平面とサッシ平面とがもはや一致していない位置を意味する。
図1において分かるように、窓1の縦方向軸線13は、フレーム上辺部材5とフレーム下辺部材6との間に延びる軸線であって、これら部材5、6に垂直な軸線であると規定される。窓の横方向軸線14は、フレーム側辺部材7および8の間に延びる軸線であって、これら部材7、8に垂直な、ひいては縦方向軸線13に垂直な軸線であると規定される。窓1の奥行軸線15は、縦方向軸線13および横方向軸線14の両方に垂直な軸線であると規定される。ピボットヒンジ軸線21と横方向軸線14とは平行しており、各図には重なって図示されている。
窓1は、フレーム2とサッシ3とを互いにロックするための、それ自体は公知の種類のロック17と、窓1の閉位置においてサッシ3とフレーム2との間の間隙を密封するためにサッシ3に設けられた、略外周全体に延在する密封体18とを更に備える。密封体18は、少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの、密封条片を備える。
図1には中心懸架式の窓1が示されているが、本考案による窓は、他の複数の実施形態においては、上辺懸架式でもよく、中間フレーム構造があっても無くてもよく、ヒンジ軸線が上辺と中心との間のどこかにあってもよく、側辺懸架式でもよく、更に言うなら下辺懸架式でもよい。
本考案による窓のサッシ3およびフレーム2は、例えば、木製部材で、あるいは注型または押出ポリウレタン(PUR)製部材で、製造され得る。
図3を参照すると、窓1は、窓ガラス4が窓のサッシ3から脱落するのを防ぐように窓ガラス4を保持するための窓ガラス保持装置300を少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、サッシ3の下辺サッシ部材10に備える。窓ガラス保持装置300は、下辺サッシカバー319の表面307に取り付けられ、窓ガラス4に当接するようになっている面302を有するように形作られる。したがって、窓ガラス保持装置300は、例えば、ほぼ箱形状、またはほぼ楔形状、に形作られ得る。窓ガラス保持装置300は、硬質プラスチック製であることが好ましい。
上記のように、窓1は、ガラス上方サッシカバー319を更に備える。これは、窓ガラス4に当接するようになっている第1の区画320と、下にある窓ガラス保持装置(単数または複数)300、遮断要素303、下辺サッシガスケット310、および下辺サッシ部材10を覆うようになっている第2の区画321であって、実質的に第1の区画320の拡張部分として第1の区画320に平行に延在する第2の区画321と、第2の区画321から第2の区画321に対してほぼ垂直に延在する第3の区画322であって、窓1の縦方向13に窓ガラス4から離れた側の下辺サッシ部材10の表面を保護するようになっている第3の区画322とを備える。
下辺サッシ部材10と下辺サッシカバー319との間の移行部の遮断をもたらすための遮断要素303が下辺サッシ部材10に取り付けられる。遮断要素303は、窓ガラス保持装置300を収容するように形作られた凹部304を少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、備える。凹部304は、窓ガラス保持装置300の周囲に締りばめをもたらすように形作られ、これにより、窓ガラス保持装置300の近傍に最適な遮断状態をもたらすことが好ましい。
遮断要素303は、スチレン、ポリスチレン、発砲ポリスチレン(EPS)、または押出ポリスチレン(XPS)製であることが好ましい。遮断要素303は、1つの要素として作られることが好ましいが、原則として、いくつかの要素でもよい。遮断要素303は、下辺サッシ部材10と下辺サッシカバー319との間に載置されるように、取り付け手段(不図示)、例えば複数のねじまたは接着剤など、によって下辺サッシ部材10に取り付けられる。好ましくは、窓ガラス4と下辺サッシカバー319とが窓1に取り付けられる前に、遮断要素303と窓ガラス保持装置(単数または複数)300とは、両要素を貫通して下辺サッシ部材10内に設けられる取り付け手段、好ましくはねじ、を用いて取り付けられる。
遮断要素303は、組み付けられた姿勢において、下辺サッシ部材10に面する下辺サッシカバー319の表面306の起伏にほぼ対応する起伏を有する第1の表面305を備えることが好ましい。
遮断要素303は、更に、下辺サッシ部材10から、窓1の縦方向13に窓1の窓ガラス4から離れる方向に、延在する。遮断要素303は、第2の表面307を備える。第2の表面307は、以下に説明する下辺サッシガスケット310の対応する凹凸309、すなわちリブまたは突起など、に係合するようになっている凹凸308、好ましくはスロットまたは凹部など、を有し得る。
上記のような遮断要素303を設けることは、木製のフレーム2およびサッシ3を有する窓1の場合に特に好適である。ポリウレタンまたは同様の材料から成るサッシ3およびフレーム2を有する窓の場合は、遮断要素と下辺サッシ部材10とを1つの一体型要素にし得る。
同じく図3を参照すると、窓1は、下辺サッシ部材10に取り付けられる、好ましくはゴム材料製の、下辺サッシガスケット310を更に備える。下辺サッシガスケット310の目的は、窓1の閉位置において、下辺サッシ部材10と下辺フレーム部材6との間の間隙を密封することである。
図4aおよび図4bでも分かるように、下辺サッシガスケット310は第1の部分316と、第2の部分317と、第1の部分316に対応する第1の表面部分311aおよび第2の部分317に対応する第2の表面部分311bを備えた第1の表面311と、第1の表面311の反対側の第2の表面312とを備える。第1の部分316は、下辺サッシ部材10に取り付けられるようになっている。第2の部分317は、下辺サッシ部材10に取り付けられたとき、下辺サッシ部材10から、窓1の縦方向13に窓ガラス4から離れる方向に、延在する。
下辺サッシガスケット310は、上記の遮断要素303の表面307に形成された、スロットまたは凹部など、対応する凹凸308に係合する、リブまたは突起など、凹凸309を備え得る。第2の表面312は、凹凸309を備えることが好ましい。
第1の表面311の第1の表面部分311aは、下辺サッシ部材10に取り付けられるようになっている。第1の表面311の第2の表面部分311bは、窓1の閉位置において下辺サッシ部材10と下辺フレーム部材6との間の間隙を密封するように、窓1の閉位置において、下辺フレーム要素6に組み付けられた下辺フレームカバー237に緊密に当接するようになっている。このために、下辺サッシガスケット310の第2の部分317は、下記のように構成される。
下辺サッシガスケット310の第1の部分316は、ほぼ平坦であり、断面が矩形である。他方、第2の部分317は、第1の断面区画313と、第2の断面区画314と、第3の断面区画315とを備える。第1の断面区画313は、第1の部分316にほぼ平行であり、第1の部分316の拡張部分として延在する。第2の断面区画314は、第1の断面区画313に対して、好ましくは10乃至45度、傾斜している。第3の断面区画315は、第2の部分317がほぼフック形状の断面を備えるように、第2の断面区画314に対して、好ましくは45乃至85度、傾斜している。
第2の部分317、または第2の部分317の少なくとも第3の断面区画315は、上記に加え、下辺サッシカバー319の第3の区画322に密封状に当接するようになっていてもよい。この点に関して、第2の部分317のフック形状の断面構成は、より大きな当接面、ひいてはより良好な密封性、をもたらすという更なる利点を有する。
下辺サッシガスケット310は、好ましくは第1の部分316と第2の部分317との間の移行部に、第1の表面311からほぼ直角に延在するフランジ318を少なくとも1つ更に備え得る。フランジ318は、湿気が下辺サッシガスケット310と下辺サッシ部材10との間に浸透し得ないことを保証するように、窓1の縦方向13に窓ガラス4とは反対の側の下辺サッシ部材10の表面に当接するようになっている。
下辺サッシカバー319と、窓ガラス保持装置(単数または複数)300と、遮断要素303と、下辺サッシガスケット310とは、好ましくはこの順番で、要素319、300、303、および310を全て貫通して下辺サッシ部材10内に延在する同じ取り付け手段、好ましくは少なくとも1つのねじ、によって全て下辺サッシ部材10に取り付けられ得る。
遮断要素303および下辺サッシガスケット310の上記実施形態は、木製のフレーム2およびサッシ3を有する窓1を特に対象としている。
押出、成形、または注型ポリウレタン(PUR)または同様の材料で作られたフレーム2およびサッシ3を有する窓1の場合、下辺サッシ部材10と遮断要素303とは1つの一体型要素として製造され得る。他方、下辺サッシガスケット310は、一体化された下辺サッシ部材10および遮断要素303の溝または凹部に配置される1つ以上の密封条片または同様の適した要素として設けられ得る。
次に図5および図6を参照すると、窓1は、上辺ケーシング500を窓1のフレーム2にロックするためのロック機構535を更に備える。このロック機構は、窓1のフレーム2の側辺フレーム部材7、8の上辺フレーム部材5に近い位置に取り付け手段536、好ましくはねじ、によって取り付けられる少なくとも1つのブラケット535として設けられる。すなわち、特にPUR窓に関しては、少なくとも2つのブラケット535が、上記の当接辺材430と同様のフレーム当接辺材(図5および図6には不図示)の上辺フレーム部材5に面する一端の近傍において、側辺フレーム部材7、8に取り付けられる。これらブラケット535は、プラスチック製、特に押出プラスチック製、であることが好ましいが、例えば金属製でもよい。
ブラケット535は、この好適な実施形態において、第1の区画538と第2の区画539とを備え、好ましくは1つの一体型要素として作られる。
第1の区画538は、取り付け手段536を受け入れるための穴540を少なくとも1つ備える。穴540は、貫通穴であることが好ましい。第1の区画538は、ほぼ平板形状であることが好ましい。第1の区画538は、ブラケット535が組み付けられた姿勢において側辺フレーム部材7または8とは反対の側の表面545に設けられた構造542を更に備える。構造542は第1の区画538から僅かに突出し、ほぼT字形状の断面を有し、ひいては2つの側方切込み542aおよび542bを備える。これにより、構造542、特に切込み542a、542b、は、図5に点線で示されているように、フレーム突当ビードカバー217の切欠き229との係合を案内するようになっている。これにより、フレーム突当ビードカバー217の組み付けを容易にし、ブラケット535に対するその正確な位置付けを保証する。組み付けられた姿勢において、表面545とフレーム突当ビードカバー217とは当接し合う。構造542は、凹部543を更に備える。
第2の区画539は、側辺フレーム部材7または8、特にフレーム当接辺材の直上の側辺フレーム部材7および8、に少なくとも当接、好ましくは係合、するようになっている。図示の実施形態において、第2の区画は、側辺フレーム部材7または8の対応する穴に係合するようになっている2つの係合手段562および563を備えているという点で、側辺フレーム部材7または8と係合するようになっている。このような係合手段は2つ以外の数、例えば1つまたは3つ、設けられてもよい。
第2の区画539は、2つの当接手段560、561を備えた構造を備える。当接手段560、561は、いくつかの機能を有する。特に、当接手段560、561は、窓が組み付けられた姿勢において、側辺フレーム部材7または8とこれに対応するフレーム突当ビードカバー217との間の正確な距離を保証するようになっている。更に、当接手段560、561は、側辺フレームカバー270の一縁端に当接して、ブラケット535と側辺フレームカバー270との正確な相互載置を保証するようになっていてもよく、あるいは側辺フレーム部材7または8へのブラケット535の正確な載置のために、側辺フレーム部材7または8の対応する溝と係合するようになっていてもよい。後者の場合、係合手段562および563の代わりに、例えばねじ用の、複数の穴を設けることも可能であり、あるいは係合手段562および563を全て省くことも可能である。
第2の区画539は、上辺ケーシング500をブラケット535に取り付けるための、ひいては側辺フレーム部材7および8に、穴541の位置と取り付け手段の長さとに応じて直接または間接的に、取り付けるための、取り付け手段(不図示)を受け入れる穴541を少なくとも1つ更に備える。穴541は、貫通穴であることが好ましい。第2の区画539は、ほぼ箱または立方体の形状であることが好ましい。第2の区画539は、組み付け中に上辺ケーシング500の正確な位置付けを保証するように、上辺ケーシング500の組み付けブラケット510または511の対応する構造548、549のそれぞれとの、特にその長手方向壁550との、当接を案内するようになっている表面547を備えることが好ましい。好適な一実施形態において、表面547は、第2の区画539の断面積が、以下に説明する表面546から離れる方向に、増えるように傾斜している。
第2の区画539は、表面546に設けられた格子様構造544を更に備える。格子様構造544は、ブラケット535が組み付けられた姿勢において、側辺フレーム部材7または8とは反対の側に面する。
このロック機構は、窓1が開位置にあるとき、窓1が組み付けられた建物の内側からの上辺ケーシング500の組み付け、および/または取り外し、を可能にする一方で、外側からの上辺ケーシング500の取り外しを許さないので、窓からの、例えば泥棒の、侵入をより困難にするという利点を有する。
ロック機構535を設けるとき、ユーザは次の手順に従う。すなわち、最初に、例えば係合手段562および563を側辺フレーム部材7および8の対応する穴に係合させることによって、ロック機構535を各側辺フレーム部材7および8に組み付ける。その後、切欠き229が切込み542aおよび542bに係合するように、フレーム突当ビードカバー217を組み付ける。次に、それぞれの案内構造547および548を当接させることによって、上辺ケーシングを所定位置に設置する。最後に、ねじなどの取り付け手段536を穴541に挿入貫通させ、更に構造548の穴551に挿入する。これにより、上辺ケーシング500をロック機構535に、ひいては窓1のフレーム2に、固定する。
各側辺サッシ部材11、12に、ガラスリム異形材102が設けられる。以下においては、一方の側辺サッシ部材11に設けられるようになっているガラスリム異形材102について説明する。同様の、ただし鏡面反転された、ガラスリム異形材が他方の側辺サッシ部材12に設けられるようになっていることを理解されたい。
図7において最もよく分かるように、ガラスリム異形材102は長手方向113を有する。ガラスリム異形材102は側辺サッシ部材11に組み付けられるようになっており、組み付けられた状態において、ガラスリム異形材102の長手方向113が側辺サッシ部材11の長手方向に沿って、および窓ガラス4の側辺リム114に沿って、延在するようになっている。ガラスリム異形材102は、窓ガラス4をサッシ3に保持するように、かつ降水を締め出すように、基本的に、側辺リム114の全長に沿って延在する。
次に、図8を参照すると、ガラスリム異形材102がその長手方向113に垂直な断面図で示されている。ガラスリム異形材102は、第1の壁104と第2の壁105とを有する基本的にL字形状の部分を有する。これら2つの壁104、105は互いに対してほぼ垂直である。第1の壁104の第2の壁105とは反対側の一端から、第2の壁105に対して基本的に平行に、かつ第2の壁105と同じ方向に、フランジ103が延在する。
第2の壁105から基本的に円弧形状の部分が延在する。この円弧形状の部分は、第1の円弧壁106と、尖端107と、第2の円弧壁108とを備える。第1の円弧壁106と第2の円弧壁108とは、「L字」形状の第1の壁104に対してほぼ平行である。尖端107の頂点は、「L字」形状の第1の壁104とほぼ同じ高さである。
第2の円弧壁108から、僅かに円弧形状の、殆ど平坦な部分109が、第2の壁105に対して基本的に平行に、円弧形状部分から離れる方向に延在する。
僅かに円弧形状の、殆ど平坦な部分109の下から、小さなフランジ110が部分109に対して基本的に垂直に延在する。
僅かに円弧形状の、殆ど平坦な部分109は、僅かに円弧形状の部分109の下に延在するように折り返された折り返し部分111で終端する。折り返し部分111の最下部は、第2の壁105の下面と基本的に同じ高さにある。
第2の壁105の下面は、組み付けられた状態で、側辺サッシ部材11の上向き面101に当接するようになっている。図7において最もよく分かるように、壁105には、ガラスリム異形材102の長手方向113に沿って複数の貫通穴112が分散されている(図7には1つの穴112だけが見える)。これらの穴112は、ガラスリム異形材102を側辺サッシ部材11の上向き面101に固締するための複数のねじ115または同様の固締手段を受け入れるようになっている。
湿気の侵入に対するより良好な密封および/または固締効果をもたらすために、側辺サッシ部材11の上向き面101とガラスリム異形材102の壁105の下面との間に、ガラスリム異形材102の長手方向113の全体または一部に沿って、ブチルゴムまたは同様の材料で作られた条片などの密封材料を設け得る。
あるいは、当該位置には、強化された密封、雑音減衰、および固締手段をもたらすという多機能を有する、成形または押出要素(不図示)を配置し得る。
第1の壁104と、第2の壁105と、第1の円弧壁106とは一緒に流路を形成する。この流路の一部は、組み付けられた状態で、サッシ突当ビードカバー201およびフレーム突当ビードカバー217によって(後に詳しく説明するように)覆われるが、この流路は、ここに落ちる如何なる降水も排出できるようになっている。したがって、ガラスリム異形材102は、組み付けられると、側辺サッシ部材11のウエザーシールドの一部としての役割を果たす。
次に、第1の円弧壁106と、尖端107と、第2の円弧壁108とで形成された円弧形状部分に目を向けると、そこに遮断材料を挿入できるようになっている。そこへの遮断材料の挿入は、サッシ3全体としての断熱性の向上に寄与する。遮断に適した材料または材料の組み合わせであれば、例えば発泡樹脂製品など、如何なるものでも選択され得る。
僅かに円弧形状の、殆ど平坦な部分109は、組み付けられた姿勢において、フランジ110および折り返し部分111と連係し、窓ガラス4を側辺サッシ部材11に押し付けて保持するようになっている。
図8において最もよく分かるように、僅かに円弧形状の、殆ど平坦な部分109とフランジ110とは、これらの間に、窓ガラス4に当接するように意図された密封材料製の条片117を受け入れるべく構成される。
折り返し部分111も窓ガラス4に当接して緊密な、基本的に水密の、移行部を形成するようになっている。また、折り返し部分111は、ガラスリム異形材102の緩やかな当接面を窓ガラス4に対してもたらすので、側辺リム114に沿った引っ掻き傷および亀裂が回避されるか、または少なくとも軽減される。
第2の壁105の下面と折り返し部分111の下面とがほぼ同じ高さにあるという事実により、組み付けられた状態で、窓ガラス4の上面4aを側辺サッシ部材11の上向き面101とほぼ同じ高さにすることができる。これは、冷たい外気と一切の降水とが相対的に離れたほぼ一様な高さに維持され、室内のより暖かい空気から効率的に離隔されるという効果がある。これは、サッシ構造経由の熱輸送を減らすために有利である。
サッシ3内への窓ガラス4の保持を助けるために十分な強度をもたらすために、ガラスリム異形材102は、金属、金属合金、またはこれらの組み合わせで作られる。ガラスリム異形材102は、何れか適した方法で、例えば押出、曲げ、または成形によって、製作される。
ガラスリム異形材の別の実施形態において、ガラスリム異形材102は2つの個別要素、すなわちガラス保持要素118と密封要素119、を備える。ガラス保持要素118は、窓ガラス4をサッシ3に保持するという目的を果たすようになっており、密封要素119は遮断とウエザーシールドとをもたらすようになっている。したがって、第1の実施形態において1つの一体型ガラスリム異形材によって実現されたガラスリム異形材の二重の役割は、この実施形態においては2つの要素118、119に分割される。
最初にガラス保持要素118に目を向けると、ガラス保持要素118はクリップ様断面形状を有する。
ガラス保持要素118の長手方向の拡がり120は、第1の実施形態のものよりはるかに短い。
窓ガラス4をサッシ3内に保持するには、十分な強度をもたらすために、より多くのガラス保持要素118が設けられる。第1の実施形態におけるねじ115用の貫通穴112の数とほぼ同じ数のガラス保持要素118が設けられると都合がよい。これらガラス保持要素118は、組み付けられた状態で、側辺サッシ部材11の長手方向に沿って、好ましくは均等に、分散される。
ガラス保持要素118は、側辺サッシ部材11に固締されるようになっている。これにより、側辺サッシ部材11へのガラス保持要素118のクリップ様固締が得られる。これは、貫通穴とねじ、または同様の固締手段、が不要になるという効果がある。これは、サッシ構造内への穴経由の水の侵入およびねじの腐食が回避されるという点に関して有利である。また、組み付けられた状態で外側から見ると、より良好でより均質な外観をもたらす。また、窓ガラスをサッシ内に組み付ける工程において、ガラス保持要素118によるクリップ様の組み付けは、ねじ留め操作の必要性またはねじの脱落がない、窓ガラスの簡単かつ迅速な組み付けをもたらす。
窓ガラスをサッシ内に保持するための十分な強度をもたらすために、ガラス保持要素118は、金属、合金、またはこれらの組み合わせで作られることが好ましい。
次に密封要素119に目を向けると、密封要素119の断面形状は、以下により詳細に説明する突当ビードカバー201、217の断面形状に合わさるようになっている。この目的は、この2つの要素間に基本的に撥水性の移行部とウエザーシールド効果とをもたらすことである。
密封要素119は、申し分のない遮断および水密性をもたらすために、窓ガラス4の側辺リム114全体に沿って延在する。
密封要素119は、熱輸送を軽減するように、非金属材料で作られることが好ましい。断熱に関して優れた特性を有し、かつ熱輸送を回避する材料、または材料の組み合わせ、であれば、例えば単一のポリマーまたは複数ポリマーの組み合わせなど、如何なるものでも適している。
上記のように、サッシ突当ビードカバーおよびフレーム突当ビードカバーは、窓構造の耐候性化を助ける。側辺サッシ部材11、12の各々にサッシ突当ビードカバーが設けられ、側辺フレーム部材7、8の各々にフレーム突当ビードカバーが設けられる。
以下においては、一方の側辺サッシ部材11および一方の側辺フレーム部材7にそれぞれ設けられるようになっているサッシ突当ビードカバー201およびフレーム突当ビードカバー217について説明する。同様の、ただし鏡面反転された、サッシ突当ビードカバーおよびフレーム突当ビードカバーがもう一方のサッシおよび側辺フレーム部材12、8にそれぞれ配置されるようになっていることを理解されたい。
図9において最もよく分かるように、サッシ突当ビードカバー201は長手方向259を有し、フレーム突当ビードカバー217は長手方向260を有する。サッシ突当ビードカバー201は側辺サッシ部材11に組み付けられるようになっており、組み付けられた状態で、その長手方向259が側辺サッシ部材11の長手方向に沿って延在するようになっている。同様に、フレーム突当ビードカバー217は側辺フレーム部材7に組み付けられるようになっており、組み付けられた状態で、その長手方向260が側辺フレーム部材7の長手方向に沿って延在するようになっている。
サッシ突当ビードカバー201およびフレーム突当ビードカバー217の断面プロファイルは、それぞれの長手方向に沿って見ると、基本的に同様である。したがって、以下の説明はフレーム突当ビードカバー217の断面形状に言及しているが、サッシ突当ビードカバー201の断面形状にも当てはまる。
図8を参照すると、フレーム突当ビードカバー217はほぼ平坦な中央部分218を備える。その一端には、フレーム突当ビードカバー219が組み付けられた状態で、側辺フレームカバー270に設けられた水密ガスケット261に密封状に係合するように、フランジ219が延在する。
中央部分218の他端には、フレーム突当ビードカバー217が延在して、ガラスリム異形材102と共に、ラビリンスシールを形成する構成を成す。このラビリンスシールは、フレーム突当ビードカバー217の第1の壁220の延長部分として、一次壁262および第2の壁264の形態で形成される。これにより、第1の壁220と、一次壁262と、第2の壁264とによって溝様構造が形成される。
図示の実施形態において、第2の壁264はほぼ平坦な部分221で終端する。部分221は、中央部分218に基本的に平行であり、中央部分218とほぼ同じ高さにある。平坦な部分221は、略下向きのフランジ222で終端する。
ラビリンスシールを形成する溝様構造は、ガラスリム異形材102のL字形状104、105と第1の円弧壁106とで形成された流路に嵌まって、窓1の閉位置において突当ビードカバー201、217とガラスリム異形材102との間に基本的に撥水性の移行部を形成するようになっている。すなわち、平坦な部分221とフランジ222とは、ガラスリム異形材102の尖端107および2つの円弧壁106、108にほぼ重なるようになっている。これは、ビードカバー201、217に落ちる如何なる降水も突当ビードカバー201、217のラビリンスシール経由で、またはフランジ222経由で、窓ガラス4に重なるガラスリム異形材102の部分に、更には窓ガラス4に、効果的に導かれて遠ざけられるという効果を有する。したがって、壁104、105と第1の円弧壁106とで形成されたガラスリム異形材102の流路への降水の進入が大幅に防止されることになる。これは、貫通穴112、およびガラスリム異形材102を側辺サッシ部材11に固締するためにそこに挿入されたねじ、への如何なる降水の接触も基本的に防止されるので、有利である。したがって、ねじ穴経由での側辺サッシ部材11への湿気の侵入とねじの劣化とが防止されるか、または少なくとも軽減される。
次に、フレーム突当ビードカバー217が組み付けられた状態で上端となるべく意図された端部266に目を向けると、図5において最もよく分かるように、ほぼ矩形の切欠き229が上縁228に設けられている。切欠き229の側縁230および231は、上辺ケーシングロック機構535に設けられた構造542の両側面に設けられた切込み542a、542bに噛み合うべく構成されている。切欠き229の下縁232は、構造542の中間面565に当接すべく構成されている。したがって、フレーム突当ビードカバー217の切欠き229は、組み付け中に適正に位置付けられるように、上辺ケーシングロック機構535の構造542とその切込み542a、542bとに摺動係合すべく構成される。
サッシ突当ビードカバー201に目を向けると、組み付けられた状態で下端となるべく意図された端部269は、図9において最もよく分かるように、ガラス上方下辺サッシカバー319に対して組み付け手段としての役割を果たす折り返し部分207側に斜面280を有する。図10において最もよく分かる組み付け手段207とガラス上方下辺サッシカバー319上において対になる組み付け手段との連係は、それ自体は公知の方法で行われるので、ここでは詳細には説明しない。
次に図11に移ると、サッシ突当ビードカバー201が組み付けられた状態で上端となるべく意図された端部268には、サッシ突当ビードカバーの一部の延長部分281が設けられている。サッシ突当ビードカバー201の延長部分281は、降水をサッシ構造からより良好に排水させる。
図2および図13〜15を参照すると、窓1は、サッシ突当ビードカバー201ならびにフレーム突当ビードカバー217を更に備える。サッシ突当ビードカバー201ならびにフレーム突当ビードカバー217には、サッシまたはフレーム突当ビードカバー201または217をサッシ3またはフレーム2に固締するためのスナップロック固締手段の雄部208が設けられている。
以下において、スナップロック固締手段の雄部208は、フレーム突当ビードカバー217に言及して説明されるが、サッシ突当ビードカバー201のスナップロック固締手段の雄部も同様であることを理解されたい。
図13を参照すると、雄部208は第1の脚部210と第2の脚部211とを備え、両脚部はフレーム突当ビードカバー217の中央部分218の下からビードカバー217の中央部分218に対してほぼ垂直に延在する。第1の脚部210は第2の脚部211より短く、好ましくは第2の脚部211の長さのほぼ1/4〜3/4である。
第1の脚部210は、雄部208をフレーム突当ビードカバー217に固締するための固締手段、好ましくはポップリベット212、を収容可能な厚みを有する。
第2の脚部211は、それ自体の長手方向に対して垂直な方向283に可撓性があり、第1の脚部210側に、および第1の脚部210から遠ざかる方向に、撓み得る。第2の脚部211の第1の脚部210側とは反対側の面に突起216が設けられている。
雄部208は、スナップロック固締手段の雌部209にスナップロック式に係合するようになっている。サッシおよびフレーム突当ビードカバーのそれぞれの雄部208のために、サッシ3およびフレーム2のそれぞれに、雌部209が設けられている。
図4aおよび図4bから最もよく分かるように、フレーム突当ビードカバー217に設けられた雄部を受け入れるようになっている雌部209は、ピボットヒンジのフレーム側部分20に固締されるべく構成されている。同様に、サッシ突当ビードカバー201に設けられた雄部を受け入れるようになっている雌部209'は、ピボットヒンジ200のサッシ側部分(不図示)に固締されるべく構成されている。雌部209および209'は、必ずしもピボットヒンジの対応部分に固締される必要はないことを理解されたい。これら雌部は、側辺サッシ部材11と側辺フレーム部材7のそれぞれに直接固締されることが予想される。図14および図15に示されている雌部209は、フレーム突当ビードカバー217に係合するようになっているものであり、側辺フレーム部材7の表面に固締される。
スナップロック固締手段の雌部209は、全体として角ブラケットの形状を有する。その1つの脚部213は、ヒンジ部19、20または側辺部材7、11に固締するようになっている。その別の脚部214は、(図14に示されているように)上記の種類の雄部208を受け入れるべく構成された開口部215を有する。ピボットヒンジ200のヒンジ部は、スナップロック固締手段の雌部209の形成を助ける要素を有し得る。スナップロック固締手段の雌部209は、ヒンジ部に一体に形成され得る。
開口部215の形状は、実質的に、挿入された雄部208が雌部209内に保持されるようになっている。このために、第2の脚部211の可撓性および突起216は、スナップロック効果を得るために役立つ。
雌部209とのスナップロック係合から雄部208を解放するには、雄部208の第2の脚部211を雄部208の第1の脚部210に向けて押してゆくと、第2の脚部211の突起216が、雄部208の残りの部分と共に、開口部215を通過できるようになる。これで、雄部208を雌部209から引き出すことができる。
ねじによる従来技術の固締に勝る上記のスナップロック固締手段による突当ビードカバーの固締の利点は、本固締手段は突当ビードカバーに固締され、ねじのように容易に紛失されないことである。また、突当ビードカバーには、組み付け用ねじを挿入するための貫通穴がない。したがって、フレームおよびサッシ構造内に水が侵入する危険性が減る。また、より良好でより均質な外観が得られる。更に、この実施形態は、外側からのアクセスが可能なねじがないので、住居侵入に対してより安全な組み付けをもたらす。更に、このスナップロック係合を解除するには、雄部208の第2の脚部211の突起216を内側から押す必要があるので、窓1が組み付けられた建物の内側からしか解除できない。
このスナップロック固締手段の雄部208および雌部209は、どちらもPOM製である。ポリマーの使用は有利である理由は、ポリマーは熱伝導性が低いからである。したがって、熱ブリッジが形成される危険性が減る。更に、POMは、突当ビードカバーの安全確実かつ堅固な固締をもたらすために十分に高い引っ張り強度を有する。
ただし、スナップロック固締手段の雄部および雌部は、十分に高い引っ張り強度を有する好適な材料であれば如何なる材料でも作られ得ることが予想される。例えば、スナップロック固締手段の雄部は、適した可撓性および強度を有する金属または合金、あるいはこれらの組み合わせ、で作られた板ばねの形態でもよい。雌部は、堅牢性および熱ブリッジの形成の回避に関して、この板ばね材料に好適に匹敵するようになっている材料であれば如何なる材料でも作られ得る。
別の実施形態において、スナップロック固締手段の雌部は、サッシおよび/またはフレーム突当ビードカバーに設けられ、スナップロック固締手段の雄部は、サッシおよび/またはフレームに設けられる。
下辺フレームカバー237が設けられる。図9および図16において最もよく分かるように、下辺フレームカバー237は、組み付けられた状態で、その長手方向249が下辺フレーム部材6の長手方向に沿って延在するようになっている。下辺フレームカバー237は、降水の侵入から下辺フレーム部材6を保護するように、基本的に、下辺フレーム部材6の全長に沿って延在すべく構成される。
下辺フレームカバー237は、その長手方向249に垂直な平面を中心として基本的に対称である。以下においては、一方の側辺フレーム部材7と連係するようになっている下辺フレームカバー237の端部238とこの端部238と連係する各要素とに焦点を当てる。ただし、これらの考察は、下辺フレームカバー237の反対側端部とこの端部と連係する各要素にも当てはまることを理解されたい。
下辺フレームカバー237の端部域238は、以下に詳細に説明する中間部材245を介して、角ブラケット239用の組み付け部としての役割を果たすようになっている。角ブラケット239は、フレーム側辺部材と側辺フレームカバーとに接続されるようになっている継ぎ手セットの一部を形成する。
角ブラケット239は長手方向240を有し、組み付けられた状態で、その長手方向240が側辺フレーム部材7の長手方向に沿って延在するようになっている。このために、側辺フレーム部材7には、(詳細には図示されていない)凹部が設けられている。
図18から最もよく分かるように、角ブラケット239は、第1の壁241と、第2の壁242とを備え、この2つの壁は基本的に互いに垂直である。
角ブラケット239の第1の壁241の内面は、側辺フレーム部材7の外側面7aに(以下に詳述するように直接および間接的に)当接するようになっている。また、第1の壁241の内面は、下辺フレームカバー237の端縁244にも当接する(何れの図においても明確には認識不能)。
角ブラケット239の第2の壁242の内面は、側辺フレーム部材7の上面7bに、おそらく上記凹部内に、(直接および間接的に)当接するようになっている。また、第2の壁242の内面は、下辺フレームカバー237の上向き面274に(間接的に)当接するようになっている。
角ブラケット239の第1の壁241の外面は、側辺フレームカバー270の第1の壁272の内面に当接するようになっている。角ブラケット239の第2の壁242の外面は、側辺フレームカバー270の第2の壁273の内面に当接するようになっている。
図18において最もよく分かるように、角ブラケット239の一端243において、壁241、242はそれぞれ溝246および247で終端する。溝246、247は、側辺フレームカバー270の第1の壁272および第2の壁273において対になる折り返し部分276、277にそれぞれ嵌まるようになっている(図19を参照)。
折り返し部分276、277および溝246、247の寸法は、角ブラケット239への側辺フレームカバー270のスナップロック係合をもたらすように構成される。これにより、ねじなどの更なる組み付け手段なしに組み付けが行われるという点で、側辺フレームカバー270の組み付け工程が容易になる。
角ブラケット239には、シャッターまたは他の遮光形態などのオプションの装備品を後で組み付けるためのねじを通すための貫通穴278が設けられている。この図から分かるように、ここで穴278は、ブラケットの圧縮された部位に作られるので、例えばねじ頭用の、スペースが与えられる。ただし、この圧縮された部位は、例えば側辺フレームカバー270の表面の突出部(不図示)の受け入れなど、他の目的にも有用であり得るので、側辺フレームカバーと角ブラケットとの間のスナップロック係合に寄与し得る。
側辺フレームカバー270は、角ブラケット239にスナップロック係合されると、保持されるので、組み付け中に側辺フレームカバー270が屋根から落ちる危険性が減る。
また、角ブラケット239の長手方向の拡がり240は、側辺フレームカバー270に沿って上方に伸びている。このため、下辺フレームカバー237に対する、および側辺フレーム部材7に対する、側辺フレームカバー270の良好な案内が保証される。この結果、組み付けられた状態で、下辺フレームカバー237と側辺フレームカバー270との間の角部の安定性と堅牢性とが増す。
中間要素245(図17において最も明確に認識可能)が設けられる。中間要素245は、下辺フレームカバー237の端部領域238に位置付けられるようになっている。これは、角ブラケット239と、側辺フレーム部材7と、下辺フレームカバー237との間に位置付けられるように意図されている。
中間部材は、この分野において公知である。したがって、ここでは、この中間部材245が公知の種類の中間部材と異なる点についてのみ説明する。これら相違点は、従来技術の中間部材は下辺フレームカバーを側辺フレームカバーに直接連結するようになっているのに対して、本中間部材245は下辺フレームカバー237を側辺フレームカバー270に角ブラケット239を介して連結するようになっている事実に関わる。
したがって、組み付けられた状態で下辺フレームカバー237の上面251に平行になるべく構成された中間部材245の壁250に、スリット248が設けられる。スリット248は、角ブラケット239の第2の壁242から、角ブラケット239の第1の壁241に平行な方向に、延在する基本的にT字形状の突起252を受け入れるようになっている(図19参照)。突起252のT字形状は、挿入された後、さかとげとして機能し、角ブラケット239を中間部材245に保持するべく意図されている。
中間部材245の壁250からL字形状のフランジ253が突出する。その第1の壁254は壁250に対して基本的に垂直であり、その第2の壁255は壁250に対して基本的に平行である。サッシ3とフレーム2とが組み付けられた状態で、サッシ3が閉じられてフレーム2に接すると、このフランジはサッシ突当ビードカバー201のフランジに密封状に当接するようになっている。
中間部材の主目的は、水密接続をもたらすことである。
側辺フレームカバー270を案内するという局面に関しては、案内部材256が設けられる。案内部材256は、基本的にフック形状であり、その基部257がピボットヒンジのフレーム側部分20に固締されるようになっており、そのフック部258が側辺フレームカバー270のフランジ271の周囲を締め付けるようになっている。これにより、側辺フレームカバー270の、ねじ不要でありながら堅固な組み付けが更に容易になる。
上記のカバー部材237、270の取り付け方法に加え、フレーム部材5、6、7、8には、側方開口部とは反対側の外側面から突出する取り付け部材(不図示)が更に設けられ得る。この場合、カバー部材の穴は、カバー部材を取り付け部材に引っ掛けるために使用され得る。したがって、これらの穴は、フレーム2への容易かつ正確な取り付けに寄与し得る。これら取り付け部材は、例えば、一方の脚部がフレーム部材に取り付けられ、他方の脚部がフレームから僅かに突出して窓の外側を指す、僅かに湾曲した金属板として具現化され得る。
なお、複数の好適な実施形態の上記説明は単なる例として役立ち、当業者は、添付の実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく多くの変形例が可能であることを知るであろうことに留意すべきである。
本考案による窓の組み立てられた状態を下側、すなわち内側、から見た斜視図を示す。 本考案による窓の組み立てられた状態を上側、すなわち外側、から見た斜視図を示す。 本考案による下辺サッシガスケットと、遮断要素と、窓ガラス保持装置と、下辺サッシカバーとを特徴とする、本考案による窓の下辺サッシ部材の分解図を示す。 本考案によるスナップロック固締手段の雌部が取り付けられているピボットヒンジの斜視図を示す。 本考案によるスナップロック固締手段の雌部が取り付けられているピボットヒンジの斜視図を示す。 本考案による上辺ケーシングを組み付けるためのロック機構を1つの角度から見た斜視図を示す。 本考案による上辺ケーシングを組み付けるためのロック機構を別の角度から見た斜視図を示す。 本考案によるガラスリム異形材の斜視図を示す。 本考案によるガラスリム異形材と、フレーム突当ビードカバーと、側辺フレームカバーとが組み立てられた状態を断面図で示す。 本考案によるフレーム突当ビードカバー、サッシ突当ビードカバー、および側辺フレームカバーの分解図を示す。 本考案によるサッシ突当ビードカバーの下端部の斜視図を示す。 本考案によるサッシ突当ビードカバーの延長部分を特徴とするサッシ突当ビードカバーとフレーム突当ビードカバーとの間の移行部の斜視図を示す。 本考案による斜切面を備えたラビリンスシールを有するフレーム突当ビードカバーの下端部の斜視図を示す。 フレーム突当ビードカバーを本考案による窓に、本考案によるスナップロック固締手段によって、組み付ける工程の1つのステップを示す。 フレーム突当ビードカバーを本考案による窓に、本考案によるスナップロック固締手段によって、組み付ける工程の別のステップを示す。 フレーム突当ビードカバーを本考案による窓に、本考案によるスナップロック固締手段によって、組み付ける工程の別のステップを示す。 本考案の一実施形態における下辺フレームカバーの斜視図を示す。 本考案の一実施形態における下辺フレームカバーの別の角度からの斜視図を示す。 本考案による角ブラケットの斜視図を示す。 本考案による角ブラケットおよび側辺フレームカバーの斜視図を示す。 図2に対応する図であり、本考案による屋根窓を1つの角度から示す。 図1に対応する図であり、本考案による屋根窓を別の角度から示す。

Claims (9)

  1. 上辺部材(5)・下辺部材(6)・2つの側辺部材(7、8)を有するフレーム(2)を備えると共に、前記フレーム下辺部材(6)に組み付けられるようになっている下辺フレームカバー(237)と、前記フレーム側辺部材(7)に組み付けられるようになっている側辺フレームカバー(270)とを含むカバー(237、270)を備える屋根窓(1)において:
    前記下辺フレームカバー(237)は、前記フレーム側辺部材(7)および前記側辺フレームカバー(270)に接続されるようになっている継ぎ手セット(239、245)を備え;
    前記継ぎ手セットは角ブラケット(239)と中間部材(245)とを備え;
    前記角ブラケット(239)は、組み付けられた状態において、その長手方向(240)が前記側辺フレーム部材(7)の前記長手方向に沿って、延在するようになっている;
    ことを特徴とする、屋根窓(1)。
  2. 前記角ブラケット(239)は、前記側辺フレーム部材(7)に設けられた凹部内に延在するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の屋根窓。
  3. 前記角ブラケット(239)は第1の壁(241)と第2の壁(242)と備え、前記2つの壁は互いに対して基本的に垂直であることを特徴とする、請求項1または2に記載の屋根窓。
  4. 前記第1の壁(241)の内面が前記下辺フレームカバー(237)の一端縁(244)に当接することを特徴とする請求項3に記載の屋根窓。
  5. 前記角ブラケット(239)の前記第1の壁(241)の外面が前記側辺フレームカバー(270)の第1の壁(272)の内面に当接するようになっていることと、前記角ブラケット(239)の前記第2の壁(242)の外面が前記側辺フレームカバー(270)の第2の壁(273)の内面に当接するようになっていることとを特徴とする請求項3または4に記載の屋根窓。
  6. 前記壁(241、242)は、前記側辺フレームカバー(270)の前記第1および第2の壁の折り返し部分(276、277)に嵌まるようになっている溝(246、247)で終端することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の屋根窓。
  7. 前記折り返し部分(276、277)および前記溝(246、247)の寸法は、前記角ブラケット(239)への前記側辺フレームカバー(270)のスナップロック係合をもたらすように構成されることを特徴とする請求項6に記載の屋根窓。
  8. 前記角ブラケット(239)は、その後に、シャッターまたは他の遮光形態などの、オプションの装備品を後で組み付けるためのねじを通すべく意図された貫通穴(278)を備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の屋根窓。
  9. 組み付けられた状態で前記下辺フレームカバー(237)の前記上面(251)に平行になるべく構成された前記中間部材(245)の前記壁(250)にスリット(248)が設けられ、前記スリット(248)は、前記角ブラケット(239)の前記第2の壁(242)から前記角ブラケット(239)の前記第1の壁(241)に平行な方向に延在する基本的にT字形状の突起(252)を受け入れるようになっていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の屋根窓。
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