JP2007034918A - 半導体集積回路設計装置および半導体集積回路設計方法 - Google Patents

半導体集積回路設計装置および半導体集積回路設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能な半導体集積回路設計装置を提供する。
【解決手段】 入力部110は、スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルを示すネットリストAを受け付ける。リスト作成部10は、入力部110が受け付けたネットリストAが示すスキャンフリップフロップの数だけ観測ポイントを設ける。座標抽出部11は、観測ポイントと、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと、を観測ポイントごとに関連づける。信号接続部12は、観測ポイントと、該観測ポイントと関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップとを配線する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路設計装置および半導体集積回路設計方法に関する。
近年、半導体集積回路の小型化等により、半導体集積回路に含まれる回路の数が非常に多くなっており、その結果、半導体集積回路に含まれる回路の動作をテストすることが困難になっている。このため、様々なテスト容易化設計技術(DFT:Design For Testability)が開発されている。
テスト容易化設計技術の一つに、故障を検出するためのスキャンセルが半導体集積回路に設けられたスキャンパス方式がある。スキャンパス方式において、スキャンセルは、半導体集積回路に含まれるゲート間の配線に接続される。また、スキャンセルが接続される配線上の点は観測ポイントと呼ばれる。スキャンパス方式では、テスト信号が半導体集積回路に入力され、スキャンセルを介して出力された出力信号が検出されることによって、半導体集積回路の動作がテストされる。
しかしながら、スキャンセルが半導体集積回路に設けられると、半導体集積回路の面積が増加してしまう。
特許文献1(特開2002−131391号公報)には、半導体集積回路の修正時に用いられるスペアセルがスキャンセルとして利用される半導体集積回路が記載されている。この半導体集積回路では、スペアセルがスキャンセルとして利用されるので、専用のスキャンセルが半導体集積回路に設けられることによる半導体集積回路の面積増加が軽減される。
特開2002−131391号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体集積回路では、スペアセルと観測ポイントとが接続される際に、スペアセルおよび観測ポイントの配置位置、および、スペアセルと観測ポイントとを接続する配線の長さが考慮されていない。このため、この半導体集積回路では、スペアセルと観測ポイントとが配線にて接続される際に、スペアセルおよび観測ポイントを接続する配線の長さが長くなる可能性があり、その結果、半導体集積回路の動作に遅延が起きる可能性がある。
本発明の目的は、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能な半導体集積回路設計装置および半導体集積回路設計方法を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の半導体集積回路設計装置は、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置であって、スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したネットリストを受け付ける入力手段と、前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路内に観測ポイントを設け、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示した観測ネットリストを作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段にて作成された観測ネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける座標抽出手段と、前記観測ポイントと、該観測ポイントと前記座標抽出手段にて関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップと、が配線を用いて接続された半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したスキャンネットリストを作成する信号接続手段と、を含む。
また、本発明の半導体集積回路設計方法は、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置が行なう半導体集積回路設計方法であって、スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したネットリストを受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路内に観測ポイントを設ける設置ステップと、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示した観測ネットリストを作成するリスト作成ステップと、前記リスト作成ステップにて作成された観測ネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける関連ステップと、前記観測ポイントと、該観測ポイントと前記関連ステップにて関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップと、が配線を用いて接続された半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したスキャンネットリストを作成する設計ステップと、を含む。
上記発明によれば、ネットリストが示す本体回路に観測ポイントが設けられ、設けられた観測ポイントが、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルに含まれるスキャンフリップフロップと配線を用いて接続される。
これにより、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、観測ポイントとスキャンフリップフロップとを接続する配線の長さを短くすることが可能になる。よって、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能になる。
また、前記ネットリストが受け付けられると、前記受け付けられたネットリストに示されたスキャンフリップフロップの数が算出され、前記観測ポイントが前記算出されたスキャンフリップフロップの数だけ設けられることが望ましい。
上記発明によれば、観測ポイントが、ネットリストに示されたスキャンフリップフロップの数だけ設けられる。これにより、全てのスキャンフリップフロップを観測ポイントと接続することが可能になるため、スペアセルを無駄なく用いることが可能になる。
また、前記本体回路は、フリップフロップとゲートとを含み、前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件が受け付けられ、前記スキャンフリップフロップの数が算出されると、前記受け付けたネットリストにて示される本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントが複数設けられ、設けられた候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数が前記候補ポイントごとに算出され、前記受け付けた算出条件にしたがって、前記算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数が算出され、前記算出された基準数が多い候補ポイントから順に、前記算出されたスキャンフリップフロップの数だけ前記候補ポイントが前記観測ポイントとして抽出されることが望ましい。
上記発明によれば、観測ポイントの候補となる候補ポイントが設けられ、設けられた候補ポイントと近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数から候補ポイントの基準数が算出される。この算出された基準数が多い候補ポイント順に、候補ポイントが観測ポイントとして抽出される。
したがって、近傍に接続されたフリップフロップおよびゲートの数が多い候補ポイントから順に観測ポイントとして抽出することが可能になる。よって、近傍に接続されたフリップフロップおよびゲートの数が多い半導体集積回路内の箇所に観測ポイントが設けられると、一つの観測ポイントで多くのゲートの動作をテストできるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
また、本発明の半導体集積回路設計装置は、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置であって、観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係を示したネットリストを受け付ける入力手段と、前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路内に観測ポイントを設け、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示した観測ネットリストを作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段にて作成された観測ネットリストが示す半導体集積回路内に設けられた観測ポイントを前記観測用端子と接続し、前記観測ポイントと前記観測用端子とが接続された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストを作成する信号接続手段と、前記信号接続手段にて作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路をレイアウトし、レイアウトされた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したレイアウトネットリストを作成する最適化手段と、前記最適化手段にて作成されたレイアウトネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける座標抽出手段と、前記最適化手段にてレイアウトされた観測ポイントおよび観測用端子を接続する配線を切断し、前記観測ポイントを、該観測ポイントと前記座標抽出手段にて関連づけられたスペアセルが含む観測用端子と、配線を用いて接続する信号切換手段と、を含む。
また、本発明の半導体集積回路設計方法は、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置が行なう半導体集積回路設計方法であって、観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係を示したネットリストを受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路内に観測ポイントを設ける設置ステップと、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示した観測ネットリストを作成するリスト作成ステップと、前記リスト作成ステップにて作成された観測ネットリストが示す半導体集積回路内の観測ポイントを前記観測用端子と接続する接続ステップと、前記観測ポイントと前記観測用端子とが接続された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストを作成する接続作成ステップと、前記接続作成ステップにて作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路をレイアウトする最適化ステップと、前記最適化ステップにてレイアウトされた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したレイアウトネットリストを作成するレイアウト作成ステップと、前記レイアウト作成ステップにて作成されたレイアウトネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける関連ステップと、前記最適化ステップにてレイアウトされた観測ポイントおよび観測用端子を接続する配線を切断する切断ステップと前記観測ポイントを、該観測ポイントと前記関連ステップにて関連づけられたスペアセルが含む観測用端子と、配線を用いて接続する配線ステップと、を含む。
上記発明によれば、観測ポイントとスキャンフリップフロップに接続された観測用端子とが接続された半導体集積回路内の接続関係を示した接続ネットリストが作成される。この接続ネットリストにて示される半導体集積回路がレイアウトされ、その後、観測ポイントと観測用端子とを接続している配線が切断され、観測ポイントと該観測ポイントの近傍にあるスペアセルが含む観測用端子とが配線を用いて接続される。
これにより、半導体集積回路内の回路の位置を示さないネットリストが受け付けられても、観測ポイントとスキャンフリップフロップと配線を短くすることが可能になる。よって、スペアセルをスキャンセルとして用いる際に、遅延を軽減することが可能になる。
また、前記ネットリストが受け付けられると、前記受け付けられたネットリストに示された観測用端子の数が算出され、前記設けられた観測ポイントが前記算出された観測用端子の数だけ設けられることが望ましい。
上記発明によれば、観測ポイントが、観測用端子の数だけ設けられる。これにより、スペアセルをスキャンセルとして用いる際に、全ての観測用端子が、観測ポイントと接続可能になるため、スペアセルを無駄なく用いることが可能になる。
また、前記本体回路は、フリップフロップとゲートを含み、前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件が受け付けられ、前記観測用端子の数が算出されると、前記受け付けたネットリストにて示される本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントが複数設けられ、設けられた候補ポイントと近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数が候補ポイントごとに算出され、前記算出ステップにて受け付けられた算出条件に従って、前記算出されたフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数が算出され、前記算出された基準数が多い候補ポイントから順に、前記算出された観測用端子の数だけ前記候補ポイントが前記観測ポイントとして抽出されることが望ましい。
上記発明によれば、観測ポイントの候補となる候補ポイントが設けられ、候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を候補ポイントごとに算出し、前記算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数が算出される。この算出された基準数が多い候補ポイント順に、候補ポイントが観測ポイントとして抽出される。
したがって、近傍に接続されているフリップフロップおよびゲートの数が多い候補ポイントから順に観測ポイントとして抽出することが可能になる。よって、近傍にフリップフロップおよびゲートの数が多い半導体集積回路内の箇所に観測ポイントが設けられると、一つの観測ポイントで多くのゲートの動作をテストできるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
また、前記接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件が作成され、前記作成された遅延制約条件を満足するように、前記接続ネットリストにて示された半導体集積回路がレイアウトされることが望ましい。
上記発明によれば、遅延を軽減するための遅延制約条件が作成され、作成された遅延制約条件を満足するように、接続ネットリストにて示された半導体集積回路がレイアウトされる。よって、半導体集積回路がレイアウトされる際、遅延制約条件を満足することが可能になるので、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能になる。
また、前記半導体集積回路の目標故障検出率が記憶され、前記接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の故障検出率が算出され、前記算出された故障検出率が前記目標故障検出率以上か否かが判断され、前記算出された故障検出率が前記目標故障検出率未満であると、前記作成された接続ネットリストに示されたスキャンフリップフロップと接続している観測用端子が増加され、前記観測用端子が増加された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す増加ネットリストが作成され、前記増加ネットリストが作成されると、前記作成された増加ネットリストに示された観測用端子の数が計算され、前記観測ポイントが前記計算された観測用端子の数だけ設けられることが望ましい。
上記発明によれば、故障検出率が目標故障検出率に満たないと、観測用端子数が増加された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す増加ネットリストが作成され、観測ポイントは、作成された増加ネットリストに示される観測用端子の数だけ設けられる。これにより、故障検出率が目標故障検出率に満たないと、観測ポイントの数を増加させることが可能になるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
本発明によれば、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能になる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
先ず、半導体集積回路に含まれるスペアセルについて説明する。
図2は、半導体集積回路に含まれるスペアセルの一例を示した回路図である。
図2において、スペアセル200は、クランプ回路1および2と、AND回路3と、OR回路4と、EXOR回路5と、インバータ回路6と、セレクタ7および8と、フリップフロップ9と、クロック入力端子50とを含む。
スペアセル200は、半導体集積回路に含まれ、例えば、設計終盤に論理の修正が行われる場合など、小規模な設計変更が行われる場合に使用される。また、設計変更が行われる場合、スペアセル200に含まれる各種ゲートは、配線を修正することにより使用される。
図3は、スキャン機能を付加したスペアセルの一例を示した回路図である。なお、図3において、図2に示した構成と同一の構成には同一の符号が付してある。
図3において、スペアセル300は、クランプ回路1および2と、AND回路3と、OR回路4と、EXOR回路5と、インバータ回路6と、セレクタ7および8と、スキャンフリップフロップ30と、クロック入力端子50と、スキャン端子51ないし53と、テストモード信号端子54と、バッファ回路20とをさらに含む。
スキャンフリップフロップ30は、フリップフロップ9と同様な機能を有し、さらにスキャン端子51ないし53と接続されている。
スキャン端子51は、半導体集積回路の動作のテスト信号であるスキャンイン信号をスキャンフリップフロップ30に出力する。
テストモード信号端子54は、テストモードのONとOFFとのいずれかを示すテストモード信号をスキャンフリップフロップ30の前段にあるセレクタ8に出力する。
セレクタ8は、テストモードONを示すテスト信号を受け付けると、バッファ回路20と接続する。
スペアセル300がスキャンセルとして使用される場合、EXOR回路5とバッファ回路20とを接続する配線が切断され、スキャンフリップフロップ30は、セレクタ8およびバッファ回路20を介して観測ポイントに接続される。
スキャンフリップフロップ30は、セレクタ8が出力した信号を保持し、クロック入力端子50が受け付けるパルス信号に従い、保持している信号をスキャンアウト信号としてスキャン端子53に出力する。なお、スキャンフリップフロップ30から出力されたスキャンアウト信号にて、半導体集積回路の動作がテストされる。
スキャン端子52は、例えば、スキャンアウト信号の出力先の決定など、スキャンフリップフロップ30の動作を制御する制御信号を受け付ける。
図1は、本発明の一実施例の半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。具体的には、半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したネットリストに基づいて、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。
図1において、半導体集積回路設計装置は、設計部100と、入力部110とを含む。
入力部110は、ネットリストAおよび算出条件を受け付ける。
ここで、ネットリストAは、スキャンフリップフロップが含まれるスペアセル(例えば、スペアセル300)と本体回路とを含む半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示す。なお、ネットリストAは、スペアセルを複数含む。また、本体回路は、フリップフロップおよびゲートを含む。
また、算出条件は、ネットリストAにて示される半導体集積回路に観測ポイントを特定するための基準数を、フリップフロップの数およびゲートの数から算出する旨の条件である。例えば、算出条件にしたがって、基準数は、フリップフロップの数を3倍した数とゲートの数との和に設定される。
入力部110は、ネットリストAおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストAおよび算出条件を設計部100(具体的には、リスト作成部10)に出力する。
設計部100は、リスト作成部10と、座標抽出部11と、信号接続部12とを含む。
リスト作成部10は、ネットリストAおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストAにて示されるスキャンフリップフロップの数を算出する。
リスト作成部10は、スキャンフリップフロップの数を算出すると、算出したスキャンフリップフロップの数だけ観測ポイントを、ネットリストAが示す本体回路内に設ける。
具体的には、リスト作成部10は、受け付けたネットリストAが示す本体回路内に観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設ける。
リスト作成部10は、候補ポイントを設けると、設けた候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を、設けた候補ポイントごとに算出する。
具体的には、先ず、リスト作成部10は、候補ポイントを設けると、設けた候補ポイントから一つ候補ポイントを選択する。
続いて、リスト作成部10は、候補ポイントを選択すると、選択した候補ポイントを起点とし、フリップフロップを終点とするファンイントレースを行い、ファンイントレース上にあるフリップフロップの数およびゲートの数を算出する。
また、リスト作成部10は、選択した候補ポイントを起点とし、フリップフロップを終点とするファンアウトトレースを行い、ファンアウトトレース上にあるフリップフロップの数およびゲートの数を算出する。
さらに、リスト作成部10は、選択した候補ポイントを起点としフリップフロップを終点とするファンアウトトレース上にある各ゲートを起点とし、フリップフロップを終点とするファンイントレース(以下では、ファンアウトイントレースと呼ぶ)を行い、ファンアウトイントレース上にあるフリップフロップの数およびゲートの数を算出する。
図13は、ファンイントレース、ファンアウトトレースおよびファンアウトイントレースを説明するための回路図である。図13において、候補回路1300は、候補ポイント1301と、ファンイントレース部1302と、ファンアウトトレース部1303と、ファンアウトイントレース部1304および1305とを含む。
候補回路1300は、候補ポイント1301を含む本体回路の一部を示す。
ファンイントレース部1302は、候補ポイント1301を起点としフリップフロップを終点としたファンイントレース上にあるフリップフロップおよびゲートを含む。この場合、ファンイントレース上にあるフリップフロップの数は3であり、ゲートの数は2である。
ファンアウトトレース部1303は、候補ポイント1301を起点としフリップフロップを終点としたファンアウトトレース上にあるフリップフロップおよびゲートを含む。この場合、ファンアウトトレース上にあるフリップフロップの数は1であり、ゲートの数は2である。
ファンアウトイントレース部1304および1305は、ファンアウトトレース部1303に含まれる各ゲートからファンイントレースを行なったファンアウトイントレース上にあるフリップフロップおよびゲートを含む。
この場合、ファンアウトイントレース部1304は、フリップフロップの数は3であり、ゲートの数は2である。また、ファンアウトイントレース箇所1305は、フリップフロップの数は2であり、ゲートの数は1である。
リスト作成部10は、フリップフロップの数およびゲートの数を算出すると、ファンイントレース上にあるフリップフロップの数、ファンアウトトレース上にあるフリップフロップの数、および、ファンアウトイントレース上にあるフリップフロップの数、の和を候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数として算出する。
また、リスト作成部10は、ファンイントレース上にあるゲートの数、ファンアウトトレース上にあるゲートの数、および、ファンアウトイントレース上にあるゲートの数、の和を候補ポイントに近傍で接続されているゲートの数として算出する。
リスト作成部10は、選択された候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を算出すると、全ての候補ポイントに対して同様な処理を行ない、各候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を算出する。
リスト作成部10は、各候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を算出すると、各候補ポイントの基準数を、受け付けた算出条件にしたがって、算出したフリップフロップの数およびゲートの数から算出する。
例えば、算出条件にしたがって「基準数はフリップフロップの数を3倍した数とゲートの数との和」と設定されている場合、候補ポイント1301の基準数は、34となる。
リスト作成部10は、各候補ポイントに対して基準数を算出すると、算出した基準数の多い順に、算出したスキャンフリップフロップの数に達するまで、候補ポイントを観測ポイントとして抽出する。
リスト作成部10は、観測ポイントを設けると、観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示す観測ネットリストを作成し、作成した観測ネットリストAを座標抽出部11に出力する。
座標抽出部11は、リスト作成部10から観測ネットリストAを受け付けると、受け付けた観測ネットリストAに基づいて、観測ネットリストAに示された観測ポイントの配置座標と、観測ネットリストAに示されたスペアセルの配置座標と、を抽出する。スペアセルの配置座標は、具体的には、スペアセルが含むスキャンフリップフロップの配置座標である。
座標抽出部11は、観測ポイントおよびスペアセルの配置座標を抽出すると、抽出した観測ポイントおよびスペアセルの配置座標に基づいて、各観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける。具体的には、座標抽出部11は、観測ポイントとスペアセルとを繋ぐ配線の長さが短くなるように、観測ポイントをスペアセルと関連づける。
図4は、関連づけられた観測ポイントとスペアセルとを説明するための説明図である。図4において、半導体集積回路は、観測ポイント401ないし406と、スペアセル411ないし416とを含む。
観測ポイント401ないし406は、半導体集積回路に含まれる観測ポイントを示す。
スペアセル411ないし416は、半導体集積回路に含まれるスペアセルを示す。
点線で囲まれた観測ポイントおよびスペアセル(例えば、観測ポイント401およびスペアセル411)が、互いに関連づけられた観測ポイントおよびスペアセルである。
座標抽出部11は、観測ポイントとスペアセルとを関連づけると、関連づけられた観測ポイントとスペアセルとを特定するペア情報を作成し、作成したペア情報および受け付けた観測ネットリストAを信号接続部12に出力する。
信号接続部12は、座標抽出部11からペア情報および観測ネットリストAを受け付けると、受け付けたペア情報および観測ネットリストAに基づいて、ペア情報が示す観測ポイントとスペアセル(具体的には、スペアセルが含むスキャンフリップフロップ)とを配線にて接続した半導体集積回路内の回路の内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示すスキャンネットリストAを作成する。
図5は、観測ポイントとスペアセルとの配線による接続を説明するための説明図である。図5において、半導体集積回路は、観測回路500と、観測ポイント501と、スペアセル510と、切断箇所511とを含む。
観測回路500は、観測ポイント501を含む本体回路の一部を示す。
スペアセル510は、スペアセル300において、EXOR回路5とバッファ回路20との間の配線を切断箇所511(点線部)で切断した回路を示す。
信号接続部12は、観測ポイント501とスペアセル510とを配線を用いて接続するために、EXOR回路5とバッファ回路20との間の配線を切断箇所511で切断し、観測ポイント501とバッファ回路20とを配線を用いて接続する。
これにより、観測ポイント501は、スペアセル510と接続される。具体的には、観測ポイント501は、バッファ回路20およびセレクタ8を介してスキャンフリップフロップ30と接続される。
信号接続部12は、スキャンネットリストAを作成すると、作成したスキャンネットリストAを出力する。
次に動作を説明する。
図6は、半導体集積回路設計装置の動作を説明するためのフローチャートである。具体的には、ネットリストAを受け付けた際、半導体集積回路設計装置が行なう動作を説明するためのフローチャートである。
ステップ601では、入力部110は、ネットリストAおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストAおよび算出条件をリスト作成部10に出力する。リスト作成部10はネットリストAおよび算出条件を受け付けると、ステップ602を実行する。
ステップ602では、リスト作成部10は、受け付けたネットリストAに示されたスキャンフリップフロップの数を算出する。リスト作成部10は、スキャンフリップフロップの数を算出すると、ステップ603を実行する。
ステップ603では、リスト作成部10は、受け付けたネットリストAが示す本体回路内に、観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設定する。リスト作成部10は、候補ポイントを設定すると、候補ポイントに近傍で接続されたフリップフロップの数およびゲートの数を候補ポイントごとに算出する。リスト作成部10は、フリップフロップの数およびゲートの数を算出すると、ステップ604を実行する。
ステップ604では、リスト作成部10は、受け付けた算出条件にしたがって、各候補ポイントに近傍で接続されたフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出し、算出した基準数が多い候補ポイント順に、算出したスキャンフリップフロップの数に達するまで、候補ポイントを観測ポイントとして抽出する。
リスト作成部10は、観測ポイントを抽出すると、抽出した観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示す観測ネットリストAを作成し、作成した観測ネットリストAを座標抽出部11に出力する。座標抽出部11は、観測ネットリストAを受け付けると、ステップ605を実行する。
ステップ605では、座標抽出部11は、受け付けた観測ネットリストAに基づいて、観測ネットリストAが示す半導体集積回路内の観測ポイントおよびスペアセルの配置座標を抽出する。
座標抽出部11は、観測ポイントおよびスペアセルの配置座標を抽出すると、抽出した観測ポイントおよびスペアセルの配置座標に基づいて、各観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける。
座標抽出部11は、観測ポイントとスペアセルとを関連づけると、関連づけられた観測ポイントとスペアセルとを特定するペア情報を作成し、作成したペア情報および受け付けた観測ネットリストAを信号接続部12に出力する。信号接続部12は、ペア情報および観測ネットリストAを受け付けると、ステップ606を実行する。
ステップ606では、信号接続部12は、受け付けたペア情報および観測ネットリストAに基づいて、ペア情報が示す観測ポイントとスペアセルとを配線を用いて接続した半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示すスキャンネットリストAを作成し、作成したスキャンネットリストAを出力する。
本実施例によれば、入力部110は、スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係および配置位置を示したネットリストAを受け付ける。リスト作成部10は、ネットリストAが示す本体回路内に観測ポイントを設け、観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係および配置位置を示す観測ネットリストAを作成する。座標抽出部11は、観測ネットリストAに基づいて、観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける。信号接続部12は、観測ポイントを、該観測ポイントと関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップと、配線を用いて接続した半導体集積回路内の回路の接続関係および配置位置を示すスキャンネットリストを作成する。
これにより、ネットリストが示す本体回路に観測ポイントが設けられ、設けられた観測ポイントが、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルに含まれるスキャンフリップフロップと配線を用いて接続される。
よって、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、観測ポイントとスキャンフリップフロップとを接続する配線の長さを短くすることが可能になる。よって、スペアセルをスキャンセルとして用いた際に、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能になる。
また、本実施例では、リスト作成部10は、ネットリストAに示されたスキャンフリップフロップの数の算出し、観測ポイントを、算出したスキャンフリップフロップの数だけ設ける。
これにより、観測ポイントが、ネットリストAに示されたスキャンフリップフロップの数だけ設けられる。よって、全てのスキャンフリップフロップを観測ポイントと接続することが可能になるため、スペアセルを無駄なく用いることが可能になる。
また、本実施例では、リスト作成部10は、ネットリストAが示す本体回路内に観測ポイントの候補となる候補ポイントを設け、設けられた候補ポイントに近傍で接続されたフリップフロップの数およびゲートの数を候補ポイントごとに算出する。リスト作成部10は、入力部110が受け付けた算出条件にしたがって、算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出し、算出した基準数の多い候補ポイントから順に、スキャンフリップフロップの数だけ観測ポイントを抽出する。
これにより、観測ポイントの候補となる候補ポイントが設けられ、設けられた候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数が算出される。この算出された基準数が多い候補ポイント順に、候補ポイントが観測ポイントとして抽出される。
したがって、近傍で接続されているフリップフロップおよびゲートの数が多い候補ポイントから順に観測ポイントとして抽出することが可能になる。よって、近傍にフリップフロップおよびゲートの数が多い半導体集積回路内の箇所に観測ポイントが設けられると、一つの観測ポイントで多くのゲートの動作をテストできるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
図7は、スキャン機能を付加したスペアセルの他の例を示した回路図である。以下では、図2および図3と、異なる構成を主に説明する。なお、図7において、図3に示した構成と同一の構成には同一符号を付してある。
図7において、スペアセル700は、スペアセル300の構成に加え、観測用端子60をさらに含む。
スキャンフリップフロップ30は、図3で示したスペアセル300ではセレクタ8およびバッファ回路20を介して自己と接続されていたが、スペアセル700ではセレクタ8およびバッファ回路20を介して観測用端子60と接続されている。
図8は、本発明の実施例の半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。具体的には、半導体集積回路内の回路の接続関係を示したネットリストに基づいて、スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。以下では、図1と、異なる構成を主に説明する。なお、図8において、図1と同一の構成には同一の符号が付してある。
図8において、半導体集積回路設計装置は、設計部100と、入力部110とを含む。
入力部110は、ネットリストBおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストBおよび算出条件を設計部100(具体的には、リスト作成部10)に出力する。
ここで、ネットリストBは、観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセル(例えば、スペアセル700)と本体回路とを含む半導体集積回路内の回路の接続関係を示す。なお、ネットリストBは、スペアセルを複数示す。また、本体回路は、フリップフロップおよびゲートを含む。
設計部100は、リスト作成部10と、座標抽出部11と、信号接続部12と、テストモード信号接続部13と、遅延制約作成部14と、最適化部15と、信号切換部16と、記憶部17とを含む。
リスト作成部10は、ネットリストBおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストBに示された観測用端子の数を算出する。
リスト作成部10は、観測用端子の数を算出すると、算出した観測用端子の数だけ観測ポイントをネットリストBが示す本体回路内に設ける。なお、具体的には、リスト作成部10は、図1および図6を用いて説明した処理を行ない、算出した観測用端子の数だけ観測ポイントを設ける。
リスト作成部10は、観測ポイントを設けると、観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示す観測ネットリストBを作成し、作成した観測ネットリストBを信号接続部12に出力する。
信号接続部12は、リスト作成部10から観測ネットリストBを受け付けると、受け付けた観測ネットリストBに基づいて、観測ポイントと観測用端子を接続し、観測ポイントと観測用端子を接続した半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストBを作成する。
信号接続部12は、接続ネットリストBを作成すると、作成した接続ネットリストBをテストモード信号接続部13に出力する。
テストモード信号接続部13は、信号接続部12から接続ネットリストBを受け付けると、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路の故障検出率(Testability)を算出する。
具体的には、テストモード信号接続部13は、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路に含まれるテストモード信号端子を、テストモード信号を出力するテストゲート(図示せず)と接続し、故障検出率を算出する。
記憶部17は、故障検出率の目標値である目標故障検出率を記憶する。
テストモード信号接続部13は、故障検出率を算出すると、算出した故障検出率が、記憶部17にて記憶された目標故障検出率以上か否かを判断する。
算出された故障検出率が目標故障検出率未満であると、テストモード信号接続部13は、観測用端子の数を増加させ、半観測用端子の数が増加した導体集積回路内の回路の接続関係を示す端子増加ネットリストBを作成し、作成した端子増加ネットリストBを、リスト作成部10に出力する。
図9は、観測用端子が増加されたスペアセルの一例を示した回路図である。図9において、スペアセル900は、図7で示した構成に加え、EXOR回路70と、バッファ回路71ないし74と、観測用端子61ないし64とを含む。
スキャンフリップフロップ30は、図7では一つの観測用端子60と接続されていたが、図9ではEXOR回路70を介して4つの観測用端子61ないし64と接続される。
リスト作成部10は、テストモード信号接続部13から端子増加ネットリストBを受け付けると、受け付けた端子増加ネットリストBが示す観測用端子の数を計算する。
一方、算出された故障検出率が目標故障検出率以上であると、テストモード信号接続部13は、受け付けた接続ネットリストBを遅延制約作成部14に出力する。
遅延制約作成部14は、接続ネットリストBを受け付けると、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件を作成する。
図10aおよび図10bは、遅延制約条件を説明するための説明図である。具体的には、図10aは、遅延制約条件を満足していない観測ポイントとスペアセルとの接続を示した図であり、図10bは、遅延制約条件を満足した観測ポイントとスペアセルとの接続を示した図である。
図10aにおいて、半導体集積回路は、スペアセル1000と、観測ポイント1001とを含む。また、スペアセル1000は、セレクタ8と、スキャンフリップフロック30と、クロック入力端子50と、テストモード信号端子54と、バッファ回路20と、観測用端子60とを含む。
図10bにおいて、半導体集積回路は、スペアセル1000と、観測ポイント1001と、バッファ回路20とを含む。また、スペアセル1000は、セレクタ8と、スキャンフリップフロック30と、クロック入力端子50と、テストモード信号端子54と、観測用端子60とを含む。
図10aでは、バッファ回路20は、観測用端子60とセレクタ8との間に配置されている。このため、半導体集積回路が通常動作を行なう際、観測ポイント1001とバッファ回路20とを繋ぐ配線の長さが長くなり、半導体集積回路に遅延が生じる。遅延制約作成部14は、この遅延を解消ために、図10bのようにバッファ20を観測ポイント1001と観測用端子60との間に配置する条件を遅延制約条件として作成する。
遅延制約作成部14は、遅延制約条件を作成すると、作成した遅延制約条件および受け付けた接続ネットリストBを最適化部15に出力する。
最適化部15は、遅延制約作成部14から遅延制約条件および接続ネットリストBを受け付けると、受け付けた遅延制約条件を満足するように、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路をレイアウトし、レイアウトした半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示す最適化ネットリストBを作成する。
遅延制約作成部14は、最適化ネットリストBを作成すると、作成した最適化ネットリストBを座標抽出部11に出力する。
座標抽出部11は、遅延制約作成部14から最適化ネットリストBを受け付けると、受け付けた最適化ネットリストBに基づいて、観測ポイントの配置座標およびスペアセル(具体的には、スペアセルが含む観測用端子)の配置座標を抽出する。
座標抽出部11は、配置座標を抽出すると、抽出した配置座標と該配置座標に配置された観測ポイントまたはスペアセルと、を配置座標ごとに関連づけた配置情報を作成し、作成した配置情報および受け付けた最適化ネットリストBを信号切換部16に出力する。
信号切換部16は、座標抽出部11から配置情報および最適化ネットリストBを受け付けると、最適化ネットリストBが示す観測ポイントとスペアセルとを接続する配線を切断する。
信号切換部16は、配線を切断すると、受け付けた配置情報に基づいて、互いに近傍にある観測ポイントとスペアセルとを配線を用いて接続し、互いに近傍にある観測ポイントとスペアセルとを配線を用いて接続した半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示すスキャンネットリストBを作成する。
図11aおよび図11bは、観測ポイントと観測用端子との接続の切換を説明するための説明図である。具体的には、図11aは、切換前の観測ポイントと観測用端子と接続を示し、図11bは、切換後の観測ポイントと観測用端子と接続を示す。
図11aおよび図11bにおいて、半導体集積回路は、観測ポイント1101ないし1105と、スペアセル1111ないし1115を含む。
図11aでは、例えば、観測ポイント1101は、スペアセル1115と配線にて接続されている。
信号切換部16は、観測ポイント1101とスペアセル1115とを接続している配線を切断し、観測ポイント1101を近傍にあるスペアセル1111と配線を用いて接続する。信号切換部16は、同様な処理を行い、全ての観測ポイントに対して、観測ポイントを該観測ポイントの近傍にあるスペアセルに配線を用いて接続する。
信号切換部16は、スキャンネットリストBを作成すると、作成したスキャンネットリストBを出力する。
次に動作を説明する。
図12は、半導体集積回路設計装置の動作を説明するためのフローチャートである。具体的には、ネットリストBを受け付けた際に、半導体集積回路設計装置が行なう動作を説明するためのフローチャートである。
ステップ1201では、入力部110は、ネットリストBおよび算出条件を受け付けると、受け付けたネットリストBおよび算出条件をリスト作成部10に出力する。リスト作成部10は、ネットリストBおよび算出条件を受け付けると、ステップ1202を実行する。
ステップ1202では、リスト作成部10は、受け付けたネットリストBが示す観測用端子の数を算出する。リスト作成部10は、観測用端子の数を算出すると、ステップ1203を実行する。
ステップ1203では、リスト作成部10は、受け付けたネットリストAが示す本体回路内に、観測ポイントの候補となる候補ポイントを設定する。
リスト作成部10は、候補ポイントを設定すると、設定した候補ポイントごとに、候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を算出する。リスト作成部10は、フリップフロップの数およびゲートの数を算出すると、ステップ1204を実行する。
ステップ1204では、リスト作成部10は、受け付けた算出条件にしたがって、算出されたフリップフロップの数およびゲートの数から候補ポイントごとに基準数を算出し、算出した基準数の多い順に、算出した観測用端子の数に達するまで、候補ポイントを観測ポイントとして抽出する。
リスト作成部10は、観測ポイントを抽出すると、抽出した観測ポイントを設けた半導体集積回路内の接続関係を示す観測ネットリストBを作成し、作成した観測ネットリストBを信号接続部12に出力する。信号接続部12は、リスト作成部10から観測ネットリストBを受け付けると、ステップ1205を実行する。
ステップ1205では、信号接続部12は、受け付けた観測ネットリストBに基づいて、観測ポイントと観測用端子を接続した半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストBを作成する。
信号接続部12は、接続ネットリストBを作成すると、作成した接続ネットリストBをテストモード信号接続部13に出力する。テストモード信号部13は、接続ネットリストBを受け付けると、ステップ1206を実行する。
ステップ1206では、テストモード信号接続部13は、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路の故障検出率を算出する。テストモード信号接続部13は、故障検出率を算出すると、ステップ1207を実行する。
ステップ1207では、テストモード信号接続部13は、算出した故障検出率が記憶部17にて記憶された目標故障検出率以上か否かを判断する。テストモード信号接続部13は、その故障検出率が目標故障検出率未満であると、ステップ1208を実行し、その故障検出率が目標故障検出率以上であると、ステップ1209を実行する。
ステップ1208では、テストモード信号接続部13は、受け付けた接続ネットリストBに含まれる観測用端子の数を増加させ、観測用端子の数が増加した半導体集積回路内の接続関係を示す端子増加ネットリストBを作成する。
テスト信号接続部13は、端子増加ネットリストBを作成すると、作成した端子増加ネットリストBを、ネットリストBとしてリスト作成部10に出力する。リスト作成部10は、ネットリストBを受け付けると、ステップ1202を実行する。
ステップ1209では、テストモード信号接続部13は、受け付けた接続ネットリストBを遅延制約作成部14に出力する。遅延制約作成部14は、接続ネットリストBを受け付けると、ステップ1210を実行する。
ステップ1210では、遅延制約作成部14は、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件を作成し、作成した遅延制約条件および受け付けた接続ネットリストBを最適化部15に出力する。最適化部15は、遅延制約条件および接続ネットリストBを受け付けると、ステップ1211を実行する。
ステップ1211は、最適化部15は、受け付けた遅延制約条件を満足するように、受け付けた接続ネットリストBが示す半導体集積回路をレイアウトし、レイアウトした半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示す最適化ネットリストBを作成する。
遅延制約作成部14は、最適化ネットリストBを作成すると、作成した最適化ネットリストBを座標抽出部11に出力する。座標抽出部11は、最適化ネットリストBを受け付けると、ステップ1212を実行する。
ステップ1212では、座標抽出部11は、受け付けた最適化ネットリストBに基づいて、観測ポイントおよび観測用端子の配置座標を抽出する。
座標抽出部11は、配置座標を抽出すると、抽出した配置座標と該配置座標に配置された観測ポイントまたはスペアセルと、を配置座標ごとに関連づけた配置情報を作成し、作成した配置情報および受け付けた最適化ネットリストBを信号切換部16に出力する。信号切換部16は、配置情報および最適化ネットリストBを受け付けると、ステップ1213を実行する。
ステップ1213では、信号切換部16は、観測ポイントとスペアセルとを接続している配線を切断し、受け付けた配置情報に基づいて、互いに近傍にある観測ポイントとスペアセルとを配線を用いて接続する。信号切換部16は、互いに近傍にある観測ポイントとスペアセルとを配線を用いて接続すると、互いに近傍にある観測ポイントとスペアセルとを配線した半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示すスキャンネットリストBを作成する。信号切換部16は、スキャンネットリストBを作成すると、作成したスキャンネットリストBを出力する。
本実施例によれば、入力部110は、観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセルと本体回路とを含む半導体集積回路内の接続関係を示すネットリストBを受け付ける。リスト作成部10は、ネットリストBが示す本体回路に観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示した観測ネットリストを作成する。信号接続部12は、観測ネットリストが示す観測ポイントおよび観測用端子を接続した半導体集積回路内の接続関係を示した接続ネットリストBを作成する。最適化部15は、接続ネットリストが示す半導体集積回路をレイアウトし、レイアウトした半導体集積回路内の回路の接続関係、配置位置および回路間の配線を示した最適化ネットリストBを作成する。座標抽出部11は、観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける。信号切換部16は、観測ポイントおよび観測用端子を接続する配線を切断し、観測ポイントを該観測ポイントの近傍にあるスペアセルが含む観測用端子と配線を用いて接続する。
これにより、観測ポイントとスキャンフリップフロップに接続された観測用端子とが接続された半導体集積回路内の接続関係を示した接続ネットリストが作成される。この接続ネットリストにて示される半導体集積回路がレイアウトされ、その後、観測ポイントと観測用端子とを接続している配線が切断され、観測ポイントと該観測ポイントの近傍にあるスペアセルが含む観測用端子とが配線を用いて接続される。
よって、半導体集積回路内の回路の位置を示さないネットリストが受け付けられても、観測ポイントとスキャンフリップフロップと配線を短くすることが可能になる。よって、スペアセルをスキャンセルとして用いる際に、遅延を軽減することが可能になる。
また、本実施例では、リスト作成部10は、入力部110が受け付けたネットリストBに示された観測用端子の数を算出し、算出した観測用端子の数だけ観測ポイントを設ける。
これにより、観測ポイントが、観測用端子の数だけ設けられる。よって、スペアセルがスキャンセルとして用いられる際に、全ての観測用端子が、観測ポイントと接続可能になるため、スペアセルを無駄なく用いることが可能になる。
また、本実施例では、リスト作成部10は、ネットリストBが示す本体回路内に観測ポイントの候補となる候補ポイントを設け、設けた候補ポイントに近傍で接続されているフリップフロップの数およびゲートの数を候補ポイントごとに算出する。リスト作成部10は、受け付けた算出条件にしたがって、算出したフリップフロップの数およびゲートの数から、各候補ポイントの基準数を算出し、算出した基準数の多い候補ポイントから順に、観測用端子の数だけ候補ポイントを観測ポイントとして抽出する。
これにより、観観測ポイントの候補となる候補ポイントが設けられ、候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を候補ポイントごとに算出し、前記算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数が算出される。この算出された基準数が多い候補ポイント順に、候補ポイントが観測ポイントとして抽出される。
したがって、近傍に接続されているフリップフロップおよびゲートの数が多い候補ポイントから順に観測ポイントとして抽出することが可能になる。よって、近傍にフリップフロップおよびゲートの数が多い半導体集積回路内の箇所に観測ポイントが設けられると、一つの観測ポイントで多くのゲートの動作をテストできるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
また、本実施例では、遅延制約作成部14は、接続ネットリストBが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件を作成する。最適化部15は、遅延制約作成部14にて作成された遅延制約条件を満足するように、接続ネットリストBにて示された半導体集積回路をレイアウトする。
これにより、半導体集積回路がレイアウトされる際、遅延制約条件を満足することが可能になるので、半導体集積回路の遅延を軽減することが可能になる。
テスト信号接続部13は、接続ネットリストが示す半導体集積回路の故障検出率を算出し、算出した故障検出率が目標検出率未満であると、観測用端子の数を増加させた半導体集積回路内の回路の接続関係を示す端子増加ネットリストを作成する。リスト作成部10は、端子増加ネットリストにて示された観測用端子の数を計算し、計算した観測用端子の数だけ候補ポイントを観測ポイントとして抽出する。
これにより、故障検出率が目標故障検出率に満たないと、観測ポイントの数を増加させることが可能になるので、故障検出率を高くすることが可能になる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例の半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。 スペアセルの一例を示した回路図である。 スキャン機能を付加したスペアセルの一例を示した回路図である。 観測ポイントとスペアセルとの関連づけを説明するための説明図である。 観測ポイントとスペアセルとの配線による接続を説明するための説明図である。 半導体集積回路設計装置の動作を説明するためのフローチャートである。 スキャン機能を付加したスペアセルの他の例を示した回路図である。 他の実施例の半導体集積回路設計装置の構成を示したブロック図である。 観測用端子が増加されたスペアセルの一例を示した回路図である。 遅延制約条件を説明するための説明図である。 遅延制約条件を説明するための説明図である。 観測ポイントと観測用端子との接続の変更を説明するための説明図である。 観測ポイントと観測用端子との接続の変更を説明するための説明図である。 半導体集積回路設計装置の他の動作を説明するためのフローチャートである。 ファンイントレース等を説明するための回路図である。
符号の説明
1 クランプ回路
2 クランプ回路
3 AND回路
4 OR回路
5 EXOR回路
6 インバータ回路
7 セレクタ
8 セレクタ
9 フリップフロップ
10 リスト作成部
11 座標抽出部
12 信号接続部
13 テストモード信号接続部
14 遅延制約作成部
15 最適化部
16 信号切換部
17 記憶部
20 バッファ回路
30 スキャンフリップフロップ
50 クロック入力端子
51 スキャン端子
52 スキャン端子
53 スキャン端子
54 テストモード信号端子
60 観測用端子
61 観測用端子
62 観測用端子
63 観測用端子
70 EXOR回路
71 バッファ回路
72 バッファ回路
73 バッファ回路
74 バッファ回路
100 半導体集積回路設計装置
110 入力部
200 スペアセル
300 スペアセル
401 観測ポイント
402 観測ポイント
403 観測ポイント
404 観測ポイント
405 観測ポイント
406 観測ポイント
411 スペアセル
412 スペアセル
413 スペアセル
414 スペアセル
415 スペアセル
416 スペアセル
500 観測回路
501 観測ポイント
510 スペアセル
511 切断箇所
700 スペアセル
900 スペアセル
1000 スペアセル
1001 観測ポイント
1101 観測ポイント
1102 観測ポイント
1103 観測ポイント
1104 観測ポイント
1105 観測ポイント
1106 観測ポイント
1111 スペアセル
1112 スペアセル
1113 スペアセル
1114 スペアセル
1115 スペアセル
1116 スペアセル
1300 候補回路
1301 候補ポイント
1302 ファンイントレース部
1303 ファンアウトトレース部
1304 ファンアウトイントレース部
1305 ファンアウトイントレース部

Claims (16)

  1. スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置であって、
    スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したネットリストを受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路内に観測ポイントを設け、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示した観測ネットリストを作成するリスト作成手段と、
    前記リスト作成手段にて作成された観測ネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける座標抽出手段と、
    前記観測ポイントと、該観測ポイントと前記座標抽出手段にて関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップと、が配線を用いて接続された半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したスキャンネットリストを作成する信号接続手段と、
    を含む半導体集積回路設計装置。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記リスト作成手段は、前記入力手段が前記ネットリストを受け付けると、前記受け付けられたネットリストに示されたスキャンフリップフロップの数を算出し、前記観測ポイントを前記算出されたスキャンフリップフロップの数だけ設ける、半導体集積回路設計装置。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記本体回路は、フリップフロップとゲートとを含み、
    前記入力手段は、前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件をさらに受け付け、
    前記リスト作成手段は、前記スキャンフリップフロップの数を算出すると、前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設け、前記候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を前記候補ポイントごとに算出し、前記受け付けた算出条件にしたがって、前記算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出し、前記算出した基準数が多い候補ポイントから順に、前記算出されたスキャンフリップフロップの数だけ前記候補ポイントを前記観測ポイントとして抽出する、半導体集積回路設計装置。
  4. スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置であって、
    観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係を示したネットリストを受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路内に観測ポイントを設け、前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示した観測ネットリストを作成するリスト作成手段と、
    前記リスト作成手段にて作成された観測ネットリストが示す半導体集積回路内に設けられた観測ポイントを前記観測用端子と接続し、前記観測ポイントと前記観測用端子とが接続された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストを作成する信号接続手段と、
    前記信号接続手段にて作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路をレイアウトし、レイアウトされた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したレイアウトネットリストを作成する最適化手段と、
    前記最適化手段にて作成されたレイアウトネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける座標抽出手段と、
    前記最適化手段にてレイアウトされた観測ポイントおよび観測用端子を接続する配線を切断し、前記観測ポイントを、該観測ポイントと前記座標抽出手段にて関連づけられたスペアセルが含む観測用端子と、配線を用いて接続する信号切換手段と、
    を含む半導体集積回路設計装置。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記リスト作成手段は、前記入力手段が前記ネットリストを受け付けると、前記受け付けられたネットリストに示された観測用端子の数を算出し、前記観測ポイントを前記算出された観測用端子の数だけ設ける、半導体集積回路設計装置。
  6. 請求項5に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記本体回路は、フリップフロップとゲートを含み、
    前記入力手段は、前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件をさらに受け付け、
    前記リスト作成手段は、前記観測用端子の数を算出すると、前記入力手段が受け付けたネットリストにて示される本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設け、前記候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を前記候補ポイントごとに算出し、前記受け付けた算出条件にしたがって、前記算出したフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出し、前記算出した基準数が多い候補ポイントから順に、前記算出された観測用端子の数だけ前記候補ポイントを前記観測ポイントとして抽出する、半導体集積回路設計装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記信号接続手段にて接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件を作成する遅延制約作成手段、をさらに含み、
    前記最適化手段は、前記遅延制約作成手段にて作成された遅延制約条件を満足するように、前記接続ネットリストにて示された半導体集積回路をレイアウトする、半導体集積回路設計装置。
  8. 請求項5ないし7のいずれか1項に記載の半導体集積回路設計装置において、
    前記半導体集積回路の目標故障検出率を記憶する記憶手段と、
    前記信号接続手段にて接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の故障検出率を算出し、前記算出した故障検出率が前記目標故障検出率以上か否かを判断し、前記算出した故障検出率が前記目標故障検出率未満であると、前記作成された接続ネットリストに示されたスキャンフリップフロップと接続している観測用端子を増加させ、前記観測用端子が増加した半導体集積回路内の回路の接続関係を示す増加ネットリストを作成する故障検出手段と、をさらに含み、
    前記リスト作成手段は、前記故障検出手段にて増加ネットリストが作成されると、前記作成された増加ネットリストに示された観測用端子の数を計算し、前記観測ポイントを前記計算された観測用端子の数だけ設ける、半導体集積回路設計装置。
  9. スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置が行なう半導体集積回路設計方法であって、
    スキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したネットリストを受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路内に観測ポイントを設ける設置ステップと、
    前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示した観測ネットリストを作成するリスト作成ステップと、
    前記リスト作成ステップにて作成された観測ネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける関連ステップと、
    前記観測ポイントと、該観測ポイントと前記関連ステップにて関連づけられたスペアセルが含むスキャンフリップフロップと、が配線を用いて接続された半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したスキャンネットリストを作成する設計ステップと、
    を含む半導体集積回路設計方法。
  10. 請求項9に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記入力ステップにて前記ネットリストが受け付けられると、前記受け付けられたネットリストに示されたスキャンフリップフロップの数を算出する算出ステップと、
    前記観測ポイントを前記算出されたスキャンフリップフロップの数だけ設ける算出設置ステップと、
    を含む半導体集積回路設計方法。
  11. 請求項10に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記本体回路は、フリップフロップとゲートとを含み、
    前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件を受け付ける受付ステップと、
    前記算出ステップにてスキャンフリップフロップの数が算出されると、前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設ける候補設置ステップと、
    前記候補設置ステップにて設けられた候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を前記候補ポイントごとに算出する近傍算出ステップと、
    前記受付ステップにて受け付けられた算出条件に従って、前記算出されたフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出する基準算出ステップと、
    前記基準算出ステップにて算出された基準数が多い候補ポイントから順に、前記近傍算出ステップにて算出されたスキャンフリップフロップの数だけ前記候補ポイントを前記観測ポイントとして抽出する抽出ステップと、
    を含む半導体集積回路設計方法。
  12. スペアセルがスキャンセルとして用いられる半導体集積回路を設計する半導体集積回路設計装置が行なう半導体集積回路設計方法であって、
    観測用端子と接続されたスキャンフリップフロップが含まれるスペアセルおよび本体回路を有する半導体集積回路内の回路の接続関係を示したネットリストを受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路内に観測ポイントを設ける設置ステップと、
    前記観測ポイントを設けた半導体集積回路内の回路の接続関係を示した観測ネットリストを作成するリスト作成ステップと、
    前記リスト作成ステップにて作成された観測ネットリストが示す半導体集積回路内の観測ポイントを前記観測用端子と接続する接続ステップと、
    前記観測ポイントと前記観測用端子とが接続された半導体集積回路内の回路の接続関係を示す接続ネットリストを作成する接続作成ステップと、
    前記接続作成ステップにて作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路をレイアウトする最適化ステップと、
    前記最適化ステップにてレイアウトされた半導体集積回路内の回路の接続関係および位置を示したレイアウトネットリストを作成するレイアウト作成ステップと、
    前記レイアウト作成ステップにて作成されたレイアウトネットリストに基づいて、前記観測ポイントを、該観測ポイントの近傍にあるスペアセルと関連づける関連ステップと、
    前記最適化ステップにてレイアウトされた観測ポイントおよび観測用端子を接続する配線を切断する切断ステップと
    前記観測ポイントを、該観測ポイントと前記関連ステップにて関連づけられたスペアセルが含む観測用端子と、配線を用いて接続する配線ステップと、
    を含む半導体集積回路設計方法。
  13. 請求項12に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記入力ステップにて前記ネットリストが受け付けられると、前記受け付けられたネットリストに示された観測用端子の数を算出する観測数算出ステップと、
    前記観測ポイントを前記観測数算出ステップにて算出された観測用端子の数だけ設ける観測数設置ステップと、
    をさらに含む半導体集積回路設計方法。
  14. 請求項13に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記本体回路は、フリップフロップとゲートを含み、
    前記観測ポイントを設けるための基準数を前記フリップフロップの数および前記ゲートの数から算出する旨の算出条件を受け付ける受付ステップと、
    前記観測数算出ステップにて観測用端子の数が算出されると、前記入力ステップにて受け付けられたネットリストが示す本体回路に前記観測ポイントの候補となる候補ポイントを複数設ける候補設置ステップと、
    前記候補設置ステップにて設けられた候補ポイントと近傍で接続しているフリップフロップの数およびゲートの数を前記候補ポイントごとに算出する近傍算出ステップと、
    前記受付ステップにて受け付けられた算出条件にしたがって、前記算出されたフリップフロップの数およびゲートの数から各候補ポイントの基準数を算出する基準算出ステップと、
    前記基準算出ステップにて算出された基準数が多い候補ポイントから順に、前記近傍算出ステップにて算出された観測用端子の数だけ前記候補ポイントを前記観測ポイントとして抽出する抽出ステップと、
    をさらに含む半導体集積回路設計方法。
  15. 請求項12ないし14のいずれか1項に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記接続作成ステップにて接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の遅延を軽減するための遅延制約条件を作成する遅延制約作成ステップと、
    前記遅延制約作成ステップにて作成された遅延制約条件を満足するように、前記接続ネットリストにて示された半導体集積回路をレイアウトする遅延制約最適化ステップと、
    をさらに含む半導体集積回路設計方法。
  16. 請求項13ないし15のいずれか1項に記載の半導体集積回路設計方法において、
    前記半導体集積回路設計装置は、前記半導体集積回路の目標故障検出率を記憶する記憶手段を含み、
    前記接続作成ステップにて接続ネットリストが作成されると、前記作成された接続ネットリストが示す半導体集積回路の故障検出率を算出する検出率算出ステップと、
    前記検出率算出ステップにて算出された故障検出率が前記目標故障検出率以上か否かを判断する判断ステップと、
    前記検出率算出ステップにて算出された故障検出率が前記目標故障検出率未満であると、前記作成された接続ネットリストに示されたスキャンフリップフロップと接続している観測用端子を増加させる増加ステップと、
    前記観測用端子が増加した半導体集積回路内の回路の接続関係を示す増加ネットリストを作成する増加作成ステップと、
    前記増加作成ステップにて増加ネットリストが作成されると、前記作成された増加ネットリストが示す観測用端子の数を計算する計算ステップと、
    前記観測ポイントを前記計算された観測用端子の数だけ設ける増加設置ステップと、
    を含む半導体集積回路設計方法。
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