JP2007038798A - 駆動力配分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動源が停止された後の再始動時においても精度良く発熱箇所の温度を推定して該発熱箇所を適切に保護することのできる駆動力配分装置を提供すること。
【解決手段】 駆動力配分装置13は、エンジン2の停止(IGオフ)からの経過時間t_offを計測可能なIGオフタイマ20を備えている。また、ECU12は、推定された発熱箇所の温度を記憶温度Hmとして逐次記憶する。そして、ECU12は、エンジン2の再始動時、同エンジン2が停止してからの時間経過に伴う温度低下、即ちエンジン停止時における発熱箇所の記憶温度Hmからの温度低下を、推定する発熱箇所の温度の初期値に反映させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動力配分装置に関するものである。
従来、主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能な駆動力配分装置がある。そして、こうした駆動力配分装置の多くは、駆動力伝達系の途中に設けられたトルクカップリングにより、入力側から出力側に伝達するトルクを変化させることにより、主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を制御するようになっている。
ところで、車両の駆動力伝達系には、上記のようなトルクカップリングに用いられる摩擦クラッチに加え、トランスファやディファレンシャルのように、ギヤの噛み合い摩擦により発熱の生ずる箇所がある。このため、従来より、こうした発熱箇所の過熱抑制が一つの重要な課題となっている。
例えば、特許文献1に記載の駆動力配分装置では、駆動力伝達系の各発熱箇所の温度を検出し、その検出された各発熱箇所の温度が、該各発熱箇所毎に設定された所定温度を超える場合には、その所定温度を超える温度が検出された発熱箇所の過熱を抑制すべくトルクカップリングの作動を制御する。即ち、トルクカップリングにおいては、摩擦クラッチの摩擦により発熱が生じ、トランスファやディファレンシャルにおいては、補駆動輪への駆動力配分率が大となるほど、その噛み合い摩擦により生ずる発熱もまた大となる。従って、トルクカップリングについては、その伝達トルクを最大化(全結合状態)又は最小化(フリー状態)とし摩擦熱の発生を抑えることにより、またトランスファ及びディファレンシャルについては、トルクカップリングの伝達トルクを低減することにより、その負荷を軽減して同発熱箇所の過熱を抑制することができる。
しかしながら、発熱箇所に温度センサを設けることで、部品コスト及び組付け・配線コストが上昇してしまう。そこで、従来、回転数と伝達トルクとによりその温度を推定する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。そして、こうした推定方法を採用することにより、簡素な構成にて効果的に発熱箇所の過熱を抑制することができる。
特開2003−136990号公報 特開平7−12155号公報
ところが、上記のように回転数と伝達トルクとに基づく発熱箇所の温度推定は、基本的に、発熱箇所の負荷に基づき該発熱箇所に蓄積される発熱エネルギーを求め、その発熱エネルギーを積算することにより行われる。そのため、こうした発熱エネルギーの積算によりその温度推定を行う方法には、駆動源であるエンジンを停止した後は、それに伴うIGオフ(イグニッション・オフ)によりその積算値、即ち推定された発熱箇所の温度がクリアされてしまうという問題がある。
即ち、エンジンが再始動された際に(IGオン時)、その時点から再び発熱箇所の温度推定を開始することになるが、このとき、発熱箇所の温度が十分に低下していない場合等には、推定に用いる初期値と実際の温度との間に乖離が生ずることになる。このため、例えば、エンジン停止後、短時間のうちに再始動した場合には、実際には依然として過熱抑制制御を行うべき高い温度であるにも関わらず低い温度と判定して、その発熱箇所に高い負荷をかけ続けてしまう等、発熱箇所の適切なる保護が図られないおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動源が停止された後の再始動時においても精度良く発熱箇所の温度を推定して該発熱箇所を適切に保護することのできる駆動力配分装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動源の発生する駆動力を各駆動輪に伝達する駆動力伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動力伝達系における少なくとも一の発熱箇所について、該発熱箇所の負荷に基づき該発熱箇所に蓄積される発熱エネルギーを積算することにより該発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が所定温度を超える場合には、該所定温度を超える温度が推定された発熱箇所の負荷を軽減し該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、前記推定された発熱箇所の温度を記憶する記憶手段と、前記駆動源の停止時からの経過時間を計測する経過時間計測手段とを備え、前記制御手段は、前記計測された経過時間及び前記駆動源の停止時における前記記憶された発熱箇所の温度に基づいて、前記駆動源の再始動時における前記トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
請求項2に記載の発明は、前記計測された経過時間及び前記駆動源の停止時における前記記憶された発熱箇所の温度に基づいて、時間経過に伴う前記停止時からの温度低下を前記推定する温度の初期値に反映させること、を要旨とする。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、外気温に応じた前記発熱箇所の温度低下を前記推定する温度の初期値に反映させること、を要旨とする。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記記憶された発熱箇所の温度が前記所定温度より高く、且つ前記停止時からの経過時間が所定時間よりも短い場合には、前記発熱箇所の負荷を軽減し該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、を要旨とする。
請求項5に記載の発明は、前記発熱箇所は、前記トルクカップリング、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、又は駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファの少なくとも何れか一つを含むこと、を要旨とする。
上記各構成によれば、駆動源が停止された後の再始動時においても、精度よく発熱箇所の過熱を抑制する制御を実行することができ、これにより発熱箇所の保護をより適切なものとすることができる。特に、請求項2の構成によれば、駆動源の停止時から連続的な発熱箇所の温度推定が可能になり、再始動時における推定に用いる初期値と実際の温度との間の乖離を防止することができる。従って、再始動時においても精度良く発熱箇所の温度を推定することができる。その結果、実際には過熱抑制制御を行うべき高い温度であるにも関わらず低い温度と推定してその発熱箇所に高い負荷をかけ続ける、或いは、実際には低い温度であるにも関わらず高い温度と判定して過熱抑制制御を行うことを防止して、発熱箇所の保護をより適切なものとすることができる。更に、請求項3の構成を適用することで、簡素な構成にて、駆動源の停止からの時間経過に伴う温度低下をより精度良く反映させることができる。また、請求項4の構成によれば、かかる条件の成立時に、駆動源の停止に伴う発熱箇所の温度低下が十分でなく依然として過熱抑制制御を行うべき高い温度とみなすことで、実際には高い温度であるにも関わらず低い温度と推定してその発熱箇所に高い負荷をかけ続けることを未然に防止することができる。そして、請求項5の構成によれば、駆動力伝達系において特に負荷による発熱が顕著な部分を適切に保護することができる。
本発明によれば、駆動源が停止された後の再始動時においても精度良く発熱箇所の温度を推定して該発熱箇所を適切に保護することの可能な駆動力配分装置を提供することができる。
以下、本発明を四輪駆動車の駆動力配分装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、前輪駆動車をベースとする四輪駆動車であり、エンジン2に組み付けられたトランスアクスル3には、一対のフロントアクスル4が連結されている。また、トランスアクスル3には、上記各フロントアクスル4とともにプロペラシャフト5が連結されており、該プロペラシャフト5は、ピニオンシャフト(ドライブピニオンシャフト)7と連結されている。そして、ピニオンシャフト7は、ディファレンシャルとしてのリヤディファレンシャル8を介して一対のリヤアクスル9と連結されている。即ち、エンジン2の駆動力は、トランスアクスル3からフロントアクスル4を介して前輪10fに伝達される。そして、トランスアクスル3からプロペラシャフト5、ピニオンシャフト7、リヤディファレンシャル8及び各リヤアクスル9を介して後輪10rに伝達されるようになっている。
また、本実施形態の車両1は、上記のように構成された駆動力伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより、主駆動輪である前輪10fと副駆動輪である後輪10rとの間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリング11と、その作動を制御する制御手段としてのECU12とを備えている。そして、本実施形態では、これらトルクカップリング11及びECU12により駆動力配分装置13が構成されている。
詳述すると、本実施形態では、トルクカップリング11は、プロペラシャフト5とピニオンシャフト7との間に介在されている。即ち、本実施形態では、ディファレンシャルとしてのリヤディファレンシャル8は、トルクカップリング11と補駆動輪である後輪10rとの間に介在され、トランスファとしてのトランスアクスル3(のトランスファ部分)は、駆動源であるエンジン2とトルクカップリング11との間に設けられている。そして、本実施形態では、トルクカップリング11は、ピニオンシャフト7、及びリヤディファレンシャル8とともに、ディファレンシャルキャリヤ14内に収容されている。
本実施形態のトルクカップリング11は、電磁コイルに供給される電流量に応じて、プロペラシャフト5側及びピニオンシャフト7側のそれぞれに設けられた各クラッチプレート間の摩擦係合力が変化する電磁クラッチ15を備えており、その摩擦係合力に基づくトルクを入力側のプロペラシャフト5から出力側のピニオンシャフト7へと伝達する。そして、ECU12は、電磁クラッチ15に対する電流供給を通じてトルクカップリング11の作動、即ちその伝達トルクを制御し、これにより主駆動輪である前輪10fと副駆動輪である後輪10rとの間の駆動力配分を制御する。
さらに詳述すると、本実施形態では、ECU12には、スロットル開度センサ16及び車輪速センサ17f,17rが接続されており、ECU12は、これら各センサの出力信号に基づき、スロットル開度Ra、車速V、及び前輪10fと後輪10rとの間の車輪速差Wdiffを検出する。そして、ECU12は、これら車速V及びスロットル開度Ra、並びに車輪速差Wdiffに基づいて上記駆動力配分を決定し、その伝達トルクが該決定された駆動力配分に対応する値となるようにトルクカップリング11の作動を制御する。
(過熱抑制制御)
次に、本実施形態の駆動力配分装置における過熱抑制制御について説明する。
本実施形態の駆動力配分装置13は、駆動力伝達系における各発熱箇所、即ちトランスアクスル3、リヤディファレンシャル8及びトルクカップリング11の過熱抑制機能を有している。そして、これら各発熱箇所の温度Hが、該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度Hthを超える場合には、その負荷を軽減し過熱を抑えるべくトルクカップリング11の作動を制御する。尚、この記述にもあるように「温度」「所定温度」は各発熱箇所毎に推定され、設定され、及び上記判定が行われるものであるが、説明の便宜のため、それぞれ「温度H」「所定温度Hth」としてまとめて表記するものとする。
詳述すると、本実施形態では、ECU12には、上記車輪速センサ17f,17r等とともに外気温センサ18が接続されている。そして、ECU12は、各発熱箇所における回転数(差回転数)及びトルクカップリング11の伝達トルクに加え、外気温センサ18により検出される外気温Tmpに基づいて、上記各発熱箇所の温度Hを推定する。尚、外気温センサ18は、例えば車室内の空調制御のために外気導入口付近に設けられた温度センサや、エンジンの吸気管に設けられた吸気温センサである。
具体的には、本実施形態では、ECU12は、回転数及び伝達トルクに基づき各発熱箇所に蓄積される発熱エネルギーを演算する。そして、その演算された発熱エネルギーを積算し、これに外気温Tmpに応じた冷却効果を反映させることにより、各発熱箇所の温度Hを推定する。より具体的には、本実施形態では、所定のサンプリング周期毎に、以下の(1)式をベースとして外気温Tmpを変数とする冷却項を追加した式に基づく演算を実行することにより、上記各発熱箇所の温度Hを推定する。
H(n)=K1×Σ(K2×伝達トルク×回転数−K3×H(n−1))・・・(1)
尚、上記(1)式において、H(n−1)は前回演算値、K1,K2,K3は定数であり、各発熱箇所の温度Hは、このK1,K2,K3を該各発熱箇所に応じた値として演算することにより個別に推定される。そして、「回転数」は、車輪速センサ17f,17rにより検出される前車輪速Vf、後車輪速Vrに基づいて求められる。即ち、駆動源であるエンジン2と主駆動輪である前輪10f(及びトルクカップリング11)との間に設けられたトランスアクスル3の回転数は、前車輪速Vfにより求められ、トルクカップリング11と副駆動輪である後輪10rとの間に設けられたリヤディファレンシャル8の回転数は、後車輪速Vrにより求められる。また、トルクカップリング11の回転数(差回転数)は、前車輪速Vfと後車輪速Vrとの差分により求められる。
そして、ECU12は、上記のように推定した各発熱箇所の温度Hが該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度Hthを超える高温となった場合には、その負荷を軽減し過熱を抑えるべくトルクカップリング11の作動を制御する。
具体的には、ECU12は、リヤディファレンシャル8又はトランスアクスル3の何れかが高温となった場合には、その伝達トルクを低減すべくトルクカップリング11の作動を制御する。即ち、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の発熱は、副駆動輪である後輪10r側により多くの駆動力を配分する場合に顕著となる。従って、トルクカップリング11の伝達トルクを低減し、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の負荷を軽減することで、その過熱を抑制することができる。尚、本実施形態では、このトランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8に関する過熱抑制制御は、伝達トルクの決定、即ち前輪10fと後輪10rとの間の駆動力配分を決定する際に用いるマップを、通常時のものよりもその伝達トルクを低く設定した過熱抑制制御用のものに切り替えることにより行われる。
また、トルクカップリング11が高温となった場合には、その伝達トルクを最大化すべく該トルクカップリング11の作動を制御する。そして、トルクカップリング11に加え、トランスアクスル3又はリヤディファレンシャル8の何れかが高温となった場合には、その伝達トルクを最小化すべく該トルクカップリング11の作動を制御する。即ち、伝達トルクを最大化することでトルクカップリング11は全結合状態となり、これによりその差回転数は略ゼロとなる。従って、その摩擦熱の発生を抑えて、同トルクカップリング11の過熱を効果的に抑制することができる。そして、伝達トルクを最小化、後輪10r側への駆動力配分を略ゼロとし電磁クラッチの摩擦係合を解除(フリー状態)とすることで、摩擦熱の発生を抑えることができるとともに、トランスアクスル3及びリヤディファレンシャル8の負荷を最小化することができる。
(エンジン停止後の再始動時における温度推定)
次に、本実施形態の駆動力配分装置におけるエンジン停止後の再始動時における温度推定について説明する。
図1に示すように、本実施形態の駆動力配分装置13は、エンジン2の停止(IGオフ)からの経過時間t_offを計測可能なIGオフタイマ20を備えている。また、ECU12は、上記推定された各発熱箇所の温度Hを記憶温度Hmとして逐次記憶する。そして、ECU12は、エンジン2の再始動時には、同エンジン2が停止してからの時間経過に伴う温度低下、即ちエンジン停止時おける各発熱箇所の記憶温度Hmからの温度低下を、上記推定する各発熱箇所の温度Hの初期値H0に反映させる。尚、「記憶温度」もまた各発熱箇所毎に逐次記憶されるものであるが、「温度H」「所定温度Hth」と同様に、説明の便宜のため、「記憶温度Hm」としてまとめて表記するものとする。
詳述すると、図2のフローチャートに示すように、ECU12は、駆動源であるエンジン2が始動(IGオン)されると(ステップ101)、IGオフタイマ20からエンジン停止(IGオフ)からの経過時間t_offを読み出し(ステップ102)、続いて後述する各発熱箇所の記憶温度Hm、即ちIGオフ時の推定温度を読み出す(ステップ103)。そして、これらステップ101及びステップ102において読み出した経過時間t_off及びエンジン停止時における各発熱箇所の記憶温度Hmに基づいて、エンジン停止からの時間経過に伴う温度低下が反映された各発熱箇所の温度Hの初期値H0を演算する(ステップ104)。
尚、本実施形態では、ECU12は、各発熱箇所の温度推定に用いる上記(1)式をベースとして外気温Tmpを変数とする冷却項を追加した式に基づいて、その経過時間t_off間の演算をまとめて行うことにより、各発熱箇所の温度Hの初期値H0を演算する。そして、これにより外気温Tmpに応じた各発熱箇所の温度低下を初期値H0に反映させるようになっている。
次に、ECU12は、各発熱箇所の温度H(この場合、上記ステップ104において演算された初期値H0)が、該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度Hthを超えるか否かを演算する(フェール判定、ステップ105)。そして、各発熱箇所の温度H(H0)が所定温度Hth以下である場合(H(H0)≦Hth、ステップ105:NO)には、各発熱箇所の温度推定を行い(ステップ106)、その推定された温度Hにて記憶温度Hmを更新する(ステップ107)。尚、本実施形態では、ECU12は、不揮発性のメモリ21(図1参照)を有しており、上記ステップ107は、この記憶手段としてのメモリ21にステップ106において推定された各発熱箇所の温度Hを逐次記憶することにより行われる。
次に、ECU12は、エンジン2が停止された(IGオフ)か否かを判定し(ステップ108)、エンジン2が停止されない場合(ステップ108:NO)には、再び上記ステップ105のフェール判定を実行する。そして、上記ステップ106において推定された各発熱箇所の温度H(又は上記ステップ104において演算された初期値H0)が、該各発熱箇所毎に予め設定された各所定温度Hthを超える場合には(H(H0)>Hth、ステップ105:YES)には、上述の過熱抑制制御を実行する(ステップ109)。
以上、本実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
上述のように、単純に発熱エネルギーの積算によりその温度推定を行う方法では、駆動源であるエンジンを停止した後は、それに伴うIGオフにより、それまでに推定された各発熱箇所の温度Hがクリアされてしまう。そのため、再始動時において推定に用いる初期値と実際の温度との間に乖離が生じ、実際には依然として過熱抑制制御を行うべき高い温度であるにも関わらず低い温度と判定してその発熱箇所に高い負荷をかけ続けてしまうおそれがある。
この点、本実施形態の駆動力配分装置13は、エンジン2の停止(IGオフ)からの経過時間t_offを計測可能なIGオフタイマ20を備え、ECU12は、上記推定された各発熱箇所の温度Hを記憶温度Hmとして逐次記憶する。そして、ECU12は、エンジン2の再始動時、同エンジン2が停止してからの時間経過に伴う温度低下、即ちエンジン停止時における各発熱箇所の記憶温度Hmからの温度低下を、推定する各発熱箇所の温度Hの初期値H0に反映させる。
このような構成とすれば、エンジン2の再始動時において、推定に用いる初期値H0と実際の温度Hとの間の乖離を防止することができる。従って、エンジン2が停止された後の再始動時においても精度良く各発熱箇所の温度を推定することができる。その結果、実際には過熱抑制制御を行うべき高い温度であるにも関わらず低い温度と推定してその発熱箇所に高い負荷をかけ続ける、或いは、実際には低い温度であるにも関わらず高い温度と判定して過熱抑制制御を行うことを防止して、各発熱箇所の保護をより適切なものとすることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明を、前輪10fを主駆動輪とする車両1の駆動力配分装置13に具体化したが、後輪10rを主駆動輪とする車両の駆動力配分装置に具体化してもよい。また、センタディファレンシャル装置にECUを組み合わせた四輪駆動装置や前後及び/又は左右輪のトルク配分装置に具体化してもよい。
・本実施形態では、駆動力伝達系における各発熱箇所を、トランスアクスル3、リヤディファレンシャル8及びトルクカップリング11としたが、これに限らず、これらのうちの少なくとも何れか一つを過熱抑制制御の対象の発熱箇所とするものに具体化してもよい。
・本実施形態では、エンジン2を駆動源とする車両1に具体化したが、駆動源は、内燃機関のみならずモータであってもよい。
・本実施形態では、各発熱箇所の温度推定に用いる上記(1)式をベースとして外気温Tmpを変数とする冷却項を追加した式に基づいて、その経過時間t_off間の演算をまとめて行うことにより、各発熱箇所の温度Hの初期値H0を演算することとした。しかし、これに限らず、上記初期値H0の演算については、例えば、初期値H0と、記憶温度Hm、外気温Tmp、及び経過時間t_offとを関連付けたマップを用いる等、その他の方法により行ってもよい。また、各発熱箇所の温度推定については、上記(1)式により該各発熱箇所の理論温度を、続いて外気温Tmpに基づいてその補正値を求め、理論温度を補正値で補正することにより各発熱箇所の温度Hを求める構成としてもよい。
・本実施形態では、温度推定及び初期値演算の何れにおいても、パラメータとして外気温Tmpを用いることとした。しかし、これに限らず、温度推定について、該各発熱箇所の負荷に基づき該各発熱箇所に蓄積される発熱エネルギーを積算するものであればよい。従って、例えば、回転数及び伝達トルクのみを用いる構成としてもよく、外気温Tmpに代えて各発熱箇所に供給されるフルードの油温等をパラメータとして用いる構成としてもよい。
・本実施形態では、ECU12は、駆動源(エンジン2)の停止時からの時間経過に伴う発熱箇所の温度低下を、駆動源の再始動時における推定温度の初期値H0に反映させることとした。しかし、これに限らず、記憶された発熱箇所の温度が所定温度より高く、且つ、停止時からの経過時間t_offが所定時間よりも短い場合には、ECU12は、駆動源の再始動時に発熱箇所の負荷を軽減すべく過熱抑制制御を実行することとしてもよい。
駆動力配分装置を備えた車両の概略構成図。 各発熱箇所の温度推定並びに過熱抑制制御の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…車両、2…エンジン、3…トランスアクスル、5…プロペラシャフト、7…ピニオンシャフト、8…リヤディファレンシャル、10f…前輪、10r…後輪、11…トルクカップリング、12…ECU、13…駆動力配分装置、15…電磁クラッチ、17f,17r…車輪速センサ、18…外気温センサ、20…IGオフタイマ、21…メモリ、H…温度、H0…初期値、Hth…所定温度、Hm…記憶温度、Tmp…外気温、t_off…経過時間、Vf…前車輪速、Vr…後車輪速。

Claims (5)

  1. 駆動源の発生する駆動力を各駆動輪に伝達する駆動力伝達系の途中に設けられ入力側から出力側に伝達する伝達トルクを変化させることにより主駆動輪と補駆動輪との間の駆動力配分を変更可能なトルクカップリングと、該トルクカップリングの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記駆動力伝達系における少なくとも一の発熱箇所について、該発熱箇所の負荷に基づき該発熱箇所に蓄積される発熱エネルギーを積算することにより該発熱箇所の温度を推定し、該推定された発熱箇所の温度が所定温度を超える場合には、該所定温度を超える温度が推定された発熱箇所の負荷を軽減し該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御する駆動力配分装置であって、
    前記推定された発熱箇所の温度を記憶する記憶手段と、
    前記駆動源の停止時からの経過時間を計測する経過時間計測手段とを備え、
    前記制御手段は、前記計測された経過時間及び前記駆動源の停止時における前記記憶された発熱箇所の温度に基づいて、前記駆動源の再始動時における前記トルクカップリングの作動を制御すること、を特徴とする駆動力配分装置。
  2. 請求項1に記載の駆動力配分装置において、
    前記計測された経過時間及び前記駆動源の停止時における前記記憶された発熱箇所の温度に基づいて、時間経過に伴う前記停止時からの温度低下を前記推定する温度の初期値に反映させること、を特徴とする駆動力配分装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の駆動力配分装置において、
    前記制御手段は、外気温に応じた前記発熱箇所の温度低下を前記推定する温度の初期値に反映させること、を特徴とする駆動力配分装置。
  4. 請求項1に記載の駆動力配分装置において、
    前記制御手段は、前記記憶された発熱箇所の温度が前記所定温度より高く、且つ前記停止時からの経過時間が所定時間よりも短い場合には、前記発熱箇所の負荷を軽減し該発熱箇所の過熱を抑制すべく前記トルクカップリングの作動を制御すること、
    を特徴とする駆動力配分装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の駆動力配分装置において、
    前記発熱箇所は、前記トルクカップリング、前記トルクカップリングと前記補駆動輪との間に介在されるディファレンシャル、又は駆動源と前記トルクカップリング及び主駆動輪との間に設けられたトランスファの少なくとも何れか一つを含むこと、
    を特徴とする駆動力配分装置。
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