JP2007041644A - 自動販売機 - Google Patents

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義剛 横田
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Abstract

【課題】効率的な商品の収納を維持しつつ、商品収納ラックに詰まった商品を取り除くことができる自動販売機を提供すること。
【解決手段】本体キャビネット1に収納した商品収納ラック50から商品を搬出する自動販売機において、本体キャビネット1の下方部に固定した商品搬出部52と、本体キャビネット1の上方部に引き出し可能に取り付けた商品収納部1とにより、商品収納ラック50を構成したので、商品搬出部52を引き出すことがない。したがって、ハーネスを収容する収容部を商品収容室43に設ける必要がなく、商品収容室43に効率的な商品の収納が可能である。

【選択図】 図3

Description

本発明は、冷蔵した商品あるいは温蔵した商品を販売する自動販売機に関するものである。
缶入り飲料やビン入り飲料、あるいはペットボトル飲料等の商品を販売する自動販売機が広く知られている。このような自動販売機の内部には、図6に示すように、略円筒形(多角形のものも含む)で、かつ、強度の高い容器に収容した商品の収納に適したサーペンタイン方式の商品収納ラック110が内蔵してある。
サーペンタイン方式の商品収納ラック110は、側板111の間に、トップトレイ112、商品収納通路113、ベンドメック114を有している。そして、トップトレイ112は上下方向に並設してあり、上下方向に隣接したトップトレイ112の相互間に商品投入口115が画成される。
トップトレイ112は、商品投入口115(手前側)から商品収納通路113(奥側)に向けて漸次低くなるように傾斜して配設した板状部材であり、商品投入口115から横倒し姿勢で投入された商品は、トップトレイ112上を転動、または滑走することにより、トップトレイ112の手前側から奥側に搬送される。
商品収納通路113は、トップトレイ112から横倒し姿勢で搬送された商品を消勢するとともに、内部に商品を収納するものであり、手前側と奥側とに湾曲形状のセグメント116を互いに対向するように適宜連接することによって、上下方向に蛇行するように延設されている。そして、その上端側が商品の投入側となり、下端側が商品の搬出側となる。したがって、トップトレイ112から搬送された商品は、商品収納通路113を通過する際の衝撃で容器が破損/変形することがない。
ベンドメック114は商品の販売を制御するものであり、商品収納通路113の下部出口に取り付けてある。ベンドメック114は、上下一対のペダルとベンドソレノイド、およびリンク機構により構成されている。そして、商品収納通路113を通過して一番下まで到達(落下)した商品は、ベンドメック114で留まり、次の商品は、その上に積み上げられて、商品収納通路113内に次々と収納されていくことになる。
ところで、このようなサーペンタイン方式の商品収納ラック110の内部、たとえば、商品収納通路113あるいはベンドメック114において、商品が詰まった場合には、自動販売機から商品収納ラック110を取り外した後に、詰まった商品を取り除かなければならなかった。
一方、自動販売機から商品収納ラックを取り外すことなく、外部に商品収納ラックを引き出し可能とした自動販売機が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この自動販売機によれば、商品収納ラックを自動販売機の外部に引き出した後、商品収納ラックの側面から詰まった商品を取り除くことが可能となる。
特開昭57−90795号公報
しかしながら、単に商品収納ラック110を自動販売機の外部に引き出し可能としただけでなく、商品収納ラック110(ベンドメック114)に電力を供給可能とし、商品収納ラック110の状態(たとえば、売切状態)を検出可能としなければならない。したがって、商品収納ラックに電力を供給可能とする電力ケーブル、商品収納ラックの状態を検出可能とするセンサケーブル等のハーネス120の長さを十分なものとし、断線することなくハーネス120を自動販売機の内部に収納する必要がある。このため、外部に商品収納ラック110を引き出し可能とした自動販売機は、効率的な商品の収納を阻害することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、効率的な商品の収納を維持しつつ、商品収納ラックに詰まった商品を取り除くことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる自動販売機は、本体キャビネットに収容した商品収納ラックから商品を搬出する自動販売機において、本体キャビネットの下方部に固定した商品搬出部と、本体キャビネットの上方部に引き出し可能に取り付けた商品収納部とにより、商品収納ラックを構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる自動販売機は、上記請求項1において、本体キャビネットの前後方向に複数の商品収納ラックを備え、本体キャビネットの手前側から順番に商品収納部を引き出し可能に構成したことを特徴とする。
本発明にかかる自動販売機は、電源ケーブル、センサケーブル等のハーネスの接続を必要とする商品搬出部を引き出すことがないので、効率的な商品の収納を維持しつつ、商品収納ラックに詰まった商品を容易に取り除くことができる。
また、本発明にかかる自動販売機は、本体キャビネットの前後方向に商品収納ラックを備え、本体キャビネットの手前側から順番に商品収納部を引き出し可能に構成したので、本体キャビネットの手前側に位置する商品収納ラックに商品が詰まっている場合には、当該商品収納ラックよりも奥側の商品収納ラックを引き出すことなく、当該商品収納ラックを引き出して詰まった商品を取り除くことができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる自動販売機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本発明の実施例1にかかる自動販売機を図1〜図3に基づいて説明する。なお、図1は本発明の実施例1にかかる自動販売機の内部を示す斜視図、図2および図3は図1に示した自動販売機の内部を示す側断面図である。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1、内扉2および外扉3を備えている。
本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって構成したもので、前面が開口した直方体形状を有している。この本体キャビネット1の内部は、複数の断熱仕切板4,5により複数の商品収容庫6,7,8に画成してある。また、これら商品収容庫6,7,8の下方となる位置には、唯一の機械室9が設けてある。この機械室9には、図2に示すように、圧縮機11、凝縮器12、膨張器13、電磁弁14が配設してあり、さらに、凝縮器12の後方には、送風ファン15が配設してある。
内扉2および外扉3は、それぞれ本体キャビネット1の一側縁部に支承してある。内扉2は、本体キャビネット1に画成した商品収容庫6,7,8の前面を覆うのに十分な大きさを有するもので、鋼材によって構成してある。この内扉2の下方部には、図1に示すように、商品搬出口21が形成してある。商品搬出口21は、商品収容庫6,7,8の外部に商品を搬出するためのものであり、この自動販売機が販売する商品の大きさよりもやや大きく形成してある。この商品搬出口21は、フラッパ22により閉塞してあり、商品がこのフラッパ22を押し開くことにより、商品は商品収容庫6,7,8の外部に搬出される。
外扉3は、図1に示すように、本体キャビネット1の前面開口を覆うのに十分な大きさを有したもので、鋼材により堅牢に構成してある。この外扉3の下方部には、商品取出口31が形成してある。この商品取出口31は、販売した商品を利用者に受け渡すための開口である。
また、外扉3の外表面側には、図2に示すように、ディスプレイ室32、選択ボタン(図示せず)、硬貨投入口(図示せず)、表示器(図示せず)、返却レバー(図示せず)、返却口(図示せず)が配設してあり、外扉3の内表面側には、図1に示すように、コインメカニズム33、ビルバリデータ34のほか、制御ユニット(図示せず)が配設してある。
ディスプレイ室32は、中扉35に展示した商品見本(図示せず)を利用者に視認させるためのものである。選択ボタンは、利用者が購入する商品を選択するための押しボタンスイッチであり、ディスプレイ室32に展示した商品見本ごとに用意してある。この選択ボタンは、内部に光源を有しており、選択ボタンの押下が有効な場合に点灯可能に構成してある。硬貨投入口は、利用者が硬貨を投入するための開口であり、この硬貨投入口から投入された硬貨は、コインメカニズムにおいて金種が識別され、その後、内部に収容される。紙幣投入口は、利用者が紙幣を投入するための開口であり、この紙幣投入口を通じて投入された紙幣は、ビルバリデータ34においてその金種が識別される。また、上記紙幣投入口は、ビルバリデータ34において識別できなかった紙幣を返却するための機能も有している。表示器は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するための表示手段である。返却レバーは硬貨投入口あるいは紙幣投入口から投入された貨幣を返却指示、あるいは釣銭の返却指示をするためのものである。返却口は、コインメカニズム33において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。制御ユニットは、全体の制御を司るものであり、コインメカニズム33、ビルバリデータ34等の入力機器および出力機器に接続してある。
商品収容庫6,7,8は、商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのもので、図2に示すように、各商品収容庫6,7,8の内部を上下に仕切るように、搬出シュータ41が配設してある。搬出シュータ41は、前方に向けて漸次低くなるように配設したもので、商品を商品収容庫6,7,8から内扉2の商品搬出口21を通じて商品取出口31まで送り出すことが可能である。また、搬出シュータ41には、複数の通気孔41aが設けてあり、商品収容庫6,7,8の内部において空気を適宜循環させることが可能である。そして、この搬出シュータ41の下方部に熱交換室42が構成される一方、該搬出シュータ41の上方部に商品収容室43が構成される。また商品収容庫6,7,8の最奥方に上下方向に沿って通風ダクト44が設けてある。この通風ダクト44の上端部は商品収容室43に収容した最下端の商品よりも上方となる位置まで延在し、その延在端に通気口を有している。通風ダクト44の下端部は搬出シュータ41を越えて熱交換室42に連通している。
熱交換室42には、その奥方から、蒸発器17、ヒータ18、送風ファン19が順次配設してある。蒸発器17は、機械室9に配設した圧縮機11、凝縮器12、膨張器13、電磁弁14によって冷凍サイクルを構成するものである。
ヒータ18は、所定の電圧が印加された場合に発熱駆動するものであり、商品収容庫6,7,8に収容した商品を加熱(温蔵)する場合に駆動され、商品収容庫6,7,8に収容した商品を冷却する場合には、駆動することがない。送風ファン19は、商品収容庫6,7,8の庫内の空気を循環させるものであり、送風ファン19を駆動すると、熱交換室42の奥方から手前側に向けて送風可能である。
商品収容室43には、商品収納ラック50が収容してある。商品収納ラック50は、商品を横倒し姿勢とし、上下方向に沿って並ぶ態様で収納するものであり、収納された商品群のうち最下部にある商品を横倒し姿勢で一つずつ搬出可能である。
本実施例1に例示する自動販売機には、二種類の商品を収納する商品収納ラック50を奥行き方向に三つ配設してある。これらの商品収納ラック50は、それぞれ、商品収納部51と商品搬出部52とを有している。
商品収納部51は、本体キャビネット1の上方部に引き出し可能に取り付けてある。具体的には、本体キャビネット1の天井に取り付けたスライドレール53に商品収納部51を取り付けることにより、外部に引き出し可能となっている。本実施例1にかかる自動販売機は、図3に示すように、上述した三つの商品収納ラック50の商品収納部51が一体で引き出し可能となっている。たとえば、上述したスライドレール53にレールが三段のものを用い、最下段のレールに全ての商品収納ラック50の商品収納部51を取り付けることにより、一体で引き出し可能となっている。
商品収納部51は、側板54の間にトップトレイ55を着脱可能に取り付けるとともに、商品収納通路56を画成してある。トップトレイ55は上下方向に並設してあり、上下方向に隣接したトップトレイ55の相互間に商品投入口57が画成される。
トップトレイ55は、商品投入口57(手前側)から商品収納通路56(奥側)に向けて漸次低くなるように傾斜して配設した板状部材であり、商品投入口57から横倒し姿勢で投入された商品は、トップトレイ55上を転動、または滑走することにより、トップトレイ55の手前側から奥側に搬送される。
商品収納通路56は、トップトレイ55から横倒し姿勢で搬送された商品を消勢するとともに、内部に商品を収納するものであり、手前側と奥側とに湾曲形状のセグメント58を互いに対向するように適宜連接することによって、上下方向に蛇行するように延設されている。そして、その上端側が商品の投入側となり、下端側が商品の搬出側となる。したがって、トップトレイ55から搬送された商品は、商品収納通路56を通過する際の衝撃で容器が破損/変形することがない。
商品搬出部52は、本体キャビネット1の下方部に固定してある。具体的には、商品収容室43を画成する本体キャビネット1の側壁と断熱仕切板4,5との間、あるいは断熱仕切板4,5の相互間に取り付けることにより、本体キャビネット1の下方部に固定してある。
商品搬出部52は、商品の販売を制御するものであり、側板59の間にベンドメック60を有している。ベンドメック60は上下一対のペダルとベンドソレノイド、およびリンク機構により構成してあり、ベンドソレノイドは電源ケーブル(ハーネス61)により機械室9を経由して外扉3に配設した制御ユニットと接続してある。また、商品搬出部52は、商品がないことを検出する売切検出センサ(図示せず)を有している。この売切検出センサはセンサケーブル(ハーネス61)により機械室9を経由して外扉3に配設した制御ユニットに接続してある。
なお、商品収納部51と商品搬出部52とは、商品収納ラック50を構成するので、商品収納部51を商品収容室43に収容した場合に商品収納部51の側板54と商品搬出部52の側板59との間に段差が生じないように構成してある。
上述したように、本発明の実施例1にかかる自動販売機は、商品収納部51を商品収容室43に収容することにより商品収納ラック50を構成する。したがって、商品投入口57から投入した商品は、トップトレイ55および商品収納通路56を通過して商品搬出部52まで到達(落下)し、ベンドメック60上で留まる。そして、次の商品は、その上に積み上げられて、商品収納通路56の内部およびトップトレイ55上に次々と収納されることになる。
上述した本発明の実施例1にかかる自動販売機は、商品収納ラック50に商品が詰まった場合に、商品収納部51を引き出すことにより、詰まった商品を取り除くことができる。
具体的に、商品収納ラック50に詰まった商品を取り除く手順を説明する。商品収納ラック50に商品が詰まった場合には、商品収納ラック50から搬出可能な商品を全て搬出する。そして、図3に示すように、詰まった商品収納ラック50の商品収納部51から商品が落下しないように当該商品収納部51の下端部を支えながら、商品収納部51を引き出す。
ここで、商品搬出部52に商品が詰まっている場合には、商品収納部51から順次商品を取り出した後、商品搬出部52から詰まった商品を取り除くことになる。一方、商品収納部51に商品が詰まっている場合には、商品収納部51を揺する等して詰まった商品を取り除くことになる。その後、商品収納部51を商品収容室43に収容し、取り出した商品を各商品収納ラック50に収容して作業を終了する。
また、本発明の実施例1にかかる自動販売機は、電源ケーブル、センサケーブル等のハーネスを接続した商品搬出部52を引き出すことがないので、ハーネスを収容する収容部を商品収容室43に設ける必要がなく、商品収容室43に効率的な商品の収納が可能である。
本発明の実施例2にかかる自動販売機を図4および図5に基づいて説明する。なお、図4および図5は本発明の実施例2にかかる自動販売機の側断面図である。本発明の実施例2にかかる自動販売機は、商品収納ラックごとに商品収納部を引き出し可能にしたものであり、他の部分については本発明の実施例1にかかる自動販売機と異なるところはないので、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例2に例示する自動販売機には、実施例1に例示した自動販売機と同様に、二種類の商品を収納する商品収納ラック70を奥行き方向に三つ配設してある。これらの商品収納ラック70も、それぞれ、商品収納部71と商品搬出部72とを有している。
商品収納部71は、本体キャビネット1の上方部に引き出し可能に取り付けてある。具体的には、本体キャビネット1の天井に取り付けたスライドレール73に商品収納部71を取り付けることにより、外部に引き出し可能となっている。本実施例2にかかる自動販売機は、図4および図5に示すように、上述した三つの商品収納ラック70の商品収容部71が個別に引き出し可能となっている。たとえば、上述したスライドレール73にレールが三段のものを用い、最下段のレールに一番手前の商品収納ラック70の商品収納部71を、中段のレールに手前から二番目の商品収納ラック70の商品収納部71を取り付けることにより、個別に引き出し可能となっている。
商品収納部71は、側板74の間にトップトレイ(図示せず)を着脱可能に取り付けるとともに、商品収納通路76を画成してある。トップトレイは上下方向に並設してあり、上下方向に隣接したトップトレイの相互間に商品投入口(図示せず)が画成される。
トップトレイは、商品投入口(手前側)から商品収納通路76(奥側)に向けて漸次低くなるように傾斜して配設した板状部材であり、商品投入口から横倒し姿勢で投入された商品は、トップトレイ上を転動、または滑走することにより、トップトレイの手前側から奥側に搬送される。
商品収納通路76は、トップトレイから横倒し姿勢で搬送された商品を消勢するとともに、内部に商品を収納するものであり、手前側と奥側とに湾曲形状のセグメント78を互いに対向するように適宜連接することによって、上下方向に蛇行するように延設されている。そして、その上端側が商品の投入側となり、下端側が商品の搬出側となる。したがって、トップトレイから搬送された商品は、商品収納通路76を通過する際の衝撃で容器が破損/変形することがない。
商品搬出部72は、本体キャビネット1の下方部に固定してある。具体的には、商品収容室43を画成する本体キャビネットの側壁と断熱仕切板4,5との間、あるいは断熱仕切板4,5の相互間に取り付けることにより、本体キャビネット1の下方部に固定してある。
商品搬出部72は、商品の販売を制御するものであり、側板79の間にベンドメック80を有している。ベンドメック80は上下一対のペダルとベンドソレノイド、およびリンク機構により構成してあり、ベンドソレノイドは電源ケーブル(ハーネス81)により機械室9を経由して外扉3に配設した制御ユニットと接続してある。また、商品搬出部72は、商品がないことを検出する売切検出センサ(図示せず)を有している。この売切検出センサはセンサケーブル(ハーネス)により機械室9を経由して外扉3に配設した制御ユニットに接続してある。
なお、商品収納部71と商品搬出部72とは、商品収納ラック70を構成するので、商品収納部71を商品収容室43に収容した場合に商品収納部71の側板74と商品搬出部72の側板79との間に段差が生じないように構成してある。
上述したように、本発明の実施例2にかかる自動販売機は、商品収納部71を商品収容室43に収容することにより商品収納ラック70を構成する。したがって、商品投入口から投入した商品は、トップトレイおよび商品収納通路76を通過して商品搬出部72まで到達(落下)し、ベンドメック上で留まる。そして、次の商品は、その上に積み上げられて、商品収納通路76の内部およびトップトレイ上に次々と収納されることになる。
上述した本発明の実施例2にかかる自動販売機は、商品収納ラック70に商品が詰まった場合に、詰まった商品収納ラック70および当該商品収納ラック70よりも手前側の商品収納ラック70の商品収納部71を引き出すことにより、商品収納ラック70に詰まった商品を取り除くことができる。
具体的に、商品収納ラック70に詰まった商品を取り除く手順を説明する。たとえば、一番手前の商品収納ラック70に商品が詰まった場合には、トップトレイ上の商品と、当該商品収納ラック70から搬出可能な商品を全て搬出する。そして、トップトレイを取り外した後、当該商品収納ラック70の商品収納部71から商品が落下しないように、当該商品収納部71の下端部を支えながら、図4に示すように、商品収納部71を引き出す。
ここで、商品搬出部72に商品が詰まっている場合には、商品収納部71から順次商品を取り出した後、商品搬出部72から商品を取り除くことになる。一方、商品収納部71に商品が詰まっている場合には、商品収納部71を揺する等して詰まった商品を取り除くことになる。その後、商品収納部71を商品収容室43に収容し、取り出した商品を各商品収納ラック70に収容して作業を終了する。したがって、一番手前の商品収納ラック70に商品が詰まった場合には、一番手前の商品収納ラック70から商品を搬出するだけでよく、手前から二番目の商品収納ラック70、最奥方の商品収納ラック70から商品を搬出する必要がない。
また、手前から二番目の商品収納ラック70に商品が詰まった場合には、トップトレイ上の商品と、当該商品収納ラック70と一番手前の商品収納ラック70から搬出可能な商品を全て搬出する。そして、トップトレイを取り外した後、図5に示すように、一番手前の商品収納ラック70、手前から二番目の商品収納ラック70の順に引き出して、上述したように、詰まっている商品を取り除く。
したがって、手前から二番目の商品収納ラック70に商品が詰まった場合には、一番手前の商品収納ラック70、手前から二番目の商品収納ラック70から商品を搬出すればよく、最奥方の商品収納ラック70から商品を搬出する必要がない。この結果、本発明の実施例2にかかる自動販売機は、本発明の実施例1にかかる自動販売機に比べて、詰まった商品を取り除くのに必要な時間が短縮可能である。
また、本発明の実施例2にかかる自動販売機は、本発明の実施例1にかかる自動販売機と同様に、電源ケーブル、センサケーブル等のハーネスを接続した商品搬出部72を引き出すことがないので、ハーネスを収容する収容部を商品収容室43に設ける必要がなく、商品収容室43に効率的な商品の収納が可能である。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、冷蔵した商品あるいは温蔵した商品を販売する自動販売機に有用であり、特に、サーペンタイン式の商品収納ラックに収納した商品を販売する自動販売機に適している。
本発明の実施例1にかかる自動販売機の内部を示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の側断面図である。 図1に示した自動販売機の側断面図である。 本発明の実施例2にかかる自動販売機の側断面図である。 本発明の実施例2にかかる自動販売機の側断面図である。 従来の技術にかかる自動販売機の側断面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
4,5 断熱仕切板
6,7,8 商品収容庫
43 商品収容室
50 商品収納ラック
51 商品収納部
52 商品搬出部
53 スライドレール
54 側板
55 トップトレイ
56 商品収納通路
57 商品投入口
58 セグメント
59 側板
60 ベンドメック
61 ハーネス
70 商品収納ラック
71 商品収納部
72 商品搬出部
73 スライドレール
74 側板
76 商品収納通路
78 セグメント
79 側板
80 ベンドメック
81 ハーネス

Claims (2)

  1. 本体キャビネットに収容した商品収納ラックから商品を搬出する自動販売機において、
    本体キャビネットの下方部に固定した商品搬出部と、本体キャビネットの上方部に引き出し可能に取り付けた商品収納部とにより、商品収納ラックを構成したことを特徴とする自動販売機。
  2. 本体キャビネットの前後方向に複数の商品収納ラックを備え、本体キャビネットの手前側から順番に商品収納部を引き出し可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146132A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Kubota Corp 自動販売機

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