JP2007046175A - 吸光蓄熱性織編物 - Google Patents

吸光蓄熱性織編物 Download PDF

Info

Publication number
JP2007046175A
JP2007046175A JP2005229243A JP2005229243A JP2007046175A JP 2007046175 A JP2007046175 A JP 2007046175A JP 2005229243 A JP2005229243 A JP 2005229243A JP 2005229243 A JP2005229243 A JP 2005229243A JP 2007046175 A JP2007046175 A JP 2007046175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
woven
knitted fabric
light
infrared
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005229243A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Tanaka
金吾 田中
Hiromichi Ishimura
博道 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiren Co Ltd
Original Assignee
Seiren Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiren Co Ltd filed Critical Seiren Co Ltd
Priority to JP2005229243A priority Critical patent/JP2007046175A/ja
Publication of JP2007046175A publication Critical patent/JP2007046175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

【課題】布帛の風合いや強度を損なわず、洗濯耐久性にすぐれ、白色、淡色、濃色などの様々な色に染色加工できる赤外線低反射加工光蓄熱性繊維製品を提供する。
【解決手段】ポリアミド繊維または/およびセルロース繊維を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物を、硫化物および還元剤を含まず且つ硫黄の二重結合をもたない硫化染料を用いて無地染めして、600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す織編物とし、次いで該織編物を分散染料を用いて染色して600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す吸光蓄熱織編物を得る。
【選択図】なし

Description

本発明は、吸光蓄熱性織編物とこの織編物を製造するのに使用する特定の硫化染料に関する。さらに詳しくは、蓄熱性が望まれる衣料、インテリア、その他の繊維資材などに利用できる吸光蓄熱性織編物及び該織編物を製造するのに使用する硫化染料に関する。
特許文献1や特許文献2には赤外線吸収剤及び必要に応じてバインダーを繊維製品に分散、固着して得られる加工製品及び加工方法が記載されている。
特許文献3には、合成繊維に炭化ジルコニウムなどの赤外線吸収剤を含有させた加工製品、加工方法が記載されている。
特許文献4にはセルロース繊維に赤外線吸収性能の高いスレン染料を用いて染色した後、反応染料や直接染料を用いて染色して得られる加工製品、加工方法が記載されている。
特許文献1においては、赤外線吸収剤として有色の分散染料を用いており、洗濯耐久性には優れるものの、淡色および白色を得られないという問題点があった。
特許文献2においては、無色の赤外線吸収剤を用いているものの、繊維に対してバインダーや架橋剤を用いて固着させるため、洗濯耐久性に欠けるという問題点があった。
特許文献3においては、赤外線吸収剤を混ぜることで糸の強度低下を起こすおそれがあった。
特許文献4においては、黒のスレン染料を用いることで、淡色や白色を得られず、また、ナイロンをスレン染料を用いて淡色で染めた場合は耐光堅牢度が悪くなり綿以外の素材には応用できないという問題点があった。
特開平2−19571号公報 特開平8−3870号公報 特開平1−132816号公報 特開平9−291463号公報
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決することにあり、特に布帛の風合いや強度を損なわず、洗濯耐久性にすぐれ、白色、淡色、濃色などの様々な色に染色加工できる吸光蓄熱性織編物及びその製造方法を提供する。
本発明は、第1に硫化物および還元剤を含まず、且つ硫黄の二重結合をもたない硫化染料を用いて無地染めしたポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物であって、600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示すことを特徴とする吸光蓄熱性織編物である。
本発明は、第2に、硫化染料が下記の化学式1で示されることを特徴とする上記吸光蓄熱性織編物である。
Figure 2007046175
本発明は、第3に、該硫化染料で無地染めした上に、ポリエステル繊維に対して分散染料を用いて染色してなる600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す吸光蓄熱性織編物である。
本発明は、第4に、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物のセルロース繊維の混率が5〜70%である上記の吸光蓄熱性織編物である。
本発明は、第5に、JIS L 0217 103法にて10回洗濯後の変退色が4級以上で、600〜1300nmの赤外線反射率の洗濯前からの低下率が2%以内であり、吸光蓄熱性評価方法において、300秒後に7℃以上の吸光蓄熱性を有する上記の吸光蓄熱性織編物である。
本発明は、第6に、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物を、硫化物および還元剤を含まず且つ硫黄の二重結合をもたない硫化染料を用いて無地染めして、600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す織編物とし、次いで該織編物を分散染料を用いて600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す吸光蓄熱効果を持つことを特徴とする吸光蓄熱性織編物の製造方法である。
本発明によれば、硫化染料で織編物のポリアミド繊維、セルロース繊維を無地染めして600〜1300nmで赤外線の反射率を70%以下に下げた布帛に、分散染料を用いてポリエステル繊維を染色するので布帛の風合いを損なうことなく、耐光堅牢度、洗濯耐久性に優れた吸光蓄熱性を有する織編物を得ることができる。
本発明で使用するセルロース繊維の素材としては、綿、麻等の天然繊維、レーヨン、ポリノジック、キュプラなどの再生繊維、リヨセル等の精製セルロース等が、ポリアミド繊維の素材としては、ナイロン6、ナイロン66等があげられる。またポリエステル繊維としては、ポリエチレンテレフタレートの他カチオン可染ポリエステルやポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートなどを用いることができる。
また、本発明に於いて用いることのできる布帛としては、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つをポリエステル繊維と交編・交織してなる織編物、或いは、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つをポリエステル繊維と混紡・混繊した糸を用いてなる織編物であって、これらの糸が織編物中において均一に分布させてなるものが用いられる。織編物中に均一に分布させるとは、織編物の全面に亘って、使用されているポリアミド繊維やセルロース繊維が偏り無く分布し、ほぼ均一に織編み込まれた状態をいう。
また、本発明の織編物には異形断面糸や中空繊維を用いることもできる。異形断面糸を用いることにより織編物に吸汗性を付与することができ、中空繊維を用いることにより、更に保温効果を上げることができる。
ポリアミド繊維または/およびセルロース繊維とポリエステル繊維の交編織や混紡品におけるポリアミド繊維とセルロース繊維の総割合は5〜70%、好ましくは15〜50%である。これらの繊維の割合が5%より少ないと硫化染料で染色された部分が少なく十分な吸光蓄熱効果を得ることが難しくなり、70%より多くなると硫化染色されたポリアミド繊維またはセルロース繊維の割合が多くなり、白色や鮮やかな淡色が出せなくなる。
また、本発明の織編物は、天竺、両面スムース、鹿の子、またはこれらの変化編みなどの組織を用いたポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を均一に分布させた各種の組織の編物や、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織物に均一に分布させた各種の組織の織物を用いることができる。特に、ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上とポリエステル繊維の交織編物の場合は、織編物の裏面にポリアミド繊維、セルロース繊維が均一にまたは全面に露出し、他方表面にポリエステルが多く露出する、例えば二重織編物のような組織であることが好ましい。
これらの織編物をまず、所定の硫化染料にて液流染色法等による浸染、パディングまたは捺染により染色する。使用する染料としては、硫化物や還元剤を含まず硫黄の二重結合をもたない硫化染料が使用され、特に下記の化学式1で示されるものが好ましい。また、必要に応じて硫化染料染色後に還元洗浄、過酸化水素水による漂白等によりポリエステルの白度を向上させてもよい。
本発明で用いる硫化染料は硫化物、還元剤や硫黄の二重結合を含まないので、織編物の脆化を抑えることができる。また、一般に、硫化染料はいくつかの構造の混合物であり、染料製造工程で用いる還元剤などの不純物を含んでいるため染色時の色の再現性に劣るところがあるが、本発明で用いる化学式1の硫化染料は単一構造でかつ硫化物や還元剤を含まないため染色の色再現性にすぐれている。
更に、硫化染料でポリアミド繊維、セルロース繊維を無地染めした上に、ポリエステル繊維に分散染料を用いて、浸染や捺染、インクジェット捺染などの方法により染色することが好ましい。
Figure 2007046175
染法が類似のものとして建染染料がある。建染染料も赤外線吸収効果や吸光蓄熱効果があり、ポリアミド繊維、セルロース繊維に染色でき、染料を還元して繊維に固着させ酸化することで染色を行うが、建染染料は還元電位が高いため強い還元剤を用いなくてはならず、還元剤により繊維が劣化するおそれがあった。これに対し硫化染料は還元電位が低いので、強い還元剤を併用する必要がなく、繊維の劣化が抑えられる。
また、硫化染料や建染染料は多くのベンゼン環が縮合した化学構造を持ち、可溶化後、繊維に固着させ、不溶化して高い染色堅牢度を持つ染料であるが、本発明で用いる硫化染料は、硫化物や還元剤を含まず硫黄の二重結合をもたないものである。特に、ベンゼン環が連続して且つ側鎖のない構造を持ち原子量の高い硫黄原子を含む、硫黄の二重結合のない分子量の大きな化学式1の化学構造を持つ染料が好ましく用いられ、光エネルギーを効率的に、熱エネルギーに交換する性能が大きいと考えられる。
また、本発明で用いられる分散染料としては、例えば、C.I.Disperse Yellow 114、C.I.Disperse Yellow 192、C.I.Disperse Yellow 211、C.I.Disperse Red 167:1、C.I.Disperse Red 343、C.I.Disperse Blue 60、C.I.Disperse Blue 79、C.I.Disperse Blue 343などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
上記の硫化染料を用いて浸染、パディングまたは捺染により織編物の600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって赤外線反射率を70%以下にした上で、更に分散染料を用いて染色するので、様々な色において吸光蓄熱効果を得ることができる。また、硫化染料で染色し、赤外線の反射率を70%以下に下げ、分散染料を用いて染色するので、風合いが硬化せず、堅牢度に優れ、洗濯耐久性にすぐれた吸光蓄熱性織編物を得ることができる。
以下、本発明を実施例に従って詳細に説明する。
測定方法は以下の通りである。
〔赤外線反射率〕
株式会社島津製作所製UV−3100を用いて生地の表面の可視光および赤外線領域の反射率を測定した。
〔風合い〕
試料を官能検査にて評価した。
○ 柔らかい
△ 普通
× 硬い
〔吸光蓄熱性〕
試料の表面を外側とした2×3cmの袋状で、熱電対温度計(ティアンドディ社製 TR−71S)の測定部を包み、発泡スチロールの上に置いた。室温20℃、湿度65%に保たれた室内で、光源にレフランプ(300W)を用い、60cmの高さから試料の表面を300秒間照射し試料の温度を測定し、温度上昇差により蓄熱効果を評価した。この値の大きいものほど吸光蓄熱性が優れる。
表地にポリエステル長繊維100%、裏地にナイロン6長繊維40%とポリエステル長繊維60%を使用した、目付け150g/mの編物に精練、ヒートセットを施した。次いで化学式1の硫化染料を用いて、浸染により、窒素雰囲気下で下記処方1を用い、95℃で40分間ナイロン6の染色を行った。
処方1
硫化染料
(Diresul Black 4GEV クラリアント社製)
8%owf
ソーダ灰 24%owf
二酸化チオ尿素 18%owf
無水芒硝 20g/L
その後、硫化染料で染色した編物をメタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ5g/L溶液中で60℃で20分間洗浄後、界面活性剤2g/L、ソーダ灰2g/L、ハイドロサルファイト2g/L溶液中で90℃で10分間洗浄後、水洗し乾燥を行った。その後下記処方2の分散染料を用いて120℃で30分間ポリエステルの染色を行った。
処方2
分散染料
(Sumikaron Red SE−RPD 住化ケムテックス(株)製)
3.0%owf
均染剤(非イオン系界面活性剤 日華化学(株)製 KM−718)
0.3g/L
酢酸 0.5cc/L
染色後、界面活性剤0.5cc/L、ソーダ灰2g/L、ハイドロサルファイト2g/L溶液中で90℃で10分間洗浄後、150℃にて仕上げを行った。吸光蓄熱性を表1に生地の風合いを表2に赤外線反射率を表3及び図1に示す。
表地にポリエステル長繊維100%、裏地に綿10%とポリエステル長繊維90%を使用した目付け300g/mの編物に精練、シルケット加工、ヒートセットを施した。次いで化学式1の硫化染料を用いて、浸染により、窒素雰囲気下で下記処方3を用い、95℃で40分間綿の染色を行った。
処方3
硫化染料
(Diresul Black 4GEV クラリアント社製)
1%owf
ソーダ灰 15%owf
二酸化チオ尿素 10%owf
無水芒硝 20g/L
その後、硫化染料で染色した編物をメタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ5g/L溶液中で60℃で20分間洗浄後、界面活性剤2g/L溶液中で90℃で10分間洗浄後、水洗し乾燥を行った。その後下記処方4の顔料を用いて捺染を行った。
処方4
顔料
(DEXCEL RUBINE HB 大日本インキ化学工業(株)製) 2部
アクリル系バインダー樹脂
(ネオステッカー PB−3 日華化学(株)製) 80部
水 18部
その後、150℃にて1分間乾燥を行った。吸光蓄熱性を表1に生地の風合いを表2に赤外線反射率を表3及び図1に示す。
〔比較例1〕
実施例1と同様の編物に精練、ヒートセットを施し、下記処方5にて120℃で30分間ポリエステルの染色を行った。
処方5
分散染料
(Sumikaron Red SE−RPD 住化ケムテックス株式会社製)
3.0%owf
均染剤
(非イオン系界面活性剤 KM−718 日華化学(株)製) 0.3g/L
酢酸 0.5cc/L
染色後、界面活性剤0.5cc/L、ソーダ灰2g/L、ハイドロサルファイト2g/L溶液中で90℃で10分間洗浄後、150℃にて仕上げを行った。吸光蓄熱性を表1に生地の風合いを表2に赤外線反射率を表3及び図1に示す。
〔比較例2〕
実施例1と同様の編物に精練、ヒートセットを施し、下記処方6の分散染料を用いて120℃で30分間ポリエステルの染色を行った。
処方6
分散染料
(Sumikaron Red SE−RPD 住化ケムテックス(株)製)
3.0%owf
均染剤
(非イオン系界面活性剤 KM−718 日華化学(株)製) 0.3g/L
酢酸 0.5cc/L
染色後、界面活性剤0.5cc/L、ソーダ灰2g/L、ハイドロサルファイト2g/L溶液中で90℃で10分間洗浄後、赤外線吸収剤(住友大阪セメント(株)製 SNE−115 5%ows)を付与後150℃にて乾熱処理した。
吸光蓄熱性を表1に、生地の風合いを表2に、赤外線反射率を表3及び図1に示す。
〔比較例3〕
実施例1と同様の編物に精練、シルケット加工、ヒートセットを施したものを用い下記処方7の顔料を用いて捺染を行った。
処方7
顔料
(DEXCEL RUBINE HB大日本インキ化学工業(株)製) 2部
アクリル系バインダー樹脂
(ネオステッカー PB−3 日華化学(株)製) 80部
水 18部
その後、150℃にて1分間乾燥を行った。吸光蓄熱性を表1に生地の風合いを表2に赤外線反射率を表3及び図1に示す。
Figure 2007046175
Figure 2007046175
Figure 2007046175
本発明の実施例、比較例の反射率を示すグラフである。

Claims (6)

  1. 硫化物および還元剤を含まず、且つ硫黄の二重結合をもたない硫化染料を用いて無地染めしたポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物であって、600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示すことを特徴とする吸光蓄熱性織編物。
  2. 硫化染料が下記の化学式1で示されることを特徴とする請求項1記載の吸光蓄熱性織編物。
    Figure 2007046175
  3. 該硫化染料で無地染めした上に、ポリエステル繊維を分散染料を用いて染色し600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す請求項1または2記載の吸光蓄熱性織編物。
  4. ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物において、ポリアミド繊維、セルロース繊維の総混率が5〜70%である請求項1乃至3のいずれか1項記載の吸光蓄熱性織編物。
  5. JIS L 0217 103法にて10回洗濯後の変退色が4級以上で、洗濯後の600〜1300nmの赤外線反射率が洗濯前に比べ反射上昇率が2%以内であり、吸光蓄熱性評価方法において、300秒後に7℃以上の吸光蓄熱性を有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の吸光蓄熱性織編物。
  6. ポリアミド繊維、セルロース繊維のうち少なくとも一つ以上を織編物に均一に分布させたポリエステル繊維からなる織編物を、硫化物および還元剤を含まず且つ硫黄の二重結合をもたない硫化染料を用いて無地染めして、600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す織編物とし、次いで該織編物を分散染料を用いて600〜1300nmの赤外線波長領域にわたって70%以下の赤外線反射率を示す吸光蓄熱効果を持つことを特徴とする吸光蓄熱性織編物の製造方法。
JP2005229243A 2005-08-08 2005-08-08 吸光蓄熱性織編物 Pending JP2007046175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229243A JP2007046175A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 吸光蓄熱性織編物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229243A JP2007046175A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 吸光蓄熱性織編物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007046175A true JP2007046175A (ja) 2007-02-22

Family

ID=37849237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229243A Pending JP2007046175A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 吸光蓄熱性織編物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007046175A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067147A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Asakura Senpu Kk 吸熱性材料及び吸熱性材料の製造方法
JP2014070295A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Tokai Senko Kk ポリアリレート繊維の染色方法及び染色されたポリアリレート繊維

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516916A (en) * 1978-07-18 1980-02-06 Tokai Electro Chemical Co Ruduction dyeng by redox type dyestuff
JPS5576179A (en) * 1978-12-01 1980-06-09 Toray Industries Dyeing of fiber structure
JPS57161176A (en) * 1981-03-24 1982-10-04 Sumitomo Chemical Co Fastness dyeing of fiber material
JPH0560496A (ja) * 1991-09-03 1993-03-09 Kanebo Ltd ポリアミド系迷彩加工布帛
JPH09291463A (ja) * 1996-04-19 1997-11-11 Nisshinbo Ind Inc セルロース系繊維構造物の近赤外線吸収加工方法
JPH11131376A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Atsugi Nylon Industrial Co Ltd 太陽光線蓄熱繊維製品及びその製造方法
JP2003166182A (ja) * 2001-11-28 2003-06-13 Toray Ind Inc 赤外線偽装シート
JP2004346453A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Teijin Cordley Ltd 皮革様シート状物の染色方法
JP2006176941A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Seiren Co Ltd 赤外線低反射加工織編物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516916A (en) * 1978-07-18 1980-02-06 Tokai Electro Chemical Co Ruduction dyeng by redox type dyestuff
JPS5576179A (en) * 1978-12-01 1980-06-09 Toray Industries Dyeing of fiber structure
JPS57161176A (en) * 1981-03-24 1982-10-04 Sumitomo Chemical Co Fastness dyeing of fiber material
JPH0560496A (ja) * 1991-09-03 1993-03-09 Kanebo Ltd ポリアミド系迷彩加工布帛
JPH09291463A (ja) * 1996-04-19 1997-11-11 Nisshinbo Ind Inc セルロース系繊維構造物の近赤外線吸収加工方法
JPH11131376A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Atsugi Nylon Industrial Co Ltd 太陽光線蓄熱繊維製品及びその製造方法
JP2003166182A (ja) * 2001-11-28 2003-06-13 Toray Ind Inc 赤外線偽装シート
JP2004346453A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Teijin Cordley Ltd 皮革様シート状物の染色方法
JP2006176941A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Seiren Co Ltd 赤外線低反射加工織編物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067147A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Asakura Senpu Kk 吸熱性材料及び吸熱性材料の製造方法
JP2014070295A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Tokai Senko Kk ポリアリレート繊維の染色方法及び染色されたポリアリレート繊維

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW463000B (en) A dyed mixed fiber article composed of polyurethane fiber and a fiber dyeable with a disperse dye and a method of dyeing thereof
JP2007046175A (ja) 吸光蓄熱性織編物
JP4668603B2 (ja) 赤外線低反射加工織編物
JP3726373B2 (ja) 黒発色ポリエステル系繊維布帛およびその製造方法
CN110616578A (zh) 一种可用于牛仔洗水的色纺纱的制作方法
JP4061392B2 (ja) 交撚糸及びその染色方法
JP5101435B2 (ja) 濃染色人工皮革およびその製造方法
JPH08188921A (ja) 耐候性の改善されたポリエステル系繊維およびその製造方法ならびにその繊維を用いてなる繊維製品
JPH07119036A (ja) 耐光堅牢度の改良されたポリエステル繊維
JP4020658B2 (ja) 繊維構造物の染色加工方法及び染色繊維構造物
JPH0681278A (ja) 合成繊維の染色方法
US5370929A (en) Polyester fiber, process for the production and process for the dyeing of the fibrous structure of the polyester fiber
JP2009235655A (ja) 織物
JP3753407B2 (ja) 全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法
JPH1025670A (ja) 割繊型複合繊維を含む構造物の染色方法
JP2012041664A (ja) 可染性ポリプロピレン繊維の染色方法
JP2001329470A (ja) ポリエステル繊維とポリアミド繊維を用いてなる染色物およびその製造方法
JP2005060872A (ja) 霜降地用紡績糸及びその染色方法
JPH0340880A (ja) 植物繊維混用ポリエステル繊維とポリエステル繊維/植物繊維混合布帛染色製品およびその製造方法
JPH05295677A (ja) ポリエステル系繊維構造物の染色方法
JP2005060874A (ja) 不均一にカチオン化改質した布帛及びその染色方法
JP2007254929A (ja) 顔料染色された合成繊維布帛およびその製造方法および繊維製品
JPS5828393B2 (ja) セルロ−ズセンイセイヒン ノ センシヨクカコウホウ
JPH0115630B2 (ja)
JP2006028723A (ja) ポリ乳酸捺染物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110517