JP3193732U - 断熱要素を有する屋根窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱性が向上された屋根窓を提供する。【解決手段】フレーム平面を規定する上辺部材と下辺部材と2つの側辺部材とを有するフレームと、サッシ平面を規定する上辺部材と下辺部材10と2つの側辺部材とを有するサッシであって、窓ガラス4を担持するサッシとを備える屋根窓であって、下辺サッシ部材10に接続される下辺サッシカバー319を更に備える窓において、断熱要素303を更に備え、好ましくは更に下辺サッシ部材10と下辺サッシカバー319との間の移行部の断熱に適した下辺サッシガスケット310も備える。【選択図】図3

Description

考案の詳細な説明
本考案は、フレーム平面を規定する上辺部材と下辺部材と2つの側辺部材とを有するフレームと、サッシ平面を規定する上辺部材と下辺部材と2つの側辺部材とを有するサッシであって、窓ガラスを担持するサッシとを備える屋根窓に関する。
この種の屋根窓は、いくつかの異なる構成で公知であり、いくつかの異なる用途で極めて良好に機能することが分かっている。ただし、エネルギー保存、すなわち所謂U値、に関するより新しく更に厳しい要件に叶うことを目的として開発された屋根窓においては、上記の公知の種類の窓構造はエネルギー保存性が不十分であることが分かっている。
したがって、本考案の一目的は、断熱性が向上された屋根窓を提供することである。
この目的は、下辺サッシ部材と下辺サッシカバーとの間の移行部に、好ましくは窓の閉状態においてサッシおよびフレームそれぞれの下辺部材の間の間隙に跨る、断熱要素を備える上記の種類の屋根窓によって達成される。
これにより、以前は窓の下辺サッシ構造に、特に下辺サッシ部材とガラス上方サッシカバーとの間に、存在していた熱ブリッジが解消され得る窓が実現され、結果として窓のエネルギー保存性の向上、ひいてはU値の向上が保証される。
好適な一実施形態において、屋根窓は少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの、窓ガラス保持具を更に備え、断熱要素は窓ガラス保持具を収容するように形作られた凹部を少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、備える。窓ガラス保持具は凹部に好ましくは密嵌することによって断熱要素と(1つ又は複数の)窓ガラス保持具との間に空隙を生じさないため、更に良好な断熱性をもたらす。
組み付けられた姿勢において下辺サッシ部材に面する下辺サッシカバーの表面の輪郭にほぼ対応する輪郭を有する第1の表面を備える断熱要素を用いることによって、断熱要素の断熱性の更なる向上、ひいては屋根窓のエネルギー保存性の更なる向上が達成され得る。
特に好適な一実施形態において、屋根窓は下辺サッシガスケットを更に備える。この場合、断熱要素は、下辺サッシガスケットの対応する凹凸、すなわちリブまたは突起など、に係合して下辺サッシガスケットとの締り嵌めをもたらすことによって、より良好な断熱をもたらすようになっている凹凸、好ましくはスロットまたは凹部など、を有する第2の表面を備え得る。断熱性を向上するように、下辺サッシガスケットは、窓の閉状態において、サッシおよびフレームそれぞれの下辺部材間の間隙に跨ることが好ましい。
更なる好適な実施形態および利点は、以下の詳細な説明および添付の実用新案登録請求の範囲から明らかになるであろう。
以下に、一実施形態の非限定例によって、および概略図を参照して、本考案を更に詳しく説明する。
なお、図面の簡単な説明は末尾に載せた。
図1および図2は、平面16を規定する窓ガラス4と、フレーム平面を規定する上辺部材5と下辺部材6と2つの側辺部材7,8とを有するフレーム2と、サッシ平面を規定する上辺部材9と下辺部材10と2つの側辺部材11,12とを有するサッシ3とを備える、本考案による窓1の好適な一実施形態を示す。図示の実施形態においては、サッシ3およびフレーム2それぞれの側辺部材7,11;8,12の間に設けられるピボットヒンジ(図示せず)によってサッシ3はフレーム2に接続され、ピボットヒンジによって規定されたピボットヒンジ軸線21を中心に窓1のサッシ3を傾斜させることによってサッシ3を開くことができるという点で、この窓は中心懸架式である。ピボットヒンジは2つの部分、すなわちサッシ側部分とフレーム側部分、を備える。
使用されるヒンジは、本出願人の以前の特許出願である国際公開第9928581号および英国特許第1028251号に記載されている種類のものであることが好ましい。この種のヒンジにおいては、窓の開閉中、一方のヒンジ部分のタップと弯曲部材とが他方のヒンジ部分の弯曲した案内軌道内を移動する。この曲率半径により、このようなヒンジの使用時、ヒンジ軸線は実際の両ヒンジ部分の上方近距離にあるので、サッシフレームが回転されると、最初に弯曲部材が、次にタップが、軌道から出る。この組み合わせによってもたらされる移動パターンにより、中心懸架式窓の容易な操作が可能になるばかりでなく、サッシフレームのほぼ全周回転が可能になる。
窓1の閉位置とは、本説明で使用されるとき、フレーム平面とサッシ平面とが一致する、すなわち互いに対して0度の角度を成す、位置を意味する。同様に、窓1の開位置とは、本願明細書で使用されるとき、全般的に、サッシ3がピボットヒンジ軸線21を中心に傾斜し、フレーム平面とサッシ平面とがもはや一致していない位置を意味する。
図1に見られるように、窓1の長手方向軸線13は、フレーム上辺部材5とフレーム下辺部材6との間に、これら部材5,6に垂直に、延在すると規定される。窓の横方向軸線14は、フレーム側辺部材7および8の間に、これら部材7,8に垂直に、ひいては長手方向軸線13に垂直に、延在すると規定される。窓1の奥行軸線15は、長手方向軸線13および横方向軸線14の両方に垂直に延在すると規定される。ピボットヒンジ軸線21と横方向軸線14とは平行しており、各図に重なって図示されている。
窓1は、フレーム2とサッシ3とを互いにロックするための、それ自体は公知の種類のロック用組立体17と、窓1の閉位置においてサッシ3とフレーム2との間の間隙を密封するためにサッシ3に設けられる、略外周全体に延在する密封体18とを更に備える。密封体18は、少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つの、密封条片を備える。
図1には中心懸架式の窓1が示されているが、本考案による窓は、他の複数の実施形態においては、上辺懸架式でもよく、中間フレーム構造があっても無くてもよく、ヒンジ軸線が上辺と中心との間のどこかにあってもよく、側辺懸架式でもよく、更に言うなら下辺懸架式でもよい。
本考案による窓のサッシ3およびフレーム2は、例えば、木製部材で、あるいは注型または押出ポリウレタン(PUR:polyurethane)製部材で、製造され得る。
図3、図5、図6、図7、および図8を参照すると、窓1は、窓ガラス4が窓のサッシ3から脱落するのを防ぐように窓ガラス4を保持するための3つの窓ガラス保持具300,300'をサッシ3の下辺サッシ部材10に備える。窓のサイズによっては、1つまたは2つの窓ガラス保持具で十分な場合もあれば、3つを超える数が必要になる場合もある。必要な数は、窓ガラス保持具の形状、強度、および取り付け方式によっても異なり得る。
各窓ガラス保持具300,300'は、窓ガラス4に当接するようになっている面302を有するように形作られる。窓ガラス保持具300,300'の形状は、所望される窓の外形によって少なくとも部分的に決まる下辺サッシカバー319の下の利用可能空間に応じて、例えば、図面のようにほぼ楔形状、またはほぼ箱形状、にし得る。窓ガラス保持具は、おそらく、その外面のほぼ全体を下辺サッシカバーに当接させて配置され得る。この場合、下辺サッシカバーに対する良好な支持がもたらされる。しかし、断熱性を最適化するには、その間に空隙が設けられることが好ましい。
図6に例示されているように、窓ガラス保持具300,300'には、窓ガラス保持具の構造強度を増強するために適したリブ構造が設けられ得る。これにより、窓ガラスおよび下辺サッシカバー319の両方に対する支持が向上される。このリブ構造は、ほぼ平行な一対の長手方向リブ3020aおよび3020bならびにほぼ斜方向の一対のリブ3010aおよび3010bを備える。ただし、このリブ構造は、原則として、実現可能な数であれば如何なる数のリブでも備え得るほか、更なる強度をもたらすために適した実現可能な構造であれば如何なる構造でも有し得る。例えば、このリブ構造は、斜方向リブを一対のみ備えてもよく、あるいは、ほぼ平行なリブを2つより多くまたは少なく備えてもよい。このリブ構造と窓ガラス保持具300とは単一体として成形されることが好ましいが、別個の補強部材を用いることも可能である。
窓ガラス保持具300は、下辺サッシカバー319の確実かつ耐久性のある取り付けをもたらすようになっている。したがって、窓ガラス保持具300は、カバーの下に位置付け可能な形状を有するばかりでなく、例えばカバーが強風または豪雪に襲われたときに、カバーを支持し、その変形を防止するためにも設計される。特に、組み付け用ねじが下辺サッシカバーに貫入する箇所は、窓ガラス保持具による支持が必要になり得る。上記のリブのレイアウトは、このような配慮によって少なくとも部分的に規定され得る。
図6〜8の実施形態において、下辺サッシカバー319は窓ガラス保持具300に、窓ガラス保持具の材料に貫入するねじ3001を用いて、直接取り付けられる。代わりに、または補足として、図3および図5に示されているように、保持クリップ301を用いることも可能である。この場合、これら保持クリップは、ねじのためのガイドとして機能するばかりでなく、下辺サッシカバー319と窓ガラス保持具300との間に空間を生じさせる間隔保持材としても機能する。
ただし、保持クリップ301は、窓ガラス保持具300とのスナップロック係合用に適合化されることによって、下辺サッシカバー319と窓ガラス保持具との間の接続の確立にも役立ち得る。この場合、ねじは、保持クリップを下辺サッシカバーに取り付けるためにのみ必要とされる。これは、カバーの組み付けを容易にし得ると共に、熱ブリッジの形成を防止し得るばかりでなく、保守、修理、または交換のために下辺サッシカバーの容易な取り外しを可能にする。このような保持クリップは、「A roof window with a covering fastening device(カバー固定具を有する屋根窓)」と題する同日提出の同時係属出願に記載されているように具現化され得る。
窓ガラス保持具300には、このような保持クリップ301に、好ましくはスナップロック式に、係合するようになっている開口3040が設けられ得る(図3を参照)。
窓ガラス保持具300,300'および保持クリップ301は硬質プラスチック製であることが好ましく、窓ガラス保持具300には、図6〜8に示されているように窓構造への取り付け用のねじ3031を収容するための穴3030が設けられることが好ましい。
ここで、下辺サッシカバー319は、第1の区画320と第2の区画321と第3の区画322とを備える。第1の区画320は、窓ガラス4に当接するようになっている。第2の区画321は、実質的に第1の区画320の拡張部分として第1の区画320に平行に延在し、下にある(1つ又は複数の)窓ガラス保持具300,300'と断熱要素303と下辺サッシガスケット310と下辺サッシ部材10とを覆うようになっている。第3の区画322は、第2の区画321にほぼ垂直に第2の区画321から延在し、窓ガラス4から窓1の長手方向13に離れた側の下辺サッシ部材10の表面を保護するようになっている。
下辺サッシ部材10と下辺サッシカバー319との間の移行部の断熱をもたらすために、断熱要素303が設けられる。断熱要素303は、窓ガラス保持具300,300'を収容するべく形作られた凹部304を少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、備える。凹部304は、窓ガラス保持具300の周囲に締り嵌めをもたらすように形作られ、これにより、窓ガラス保持具300の近傍に最適な断熱状態をもたらすことが好ましい。断熱要素303に軟質材料を用いる場合は、保持装置300,300'を断熱要素に単に押し込んで断熱材料を圧縮することによって凹部を形成してもよい。ただし、これは、断熱性に悪影響を及ぼすので、あまり好適ではない。
断熱要素303は、スチレン製、ポリスチレン製、発泡ポリスチレン(EPS:expanded polystyrene)製、または押出ポリスチレン(XPS:extruded polystyrene)製であることが好ましい。断熱要素303は、1つの要素として製造されることが好ましいが、原則として、互いに隣接し合ういくつかの要素でもよい。断熱要素303は、下辺サッシ部材10と下辺サッシカバー319との間に載置されるように、固定具または結合剤(図示せず)、例えば複数のねじ、接着剤、または粘着剤など、によって下辺サッシ部材10に取り付けられる。好ましくは、窓ガラス4と下辺サッシカバー319とが窓1に取り付けられる前に、断熱要素303と(1つ又は複数の)窓ガラス保持具300とは、両要素を貫通して下辺サッシ部材10に貫入する同じ固定具、好ましくはねじ、を用いて取り付けられる。
断熱要素303は、組み付けられた姿勢において下辺サッシ部材10に面する下辺サッシカバー319の表面306の輪郭にほぼ対応する輪郭を有する第1の表面305を備えることが好ましい。
断熱要素303は、更に、窓1の窓ガラス4から窓1の長手方向13に離れる方向に、下辺サッシ部材10から延在する。断熱要素303は、第2の表面307を備える。第2の表面307は、以下に説明する下辺サッシガスケット310の対応する凹凸309、すなわちリブまたは突起など、に係合するようになっている凹凸308、好ましくはスロットまたは凹部など、を有し得る。
断熱部材の第1の表面305には、窓の長手方向13に延在する溝324が複数設けられる。これらの溝は、例えば結露の結果として、下辺サッシカバー319の下に溜まった水分を流出させるための排水溝としての役割を果たすべく意図されている。
上記のような断熱要素303を設けることは、木製のフレーム2およびサッシ3を有する窓1の場合に特に好適である。ポリウレタンまたは同様の材料から成るサッシ3およびフレーム2を有する窓の場合は、断熱要素と下辺サッシ部材10とを1つの一体型要素にし得る。
引き続き図3、図5、図6、図7、および図8を参照すると、窓1は、下辺サッシ部材10に取り付けられた、好ましくはゴム材料製の、下辺サッシガスケット310を更に備える。下辺サッシガスケット310は、窓1の閉位置において下辺サッシ部材10と下辺フレーム部材6との間の間隙を密封するべく意図されている。
更に図4を参照すると、下辺サッシガスケット310は第1の部分316と、第2の部分317と、第1の部分316に対応する第1の表面部分311aおよび第2の部分317に対応する第2の表面部分311bを備える第1の表面311と、第1の表面311の反対側の第2の表面312とを備える。第1の部分316は、下辺サッシ部材10に取り付けられるようになっている。第2の部分317は、下辺サッシ部材10に取り付けられると、窓ガラス4から窓1の長手方向13に離れる方向に、下辺サッシ部材10から延在する。したがって、図5において最も良く分かるように、下辺サッシガスケット310はサッシの下端を越えて突出し、サッシ下辺部材10とフレーム下辺部材6との間の間隙に跨る。断熱要素303もこの間隙を越えて突出するが、ガスケットほど遠くまでは延在しない。
図5に示されている実施形態における下辺サッシガスケット310は、下辺サッシ部材10の全幅にわたって延在することによって、窓ガラス4とサッシ3との間の接合箇所の防水に寄与するが、そうである必要はないこと、および/またはガスケットを断熱要素303と下辺サッシ部材10との間に単に圧締することによって固定し得ること、を理解されたい。
下辺サッシガスケット310は、上記の断熱要素303の表面307に形成されたスロットまたは凹部などの凹凸308に係合する、リブまたは突起など、対応する凹凸309を備え得る。第2の表面312が凹凸309を備えることが好ましい。
第1の表面311の第1の表面部分311aは、下辺サッシ部材10に取り付けられるようになっている。図5および図8において最も良く分かるように、第1の表面311の第2の表面部分311bは、窓1の閉位置において下辺サッシ部材10と下辺フレーム部材6との間の間隙を密封するように、窓1の閉位置において、下辺フレーム要素6に組み付けられた下辺フレームカバー237に密に当接するようになっている。このために、下辺サッシガスケット310の第2の部分317は、下記のように構成される。
図4の断面図に示されているように、下辺サッシガスケット310の第1の部分316は、ほぼ平坦であり、断面が矩形である。他方、第2の部分317は、第1の断面区画313と第2の断面区画314と第3の断面区画315とを備える。第1の断面区画313は、第1の部分316にほぼ平行に、第1の部分316の拡張部分として延在する。第2の断面区画314は、第1の断面区画313に対して、好ましくは10度乃至45度、傾斜している。第3の断面区画315は、第2の部分317がほぼフック形状の断面を備えるように、第2の断面区画314に対して、好ましくは45度乃至85度、傾斜している。
第2の部分317は、上記に加え、下辺サッシカバー319の第3の区画322に密封状に当接するようになっていてもよい。この点に関して、第2の部分317のフック形状の断面構成は、より大きな当接面、ひいてはより良好な密封性、をもたらすという更なる利点を有する。
下辺サッシガスケット310は、第1の表面311からほぼ直角に延在するフランジ318を少なくとも1つ、好ましくは第1の部分316と第2の部分317との間の移行部に、更に備え得る。フランジ318は、下辺サッシガスケット310と下辺サッシ部材10との間に水分が浸透し得ないことを保証するように、窓ガラス4から窓1の長手方向13に離れた側の下辺サッシ部材10の表面に当接するようになっている。
窓を閉じると、図5および図8の組み合わせから分かるように、ガスケット310の最も外側の区画315は、おそらく第2の区画314も、下辺フレームカバー237の上部外面2371に接触する。
下辺サッシカバー319と、(1つ又は複数の)窓ガラス保持具300,300'と、断熱要素303と、下辺サッシガスケット310とは、好ましくはこの順番で、要素319,300,303、310を全て貫通して下辺サッシ部材10に貫入する同じ固定具、好ましくは少なくとも1つのねじ、によって全て下辺サッシ部材10に取り付けられ得る。ただし、2つ以上の取り付けステップに分離すると、熱ブリッジの形成を防止し得るので、好都合でもあり得る。
断熱要素303および下辺サッシガスケット310の上記実施形態は、木製のフレーム2およびサッシ3を有する窓1を特に対象としている。
押出または注型ポリウレタン(PUR)製または同様の材料製のフレーム2およびサッシ3を有する窓1の場合、下辺サッシ部材10と断熱要素303とは1つの一体型要素として製造され得る。他方、下辺サッシガスケット310は、一体化された下辺サッシ部材10および断熱要素303の溝または凹部に配置される1つ以上の密封条片または同様の適した要素として設けられ得る。
図9および図10には、本考案による窓の開状態が2つの異なる角度から示されている。
なお、複数の好適な実施形態の上記説明は例として役立つに過ぎないこと、および当業者は添付の実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく多くの変形例が可能であることを知るであろうことに留意すべきである。
本考案による窓の組み立てられた状態を内側から見た斜視図を示す。 本考案による窓の組み立てられた状態を外側から見た斜視図を示す。 本考案による断熱要素を特徴とする、本考案による窓の下辺サッシ部材の分解図を示す。 図3に示されている下辺サッシガスケットの断面図を示す。 本考案の一実施形態による屋根窓の下辺部分の断面図を示す。 本考案による窓ガラス保持具および下辺サッシカバーを下から見た斜視図を示す。 図6の窓ガラス保持具が組み付けられた状態を下辺サッシカバーを取り外して上から見た図を示す。 本考案による屋根窓が開状態にあるときのサッシおよびフレームの最下部を示す。 図2に対応する図であり、本考案による屋根窓を1つの位置から示す。 図1に対応する図であり、本考案による屋根窓を別の位置から示す。

Claims (10)

  1. フレーム平面を規定する上辺部材(5)と下辺部材(6)と2つの側辺部材(7,8)とを有するフレーム(2)と、
    サッシ平面を規定する上辺部材(9)と下辺部材(10)と2つの側辺部材(11,12)とを有するサッシ(3)であって、窓ガラス(4)を担持するサッシ(3)と、
    前記下辺サッシ部材(10)に接続される下辺サッシカバー(319)と、
    を備える屋根窓(1)であって、
    前記下辺サッシ部材(10)と前記下辺サッシカバー(319)との間に断熱要素(303)を更に備えることと;前記窓の閉状態において前記断熱要素は前記サッシおよび前記フレームそれぞれの前記下辺部材の間の間隙にまたがって位置するようにされることと;少なくとも1つの、窓ガラス保持具(300)を更に備え、前記窓ガラス保持具は前記断熱要素(303)の凹部(304)に収容されることと;を特徴とする、屋根窓(1)。
  2. 前記少なくとも1つ凹部(304)は前記少なくとも1つの窓ガラス保持具(300)の周囲に締り嵌めをもたらすように形作られることを特徴とする、請求項1に記載の屋根窓。
  3. 前記断熱要素(303)は、前記下辺サッシ部材(10)に面する前記下辺サッシカバー(319)の表面(306)の輪郭にほぼ対応する輪郭を有する第1の表面(305)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の屋根窓。
  4. 前記屋根窓(1)は、下辺サッシガスケット(310)を更に備え、前記断熱要素(303)は、前記下辺サッシガスケット(310)のリブまたは突起などの凹凸(309)に係合するようになっている、スロットまたは凹部など、対応する凹凸(308)を有する第2の表面(307)を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の屋根窓。
  5. 前記窓の閉状態において前記下辺サッシガスケットは前記サッシおよび前記フレームそれぞれの前記下辺部材の間の間隙に跨ることを特徴とする、請求項4に記載の屋根窓。
  6. 前記断熱要素(303)はスチレン、ポリスチレン、発泡ポリスチレン(EPS)、および押出ポリスチレン(XPS)から成る群から選択された1つ以上の材料から成ることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の屋根窓。
  7. 前記断熱要素(303)は1つの要素として、または相互に接続されるいくつかの要素として、製造されることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の屋根窓。
  8. 前記断熱要素(303)と前記下辺サッシ部材(10)とは複数のねじ、および/または接着剤、および/または粘着剤、によって相互接続されることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の屋根窓。
  9. 前記断熱要素(303)と前記下辺サッシ部材(10)とは1つの一体型要素として設けられることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の屋根窓。
  10. 前記窓ガラス保持具(300)を少なくとも2つ備える、請求項1から9のいずれかに記載の屋根窓。
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