JP2007043799A - 分電盤 - Google Patents

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Shigeru Aihara
茂 相原
Tosei Hanyu
党正 羽生
Kuniaki Shinada
邦明 品田
Makoto Yoshikawa
良 吉川
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Abstract

【課題】分電盤内部に設けられる配電機器の電源負荷側方向の長さを,配線に係る作業を犠牲にすることなく可能な限り短くでき,なおかつ配電機器の収容数を低減させることなく省スペース性を確保できる分電盤を提供すること。
【解決手段】取付け状態の分電盤に臨んで,配電機器が設けられる内器を収容するキャビネットの,上方,側方,下方のうち,いずれか一方もしくは複数の方向を開口させて構成した。
【選択図】図1

Description

本件の発明は,配電機器を収容する分電盤に関し,特に,分電盤の一次側もしくは二次側の電路と,収容する配電機器との配線作業を容易に行うことができる分電盤の構造に関するものである。
従来,電線の接続作業を容易に行うことができる分電盤として特許文献1に示したような分電盤が公知である。
分電盤の例として,特許文献1に示したような分電盤が公知である。
特許文献1によれば,容量の大きなブレーカを使用して太い電線を接続する場合でも筐体寸法は従来と変わらずコンパクトな分電盤を構成でき,しかも電線の接続作業が容易に行えることが記載されている。より詳しくは,主幹ブレーカと主幹ブレーカの負荷側には複数の分岐ブレーカを接続し,
該主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを覆う筐体(キャビネット)を含む分電盤において,
主幹ブレーカの負荷側端子は主幹ブレーカの負荷側から電源側に向かう方向に電線やバーを接続する端子を有するが,
電源側端子は電源側と負荷側を結ぶ方向に対し略直角方向から電線を接続する端子を有することを特徴とした分電盤が示されている。
その構造の一例によると,それぞれ長さが異なった中継端子板を主幹ブレーカの電源側接続側端子に接続することにより,該電線接続端子部に向けて,図中右方向から電線が接続されるように構成されている。
従来は電線の曲げ処理を行うことで,所定のガタースペースが必要となっており,特に接続する電線が太くなるとその曲げ半径の増加に伴ってガタースペースの必要寸法も大きくなっていたが,特許文献1においては電線の曲げ処理を行う必要がなくなり,接続する電線の太さに関わらず必要となるガタースペースは一定とできるものであった。
特開2004−166385号
しかしながら,特許文献1に示したような構造の分電盤においては,所定のガタースペースを含んだ大きさでキャビネットが構成されていることにより,これ以上分電盤の外形寸法を小さくすること,特に分電盤に設けられる分岐開閉器の電源負荷側方向の長さをより短くコンパクトにして,より省スペース化が実現できる分電盤を提供することは困難であった。また,分電盤に設けられる分岐開閉器の電源負荷側方向の長さを短くした構造の分電盤として,分岐開閉器を主開閉器の側方に一列に併設して構成した分電盤があるが,従来の分電盤と比較して母線の片側に分岐開閉器を配置する構造のため,収容回路数が低減するという課題があった。
そこで本件の発明は,上記事由に鑑みてなされたもので,分電盤内部に設けられる配電機器の電源負荷側方向の長さを,配線に係る作業を犠牲にすることなく可能な限り短くでき,なおかつ配電機器の収容数を低減させることなく省スペース性を確保できる分電盤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の分電盤は,
取付け状態の分電盤に臨んで,配電機器が設けられる内器を収容するキャビネットの,上方,側方,下方,のうち,いずれか一方もしくは複数の方向を開口させて構成したことを特徴として構成している。
このような構成によれば,分電盤にガタースペースを設けずとも分電盤を構成できるため,分電盤に収容される配電機器の電源負荷側方向の長さを極力短くできるとともに,ガタースペースの大きさには制約がなくなるため,配線に係る作業性を犠牲にすることなく省スペース性を確保できる分電盤を提供することが可能となる。
また,所定の数の配電機器が設けられる内器を1ユニットとして,複数のユニットを側方に併設して構成したことを特徴として分電盤を提供してもよい。
このようにすれば,配電機器の電源負荷側方向の長さを短く保ちながら,配電機器の収容数を低減させることなく,なおかつ同一ユニットを用いて省コストで配電機器を増設することが可能である分電盤を提供することができる。
本発明の分電盤によれば,分電盤内部に設けられる配電機器の電源負荷側方向の長さを,配線に係る作業を犠牲にすることなく可能な限り短くでき,なおかつ配電機器の収容数を低減させることなく省スペース性を確保できる分電盤を提供することが可能である。
以下に本件発明の最良の実施の形態に係る分電盤について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1には本発明の第一実施形態に係る分電盤1の外観斜視図,図2には,配電機器の前方カバーを開状態にした状態の外観斜視図,また,図3には,内器ユニットの外観斜視図を示している。
なお,設置場所に設置された状態の分電盤に臨んで,天地の方向を上方及び下方,左右の方向を側方とし,手前側を前方,その反対側を後方とする。また,本実施の形態では,分電盤に望んで下方が開口された例を示している。
分電盤1は,配電機器が設けられる内器201を分電盤内部に収容するよう構成されている。
内器201は,取付け台2011と,該取付け台2011に並設された状態で取付けられる配電機器群2012と,前記接続電線と接続される各相(L1相,L2相,中性相)の母線2014ならびに該母線と電気的に接続されて各配電機器に電源を供給する分岐線(図示しない)を絶縁支持する絶縁ブロック2013とから構成されるもので,以降,該取付け台2011と,配電機器群2012と,絶縁ブロック2013とをひとまとまりとしたものを内器ユニットということとする。なお,絶縁ブロック2013には使用時には絶縁カバーが取付けられ,充電部への不用意な接触を防止するように構成される。
本実施の形態では,内器ユニットに設けられる配電機器として分岐開閉器を用いており,該分岐開閉器を側方に8つ併設させて構成しており,分岐開閉器の電源側は前記分岐線と夫々接続され,負荷側は負荷機器(図示しない)と接続される電線が配線される。分岐開閉器の操作は前方に設けられた操作ハンドルにより行い,電源側と負荷側の電路を入り切り操作する。
前記母線2014は,内器ユニットと同じく分電盤内部に収容される端子台401と接続電線により接続されている。該端子台は,分電盤外部から供給される単相三線式の電源を分電盤内部の配電機器に供給するための中継端子として用いており,本実施の形態では,両端の端子が電圧端子となるL1相及びL2相で,中央の端子が中性相となるN相が接続されている。
取付け板2011及び絶縁ブロック2013及び端子台401はベース100に固定取り付けされ,該ベース100には前記内器201及び端子台401の上方及び側方を覆うように,カバー101がねじ止めにより取付けられ,さらに,カバー101には,前記内器ユニット及び端子台401の前方を覆うように開閉自在に前方カバー102が取付けられている。
なお,前方カバーは,前記上方を覆うカバーに,蝶番からなる開閉機構部301により回動支持されることにより,開状態と閉状態をとることが可能である。また,前方カバーには,閉状態では,カバー101の下方両側部分に設けられた前方カバー受け部に固定されるよう,ラッチ部1022が設けられている。
本実施の形態では,前記内器ユニットが側方に2ユニット並設しており,全体で16回路の分岐開閉器を備えて構成している。また,さらに多くの分岐開閉器を設ける場合には,内器ユニットを側方に増やして設けるとよい。この場合は,ベースの側方の長さを適宜長くするとともに,前方カバー102の側方の長さ,及びカバー101の側方の長さを適宜変更して分電盤を構成するとよい。分岐開閉器の数が増えた場合でも,分電盤の上下方向の長さは一定に保つことができるため,省スペース性を確保したままで分岐開閉器の数を増加させることが可能である。また,分岐開閉器の数に応じた側方の長さの変更は,金型を用いた樹脂製のボックスを用いた分電盤の場合と比べて簡易に行うことが可能である。
前方カバーには,配電機器の動作状態を視認可能な程度に孔部を設けており,具体的には分岐開閉器の操作ハンドルの前方および該操作ハンドルの前方下方寄りに孔部を設けている。また,孔部の上下方向の長さは人の指が入らない程度の大きさに設けてあり,前方カバーを閉状態としている場合には,不用意に分岐開閉器の操作が行えないようにしている。
即ち,前方カバーを閉状態としている場合には,分岐開閉器の動作状態を外部から視認できるのみで,操作を行うことはできず,前方カバーを開状態としている場合に,分岐開閉器の操作が可能である。
また,前記孔部を操作ハンドルの前方および該操作ハンドルの前方下方寄りに設けているため,分電盤1が目線よりも高い位置に設置されている場合においても,確実に分岐開閉器の動作状態を外部から視認することが可能である。
ベース100の周縁部には,分電盤を取付け対象に固定するための取付け部1011を設けて構成している。該取付け部1011は,ベース100の上下左右の四方向にベース100と一体に曲げ加工されて設けられている。それぞれの取付け部1011には,分電盤を取付け対象に固定するためにねじや釘等を貫通させる孔が複数個所に設けられている。
図4には,分電盤を取付け対象に取付ける図を示している。図4に示したように,取付け対象は角材等で構成された取付け部材であり,分電盤1の取付け部1011を取付け部材にあてがい,該取付け部1011に設けられた孔を通して,分電盤の後方から,ねじまたは釘等で前記取付け部材に固定する。
取付け部1011が分電盤1の上下左右に突出するよう設けられているために,分電盤1の取付け時において,分電盤の前方カバー102を閉じたままで取り付けることが可能である。このため,取付け時において,分電盤内に埃や異物が混入することが防止できる。
また,取付け対象が壁面である場合においても所定の取付け面に分電盤1をあてがい,分電盤の前方から取付け部1011の孔部を通してねじまたは釘等で分電盤の前方カバー102を閉じたままで壁面に取り付けることが可能である。
分電盤1に,一次側からの電線を接続する場合や,分岐開閉器から負荷機器に向けた配線を接続する場合には,前方カバー102を開状態として端子台401及び,分岐開閉器の負荷側に電線を接続する。この際,分電盤1の下方は開放されているため,従来の分電盤のようにガタースペースの大きさの制限を受けることがなく,作業者は快適に配線作業を行うことができる。
なお,前方カバー102に設けられた孔部の上下方向の長さは,使用場所に応じて混入が予想されるものの程度に応じて適宜定めるとよい。例えば工場等で使用する場合には,付近にある部品などの混入を防止できる程度に設けるとよい。
また,側方を開口した場合には併設した内器のユニットに対して,右方向,左方向いずれの方向からも電線の導入が可能であり,配線に係る作業性を損なうことなく必要数の分岐回路を設けることができる。
また,上方を開口した場合にも同じく配線に係る作業性を損なうことなく,省スペース性を確保できる分電盤を提供することができる。
このように,取付け状態の分電盤に臨んで,配電機器が設けられる内器の上方,側方,下方のうち,いずれか一方もしくは複数の方向を開口させて構成したことを特徴として構成しているので,分電盤にガタースペースを設けずとも分電盤を構成でき,分電盤に収容される配電機器の電源負荷側方向の長さを極力短くできるとともに,ガタースペースの大きさには制約がなくなるため,配線に係る作業性を犠牲にすることなく省スペース性を確保できる分電盤を提供することが可能となる。
分電盤の上下方向がコンパクトに構成できるとともに,左右方向の長さを簡易に変更できるため,上下方向の取付けスペースが制限されるような場所への取り付けが必要とされる店舗や工場,娯楽施設,遊技場等等に利用できる可能性がある。
本発明の実施の形態に係る分電盤の外観斜視図図である。 分電盤の前方カバーを開状態とした外観斜視図である。 内器を示す外観斜視図である。 分電盤を取付け対象に取付けた図である。 従来の分電盤を示す図である。
符号の説明
1 分電盤
101 カバー
102 前方カバー
1011 固定部
1021 孔部
1022 ラッチ部
201 内器
2011 取付け台
2012 配電盤
2013 絶縁ブロック
2014 母線
301 開閉機構部
302 前方カバー受け部
401 端子台
501 取付け対象

Claims (2)

  1. 取付け状態の分電盤に臨んで,配電機器が設けられる内器を収容するキャビネットの,上方,側方,下方のうち,いずれか一方もしくは複数の方向を開口させて構成したことを特徴とする分電盤。
  2. 所定の数の配電機器が設けられる内器を1ユニットとして,複数のユニットを側方に併設して構成したことを特徴とする請求項1記載の分電盤。
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