JP2007042935A - 電子部品の圧着装置及び圧着方法 - Google Patents

電子部品の圧着装置及び圧着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加圧ツールによる熱硬化性接着部材の熱圧着時間を短縮せずに、電子部品を圧着するに要する時間を短縮できるようにした圧着装置を提供することにある。
【解決手段】基板に熱硬化性接着部材を介して仮圧着された電子部品23を、クッション材を介して加圧ツール18で加圧加熱して圧着する電子部品の圧着装置であって、昇降駆動機構1と、加圧ツール及び加圧ツールに加圧力を付与するエアシリンダ15が設けられ昇降駆動機構によって上下駆動される加圧ユニット11と、加圧ツールがクッション材に接触して電子部品に加圧力を付与してから上昇を開始してクッション材から離れるまでの時間を基板に電子部品を加圧加熱する圧着時間として昇降駆動機構及びエアシリンダによる加圧ツールの駆動を制御する制御装置31とを具備する。
【選択図】 図1

Description

この発明は基板に仮圧着された電子部品を本圧着するための電子部品の圧着装置及び圧着方法に関する。
液晶ディスプレイパネルなどの基板にTCP(Tape carrier package)などの電子部品を実装する場合、異方性導電部材などの熱硬化性接着部材が用いられる。上記電子部品を上記基板に実装する場合、本圧着と仮圧着とがあり、本圧着の場合、テーブルに載置された基板の上方に上下方向に駆動可能に加圧ツールを設け、この加圧ツールによって上記基板に仮圧着された電子部品を熱圧着する。上記加圧ツールによって電子部品を熱圧着する際、熱硬化性接着部材が溶融して基板と電子部品との間から押し出されて加圧ツールに付着し、汚れの原因になることがある。
加圧ツールが汚れると、この加圧ツールによって電子部品を加圧する際に、その汚れが加圧ツールと電子部品との間に介在して電子部品を均一に加圧できなくなるため、電子部品が基板に平行に圧着されなかったり、電子部品の破損を招く原因になるなどのことがある。
そこで、電子部品を本圧着するときに、電子部品と加圧ツールとの間に耐熱性の樹脂などによって形成されたテープ状のクッション材を介在させ、本圧着時に生じる汚れが加圧ツールに付着するのを防止するようにしている。
上記電子部品を上記基板に確実に接着固定させるためには、上記加圧ツールによって基板と電子部品との間に設けられた熱硬化性接着剤を確実に溶融硬化させる必要がある。そのため、上記加圧ツールによって上記電子部品を加圧加熱する圧着時間を実験等によって決定し、その圧着時間に基いて上記加圧ツールによって上記電子部品を実装するということが行なわれている。一方、タクトタイムを短縮し、生産性を向上させるためには上記加圧ツールによる圧着時間を少しでも短くすることが要求される。
加圧ツールによってバックアップツール上に載置された基板の一辺に電子部品を加圧加熱する従来技術としては特許文献1が知られている。特許文献1に示された従来技術は、加圧ツールが電子部品に当たる時点を熱圧着動作の開始点とし、その開始点から加圧ツールが上昇を開始する時点を熱圧着動作の終了点とし、その間を圧着時間としている。
特開2003−59973号公報
クッション材を介して加圧ツールによって電子部品を加圧し、熱硬化性接着部材を加圧加熱して溶融硬化させる熱圧着動作時には、上記クッション材、熱硬化性接着部材、電子部品及び基板などが加圧ツールによって圧縮される。
そのため、加圧ツールが上昇を開始する時点を熱圧着動作の終了点とすると、加圧ツールが上昇を開始してから上記クッション材、熱硬化性接着部材、電子部品及び基板などの圧縮状態が解除されるまでは、上記加圧ツールによる圧力と熱とが上記熱硬化性接着部材に作用していることになる。つまり、加圧ツールがクッション材から離れるまでは、実質的に熱硬化性接着部材に加圧ツールによる加圧と加熱が作用している圧着時間とみなすことができる。
しかしながら、従来は加熱ツールが上昇を開始する時点を熱圧着動作の終了点として圧着時間を設定していた。そのため、加圧ツールが上昇を開始してからクッション材から離れる間での時間が余分な圧着時間となるから、その分、タクトタイムが長くなり、生産性の低下を招くということがあった。
この発明は、加圧ツールが上昇を開始した時点でなく、加圧ツールがクッション材から離れる時点を熱圧着動作の終了とすることで、圧着時間を短縮することができるようにした電子部品の圧着装置及び圧着方法を提供することにある。
この発明は、基板に熱硬化性接着部材を介して仮圧着された電子部品を、クッション材を介して加圧ツールで加圧加熱して圧着する電子部品の圧着装置であって、
昇降駆動機構と、
上記加圧ツール及びこの加圧ツールに加圧力を付与する加圧手段が設けられ上記昇降駆動機構によって上下駆動される加圧ユニットと、
上記加圧ツールが上記クッション材に接触してこのクッション材の圧縮を開始してから上昇を開始するまでの時間を上記基板に上記電子部品を加圧加熱する圧着時間として上記昇降駆動機構及び上記加圧手段による上記加圧ツールの駆動を制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする電子部品の圧着装置にある。
上記制御手段は、上記圧着時間の終了後に上記加圧ツールを上昇させる際、この加圧ツールが上記クッション材から離れるまでの上昇速度を、離れてからの上昇速度よりも遅くなるよう制御することが好ましい。
上記制御手段は、上記加圧ツールを下降させて上記電子部品を上記基板に圧着する際、所定の速度で下降する上記加圧ツールの下降速度を、この加圧ツールがクッション材に接触する前に減速させることが好ましい。
この発明は、基板に熱硬化性接着部材を介して仮圧着された電子部品を、クッション材を介して加圧ツールで加圧加熱して圧着する電子部品の圧着方法であって、
上記加圧ツールを下降させる工程と、
下降した上記加圧ツールによって上記クッション材を圧縮して上記電子部品を上記基板に加圧加熱する工程と、
上記加圧ツールが上記クッション材に接触してから上昇を開始するまでの時間を上記基板に上記電子部品を加圧加熱する圧着時間として上記加圧ツールによる上記電子部品の圧着時間を制御する工程と
を具備したことを特徴とする電子部品の圧着方法にある。
上記圧着時間が終了後に上記加圧ツールが上昇する際、この加圧ツールが上記クッション材から離れるまでの上昇速度を、離れてからの上昇速度よりも遅くすることが好ましい。
この発明によれば、加圧ツールが上昇を開始してクッション材から離れる時点を熱圧着動作の終了点として圧着時間を設定するようにした。
そのため、加圧ツールが上昇を開始してクッション材から離れる時点を熱圧着動作の終了点とする場合に比べ、加圧ツールが上昇を開始してからクッション材から離れるまでの時間を短縮できるから、その分、タクトタイムを短縮することができる。しかも、加圧ツールがクッション材から離れるまでは加圧ツールによって実質的な熱圧着動作が行なわれているから、圧着時間を短縮しても、圧着不良を招くのを防止できる。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示すこの発明の圧着装置は昇降駆動機構1を備えている。この昇降駆動機構1は固定部2の垂直面2aに取り付け固定された筐体3を有する。この筐体3内にはねじ軸4が上下方向に沿って回転可能に設けられている。このねじ軸4は、上記筐体3の上面に設けられたZ駆動源5によって回転駆動されるようになっている。
上記ねじ軸4にはナット部材7が螺合されている。このナット部材7にはアーム8の一端が固着されている。アーム8の他端は上記筐体3の前面に形成された開口部3aから外部に突出し、その突出端には加圧ユニット11が設けられている。
上記加圧ユニット11はベース部材12を有する。このベース部材12の背面の上下方向中途部には上記アーム8の他端が固着されている。ベース部材12の背面は上記筐体3の前面に設けられた第1のリニアガイド13によって上下方向に移動可能に支持されている。それによって、上記Z駆動源5が作動して上記ねじ軸4が回転駆動されれば、上記ベース部材12が筐体3の前面を上下方向に駆動されるようになっている。
上記ベース部材12の前面の上下方向中途部には載置部材14が水平に設けられていて、この載置部材14の上面には加圧手段としてのエアシリンダ15が軸線を垂直にして設けられている。
上記エアシリンダ15のロッド15aは上記載置部材14の下面側に突出していて、その下端には可動体16が取り付けられている。この可動体16は上記ベース部材12の前面に設けられた第2のリニアガイド17によって上下動可能にガイドされている。
上記可動体16の下端にはヒータ18aを有する加圧ツール18が取り付けられている。したがって、上記エアシリンダ15が作動すれば、上記加圧ツール18が上下方向に駆動されるようになっている。
上記加圧ツール18の下方にはバックアップツール19が配設されている。このバックアップツール19は上部にヒータ19aが設けられ、図示せぬZ駆動源によって上下方向に駆動可能となっている。
上記バックアップツール19の側方にはテーブル21が設けられている。このテーブル21は駆動装置22によってX、Y及びθ方向に駆動可能となっている。テーブル21の上面には液晶ディスプレイパネルなどの基板Wが供給され、真空吸着などの手段によって保持固定される。
上記基板Wは、図3に示すように大きさの異なる2枚の基板Wが貼り合わされていて、下側に位置する基板Wの周辺部の二辺にはTCPなどの電子部品23がテープ状の異方性導電部材からなる熱硬化性接着部材24によって仮圧着されている。
上記テーブル21に載置固定される上記基板Wは、電子部品23が仮圧着された周辺部を上記テーブル21から外方に突出させている。基板Wは上記テーブル21によって電子部品23が仮圧着された2つの側辺の一方が上記バックアップツール19の上端と上記加圧ツール18の下端との間に位置決めされる。
その状態で、上記バックアップツール19が上昇して基板Wの下面を保持した状態で、上記加圧ツール18が下降する。それによって、上記基板Wに仮圧着された電子部品23が加圧ツール18とバックアップツール19とで挟持されて加圧加熱されるから、上記熱硬化性接着部材24が溶融硬化して上記電子部品23が上記基板Wに本圧着される。
加圧ツール18によって電子部品23を基板Wに本圧着する際、図2に示すように加圧ツール18と電子部品23との間にはテープ状のクッション材25が介装される。このクッション材25は耐熱性を有する、たとえばフッ素樹脂などの合成樹脂によって形成されている。
上記クッション材25は、供給リール26から繰り出され、一対のガイドローラ27にガイドされて上記テーブル21に載置された基板Wに仮圧着された電子部品23の上方を平行に走行し、巻き取りリール28に巻き取られるようになっている。なお、クッション材25は加圧ツール18が上記電子部品23の熱圧着を行なうごとに、上記巻き取りリール28によって所定寸法ずつ巻き取られるようになっている。
上記昇降駆動機構1のZ駆動源5及び上記テーブル21の駆動装置22は制御装置31によって駆動が制御されるようになっている。上記エアシリンダ15には圧力制御部32を介して圧縮空気の供給源33から圧縮空気が供給されるようになっている。上記制御装置31は上記エアシリンダ15に供給する圧縮空気の圧力を上記圧力制御部32を介して制御するようになっている。
なお、上記加圧ツール18に設けられたヒータ18a及びバックアップツール19に設けられたヒータ19aも上記制御装置31によって温度制御されるようになっている。
つぎに、上記構成の圧着装置によって基板Wに仮圧着された電子部品23を本圧着するときの動作を図4に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
加圧ツール18が上昇し、バックアップツール19が下降した状態で、テーブル21が制御装置31によって駆動され、このテーブル21上に吸着保持された基板Wの電子部品23が仮圧着された一辺が上記加圧ツール18とバックアップツール19との間に位置決めされる。
基板Wが位置決めされると、バックアップツール19が上昇して基板Wの一辺の下面を支持した後、昇降駆動機構1のZ駆動源5が制御装置31によって駆動されて加圧ツール18がベース部材12とともに下降する。図4に示すように、加圧ツール18の下降開始高さをZ0、下降速度をV0とする。
加圧ツール18が電子部品23よりもわずかに高い、高さZ1まで下降する時間T1までは加圧ツール18は下降速度V0で下降する。そして、加圧ツール18が高さZ1に到達すると、ベース部材12の下降速度がV0からそれよりも緩やかな速度V1に減速される。
加圧ツール18が緩やかな速度V1で下降し、時間T2で高さZ2に下降すると、加圧ツール18がクッション材25に接触し、加圧ツール18による熱圧着動作が開始される。つまり、時間T2が加圧ツール18による電子部品23の圧着の開始時間となる。
ベース部材12は速度V1でさらに高さZ3まで下降する。このとき、加圧ツール18には圧力が加わる。その圧力によってエアシリンダ15のロッド15aが押し戻されるから、加圧ツール18とベース部材12との相対的な移動によって、加圧ツール18はクッション材25、電子部品23、熱硬化性接着部材24、さらに基板Wを弾性的に圧縮しながら下降する。なお、基板Wは材質によっては圧縮されないこともあるが、この実施の形態では弾性的に圧縮可能な材料が用いられている。
このように、時間T2で加圧ツール18がクッション材25に接触してから時間T3までの間は、ベース部材12を緩やかな速度V1で下降させている。そのため、時間T2で加圧ツール18はクッション材25に対して衝撃を与えることなく、緩やかに接触することになるから、接触時に加圧ツール18によってクッション材25が熱硬化性接着部材24の上方で位置ずれするのを抑制できる。それによって、加圧ツール18によって加熱溶融される熱硬化性接着部材24が上記加圧ツール18に付着するのを防止できる。
時間T3では、圧力制御部32によって所定の圧力に制御された圧縮空気がエアシリンダ15に供給される。それによって、加圧ツール18は速度V1よりも速い速度V2でZ4の高さまで下降し、クッション材25、電子部品23、熱硬化性接着部材24、及び基板Wを圧縮空気の圧力に応じて弾性的に圧縮しながら基板Wをバックアップツール19に押圧する。その結果、加圧ツール18とバックアップツール19とで熱硬化性接着部材24が加圧加熱されて溶融硬化する。
熱硬化性接着部材24を溶融硬化させるために必要な圧着時間が(T5−T2)であるとすると、時間T5となる少し前の時間T4までは加圧ツール18はZ4の高さに維持され、時間T4で上記ベース部材12の上昇を開始させる。このときの上昇速度をV3とする。
ベース部材12が上昇を開始すると、この上昇に加圧ツール18が連動するから、加圧ツール18により弾性的に圧縮されたクッション材25、電子部品23、熱硬化性接着部材24、及び基板Wが徐々に復元し、時間T5で加圧ツール18の高さがZ2となると、加圧ツール18によるクッション材25の圧縮度合がほぼ0となる。
つまり、時間T4から時間T5の間は、ベース部材12が上昇するため、加圧ツール18による熱硬化性接着部材24に対する加圧加熱状態が徐々に弱くなるものの、加圧ツール18が高さZ2に上昇するまではクッション材25、電子部品23、熱硬化性接着部材24、及び基板Wが圧縮状態から非圧縮状態へ復元するため、加圧ツール18はクッション材25に接触した状態にある。そのため、時間T4から時間T5の間も、加圧ツール18による熱硬化性接着部材24の加圧加熱状態が維持されているとみなすことができる。
すなわち、熱硬化性接着剤24を溶融硬化させるに要する圧着時間(T5−T2)を確保しつつ、時間T4で加圧ツール18を上昇させるため、圧着時間が終了する時間T5で加圧ツール18を上昇させる場合に比べて圧着時間を(T5−T4)だけ短縮することができる。
言い換えれば、従来のように熱硬化性接着剤24の圧着が終了する時間T5から加圧ツール18の上昇を開始し、時間(T5+α)で加圧ツール18を高さZ2に上昇させたとすると、その場合の圧着時間は{(T5+α)−T2}となるから、上述した圧着時間(T5−T2)に比べて時間αだけ余分に掛かることになる。なお、α=(T5−T4)となる。
このように、時間T5で加圧ツール18が高さZ2まで上昇してクッション材25から離れたならば、この加圧ツール18の上昇速度、つまりベースプレート12の上昇速度を、時間T4〜T5までの加圧ツール18の上昇速度V3に比べて速い速度V4に加速する。そして、加圧ツール18は時間T6で高さZ0に戻り、その位置で待機することになる。
圧着時間(T5−T2)のうち、時間(T5−T4)における加圧ツール18の上昇速度V3を、この加圧ツール18が高さZ2でクッション材25から離れてからの上昇速度V4よりも遅くした。
つまり、加圧ツール18は圧着時間のうちの最後の時間(T5−T4)では圧着時間終了後の(T6−T5)よりも緩やかに上昇させるようにした。そのため、時間T4で加圧ツール18を急速(速度V4)に上昇させる場合に比べ、緩やかな速度(速度V3)で上昇する加圧ツール18からはクッション材25が剥離しやすくなるから、上昇する加圧ツール18にクッション材25が付着して破断するのを防止することができる。
しかも、加圧ツール18を緩やかに上昇させることで、エアシリンダ15のロッド15aも、そのエアシリンダ15内を圧縮空気の圧力によって急激に押し戻されることなく、緩やかに移動する。そのため、ロッド15aが急激に戻ってピストン(図示せず)がエアリンダ14に衝突する、衝突音が発生するのを防止することもできる。
なお、上記一実施の形態では時間T4〜T5における加圧ツールの上昇速度V3を、時間T5〜T6における上昇速度V4よりも遅くしたが、時間T4〜T5における加圧ツールの上昇速度を時間T5〜T6における上昇速度V4と同じにしてもよい。
この発明の一実施の形態の圧着装置を示す概略的構成図。 加圧ツールを正面から見た図。 基板を示す平面図。 加圧ツールの上下動作と時間との関係を示すタイムチャート。
符号の説明
1…昇降駆動機構、11…加圧ユニット、15…エアシリンダ(加圧手段)、18…加圧ツール、19…バックアップツール、21…テーブル、22…駆動装置、23…電子部品、24…熱硬化性接着部材、25…クッション材、31…制御装置。

Claims (5)

  1. 基板に熱硬化性接着部材を介して仮圧着された電子部品を、クッション材を介して加圧ツールで加圧加熱して圧着する電子部品の圧着装置であって、
    昇降駆動機構と、
    上記加圧ツール及びこの加圧ツールに加圧力を付与する加圧手段が設けられ上記昇降駆動機構によって上下駆動される加圧ユニットと、
    上記加圧ツールが下降し上記クッション材に接触して上記電子部品に加圧力を付与してから上昇を開始して上記クッション材から離れるまでの時間を上記基板に上記電子部品を加圧加熱する圧着時間として上記昇降駆動機構及び上記加圧手段による上記加圧ツールの駆動を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子部品の圧着装置。
  2. 上記制御手段は、上記圧着時間の終了後に上記加圧ツールを上昇させる際、この加圧ツールが上記クッション材から離れるまでの上昇速度を、離れてからの上昇速度よりも遅くなるよう制御することを特徴とする請求項1記載の電子部品の圧着装置。
  3. 上記制御手段は、上記加圧ツールを下降させて上記電子部品を上記基板に圧着する際、所定の速度で下降する上記加圧ツールの下降速度を、この加圧ツールがクッション材に接触する前に減速させることを特徴とする請求項1記載の電子部品の圧着装置。
  4. 基板に熱硬化性接着部材を介して仮圧着された電子部品を、クッション材を介して加圧ツールで加圧加熱して圧着する電子部品の圧着方法であって、
    上記加圧ツールを下降させる工程と、
    下降した上記加圧ツールによって上記クッション材を圧縮して上記電子部品を上記基板に加圧加熱する工程と、
    上記加圧ツールが上記クッション材に接触して上記電子部品に加圧力を付与してから上昇を開始して上記クッション材から離れるまでの時間を上記基板に上記電子部品を加圧加熱する圧着時間として上記加圧ツールによる上記電子部品の圧着時間を制御する工程と
    を具備したことを特徴とする電子部品の圧着方法。
  5. 上記圧着時間が終了後に上記加圧ツールが上昇する際、この加圧ツールが上記クッション材から離れるまでの上昇速度を、離れてからの上昇速度よりも遅くすることを特徴とする請求項4記載の電子部品の圧着方法。
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