JP2007038306A - 鋼管用穿孔機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガス配管等に穿孔する鋼管用穿孔機において、これに用いられるはす歯の組合せ歯車からなる減速手段の構造に起因して、穿孔作業時の振動を増幅し穿孔作業を困難にするという課題があった。
【解決手段】 穿孔機に用いられる複数段の減速手段がはす歯歯車の組合せ歯車を含み、最終減速段において出力軸に作用するスラスト推力の向きがモータ側に作用するように、各減速段の歯車のはす歯のねじれ方向を形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガス配管等に用いられている鋼管に、分岐管増設等の目的で穿孔する際に使用される鋼管用穿孔機に関する。
新設又は既設のガス配管等に分岐管を増設する際に使用される鋼管用穿孔機として、鋼管を穿削するホルソーをモータで回転駆動する電動穿孔機がある。以下、図1及び図5を参照して従来の鋼管用穿孔機について説明する。図1は本発明の技術分野に係る鋼管用穿孔機の断面図であり、図5(a)は従来の鋼管用穿孔機の減速手段に用いられている各歯車の配置図、図5(b)は図5(a)の展開図である。
図1において、穿孔機本体1の略中央部には周知の単相直巻整流子モータ5が配置されている。このモータ5の回転子4に結合された回転軸110の先端部には、図1には図示していないが、はす歯のピニオンが形成されている。このピニオンの回転力は、組合せ歯車210から組合せ歯車310を経て出力軸510に固着された最終減速段の歯車410へと伝達される。出力軸510の先端部には3つ爪のドリルチャック11が固着されており、このドリルチャック11にジョイント12及びスピンドル13からなる結合器14を介してホルソー15が固着されている。ホルソー15は、有底中空円筒状の形状をなし、その開口端部には鋼管を穿削するための多数の鋸歯16が形成されている。
このように構成された電動穿孔機1は、ハンドル18に配置されたスイッチ20を操作することによりモータ5が回転し、3段の減速手段によって増幅された回転トルクがホルソー15に伝達される。このホルソー15を鋼管の外周面に押圧して鋼管に穿孔する。なお、ドリルチャック11から先のジョイント12、スピンドル13及びホルソー15を交換することにより、直径約20mmから80mm程度までの所望の穿孔に使用できるものである。
図5(a)はピニオン111の回転力が出力軸510に伝達されるまでの各歯車の位置関係を示す図である。この減速手段31は、モータ5の回転軸110の先端に形成されたピニオン111と、このピニオン111に咬合する大径歯車211及び小径歯車212が同一支軸213に固着された組合せ歯車210と、組合せ歯車210の小径歯車212と咬合する大径歯車311及び小径歯車312が同一支軸313に固着された組合せ歯車310と、組合せ歯車310の小径歯車312と咬合する出力軸510に固着された最終減速段の歯車410とから構成されている。これらはピニオン111(モータの回転軸110)を中心に、組合せ歯車210の支軸213、組合せ歯車310の支軸313及び出力軸510が略90度間隔でピニオン111を包囲するように配置されている。
次に図5(b)を参照して各歯車に形成されたはす歯のねじれ方向と、減速手段31の動作時に作用するスラスト推力の向きについて説明する。なお、図5(b)において、ピニオン111及び各歯車211、212、311、312、410の中央に描かれている3本の斜線はこれらに形成されたはす歯のねじれ方向を示し、右下がりの斜線は右ねじれ方向を、左下がりの斜線は左ねじれ方向を示す。左右に向いた太線の矢印はピニオン111及び各歯車211、212、311、312、410に作用するスラスト推力の向きを示し、黒塗り矢印はモータ5側の向き、白抜き矢印はドリルチャック11側の向きを示す。また、上下に向いた細線の矢印はピニオン111及び各歯車211、212、311、312、410の回転の向きを示し、実線の矢印はドリルチャック11側から見て時計回りの向き、破線の矢印はドリルチャック11側から見て反時計回りの向きを示す。
モータ5の回転軸110の先端部に形成されたピニオン111には、ギアボックス10(図1参照)内のグリスがモータハウジング2(図1参照)内に侵入しないように、モータ5の回転時にグリスをギアボックス10側へ押し出す方向にはす歯のねじれ方向が形成されている。即ち、モータ5の回転方向がピニオン111側から見て時計回りの向きの場合は右ねじれ方向に、モータ5の回転方向がピニオン111側から見て反時計回りの向きの場合は左ねじれ方向に歯切りされる。いずれの場合も、モータ5の回転時にピニオン111に作用するスラスト推力の向きはモータ5側の向きとなる。
以下、モータ5の回転方向はピニオン111側(ドリルチャック11側)から見て時計回りの向きとし、ピニオン111のはす歯は右ねじれ方向に歯切りされているものとする。
ピニオン111に駆動される組合せ歯車210の大径歯車211は左ねじれ方向に歯切りされこの大径歯車211に作用するスラスト推力の向きはドリルチャック11側の向きとなる。組合せ歯車310の大径歯車311を駆動する組合せ歯車210の小径歯車212は、組合せ歯車210の支軸213を軸支している軸受214、215への負担を軽減するため、組合せ歯車210の大径歯車211に作用するドリルチャック11方向のスラスト推力と逆向き(モータ5側の向き)のスラスト推力が作用するように左ねじれ方向に歯切りされている。
組合せ歯車210と同様の思考で、組合せ歯車310の大径歯車311は右ねじれ方向に歯切りされドリルチャック11方向のスラスト推力が作用するので、組合せ歯車310の小径歯車312は、組合せ歯車310の支軸313を軸支している軸受314、315への負担を軽減するため、組合せ歯車310の大径歯車311に作用するドリルチャック11方向のスラスト推力と逆向き(モータ5側の向き)のスラスト推力が作用するように右ねじれ方向に歯切りされている。
組合せ歯車310の小径歯車312に駆動される出力軸510に固着された最終減速段の歯車410は左ねじれ方向に歯切りされ、この歯車410及び出力軸510に作用するスラスト推力はドリルチャック11向きとなっている。
なお、モータ5等の回転トルクを複数段のギアを介して出力軸へ伝達する技術は、例えば特開平8−177988号公報に開示されている。
特開平8−177988号公報
このような従来の鋼管用穿孔機は、ホルソーが鋼管を穿削する過程で振動を生ずるが、この穿削による振動の起振力の向きはホルソーからモータ側への向きとなる。穿孔機の減速手段により出力軸に作用するスラスト推力の向きはドリルチャック側、即ちホルソー側に作用しているため、振動による起振力がスラスト推力に対して小さいときは問題ないが、起振力がスラスト推力を越える程度に作用すると穿孔機の出力伝達系の動作が不安定な状態になり、振動を増幅してしまうという課題があった。特に大径の孔を穿孔するときに穿削負荷が増し、穿孔作業を困難にしていた。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、穿孔時の振動の増幅を抑制し、作業性の良好な鋼管用穿孔機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために請求項1に記載の発明は、先端部にピニオンが形成された回転軸を有するモータと、前記ピニオンの回転力を伝達する複数段の減速手段と、該減速手段の最終段に結合される出力軸と、該出力軸の先端部に固着されたドリルチャックと、該ドリルチャックに結合器を介して固着されるホルソーとを備えた鋼管用穿孔機において、前記ピニオンが前記モータの回転によって前記モータ側へスラスト推力が作用する方向にねじれ方向が形成されたはす歯を有し、前記複数段の減速手段がはす歯歯車の組合せ歯車を含み、前記出力軸に作用するスラスト推力の向きが前記モータ側に作用するようにはす歯のねじれ方向が形成されてなることを特徴とする。
斯かる構成による鋼管用穿孔機は、減速手段の動作により出力軸に生ずるスラスト推力が、穿孔作業時の起振力の向きと同一の向きに作用する。
請求項1に記載の鋼管用穿孔機によれば、モータの回転力を複数段の減速手段を介して出力軸に伝達する過程において、減速手段の動作により出力軸に生ずるスラスト推力を、穿孔作業時の起振力の向きと同一の向きに作用するように構成しているので、穿孔時の負荷が増加しこれに起因する起振力が増加しても、この起振力と出力軸に作用するスラスト推力が対抗することがないから穿孔機の出力伝達系の安定を確保することができ、振動の増幅を抑止することができる。
以下、本発明に係る鋼管用穿孔機の実施の形態について図面を参照して詳述する。
図1乃至図3は本発明の第1実施例を説明するための図であり、図1は先に概説した本発明に係る鋼管用穿孔機の断面図、図2は本発明の鋼管用穿孔機の使用方法を説明するための模式図、図3(a)は本発明の減速手段を構成する各歯車の位置関係を示す平面図、図3(b)は図3(a)の減速手段の展開図である。
図1において、穿孔機1の本体胴部はアルミニウムを略円筒形に鋳金して製作されたモータハウジング2であり、その内周面には回転駆動源となる単相直巻整流子モータ5の界磁巻線3が配設されている。界磁巻線3の内側にはモータ5の回転子4である電機子巻線が、界磁巻線3と円筒状の径方向空隙を介して対向するよう配置されている。回転子4の中心に固着された回転軸100は、モータハウジング2と軸受ブラケット9に配置された一対の玉軸受7、8にて回転自在に軸支されている。
軸受ブラケット9には、後述する減速手段30を構成する複数の歯車200、300、400と出力軸500が収納されるギアボックス10が取付けられている。これら軸受ブラケット9及びギアボックス10はアルミニウム合金を切削加工して製作されている。また、モータ5の回転軸100の先端部に形成されたピニオン(101)(図示せず)がギアボックス10内に挿通しており、減速手段30の1段目の歯車200と咬合している。
ギアボックス10から突出した出力軸500の先端部には3つ爪のドリルチャック11が固着され、このドリルチャック11に掴まれたジョイント12及びスピンドル13からなる結合器14を介して穿削工具であるホルソー15が固着されている。ホルソー15は有底中空円筒形状に、焼入れ鋼によって製作され、その開口端部に鋼管を穿削、穿孔する多数の鋸歯16を備えている。また、ホルソー15の底部17の中心部でスピンドル13に堅固に固着されている。
モータハウジング2の外側には2本のハンドル18、19が取付けられ、片方のハンドル18に、モータ5の回転、停止操作を行うリミットスイッチ20が配設されている。
図2は本発明の鋼管用穿孔機1の使用方法を説明するための模式図である。まず、穿孔する鋼管30の所望の位置にサドル25を固定し、その内部にホルソーが回転自在に位置するように固定具26をサドルに固定する。この状態で、作業者は両手で穿孔機のハンドルを堅持しモータのスイッチを操作し、ホルソーを回転させる。次に、ハンドルに体重をかけながら鋼管に穿孔する。
図3は本発明の鋼管用穿孔機1の減速手段30の構造を説明するための図であり、図3(a)は減速手段30を構成するピニオン100、各歯車200、300、400及び出力軸500の位置関係を示す配置図、図3(b)は図3(a)の回転力伝達系統を示す展開図である。
図3(a)において、減速手段30は、モータ5の回転軸100の先端に形成されたピニオン101と、このピニオン101に咬合する大径歯車201及び小径歯車202が同一支軸203に固着された組合せ歯車200と、組合せ歯車200の小径歯車202と咬合する大径歯車301及び小径歯車302が同一支軸303に固着された組合せ歯車300と、組合せ歯車300の小径歯車302と咬合する出力軸500に固着された最終減速段の歯車400とから構成されている。これらは従来のピニオン111、各歯車210、310、410及び出力軸510と同様に、ピニオン101(モータの回転軸100)を中心に、組合せ歯車200の支軸203、組合せ歯車300の支軸303及び出力軸500が略90度間隔でピニオン101を包囲するように配置されている。
次に図3(b)を参照してピニオン101及び各歯車201、202、301、302、400に形成されたはす歯のねじれ方向と、減速手段30の動作時に作用するスラスト推力の方向について説明する。なお、図5(b)と同様に、図3(b)において、ピニオン101及び各歯車201、202、301、302、400の中央に描かれている3本の斜線はこれらに形成されたはす歯のねじれ方向を示し、右下がりの斜線は右ねじれ方向を、左下がりの斜線は左ねじれ方向を示す。左右に向いた太線の矢印はピニオン101及び各歯車201、202、301、302、400に作用するスラスト推力の向きを示し、黒塗り矢印はモータ5側の向き、白抜き矢印はドリルチャック11側の向きを示す。また、上下に向いた細線の矢印はピニオン101及び各歯車201、202、301、302、400の回転の向きを示し、実線の矢印はドリルチャック11側から見て時計回りの向き、破線の矢印はドリルチャック11側から見て反時計回りの向きを示す。
モータ5の回転軸100の先端部に形成されたピニオン101に形成されるはす歯のねじれ方向は、ピニオン101及び各歯車201、202、301、302、400の咬合を円滑にするために塗布されている潤滑グリスが、ギアボックス10(図1参照)からモータハウジング2(図1参照)内に侵入しないように、モータ5の回転時にグリスをギアボックス10側へ押し出す方向に形成されている。即ち、モータ5の回転方向がピニオン101側から見て時計回りの向きの場合は右ねじれ方向に、モータ5の回転方向がピニオン101側から見て反時計回りの向きの場合は左ねじれ方向に歯切りされる。いずれの場合も、モータ5の回転時にピニオン101に作用するスラスト推力の向きはモータ5側へ作用する向きとなる。
この第1実施例では、モータ5の回転方向はピニオン101側(ドリルチャック11側)から見て時計回りの向きであり、ピニオン101のはす歯は右ねじれ方向に歯切りされている。
ピニオン101に駆動される組合せ歯車200の大径歯車201は左ねじれ方向に歯切りされこの大径歯車201に作用するスラスト推力の向きはドリルチャック11側の向きとなる。組合せ歯車300の大径歯車301を駆動する組合せ歯車200の小径歯車202は、組合せ歯車200の支軸203を軸支している一対の玉軸受204、205への負担を軽減するため、組合せ歯車200の大径歯車201に作用するドリルチャック11方向のスラスト推力と逆向き(モータ5側の向き)のスラスト推力が作用するように左ねじれ方向に歯切りされている。
ここで組合せ歯車300の大径歯車301は右ねじれ方向に歯切りされドリルチャック11方向のスラスト推力が作用するが、組合せ歯車300の小径歯車302は、これと咬合する出力軸500に固着された歯車400に作用するスラスト推力の向きがモータ5側となるように、左ねじれ方向に歯切りされており、この小径歯車302に作用するスラスト推力の向きはドリルチャック側となっている。
組合せ歯車300の小径歯車302に駆動される最終減速段の歯車400は右ねじれ方向に歯切りされ、この歯車400及び出力軸500に作用するスラスト推力はモータ5側へ作用する向きとなっている。
このように構成された第1実施例の鋼管用穿孔機は、従来装置の構成部品のうち、最終減速段の1段前の組合せ歯車300の小径歯車302と最終減速段の歯車400の歯切り方向を変更するだけで、出力軸500に作用するスラスト推力の向きをモータ5側へ向けることができ、上述した本発明の効果を享受できる。
図4は本発明の第2実施例を説明するための減速手段30’の展開図である。図中、第1実施例の説明に用いた図3と同等の機能を有する部材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。また、図4中の斜線、太線矢印、細線矢印の意味も図3(b)と同様である。
この第2実施例では、組合せ歯車200’の小径歯車202’及び組合せ歯車300’の大径歯車301’のはす歯のねじれ方向が第1実施例と異なり、上述したグリス侵入の観点から、ピニオン101側から見て時計回り方向に回転するモータ5に対応して右ねじれ方向に歯切りされたピニオン101には左ねじれ方向に歯切りされた大径歯車201が咬合する。このときこの大径歯車201には前述のとおりドリルチャック側へスラスト推力が作用する。この大径歯車201と組合されて組合せ歯車200’を構成する小径歯車202’のはす歯のねじれ方向を右ねじれ方向に形成している。従って、この小径歯車202’にもドリルチャック側へスラスト推力が作用する。
組合せ歯車200’の小径歯車202’に駆動される組合せ歯車300’の大径歯車301’は左ねじれ方向に歯切りされ、モータ5側へスラスト推力が作用する。組合せ歯車300’の小径歯車302は左ねじれ方向に歯切りされ、最終減速段の歯車400の駆動側となるためドリルチャック側へスラスト推力が作用する。最終減速段の歯車400には右ねじれ方向にはす歯が形成されるので、出力軸500とともにモータ5側へのスラスト推力が作用する。従ってこの構成により上述した本発明の効果を享受することができる。
なお、上述した第1実施例及び第2実施例では、第1実施例は組合せ歯車300の支軸303に作用するスラスト推力の大きさが、第2実施例は組合せ歯車200’の支軸203に作用するスラスト推力の大きさが、それぞれ従来例に比べて大きくなっているが、第2実施例の組合せ歯車200’は第1実施例の組合せ歯車300よりも減速段が先行しているため従来例からの負荷の増分を小さく押さえることができる。
本発明は、複数段の減速手段を備えた鋼管用穿孔に利用して好適するものである。
本発明に係る鋼管用穿孔機の断面図である。 図1の鋼管用穿孔機の使用方法を示す模式図である。 本発明の鋼管用穿孔機に用いられる減速手段の配置図及び展開図である。 本発明の鋼管用穿孔機に用いられる減速手段の他の実施例の展開図である。 従来の鋼管用穿孔機に用いられる減速手段の配置図及び展開図である。
符号の説明
1 穿孔機
5 モータ
11 ドリルチャック
14 結合器
15 ホルソー
30、30’ 減速手段
100 回転軸
101 ピニオン
200、200’、300、300’ 組合せ歯車
500 出力軸

Claims (1)

  1. 先端部にピニオンが形成された回転軸を有するモータと、前記ピニオンの回転力を伝達する複数段の減速手段と、該減速手段の最終段に結合される出力軸と、該出力軸の先端部に固着されたドリルチャックと、該ドリルチャックに結合器を介して固着されるホルソーとを備えた鋼管用穿孔機において、前記ピニオンは前記モータの回転によって前記モータ側へスラスト推力が作用する方向にねじれ方向が形成されたはす歯を有し、前記複数段の減速手段ははす歯歯車の組合せ歯車を含み、前記出力軸に作用するスラスト推力の向きが前記モータ側に作用するようにはす歯のねじれ方向が形成されてなることを特徴とする鋼管用穿孔機。
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