JP2003099489A - 論理合成方法 - Google Patents

論理合成方法

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JP2003099489A
JP2003099489A JP2001287924A JP2001287924A JP2003099489A JP 2003099489 A JP2003099489 A JP 2003099489A JP 2001287924 A JP2001287924 A JP 2001287924A JP 2001287924 A JP2001287924 A JP 2001287924A JP 2003099489 A JP2003099489 A JP 2003099489A
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spare cell
cell
spare
synthesis method
determining step
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Shoji Takaoka
昇二 高岡
Kazumi Hamaguchi
加寿美 浜口
Toshifumi Hamaguchi
敏文 浜口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペアセルが必要となる可能性の高いHDL
記述部分を特定し適切なスペアセルを挿入することであ
る。 【解決手段】 入力となるHDL201から、スペアセ
ル決定工程202によりスペアセルが必要となる可能性
の高い個所を特定し、HDLに応じたスペアセルファイ
ル203を決定する。また、HDL201を入力とし、
合成工程204で生成されたゲートレベルネットリスト
205を生成する。次にスペアセルファイル203とゲ
ートレベルネットリスト205を統合し、スペアセルを
含むゲートレベルネットリスト206を生成する。次
に、グループ化工程207により挿入したスペアセルと
関連のあるゲートをグループ化することにより、関連の
あるスペアセルを近くに配置できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕様変更を考慮し
た論理合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模LSIの設計には、HDL
設計が主流になっている。HDL(Hardware Descripti
on Language)を用いることでLSIを設計していく早
い段階での高速なシステムシミュレーションが可能にな
る。また、LSIの仕様の変更や設計ミスに伴う回路の
変更作業はHDLのソースファイルを変更して再び論理
合成を行うことにより、迅速に対応できるなど、様々な
利点がある。
【0003】しかしながら、LSI設計で一旦マスクを
作ったレイアウト後に回路変更により仕様の変更が発生
した場合には、LSIを下地から作り直す必要がある。
このため、既にある下地を活用できないため、開発期間
の大幅な遅延が発生する。
【0004】この問題を解決する方法として、既にある
下地を活用する方法が考案されている。この方法につい
て、図38を用いて説明する。図38において101は
スペアセルを含むHDL、102は合成工程、103は
スペアセルを含むゲートレベルのネットリスト、104
はスペアセル配置工程、105は全体配置工程である。
【0005】まず、スペアセルを含むHDL101を入
力とし、合成工程102で合成することにより、スペア
セルを含むゲートレベルネットリスト103が生成され
る。このスペアセルを含むゲートレベルネットリスト1
03から、スペアセル配置工程104にてスペアセルの
み抜き出し、レイアウト内にランダムにばらまいて置
く。スペアセル配置工程104の後、全体配置工程10
5にて残りのセルを前記レイアウト内に配置する。
【0006】回路変更により仕様の変更が発生した場合
には、レイアウト内にランダムにばらまいて置いた前記
スペアセルを使用し所望する論理を再構築する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、スペアセル配置については、どのようなセル
をどこに配置しておけば有効であるかが明確になってい
ない。さらに、このスペアセルをネットリストの段階で
自動挿入する論理合成ツールは存在しない。
【0008】そのため、回路変更による仕様の変更の修
正時に配線が複雑、かつ、不必要な遅延による問題が発
生したり、タイミング・面積的に好ましくないレイアウ
トになることがある。
【0009】本発明は、回路変更による仕様の変更の修
正時に配線が容易、かつ、不必要な遅延による問題が発
生しにくく、タイミング・面積的に好ましいレイアウト
を実現できる論理合成方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の論理合成方法
は、スペアセルが必要となる可能性の高いHDL記述部
分を特定し適切なスペアセルを挿入することである。
【0011】本発明の請求項1記載の論理合成方法は、
スペアセルを含むHDLを入力として、目的機能のゲー
トレベルネットリストとして生成し、前記目的機能の仕
様変更時には前記ゲートレベルネットリスト中のスペア
セルを使用し所望する論理を再構築するに際し、前記目
的機能の仕様変更前にスペアセルが必要となる可能性の
高い特定HDL記述部分を特定しスペアセルの種類を決
定しておくスペアセル決定工程と、前記スペアセル決定
工程により生成されたスペアセルを前記特定HDL記述
部分に対応させて配置してレイアウトするスペアセル配
置工程とを持つことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、スペア
セルのネットリスト上でのインスタンス名称は、関連の
あるインスタンスのインスタンス名称から言及できる名
前を付けることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項3記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、階層の
境界に、境界のインターフェースに関する仕様変更に対
応するためのセルをスペアセルとして含ませることを特
徴とする。
【0014】本発明の請求項4記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、外部ク
ロック信号入力部に、クロックに関する仕様変更に対応
するためのD型フリップフロップセルをスペアセルとし
て含ませることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項5記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、クロッ
ク信号をレベルアクティブからエッジアクティブに変更
するためのD型フリップフロップセルをスペアセルとし
て含ませることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項6記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、外部へ
の出力信号部に、外部とのインターフェースに関する仕
様変更に対応するための数種の駆動能力をもつセルをス
ペアセルとして含ませることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項7記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、外部へ
の出力信号を1クロック遅らせるなどのタイミング変更
に対応するためのD型フリップフロップセルをスペアセ
ルとして含ませることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項8記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、メモリ
用のクロック信号入力部に、クロックに関する仕様変更
に対応するためのD型フリップフロップセルをスペアセ
ルとして含ませることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項9記載の論理合成方法は、
請求項1において、前記スペアセル決定工程は、メモリ
の出力信号部に、タイミング仕様変更に対応するための
D型フリップフロップセルをスペアセルとして含ませる
ことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項10記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、ト
ライステートの出力周辺にバスホルダー用のセルをスペ
アセルとして含ませることを特徴とする。
【0021】本発明の請求項11記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、双
方向出力周辺にバスホルダー用のセルをスペアセルとし
て含ませることを特徴とする。
【0022】本発明の請求項12記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、い
くつかの低速演算器周辺に高速演算器変換用のセルをス
ペアセルとして含ませることを特徴とする。
【0023】本発明の請求項13記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、ト
ライステートの出力周辺に貫通電流防止用セルをスペア
セルとして含ませることを特徴とする。
【0024】本発明の請求項14記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、駆
動電圧の変更に対応するためのレベルシフタをスペアセ
ルとして含ませることを特徴とする。
【0025】本発明の請求項15記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、ス
キャン設計への変更用のマルチプレクサをスペアセルと
して含ませることを特徴とする。
【0026】本発明の請求項16記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、カ
ウンタ周辺にカウントミス防止用セルをスペアセルとし
て含ませることを特徴とする。
【0027】本発明の請求項17記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、バ
ス端子周辺に信号衝突防止用セルをスペアセルとして含
ませることを特徴とする。
【0028】本発明の請求項18記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、フ
リップフロップ周辺にホールドエラー改善用の遅延バッ
ファをスペアセルとして含ませることを特徴とする。
【0029】本発明の請求項19記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、フ
リップフロップ周辺にEMI改善用の遅延バッファをス
ペアセルとして含ませることを特徴とする。
【0030】本発明の請求項20記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、H
DL記述のCase文の入力数、場合数、出力数に応じてス
ペアセルの数を増減することを特徴とする。
【0031】本発明の請求項21記載の論理合成方法
は、請求項1において、前記スペアセル決定工程は、含
ませるべきスペアセルに優先順位をつけることを特徴と
する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の論理合成方法を具
体的な各実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の(実施の形態1)の論
理合成方法を示す。
【0033】201はHDLファイルで、目的機能の仕
様の実現に最低限必要な論理素子とを表すHDLで構成
されている。202はスペアセル決定工程、203はス
ペアセルファイル、204は合成工程、205はゲート
レベルネットリスト、206はスペアセルを含むゲート
レベルネットリスト、207はグループ化工程、208
はグループ化されたゲートレベルネットリスト、209
は全体配置配置工程である。
【0034】上記の各工程を詳しく説明する。まず、合
成工程204とスペアセル決定工程202とが実行され
る。スペアセル決定工程202では、目的機能を構成す
る論理素子のうちで仕様変更によってスペアセルが必要
となる可能性の高い論理素子を特定し、そのHDLに応
じたスペアセルファイル203を決定する。
【0035】合成工程204では、目的機能を構成する
ゲートレベルネットリスト205を生成する。次に、ス
ペアセルファイル203とゲートレベルネットリスト2
05を統合し、スペアセルを含むゲートレベルネットリ
スト206を生成する。
【0036】グループ化工程207では、挿入したスペ
アセルと関連のあるゲートをグループ化して近くに配置
できるようにグループ化されたゲートレベルネットリス
ト208を生成する。
【0037】全体配置工程209では、ゲートレベルネ
ットリスト208に基づいて前記スペアセルファイル2
03で決定されたスペアセルを含む全体配置を決定す
る。なお、スペアセル決定工程202で決定するスペア
セルファイル203の名称は、合成されたゲートレベル
ネットリスト205のセルの中で関連するセル名称に関
連付けておく。関連する付けられたインスタンス名称
が”A#reg”の場合、”A#reg”に”#spare番号”を付加
した”A#reg#spare1”の名称にしておく。また、グルー
プ化工程207では、”spare”の含まれるスペアセル
は、関連づけられたインスタンスと同じグループにして
おく。これにより、スペアセルは、関係のあるインスタ
ンスの近傍に配置することができる。
【0038】このように、スペアセル決定工程202
で、目的機能を実現するに必要な論理素子のうちでスペ
アセルが必要となる可能性の高い特定HDL記述部分を
特定しスペアセルの種類を決定し、前記スペアセル決定
工程202により生成されたスペアセルを前記特定HD
L記述部分に対応させて配置してレイアウトするスペア
セル配置工程としてのグループ化工程207、全体配置
配置工程209を実行してレイアウトを決定することに
よって、前記目的機能の仕様変更時に、前記ゲートレベ
ルネットリスト208中のスペアセルを使用し所望する
論理を再構築することによって、再構築に使用するスペ
アセルは、仕様変更前に、グループ化工程207におい
て、前記特定HDL記述部分の近くに配置できるように
グループ化されているので、配線の修正変更が容易、か
つ、不必要な遅延による問題が発生しにくく、タイミン
グ・面積的に好ましいレイアウトを実現できる。
【0039】(実施の形態2)図2と図3(a)(b)
は本発明の(実施の形態2)の論理合成方法を示す。図
2は(実施の形態1)のスペアセル決定工程202の一
例を示し、302は階層の端子検出工程、303はスペ
アセルの挿入工程である。
【0040】HDL201に階層がある場合、階層の端
子抽出工程302により階層の端子を抽出し、スペアセ
ルの挿入工程303によりスペアセルファイル203を
生成する。
【0041】具体例を図3(a)を用いて説明する。4
01〜406は階層の端子、407〜412は周辺仕様
変更用スペアセルである。まず、仕様変更前のHDLに
て階層の端子401〜406の記述があると、それぞれ
に対して仕様変更対応用スペアセル407〜412を挿
入する。
【0042】階層周辺の仕様変更があった場合の例を図
3(b)に示す。この場合、端子403に仕様変更対応
用スペアセル409を接続することにより、仕様変更に
対応できる。
【0043】(実施の形態3)図4と図5(a)(b)
は本発明の(実施の形態3)の論理合成方法を示す。図
4は(実施の形態1)のスペアセル決定工程202の一
例を示し、392は外部クロック検出工程、393はク
ロック周期変更用フリップフロップ(以下、フリップフ
ロップをFFと称す)の挿入工程である。
【0044】HDL201に外部クロックがある場合、
外部クロック検出工程392によりクロックを抽出し、
クロック周期変更用FFの挿入工程393によりスペア
セルファイル203を生成する。
【0045】具体例を図5(a)を用いて説明する。4
91は外部クロック端子、492は記述より推定された
FF、493はクロック周期変更用FFである。まず、
仕様変更前のHDLにて外部クロック491の記述があ
ると、クロック周期変更用FF493を挿入する。この
際、クロック周期変更用FF493の名称は、記述より
推定されたFF492のインスタンス名称”A#reg”
に”#spare番号”を付加した、”A#reg#spare1”の名称
にしておく。
【0046】クロック周期の仕様変更があった場合の例
を図5(b)に示す。この場合、外部クロック491と
記述より推定されたFF492の間に、スペアセル49
3を挿入することにより仕様変更に対応できる。
【0047】(実施の形態4)図6と図7(a)(b)
は本発明の(実施の形態4)の論理合成方法を示す。図
6は(実施の形態1)のスペアセル決定工程202の一
例を示し、601はレベルアクティブラッチ検出工程、
602はエッジアクティブFFの挿入工程である。
【0048】HDL201にレベルアクティブラッチが
ある場合、レベルアクティブラッチ検出工程601によ
りクロックを抽出し、エッジアクティブFFの挿入工程
602によりスペアセルファイル203を生成する。
【0049】具体例を図7(a)を用いて説明する。7
01は記述より推定されたレベルアクティブラッチ、7
02はエッジ変更用エッジアクティブFFである。ま
ず、仕様変更前のHDLにてレベルアクティブラッチの
記述があると、エッジアクティブFF702を挿入す
る。この際、エッジアクティブFF702の名称は、記
述より推定されたレベルアクティブラッチ701のイン
スタンス名称”A#latch”に”#spare番号”を付加し
た、”A#latch#spare1”の名称にしておく。
【0050】次に、アクティブタイプの仕様変更があっ
た場合の例を図7(b)に示す。この場合、記述より推
定されたレベルアクティブラッチ701とエッジアクテ
ィブFF702を交換することにより仕様変更に対応で
きる。
【0051】(実施の形態5)図8と図9(a)(b)
は本発明の(実施の形態5)の論理合成方法を示す。図
8は(実施の形態1)のスペアセル決定工程202の一
例を示し、901は外部への出力信号検出工程、902
は数種の駆動能力を持つセルの挿入工程である。
【0052】HDL201に外部への出力信号がある場
合、外部への出力信号検出工程901により出力信号を
抽出し、数種の駆動能力を持つセルの挿入工程902に
よりスペアセルファイル203を生成する。
【0053】具体例を図9(a)を用いて説明する。1
001は記述より推定された出力信号を駆動するバッフ
ァ、10021003はスペアセルである。まず、仕様
変更前のHDLにて外部への出力信号の記述があると、
出力を駆動しているバッファ1001とは異なる駆動能
力をもつバッファ10021003をスペアセルとして
挿入する。この際、スペアセルの名称は、記述より推定
された出力を駆動しているバッファ1001のインスタ
ンス名称”outbuf”に”#spare番号”を付加した、”ou
tbuf#spare1” ,”outbuf#spare2”の名称にしておく。
【0054】次に、外部とのインターフェースに関する
仕様変更があった場合の例を図9(b)に示す。この場
合、記述より推定された駆動バッファ1001と駆動能
力の異なるバッファ1002を交換することにより仕様
変更に対応できる。
【0055】(実施の形態6)図10と図11(a)
(b)は本発明の(実施の形態6)の論理合成方法を示
す。
【0056】図10は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、1201は外部出力検出工
程、1202はタイミング調整用FFの挿入工程であ
る。HDL201に外部出力がある場合、外部出力検出
工程1201により外部出力を抽出し、タイミング調整
用FFの挿入工程1202によりスペアセルファイル2
03を生成する。
【0057】具体例を図11(a)を用いて説明する。
1301は外部出力端子、1302は記述より推定され
た外部出力につながるFF、1303はタイミング調整
用FFである。
【0058】まず、仕様変更前のHDLにて外部出力の
記述があると、タイミング調整用FF1303を挿入す
る。この際、タイミング調整用FF1303の名称は、
記述より推定された外部出力につながるFF1302の
インスタンス名称”A#reg”に”#spare番号”を付加し
た、”A#reg#spare1”の名称にしておく。
【0059】次に、出力信号のタイミングの仕様変更が
あった場合の例を図11(b)に示す。この場合、記述
より推定された外部出力につながるFF1301の後に
タイミング調整用FF1303を挿入することにより仕
様変更に対応できる。
【0060】(実施の形態7)図12と図13(a)
(b)は本発明の(実施の形態7)の論理合成方法を示
す。
【0061】図12は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、1501はメモリ検出工
程、1502はクロック仕様変更用FFの挿入工程であ
る。HDL201にメモリがある場合、メモリ検出工程
1501によりメモリを抽出し、クロック仕様変更用F
Fの挿入工程1502によりスペアセルファイル203
としてタイミング調整用FFを生成する。
【0062】具体例を図13(a)を用いて説明する。
1601はメモリセル用クロック、1602はメモリセ
ル、1603はクロック仕様変更用FFである。まず、
仕様変更前のHDLにてメモリの記述があると、クロッ
ク仕様変更用FF1603を挿入する。この際、クロッ
ク仕様変更用FF1603の名称は、メモリセル160
2のインスタンス名称”A#mem”に”#spare番号”を付
加した、”A#mem#spare1”の名称にしておく。
【0063】次に、メモリ用クロック周期の仕様変更が
あった場合の例を図13(b)に示す。この場合、メモ
リセル1602の前にクロック仕様変更用FF1303
を挿入することにより仕様変更に対応できる。
【0064】(実施の形態8)図14と図15(a)
(b)は本発明の(実施の形態8)の論理合成方法を示
す。
【0065】図14は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、1801はメモリ検出工
程、1802はタイミング調整用FFの挿入工程であ
る。HDL201にメモリセルがある場合、メモリ検出
工程1801によりメモリを抽出し、タイミング調整用
FFの挿入工程1802によりスペアセルファイル20
3としてタイミング調整用FFを生成する。
【0066】具体例を図15(a)を用いて説明する。
1901はメモリセルの出力信号、1902はメモリセ
ル、1903はタイミング調整用FFである。まず、仕
様変更前のHDLにてメモリセルの記述があると、タイ
ミング調整用FF1903を挿入する。この際、タイミ
ング調整用FF1903の名称は、メモリセル1902
のインスタンス名称”A#mem”に”#spare番号”を付加
した、”A#mem#spare1”の名称にしておく。
【0067】次に、メモリの出力信号を1サイクル遅ら
せる仕様変更があった場合の例を図15(b)に示す。
この場合、メモリセル1902の前にタイミング調整用
FF1903を挿入することにより、タイミングを1サ
イクル遅らすことができ、仕様変更に対応できる。
【0068】(実施の形態9)図16と図17(a)
(b)は本発明の(実施の形態9)の論理合成方法を示
す。
【0069】図16は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、2101はトライステート
検出工程、2102はバスホールド用セルの挿入工程で
ある。
【0070】HDL201にトライステートがある場
合、トライステート検出工程2101によりトライステ
ートセルを抽出し、バスホールド用セルの挿入工程21
02によりスペアセルファイル203としてバスホール
ド用セルを生成する。
【0071】具体例を図17(a)を用いて説明する。
2201はトライステートの出力信号、2202は記述
より推定されたトレイステートセル、2203はバスホ
ールド用セルである。
【0072】まず、仕様変更前のHDLにてトライステ
ートの記述があると、バスホールド用セル2203を挿
入する。この際、バスホールド用セル2203の名称
は、トライステートセル2202のインスタンス名称”
A#tri”に”#spare番号”を付加した、”A#tri#spare
1”の名称にしておく。
【0073】次に、トライステートの出力信号にバスホ
ールドが必要な仕様に変更があった場合の例を図17
(b)に示す。この場合、トライステートセル2201
の前にバスホールド用セル2203を挿入することによ
り、トライステートの出力信号をバスホールドすること
ができ、仕様変更に対応できる。
【0074】(実施の形態10)図18と図19(a)
(b)は本発明の(実施の形態10)の論理合成方法を
示す。
【0075】図18は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、2401は入出力双方向バ
ッファ検出工程、2402はバスホールド用セルの挿入
工程である。
【0076】HDL201にトライステートがある場
合、入出力双方向バッファ検出工程2401により入出
力双方向バッファを抽出し、バスホールド用セルの挿入
工程2402によりスペアセルファイル203としてバ
スホールド用セルを生成する。
【0077】具体例を図19(a)を用いて説明する。
2501は記述より推定された入出力双方向バッファ、
2502は入出力双方向バッファにつながる双方向端
子、2503はバスホールド用セルである。
【0078】まず、仕様変更前のHDLにて入出力双方
向バッファの記述があると、バスホールド用セル250
3を挿入する。この際、バスホールド用セル2503の
名称は、入出力双方向バッファ2501のインスタンス
名称”A#tri”に”#spare番号”を付加した、”A#tri#s
pare1”の名称にしておく。
【0079】次に、入出力双方向バッファの出力部にバ
スホールドが必要な仕様に変更があった場合の例を図1
9(b)に示す。この場合、入出力双方向バッファ25
01の前にバスホールド用セル2503を挿入すること
により、入出力双方向バッファの出力信号をバスホール
ドすることができ、仕様変更に対応できる。
【0080】(実施の形態11)図20と図21(a)
(b)は本発明の(実施の形態11)の論理合成方法を
示す。
【0081】図20は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、2701は加算器検出工
程、2702は加算器高速変更用セルの挿入工程であ
る。HDL201に加算器記述がある場合、加算器検出
工程2701により加算器を抽出し、加算器高速化用セ
ルの挿入工程2402によりスペアセルファイル203
としてバスホールド用セルを生成する。
【0082】具体例を図21(a)を用いて説明する。
2801〜2804は記述より推定された加算器、28
05は加算器高速化用セルである。まず、仕様変更前の
HDLにて加算器の記述があると、加算器高速化用セル
2805を挿入する。この際、加算器高速化用セル28
05の名称は、加算器2801のインスタンス名称”A#
add”に”#spare番号”を付加した、”A#add#spare1”
の名称にしておく。
【0083】次に、加算器2801を高速化する仕様に
変更があった場合の例を図21(b)に示す。この場
合、加算器2801とスペアセル2805とで論理を再
構成することにより、高速な加算器2901を生成す
る。これにより、高速化の仕様変更に対応できる。
【0084】(実施の形態12)図22と図23(a)
(b)は本発明の(実施の形態12)の論理合成方法を
示す。
【0085】図22は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、3001はトライステート
検出工程、3002は貫通電流防止用セルの挿入工程で
ある。
【0086】HDL201にトライステートがある場
合、トライステート検出工程3001によりトライステ
ートセルを抽出し、貫通電流防止用セルの挿入工程30
02によりスペアセルファイル203として貫通電流防
止用セルを生成する。
【0087】具体例を図23(a)を用いて説明する。
3101は記述より推定されたトライステートセル、3
102はトライステートセルにつながる出力端子、31
03は貫通電流防止用セルである。
【0088】まず、仕様変更前のHDLにてトライステ
ートの記述があると、貫通電流防止用セル3103を挿
入する。この際、貫通電流防止用セル3103の名称
は、トライステートセル3101のインスタンス名称”
A#tri”に”#spare番号”を付加した、”A#tri#spare
1”の名称にしておく。
【0089】次に、トライステートセルの出力部にバス
ホールドが必要な仕様に変更があった場合の例を図23
(b)に示す。この場合、トライステートセル3101
の前に貫通電流防止用セル3103を挿入することによ
り、トライステートセルの出力信号の貫通電流を防止す
ることができ、仕様変更に対応できる。
【0090】(実施の形態13)図24と図25(a)
(b)は本発明の(実施の形態13)の論理合成方法を
示す。
【0091】図24は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、3301はトップ回路の検
出工程、3302はレベルシフタの挿入工程である。H
DL201にトップ回路がある場合、トップ回路の検出
工程3301によりトップ回路を抽出し、レベルシフタ
の挿入工程3302によりスペアセルファイル203と
してレベルシフタを生成する。
【0092】具体例を図25(a)を用いて説明する。
3401はトップ回路、3402は2ボルト系のブロッ
ク、3403は3ボルト→2ボルト変換用レベルシフタ
である。
【0093】まず、仕様変更前のHDLにてトップ回路
の記述があると、レベルシフタ3403を挿入してお
く。次に、駆動電圧が2ボルトから3ボルトに変更があ
った場合の例を図25(b)に示す。この場合、2ボル
ト系のブロック3402の前にレベルシフタ3403を
挿入することによりブロック3402を3ボルトで駆動
することができ、仕様変更に対応できる。
【0094】(実施の形態14)図26と図27(a)
(b)は本発明の(実施の形態14)の論理合成方法を
示す。
【0095】図26は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、3601はFF検出工程、
3602はマルチプレクサの挿入工程である。HDL2
01にFFがある場合、FF検出工程2401によりF
Fを抽出し、マルチプレクサの挿入工程3602により
スペアセルファイル203としてマルチプレクサを生成
する。
【0096】具体例を図27(a)を用いて説明する。
3701は記述より推定されたFF、3702はFFの
データ入力につながる入力端子、3703はマルチプレ
クサである。
【0097】まず、仕様変更前のHDLにてFFの記述
があると、マルチプレクサ3703を挿入する。この
際、マルチプレクサ3703の名称は、記述より推定さ
れたFF3701のインスタンス名称”A#reg”に”#sp
are番号”を付加した、”A#reg#spare1”の名称にして
おく。
【0098】次に、テスト容易化のためFFにスキャン
を入れる仕様に変更があった場合の例を図27(b)に
示す。この場合、FF3701のデータ入力の前にマル
チプレクサ3703を挿入することにより、スキャンラ
インを挿入することができ、仕様変更に対応できる。
【0099】(実施の形態15)図28と図29(a)
(b)は本発明の(実施の形態15)の論理合成方法を
示す。
【0100】図28は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、3901はカウンタ検出工
程、3902はカウントミス防止用FFの挿入工程であ
る。HDL201にカウンタ記述がある場合、カウンタ
検出工程3901によりカウンタを抽出し、カウントミ
ス防止用FFの挿入工程3902によりスペアセルファ
イル203としてFFを生成する。
【0101】具体例を図29(a)を用いて説明する。
4001,4002は記述より推定されたカウンタ入力
信号生成用のFF、4003はカウンタ本体、4004
はカウントミス防止用のFFである。
【0102】まず、仕様変更前のHDLにてカウンタの
記述があると、カウントミス防止用のFF4004を挿
入する。この際、カウントミス防止用のFF4004の
名称は、カウンタ入力信号生成用のFFのインスタンス
名称”A#reg”に”#spare番号”を付加した、”A#reg#s
pare1”の名称にしておく。
【0103】次に、カウンタにおいて不安定状態による
カウントミスの不具合が発生し、仕様変更が必要になっ
た場合の例を図29(b)に示す。この場合、カウンタ
入力信号生成用のFF4001,4002の間にカウン
トミス防止用のFF4004を挿入することにより、カ
ウントミスを防ぐことができ、仕様変更に対応できる。
【0104】(実施の形態16)図30と図31(a)
(b)は本発明の(実施の形態16)の論理合成方法を
示す。
【0105】図30は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、201は入力のHDL、4
201は入出力双方向バッファ検出工程、4202は信
号衝突防止用FFの挿入工程である。
【0106】HDL201に入出力双方向バッファがあ
る場合、入出力双方向バッファ検出工程4201により
入出力双方向バッファを抽出し、信号衝突防止用FFの
挿入工程4202によりスペアセルファイル203とし
てFFを生成する。
【0107】具体例を図31(a)を用いて説明する。
4301は記述より推定された入出力双方向バッファ、
4302は入出力双方向バッファの出力端子につながる
FF、4303は信号衝突防止用FFである。
【0108】まず、仕様変更前のHDLにて入出力双方
向バッファの記述があると、信号衝突防止用FF430
3を挿入する。この際、信号衝突防止用FF4303の
名称は、入出力双方向バッファ2501のインスタンス
名称”A#io”に”#spare番号”を付加した、”A#io#spa
re1”の名称にしておく。
【0109】次に、入出力双方向バッファの出力部のバ
ス衝突を回避する仕様に変更があった場合の例を図31
(b)に示す。この場合、入出力双方向バッファ430
1の出力の前に信号衝突防止用FF4303を挿入する
ことにより、入出力双方向バッファの出力信号のバス衝
突を防止することができ、仕様変更に対応できる。
【0110】(実施の形態17)図32と図33(a)
(b)は本発明の(実施の形態17)の論理合成方法を
示す。
【0111】図32は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、4501はFF検出工程、
4502はホールドエラー防止用遅延バッファの挿入工
程である。
【0112】HDL201に間に論理がないFFの記述
がある場合、FF検出工程4501により間に論理のな
いFFのペアを抽出し、ホールドエラー防止用遅延バッ
ファの挿入工程4502によりスペアセルファイル20
3として遅延バッファを生成する。
【0113】具体例を図33(a)を用いて説明する。
4601、4602は記述より推定されたFF、430
3はホールドエラー防止用遅延バッファである。まず、
仕様変更前のHDLにてFF間に論理の存在しない記述
があると、ホールドエラー防止用遅延バッファ4603
を挿入する。この際、ホールドエラー防止用遅延バッフ
ァ4603は、FF4601のインスタンス名称”A#re
g”に”#spare番号”を付加した、”A#reg#spare1”の
名称にしておく。
【0114】次に、仕様変更により、ホールドエラーが
発生し対策する必要があった場合の例を図33(b)に
示す。この場合、間に論理が存在しないFFのペア46
01,4602の間にホールドエラー防止用遅延バッフ
ァ4603を挿入することにより、ホールドエラーを防
止することができ、仕様変更に対応できる。
【0115】(実施の形態18)図34と図35(a)
(b)は本発明の(実施の形態18)の論理合成方法を
示す。
【0116】図34は(実施の形態1)のスペアセル決
定工程202の一例を示し、4801はFF検出工程、
4802はEMI対策用遅延バッファの挿入工程であ
る。HDL201にFFの記述がある場合、FF検出工
程4801によりFFを抽出し、EMI対策用遅延バッ
ファの挿入工程4802によりスペアセルファイル20
3として遅延バッファを生成する。
【0117】具体例を図35(a)を用いて説明する。
4901〜4903は記述より推定されたFF、490
4はEMI対策用遅延バッファである。まず、仕様変更
前のHDLにてFFの記述があると、EMI対策用遅延
バッファ4904を挿入する。この際、EMI対策用遅
延バッファ4904は、FF4901のインスタンス名
称”A#reg1”に”#spare番号”を付加した、”A#reg1#s
pare1”の名称にしておく。
【0118】次に、仕様変更により、EMIが増加し対
策する必要があった場合の例を図35(b)に示す。こ
の場合、4901と4902の間のクロックラインに遅
延バッファを挿入することにより、ホールド、セットア
ップの許す限りクロックを遅延させる。これにより、ク
ロックの変化(状態の変化)が同期しないようにすること
で電流のピークを抑えてEMIを削減させることがで
き、仕様変更に対応できる。
【0119】(実施の形態19)図36は本発明の(実
施の形態19)の論理合成方法を示す。図36は(実施
の形態1)のスペアセル決定工程202の一例を示し、
5101はCase文検出工程、5102はCase文用スペア
セルの挿入工程である。
【0120】HDL201にCase文の記述がある場合、
Case文検出工程5101によりCase文の入力数、場合
数、出力数を抽出し、Case文用スペアセルの挿入工程5
102によりスペアセルファイル203を生成する。
【0121】具体例を以下に示す。Case文の入力数を
L、場合数をM、出力数をNとし、それぞれに対応する
重み付け係数をWl,Wm,Wnとする。このときWl
* L + Wm * M + Wn * Nの値によってスペ
アセル数を決定する。これにより、仕様変更が多いCase
文において効率的に対応できる。
【0122】(実施の形態20)図37は本発明の(実
施の形態20)の論理合成方法を示す。図37は(実施
の形態1)のスペアセル決定工程202の一例を示し、
5201はFF検出工程、5202は遅延バッファの挿
入工程、5203、5205は面積増加限度の判定工
程、5204はタイミング調整用FFの挿入工程であ
る。
【0123】HDLにFFの記述がある場合、FF検出
工程5201によりFFを抽出し、遅延バッファの挿入
工程5202によりスペアセルとして遅延バッファを生
成する。次に面積増加限度判定工程5203により、追
加したスペアセルが設定した面積増加限度に達した場合
は処理を終了する。
【0124】面積増加限度に達しない場合はタイミング
調整用FFの挿入工程5204にタイミング調整用FF
をスペアセルとして追加する。再度、面積増加限度判定
工程5205で追加したスペアセルが設定した面積増加
限度に達するかどうかを判定する。以下、同様に面積増
加限度に達するまでスペアセルを追加していく。
【0125】これにより、スペアセルの種類に優先順位
をつけることで面積増加限度内で効率的なスペアセルを
生成することができる。
【0126】
【発明の効果】以上のように本発明によると、変更箇所
に近いところに適切なスペアセルが配置されていた場
合、修正時に配線が容易、かつ、遅延による問題が起こ
りにくい等、タイミング・面積的に有利な結果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)の論理合成方法のフ
ロー図
【図2】本発明の(実施の形態2)のスペアセル決定工
程のフロー図
【図3】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示す
【図4】本発明の(実施の形態3)のスペアセル決定工
程のフロー図
【図5】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示す
【図6】本発明の(実施の形態4)のスペアセル決定工
程のフロー図
【図7】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示す
【図8】本発明の(実施の形態5)のスペアセル決定工
程のフロー図
【図9】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示す
【図10】本発明の(実施の形態6)のスペアセル決定
工程のフロー図
【図11】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図12】本発明の(実施の形態7)のスペアセル決定
工程のフロー図
【図13】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図14】本発明の(実施の形態8)のスペアセル決定
工程のフロー図
【図15】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図16】本発明の(実施の形態9)のスペアセル決定
工程のフロー図
【図17】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図18】本発明の(実施の形態10)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図19】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図20】本発明の(実施の形態11)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図21】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図22】本発明の(実施の形態12)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図23】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図24】本発明の(実施の形態13)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図25】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図26】本発明の(実施の形態14)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図27】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図28】本発明の(実施の形態15)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図29】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図30】本発明の(実施の形態16)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図31】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図32】本発明の(実施の形態17)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図33】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図34】本発明の(実施の形態18)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図35】同実施の形態の仕様変更前後の回路の例を示
す図
【図36】本発明の(実施の形態19)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図37】本発明の(実施の形態20)のスペアセル決
定工程のフロー図
【図38】従来例の概略図
【符号の説明】
201 HDL 202 スペアセル決定工程 203 スペアセルファイル 204 合成工程 205 ゲートレベルネットリスト 206 スペアセルを含むゲートレベルネットリスト 207 グループ化工程 208 グループ化されたゲートレベルネットリスト 209 全体配置工程(スペアセルを含む) 302 外部クロック検出工程 303 クロック変更用FFの挿入工程 392 外部クロック検出工程 393 クロック変更用FFの挿入工程 401 外部クロック 402 記述より推定されたFF 403 スペアセル 491 外部クロック 492 記述より推定されたFF 493 スペアセル 601 レベルアクティブラッチ検出工程 602 エッジアクティブFFの挿入工程 701 記述より推定されたラッチ 702 スペアセル 901 外部への出力信号検出工程 902 数種の駆動能力を持つセルの挿入工程 1001 記述より推定されたバッファ 1002 スペアセル 1003 スペアセル 1201 外部出力検出工程 1202 タイミング調整用FFの挿入工程 1301 記述より推定されたFF 1302 外部端子 1303 スペアセル 1501 メモリ検出工程 1502 クロック仕様変更用FFの挿入工程 1601 入力端子 1602 メモリ 1603 スペアセル 1801 メモリ検出工程 1802 タイミング調整用FFの挿入工程 1901 外部端子 1902 メモリ 1903 スペアセル 2101 トライステート検出工程 2102 バスホールド用セルの挿入工程 2201 記述より推定されたトライステート 2202 外部端子 2203 スペアセル 2401 双方向セル検出工程 2402 バスホールド用セルの挿入工程 2501 記述より推定された入出力双方向バッファ 2502 双方向端子 2503 スペアセル 2701 加算器検出工程 2702 加算器高速変更用セルの挿入工程 2801〜2804 加算器 2805 スペアセル 2901 高速加算器 3001 トライステート検出工程 3002 貫通電流防止用セルの挿入工程 3101 記述より推定されたトライステート 3102 外部端子 3103 スペアセル 3301 トップ回路の検出工程 3302 レベルシフタの挿入工程 3401 トップ回路 3402 3ボルト系ブロック 3403 レベルシフタ 3601 FF検出工程 3602 マルチプレクサの挿入工程 3701 記述より推定されたFF 3702 入力端子 3703 マルチプレクサ 3901 カウンタ検出工程 3902 タイミング補正用FFの挿入工程 4001、4002 記述より推定されたFF 4003 カウンタ 4004 スペアセル 4201 入出力双方向バッファ検出工程 4202 信号衝突防止用FFの挿入工程 4301 記述より推定された入出力双方向バッファ 4302 記述より推定されたFF 4303 スペアセル 4501 FF検出工程 4502 ホールドエラー防止用バッファの挿入工程 4601、4602 記述より推定されたFF 4603 スペアセル 4801 FF検出工程 4802 EMI対策用遅延バッファの挿入工程 4901〜4903 記述より推定されたFF 4904 スペアセル 5101 Case文検出工程 5102 Case文用スペアセルの挿入工程 5201 FF検出工程 5202 遅延バッファの挿入工程 5203,5205 面積増加限度検出工程 5204 タイミング調整用FFの挿入工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜口 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA08 BA05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペアセルを含むHDLを入力として、目
    的機能のゲートレベルネットリストとして生成し、前記
    目的機能の仕様変更時には前記ゲートレベルネットリス
    ト中のスペアセルを使用し所望する論理を再構築するに
    際し、 前記目的機能の仕様変更前にスペアセルが必要となる可
    能性の高い特定HDL記述部分を特定しスペアセルの種
    類を決定しておくスペアセル決定工程と、 前記スペアセル決定工程により生成されたスペアセルを
    前記特定HDL記述部分に対応させて配置してレイアウ
    トするスペアセル配置工程とを持つことを特徴とする論
    理合成方法。
  2. 【請求項2】前記スペアセル決定工程は、スペアセルの
    ネットリスト上でのインスタンス名称は、関連のあるイ
    ンスタンスのインスタンス名称から言及できる名前を付
    けることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  3. 【請求項3】前記スペアセル決定工程は、階層の境界
    に、境界のインターフェースに関する仕様変更に対応す
    るためのセルをスペアセルとして含ませることを特徴と
    する請求項1に記載の論理合成方法。
  4. 【請求項4】前記スペアセル決定工程は、外部クロック
    信号入力部にクロックに関する仕様変更に対応するため
    のD型フリップフロップセルをスペアセルとして含ませ
    ることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  5. 【請求項5】前記スペアセル決定工程は、クロック信号
    をレベルアクティブからエッジアクティブに変更するた
    めのD型フリップフロップセルをスペアセルとして含ま
    せることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  6. 【請求項6】前記スペアセル決定工程は、外部への出力
    信号部に外部とのインターフェースに関する仕様変更に
    対応するための数種の駆動能力をもつセルをスペアセル
    として含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理
    合成方法。
  7. 【請求項7】前記スペアセル決定工程は、外部への出力
    信号を1クロック遅らせるなどのタイミング変更に対応
    するためのD型フリップフロップセルをスペアセルとし
    て含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理合成
    方法。
  8. 【請求項8】前記スペアセル決定工程は、メモリ用のク
    ロック信号入力部にクロックに関する仕様変更に対応す
    るためのD型フリップフロップセルをスペアセルとして
    含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方
    法。
  9. 【請求項9】前記スペアセル決定工程は、メモリの出力
    信号部にタイミング仕様変更に対応するためのD型フリ
    ップフロップセルをスペアセルとして含ませることを特
    徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  10. 【請求項10】前記スペアセル決定工程は、トライステ
    ートの出力周辺にバスホルダー用のセルをスペアセルと
    して含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理合
    成方法。
  11. 【請求項11】前記スペアセル決定工程は、双方向出力
    周辺にバスホルダー用のセルをスペアセルとして含ませ
    ることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  12. 【請求項12】前記スペアセル決定工程は、いくつかの
    低速演算器周辺に高速演算器変換用のセルをスペアセル
    として含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理
    合成方法。
  13. 【請求項13】前記スペアセル決定工程は、トライステ
    ートの出力周辺に貫通電流防止用セルをスペアセルとし
    て含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理合成
    方法。
  14. 【請求項14】前記スペアセル決定工程は、駆動電圧変
    更用のレベルシフタをスペアセルとして含ませることを
    特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  15. 【請求項15】前記スペアセル決定工程は、スキャン設
    計への変更用のマルチプレクサをスペアセルとして含ま
    せることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  16. 【請求項16】前記スペアセル決定工程は、カウンタ周
    辺にカウントミス防止用セルをスペアセルとして含ませ
    ることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  17. 【請求項17】前記スペアセル決定工程は、バス端子周
    辺に信号衝突防止用セルをスペアセルとして含ませるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  18. 【請求項18】前記スペアセル決定工程は、FF周辺に
    ホールドエラー改善用の遅延バッファをスペアセルとし
    て含ませることを特徴とする請求項1に記載の論理合成
    方法。
  19. 【請求項19】前記スペアセル決定工程は、FF周辺に
    EMI改善用の遅延バッファをスペアセルとして含ませ
    ることを特徴とする請求項1に記載の論理合成方法。
  20. 【請求項20】前記スペアセル決定工程は、HDL記述
    のCase文の入力数、場合数、出力数に応じてスペアセル
    の数を増減することを特徴とする請求項1に記載の論理
    合成方法。
  21. 【請求項21】前記スペアセル決定工程は、含ませるべ
    きスペアセルに優先順位をつけることを特徴とする請求
    項1に記載の論理合成方法。
JP2001287924A 2001-09-21 2001-09-21 論理合成方法 Pending JP2003099489A (ja)

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