JP2007043129A - プリント基板及び撮像装置並びにカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】弛み量が少なくても、移動体、例えば撮像素子及びその周辺部材が移動する際の負荷抵抗を軽減することができるフレキシブルプリント基板を得ること及び、撮像素子を移動させるタイプの手振れ補正機構を、より小型で省電力化を可能とした撮像装置を得ること。
【解決手段】所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に接続された一方の端部と、移動体が移動可能な弛みを有した状態で固定体に接続された他方の端部と、弛みの部位の少なくとも一部に、弛み方向に形成された切り込みを有するプリント基板を用い、移動体を撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動可能となした撮像装置とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、所定の面内で移動可能に構成された移動体に接続する際に好適な可撓性のプリント基板及び、撮像素子を移動体として手振れ補正を行うよう構成された撮像装置、並びに該撮像装置を有するカメラに関するものである。
従来より、手ブレによる光軸のズレを補正して鮮明な画像を得るアクティブ手振れ補正技術が実用化されている。この手振れ補正技術には、撮像光学系の一部を移動させるタイプと、撮像光学系全体を移動させると、撮像素子を移動させるタイプの3種が知られている。
これらのアクティブ手振れ補正技術のうち、撮像素子を撮像光学系の光軸と略垂直な面内で移動させて補正するタイプのものは、使用する撮像光学系全てに対応することができる利点を有するものである。
この撮像素子を移動させるタイプのものに関し、撮像素子とその他の部品を搭載し、撮像素子と共に移動するプリント基板に一方の端部が接続されたフレキシブルプリント基板を配設した撮像装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−110929号公報
上記の特許文献1に記載の撮像装置は、装置全体としてのスペース効率を向上させるものであるが、移動する撮像素子と移動しない他のプリント基板とを接続するためのフレキシブルプリント基板は、図示の如く、大きな弛みを有した状態で組み付けられ、この弛みのためのスペースを必要とするものである。
このフレキシブルプリント基板の弛み量は、大きいほど、移動体である撮像素子及びその周辺部材が移動する際のプリント基板による負荷抵抗を軽減することができ、アクチュエータの小型化や省電力化に寄与することができるが、プリント基板を弛ませるためのスペースを確保せねばならず、より小型化を行おうとする際の障害となる。
本発明は、上記問題に鑑み、弛み量が少なくても、移動体、例えば撮像素子及びその周辺部材が移動する際の負荷抵抗を軽減することができるフレキシブルプリント基板を得ること及び、撮像素子を移動させるタイプの手振れ補正機構を、より小型で省電力化を可能とした撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の課題は、以下の構成で解決される。
1.所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に接続された一方の端部と、前記移動体が移動可能な弛みを有した状態で固定体に接続された他方の端部と、前記弛みの部位の少なくとも一部に、弛み方向に形成された切り込みを有することを特徴とするプリント基板。
2.所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に接続された一方の端部と、前記移動体が移動可能な弛みを有した状態で固定体に接続された他方の端部と、前記一方の端部と前記他方の端部に接続された複数の配線を有し、前記弛みの部位の少なくとも一部であって、前記複数の配線の間に切り込みを有することを特徴とするプリント基板。
3.前記切り込みがスリット状であることを特徴とする1又は2に記載のプリント基板。
4.前記弛みの部位が折り返されて配設されていることを特徴とする1〜3のいずれかに記載のプリント基板。
5.前記弛みの部位の厚さが0.02mm〜0.2mmであることを特徴とする1〜4のいずれかに記載のプリント基板。
6.被写体光を導く撮像光学系と、前記撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子が配設された可動部と、可撓性のプリント基板と、を有し、前記可動部を前記撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動可能となした撮像装置において、前記プリント基板は、前記撮像素子との信号の入出力のために前記可動部に接続された一方の端部と、弛みを有した状態で固定部に接続された他方の端部と、前記弛みの部位の少なくとも一部に、弛み方向に形成された切り込みと、を有することを特徴とする撮像装置。
7.被写体光を導く撮像光学系と、前記撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子が配設された可動部と、可撓性のプリント基板と、を有し、前記可動部を前記撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動可能となした撮像装置において、前記プリント基板は、前記撮像素子との信号の入出力のために前記可動部に接続された一方の端部と、弛みを有した状態で固定部に接続された他方の端部と、前記一方の端部と前記他方の端部に接続された複数の配線を有し、前記弛みの部位の少なくとも一部であって、前記複数の配線の間に切り込みを有することを特徴とする撮像装置。
8.前記切り込みがスリット状であることを特徴とする6又は7に記載の撮像装置。
9.前記弛みの部位の折り曲げ角度が90度以上に形成されていることを特徴とする6〜8のいずれかに記載の撮像装置。
10.前記弛みの部位が折り返して配設されていることを特徴とする6〜9のいずれかに記載の撮像装置。
11.前記弛みの部位の厚さが0.02mm〜0.2mmであることを特徴とする6〜10のいずれかに記載の撮像装置。
12.6〜11のいずれかに記載の撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
本発明によれば、所定の面内の任意の方向に移動可能になされた移動体に接続する場合に、弛み量が少なくても、移動する際の負荷抵抗を軽減することができるフレキシブルプリント基板を得ることが可能となる。また、撮像装置の撮像素子を移動させるタイプの手振れ補正機構に適用した場合には、より小型で省電力化が可能な撮像装置を得ることが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、本発明に係るプリント基板は、用途に関わらず所定の面内の任意の方向に移動可能になされた移動体に接続して用いることができるものであるが、移動体として撮像素子が移動するタイプの手振れ補正機構を有した撮像装置に適用した例で説明する。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置を用いたカメラの概略構成図である。
同図に示すように、本実施の形態に係る撮像装置は、本体2と、撮像装置10とで構成されるカメラ1に搭載されて用いられる。撮像装置10は、複数のレンズと鏡胴とから構成される光学ユニットと当該光学ユニットに接続して用いられる撮像素子などを備えた手振れ補正機能を有する撮像ユニットとからなる。光学ユニットは、複数のレンズを移動させ、ズーミング及びフォーカシングの少なくとも一方を行うように構成されている。撮像ユニットは、同図の矢印5X、5Yで示すように、撮影中にカメラ1がブレて、光学ユニットの光軸が同図にLで示す位置よりずれた場合に、撮像素子15を矢印6X、6Yに示すように移動させて光軸のずれを補正するようになっている。
以下に、上記の手振れ補正機能を有した撮像装置について説明する。
図2は、本実施の形態に係る撮像装置の組み立て分解斜視図である。図3は、図2に示す撮像装置をC−C断面で切断した断面図である。図4は、図2に示す撮像装置をD−D断面で切断した断面図である。図5は、図2に示す撮像装置をE−E断面で切断した断面図である。なお、以下の図においては、説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与して説明する。
撮像ユニットは、土台となるベース部材11と、ベース部材11に対して水平方向(以下、この方向をX軸方向とする。)に移動する第1ステージ13と、第1ステージ13の移動方向(X軸方向)に対して垂直方向(以下、Y軸方向として説明する。)に移動する第2ステージ12と、第2ステージ12に固定される撮像素子15と、ベース部材に固着され第1及び第2ステージの移動量を検知する位置検出素子であるPSD(以下、PSDと表記する。)を搭載したPSDホルダ14とを備える。
更に、撮像素子15を揺動可能に支持するベース部材11、第1ステージ13、第2ステージ12、及びPSDホルダ14は、撮像素子15(撮像素子からの情報を処理するプリント基板を含む)の周囲に位置し鏡胴3の底面外郭と撮像素子15外郭の余剰空間を充填するように配置される。
ベース部材11は、光軸L方向(以下、Z軸方向とする。)に略垂直に設けられた板体であり、中央に光軸用の大穴24を有する金属製フレームである。ベース部材11には、PSDホルダ14を固定するためのPSDホルダ固定穴25、鏡筒3にベース部材11を固定するための鏡筒固定穴26、ベース部材11と第1ステージ13との間に懸架される押圧スプリングを固定するための押圧スプリング掛け27が設けられている。
図2及び図3に示すように、鏡胴3との位置(煽りとレンズバック)を調整することができるように撮像ユニットを光学ユニットに連結するため、ベース部材11は、鏡胴3の外周まわりの3ヶ所に設けられた3つの固定部20との間でそれぞれ調整ビス33と調整スプリング21によって固定される。固定部20に用いられた調整スプリング21によって、ベース部材11と鏡筒3の底面との距離や傾きを調整でき、その結果光学ユニットと撮像ユニットとの間の光軸調整をすることができる。
ベース部材11には、ロッド支持腕29及び位置決め腕(図示なし)がZ軸方向に立設されている。ロッド支持腕29は、振動伝達ロッド28の端部に圧電素子57を固定し、さらに圧電素子57の他端にウェイト30を固定した構成の第1アクチュエータが設けられている。第1アクチュエータは、位置決め腕にウェイト30を当接した状態で、振動伝達ロッド28がX軸方向に延在する方向に、振動伝達ロッド28の両端近傍がロッド支持腕に嵌合されてベース部材11に固定される。ロッド支持腕29と振動伝達ロッド28との間の接着には、硬化後も弾性の残るシリコン接着剤などの接着剤を用いることが好ましい。また、位置決め腕とウェイト30との間の接着には、柔らかいゴム系又はシリコン含有の接着剤が好適に用いられる。
図4に示すように、ベース部材11の2つのロッド支持腕29には、その上面にZ軸方向に延在する突部84が設けられている。突部84は、組立時に第1ステージ13の移動制限穴52aに嵌合される。
第1ステージ13は、ベース部材11に対して光軸方向(Z軸方向)像面側に配置される。第1ステージ13は、ほぼ同一面内に第2ステージ12を収めるための開口51が設けられたアルミニウム製の矩形のフレームにより構成される。第1ステージ13には、ベース部材11に固定された第1アクチュエータ59の振動伝達ロッド28に当接する第1ロッド当接部53と、後述する第2ステージに固定された第2アクチュエータ44の振動伝達ロッド47に当接する第2ロッド当接部54と、ベース部材11の押圧スプリング掛け27との間に押圧スプリング55を係止するための押圧スプリング掛け56と、移動制限穴52aとを備える。
第1ロッド当接部は、別部材であるキャップ32とスプリング31と共に第1アクチュエータ59の振動伝達ロッド28を上下から挟持し、振動伝達ロッド28に沿って摺動自在に第1アクチュエータに結合する。キャップ32は、一端を第1ステージに係止され、中央部を振動伝達ロッド28と当接し、他端を挟持スプリング31に引っ張られることによって第1ステージの第1ロッド当接部に固定される。キャップ32と振動伝達ロッド28の接触圧は挟持スプリング31の力量の2倍程度となる。挟持スプリング31は捩りコイルスプリングである。挟持スプリング31は、キャップ32の2つのフックと第1ステージ13のスプリングフックとの間にそれぞれ、両腕と中央円弧部を掛け渡している。
移動制限穴52aは、ベース部材11のロッド支持腕29の先端の突部84とゆるく嵌合する(図4参照)。移動制限穴52aは第1ステージ13の移動量を決めるために移動方向(X軸方向)に伸びた長穴で、第1ステージがX軸方向へのみ移動可能なように短辺方向(Y軸方向)に嵌合し、その両端で移動が規制される。また、振動伝達ロッド28と第1ステージ13が移動制限穴の短辺方向(Y軸方向)へ移動(脱落)することを防止する。
図5に示すように、組み上げ時にベース部材11と第1ステージ13にそれぞれ設けられた押圧スプリング掛け27,56に設けられた押圧スプリング55によって、第1ステージ13は、ベース部材12に近づく方向に付勢されており、第1ステージ13の振動伝達ロッド28を中心として、第1ステージ13が回転するのを防止している。
第2ステージ12は、底に開口41を備えた導電樹脂製の箱体40であり、撮像素子15と放熱板16とローパスフィルタ65と第2アクチュエータ44とを保持する。放熱板16は、撮像素子15の背面側に当接して、第2ステージ12の周壁40によって区画された開口を覆うように第2ステージ12に固定される。撮像素子15と撮像素子の前に間隔枠を介し密着して位置するローパスフィルタ65は前方より密着スプリングによって放熱板16に押圧されている。
第2ステージ12は、第2アクチュエータ44を保持する。第2アクチュエータ44は、箱体40の側部に設けられた支持腕45に接着保持されている。振動伝達ロッド47の先端と末端(圧電素子55側)を第2ステージ12の2本のロッド支持腕に軸嵌合させ、同じく第2ステージに設けられている位置決め面45a(図3参照)にウェイト46を当接させた状態で、ウェイト46を第2ステージ12に対して接着している。接着には上述の第1アクチュエータ59の接着と同様に、振動伝達ロッド60の接着には、シリコン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、ウェイト58の接触には、柔らかいゴム系若しくはシリコン含有の接着剤が好適に用いられる。
第2ステージ12の第2アクチュエータ44は、第1ステージ13の第2ロッド当接部54とキャップ48とで挟持される。その結果、第2ステージ12が第1ステージ13の開口51内に配置された状態で摩擦結合する。第2ロッド当接部54とキャップ48の固定には、挟持スプリング49が用いられる。キャップ48の一端は、第2ロッド当接部54に係止され、中央部は振動伝達ロッド47と当接し、他端が挟持スプリング49に引っ張られる。キャップ48と振動伝達ロッド47との接触圧は、用いられる挟持スプリング49の2倍程度となる。挟持スプリング49は、第1アクチュエータ59に用いられたものと同様に捩りコイルスプリングである。挟持スプリング49は、キャップ48の2つフックと第1ステージ13の第2ロッド当接部54のスプリングフックの間にそれぞれ端部と直線部中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
第2ステージ12は、その一部に金属製の方向基準部42を有する。方向基準部42は、その表裏に剛球43をそれぞれ介して、ベース部材11と第1ステージ13と接している。第1ステージ13とベース部材11との間に押圧スプリング55が掛けられることで、2つのステージ12,13は、それぞれが摩擦結合している振動伝達ロッドを中心とする回転を抑止される。
図3乃至5に示すように、放熱板16の背面には第1基板17が設けられている。撮像素子15は、端子部69が放熱板16の通穴を通って第1基板17(可動部)に配設される。第1基板17の背面側には、撮像素子15の位置を検知するため、2つの赤外LED82X,82Yを収納したホルダ70と、撮像素子ドライバ、撮像素子からの光電信号を処理するためのプリアンプ及び色分離回路、ホワイトバランス調整回路、アナログ処理回路などの撮像素子の画像信号出力回路の一部が搭載されている。
2つの赤外LED82X,82Yは、検出する移動方向(ロッド)と光源が直交するようにホルダ70に保持される。ホルダにはスリット71X,71YがLED82から離れた位置に併設されており、各LED82から発光された光は、スリット71X,71Yを通ることによって線光源へと変換される。
第1プリント基板17には、撮像素子15とLED82X,82Yを第2基板18とつなぐ可撓性を有するフレキシブルプリント基板67が接続される。
フレキシブルプリント基板67は、水平方向に第1基板17を出た直後に、一旦光軸方向前方へ折り曲げられ、更に折り返されて第2基板18の位置で再び水平方向に折り曲げられて弛みを有した状態で、第2基板18と接続される(図4参照)。
PSDホルダ14は、ベース部材と連結し第1ステージ13、第2ステージ12、撮像素子15(放熱板16、第1基板17を含む)とを囲むようにベース部材11に固着されるとともに、第2ステージの移動量を検知する素子(第1及び第2PSD62X,62Y)を搭載する。各々のPSD62X,62Yの受光面は、その配置部61X,61Yに設けられたXY平面に水平に伸びるスリットによって、第2ステージ13上のLED82X,82Yの光束と直交する。
第2基板18は、結像面の背面に位置し、PSDホルダ14の背面開口部を被覆するようにPSDホルダ14に固着されると共に、第1基板17とフレキシブルプリント基板67で結線されている。
第2基板18には、撮像素子15又は第1基板17からの信号を処理する回路とPSDからの第2ステージの位置信号とジャイロ回路から2つのリニアアクチュエータを制御する回路とが搭載されている。第2基板へは検出方向が直交する2つのジャイロ信号がジャイロ基板(図示なし)より入力される。また、この第2基板からはリニアアクチュエータ制御信号と処理された撮像素子信号が出力される。
なお、鏡胴3側に配置される光学系については、公知の単焦点光学系やズーム光学系で構成され、構成するレンズ群及びこのレンズ群をズーミングやフォーカシングのために光軸方向に移動させるアクチュエータが配置されているが、詳細は省略する。
次いで、本実施の形態に係る撮像装置の動作について説明する。
図6は、本実施の形態に係る手振れ補正のための駆動制御回路の電気的構造を示すブロック図である。
制御回路は、カメラ本体すなわち、鏡胴3に入射される光軸Lのブレ5を検知して角速度信号を出力するジャイロ素子90と第2ステージ12(撮像素子15)の位置を検出するPSD62X,62Yの総合的な制御を行い、入力された信号に基づいて移動量や存在位置を演算するマイコン102と、マイコンからの駆動信号に基づいて所定周波数の駆動パルスを発生させるドライブ回路104とで構成される。ドライブ回路104から発生された駆動パルスは第1及び第2アクチュエータ30,46に出力され、アクチュエータに沿って第1及び第2ステージ12、13が移動する。
ジャイロ素子90は、鏡胴3に固定されており、カメラ本体が矢印5で示すようにぶれると2軸方向(X軸方向、Y軸方向)の角速度を検出してマイコン102に出力する。
マイコン102は、ジャイロ素子90から角速度信号が入力されると、光学系の焦点距離信号から撮像素子上(結像面上)のぶれによる像の移動量、移動速度を算出する。算出した移動速度と第2ステージ12(撮像素子15)の位置から2つのリニアアクチュエータへ印加される所定周波数の供給電圧を決定する。すなわち、マイコン102は、PSD62X,62Yから入力された信号に基づいて演算される第2ステージ12(撮像素子15)が現在存在している位置及び、ジャイロ素子90から入力された角速度信号に基づいて、撮像素子15が本来あるべき位置を計算し、現在位置との差を比較して、あるべき位置に撮像素子15が戻るようにステージを移動させるようフィードバック制御を行なう。
ドライブ回路104は、マイコン102からの信号を受けて、アクチュエータ30,46の共振周波数の7割程度の周波数の駆動パルスを出力する。駆動パルスは、圧電素子57,55に印加され、以下の原理によって、第1及び第2ステージを振動伝達ロッド28、47に沿って移動させる。
図7(a)、7(b1)、7(b2)、7(b3)は、アクチュエータの駆動原理を示す図である。
図7(a)に示すような緩やかな立ち上がり110と急激な立下り部分112を有する鋸歯状波の駆動パルスを圧電素子57,55に印加すると、図7(b2)に示すように、駆動パルスの緩やかな立ち上がり部分110では圧電素子57,58が緩やかにその厚み方向に伸び変位し、圧電素子に固定されている振動伝達ロッド28,47が軸方向に緩やかに変位する。このとき振動伝達ロッド28,47に摩擦結合したステージ12,13は摩擦力により振動伝達ロッド28,47と共に移動する。
一方、駆動パルスの急激な立下り部分112では、圧電素子57,55は、急速に厚み方向に縮み変位し圧電素子57,55に結合する振動伝達ロッド28,47も急速に軸方向に変位する。このとき、図7(b3)に示すように、振動伝達ロッド28,47に摩擦結合したステージ12,13は慣性力により摩擦結合力に打ち勝って実質的にその位置に留まって移動しない。結果として、図7(b1)に示す初期状態よりもステージは右側に移動する。圧電素子57,55に、このような鋸歯状波の駆動パルスを連続的に印加することにより、ステージ12,13を連続的に軸方向に移動させることができる。
なお、ステージ12,13を左方向に移動させるには、圧電素子57,55に印加する鋸歯状波の波形を変えて急速な立ち上がりと緩やかな立下りからなる駆動パルスを印加すれば上述とは逆の作用によってこれを達成することができる。なお、駆動パルスは、矩形波やその他の波形を適用することもできる。
ベース部材に保持された第1アクチュエータの圧電素子57に駆動パルスが印加された場合は、圧電素子57は伸縮を繰り返す。圧電素子57の伸縮はウェイト30と振動伝達ロッド28に伝達する。ウェイト30と振動伝達ロッド28の慣性質量の差からウェイト30はほとんど移動せず、振動伝達ロッド28のみに伸縮が伝達される。
第1ステージ13がX軸方向へ移動すると、第1ステージに連結されている第2ステージ12も同時にX軸方向に移動する。第2ステージ12は第1ステージ13とベース部材11の間にかかる押圧スプリング55と、第2ステージ12とベース部材11との間の剛球43により、抵抗が少なくかつ光軸方向にがたつくことなく移動する。このとき第1及び第2の基板17,18を接続するフレキシブル基板67は折り返された弛みの部位67tの折り曲げ角度が変化することで第1ステージ13の移動を吸収する。
一方、第2ステージ12に保持された第2アクチュエータ44の圧電素子58に駆動パルスが印加された場合は、上述のように圧電素子58は伸縮を繰り返す。圧電素子58の伸縮はウェイト46と振動伝達ロッド47に伝達する。ウェイト46と振動伝達ロッド47の慣性質量の差からウェイト46はほとんど移動せず、振動伝達ロッド47のみに伸縮が伝達される。振動伝達ロッド47は、上述のように、第2ステージ12のロッド支持腕45に接着されているが、接着剤が弾性的に撓むため伸縮が妨げられることがない。上述のように、ロッドの左右に移動する速度差によって第2ステージ12が第1ステージ13に対して振動伝達ロッド47の延在方向(Y軸方向)に移動する。
このように第2アクチュエータ44に駆動パルスが印加された場合は、第1ステージ13とは独立して第2ステージ12だけがY軸方向に移動(自走)する。第2ステージ12は第1ステージ13とベース部材11との間にかかる押圧スプリング55と、第2ステージ12と第1ステージの間の剛球43により、抵抗が少なく、かつ光軸方向へのがたつきを起こすことなく移動する。このとき、第1及び第2基板17、18を接続するフレキシブルプリント基板67は、折り曲げ部Fで折り曲げられた弛みの部位67tがねじれて、第2ステージの移動を吸収するようになっている。
なお、図示ではU字状に折り曲げて弛みの部位67tを形成した例を用いて説明したが、折り曲げ部Fに折り目を付けてV字状としたものであってもよい。
次に、第1基板17に一方の端部が接続されると共に、撮像素子15及び第1基板17が移動可能な弛み(本例では、弛みの部位67tが相当)を有した状態で他方の端部が第2基板18に接続された、可撓性を有するフレキシブルプリント基板67について、詳しく説明する。即ち、撮像素子15及び第1基板17が移動体(可動部)に相当し、第2基板18が固定体に相当する。
図8(a)〜8(c)は、図4に示したフレキシブルプリント基板67の形状例を示す展開図である。
図8(a)は、弛みの部位に、弛み方向に切り込みを形成した例である。図8(a)に示すフレキシブルプリント基板67は、第1基板17及び第2基板18との接続のための接続部67sが両端に形成され、複数の回路パターン(配線)67cが一方の接続部67sと他方の接続部67sを接続するように形成されている。また、折り曲げ部F(破線で図示)の周辺に、各回路パターン(配線)67cの間に複数の切り込み100が形成されている。ここで、上記他方の端部は、撮像素子15及び第1基板17が移動可能な弛み(本例においては、折り曲げ部F周辺)を有した状態で第2基板18に接続されていることから、複数の切り込み100は、弛み方向(本例においては、長手方向)に形成されることになる。
図8(b)は、弛みの部位に、弛み方向にスリットを形成した例である。同図に示すフレキシブルプリント基板67は、折り曲げ部F(破線で図示)から、弛み方向に沿って複数のスリット100が形成されたものである。
図8(c)は、弛みの部位に、弛み方向にスリットを形成したその他の例である。同図に示すフレキシブルプリント基板67は、折り曲げ部F(破線で図示)から、弛み方向に沿って複数のスリット100が形成されたものであり、スリット100が形成された部位では、図8(b)に示すフレキシブルプリント基板67に比べ幅方向を広く形成したものである。このようにすることで、回路パターン67cに必要な面積に対し、無駄が少なく面積効率の良いフレキシブルプリント基板67とすることができる。
本明細書における「切り込み」は、フレキシブルプリント基板67上の一部分を切った際にできる2つの端面が図8(b)及び図8(c)に示すように、互いに接しておらず、即ち空隙を有するスリット状に形成したもの及び、図8(a)に示すように、切った際にできる2つの端面が互いに接触するように形成したものの双方を含むものである。
また、切り込みは、直線状、S字カーブ状、V字状など任意の形状で形成することができる。
本明細書において「弛み方向」とは、一方の接続部67s上の任意の一点から、他方の接続部67s上の任意の一点への方向を表し、プリント基板の2つの接続部67sのそれぞれの中央を結んだ線に対して、平行であっても角度がついていても良い。
なお、弛み方向に図8(a)に示すような2つの端面が互いに接触する切り込み、図8(b)及び図8(c)に示すような空隙を有するスリットの切り込みの、いずれを形成しても、フレキシブルプリント基板67に対しねじれる方向に第1基板が移動する際の負荷抵抗を軽減することができるが、スリットに形成することがより好ましい。これは、切り込みの形成された各短冊がねじれた場合に、それぞれが接触することで発生する負荷が、スリットの場合には、空隙であるため短冊相互の接触が発生しないことによるものである。
図9は、第1基板17、第2基板18とフレキシブルプリント基板67を抜き出した斜視図である。
同図に示したように、撮像素子15が実装された第1基板17が図示矢印H方向に移動した際には、フレキシブルプリント基板67の弛みの部位67tの折り曲げ角度が変化して、第1基板17の移動による位置関係の変化を吸収する。また、第1基板17が図示矢印K方向に移動した際には、切り込み又はスリット100で分断された各短冊状のそれぞれがねじれることにより、第2基板17の移動による位置関係の変化を吸収する。
図10(a)〜10(c)は、フレキシブルプリント基板67のその他の例を示した図である。図10(a)〜10(c)は弛みの部位の折り返し角度の各種の例を示した図である。
図10(a)は、平面状態を0度として折り返す角度が略180度で折り返され、この弛みの部位67tに切り込み又はスリット100が形成された例を示している。
また、図10(b)は、折り返す角度が略90度で折り返され、この弛みの部位67tに切り込み又はスリット100が形成された例であり、更に、図10(c)は、90度に満たない角度に折り返され、弛みの部位67tに切り込み又はスリット100が形成された例を示している。
図10(a)〜10(c)のいずれかを、第1基板17の特に矢印K方向の総作動ストローク及び第1基板17と固定体である第2基板の位置関係に対応して、適宜適用することで、第1基板17が矢印K方向に移動したときのフレキシブルプリント基板67による負荷抵抗を軽減することが可能になる。
この折り返す角度は、図10(a)、10(b)のように略90度以上とすることがより好ましく、フレキシブルプリント基板67に対しねじれる方向(図示K方向)に第1基板17が移動する際の負荷抵抗をより効率的に軽減することができる。また、カメラ等に体積効率よく収容しつつ負荷抵抗をより効率的に軽減するには、図10(a)のように略180度で折り返して配設されることが望ましい。
また、フレキシブルプリント基板67を複数回折り返し、弛みの部位をN字状やW字状にしても良い。
図16及び図17(a)〜17(d)は、フレキシブルプリント基板67のその他の例を示した図である。図16は、弛みの部位がW字状に形成されたフレキシブルプリント基板67の斜視図である。また、図17(a)は図16に示すフレキシブルプリント基板67の展開図、図17(b)〜17(d)は図16に示すフレキシブルプリント基板67の折り曲げ形状を示す側面図である。
図17(a)に示すフレキシブルプリント基板67の位置A、C、Eを山折り、位置B、Dを谷折りにすることにより、図16及び図17(b)に示す、弛みの部位67tがW字状に折り曲げられたフレキシブルプリント基板67が形成される。ここで、図17(b)に示す記号Lは、フレキシブルプリント基板67の折り曲げ部の長さを示している。
図示のように、フレキシブルプリント基板67をW字状に形成することにより、移動体である第1基板17を矢印H1及びH2方向に移動させたとき、フレキシブルプリント基板67と固定体である第2基板18の位置関係は図17(c)及び図17(d)に示すように変化する。
このように、フレキシブルプリント基板67の弛みの部位67tをW字状に形成することにより、第1基板17が矢印H方向に移動したときのフレキシブルプリント基板67による負荷抵抗を軽減することが可能となり、さらに折り曲げ部の長さLを短くすることができる。
図11(a)、11(b)は、本実施の形態に係る可撓性のプリント基板を適用した撮像装置10の別の例を示す図である。図11(a)は縦断面図を示し、図11(b)は正面から見た概略の外観図である。同図は撮像光学系中に反射面を有し、光軸を屈曲させた撮像光学系に本実施の形態に係る可撓性のプリント基板を適用したものである。
図11(a)に示すように、被写体からの光束はレンズ101を通過した後、反射面が形成された反射鏡103により光軸OAは略90度折り曲げられる。次いで被写体光束は、複数のレンズ群から構成され、所定のレンズ群が折り曲げ後の光軸OB方向に移動可能になされた光学ブロック104、ローパスフィルタ65を通過し、撮像素子15の撮像面に結像する。撮像素子15の後方には、上記で説明した手振れ補正のための駆動ユニット105が配置されている。これにより、撮像素子15、撮像素子15と電気的に接続された第1基板17は、折り曲げ後の光軸と垂直な面内で一体的に移動可能となっている。
図18(a)、18(b)は、本実施の形態に係る可撓性のプリント基板を適用した撮像装置10のその他の例を示す図である。図18(a)は、スリット100をV字状に形成したときの、フレキシブルプリント基板67の展開図である。図18(b)は、図18(a)に示すフレキシブルプリント基板67を適用した撮像装置10の部分縦断面図と、折り曲げられた状態のフレキシブルプリント基板67の側面図を示している。
フレキシブルプリント基板67は、位置A、Cに沿って谷折り、位置Bに沿って山折りされており、図18(b)の縦断面図に示したように撮像装置10に配置される。図18(b)ではフレキシブルプリント基板67の折り曲げ部の長さをLで示している。
図18(a)に示すように、スリット100は弛みの部位67tにV字状に形成され、更にスリット100は不図示の複数の回路パターン(配線)間に弛み方向に形成されている。
このように、スリット100をV字状にすることにより、スリット100は折り曲げ位置A、B、Cの垂直方向に対し、角度θを有した状態で形成されたことになる。これにより、折り曲げ部の長さLを短くすることができる。
本実施の形態に係る可撓性のプリント基板67は、第1基板17に一方の端部が接続されると共に、弛みの部位67tを有した状態で、折り返す角度が略180度で折り返され、弛みの部位67tにはスリット100が形成されている。また、他方の端部は撮像装置10の外部に引き出され不図示のカメラ本体に内蔵された画像処理回路に接続される。
以下に、本発明に係る、弛みの部位に、弛み方向に切り込みを形成したフレキシブルプリント基板の実施例について説明する。
図12(a)〜12(c)は、実験試料としたフレキシブルプリント基板の形状を示す図である。図12(a)は折り曲げ形状を示す側面図であり、図12(b)はスリットを2本形成したフレキシブルプリント基板の展開図、図12(c)はスリットを3本形成したフレキシブルプリント基板の展開図である。
試料として、図12(a)に示す側面形状に折り曲げられた、全幅10mmの外形が長方形のフレキシブルプリント基板を6種、用いた。
スリットを2本形成した試料は、図12(b)に示すように1.4mm幅のスリットを2本形成し、スリットの両側に2.4mmの短冊状のパターン部が形成されたものである。スリットを3本形成した試料は、図12(c)に示すように0.93mm幅のスリットを3本形成し、スリットの両側に1.8mmの短冊状のパターン部が形成されたものである。
その他の試料については、スリットを1本形成した試料は、全幅10mmの中央に2.8mm幅のスリットが形成されたもの。スリットを4本形成した試料は、全幅10mm、0.7mm幅のスリット4本とスリットの両側に1.44mmの短冊状のパターン部が形成されたもの。スリットを5本形成した試料は、全幅10mm、0.56mm幅のスリット5本とスリットの両側に1.2mmの短冊状のパターン部が形成されたものである。
なお、比較例として、図12(a)に示す側面形状に折り曲げられた、スリットが形成されていない全幅10mmのフレキシブルプリント基板を用いた。
図13は、図12(a)に示す側面形状に折り曲げたフレキシブルプリント基板の外形を示す斜視図である。同図はスリットが3本形成された試料の斜視図を示している。
図14は、測定条件を示す図である。本実施例の測定条件は、同図に示すように、谷折り後の2つの平坦部67fを、同一面内で相対的に1mmずらせた状態として、これら2つの平坦部67fが元の状態に戻ろうとする復元力を測定した。
スリットが形成されていない比較例をスリット数0のものとして、各本数のスリットが形成されたフレキシブルプリント基板について、上記の測定条件で、それぞれの復元力を測定した。
図15は、上記の測定条件による復元力の測定結果をグラフにしたものである。
同図に示したように、全幅とスリット幅の総和とパターン部の幅の総和が同じ場合、スリットを形成することで復元力を低下させることができ、スリット本数を増加させることで、フレキシブルプリント基板のねじれに対する復元力を大幅に低下させることができることがわかる。
この復元力は、図9に示す第1基板17が矢印K方向に移動する際の負荷抵抗となるものであり、弛みの部位に、弛み方向に切り込み又はスリットを形成することで、負荷抵抗を大幅に低減することが可能となる。
同様に,負荷抵抗を低減させるためには、弛みの部位の厚さは、0.02mm〜0.2mmであることが好ましい。この場合、フレキシブルプリント基板67全体を上記の厚さにすることも可能だが、弛みの部位のスリットが形成されている部分のみを、エッチング等の方法で部分的に薄くし、上記の厚さに形成しても良い。
更に、負荷抵抗を軽減するためには、少なくとも弛みの部位のスリットが形成されている部分において、回路パターン(配線)67cがフレキシブルプリント基板67の片面のみに形成されていることが好ましい。
以上説明したように、撮像素子と、撮像素子との信号の入出力のために一方の端部が撮像素子を有する可動部に接続されると共に、弛みを有した状態で他方の端部が固定部に接続された可撓性のプリント基板と、を有して、撮像素子を撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動して手振れ補正を行う撮像装置における、プリント基板の弛みの部位に弛み方向に切り込み又はスリットを形成することにより、撮像素子が移動する際のプリント基板による負荷抵抗を軽減することができる。これにより従来より駆動力の小さなアクチュエータの使用が可能となり、手振れ補正機能を備えた撮像装置の小型化及び省電力化が可能となる。
本実施の形態においては、固定体が撮像装置の第2基板18に相当するが、撮像装置と一体的に構成されているその他の部材を固定体としても良い。
また、本実施の形態においては、フレキシブルプリント基板67の一方の端部が第1基板17を介して撮像素子に接続されたが、その他の可動部材を介して撮像素子に接続されていても良い。例えば、一方に端部が直接撮像素子に接続されていても良い。その場合には、撮像素子そのものが可動部に相当する。
また、従来と同様のアクチュエータを用いた場合には、従来確保していた可撓性のプリント基板の弛み量を少なくすることができ、可撓性のプリント基板の面積も小さいものでよくなる。これにより可撓性のプリント基板の収納に要するスペースが小さくてすむことになり、手振れ補正機能を備えた撮像装置の小型化及び低コスト化が可能となる。
なお、本実施の形態においては、撮像素子を面内移動させて手振れ補正を行う撮像装置に本発明に係る可撓性のプリント基板を適用した例で説明したが、これに限るものでなく、所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に、一方の端部が接続されると共に、移動体が移動可能な弛みを有した状態で他方の端部が固定体に接続されたものに、本発明に係る可撓性のプリント基板を適用することができるのは勿論である。
本実施の形態に係る撮像装置を用いたカメラの概略構成図である。 本実施の形態に係る撮像装置の組み立て分解斜視図である。 図2に示す撮像装置をC−C断面で切断した断面図である。 図2に示す撮像装置をD−D断面で切断した断面図である。 図2に示す撮像装置をE−E断面で切断した断面図である。 本実施の形態に係る手振れ補正のための駆動制御回路の電気的構造を示すブロック図である。 アクチュエータの駆動原理を示す図である。 図4に示したフレキシブルプリント基板の形状例を示す展開図である。 第1基板、第2基板とフレキシブルプリント基板を抜き出した斜視図である。 フレキシブルプリント基板のその他の例を示した図である。 本実施の形態に係る可撓性のプリント基板を適用した撮像光学系のその他の例を示す図である。 実験試料としたフレキシブルプリント基板の形状を示す図である。 図12(a)に示す側面形状に折り曲げたフレキシブルプリント基板の斜視図である。 測定条件を示す図である。 復元力の測定結果をグラフにしたものである。 フレキシブルプリント基板のその他の例を示した図である。 フレキシブルプリント基板のその他の例を示した図である。 本実施の形態に係る可撓性のプリント基板を適用した撮像装置のその他の例を示す図である。
符号の説明
1 カメラ
2 カメラ本体
3 鏡胴
10 撮像装置
11 ベース部材
12 第2ステージ
13 第1ステージ
14 PSDホルダ
15 撮像素子
16 放熱板
17 第1基板
18 第2基板
20 固定部
21 調整スプリング
23 フレーム
24 大穴(光路用開口)
25 PSDホルダ固定穴
44 第2アクチュエータ
59 第1アクチュエータ
62X,62Y PSD
65 ローパスフィルタ
67 フレキシブルプリント基板
86 撮影ユニット側開口

Claims (12)

  1. 所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に接続された一方の端部と、前記移動体が移動可能な弛みを有した状態で固定体に接続された他方の端部と、
    前記弛みの部位の少なくとも一部に、弛み方向に形成された切り込みを有することを特徴とするプリント基板。
  2. 所定の面内で任意の方向に移動可能になされた移動体に接続された一方の端部と、前記移動体が移動可能な弛みを有した状態で固定体に接続された他方の端部と、
    前記一方の端部と前記他方の端部に接続された複数の配線を有し、
    前記弛みの部位の少なくとも一部であって、前記複数の配線の間に切り込みを有することを特徴とするプリント基板。
  3. 前記切り込みがスリット状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント基板。
  4. 前記弛みの部位が折り返されて配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント基板。
  5. 前記弛みの部位の厚さが0.02mm〜0.2mmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント基板。
  6. 被写体光を導く撮像光学系と、前記撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子が配設された可動部と、可撓性のプリント基板と、を有し、前記可動部を前記撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動可能となした撮像装置において、
    前記プリント基板は、
    前記撮像素子との信号の入出力のために前記可動部に接続された一方の端部と、弛みを有した状態で固定部に接続された他方の端部と、前記弛みの部位の少なくとも一部に、弛み方向に形成された切り込みと、を有することを特徴とする撮像装置。
  7. 被写体光を導く撮像光学系と、前記撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子が配設された可動部と、可撓性のプリント基板と、を有し、前記可動部を前記撮像光学系の光軸と略垂直な面内で任意の方向に移動可能となした撮像装置において、
    前記プリント基板は、
    前記撮像素子との信号の入出力のために前記可動部に接続された一方の端部と、
    弛みを有した状態で固定部に接続された他方の端部と、
    前記一方の端部と前記他方の端部に接続された複数の配線を有し、
    前記弛みの部位の少なくとも一部であって、前記複数の配線の間に切り込みを有することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記切り込みがスリット状であることを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置。
  9. 前記弛みの部位の折り曲げ角度が90度以上に形成されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記弛みの部位が折り返して配設されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記弛みの部位の厚さが0.02mm〜0.2mmであることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 請求項6〜11のいずれか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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